前回完成披露しました西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型ですが、暗いヘッドライトがどうにも気になる、ということで早速手を入れることにしました。元のLEDから導光しての行先表示器の方向幕点灯を諦めたクモハ側について、使わなくなった方向幕の導光ラインを使うことで前照灯の照度を改善しようと思います。 ~ 改善加工後 ~ 𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃 ライトユニットから方向幕用の透明導光パーツを取り...
前照灯を明るくする(西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型)
前回完成披露しました西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型ですが、暗いヘッドライトがどうにも気になる、ということで早速手を入れることにしました。元のLEDから導光しての行先表示器の方向幕点灯を諦めたクモハ側について、使わなくなった方向幕の導光ラインを使うことで前照灯の照度を改善しようと思います。 ~ 改善加工後 ~ 𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃 ライトユニットから方向幕用の透明導光パーツを取り...
KATO製Nゲージ鉄道模型、西武鉄道701系非冷房車のお供として、西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作りました。今回は完成披露です。 サイドビュウ。床下機器は一応それっぽく並べてありますがあまり参考になさらないようにして下さい。 ヘッドライト(前照灯)は暗め。 テールライトはまずますです。 やりたかったのは西武701系非冷房車との連結走行。色合わせを...
何とか点灯化して完成 ~西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型
KATOさん(関水金属)は頑なにNゲージ鉄道模型車両の光源(今はLED)を床板側に置きたがります。室内灯すら床側ライトです。更に近年はLEDを床下(室内シートパーツと床板の間)に収める手法を取っているので、高い位置への導光距離が長くなって不利な上に、光源(LED)と導光材との位置合わせや遮光がどうしても難しくなります。 𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の7回目。完成...
車体塗装とインレタ転写(と通気口) ~西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型
西武鉄道の赤電と呼ばれる車両達の前面には、特徴的な角の取れた長四角形の車内側から開閉できる通気口がありました(クハ1411形等シルヘッダー付き車体は除きます。あいつらは前面窓が開けられるそうです)。更新前の西武101系にもやや大きめのものが付いていましたが、少し出っ張って見えるのに対して、赤電のそれは閉めた状態で車体表面とツライチ(面一)なのが特徴的です。 この通気口、これまでずっと切妻顔...
パンタグラフ周辺を作る ~西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型
西武鉄道の吊り掛け駆動車両では、前回の床下機器同様に屋根上、特にクモハのパンタグラフ周りも、全車似ているけれども微妙に違う感じになっています。同一形式でも製造時期で違ったりと、実車に忠実に、を求めるとなかなか難しいところです。 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の5回目です。車体側の工作に戻ってきました。 まずは側面の加工に見切りをつけたところで0.2mm径の穴を開けて0.2mm真...
床下機器を悩んで並べる ~西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型
西武鉄道では、571系までの(571系は1962年にサハ1551形として501系の中間車にするために作られたので車体設計上は411系よりも前ですが電動化が411系の登場(1964年)よりも後(1968年)で、運転台取付改造(571系化)は更に後年(1978年)です)吊り掛け駆動式車両は、戦前型旧型国電的な機器を搭載していて、ほぼ同一の仕様です。 そのため、2連で言えば451系、411系、571系の床下機器の配置は殆ど似たような感じになって...
新年あけましたが、喪中につきご挨拶は失礼させて頂いております。 本年も「MiOの避難所」を宜しくお願いいたします。 (茶色とかマルーンとか言われていますが実車を見ると黒に近い「西武鉄道創立110周年記念トレイン」) クオリティ低めの工作記事を時々アップしているだけに近く、閲覧数も少ない弱小ブログですが、自分の備忘録的な意味合いもあり続けております。皆様の何かの参考になれば幸いです。 ...
ブログには殆ど書いていませんが、主に私生活方面で非常にバタバタしていた2024年もいよいよ残りわずかとなりました。今年を振り返ってみますと、バタバタしつつも模型工作をすることが出来ました。気分転換とも言います。ただ、本当に落ちている時には時間が有っても工作をする気にならないものだ、ということも再認識したような1年でした。 毎週更新にこだわらなかったので、更新頻度も微妙でした。今年1年を時系列に振り...
台車のKATO方式集電化加工 ~西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型
Nゲージ鉄道模型の台車は古くはKATOとグリーンマックス(GM)が中心ピン留め方式で、今は鉄コレがピン留め方式です。ピンの爪が割れることがあったりメーカーによって微妙にサイズが違って互換性は必ずしもなかったりとかはあるものの、良くできた方式だと思います。 近年KATOとGMの完成品の主流となったスナップオン方式は部品点数削減や組み立て工数削減的に理解できるのですが、KATOが一時期ビス留め方式になった理由は...
