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インスタ映えのしない日々  http://karaz.blog.fc2.com/

もうすぐ定年。所有物を整理する自分のメモとして始めたブログ。部屋は片付き、遺言状を書き終えました。最近はエッセイの感想、ミニシアター系の映画の感想を書きながら、残り少ない人生をどのように楽しむか模索する様をブログに織り込んでいます。

由実子
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2022/05/29

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  • 【イラン映画】70歳の男女に出逢いはあるのか

    高齢の男女の出逢いを描いた異色のイラン映画、「私の好きなケーキ」を観ました。テヘランで一人暮らしをするマヒーン(リリ・ファルハダプール)。恋愛ドラマを見ながら編み物をするのが、憩いのひととき。外国に住む娘とスカイプで話はするものの、娘は育児に手いっぱい。一方的に切られてしまい、寂しさが募ります。女友だちの食事会で、ひとりが仰天告白をします。男性との、ちょっとした出逢いがあったのだと。「(後ろの席で...

  • 東京散歩)700円ランチと東京タワー

    ほんと、イナカモノなもので。東京タワーを見ると、テンションが上がります。初めて東京タワーを訪れたのは、12歳の時。修学旅行で。ロシア語を独学して数年経っていたものの、会話の練習相手になってくれるソ連人など、ド田舎にはいるはずもない。それなのに、どうだろう。東京タワーではソ連人たちと(ドへたくそな片言の)ロシア語で話ができたのだ。あの時の印象が、今でも強烈に残っている。日本食が嫌いな米国人の相方と、...

  • 市ヶ谷J's cafe ヨルダン大使館お墨付きのランチ700円

    市ヶ谷から心臓破りの坂をはぁはぁと上り、やっと着いたぜ、JICA内にある J's cafe 。10月はヨルダン。これは、調理をするのも大変だったのでは。パスタ入りのライス、ひよこ豆(ガルバンゾ)のスープ、フムスにピタパン、そしてファラフェル。私だったら、面倒くさくて、こんなにたくさん作る気になれません。大使館お墨付きのファラフェルは、パセリ入りでひよこ豆のつぶつぶ感が残り、カリっと揚がっています。上手に揚げるなぁ...

  • しまった!市ヶ谷J's cafe (JICA)アイスコーヒーのこと

    市ヶ谷にあるJICA内のカフェでアイスコーヒー(150円なり)を食後に注文してみました。漠然とですが、フェアトレードのコーヒーを取り扱っていたと記憶していましたが。なんと、ペットボトル入りの普通のコーヒーを紙コップに注いでいるところを目撃。笑ってしまった。ストローがね、面白いんです。植物の茎でしょうか。紙のストローは、変な味がするので好きではありませんが、この葦(あし)のようなストローは、飲み物の風味を...

  • CSI:ベガス 嫌いなキャラは?

    前作の「CSI:科学捜査班」の大ファンにとって、続編のCSI:ベガスは、同窓会のような興奮がありました。ブラスが、サラが、そしてグリッサムが!まー、みんな、年取っちゃったねえ。だけど、かっこいい。CSI:ベガスで主任を務めるマキシンには変な排他意識はなく、低い柔らかい話し方で、公平に統制を取るところが、プロフェッショナル。惚れ惚れします。しかしねー、脇を固める捜査員たちが・・・。ジョシュア(マット・ローリア...

  • 【インド映画】牛を追え!これは集団ヒステリーか?

    「ジャッリカットゥ 牛の怒り」 これこそ、映画館で見て欲しい。肉屋のアントニが水牛を屠ろうとした、まさにその時。水牛は逃げ出し、村のあちこちで店や家を破壊しまくる。村の男たちが水牛を捕まえようと、走る、走る、走る。これだけのストーリーで90分ももつのだろうかと思ったが、いやはや、とんでもないインド映画を観てしまった。光と音を、こんなふうに表現した映画は、ちょっとないんじゃないだろうか。揺れるカメラ。...

  • 寒暖差が激しい日々の服装

    早朝はひんやり。なのに日中は夏のような暑さ。何を着ればいいのだと迷う日々。腹巻と薄いスパッツを着ることが多いです。シルクふぁみりぃのマリーの腹巻。2020年に買いましたが、洗濯を繰り返すたびに、ふっくらと柔らかくなり、その優しい手触りに心が和みます。マリーの肌触りの虜になった私は、同じ年に「マリー コットンシルク リブスパッツ」も購入。しかし、手触りにがっかりして、しばらくしまい込んでいました。 過去...

