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タイトル買いしてレビューするブログ https://toshitoshitoshichang.com/

本の内容ではなく、表現方法を中心にレビューしています。 元は投資超初心者が何を根拠にどのような株、どのような投資信託を選択し、資産がどのようになっていくか見守るブログでした。

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2023/01/24

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  • 浄土真宗大谷派のお経を探したい

    最近、自宅で四十九日までお経を唱えるということがありました。 初日や法事では近くのお寺から住職さんが読経に来ていたので、一緒に読めばよかったんですが、それ以外の日は家族のみで読経しなければなりませんでした。 音声がどこかにアップされていないかと色々探しましたが、これが意外にもなく、あったとしても「南無阿弥陀仏」のパートが省略されていたり、なかなか思うようなものに探し当りませんでした。 東本願寺のHPには、それぞれのパートごとに音声がアップロードされていました。 お経・仏事解説 - 本元寺 真宗大谷派(東本願寺) 最初はこの音声を動画編集ソフトで切り貼りして何とか作り上げたものを使っていましたが…

  • 【栄冠ナインクロスロード】無課金で甲子園優勝(29年目)

    無課金で甲子園優勝(ルーキークラス)を達成したので、どんなことを進めたかをまとめたいと思います。 甲子園優勝 1.チーム紹介 2.能力は走力命 3.コンボ等その他 1.チーム紹介 2.能力は走力命 3.コンボ等その他 1.チーム紹介 まずは、私が甲子園優勝を果たしたチームを紹介します。 甲子園優勝時メンバー 総合力 メンバーの中で自分で持っているキャラは猛田(SR)と鈴本(SR)のみ。 友沢(PSR)と須々木(PSR)はスカウトで入学してもらいました。 特に「このキャラがいたから優勝できた」というキャラクターはいません。 では、このメンバーでどんな戦略を用い優勝できたのかを紹介します。 2.能…

  • 研究計画書、志望動機等出願資料作成サポートします

    【経歴】 立命館大学文学部卒、京都外国語大学実践言語教育コース博士前期課程修了、早稲田大学博士後期課程日本語教育研究科在籍 中国で勤務経験があり、今まで中国人留学生のためのネイティブチェックを中心に同様の指導をしていましたが、日本人の方にも需要がありそうでしたので始めることにしました。 【業務内容】 入学願書の書き方指導、添削 研究計画書の書き方指導、添削、助言 志望理由書の書き方指導、添削、助言 指導教官の探し方伝授 指導教官へのメール指導 面接練習、助言 などなど大学入試に必要な資料全て各1回サポートします 【こんな方に】 進学したいけど、何から始めていいか分からない 研究計画書の作り方が…

  • 80分の記憶『博士の愛した数式』小川洋子、感想レビュー

    自分の記憶で最も古いものはなんでしょうか。 私は幼少期にデパート屋上のミニ遊園地でクレーンゲームをした記憶です。そのデパート地下で買い物している母親を探し、100円をもらい屋上に上がり、クレーンゲームを失敗しては母親の下に向かうことを繰り返していました。 母親が「いったい何をしているの」と買い物も終わりに差し掛かっていた母親は私と一緒に屋上のミニ遊園地にきました。私が数百円使っても取れなかったクレーンゲームを説明すると、なんと1回でウルトラマンのソフト人形を取ってくれました。母親も驚いていました。 これは私の記憶の中で最も古い印象的な記憶です。 本日はそんな記憶にまつわる本を紹介します。 タイ…

  • 1週間の死神審査『死神の精度』伊坂幸太郎、感想レビュー

    霊的なものを信じるかと聞かれると 「信じたくない」 という答えにならない答えを出してしまいますが、死神は有りうると思ってしまいます。 ドッペルゲンガーと呼ばれる自分とそっくりな人が存在していて、自分のドッペルゲンガーと会うと死んでしまうという都市伝説があります。全員死んでいるなら、どうしてこの都市伝説が広まったんだという謎もありますが、ドッペルゲンガーは死神だという説もあります。 死期を悟った人にしか見えない世界もあるでしょうし、そうした意味でドッペルゲンガーや死神はいるんじゃないかなという私の妄想です。 ドッペルゲンガーに関する漫画レビューもぜひご覧ください。 toshitoshitoshi…

  • 夏のホラー小説『リアル鬼ごっこ』山田悠介、感想レビュー

    夏も後半戦に入りました。 暦の上では秋に入っていますが、これからは残暑と戦う後半戦です。 将来的に日本は四季じゃなく、二季になるというニュースが話題になっていましたが、今年は確かに春が短かったかもしれません。このままでは、秋が短くすぐ寒い冬が始まるのかもしれません。 最近、CMでもお化け屋敷やホラーのイベントを紹介するものがちらほら見られるようになりました。昔は心霊番組がよくやっていたんですが、最近はなくなりましたね。 お化けよりも怖いのは人間だった というようなホラーの締めで使われる文言が現実味を帯びてきたからでしょうか。 今回は疾走感のあるホラーで話題となった小説を紹介します。 タイトル:…

  • 東野圭吾作品No.1『赤い指』東野圭吾、感想レビュー

    ミステリー好きとして東野圭吾作品を挙げると「浅い」と言われがちなほど世の中に浸透している作家。 昔、明石家さんまの芸名が「さんま」になった理由として、師匠から「さんまと聞いて、魚じゃなくお前が連想されるくらい有名になれ」というがあると嘘か誠か聞いたことがあります。 確かに今では、状況にもよりますが「さんま」と聞いても違和感がありません。 東野圭吾作品も「ガリレオ(福山雅治)」シリーズや「マスカレードホテル(木村拓哉)」シリーズ、「加賀恭一郎(阿部寛)」シリーズと言った、豪華俳優が主演を務める映画の原作になっており、原作を読んだことはないけど映画を観たことはあるという人が大勢いると思います。 東…

  • 斉藤和義コラボ作品『アイネクライネナハトムジーク』伊坂幸太郎、感想レビュー

    映画の主題歌というと、エンディングに流れるのでエンディングを観ずに帰る人にとってはそこまで重要ではないかもしれません。私は、そこまでエンディングソングを気にする質ではないんですが、映画のために作られた曲は何となく心に残ります。 昔のアニメソングと言うとその作品のために作られ、その作品の単語が歌詞に使われていたりしました。しかし、最近はタイアップ曲として話題になりますが、曲の一人歩きも可能なほどアニメと関係ない曲が採用されることも多々あります。 さて、本日は曲のために歌詞依頼があり、歌詞は書けないが小説ならと小説ができ、その小説が映画化するといった特殊な流れの作品を紹介します。 タイトル:アイネ…

  • 連休初日に読みたい『告白』湊かなえ、感想ビュー

    山の日から始まる連休に入りました。台風の影響があるとかないとかで遠出はあまりできないかもしれません。と言っても、遠出する予定もありませんが。 読書をするときに、隙間時間に読んでしまおうタイプと、がっつり時間を取って一気に読んでしまおうタイプがいると思います。高校、大学時代などは電車に乗って通学していたので絶好の読書タイムがあり、あの頃が一番本を読んでいたかもしれません。 大人になるとお風呂が読書タイムになりました。水蒸気などで本が濡れないように工夫していると、防水機能付きのkindleに行きつきました。半身浴にkindleはベストパートナーです。 さて、三連休の最初に読むべき本はどんな本でしょ…

  • 初めて泣いた小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾、感想レビュー

    普段はkindleで電子書籍を読んでいる私が、本屋で本を購入するタイミングというものがあります。 それは、東野圭吾の新刊が出た時です。 東野圭吾さんは書店を守りたいということから電子書籍化をNGとしていました。そのため、海外で生活している時にどうしても読みたくて3倍近い値段で現地の書店で買ったこともあります。 そんな東野圭吾さんですがコロナ禍で外出自粛が始まった2020年頃から書店に行けない中でも読書を楽しんでほしいと電子書籍化を解禁されました。これは私にとっては朗報で、すぐに昔の作品を漁りました。 どうやらまだ7冊程度しか解禁されていないようで、新刊までは網羅できていませんがその中でも懐かし…

  • 推し活をリアルに描いた芥川賞受賞作品『推し、燃ゆ』宇佐美りん、感想レビュー

    ファンクラブに入るほど誰かを「推し」たことはありません。私は何かに情熱を注げる人を尊敬しますし、憧れます。何でもいいので、他人よりも語れるものを持っている人の目というのはいつも輝いているように思います。 私の場合は、お笑いがそれにあたるのかもしれません。しかし、特定の誰かを推しているわけではなく、お笑いを観ることが好きなだけです。音楽もそうかもしれません。好きなグループはあるものの、ライブに行ったことがありません。 ファン活動と呼ばれるものに1歩踏み込めないでいます。おそらく踏み込むと抜け出せなくなるかもしれません。 今回は、そんな推し活をテーマにした芥川賞受賞作品を紹介します。 タイトル:推…

  • 映画ブラット・トレイン原作『マリアビートル』伊坂幸太郎、感想レビュー

    洋画か邦画かと言われると、圧倒的に邦画を観ます。洋画はどうも感情移入が難しく、字幕を読んでいるとストーリーは頭に入ってきますが映像が頭に入ってこないからです。また、顔の判別も付きづらく、「最終的に犯人はこいつだった」というようなどんでん返しをされても「え?誰だっけ」となってしまいます。 邦画では、字幕に頼らずとも内容が理解できるのでそのほかのことに集中することができるため、やっぱり映画を観るなら邦画となります。洋画を吹き替えで観るということもありますが、ピクサーのようなアニメ映画なら全く問題ないと思います。 そんな中、私の好きな作家の作品がハリウッド映画化したという驚きの話を聞きました。本日は…

