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タイトル買いしてレビューするブログ https://toshitoshitoshichang.com/

本の内容ではなく、表現方法を中心にレビューしています。 元は投資超初心者が何を根拠にどのような株、どのような投資信託を選択し、資産がどのようになっていくか見守るブログでした。

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2023/01/24

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  • 合宿免許リアルタイム情報「合宿免許受付センター」

    合宿免許とは 通常の自動車教習所では1日に受講できる講義の種類が決まっているので、どんなに早くても2ヵ月ほどかかってしまいます。 一方で、合宿免許ではその名の通り、施設に宿泊しながらみっちり免許取得のことだけ考えたプランで勉強するので 最短でAT(オートマ)で13日、MT(ミッション)で15日 しかも、通常の自動車教習所よりも安く取得できます。 今回は、そんな合宿免許を行っている施設を簡単に絞れるサイトを紹介します。 合宿免許で取得するメリット 1.値段と取得までの早さ 通常の教習所は地域にもよりますが25万円~30万円ほどが多いです。 一方、合宿免許は20万円前後のところが多いです。 あれ、…

  • 北海道アヌイとの冒険『ゴールデンカムイ』感想レビュー

    最近、北海道を旅行した際にウポポイというアイヌ民族の文化を体験できる施設の前を通りかかりました。特にそこを訪れることを目的としていなかったんですが、中国にいたころ少数民族という言葉をよく聞いていたのでちょっとした興味で寄ってみました。 ウポポイ(民族共生象徴空間) NATIONAL AINU MUSEUM and PARK – ウポポイ(民族共生象徴空間)公式サイト。日本の北海道にあるアイヌをテーマとしたナショナルセンター。利用案内・プログラム、イベント案内等。 (ainu-upopoy.jp) 最近オープンしたばかりで、とても気合の入った施設でした。 テーマ性がしっかりしているテーマパークの…

  • 今更、半沢直樹『アルルカンと道化師』池井戸潤、感想レビュー

    小説のドラマ化という存在を知らない子ども時代、ドラマはドラマ、映画は映画、小説は小説だと思っていました。 大人になり、本屋さんに行くようになり、帯を見ると「待望のドラマ化」という言葉が目立つように書かれていることに気付きます。このことから、 小説<ドラマ、映画 であると考えられていると言うことが分かります。 ちょっと悲しいですね。 と思っていると、最近は「話題のドラマの原作」という紹介を見かけることも出てきました。これは、先にドラマを作ってからその脚本を小説にしたものかもしれませんが、先に小説があり、ドラマになってから、原作に注目が集まったという流れであれば嬉しいですね。 今日はそんなドラマで…

  • 真面目系コメディマンガ『帝一の國』感想レビュー

    生徒会長と言うと苦い思い出があります。 中学校の頃、生徒会長選挙がありました。 誰も立候補する人がおらず、生徒会担当の先生と仲の良かった私は「生徒会長に立候補する生徒がいないから、立候補してほしい」と頼まれました。 そういうタイプではなかったんですが、先生に言われるならと立候補することにしました。この話を友達に話すと、面白そうという理由から友達も立候補することになりました。 結果、友達が生徒会長になりました。 ドラマというか、ギャグマンガみたいな展開です。 本日は、そんな生徒会長になることに命を懸けている学校をテーマにした漫画を紹介します。 タイトル:帝一の國 著者:古屋兎丸 出典:Amazo…

  • AIで自動売買するFXとは

    投資系ブログとして始めたこのブログですが、最近はもっぱら本の紹介になっています。その理由は様々ですが、大きく2点理由があります。 投資系ブログが続かない理由 1.株式売買はそれほど頻繁に動かない 実際、この点が一番の理由です。ブログは比較的頻繁に更新したいと思って始めたんですが、証券会社で口座開設までを書いて何日かあれこれ買った売ったを記事にしていましたが、見守る期間に突入してしまいました。 toshitoshitoshichang.com そのため、こうした記事を書くネタもなくなり、今に至ります。 2.知識が足りない また、Twitterや別の投資系ブログを運営されている方と違い、私は知識が…