西武411系はかなりのハイペースで401系に改造されたので、赤電最終形態での資料が非常に少ないです。401系になってからは多いので、401系の形態から予測するしか無い部分があったりします。 近江鉄道に居る元西武401系421編成の806編成 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の2回目です。 ここで少しプロトタイプ検討の話をしたいと思います。西武411系において、当鉄道の1980年代初頭という...
KATOから西武701系(非冷房)が製品化されたときは、冷改HSC化後や801系、411系とバリエーション展開されていくのでは、と期待されていましたが、まったく進展なく再生産もされずに今に至っています。西武101系の時にも同じようなことを書いた記憶がありますので、KATOあるある、といったところです。バリエーション展開の金型を作ってもペイしないと判断されているのかもしれません。101系と701系で動力足回りの構成を変えてしま...
KATO西武701系(非冷房)のスナップ式台車をネジ留め台車に交換
西武鉄道701系は途中で冷改HSC化されたのは誰でもわかる点ですが、原型非冷房からいきなり最終形になったわけではなく、いろいろな変更を経ています。その1つがクハの台車交換で、冷改HSC化に先行してTR11A台車から101系と同じFS072台車に変更されています。 今回は、KATO製の西武鉄道701系(非冷房車)Nゲージ鉄道模型の時代設定を後にずらす加工の続編として、台車交換をしてみたいと思います。 使用する台...
KATO西武701系(非冷房)にインレタ転写とヨミレンズ取付
当方ではしばらく前から加工車両のヘッドライト用導光材を先端付近で一旦切って途切れさすことで、消灯時にヘッドライトが黒く沈んでしまうのを防止する策を取っています。今回は巷で話題のヘッドライトレンズのパーツである「ヨミレンズ」を先日のJAMコンで入手したので早速使ってみることにしました。 KATO製の西武鉄道701系(非冷房車)Nゲージ鉄道模型の時代設定を後にずらす加工の続きです。 室内パーツ...
KATO西武701系(非冷房)に無線アンテナ取付けとTNカプラー化+小加工
KATO製の西武鉄道701系Nゲージ鉄道模型は、KATOの説明文によれば、昭和45~49年(1970~1974)頃の姿を再現しています。クハの台車がTR11A、無線アンテナ取付前、前面強化改造後、(もちろん)冷房改造前、客扉原形、の姿で、乗務員手すりが露出している1次車です。 当方では西武鉄道の車両は1980年代初頭の姿を基本としています。KATOでは西武鉄道5000系レッドアロー6両編成は昭和53年(1978年)前後をプロトタイプにしてい...
2024年8月17日の土曜日に第23回国際鉄道模型コンベンション(JAMコン)に行ってきました。 大会場での鉄道模型の展示会としては、かつて松屋銀座で開催されていた鉄道模型ショウが思い出されます。ショウの目的のひとつが新製品予定の公開と試作品の展示だったこともあって、Webであっという間に広報できてしまう現在では役割を終えたとも言われています。ですが静岡ホビーショーは鉄道模型だけではないとはいえ未だ開催さ...
西武鉄道において、101系イエローツートンの窓回りのウォームグレーが赤電のベージュ(トニーベージュ)と同じ色、というのはこのブログでは何度も書いています。 しかし模型となると話は別でして、模型の色は実物とは異なります。特にKATOのNゲージ車両では退色も含めた実車のイメージと合うように調整されています。 模型の西武101系と西武701系を並べてみて、ほら、ベージュ色は違うよね。と思ったところで...
今年も暑い夏がやってきました。 現状、多忙と言うほどではないのですが、精神的余裕がなく、模型活動がかなりの牛歩状態です。そんな中、今回はTNカプラーの小加工です。 配管モールド付きTNカプラー(JC6392)の配管を片側2段にして、胴受け両脇のジャンパ線受モールドも削ったものに、武蔵模型工房さんの西武用TNカプラー電連1段タイプGを組み合わせたものを作りました。形を整えたり積層痕の処理とかは特...
西武鉄道101系非冷房車(タイプ)のNゲージ鉄道模型を作る際に、調色したウォームグレー(トニーベージュ)の残った塗料を使って車体の窓断面と乗務員扉の溝を塗り、窓ガラスや乗務員扉周囲に黄色が見えている状況の改善をしてみました。 左がタッチアップ前で右がタッチアップ後 効果はてきめんで、これはもう他の車両にもやるしかない、ということで、手持ちの西武旧101系の全車に同じタッチアップをしました。 ...
KATO Railway Park フェスティバル(2024.06.09)
KATO Railway Parkとは、少し前から「Nゲージとガーデンパーク」としてアナウンスされていた鶴ヶ丘児童公園と関水金属新工場「SEKISUI WORKS」とからなるガーデンパークです。鶴ヶ島市と関水金属が協働で整備しています。工場の外周に幅762mmと同610mmの三線軌条のレールを敷設し、機関庫も建設しています。関水本線(SEKISUI MAINLINE)と呼ぶそうです。 裏手の工場駐車場のあたりの一部は併用軌道とな...