  • 映画ブラット・トレイン原作『マリアビートル』伊坂幸太郎、感想レビュー

    洋画か邦画かと言われると、圧倒的に邦画を観ます。洋画はどうも感情移入が難しく、字幕を読んでいるとストーリーは頭に入ってきますが映像が頭に入ってこないからです。また、顔の判別も付きづらく、「最終的に犯人はこいつだった」というようなどんでん返しをされても「え?誰だっけ」となってしまいます。 邦画では、字幕に頼らずとも内容が理解できるのでそのほかのことに集中することができるため、やっぱり映画を観るなら邦画となります。洋画を吹き替えで観るということもありますが、ピクサーのようなアニメ映画なら全く問題ないと思います。 そんな中、私の好きな作家の作品がハリウッド映画化したという驚きの話を聞きました。本日は…

  • オンラインで取れる副業向きの資格10選

    最近、自宅に居ながら何か資格を取りたいなと検索しています。 そこで、面白そう・副業に役立ちそう・趣味にも良さそうと思ったものをピックアップして紹介していきます。 目的別 YouTuberになれるオンラインスクール 相手のタイプを診断し、効率の良い付き合い方を目指す Webデザイナーになって副業したい ハンドメイド資格が取れる通信講座 人事の方、ブラック企業で悩んでいる方向けの資格 フリーランスになりたい方向けオンライン学習サービス 外国人を雇ううえで必要な資格 ヨガ資格をオンラインで取得 パーソナルトレーナーになりたい方向け 働きながらメイクの資格を取りたい方 終わりに YouTuberになれ…

  • 他殺か自殺か中学生による学校内裁判『ソロモンの偽証』宮部みゆき、感想レビュー

    皆さんは裁判に参加した経験はありますか。 私はありません。 実際の裁判の様子は撮影が禁止だそうで、法廷画家と呼ばれる職種が生まれたのもその影響のようです。 最近、逆転裁判と言う弁護士が裁判で争って無罪を勝ち取るというテーマのゲームを、実際の弁護士であるお笑い芸人が実況するという動画を見ています。 (情報が交通事故を起こしていますが) 動画内では、実際の裁判の様子とゲームの裁判の様子の相違点などを語りながらゲームを進めてくれるので雑学が増えていきます。Youtubeにありますので、興味のある方は探してみてください。 今回は、そんな裁判にまつわる小説を紹介します。 タイトル:ソロモンの偽証 著者:…

  • 安くておすすめのオンライン英会話

    今、オンライン英会話が熱い 2020年のコロナ禍以降、「オンライン授業」という言葉が一般的に使われるようになりました。それ以前は自宅で英語を勉強すると言ったら専用の機器が必要だったり、初期費用がとにかく必要なものが普通でした。 最近は自宅に居ながら、かついつでも好きな時間に短時間から始められるオンライン英会話が人気を博しています。パソコンを利用して話すということに違和感を覚えなくなったことも大きな理由かもしれません。 特に最近のオンライン英会話は安さと利便性を打ち出すところが多くなっており、どのオンライン英会話を利用すれば良いか迷ってしまいます。 そこで、今回は実際に私が利用しているオンライン…

  • 緩い自己啓発本『夢をかなえるゾウ』水野敬也、感想レビュー

    久しぶりに自己啓発本を手に取りました。落ち込むことがあったり、何か変えたいと考えるときに自己啓発本が目に入ります。今回は夏の途中ですのでまだ良いですが、寒い冬などに落ち込むと手が付けられません。 今回は、例のごとくkindle unlimitedで追加料金なしの自己啓発本を漁っていると、有名な本が0円になっていたので購入しました。 本好きは入って損なし toshitoshitoshichang.com タイトル:夢をかなえるゾウ 著者:水野敬也 出典:Amazon ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ”。 なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン、孔子…

  • 人に勧める映画No.1、小説『カラスの親指』道尾秀介、感想レビュー

    たびたび私の中で話題になるのが、「映画を先に見るか、小説を先に読むか」問題。 ハリーポッターは映画を先に見てから原作を読むようになったので、登場人物が頭の中で完成してしまい、なかなか自分で想像することができませんでした。 このことにショックを受けてからは、できる限り原作を先に見るようにしています。しかし、原作があることを知らずに映画を観て、これはぜひ原作を読みたいと感じる作品も多くあります。 今回は、その中から 友人から「おすすめの映画ない?」と聞かれたら間違いなく1番紹介している映画の原作を紹介します。 タイトル:カラスの親指 著者:道尾秀介 出典:Amazon 人生に敗れ、詐欺を生業として…

  • 警察学校が舞台『教場』長岡弘樹、感想レビュー

    警察をテーマにした小説、漫画、ドラマ、映画は多々あります。その中でもやはり一番多いのは刑事もの。殺人事件を扱う課の物語です。 以前、そうした殺人事件を追う刑事ばかりがテーマになっていない、地域の警察を主人公にした漫画を紹介しました。 toshitoshitoshichang.com 今回はこの漫画でも扱われている、警察学校でのできごとをテーマにした小説を紹介します。 タイトル:教場 著者:長岡弘樹 出典:Amazon 君には、警察学校をやめてもらう。 この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。 警察学校初任科第九十八期短期過程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極…

  • 合宿免許リアルタイム情報「合宿免許受付センター」

    合宿免許とは 通常の自動車教習所では1日に受講できる講義の種類が決まっているので、どんなに早くても2ヵ月ほどかかってしまいます。 一方で、合宿免許ではその名の通り、施設に宿泊しながらみっちり免許取得のことだけ考えたプランで勉強するので 最短でAT(オートマ)で13日、MT(ミッション)で15日 しかも、通常の自動車教習所よりも安く取得できます。 今回は、そんな合宿免許を行っている施設を簡単に絞れるサイトを紹介します。 合宿免許で取得するメリット 1.値段と取得までの早さ 通常の教習所は地域にもよりますが25万円~30万円ほどが多いです。 一方、合宿免許は20万円前後のところが多いです。 あれ、…

  • 北海道アヌイとの冒険『ゴールデンカムイ』感想レビュー

    最近、北海道を旅行した際にウポポイというアイヌ民族の文化を体験できる施設の前を通りかかりました。特にそこを訪れることを目的としていなかったんですが、中国にいたころ少数民族という言葉をよく聞いていたのでちょっとした興味で寄ってみました。 ウポポイ(民族共生象徴空間) NATIONAL AINU MUSEUM and PARK – ウポポイ(民族共生象徴空間)公式サイト。日本の北海道にあるアイヌをテーマとしたナショナルセンター。利用案内・プログラム、イベント案内等。 (ainu-upopoy.jp) 最近オープンしたばかりで、とても気合の入った施設でした。 テーマ性がしっかりしているテーマパークの…

  • 今更、半沢直樹『アルルカンと道化師』池井戸潤、感想レビュー

    小説のドラマ化という存在を知らない子ども時代、ドラマはドラマ、映画は映画、小説は小説だと思っていました。 大人になり、本屋さんに行くようになり、帯を見ると「待望のドラマ化」という言葉が目立つように書かれていることに気付きます。このことから、 小説<ドラマ、映画 であると考えられていると言うことが分かります。 ちょっと悲しいですね。 と思っていると、最近は「話題のドラマの原作」という紹介を見かけることも出てきました。これは、先にドラマを作ってからその脚本を小説にしたものかもしれませんが、先に小説があり、ドラマになってから、原作に注目が集まったという流れであれば嬉しいですね。 今日はそんなドラマで…

  • 真面目系コメディマンガ『帝一の國』感想レビュー

    生徒会長と言うと苦い思い出があります。 中学校の頃、生徒会長選挙がありました。 誰も立候補する人がおらず、生徒会担当の先生と仲の良かった私は「生徒会長に立候補する生徒がいないから、立候補してほしい」と頼まれました。 そういうタイプではなかったんですが、先生に言われるならと立候補することにしました。この話を友達に話すと、面白そうという理由から友達も立候補することになりました。 結果、友達が生徒会長になりました。 ドラマというか、ギャグマンガみたいな展開です。 本日は、そんな生徒会長になることに命を懸けている学校をテーマにした漫画を紹介します。 タイトル:帝一の國 著者:古屋兎丸 出典:Amazo…

  • AIで自動売買するFXとは

    投資系ブログとして始めたこのブログですが、最近はもっぱら本の紹介になっています。その理由は様々ですが、大きく2点理由があります。 投資系ブログが続かない理由 1.株式売買はそれほど頻繁に動かない 実際、この点が一番の理由です。ブログは比較的頻繁に更新したいと思って始めたんですが、証券会社で口座開設までを書いて何日かあれこれ買った売ったを記事にしていましたが、見守る期間に突入してしまいました。 toshitoshitoshichang.com そのため、こうした記事を書くネタもなくなり、今に至ります。 2.知識が足りない また、Twitterや別の投資系ブログを運営されている方と違い、私は知識が…