  • AIで自動売買するFXとは

    投資系ブログとして始めたこのブログですが、最近はもっぱら本の紹介になっています。その理由は様々ですが、大きく2点理由があります。 投資系ブログが続かない理由 1.株式売買はそれほど頻繁に動かない 実際、この点が一番の理由です。ブログは比較的頻繁に更新したいと思って始めたんですが、証券会社で口座開設までを書いて何日かあれこれ買った売ったを記事にしていましたが、見守る期間に突入してしまいました。 toshitoshitoshichang.com そのため、こうした記事を書くネタもなくなり、今に至ります。 2.知識が足りない また、Twitterや別の投資系ブログを運営されている方と違い、私は知識が…

  • 競泳漫画『ラフ』あだち充、感想レビュー

    世界水泳が盛り上がっています。 W杯、WBCと来て今年はスポーツが盛り上がっていて嬉しい限りです。 私はスポーツと言えば野球で、あまり水泳に関しては知識がありません。ただ、実況が盛り上がっているとついつい見てしまいます。 私の好きな野球漫画に、『タッチ』や『H2』があります。どちらもあだち充の作品です。 もはや『H2』は私の中で殿堂入りしています。 toshitoshitoshichang.com そんなあだち充の作品で、『タッチ』と『H2』の間に描かれた競泳の漫画を紹介します。 タイトル:ラフ 著者:あだち充 出典:Amazon 大和圭介(やまとけいすけ)の目標は競泳日本一。二ノ宮亜美(にの…

  • タイプ診断ができるようになる心理学講座

    以前より心理学に興味があり、kindleで探しては読み漁ることをしていた時期がありました。特にkindle unlimitedではサブスクに登録すれば追加料金なしで色んな心理学の本が読めました。 toshitoshitoshichang.com こんな感じの本が好きでした。 心理学を学問的に勉強するというよりは、そうした心理学のノウハウを実践で利用する方法論が紹介されたものです。 心理学とは 心理学を辞書で引くと以下のような難しい定義が出てきます。 現代の心理学は人間および動物の個体としての行動や集団としての行動 (社会的行動) を扱う分野から,人間の感覚,知覚体験を精神物理学的,実験現象学的…

  • 多才な作家、恩田陸『エンドゲーム』感想レビュー

    ホラー作家はホラー、ミステリ作家はミステリ、SF作家はSF、それぞれ得意なジャンルがあります。そして、プラスαで恋愛小説になったり、感動小説になったりします。 しかし、それらは要素程度で中心となる作家の得意ジャンルは見え隠れしているように思います。 書き方から「あ、この作者だ」と気付けるレベルにはなっていませんが、このジャンルならこの作家というのが固まってきています。 その固定観念を打破するためにタイトル買いを始めたんですが、恩田陸の凄さに打ちのめされています。 toshitoshitoshichang.com toshitoshitoshichang.com 恩田陸と知らずに手に取った上記二…

  • ITパスポートを取りたい

    最近、全員にITパスポートを取らせるという企業が増えています。 ITパスポートと聞くと「エンジニア?」と考えてしまいがちですが、どうやらそうじゃないみたいです。 ITパスポート取得したいと考え、ちょっと調べてみましたので共有します。 ITパスポートとは ITパスポートとは、公式ホームページによると以下のように紹介されています。 iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。 具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、…

  • 話題小説『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成、感想レビュー

    最近、大学図書館を非常によく利用します。この猛暑から逃れ、エアコン完備の図書館でのんびり読書するのに向いています。 また、食堂も安く美味しいので助かります。久々の学生気分を味わっています。 学生はみな楽しそうに食堂で昼食をとっていますが、そろそろ試験期間です。 試験期間に入ると、図書館は学生専用になり一般利用ができなくなります。 そこで、いくつか本を借りて帰ってきました。 今日は、大学生に関連する話題作を紹介します。 タイトル:六人の嘘つきな大学生 著者:浅倉秋成 出典:Amazon 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ…