屋根を塗って完成 ~西武鉄道101系非冷房車(タイプ)を作る
西武鉄道の車両は国鉄標準に準拠した仕様の部品が多かったことで有名です。例えばグローブベンチレータも国鉄103系と同じ形のものを使っています。 西武鉄道101系非冷房車(タイプ)のNゲージ鉄道模型を作るの第3回です。KATOの初期形からの改造です。細かい差異は気にせずタイプとしたいと思います。 グローブ式ベンチレータ(グロベン)には形状の良いものを使いたいと思って手元のパーツを比較してみました...
車体加工(連結面貫通扉撤去) ~西武鉄道101系非冷房車(タイプ)を作る
西武鉄道の101系の初期車の最初の登場時はそれまでの701系列と同様な貫通路構成でしたが、製造途中から全ての連結面に1枚は貫通扉が付くように変更されました。 西武鉄道101系非冷房車(タイプ)のNゲージ鉄道模型を作るの第2回です。KATOの初期形からの改造です。細かい差異は気にせずタイプとしたいと思います。 4両中貫通路が1つしかなかった101–127編成をプロトタイプとします。該当編成のうち120番台の編成は早...
屋根板加工から配管まで ~西武鉄道101系非冷房車(タイプ)を作る
今回から新しい車両工作記事を始めます。作るのは西武鉄道101系非冷房車のNゲージ鉄道模型です。KATOの初期形からの改造です。細かい差異は気にせずタイプとしたいと思います。 西武鉄道101系のうち、旧101系とも呼ばれる初期車のNゲージ鉄道模型はKATOから製品化されています。2012年に初期形・冷房4連が発売。その後、2013年に初期形・新塗色4連、初期形・冷房6連、2015年に初期形・分散冷房(試作冷房車)4連、が...
ブログを続けている限り確実にやってくる記事数キリ番を記事にしてしまおう、と言う単純な企画、都合により記事番号と記事数がズレてしまっていますが、公開記事数で571記事目となる今回、西武鉄道571系のNゲージ鉄道模型をご紹介したいと思います。 鉄道コレクションはそのままではディスプレイモデルなのでNゲージ鉄道模型とは言えない、という考えに基づくと、残念ながら、西武鉄道の571系はNゲージ鉄道模型の完成品とし...
台車中心ピン穴の縮小 ~西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型【番外編】
最後無理やり完成に持ち込んだことも記憶に新しい(?)鉄コレベースの西武鉄道501系(2代目)Nゲージ鉄道模型です。 レンタルレイアウトでの試運転もやってきましたが、少し気になる箇所が有りました。それは、3DプリントのTR-25A台車の中心ピン穴が緩くて台車が前後左右に動きがちなところでした。KATOの中心ピン(Z01-0043)では台車を取り外した時に穴からピンが抜けてしまう位の緩さです。使えなくは無いので...
今回もまた鉄道カテゴリか雑記カテゴリか悩むような軽い話です。 コロナ感染から体力が戻らず、免疫力的に問題が有ると思われるので外出を出来る限りしないでいたのですが、いつもの薬が切れるのでやむを得ず電車に乗ってクリニックへ。 そういう時に限って何故か雪が降り、またしても雪の画像です。 ヒカリエ号と雪 東急電鉄5050系4000番台のShibuya Hikarie号。先日KATOから現行仕様にしてスロッ...
2月の上旬に関東でも結構な雪が降りました。 仕事の都合もあって、家に帰らず宿泊をすることになりました。 夜の小田急線(3000形)。そして 朝のJR横浜線(E233系6000代)。 ここは小田急の町田駅。小田急百貨店のマークがイイ感じです。新宿(今は小田急ハルクのビルの中)にはもう無いですから貴重です。 そんなこんなで不本意ながら外食も多く出歩いておりました...
前回のコッペルに牽かせる客車を作ります。と言うか、この客車キットを見つけた時にコッペルの整備をする気になったとも言います。 その昔どこかの地方鉄道で走っていたようなデッキ付きの2軸客車(トーマモデルワークスの説明文から)です。軽便鉄道風なスタイルながら一応1/150のNゲージ鉄道模型ということで、前回の有田鉄道1号機(本来軽便鉄道向けなSL(コッペル)を1067mmゲージに乗せた特殊なスタイル)が牽く...
新年のごあいさつでも取り上げた津川洋行の小型SL、有田鉄道コッペル1号機。このサイズでちゃんと走ることに感動して思わず購入したのですが、ずっと放置されていたのです。最近ではもっと低速が効き走りがスムーズだと評判な小型SLも売られているようですが、すらっとした煙突を含めてこのコッペルの形態がお気に入りです。 今回、折角なので客車を牽かせてみようと思い、カプラー交換と軽いお化粧をしてあげようというこ...