  • AIで自動売買するFXとは

    投資系ブログとして始めたこのブログですが、最近はもっぱら本の紹介になっています。その理由は様々ですが、大きく2点理由があります。 投資系ブログが続かない理由 1.株式売買はそれほど頻繁に動かない 実際、この点が一番の理由です。ブログは比較的頻繁に更新したいと思って始めたんですが、証券会社で口座開設までを書いて何日かあれこれ買った売ったを記事にしていましたが、見守る期間に突入してしまいました。 toshitoshitoshichang.com そのため、こうした記事を書くネタもなくなり、今に至ります。 2.知識が足りない また、Twitterや別の投資系ブログを運営されている方と違い、私は知識が…

  • 競泳漫画『ラフ』あだち充、感想レビュー

    世界水泳が盛り上がっています。 W杯、WBCと来て今年はスポーツが盛り上がっていて嬉しい限りです。 私はスポーツと言えば野球で、あまり水泳に関しては知識がありません。ただ、実況が盛り上がっているとついつい見てしまいます。 私の好きな野球漫画に、『タッチ』や『H2』があります。どちらもあだち充の作品です。 もはや『H2』は私の中で殿堂入りしています。 toshitoshitoshichang.com そんなあだち充の作品で、『タッチ』と『H2』の間に描かれた競泳の漫画を紹介します。 タイトル:ラフ 著者:あだち充 出典:Amazon 大和圭介(やまとけいすけ)の目標は競泳日本一。二ノ宮亜美(にの…

  • タイプ診断ができるようになる心理学講座

    以前より心理学に興味があり、kindleで探しては読み漁ることをしていた時期がありました。特にkindle unlimitedではサブスクに登録すれば追加料金なしで色んな心理学の本が読めました。 toshitoshitoshichang.com こんな感じの本が好きでした。 心理学を学問的に勉強するというよりは、そうした心理学のノウハウを実践で利用する方法論が紹介されたものです。 心理学とは 心理学を辞書で引くと以下のような難しい定義が出てきます。 現代の心理学は人間および動物の個体としての行動や集団としての行動 (社会的行動) を扱う分野から,人間の感覚,知覚体験を精神物理学的,実験現象学的…

  • 多才な作家、恩田陸『エンドゲーム』感想レビュー

    ホラー作家はホラー、ミステリ作家はミステリ、SF作家はSF、それぞれ得意なジャンルがあります。そして、プラスαで恋愛小説になったり、感動小説になったりします。 しかし、それらは要素程度で中心となる作家の得意ジャンルは見え隠れしているように思います。 書き方から「あ、この作者だ」と気付けるレベルにはなっていませんが、このジャンルならこの作家というのが固まってきています。 その固定観念を打破するためにタイトル買いを始めたんですが、恩田陸の凄さに打ちのめされています。 toshitoshitoshichang.com toshitoshitoshichang.com 恩田陸と知らずに手に取った上記二…

  • ITパスポートを取りたい

    最近、全員にITパスポートを取らせるという企業が増えています。 ITパスポートと聞くと「エンジニア?」と考えてしまいがちですが、どうやらそうじゃないみたいです。 ITパスポート取得したいと考え、ちょっと調べてみましたので共有します。 ITパスポートとは ITパスポートとは、公式ホームページによると以下のように紹介されています。 iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。 具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、…

  • 話題小説『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成、感想レビュー

    最近、大学図書館を非常によく利用します。この猛暑から逃れ、エアコン完備の図書館でのんびり読書するのに向いています。 また、食堂も安く美味しいので助かります。久々の学生気分を味わっています。 学生はみな楽しそうに食堂で昼食をとっていますが、そろそろ試験期間です。 試験期間に入ると、図書館は学生専用になり一般利用ができなくなります。 そこで、いくつか本を借りて帰ってきました。 今日は、大学生に関連する話題作を紹介します。 タイトル:六人の嘘つきな大学生 著者:浅倉秋成 出典:Amazon 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ…

  • 英会話力を上げるには-AIロボットと学べるオンライン英会話-

    なぜ、英会話力は上がらないか考えてみましょう 日本語教育の場に身を置く私は、外国語を学ぶことに奮闘している方をよく見かけます。 外国語を学ぶときに難しいことは、語彙・文法・聴解・読解・会話など人それぞれあると思います。先生は、「間違えても恥ずかしくないから」「とにかく使うことが大切だだから」と言いますが、実際間違うのは恥ずかしいものです。 また、勉強のモチベーションの維持も課題になってきます。毎日、強制的に与えられた課題をこなすだけで英語が上手になると考えていましたが、中学・高校と与えられた宿題をやっていても英語が話せるようにはなりませんでした。 英会話力向上を妨げる2つの要素 英語の上達には…

  • 三国志小説ならこれ『三国志』北方謙三、感想レビュー

    歴史小説や時代劇というものをたまに見ます。歴史的な考察がしっかりしていて、勉強になる内容は好きです。 海外の歴史小説は文化背景が違うのであまりピンとこないので、読んだとしても自伝が多いです。幼い頃は漫画で描かれた自伝が好きでした。 その後、中学生になりゲームにはまり始めます。その時に買ったのが、三国志のゲームでした。三国志自体にそこまで興味はまだありませんでしたが、敵をバッタバッタと切り進む爽快感から好きになりました。 そのゲームが学校内ではやり始めたころ、学校では「朝読書」が始まります。朝読書で何を読めばいいか分からず、本屋さんで本を探しているときに目に入ったのが今日紹介する本です。 大人に…

  • 少女漫画家4コマ漫画『月刊少女野崎くん』感想レビュー

    漫画の構成には、それぞれの話が繋がり物語を進める長編物、1話の中で物語が完結する1話完結物などなどがあります。 ミステリに限って言えば、毎話事件が発生して解決するまでを1話に収めるタイプと大きな事件があり、それを追って最後に事件を解決する長編があります。 1話完結の方が途中から参加しやすいですが、長編のような没入感やハラハラドキドキ、次はどうなるのかと言うワクワク感などに負けてしまうかもしれません。 そうした数ある構成の中から今日は漫画の祖とも言われる4コマ漫画を紹介します。 タイトル:月刊少女野崎くん 著者:椿いづみ 出典:Amazon 無骨な男子高校生「野崎梅太郎」。彼に恋をした女子高生「…

  • アガサクリスティ賞『そして、よみがえる世界』西式 豊、感想レビュー

    連日の小説紹介ですが、「〇〇賞受賞」や「〇〇賞ノミネート」という作品が続いています。というのも、最近、近くの大学の図書館で外部利用申請をしました。 大学図書館は県立図書館と違って、新しい本が手に入りやすい気がします。利用者が少ないのもあるのかもしれませんが、大学生にとって図書館は本を借りるというより静かに勉強できるスペースという感じで、新しい本でも貸し出し中のものが少ない印象です。 そして、私が最近通いだした大学図書館は本屋大賞ノミネート本棚と各賞受賞作品本棚、話題の本を集めたコーナーなど、かなり充実しています。わくわくしながら各賞受賞作品を読み漁っている今日この頃。 本日は、アガサクリスティ…

  • がんノンフィクション『くもをさがす』西加奈子、感想レビュー

    自分、もしくは周りに「がん」に関連する事象というものが起きている人は多いと思います。私もその一人です。 人はみな、自分が主人公だと思っていますし、『幽遊白書』の「おまえはまだ死なないと思っているのか」というセリフのように感じている部分はあるんじゃないでしょうか。 そんな中、「がん」というものが現実としてやってくると「え?本当?私でも?」という気持ちになります。 本日は、「がん」という帯の言葉を目にして手に取った本を紹介します。 タイトル:くもをさがす 著者:西加奈子 出典:Amazon カナダでがんになった。あなたに、これを読んでほしいと思った。これは、たったひとりの「あなた」への物語ーー祈り…

  • このミステリーがすごい『爆弾』呉勝浩、感想レビュー

    以前にも触れたかもしれませんが、大賞に選ばれる本は前評判が良いのでしょうか。それとも、本当に審査員の目に留まって大賞に選ばれるんでしょうか。 どうやって星の数ほどある本の中から面白い小説を見つけ出せるのか。もしかしたらハズレかもしれないと考えるとなかなか無名の小説に手を出せません。時間もないので、何かしら受賞している本を読む方が確実だと思ってしまいます。 たまには、前情報も前評判も何もない小説を読んでみてどういう感想になるかやってみないとレビューブログとして面白みがないなとは思っていますが。 さて、今日は本屋大賞ノミネート、このミステリーがすごい2023年版1位、ミステリが読みたい2023年版…

  • これはヤラセか『君のクイズ』小川哲、感想レビュー

    クイズ番組はやっているとついつい見てしまいます。幼少期にはそれほど興味が無く、どちらかというと回答者のリアクションを楽しんでいたように思います。 大人になると、自分の知識を確かめるためについつい自分も答えてしまいます。その延長でYouTubeでクイズノックの動画も見るようになりました。早押しクイズの世界はその問題の答えを知っているだけではなく、ボタンの押し方や相手との駆け引きなどもあるようで、楽しそうだなぁと思いながら見ています。 今日はそんなクイズに関する斬新な小説を紹介します。 タイトル:君のクイズ 著者:小川哲 出典:Amazon 『Q-1グランプリ』決勝戦。クイズプレーヤー三島玲央は、…