  • 英会話力を上げるには-AIロボットと学べるオンライン英会話-

    なぜ、英会話力は上がらないか考えてみましょう 日本語教育の場に身を置く私は、外国語を学ぶことに奮闘している方をよく見かけます。 外国語を学ぶときに難しいことは、語彙・文法・聴解・読解・会話など人それぞれあると思います。先生は、「間違えても恥ずかしくないから」「とにかく使うことが大切だだから」と言いますが、実際間違うのは恥ずかしいものです。 また、勉強のモチベーションの維持も課題になってきます。毎日、強制的に与えられた課題をこなすだけで英語が上手になると考えていましたが、中学・高校と与えられた宿題をやっていても英語が話せるようにはなりませんでした。 英会話力向上を妨げる2つの要素 英語の上達には…

  • 三国志小説ならこれ『三国志』北方謙三、感想レビュー

    歴史小説や時代劇というものをたまに見ます。歴史的な考察がしっかりしていて、勉強になる内容は好きです。 海外の歴史小説は文化背景が違うのであまりピンとこないので、読んだとしても自伝が多いです。幼い頃は漫画で描かれた自伝が好きでした。 その後、中学生になりゲームにはまり始めます。その時に買ったのが、三国志のゲームでした。三国志自体にそこまで興味はまだありませんでしたが、敵をバッタバッタと切り進む爽快感から好きになりました。 そのゲームが学校内ではやり始めたころ、学校では「朝読書」が始まります。朝読書で何を読めばいいか分からず、本屋さんで本を探しているときに目に入ったのが今日紹介する本です。 大人に…

  • 少女漫画家4コマ漫画『月刊少女野崎くん』感想レビュー

    漫画の構成には、それぞれの話が繋がり物語を進める長編物、1話の中で物語が完結する1話完結物などなどがあります。 ミステリに限って言えば、毎話事件が発生して解決するまでを1話に収めるタイプと大きな事件があり、それを追って最後に事件を解決する長編があります。 1話完結の方が途中から参加しやすいですが、長編のような没入感やハラハラドキドキ、次はどうなるのかと言うワクワク感などに負けてしまうかもしれません。 そうした数ある構成の中から今日は漫画の祖とも言われる4コマ漫画を紹介します。 タイトル:月刊少女野崎くん 著者:椿いづみ 出典:Amazon 無骨な男子高校生「野崎梅太郎」。彼に恋をした女子高生「…

  • アガサクリスティ賞『そして、よみがえる世界』西式 豊、感想レビュー

    連日の小説紹介ですが、「〇〇賞受賞」や「〇〇賞ノミネート」という作品が続いています。というのも、最近、近くの大学の図書館で外部利用申請をしました。 大学図書館は県立図書館と違って、新しい本が手に入りやすい気がします。利用者が少ないのもあるのかもしれませんが、大学生にとって図書館は本を借りるというより静かに勉強できるスペースという感じで、新しい本でも貸し出し中のものが少ない印象です。 そして、私が最近通いだした大学図書館は本屋大賞ノミネート本棚と各賞受賞作品本棚、話題の本を集めたコーナーなど、かなり充実しています。わくわくしながら各賞受賞作品を読み漁っている今日この頃。 本日は、アガサクリスティ…