新年あけましておめでとうございます。本年も「MiOの避難所」を宜しくお願いいたします。 たまたま机の上にあったコッペル 残念ながら当面はコロナ禍継続でアフターコロナとはいかない状況が続くようです。それでも今年はもう少しは活動し易くなるでしょうか。十分な対策をしながら日常生活を動かしていくことになるのでしょう。 相変わらず内容がピンポイント過ぎたり技術的に大したことがない記事が多い...
2023年も残りわずかとなりました。今年を振り返ってみますと、昨年から再開した模型工作がぼちぼち続いていること、一時期毎週更新に復帰したりもしたこと、あたりが気持ち的には大きかったかなと思います。 ただ、毎週更新にはこだわるつもりはなく、今回のように少し投稿間隔が開くことが有っても良いかな、というスタンスでいこうと思っています。 今年1年を時系列に振り返ります。画像は全て再掲です。まずは昨...
少し前の週末、僅かな隙間時間にちょっとだけ1人運転会をやってきました。 場所は池袋のレンタルレイアウト「N SCALE TOWN 西イケ」です。 時間が短かったので先日作製したばかりの西武501系2代目と、西武551系の4連2本の8両編成の2つだけを走らせました。 YouTubeに動画をUPしましたので宜しければご覧ください。 今回は以上です。 それでは、また次回。 エントリ...
西武鉄道E61とワフ1タイプをナックルカプラー化して超短タキ編成
ペーパーキットでNゲージ鉄道模型の西武鉄道ワフ1タイプを作った記事のおまけ記事みたいなものです。西武鉄道ではワフ1の相棒としては赤い旧型電機達が似合うと思います。 当方では既にワールド工芸のE41形を1両保有していますが、実は最近中古で同じくワールド工芸のE61を入手していました。改良型ではなく旧製品です。ディテールは改良型には及びませんが、走りは問題ありませんでした。保有している旧製品のE41も...
Nゲージペーパーキット「私鉄ワフB」(甲府モデル製パンケーキコンテナブランド)からの西武鉄道ワフ1タイプ作製、後編です。 組みあがった車体にガイアノーツのサーフェイサーEVOブラックを塗りました。エアブラシでの塗装でしたが形状が入り組んでいるので全体に塗るのが大変でした。オープンデッキ構造の車両は組む前にある程度塗っておいた方が良かったのかもしれません。デッキ妻板の裏側や床下の一部は塗り残し部に筆...
甲府モデル製パンケーキコンテナブランドのNゲージペーパーキットから「私鉄ワフB」が発売されています。明言されていませんが、西武鉄道に居たワフ1形に似た車両が出来るようです。 80年代に所沢に留置されていたワフはセメント列車として製品化されているワフ101ではなく、ほぼワフ1で、個人的にこちらの方が見慣れた車両だったりします。(写真は再掲載) となると作るしかないよね、ということで...
前回ようやく一応の完成にこぎつけた「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の完成披露記事です。 両側面です。例によって床下機器の配置は考証不十分な部分も有るのであまり参考にしないでください。 連結面は作製途中は結構お見苦しい感じだったと思いますが、窓ガラスをはめて幌を付けるとそれらしく見えるものです。 先頭車はスッキ...
やっちまった!けど完成させてみる ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
しばらく投稿をお休みしている間に一応完成したらしい西武鉄道501系(2代目)です。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第17回目です。実験的要素が強かったので完成が危ぶまれておりましたが、形にはなりました。 とは言ってもタイトル通り、やっちまいました。その話は後ほど。 車側灯には以前書きましたがトレジャータウンの車側灯パー...
西武鉄道501系(2代目)の末期の姿を作っているのですが、プロトタイプは1980年3月のダイヤ改正直前まで新宿線所属(改正後には池袋線で511編成との8両編成で運用されました)だった501編成としています。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第16回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 インレタ転写をしていきます。社紋、ナンバ...
塗装良ければ全てよし? ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
個人的に工作好きを自負していますが、塗装は苦手です。 今回の西武鉄道501系(2代目)、末期の姿ですから赤電塗装を決めなければなりません。模型車両の出来は塗装で決まるといっても過言ではないと思っています。どんなに精密加工がされていても塗装をミスれば駄作になりますし、塗装がきれいに決まっている人の作品はどれも素晴らしいです。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道...
西武2000系の置き換え廃車が進む中、既に8連が居なくなった旧2000系で最後まで頑張っていた6連の2031編成の引退が発表され、今月(2023年9月)末から来月頭にかけて引退イベントが開催されるそうです。 思い起こせば先日新2000系8連の2077編成が短縮6連化されたというニュースが有り、現在武蔵丘に入場中です。2077編成は今後国分寺線の6連運用に就くことが予想され、その玉突き廃車ということになるのでしょう。少し早いで...
西武鉄道501系(2代目)ですが、全車新造の521編成以降とクモハのみ新造でサハは初期車の509編成までとでは細かい違いがいろいろ有ります(511~519編成はサハの仕様がまた少し異なります)。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第14回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 塗装工程が続きます。室内塗装環境が無いので天気と相談...