  • 昔話が現代で生まれていたら『むかしのはなし』三浦しをん、感想レビュー

    昔話はお好きでしょうか。私は仕事柄、日本昔話のアニメを見たりすることがあります。また、桃太郎や浦島太郎と言った昔話を授業で扱うこともあります。 以前も書いたように思いますが、こうした昔話は現代に移るにつれ表現が柔らかくなっていると言います。 例えば、桃太郎は桃を食べて若返ったおじいさんとおばあさんの間に生まれた子どもで、鬼を殺したという表現から、川で拾った桃から生まれた桃太郎が鬼を懲らしめる表現に変わりました。 浦島太郎は最後にお爺さんになった後、鶴に変身して飛んで去っていくというエンドがあったそうですが、いつのまにか無くなった、など。 時代に合わせた物語になっています。本日は、そうした昔話が…

  • 昔話が現代で生まれていたら『むかしのはなし』三浦しをん、感想レビュー

    昔話はお好きでしょうか。私は仕事柄、日本昔話のアニメを見たりすることがあります。また、桃太郎や浦島太郎と言った昔話を授業で扱うこともあります。 以前も書いたように思いますが、こうした昔話は現代に移るにつれ表現が柔らかくなっていると言います。 例えば、桃太郎は桃を食べて若返ったおじいさんとおばあさんの間に生まれた子どもで、鬼を殺したという表現から、川で拾った桃から生まれた桃太郎が鬼を懲らしめる表現に変わりました。 浦島太郎は最後にお爺さんになった後、鶴に変身して飛んで去っていくというエンドがあったそうですが、いつのまにか無くなった、など。 時代に合わせた物語になっています。本日は、そうした昔話が…

  • 『朝が来る』辻村 深月、感想レビュー

    ミステリ好きでミステリばかりを集めて読んでいますが、たまにミステリ以外に手を出すことがあります。特にこのジャンル、というのはありませんが、気付けばヒューマンドラマが多くなっています。 ファンタジーやSFは比較的少ないかもしれません。「成長」を扱った物語は好きです。現実世界でも起こりそうな物語を小説にした作品が好きなのかもしれません。小説くらいは現実世界から離れて、どっぷりファンタジーの世界に浸ればいいものの。 今日は子供に関連する現実世界でありそうな小説を紹介します。 タイトル:朝が来る 著者:辻村深月 出典:Amazon 第147回直木賞、第15回本屋大賞の受賞作家が到達した新境地! 長く辛…

  • ミステリだけど『ミステリと言う勿れ』、感想レビュー

    ミステリ好きは漫画も知らず知らずのうちにミステリ関係を集めてしまいがちです。 小説だと文章で解説されても、いまいち分かりづらい部分がどうしても出てきますが、漫画だと絵で表されるので分かりやすかったりもします。 こうしたミステリの漫画はアニメになったり、ドラマになることが多いですね。とんでも展開になりづらく、1話完結が多いからでしょうか。 さて、本日はそんなミステリ関係の漫画で、ドラマにもなり話題となった本を紹介します。 タイトル:ミステリと言う勿れ 著者:田村由美 出典:Amazon 話題沸騰★青年・久能整!ついに登場!! 『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがつ…

  • デスノートのタッグ第3作目『プラチナエンド』、感想レビュー

    たまに漫画を見てみると、ストーリーと作画が別の人になっていることがよくあります。 専門知識が必要となるもの、例えばスポーツ系や医療系などは、それに精通している人が原作を担当し、別の人が作画を担当しているものも多く見かけます。その時は、「監修」となっている場合もありますが、とにかく合作で何かを作っていると言うことですね。 『デスノート』のタッグで有名になった大場つぐみ・小畑健ですが、次作の『BAKUMAN』でまさかそのタッグで漫画を作ることを漫画にする、いわゆるメタ作品が話題になりました。 今回は、そのタッグ第3作品目に当たる漫画を紹介します。 タイトル:プラチナエンド 著者:大場つぐみ・小畑健…

  • メルヘン×ミステリ『アリス殺し』小林泰三、感想レビュー

    桃太郎や浦島太郎といった昔話は実は今出版されているものよりも残酷だったという話はよく聞きますが、最近出版されている絵本は私が子供のころ読んでいた内容よりさらに表現が柔らかくなっているそうです。 表現が柔らかくなり、刺激を抑えられるならそれは良いことだと思いますが、重要な主旨が変わってしまっては元も子もないなと思います。 さて、今回は表現が柔らかくないほどグロテスクな表現があり、かつしっかり読んでいると頭がおかしくなりそうな本を紹介します。 タイトル:アリス殺し 著者:小林泰三 出典:Amazon 不思議の国の住人たちが、殺されていくどれだけ注意深く読んでも、この真相は見抜けない悪夢×メルヘン×…

  • 俺は犯人じゃない!『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎、感想レビュー

    小説の映画化は良く見ます。読んだ本を映像で見るのも好きですが、映像化された方が大衆向けになっていると言うか、分かりやすくなっています。 また、小説だと1冊読むのに数時間かかりますが、映画だと2時間前後で終わるので好きです。特に、東野圭吾の作品は映像化されると観てしまいます。ドラマだと池井戸潤などなど、映像化しやすい小説というのもあるんでしょうか。 そんな中で、私が映画化されて嬉しい作家の一人伊坂幸太郎の作品を今日は紹介したいと思います。 タイトル:ゴールデンスランバー 著者:伊坂幸太郎 出典:Amazon 俺は犯人じゃない! 巨大な陰謀に追い詰められた男。スリル炸裂超弩級エンタテインメント。山…

  • パニックコメディ小説『ドミノin上海』恩田陸、感想レビュー

    小説を読む速さは人それぞれですが、速読のように地の文をすっ飛ばして読む時があります。会話文を上手に描き分けている作品では、誰が話しているか分かりやすいのでそれでも内容は理解できます。 また、展開が気になるので早く読み終わりたいという気持ちが強いです。じっくり読みたい本もありますが、積み本が多いので1冊に時間がかけられないのが実情。 お金を払って買った本はじっくり読んで、図書館で借りた本はさくっと読むのもまた実情。 さて、今回は以前、そのスピード感が心地良いと紹介した『ドミノ』の続編を紹介します。 toshitoshitoshichang.com タイトル:ドミノin上海 著者:恩田陸 出典:A…

  • 夏こそホラー『親指さがし』山田悠介、感想レビュー

    普段はめったにホラーを読まないし、映画でも見ません。 ただ、心霊現象を扱った番組はついつい見てしまいます。 一人暮らしが始まってからは怖いので見られなくなりました。 絶対に何もないと分かってはいるものの、心の奥底では信じているのかもしれません。日本のホラーはこうした心の底からじわじわと恐怖を煽る作品が多いですね。 ただ、ホラーは映像が大事だと思います。映像やその見せ方で怖がらせてくるものだと思いますが、小説でホラーはどのような感想を抱くのだろうと思って本作を手に取りました。 タイトル:親指さがし 著者:山田悠介 出典:Amazon 「ねえ、親指さがしって知ってる?」由美が聞きつけてきた噂話をも…

  • 週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位!『方舟』夕木春央、感想レビュー

    ミステリー好きの理由は何でしょうか。結論が分からないという点では、どの本も同じように思います。 私の個人的な意見になりますが、現実世界を離れた物語になってしまうと何でもありになってしまいます。その点でいえば、ミステリーは読者の世界観を守ってくれていて、その範囲の中で衝撃を与えてくれます。この点にミステリーが好きな理由があるように思います。 想像しやすいというか、話が頭に入ってきやすいですね。 さて、今日はミステリーで賞を受賞し、2023年本屋大賞にノミネートされた作品を紹介します。 タイトル:方舟 著者:夕木 春央 出典:Amazon 週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位!MRC大賞20…

  • 海外で日本語教師になるには

    1.海外で働く日本語教師とは 2.海外で日本語教師になる資格 3.日本語教師のお金事情 4.日本語教師の仕事量 5.日本語教師の仕事内容 6.海外日本語教師のメリット 7.海外日本語教師のデメリット 8.海外で日本語教師を目指すには 1.海外で働く日本語教師とは 日本語教師とは、日本語を母語としない人に日本語を教える仕事です。よく言われるのが「国語教師とどう違うの?」という質問と「じゃあ、英語がぺらぺらなんだね」という感想です。しかし、国語教師の教員免許がなくても、英語がぺらぺらじゃなくても日本語教師にはなれます。以下に海外で働く日本語教師について整理していますので日本語教師、特に海外で働いて…

  • おすすめ漫画9選~ジャンルばらばら、表現や台詞が良い漫画~

    漫画のレビューも溜まってきたので先日の小説10選に続き、漫画のまとめもしていきたいと思います。 ミステリー好きが選ぶ漫画です。 1.ハコヅメ 2.BEASTARS 3. ヒナまつり 『よつばと』タイプの漫画が好きな人、ちょっとギャグ漫画に挑戦してみたいなという人にお勧め 4.サマータイムレンダ 5.アオアシ 6.H2 7.それでも町は廻っている 8.女子高生の無駄づかい あ、これが無駄づかいというタイトルの所以か!と腑に落ちました。 9.テセウスの船 1.ハコヅメ 作者は元警察官と言うことで話に説得力があり、裏話を読んでいるかのような気持ちで読むことができます。 出典:Amazon 「もう辞め…