  • がんノンフィクション『くもをさがす』西加奈子、感想レビュー

    自分、もしくは周りに「がん」に関連する事象というものが起きている人は多いと思います。私もその一人です。 人はみな、自分が主人公だと思っていますし、『幽遊白書』の「おまえはまだ死なないと思っているのか」というセリフのように感じている部分はあるんじゃないでしょうか。 そんな中、「がん」というものが現実としてやってくると「え?本当?私でも?」という気持ちになります。 本日は、「がん」という帯の言葉を目にして手に取った本を紹介します。 タイトル:くもをさがす 著者:西加奈子 出典:Amazon カナダでがんになった。あなたに、これを読んでほしいと思った。これは、たったひとりの「あなた」への物語ーー祈り…

  • このミステリーがすごい『爆弾』呉勝浩、感想レビュー

    以前にも触れたかもしれませんが、大賞に選ばれる本は前評判が良いのでしょうか。それとも、本当に審査員の目に留まって大賞に選ばれるんでしょうか。 どうやって星の数ほどある本の中から面白い小説を見つけ出せるのか。もしかしたらハズレかもしれないと考えるとなかなか無名の小説に手を出せません。時間もないので、何かしら受賞している本を読む方が確実だと思ってしまいます。 たまには、前情報も前評判も何もない小説を読んでみてどういう感想になるかやってみないとレビューブログとして面白みがないなとは思っていますが。 さて、今日は本屋大賞ノミネート、このミステリーがすごい2023年版1位、ミステリが読みたい2023年版…

  • これはヤラセか『君のクイズ』小川哲、感想レビュー

    クイズ番組はやっているとついつい見てしまいます。幼少期にはそれほど興味が無く、どちらかというと回答者のリアクションを楽しんでいたように思います。 大人になると、自分の知識を確かめるためについつい自分も答えてしまいます。その延長でYouTubeでクイズノックの動画も見るようになりました。早押しクイズの世界はその問題の答えを知っているだけではなく、ボタンの押し方や相手との駆け引きなどもあるようで、楽しそうだなぁと思いながら見ています。 今日はそんなクイズに関する斬新な小説を紹介します。 タイトル:君のクイズ 著者:小川哲 出典:Amazon 『Q-1グランプリ』決勝戦。クイズプレーヤー三島玲央は、…

  • 昔話が現代で生まれていたら『むかしのはなし』三浦しをん、感想レビュー

    昔話はお好きでしょうか。私は仕事柄、日本昔話のアニメを見たりすることがあります。また、桃太郎や浦島太郎と言った昔話を授業で扱うこともあります。 以前も書いたように思いますが、こうした昔話は現代に移るにつれ表現が柔らかくなっていると言います。 例えば、桃太郎は桃を食べて若返ったおじいさんとおばあさんの間に生まれた子どもで、鬼を殺したという表現から、川で拾った桃から生まれた桃太郎が鬼を懲らしめる表現に変わりました。 浦島太郎は最後にお爺さんになった後、鶴に変身して飛んで去っていくというエンドがあったそうですが、いつのまにか無くなった、など。 時代に合わせた物語になっています。本日は、そうした昔話が…

  • 昔話が現代で生まれていたら『むかしのはなし』三浦しをん、感想レビュー

    昔話はお好きでしょうか。私は仕事柄、日本昔話のアニメを見たりすることがあります。また、桃太郎や浦島太郎と言った昔話を授業で扱うこともあります。 以前も書いたように思いますが、こうした昔話は現代に移るにつれ表現が柔らかくなっていると言います。 例えば、桃太郎は桃を食べて若返ったおじいさんとおばあさんの間に生まれた子どもで、鬼を殺したという表現から、川で拾った桃から生まれた桃太郎が鬼を懲らしめる表現に変わりました。 浦島太郎は最後にお爺さんになった後、鶴に変身して飛んで去っていくというエンドがあったそうですが、いつのまにか無くなった、など。 時代に合わせた物語になっています。本日は、そうした昔話が…