  • ドラマで学ぶ英語 なりすまし

    携帯電話の小型化と進歩には目を見張るものがあります。映画「ターミネーター」などで出演者が、頂き物のカステラくらい大きな携帯電話をかけていた時代とは、えらい違い。さて、スマホが生活の一部、からだの一部になってしまった現代、米国ドラマでもネットがらみの単語を耳にすることが増えました。そのひとつが catfish で、初めて聞いた時は「ナマズが、何か?」といぶかしく思いました。インターネット以前の時代から、保険...

  • 外来受付トラブル/大学病院紹介状

    うーん、こういうこともあるんだなぁ、と思ったコトを。相方は大きな総合病院の皮膚科で、ふたつの件でお世話になっていました。(1)すねにできたうっ滞性皮膚炎(2)鼻にできた皮膚がん → 大学病院宛の紹介状皮膚がんについては、大学病院へ行ってくださいと言われ、紹介状を出していただきました。手術と術後経過の診察が終われば、大学病院から総合病院へ引継ぎをお願いする文書が出るのだそうです。その文書を総合病院へ...

  • ホームレスの手記 その2 救急車を呼ぶ呼ばない

    ホームレスの小山さんの最期に関わったいちむらみさこさん。動かなくなった小山さんのために、あわてて救急車を呼びますが、救急車を呼ぶべきではなかったと、病院で激しく後悔します。いちむらみさこさんは、こんなふうに「小山さんノート」に書いています。医師や看護師たちに囲まれて、どうしてもっと早く病院に連れてこなかったのか、と聞かれ(中略)わたしは涙が止まらず、声も出なかった。間違えた、と思った。(中略)これ...

  • 【フランス映画】「パリタクシー」と美しき旅路

    上品なマダム、マドレーヌ(リーヌ・ルノー)。92歳。彼女をタクシーに乗せることになったのは、借金返済を迫られていたシャルル(ダニー・ブーン)。タクシーに乗せた途端、ゆったりと自分語りを始めるマドレーヌ。マドレーヌの意外な過去が、男運のない人生が徐々に語られます。そんな暴力亭主、さっさと別れればいいのにと私は思ったのですが、1950年代のフランスでは、マドレーヌによると「主婦が仕事を見つけるのにも、夫の許...

  • うっ滞性皮膚炎経過と外来受付トラブル

    80歳近い相方の脛には、赤黒いあざが。うっ滞性皮膚炎と呼ぶそうで、下肢静脈瘤が原因です。下肢静脈瘤の手術後、しばらくチクチクと痛みがありましたが、ようやく痛みがおさまりました。うっ滞性皮膚炎はなかなか治らないと、坂口先生のブログで読んだ通り、皮膚炎は一進一退です。本日の記事には、皮膚炎に関するグロテスクな記述が含まれます。それでは、グロ話に入ります。よろしいでしょうか。さて、相方のうっ滞性皮膚炎です...

  • 関節の違和感と痛み リウマチ?ばね指?

    61歳と数か月あたりでしょうか、手を握ったり開いたりする時に違和感を覚えるようになりました。今日は私の失敗談を書いておこうかと思います。リウマチを患っていた親戚が苦労していたので、痛みに弱い私は慌てて近くの整形外科へ行きました。何度か通っている個人経営のクリニックで、ホームページには「リウマチ」も治療対象になっていたからです。レントゲン2枚(手の平を広げた写真1枚と、手指を横から撮る1枚)、採血で初...

  • ホームレスの手記 その1

    ブルーのテントに1本の傘。「小山さんノート」の表紙・裏表紙を描いたのは、代々木公園でホームレスを続ける、いちむらみさこさん。10年以上前のいちむらさんは、幼さが残る話し方でした。久しぶりに聞いたいちむらさんの話し方は、前よりもしっかりとしていました。都内の公園で亡くなっていたホームレスの女性、通称「小山さん」。享年65歳。テントの中に残された80冊以上ものノートを、有志たち(登 久希子 いちむらみさこ ...