  • おすすめ小説10選~ミステリ多め~

    レビューが溜まったのでまとめ記事を書いていきます。 ミステリ多め、表現が気に入った作品多めです。 1.『蜜蜂と遠雷』恩田陸 2.『身分帳』佐木隆三 3.『熱源』川越 宗一 4.『旅屋おかえり』原田マハ 5.『暗幕のゲルニカ』原田マハ 6.『ビブリア古書堂の事件手帖』三上延 7.『悪果』黒川博行 8.『屍人荘の殺人』今村昌弘 9.『バイバイ、ブラックバード』伊坂幸太郎 10.『#真相をお話しします』結城真一郎 1.『蜜蜂と遠雷』恩田陸 ピアノやクラシックに関して何も知識が無くても、その曲やコンテスタントがどう凄いのか、どんな印象を受けるのかを描くのが上手 出典:Amazon 近年その覇者が音楽界…

  • 違和感ミステリー、『#真相をお話しします』感想レビュー

    本屋大賞と直木賞は買って損なし、という持論があります。 もちろん、そうだからこそ受賞しているんですが。 本屋大賞になってから初めてその本に触れ、「やっぱり本屋大賞に受賞する作品ってすごいな」と思います。が、ふと「この本を見出した本屋の人たちもすごい」という考えが浮かびました。 世に出る前にその良さに気づく人たちは、どうやってその本を購入したんでしょうか。やはりある程度出版社が発売前から売れそうな本に目星をつけて本屋に紹介するんでしょうか。 前置きが長くなりましたが2023年本屋大賞にノミネートされた本を紹介します。 タイトル:#真相をお話しします 著者:結城真一郎 出典:Amazon 家庭教師…

  • 『バイバイ、ブラックバード』伊坂幸太郎、感想レビュー

    小説を購入する時に、あらすじを見て判断することが多いです。文庫本で言うと、背表紙に書かれている文章がそれにあたります。 しかし、あらすじを読んで内容が把握できることは稀で、ピンとこないことも多いです。短い文章でいかに読者の心をつかみ、レジまで持っていかせることができるか、その数行の文章は非常に考えられているはずです。 タイトル買いもそうですが、こうしたあらすじ買いも楽しいです。 今日は、そんなあらすじと言うか紹介文で購入を決めた本を紹介します。 タイトル:バイバイ、ブラックバード 著者:伊坂幸太郎 出典:Amazon 星野一彦の最後の願いは、何者かに〈あのバス〉で連れていかれる前に、五人の恋人…

  • ドラマとラストが違う『テセウスの船』感想、レビュー

    漫画のドラマ化というのはよくあります。 能力バトルものなんかはドラマ化するのが難しいので、基本的にはアニメ化が多く、ドラマ化するものの多くは青年誌に連載されているヒューマンドラマかと思います。 最近ワンピースがドラマ化したとかで話題になりましたね。 漫画のドラマ化にあたって脚本に修正が加えられることがあります。 理由としては、時間の都合であったり、売り出し中の俳優を使いたかったり、テレビで放送するには残酷すぎる表現だったり、というのが考えられます。 もちろん、監督が「こっちの方が面白い」とアイデアを入れることもあるかも知れません。今日はそんな漫画とラストが違って話題になった漫画を紹介します。 …

  • 日常系ギャグ漫画『女子高生の無駄づかい』感想レビュー

    皆さんはギャグ漫画というジャンルはお好きでしょうか。私はずっとどういったタイミングで手に取れば良いのか分かりませんでした。 とにかく、長い作品が好きな私にとっては1話完結でさくさく話が進む構成が苦手で、手に取る機会はありませんでした。 しかし、いつまでも読まず嫌いは良くないと思い、有名どころから読んでみることにしました。 タイトル:女子高生の無駄づかい 著者:ビーノ 出典:Amazon ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校。だいぶ偏差値が足りない田中(通称バカ)と、BLに傾倒する菊池(通称:ヲタ)、無表情な才女・鷺宮(通称:ロボ)。彼女達とその周りに生息する色とりどりの仲間たちが、今し…

  • 小説のような漫画『それでも町は廻っている』、感想レビュー

    今から新しい漫画を読み始めたいと思ったときの優先順位はどんなものでしょうか。 私は、総巻数が少ないこと、完結していること、口コミで評判が良いこと、などを優先して探します。 1話完結の漫画はどこから読んでも話に入れるので、隙間時間に適しています。例えば、『ワンピース』を途中から入るにはやはりそれなりの覚悟が必要になります。 そこで、最近読み始めてはまった、1話完結でどこから読み始めても楽しめる本を紹介したいと思います。 タイトル:それでも町は廻っている 著者:石黒正数 出典:Amazon 人情あふれる丸子商店に存在するメイド喫茶(カフェではない)「シーサイド」。ありふれた町のちょっとおかしなメイ…

  • 殿堂入りおすすめ漫画『H2』感想レビュー

    先日、サッカー漫画を紹介しました。 toshitoshitoshichang.com この『アオアシ』にはまり、別のサッカー漫画もちらほら目にとめるようになりました。 しかし、やはり私の中でスポーツ漫画と言えば野球漫画です。その中でも、野球の試合ばかりではない日常編も楽しめる漫画を今日は紹介します。 タイトル:H2 著者:あだち充 出典:Amazon ライバルであり、親友でもある国見比呂と橘英雄。甲子園をめざす2人の“ヒーロー”に、ひかりと春華の想いが交錯する…。正統派スポーツ&ラブストーリー。 出典:Amazon H2〔文庫版〕 1 (小学館文庫 あI 61) 作者:あだち 充 小学館 Am…

  • 『アオアシ』感想、レビュー

    野球漫画かサッカー漫画かと言われると、圧倒的に野球漫画ばかり読んでいました。 『タッチ』、『H2』から始まり、『Mr.FULLSWING』、『メジャー』、『ワンナウツ』などなど。 野球は一人ずつ順番に出番が来るので、キャラクターの特徴も出しやすく展開が分かりやすいので読みやすいです。実際の野球も同じことが言えます。 一方、サッカーは全員が同時進行しているので、どこを見ればいいのか分からず、あまり興味を持って生きてきませんでした。 そんな中、ワールドカップが始まり、何となく見ていると「サッカーの漫画って呼んだことが無いな」と思い立ち、kindleでポチりました。 toshitoshitoshic…

  • おすすめ漫画『サマータイムレンダ』、感想レビュー

    タイムリープ、ドッペルゲンガー、と聞くとターミネーター2を連想します。 タイムリープというよりは、未来から過去に人がやってくると言う話ですが、自分の母親が実はサイボーグも変装だったというシーンはトラウマでした。 『寄生獣』にも似たようなシーンがありますね。 読んだ、見た当時は周りの人の中にそういう人がいるかもしれないという恐怖で寝られないといった青春を過ごしたこともありました。 今日はそんな雰囲気を持つ漫画を紹介します。 タイトル:サマータイムレンダ 著者:田中靖規 出典:Amazon 幼馴染の潮が死んだ――。その報せを聞き、故郷の和歌山市・日都ケ島に帰ってきた慎平。家族との再会。滞りなく行わ…

  • 『屍人荘の殺人』今村昌弘、感想レビュー

    ミステリー好きとして、「このミステリーがすごい!」大賞は外せません。 ミステリーと聞くと、サスペンスとどう違うのかという話がありますが、 ミステリーは読者も犯人が分からない物語展開で、主人公と一緒に犯人を捜していくもの 一方、サスペンスは読者は犯人を知っていて、主人公がどのように追い詰めるのか楽しむもの 名探偵コナンがミステリーで、金田一少年の事件簿がサスペンスですね。 本日は、2018年度の「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作品を紹介します。 タイトル:屍人荘の殺人 著者:今村昌弘 出典:Amazon 神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介とその助手、葉村譲は、同じ大学…

  • ほのぼの日常系漫画『ヒナまつり』、感想レビュー

    よく「ほのぼの 漫画」とか「日常系 漫画」という検索をします。 バトル系やスポーツ系は途中参加がしづらいですが、『よつばと』や『ばらかもん』のような日常の1場面を切り取った漫画は1話完結のことが多いので途中からでも読むことができ、重宝しています。 本日は、その「ほのぼの系」の中でも私の琴線に触れた作品を紹介します。 タイトル:ヒナまつり 著者:大武 政夫 出典:Amazon 芦川組の若手ホープ・新田の部屋に落ちてきた奇妙な楕円形の物体。それが全ての始まりだった!物体のなかに居たのは、無表情な少女・ヒナ。強力な念動力で新田を脅し、ヒナは新田家に住みつくことに。かくしてヤクザとサイキック少女の危険…

  • 『悪果』黒川博行、感想レビュー

    私は関西弁を話しますが、文章を書くときは基本的に使いません。 文で関西弁を見ると、キャラクターの味が出ますが、だいたい関西弁を話すキャラクターはお金に汚い、ちょっと抜けている、食いしん坊、などそんなに良いキャラクターとして描かれませんね。 方言を使うキャラクターには親近感を持ちますが、関西弁を使わない人が読むときは頭の中でどのように読んでいるのか気になります。 さて、今回は主人公や登場人物が、いわゆるこてこての関西弁を使う警察の物語です。 タイトル:悪果 著者:黒川博行 出典:Amazon 大阪府警今里署のマル暴担当刑事・堀内は、淇道会が賭場を開くという情報を掴み、開帳日当日、相棒の伊達らとと…