  • 『朝が来る』辻村 深月、感想レビュー

    ミステリ好きでミステリばかりを集めて読んでいますが、たまにミステリ以外に手を出すことがあります。特にこのジャンル、というのはありませんが、気付けばヒューマンドラマが多くなっています。 ファンタジーやSFは比較的少ないかもしれません。「成長」を扱った物語は好きです。現実世界でも起こりそうな物語を小説にした作品が好きなのかもしれません。小説くらいは現実世界から離れて、どっぷりファンタジーの世界に浸ればいいものの。 今日は子供に関連する現実世界でありそうな小説を紹介します。 タイトル:朝が来る 著者:辻村深月 出典:Amazon 第147回直木賞、第15回本屋大賞の受賞作家が到達した新境地! 長く辛…

  • ミステリだけど『ミステリと言う勿れ』、感想レビュー

    ミステリ好きは漫画も知らず知らずのうちにミステリ関係を集めてしまいがちです。 小説だと文章で解説されても、いまいち分かりづらい部分がどうしても出てきますが、漫画だと絵で表されるので分かりやすかったりもします。 こうしたミステリの漫画はアニメになったり、ドラマになることが多いですね。とんでも展開になりづらく、1話完結が多いからでしょうか。 さて、本日はそんなミステリ関係の漫画で、ドラマにもなり話題となった本を紹介します。 タイトル:ミステリと言う勿れ 著者:田村由美 出典:Amazon 話題沸騰★青年・久能整!ついに登場!! 『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがつ…

  • デスノートのタッグ第3作目『プラチナエンド』、感想レビュー

    たまに漫画を見てみると、ストーリーと作画が別の人になっていることがよくあります。 専門知識が必要となるもの、例えばスポーツ系や医療系などは、それに精通している人が原作を担当し、別の人が作画を担当しているものも多く見かけます。その時は、「監修」となっている場合もありますが、とにかく合作で何かを作っていると言うことですね。 『デスノート』のタッグで有名になった大場つぐみ・小畑健ですが、次作の『BAKUMAN』でまさかそのタッグで漫画を作ることを漫画にする、いわゆるメタ作品が話題になりました。 今回は、そのタッグ第3作品目に当たる漫画を紹介します。 タイトル:プラチナエンド 著者:大場つぐみ・小畑健…

  • メルヘン×ミステリ『アリス殺し』小林泰三、感想レビュー

    桃太郎や浦島太郎といった昔話は実は今出版されているものよりも残酷だったという話はよく聞きますが、最近出版されている絵本は私が子供のころ読んでいた内容よりさらに表現が柔らかくなっているそうです。 表現が柔らかくなり、刺激を抑えられるならそれは良いことだと思いますが、重要な主旨が変わってしまっては元も子もないなと思います。 さて、今回は表現が柔らかくないほどグロテスクな表現があり、かつしっかり読んでいると頭がおかしくなりそうな本を紹介します。 タイトル:アリス殺し 著者:小林泰三 出典:Amazon 不思議の国の住人たちが、殺されていくどれだけ注意深く読んでも、この真相は見抜けない悪夢×メルヘン×…

  • 俺は犯人じゃない!『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎、感想レビュー

    小説の映画化は良く見ます。読んだ本を映像で見るのも好きですが、映像化された方が大衆向けになっていると言うか、分かりやすくなっています。 また、小説だと1冊読むのに数時間かかりますが、映画だと2時間前後で終わるので好きです。特に、東野圭吾の作品は映像化されると観てしまいます。ドラマだと池井戸潤などなど、映像化しやすい小説というのもあるんでしょうか。 そんな中で、私が映画化されて嬉しい作家の一人伊坂幸太郎の作品を今日は紹介したいと思います。 タイトル:ゴールデンスランバー 著者:伊坂幸太郎 出典:Amazon 俺は犯人じゃない! 巨大な陰謀に追い詰められた男。スリル炸裂超弩級エンタテインメント。山…