  • リネンの地直し 横糸を抜いてみた

    浜松の機屋(はたや)さん、TKD WORKS 髙田織布工場からリネン生地を買いました。販売店ではなく、職人さんから直接買ったので安くあがり、同じ品質のリネンの半額くらいでした。40番手リネンを水通ししてから、地直しをしたところ、2センチ以上ものフリンジが右端にできてしまいました。縦糸が一番短いところと一番長いところの差は2センチ以上もあるということです。北海道に住んでいた頃は、今ほどネット通販が盛んではなかっ...

  • 【アイスランド映画】北極にひとり取り残されたら

    北極の真っ白い世界。舞台は、これだけ。主人公ひとり。途中から、もうひとり、サブで登場。大学生の卒業制作ビデオ、ではない。いやはや、たったこれだけの設定で、これほど見る人を惹きつけるとは、とんでもない映画を作っちゃったね、ジョー・ペナ。頑強なマッツ・ミケルセンをして「一番辛いロケだった」と言わしめた映画「残された者 北の極地」。余計なものをそぎ落とした世界にいると、五感が研ぎ澄まされることを実感させ...

  • わざわざ海外から持ち帰るモノ

    2年ほど前の話。相方が里帰りから戻りました。しばらく会えなかった甥や高齢のいとこ、親友たち。後期高齢者の相方は、次に彼らに会えるかどうか・・・。もうひとつの目的は、母親の遺品でぎっしりのトレーラーハウスの整理整頓をすること。母親が使っていた指ぬき3つとピンキングはさみ。米国ニュージャージーに本社があるWISS(ウィス)というメーカーのはさみです。はさみをスーツケースに入れても、空港で引き止められなかっ...

  • ドラマで学ぶ英語 死刑

    学校では death penalty とか sentenced to death なんていう言葉を習いましたが。ネバダ州ラスベガスを舞台にしたCSI:科学捜査班を見ていると、時々、耳にするのが get a needle という表現。話の前後関係で「死刑」を意味していることはすぐにわかります。ネバダ州では、薬物注射で死刑にするので、このような表現をするのですね。整形前のキャサリンも、カッコよかったな~。学生時代に、死刑に賛成か、反対かという討論をした...

  • ウール100%シンプル長袖インナー アウターとして再販

    シルクふぁみりぃのウール100%シンプル長袖インナーですが、「インナーではなく、アウターとして作ってもらえませんか」という要望に応えて、今年は薄手のセーターとして販売されています。私は2020年11月にシンプル長袖インナーを購入しましたが、普通に手洗いを繰り返しても、首元や袖口がキリリとしています。インナーは首元が大きめに開いています。セーターのほうは、少し狭くなっているようです。インナーの袖の長さは、や...

  • 市ヶ谷JICA ヨルダン・日本外交関係樹立70周年を記念して

    2024年9月30日(月曜日)から11月1日(金曜日)まで、JICAにてヨルダンに関連する展示が開催されています。 *川口ゆうこ「筆が描く ヨルダンの響き」 *佐野幸江「レンズを通して見るヨルダン」 *ヨルダン系イギリス人の歴史写真家バシャール・タバー ヨルダンのユネスコ世界遺産を紹介する写真展庶民の日常生活や考えを表現した写真も見たかったなぁというのが正直なところ。川口ゆうこさんの油絵では、ペインティン...

  • 【TVドラマ】Law & Orderに登場した有名人たち

    Law&Order SVU シーズン11まで見終わったところです。このドラマにゲスト出演した人たちの多くが、その後、人気テレビドラマにレギュラー出演しています。出世の登竜門のようなドラマ、Law&Order SVUで、私が気になった出演者をまとめました。「グッドワイフ」のアリシアと仲良しの弟、オーウェン(ダラス・ロバーツ)。シーズン6、第9話「ガラス細工の心」に始まり、その後、何度か同じ役で出演しました。「グッドワイフ」...