  • 『BEASTARS』漫画、感想レビュー

    動物たちの世界の物語、と聞くとズートピアを思い浮かべます。 ズートピアのような動物たちの世界で取り上げられる話は、種族の違い、特に肉食動物と草食動物との共存があります。 共存を目指すうえで、肉食動物は草食動物を食べることを我慢する必要があり、我慢する上で代替食品となるものを発見するのがこういったテーマのゴールかと思います。 そういった動物たちの世界を舞台の漫画を一つご紹介したいと思います。 タイトル:BEASTARS 著者:板垣巴留 出典:Amazon 肉食獣と草食獣が共存する世界。そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ。チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。そんな彼が…

  • おすすめ漫画『ハコヅメ』、感想レビュー

    小説、特にミステリーと言えば警察物が好きです。『教場』や東野圭吾の新参者シリーズなど、頭のきれる刑事が出る話がとても好きです。 こうした警察物は基本的に刑事が中心ですが、今回紹介する漫画は刑事も出てきますが、交番に勤める警察官が主役です。 小説ストックが切れたので、漫画のレビューです。 タイトル:ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 著者:泰三子 出典:Amazon 「もう辞めてやる!」辞表を握りしめた新米女性警察官・川合の交番に、なぜか刑事課から超美人の藤部長が配属されてきた。岡島県警(の男性陣)を絶望におとしいれるコンビの誕生である。某県警に勤めること10年、隠そうとしても漏れ出てくる作者の本音がヤ…

  • 『ビブリア古書堂の事件手帖』三上延、感想レビュー

    一昔前の文学作品をしっかりと読んだ記憶がありません。おそらく学校の国語の授業で扱っただけで読んだ気になって、実際に本で読んだことはないのかもしれません。 夏目漱石や宮沢賢治などが良い例で、実際に図書館で見かけると「こんなに長い話だったんだ」と知ることが良くあります。 本日は、そういった本好きなら誰しもが聞いたことのある本をテーマに物語を進めていくミステリー小説をご紹介します。 タイトル:ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙は客人たち~ 著者:三上延 出典:Amazon 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋 「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ…

  • 『暗幕のゲルニカ』原田マハ、感想レビュー

    通っていた高校に大きなゲルニカのレプリカが飾られていました。 当時は特に気に留めていませんでしたが、今日ご紹介する本を書店で見つけたときにふと記憶が甦りました。 タイトル:暗幕のゲルニカ 著者:原田マハ 出典:Amazon ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレーター八神瑤子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑤子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。怒濤のアートサスペンス! 出典:Am…

  • 『旅屋おかえり』原田マハ、感想レビュー

    旅行と言えば食べ物ですが、最近は旅先で車をレンタルして遠距離運転することが楽しくなってきました。 しかし、様々な理由から旅行に行けない人も大勢います。そうした人の代わりに旅行に出て、見てきたもの感じたことを伝える。それが、旅屋と言う職業らしいです。 タイトル:旅屋おかえり 著者:原田マハ 出典:Amazon あなたの旅、代行します! 売れない崖っぷちアラサータレント“おかえり”こと丘えりか。スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因でテレビの旅番組を打ち切られた彼女が始めたのは、人の代わりに旅をする仕事だった――。満開の桜を求めて秋田県角館へ、依頼人の姪を探して愛媛県内子町へ。おかえりは行く…

  • 『熱源』川越 宗一、感想レビュー

    タイトル買いしている本が多い中、今日は知人からの紹介で読んだ本です。 普段から私は「おすすめの本を教えて」と聞きます。 その人のことを「この人はすごい」と思ったときに聞きます。 自分が好きなジャンル以外で面白い本を探すときに便利な言葉です。 きっかけは、学生時代にとある植林ツアーに参加した際に様々な年代、経歴の方と会う機会があり、こんな人たちと会う機会なんて無いと思うから何でも質問してみて、と主催者に言われたことです。 とっさに「読んだ方が良い書籍はありますか」と尋ねました。すると個性あふれる書籍をたくさん紹介され、全部読んでみたいと思いました。それらのレビューはまた後程。 本日は、また別の機…

  • 『身分帳』佐木隆三、感想レビュー

    罪を犯した人間が、出所後に新しい人生を歩もうとします。 再犯しないように静かに暮らそうとしますが、自身の性格からそううまくはいかない。 犯罪はもちろん悪いことです。 罪を償った人の生きる世界を描いた作品。何とも言えない気持ちになりました。 本日はそんな作品をレビューしたいと思います。 タイトル:身分帳 著者:佐木隆三 出典:Amazon 映画監督西川美和が惚れ込んで映画化権を取得した、『復讐するは我にあり』で知られる佐木隆三渾身の人間ドラマ! 映画『すばらしき世界』(2021年2月公開)原案。復刊にあたって、西川美和監督が書き下ろした解説を収録。 人生の大半を獄中で過ごした前科10犯の男が、極…

  • 『祝祭と予感』恩田陸、感想レビュー

    漫画やアニメで登場キャラクターの回想編というのが苦手です。 現在が既に決まっているので、過去にどんなことがあろうと「でも、現代だとこうなっているからな」となってしまうからです。 そのキャラクターをさらに際立たたせるためなんだと思いますが、現代でも知らない新しい展開を早く知りたいと思ってしまいます。 本日はそんな『蜜蜂と遠雷』の続編(過去編?)にあたる作品をレビューしたいと思います。 タイトル:祝祭と予感 著者:恩田陸 出典:Amazon 大好きな仲間たちの、知らなかった秘密。 入賞者ツアーのはざまで亜夜とマサルとなぜか塵が二人のピアノ恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。芳ヶ江国際ピアノ…

  • 『蜜蜂と遠雷』恩田陸、感想レビュー

    聞き手が見えていないものを言葉だけで聞き手に伝えると言うのは難しいです。 特に小説における音楽など。 漫画で音楽系のものを読んでいると特にそう感じます。 例えば、BECKやBLUE GIANTと言った「天才的な」音楽の才能を持つキャラクターを中心に据えた漫画でそれを表現できると言うのは感心します。 天才的な歌唱力を持つひ弱な少年がちょっと怖そうな人たちとバンドを組む漫画 BECK(1) (月刊少年マガジンコミックス) 作者:ハロルド作石 講談社 Amazon 努力家で天才的な表現力を持つサックス奏者がジャズの世界で進んでいく漫画 BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス) 作者:石塚真一…

  • 『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン、感想レビュー

    スマホが普及し始めたころから少しずれて私はスマホを手に入れました。 それでも、今ではスマホが無いと落ち着きません。 世間一般に言われるスマホの悪影響を全て享受しているように思います。 本日はまさにタイトル買いをしたこちらの書籍をレビューします。 タイトル:スマホ脳 著者:アンデシュ・ハンセン 出典:Amazon 平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕…

  • おすすめ小説まとめ5選

    本日は、買ってよかったと思える作品レビューをまとめます。 タイトル買いと言いながら、Amazonのお勧めに表示される本から選んで購入しているので、好きな作家が中心になっているかもしれませんが、たまにはあらすじも何も知らないまま読んでみるのも良いかもしれません。 ネタバレは一切ありません。 ランキング参加中です。よろしくお願いします。 ランキング参加中読書 1.『星間商事株式会社社史編纂室』三浦しをん 2.『ルパンの消息』横山秀夫 3.『嫉妬のお作法』川村佳子 4.『リケジョ!』伊与原 新 5.『ドミノ』恩田陸 6.最後に 1.『星間商事株式会社社史編纂室』三浦しをん 出典:Amazon 川田幸…

  • 『ユージニア』恩田陸、感想レビュー

    前回の『ドミノ』がすごく良くて、作者買いをしました。 タイトル買いをするには難しい『ユージニア』という書籍を今回はレビューしたいと思います。 toshitoshitoshichang.com 出典:Amazon 概要: あの夏、白い百日紅の記憶。死の使いは、静かに街を滅ぼした。旧家で起きた、大量毒殺事件。未解決となったあの事件、真相はいったいどこにあったのだろうか。数々の証言で浮かび上がる、犯人の像は--。 出典:Amazon ユージニア (角川文庫) 作者:恩田 陸 KADOKAWA Amazon 評価:★★★★☆ レビュー: 恩田陸すごい、となったので購入したこちらの作品でしたが、この作品…

  • 『ドミノ』恩田陸、感想レビュー

    ドミノと聞くと「バタバタと物事が連続して起こっていく」と言うようなストーリーを連想します。何か小さなきっかけで物事が連鎖し、大きな結果に繋がると言うとバタフライエフェクトみたいですね。 さて、今日は『ドミノ』という書籍をレビューしたいと思います。 タイトル:ドミノ 著者:恩田陸 出典:Amazon 概要: 一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。待ち合わせ場所に行き着けない老人。老人の句会仲間の警察OBたち。真夏の東京駅、二七人と一匹の登場人物はそれぞれに、何かが起こる瞬間を待っていた。迫りくるタイ…

  • 『リケジョ!』感想、レビュー

    自分自身が完全文系ということもあり、タイトル買いした本を読み終わりました。 買ってから分かりましたが、ミステリーでした。 タイトル:リケジョ! 著者:伊与原 新 出典:Amazon 概要: 貧乏大学院生で人見知りの律は、不本意ながら成金令嬢・理緒の家庭教師をすることに。科学大好き小学生の理緒は彼女を「教授」と呼んで慕ってくる……無類に楽しい、理系乙女ミステリシリーズ誕生!! 出典:Amazon リケジョ! (角川文庫) 作者:伊与原 新 KADOKAWA Amazon 評価:★★★★★ レビュー: 前情報なし、タイトル衝動買いをしたこの作品でしたが、読後感想としては「買ってよかった」というもの…