  • パニックコメディ小説『ドミノin上海』恩田陸、感想レビュー

    小説を読む速さは人それぞれですが、速読のように地の文をすっ飛ばして読む時があります。会話文を上手に描き分けている作品では、誰が話しているか分かりやすいのでそれでも内容は理解できます。 また、展開が気になるので早く読み終わりたいという気持ちが強いです。じっくり読みたい本もありますが、積み本が多いので1冊に時間がかけられないのが実情。 お金を払って買った本はじっくり読んで、図書館で借りた本はさくっと読むのもまた実情。 さて、今回は以前、そのスピード感が心地良いと紹介した『ドミノ』の続編を紹介します。 toshitoshitoshichang.com タイトル:ドミノin上海 著者:恩田陸 出典:A…

  • 夏こそホラー『親指さがし』山田悠介、感想レビュー

    普段はめったにホラーを読まないし、映画でも見ません。 ただ、心霊現象を扱った番組はついつい見てしまいます。 一人暮らしが始まってからは怖いので見られなくなりました。 絶対に何もないと分かってはいるものの、心の奥底では信じているのかもしれません。日本のホラーはこうした心の底からじわじわと恐怖を煽る作品が多いですね。 ただ、ホラーは映像が大事だと思います。映像やその見せ方で怖がらせてくるものだと思いますが、小説でホラーはどのような感想を抱くのだろうと思って本作を手に取りました。 タイトル:親指さがし 著者:山田悠介 出典:Amazon 「ねえ、親指さがしって知ってる?」由美が聞きつけてきた噂話をも…

  • 週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位!『方舟』夕木春央、感想レビュー

    ミステリー好きの理由は何でしょうか。結論が分からないという点では、どの本も同じように思います。 私の個人的な意見になりますが、現実世界を離れた物語になってしまうと何でもありになってしまいます。その点でいえば、ミステリーは読者の世界観を守ってくれていて、その範囲の中で衝撃を与えてくれます。この点にミステリーが好きな理由があるように思います。 想像しやすいというか、話が頭に入ってきやすいですね。 さて、今日はミステリーで賞を受賞し、2023年本屋大賞にノミネートされた作品を紹介します。 タイトル:方舟 著者:夕木 春央 出典:Amazon 週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位!MRC大賞20…

  • 海外で日本語教師になるには

    1.海外で働く日本語教師とは 2.海外で日本語教師になる資格 3.日本語教師のお金事情 4.日本語教師の仕事量 5.日本語教師の仕事内容 6.海外日本語教師のメリット 7.海外日本語教師のデメリット 8.海外で日本語教師を目指すには 1.海外で働く日本語教師とは 日本語教師とは、日本語を母語としない人に日本語を教える仕事です。よく言われるのが「国語教師とどう違うの?」という質問と「じゃあ、英語がぺらぺらなんだね」という感想です。しかし、国語教師の教員免許がなくても、英語がぺらぺらじゃなくても日本語教師にはなれます。以下に海外で働く日本語教師について整理していますので日本語教師、特に海外で働いて…

  • おすすめ漫画9選~ジャンルばらばら、表現や台詞が良い漫画~

    漫画のレビューも溜まってきたので先日の小説10選に続き、漫画のまとめもしていきたいと思います。 ミステリー好きが選ぶ漫画です。 1.ハコヅメ 2.BEASTARS 3. ヒナまつり 『よつばと』タイプの漫画が好きな人、ちょっとギャグ漫画に挑戦してみたいなという人にお勧め 4.サマータイムレンダ 5.アオアシ 6.H2 7.それでも町は廻っている 8.女子高生の無駄づかい あ、これが無駄づかいというタイトルの所以か!と腑に落ちました。 9.テセウスの船 1.ハコヅメ 作者は元警察官と言うことで話に説得力があり、裏話を読んでいるかのような気持ちで読むことができます。 出典:Amazon 「もう辞め…