ベージュ1色に塗ってみる ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
西武鉄道501系は、茶と黄色の旧西武色で登場していますが、晩年はもちろんトニーベージュとディープラズベリーの赤電塗装です。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第13回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 台風シーズンとなり、天候不順が続く中、塗装を開始しました。 まずは鉄道カラーのベージュA、トニーベージュで...
日の字サッシの窓ガラスをひねり出してみる ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
西武鉄道501系は、初めに製造された車両と2代目の増備車とで窓の形状が違います。増備車では戸袋窓がHゴム支持となったのが目立つ相違点ですが、その他に上下段の窓開口部比率が1:1になって窓桟の位置がほぼ中央になりました。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第12回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 車体が大分出来てきま...
ブログを続けている限り確実にやってくる記事数キリ番を記事にしてしまおう、と言う単純な企画、都合により記事番号と記事数がズレてしまっていますが、公開記事数で551記事目となる今回、西武鉄道551系のNゲージ鉄道模型をご紹介したいと思います。 鉄道コレクションはそのままではディスプレイモデルなのでNゲージ鉄道模型とは言えない、という考えに基づくと、残念ながら、西武鉄道の551系はNゲージ鉄道模型の完成品とし...
車側灯のパーツにやられてみる ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
西武鉄道501系は、クモハ501形に空気ばね付き台車を採用したことでも有名です。この画期的な試みのために、空気ばね表示灯なるものが車体側面に付いていて、クモハでは通常の戸閉表示灯と故障表示灯と合わせて3つも車側灯が付いています。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第11回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 1週飛ばし...
連結面に梯子(ハシゴ)を付けてみる ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
西武鉄道501系では、初代(後の351系)、2代目、共に屋根に上る梯子(ハシゴ)が連結面に付いていました。国鉄客車にみられるハシゴは6段ですが、西武鉄道のそれは7段です。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第10回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 西武車両の連結面のハシゴには、これまでは改造タネ車にモールドされたハシ...
パンタグラフ回りを自作してみる ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
西武鉄道501系(2代目)のパンタグラフ回り、クハ1651形の屋根板を使うくらいならクモハ551形の屋根板を使えば殆どそのまま使えたのですが、そうは都合よく余剰在庫が有るわけもなく、自分で何とかします。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第9回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 作製工程的には一旦サーフェイサーを吹いて...
沓摺(くつずり)を太くしてみる ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
西武では501系(2代目)と451系の沓摺(くつずり)は外板側の折り曲げ部分が大きく、外見で太く見えます。551系や601系は太くないです。鉄コレは第7段シークレットのクハ1651タイプを除いてこれを一応作り分けています。実車は細い方の沓摺は縞鋼板製だったようですが、この細さでそこまでの再現は難しいでしょう。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第8回目で...
客用ドアのプレス凹み ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
西武501系(2代目)の新製車では客用ドアがプレス凹み無しになりました。どうやらある時期からプレス凹み無しの客用ドアが標準となったらしく、311系等では一部のドアだけプレス凹み無しになっている車両が居たりもしたようです。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第7回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 前回、切り継ぎ車体...
西武501系(2代目)は当時流行の2枚窓湘南顔をしています。551系以降の左右連続窓で細いセンターピラーのある顔とは異なり、国鉄80系全金属車の湘南顔に近い印象です。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第6回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 前回、先頭車2両分の戸袋窓形成まで終わりました。いよいよ前面周りを作ります。...
戸袋窓のHゴム支持化 ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
西武501系(2代目)作製の本丸、クモハ501に取り掛かります。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第5回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 前回まで切り継ぎ加工をしてきた中間サハ1501ですが、継ぎ目を目立たなくする努力をもう少し重ねる必要はあるものの、一通り形にはなってきましたので、一旦ここで中間車の工作を止めて先...
雨樋が付くと車体のイメージが決まってきます。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第4回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 何とか切り継ぎ跡も見えなくなってきたところで(まだ完ぺきでは無いですが、今後も何回かサーフェイサーは吹く予定なので)雨樋を取り付けます。元々2段雨樋があった部分の下端あたりを目安にマスキン...
創る苦しみ一杯?汚い切り継ぎと連結面の切妻広幅貫通路化 ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
切り継ぎ直したら隙間が大変なことに。それでもまだまだ続く試行錯誤(創意工夫?)。 ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第3回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 前回間違えて切り継いでしまい、やり直しとなった中間車化ですが、何とか所定のドア向きにして切り継ぎ直しました。サーフェイサーを吹いてみていますが、やり直し...
国鉄40系をノーシルノーヘッダーにしてみる ~西武鉄道501系(2代目)を作れるかな?