  • 『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』、感想レビュー

    皆さんは、朝に強いでしょうか。夜に強いでしょうか。 私は比較的どちらも強く、朝はどれだけ早くてもパッと起きられます。 夜は忙しくない限り10時ごろにはベッドに入りますがそこから読書したり夜更かしが始まります。 睡眠欲が無いわけではなく、睡眠の質が悪いのかなと思っています。 今日はじゃあなぜ読んだと言うような本の感想レビューをいたします。 タイトル:頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き 著者:塚本 亮 出典:Amazon 概要: 根性や意志の力に頼らず、なるべくカンタンに早起きを実践できるようになる方法をわかりやすく紹介。偏差値30から一念発起し、ケンブリッジ大学院に入学し、優秀な成績で…

  • 『マンガでわかる「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』感想、レビュー

    将来の不安、明日の不安、なんでもかんでも不安になることがよくあります。 一時期、私は非常に落ち込むことがあり、コロナで外出もできない状況が続いたため、こうした不安に駆られる毎日を過ごしていました。 その時、kindleで色々元気づける系統の書籍を漁って読んでいました。今日ご紹介する本は、その中の一つです。 タイトル:マンガでわかる「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法 著者:森下 えみこ, 大嶋 信頼 出典:Amazon 概要: シリーズ累計30万部突破!『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』待望のマンガ化! 人の顔色が気になってしかたがない、プレッシャーで体調を崩す、将来が心…

  • 仏教入門おすすめ本まとめ

    仏教と聞くと、「宗教はちょっと…」と感じてしまいます。私はタイ旅行中に様々な仏像を見て、「ブッダって何をした人だろう」と思い始めたのがきっかけでブッダの生き方といったジャンルの本を手に取るようになり、延長線上で仏教の本も時々眺めることがあります。 そうした本の中から、読みやすくて参考になったと言う本をまとめてみました。 仏教を勉強したい、ブッダの生き方を参考にしたいと思った方はぜひ手に取ってみてください。 1.超入門としておすすめ『教養として学んでおきたい仏教』 2.ブッダの歴史を知るならこれ『図解 ブッダの教え 歴史がおもしろいシリーズ』 3.ブッダの教えを現実の生活に落とした『ブッダが教え…

  • 嫉妬をパワーに変える『嫉妬のお作法』、感想レビュー

    私は嫉妬しやすいと大人になって気付いたことがあります。これは、男女関係以外でも「自分以外の人に自分にはない利益が生じた」時に発生します。簡単なことを言えば、赤信号を待っているときに、赤信号を無視して渡る人を見たとします。 私は、「社会ルールを守れないなんて!」という怒りではなく、「自分は待っているにもかかわらず、あの人は先に行った」という嫉妬で怒りが芽生えます。 共感してもらえるか分かりませんが、こういった嫉妬が多くて疲れることがあったので本作を手に取ってみました。 出典:Amazon 概要: 「嫉妬心」は、私たち人間の心に「感情」があるかぎり、物心がついたときから老年期まで、一生付き合ってい…

  • 『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』感想レビュー

    私の自己啓発本を手に取る理由は、「自分がタイトルに合う性格」であるか「自分とは全く違う人の考えを知りたい」という2パターンがあります。 今回は、「自分がタイトルに合う性格」であるパターンで手に取りました。 例によって、kindle unlimitedで0円購入です。 タイトル:敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント 著者:イルセ・サン (著), 枇谷玲子 (翻訳) 出典:Amazon 概要: 敏感な人 …… 5人に1人内向的な人 …… 2,3人に1人 “敏感な人”や“内向的な人”が、生きづらい世の中で、自分らしく生きる6つのヒント 「読んで心が楽になりました」 「涙が出ました」 「敏感すぎる…

  • Kindle Unlimitedの良さを語る

    Kindle Unlimitedと言う言葉をAmazonで買い物しているとよく見かけると思います。 特に読書好きの方は書籍を検索した際に出てくるこのワード。 本日は、このKindle Unlimitedの魅力を個人的な感想から語りたいと思います。 こんなバナーをよく見かけると思います。 いわゆる「サブスクリプション」のkindle unlimitedは月額980円で、登録されている書籍が読み放題になります。 現在、Amazonの紹介ページには200万冊以上が登録されていると書かれています。 単純に、1冊1000円の本を買うなら、kindle unlimitedに登録した方が得になるという考えが…

  • 『マンガでわかる! 対人関係の心理学』、感想レビュー

    最近、久々に書店に行ったところ、好きな作家の新刊が色々と出ていました。しかし、文庫本にならないとなかなか手が出ない、どれか1冊だけでもハードカバーで手に入れたいと考えているところです。 そんなもどかしい最中ではありますが、相変わらずkindle unlimitedで0円購入ができる本をちらちらダウンロードして読んでいます。今日はその0円購入した自己啓発のジャンルに近い本をレビューします。 kindle unlimitedは「本屋さんで購入するかは微妙だけど、月額定額で読み放題なら読んでみよう」という本に手を出す良い機会になっています。こうした時に、普段手に取らないジャンルを読み、実は自分に合っ…

  • 【ネタバレなしレビュー】『ロマンス小説の七日間』三浦しをん

    劇中劇や作中作と言う言葉があります。演劇の中で行われる演劇のこと、後者は小説の中に登場する小説のことを指します。 作中に登場する作品が現実世界にあるものを利用することも多いですが、さらにオリジナルを作成する場合もあります。『はてしない物語』などが有名じゃないでしょうか。 漫画では浦沢直樹の『MONSTER』もありますね。 本日はそんなオリジナルな作中作が登場する『ロマンス小説の七日間』と言う本のレビューです。 タイトル:ロマンス小説の七日間 著者:三浦しをん 出典:Amazon ロマンス小説の七日間 (角川文庫) 作者:三浦 しをん KADOKAWA Amazon 概要: 海外翻訳を生業とする…

  • 『純喫茶トルンカ』八木沢里志、感想・レビュー

    コーヒー好きだけれどまだ喫茶店で読書をするまでに至ることができません。憧れます。さて、本日は喫茶店が舞台の小説のレビューをしていきたいと思います。 タイトル:純喫茶トルンカ 著者:八木沢里志 出典:Amazon 概要: 東京・谷中の路地裏にある小さな喫茶店『純喫茶トルンカ』を舞台にした3つのあたたかな物語。決まって日曜に現れる謎の女性とアルバイト青年の恋模様、自暴自棄になった中年男性とかつての恋人の娘との短く切ない交流、マスターの娘・雫の不器用な初恋―??コーヒーの芳ばしい香りが静かに立ちのぼってくるような、ほろ苦くてやさしい“奇跡″の物語。各所で反響を呼んだ傑作小説、待望の新装版。(解説:南…

  • 『ルパンの消息』横山秀夫、レビュー

    タイトル:ルパンの消息 著者:横山秀夫 出典:Amazon ルパンの消息 (光文社文庫) 作者:横山 秀夫 光文社 Amazon 概要: 15年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人――。警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返す。当時、期末テスト奪取を計画した高校生3人が校舎内に忍び込んでいた。捜査陣が二つの事件の結び付きを辿っていくと、戦後最大の謎である三億円事件までもが絡んでくるのだった。時効まで24時間、事件は解明できるのか!? 著者“幻の傑作”待望の電子化。 出典:Amazon 評価:★★★★★ レビュー: 横山秀夫と言えば、『半落ち』『64』と言ったメディア化になっている…

  • 『だから仏教は面白い!全編』レビュー

    タイトル:だから仏教は面白い!前編 著者:魚川裕司 出典:Amazon だから仏教は面白い!前編 作者:魚川祐司 Evolving Amazon 概要: 仏教の「ヤバさ」、仏教の核心とは何か?そして、仏教の実践でいったい何が起こるのか? 遂に、ニー仏こと魚川祐司氏の仏教基本講座が電子書籍に! 評価:★★☆☆☆ レビュー: 講義で行われた内容の文字起こしを書籍化したものでした。そのため、会話形式で進んでいくので読みやすいです。 よく、文庫本になった時に書き下ろしのインタビューだったり、座談会だったりのような書き方と言えばわかりやすいかと思います。 こうした表現方法は会話文だけが続くのでさくさく読…

  • 楽天銀行IPO株急騰しました

    下がるかもしれないので、初値売りはせずに保有を決めた楽天銀行株ですが急騰しました。今日は午前中に楽天証券ページを見る時間が無かったので半分忘れていたんですが、先ほど確認してびっくりしました。 楽天銀行IPO株 始値が1,856円で、現在地(2023年4月21日12時39分)が1,961円と、初値売りをするよりも高くなっています。ということは、保有を決めたことは現段階では成功と言えるのではないでしょうか。 また、楽天銀行自体はネット銀行最大手ですし、何も事件が無い限り大幅に下がったりはしないんじゃないかと考えています。と言うことで、引き続き保有。 と言っても、IPO株の上場後は売ったり買ったりが…