  • 【ジョージア映画】「金の糸」壊れた人間関係は修復できるのか

    ゴゴベリゼ監督の「金の糸」は、日本の金継ぎ(きんつぎ)からヒントを得た作品で、壊れた人間関係が金継ぎのように修復され、より強くなることは可能なのだろうかと問いかけます。物書きのエレネ(ナナ・ジョルジャゼ)の家に、ミランダ(グランダ・ガブニア)が同居することに。ミランダというのは、エレネの娘の姑にあたる。娘の姑と同居だというだけでもイヤな話。そこへもってきて、ミランダというのはソ連時代の高官ときてい...

  • 失敗談の追加 初めてのベンガラ泥染 2

    **2024年10月7日 追記**先日、「春桜」色のベンガラ泥染めの出来に満足し、その後、別の服を「鉄朱」で染めてみることにしました。鉄錆びのような色です。シルクふぁみりぃのスタッフ体験では、シルク生地がオレンジ色っぽく染まりましたが、私の場合はムラになってしまい、大失敗に終わりました。 リネン 七分袖プルオーバー 40番手くらい? 280グラムくらい? 元の色 モーブ 濃いベージュ(見る角度により、...

  • 映画祭継続のために観客ができること

    いつもは展示の企画を楽しんだり、新刊本情報を手に入れるためだけに訪れる東京堂書店。しかし、遂にこの時がやってきた。ビンボーな私が、遂に遂に(くどいぞ、貧乏人)買ってしまったのです、本を。はらだたけひでさんの「ジョージア映画全史」を。いや、それにしても。東京堂書店1階にいらっしゃる男性店員さんが紙カバーを本につける、その手さばきといったら!以前、スウェーデンから知り合いが来た時、彼女がトイレの音消し...

  • 【東京散歩】神保町 東京堂書店

    神保町のA7出口から地上へ出てすずらん通りにある東京堂書店へ。書店が多い神保町でも、これだけ間口が広い店舗を構えるのは、大変なのでは。右端の入り口から店内に入ると、右手に怪しげな階段が。二階にある展示スペースで、「シュルレアリスム100年映画祭」にちなんだ展示が。手作りのポップといい、関連図書を集める手間といい、東京堂書店のスタッフの皆様には感謝の言葉しかありません。エルンスト、キリコ、マグリットが大...

  • 楽しむだけの刺繍 見せるのではなく

    ハンガリー・カロタセグ地方の刺繍で大変印象的だったのが、赤い生地に赤い刺繍糸を高密度に刺すことでした。私には無理、そう思っていましたが、一気に逆転。黄色い生地に黄色い刺繍糸を使ってみることにしました。ベラルーシリネンの専門店、かどやで買った細番手のリネン。とっても気持ちのいい生地に合せて、コスモの刺繍糸、3297番(薄いレモンイエロー)と2007番(淡い黄緑がかった黄色)を買いました。新宿・京王百貨店のユ...

  • 【ジョージア映画】森林は守れるのか

    19世紀ジョージアの記録も、ソ連時代のやるせなさを静かに表す作品でした。ニコ・ベルナゼ(マムカ・サルクバゼ)の故郷の森に、森林開発業者の手が忍び寄ります。開発業者はロシア人ではなく、イタリアの企業のようです。森を奪われたら、村人には何もありません。都会で学ぶニコが、村人を代表して森林開発反対を役所へ訴えに行きますが、役人は「反対する人数が少ない。」と言います。ニコは「ここには先祖たちも眠っているんで...

  • チェコの絵本展示会 軽井沢にて

    BEYOND PAPER PLANE チェコの絵本:新しい可能性を求めてという、ちょっとユニークな絵本を集めた展示会が軽井沢にて開催されます。私はチェコ文化センター(チェコ大使館隣接)で開催された時に訪れましたが、「こういう提示もありなのか」と新しい世界が広がる興奮を抑えられませんでした。個人的にはシュヴァンクマイエルの絵本を見ることができたのが、一番、思い出に残っています。どこまでも不思議な世界観ですが、ひとめ見...

  • 刺繍糸を譲っていただく

    普段の私なら選ばないであろう色。数年前、相方が里帰りした時、近所の人が「使わないから、持って行って」と半ば押し付けられるようにして受け取ったのだそう。今、手縫いしている黒いもんぺパンツに、青色の刺繍糸をアクセント使いするとか。左端に写っているショッキングピンクは、ハンガリー刺繍に使えそう。私らしからぬ色の刺繍糸に、逆に制作意欲が湧いてきます。...

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