窓配置が同じなら、とにかく削ればノーシルノーヘッダーになるんぢゃない? ということで、「鉄コレベースで西武鉄道501系(2代目)のNゲージ鉄道模型が作れるかの実験君」の第2回目です。実験的要素が強いのでなかなか完成しないかもです。 まずは車両ケースのウレタンの余りを車体内一杯に収まるように切り出して入れ込んで車体を保持し、ひたすらに側面を削っていきます。 タネ車の関係でリベットが...
当ブログで何度か話題に出ている西武鉄道501系(2代目)ですが、個人的には鉄道コレクション(鉄コレ)で出してくれないかなぁ、と強く思って今日まで来ました。 西武451系以降の3ドア車は鉄コレ第7弾の451系に始まり、571系、551系、401系、701系(HSC改)、新501系、と基本寸法が近しい(全く同じではないですが模型的には無視できる範囲も多い)車両が模型化されており、これらをタネ車に殆どの車両を作ることが出来ます...
451系以前の西武鉄道の赤電に使われていたガーランド型ベンチレータ(型式上は「ガーランド式通風器」と呼ぶのが正式らしいです)は独特な形状をしていた、ということは前回の記事に書いた通りです。ちなみに前回の私の解釈というか妄想めいたものについて、ホビぽっぽさんに既にコメントと情報を頂いておりますが、その他にもコメント・ご意見等ございましたらお寄せください。お待ちしております。特に正確な資料・情報等をお持...
西武鉄道では501系2代目の後に登場した451系まではガーランド型ベンチレータを採用していました。551系以降はグローブ型ベンチレータです。451系にはグローブ型ベンチレータを付けて増備されたクハも居ます。 これらのガーランド型ベンチレータは、基本的には旧型国鉄電車(旧国)から引き継いだ形態をしていますが、1車両中2か所のファンデリア直上のみ、大型の特殊形状のものを付けています。 機器類には旧国と同...
Nゲージ鉄道模型用インスタントレタリングの特注品(オリジナルインレタ)の作製
西武鉄道の車両のうち、更新してプレートナンバーになってしまった車両以外の車両では、車番標記はグリーンマックスのインレタを駆使すれば大概何とかなる気がします。多少オーバースケール気味ですが、オーパースケールが故にナンバーを拾って組み合わせ易いという利点も有ります。 問題はその他の検査表記等で、新2000系では銀河モデルのインスタントレタリング(インレタ)を使って実現しましたが、既に入手難なインレタ...
我が家の西武鉄道の車両達ですが、先日まで作っていた新2000系やその他の新しめの車両達を除いて、時代設定は80年代前半ということにしています(例外は有ります)。 実は1980年(昭和55年)3月17日のダイヤ改正は西武鉄道にとってエポックメーキングな改正でした。具体的には下記の通りです。 列車種別の追加と、それまで小型で赤色のみだった種別札を大型化と色別化 特急/急行/準急/快速/快速急行/通勤準急/...
西武鉄道新2000系前期型 パンタグラフ削減前4連 完成披露
「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載16回目の最終回、というかあとがきみたいなものです。 ようやく完成した新2000系4+4の8両編成。塗装済みキットから作っているのに5か月以上時間がかかってしまいました。 今回パンタグラフ削減前ということで、2両のクモハのどちらも屋根上機器と配管を復活させて、ダブルパンタ...
細かい加工、色差し、TNカプラー化、そして完成へ ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載15回目です。今回で一気に完成まで行きます。 まずインスタントレタリングの保護のためにガイアカラーのセミグロスクリアーで車体全体をコーティングしました。 カーモデルのような水研ぎ仕上げをしない鉄道模型では、クリアコートは艶を整える意味で最後に1回吹くだけ、とずっと思って...
車体へのインスタントレタリング転写 ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
今回かき集めたインスタントレタリングの一部です。殆どが絶版で入手難になっています。購入とともに在庫切れとなる例も多くて予備も入手できず、今回が最後の活用になってしまいそうな感じです。今後のことを考えると心配になります。早期再開を希望しますが、それが叶わないのであれば自分で特注インレタを作るしか無い感じですね。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4...
室内塗装と前面手すり交換 ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
車体は塗装済みになっていますが、内側は当然ながら無塗装です。そこで室内塗装を検討しました。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載13回目です。 まずは遮光を兼ねて乗務員室部分にガイアのサーフェイサーエヴォブラックを筆塗りしました。外側にはみ出さないように塗るのがかなりしんどかったです。乗務員室内は実際には...
床面と床下の塗装、仕上げ ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
平面化した床面を塗装して床下機器も塗装すれば、車体下部が完成に一気に近づきます。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載12回目です。 まずは床面、シートパーツ周りから。 今回作っている旧製品のキットでは表現されていない両端部のシートですが、さして見えない部分でもあり、プラ板で適当に作ることにしました...