  • 『星間商事株式会社社史編纂室』三浦しをん、レビュー

    タイトル:星間商事株式会社社史編纂室 著者:三浦しをん 出典:Amazon 星間商事株式会社社史編纂室 (ちくま文庫) 作者:三浦 しをん 筑摩書房 Amazon 概要: 川田幸代29歳は社史編纂室勤務。姿が見えない幽霊部長、遅刻常習犯の本間課長、ダイナマイトボディの後輩みっこちゃん、「ヤリチン先輩」矢田がそのメンバー。ゆるゆるの職場でそれなりに働き、幸代は仲間と趣味(同人誌製作・販売)に没頭するはずだった。しかし、彼らは社の秘密に気づいてしまった。仕事が風雲急を告げる一方、友情も恋愛も五里霧中に。決断の時が迫る。 出典:Amazon 評価:★★★★★ レビュー: ジャケット買いならぬ、作家買…

  • 『星の王子さま』サンテグジュペリ、レビュー

    タイトル:星の王子さま 著者:サンテグジュペリ 出典:Amazon 概要: 葉祥明のハートフルな絵とスピリチュアルな新訳(浅岡夢二:訳)で生まれ変わった「星の王子さま」。不朽の名作に新たな魂が吹き込まれました。 出典:Amazon 星の王子さま 作者:サン=テグジュペリ ゴマブックス株式会社 Amazon 評価:★★★★☆ レビュー: 名作と言われつつ、読まず嫌いをしていた作品です。読まず嫌いの理由はこれと言ってありませんでしたが、なんとなく洋書を避けていたのかも知れません。洋書の場合、文化の違いから感じるところも違うというバイアスがありました。 そんな時に、kindle unlimitedで…

  • Amazonアソシエイトプログラムに合格しました

    どうせブログを書くなら副業として何かしらプラスになれば良いと探し回った結果、グーグルアドセンスに辿り着きました。 グーグルアドセンスに合格するまでは1か月以上要し、「金融系のブログが通らない」と言っている記事を見て落胆しながらもなんとか合格しました。 奮闘記はこちら。 toshitoshitoshichang.com ただ、そもそもこのブログを見る人が少ないのでグーグルアドセンスはほとんど利益になりません。8000円以上にならないと出金もできないようで、8000円に届くまでに何年かかるのやらと言ったレポートを日々見ています。 そんな中、Amazonアソシエイトプログラムと言うものを紹介している…

  • 『教養として学んでおきたい仏教』レビュー

    タイトル: 『教養として学んでおきたい仏教』著者: 島田 裕巳 出典:Amazon 教養として学んでおきたい仏教 (マイナビ新書) 作者:島田 裕巳 マイナビ出版 Amazon 概要: 仏教について学ぶ。それが、この本の目的です。 「宗教、とくに仏教について学んでおく必要があるのではないか」多くの日本人は、年齢を重ねることで、そのように考えるようになります。 では、仏教についてどのように学んでいけばいいのでしょうか。この本では、仏教を学びたいと考えている人たちに、宗教学者の島田裕巳先生に、どう学んでいけばいいのかを解説していただきました。仏教の世界は広大であるため、その全貌を伝えることは難しい…

  • 楽天銀行IPO株の初値売りは保留します

    昨日18日の夜に楽天銀行IPO株が当選したという知らせを受け、慌てて色々と楽天銀行株の評価を調べました。 toshitoshitoshichang.com 予想されているサイトが多く、2次情報3次情報で判断している私ですが、今回の楽天銀行IPO株のおおよその初値は1400円~1500円というものが多かったように思います。(ど素人の投資超初心者の勝手な判断ですので、参考にしないでください。) 購入価格は1400円でしたので、仮に1500円となると100円×100株で1万円の利益が出ます。1000株など大量に当選した人であれば、10万円の利益が出ますが、私は100株しか申し込んでいなかったので1万…

  • IPO株当選、楽天銀行株

    吉報と言うのかなんというのか、とにかくタイトル通りIPO株が当選しました! 苦節2ヵ月、落選に次ぐ落選で心が折れかけていましたが初めてIPO株に当選することができました。 その奮闘記の一部をぜひご覧ください。 toshitoshitoshichang.com toshitoshitoshichang.com toshitoshitoshichang.com と言っても、評価はDの楽天銀行株です。 これから保有するのか、初値売りするのか色々と調べてみます。 まずは、嬉しくてブログに書き込みました。 今回の当選は楽天証券からとなりました。 同じ楽天グループですので、優遇されていたのかもしれません。…

  • おすすめ本10選

    読書レビュー記事が10冊に到達したところで、まとめ記事と言うものを書いてみたいと思います。「おすすめ本」とありますが、「自分が好きになれなかったが、探している人に届いてほしい」という観点のものもあります。 内容ももちろんですが、文体や書き方などを中心に個人的な感想を述べています。 今回はジャンルがバラバラですが、1冊1冊特徴のある本でしたのでお勧めです。 1.『神去なあなあ夜話』(三浦しをん 著) 神去なあなあシリーズ 2.『ヒポクラテスの誓い』(中山七里 著) 3.『ヒポクラテスの憂鬱』(中山七里 著) 4.『ヒポクラテスの悔恨』(中山七里 著) 5.『人間観察極めたら悩み消えた』 6.『ブ…

  • IPO株に当選するには

    明日、4月18日14時をもって楽天銀行の購入申し込み期間が終わります。それが終わればこの年度末年度始まりのIPO株上昇ラッシュで見受けられたIPO株のほとんどの抽選が終わります。 結果は、1つたりとも当選なしでした。 補欠当選は2回ありましたが、いずれも繰り上げ当選せず。 あんなに、ペナルティが怖いから評価が低いIPO株でも購入するぞと粋がっていたあの頃が懐かしい。 toshitoshitoshichang.com IPO株というものを知って1ヵ月と少しですが、ここまで当選しないのかと悲しくなりました。当選させるためには、家族口座を利用する方法やもっといろいろな証券会社の口座を開く必要があるそ…

  • 『図解 ブッダの教え 歴史がおもしろいシリーズ』レビュー

    書籍レビュー記念すべき10冊目はブッダ関連2冊目のこちら。 出典:Amazon 歴史がおもしろいシリーズ!の1冊。仏教の祖であるブッダについて、誕生から入滅までと、その教えについて、わかりやすく解説しました。 出典:Amazon 図解 ブッダの教え 歴史がおもしろいシリーズ 作者:田上太秀 西東社 Amazon 以前、自己啓発本は苦手でもブッダ関連の書籍は読めると言う話をしましたが、そういった経緯から本冊を手に取りました。kindle unlimited の会員だと0円で読めたというのが大きいですが。 以前のブッダ関連の書籍レビューはこちら。 toshitoshitoshichang.com …

  • 『鹿の王4』上橋菜穂子、レビュー

    ドラマや映画になる小説を先に見るか、読んでから見るかに分かれると思います。 私はドラマはあまり見ませんが、映画を見てから原作を読むと言うこともたまにあります。 映画を見てから面白いと思って、原作を読むパターンですね。 ちょっと違いますが、私が中学生だったころ、塾の先生が「理解力が無いなら先に映画を見てから読めばいい」と原版ハリーポッターを紹介していました。 想像力が培われるのは小説先派でしょうか。 さて、今日は長編アニメ映画化した『鹿の王』の第4巻をレビューしたいと思います。 出典:Amazon ついに生き残った男――ヴァンと対面したホッサルは、人類を脅かす病のある秘密に気づく。一方、火馬の民…

  • 『ヒポクラテスの憂鬱』中山七里、レビュー

    最近、徐々に評価損益が高くなってきました。一時、総合的なマイナスを見せていた国内株が徐々に上がり始めている様子で、もうしばらく放置が続きそうといった状況です。 さて、本日も読書レビューしていきたいと思います。 今回は『ヒポクラテス』シリーズの第2巻に当たる『ヒポクラテスの憂鬱』中山七里です。 出典:Amazon 埼玉県警のホームページの掲示板に“修正者”を名乗る書き込みがあった。今後、県下で起きる自然死・事故死に企みがないかどうか見極めろという。同日のアイドルの転落死にも言及したため、県警の古手川と浦和医大法医学教室の助教・真琴は再捜査と遺体の解剖に臨んだ。結果、炙り出されたアイドルの秘密と司…

  • 『鹿の王3』上橋菜穂子、レビュー

    年間100冊レビューを目指して読んでいた2021年の記事を公開しているところですが、今回で8冊目になります。4月で8冊目だとペースが遅いですが、ちくちく書いていきます。 出典:Amazon 攫われたユナを追い、火馬の民の族長・オーファンのもとに辿り着いたヴァン。オーファンは移住民に奪われた故郷を取り返すという野望を抱えていた。一方、岩塩鉱で生き残った男を追うホッサルは……!? 出典:Amazon 鹿の王 3 (角川文庫) 作者:上橋 菜穂子 KADOKAWA Amazon 鹿の王の3巻目です。 話がややこしくなってきて、一つずつのエピソードは雰囲気が良いけれど、それぞれの繋がりが良く分からなく…

  • 『鹿の王2』上橋 菜穂子、レビュー

    出典:Amazon 謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサル。遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱(ミッツァル)”であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故甦ったのか――。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り……!? 解説:夏川草介 出典:Amazon 鹿の王 2 (角川文庫) 作者:上橋 菜穂子 KADOKAWA Amazon また、なぜ2冊目からのレビューなのかと言うと、1巻目は昔に読んでいて記…

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