  • おすすめ小説10選~ミステリ多め~

    レビューが溜まったのでまとめ記事を書いていきます。 ミステリ多め、表現が気に入った作品多めです。 1.『蜜蜂と遠雷』恩田陸 2.『身分帳』佐木隆三 3.『熱源』川越 宗一 4.『旅屋おかえり』原田マハ 5.『暗幕のゲルニカ』原田マハ 6.『ビブリア古書堂の事件手帖』三上延 7.『悪果』黒川博行 8.『屍人荘の殺人』今村昌弘 9.『バイバイ、ブラックバード』伊坂幸太郎 10.『#真相をお話しします』結城真一郎 1.『蜜蜂と遠雷』恩田陸 ピアノやクラシックに関して何も知識が無くても、その曲やコンテスタントがどう凄いのか、どんな印象を受けるのかを描くのが上手 出典:Amazon 近年その覇者が音楽界…

  • 違和感ミステリー、『#真相をお話しします』感想レビュー

    本屋大賞と直木賞は買って損なし、という持論があります。 もちろん、そうだからこそ受賞しているんですが。 本屋大賞になってから初めてその本に触れ、「やっぱり本屋大賞に受賞する作品ってすごいな」と思います。が、ふと「この本を見出した本屋の人たちもすごい」という考えが浮かびました。 世に出る前にその良さに気づく人たちは、どうやってその本を購入したんでしょうか。やはりある程度出版社が発売前から売れそうな本に目星をつけて本屋に紹介するんでしょうか。 前置きが長くなりましたが2023年本屋大賞にノミネートされた本を紹介します。 タイトル:#真相をお話しします 著者:結城真一郎 出典:Amazon 家庭教師…

  • 『バイバイ、ブラックバード』伊坂幸太郎、感想レビュー

    小説を購入する時に、あらすじを見て判断することが多いです。文庫本で言うと、背表紙に書かれている文章がそれにあたります。 しかし、あらすじを読んで内容が把握できることは稀で、ピンとこないことも多いです。短い文章でいかに読者の心をつかみ、レジまで持っていかせることができるか、その数行の文章は非常に考えられているはずです。 タイトル買いもそうですが、こうしたあらすじ買いも楽しいです。 今日は、そんなあらすじと言うか紹介文で購入を決めた本を紹介します。 タイトル:バイバイ、ブラックバード 著者:伊坂幸太郎 出典:Amazon 星野一彦の最後の願いは、何者かに〈あのバス〉で連れていかれる前に、五人の恋人…

  • ドラマとラストが違う『テセウスの船』感想、レビュー

    漫画のドラマ化というのはよくあります。 能力バトルものなんかはドラマ化するのが難しいので、基本的にはアニメ化が多く、ドラマ化するものの多くは青年誌に連載されているヒューマンドラマかと思います。 最近ワンピースがドラマ化したとかで話題になりましたね。 漫画のドラマ化にあたって脚本に修正が加えられることがあります。 理由としては、時間の都合であったり、売り出し中の俳優を使いたかったり、テレビで放送するには残酷すぎる表現だったり、というのが考えられます。 もちろん、監督が「こっちの方が面白い」とアイデアを入れることもあるかも知れません。今日はそんな漫画とラストが違って話題になった漫画を紹介します。 …

  • 日常系ギャグ漫画『女子高生の無駄づかい』感想レビュー

    皆さんはギャグ漫画というジャンルはお好きでしょうか。私はずっとどういったタイミングで手に取れば良いのか分かりませんでした。 とにかく、長い作品が好きな私にとっては1話完結でさくさく話が進む構成が苦手で、手に取る機会はありませんでした。 しかし、いつまでも読まず嫌いは良くないと思い、有名どころから読んでみることにしました。 タイトル:女子高生の無駄づかい 著者:ビーノ 出典:Amazon ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校。だいぶ偏差値が足りない田中(通称バカ)と、BLに傾倒する菊池(通称:ヲタ)、無表情な才女・鷺宮(通称:ロボ)。彼女達とその周りに生息する色とりどりの仲間たちが、今し…

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