屋根に色差しして屋根板組み上げ ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
色差しは最低限にしています。ウェザリングを殆どしないから、というのもありますが、妙にメリハリの利いた感じにはしたくない、という思いも有ります。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載11回目です。 塗装が終わった屋根にベンチレータを取り付けました。取付穴が1つだと穴は開けやすいですが油断すると回転して...
屋根と屋根上機器の塗装 ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
西武鉄道の場合、屋根とベンチレータは基本的には同一色です。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載10回目です。 いよいよ屋根関連の塗装です。エアブラシを久しぶりに持ち出して、まずはMrカラーのC-40ジャーマングレーを屋根側面を中心に塗装した後、今度は屋根上面を中心にガイアカラーのねずみ色1号で塗装しました。ベ...
床下機器の確認と準備加工 ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
一昔前(30年前位?)のグリーンマックスのキットと言えば、床下機器は基本流用パーツばかりでした。最近の完成品では新規作製、専用品も多くなってきていますが、この塗装済みキット(トータルセット)はどうでしょうか。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載9回目です。 何はともあれ、キットの床下機器を並べてみま...
ライトユニットの種別幕点灯化 ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
80年代の西武鉄道は晴天時は前照灯(ヘッドライト)を点けずに運転されているのが普通でした。そのため模型でも当時の西武鉄道の車両ではヘッドライトの点灯にはこだわっていないのですが、他の2000系完成品がヘッドライト点灯仕様であり、当然キットの車両も点灯できる仕様になっているので、今回の模型も点灯させることにします。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4...
ベンチレータの準備/クーラーランボードに下地塗装 ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
原型の西武新2000系は西武線特有の角型ベンチレータが並んでいます。構造が押込型ではなくガーランド型になっているのだそうです。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載7回目です。 今回8両を一気に作ろう、ということにしましたので、ベンチレータの数が32個もあります。ランナーから切り出して仕上げるのも一苦労で...
無線アンテナは安定のKATO製を採用 ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
西武赤電の列車無線アンテナは個人的にKATO製に限ります。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載6回目です。 屋根上工作もいよいよ終盤です。 まずは先頭車の無線アンテナですが、キットのパーツは使わずにKATO製のE851無線アンテナ(Z03-0334)を使います。個人的に当時の再現には一番好ましい形態だと思っています...
配管類をプラ線で追加 ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
配管類は立体感も大事ですが、ごちゃごちゃしないことも大事だと思います。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載5回目です。 パンタグラフを搭載するクモハ屋根上の不足配管を復活させる作業に入ります。 今回は作るのは主に配管末端部のみであり、モハの屋根上はキットのモールド配管のままとしますので、クモハに...
避雷器とパンタスイッチ箱 ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
撤去されたパンタグラフを復活させると、機器類も復活させねばなりません。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載4回目です。 作業の都合で少しランボードから離れまして、パンタグラフを搭載するクモハ屋根上の撤去済み機器と配管を復活させる作業に入ります。 このキットには2連と共用なパーツランナーが付属してい...
新年あけましておめでとうございます。本年も「MiOの避難所」を宜しくお願いいたします。 2023年ということで、西武鉄道クハ2023です。2015年9月25日所沢駅での撮影です(2023編成は2015年10月に廃車されています)。 新年にあたってですが、昨年は模型工作を再開した年でして、今年はもうバリバリに工作を、と言いたいところですが、そうは行かない1年となりそうです。少なくともペースアップは望めない...
2022年も残りわずかとなりました。今年を振り返ってみますと、月1回更新からでしたが、ブログの定期的な更新を再開したのは大きかったかな、と思います。それは模型工作の再開を意味するものでもあるのですから。 依然としてスローペースですが、14回約10か月もかけて、駅の展示台を作りました。 そして今、西武新2000系の塗装済みキットを作っています。久しぶりの本格的な細かい工作で、技術も勘所も鈍り...
ランボードの脚を作る ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
モールドされたランボードに脚を付けます。まさに貼り付ける方式です。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載3回目です。 西武新2000系のランボードの脚は等間隔に並んでいない箇所も有るので、脚の数とランボードの長さから単純割りで位置決めが出来ません。そこでまずは実物資料を参考に、ランボードの脚の数と位置を描い...
屋根のモールドを削る ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
屋根板の加工に取り掛かりますが、まずは既存モールドの不要箇所の除去から・・・。 「グリーンマックス(GM)塗装済みキットからNゲージ鉄道模型の西武鉄道新2000系前期形4+4の8連8パンタグラフ仕様を作る」の連載2回目です。 使用している西武新2000系前期形(前面貫通扉窓 小) 4両編成セットは、クモハのパンタグラフが撤去後の姿となっていて、撤去後に丸く束ねられたケーブルまで細かくモールドされていて良い...
ランボード加工手法の決定 ~西武鉄道新2000系前期型4連を作る
展示台工作が終わったところで久しぶりの車両工作は、2019年(引っ越し前)に購入したグリーンマックスの塗装済みキットです。 商品名は 1233T 西武新2000系前期形(前面貫通扉窓 小) 4両編成動力付きトータルセット(塗装済みキット)、と、1233S の同じ車両の動力無しセットです。中身は動力ユニットが入っているかどうかとその分トレーラー用パーツが減っている以外は全く同じです。しばらく前に作る場合のプロトタ...
前回漸く完成した車両展示台。早速車両を使ってテスト撮影といきましょう。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。今回が第14回で最終回です。 まずは通電テストから。フィーダー線路を繋げてKATO113系の先頭車をレールに乗せて通電してみます。ヘッドライトが光って問題ありません。このヘッドライト、電球色LEDとかではなく麦球(電球そのもの)です。 ...
雑草は案外とまばらに生えています。そして放置されるとかなり大きく茂る品種が増えてくるようになったりします。加減が難しく、まだまだ修行が足りません・・・。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。今回は第13回です。 最後の仕上げとして、シーナリーマット感を打ち消すように草を生やしていきます。まずコースターフを木工用ボンド水溶液に浸けて小...
線路脇の小物は正直何を表しているのか分からないものも多いのですが、車両と一緒に撮影したときに目立つものは設置しておきたいところのものです。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。今回は第12回です。 前回作製した信号機を駅ホームから少し離れた位置に設置しました。出発信号機とも閉塞信号機とも取れる位置具合にしてあります。土台を切断して立...
駅の周りの線路脇と言えば信号機が欲しくなります。実際には出発信号機が無い停留所の場合も有りますが・・・。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。今回は第11回です。 線路際のストラクチャーの中では大きい部類の信号機と架線柱を作製しました。 信号機には最近発売されたグリーンマックスの(改良版)信号機キット([2217]鉄道信号機)を使い...
グルー&グレイズ (Glue `n` Glaze)とは何ぞや?
最近輸入のレイアウト商材を活発に取り扱っているKATOさん、今度はDeluxe Materials(デラックス・マテリアルズ)社の「グルー&グレイズ 」という接着剤を発売することになったそうです。この「グルー&グレイズ 」とはどんな接着剤なのでしょうか。 株式会社KATO社ページから 水性接着剤としか書かれていないですが、はみ出しても水でとれるとか。聞いた限りでは木工用ボンド(酢酸ビニルエマルジョン)と性質が...
ストラクチャー(建物)の設置は重大なイベントです。それだけで一気に進んだ気になれます。地形の高低差が少ない平面モジュールでは尚更です。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。今回は第10回です。 3回に亘って加工してきたペーパーキットベースのレリーフ建物ですが、汚そうとしたら塗料が染みて変な感じになってしまったりして、少し悩みましたが...
展示台のレリーフ状の建物は風景であると同時に背景でもある微妙な役割を担っています。主張はし過ぎないようにしながらも存在感は欲しいです。何とも矛盾しています。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。今回は第9回です。 ペーパーキットの建物(模型工房パーミルの街の集会場)を適当にぶった切ってレリーフ状にする作戦の続きです。一応形は完成さ...
線路とバラストが出来上がったので、いよいよシーナリィ作製を本格化させます。この展示台は奥行が極端に短いので、必然的に建物は特殊な仕様になってきます。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。今回は第8回です。 まずは小物類から。既に塗装まで終わっていた柵と塀。ホーム上の柵を延伸部に取り付けて、コンクリートの万年塀は右奥の住宅予定地に設...
最近どんどん西武2000系(新2000系含む)が廃車になってきているので、都度惜別記事は書かないことにしていましたが、先日、事実上の西武新2000系トップナンバーである2501編成が廃車回送されたとのニュースが出てきましたので、一つ記事を投稿したいと思います。 2501編成と言えば、登場した時の衝撃が忘れられません。 1988年3月 上石神井駅構内 まさに登場したて、スカート無し(101系や冷改701系列、...
線路にバラストを撒くと撒かないとでは仕上がりの印象がかなり変わります。道床付きレールはバラストがモールドされていて、特にユニトラックは結構しっかりめにバラストが付いていますが、それでもバラストは撒いた方が断然良いです。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。今回は第7回です。 線路へのバラスト散布ですが、モールドされた道床部分にもバ...
線路脇の小物は多ければ多いほど実感的な感じがします。ですが、一般の敷地とは異なり鉄道用地って案外と何も置いていない空間がある(工事や保線の作業スペースだったり一時的な資材置き場になったりします)のも事実です。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。今回は第6回です。 線路脇を簡単に締めることができる物の代表がケーブルトラフだと思いま...
地面のベースをどう作るかは展示台工作において重要な作業方針、コンセプトになります。スチロール板やべニア板のまま塗装してしまうのは、最も簡易かつ安易な方法です。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。今回は第5回です。 そんな安易なベース作製手段の強い味方となるのが、展示台第1段でも使ったタミヤの「情景テクスチャーペイント」です。塗料な...
駅は高さや土台の構造も大事です。割と古い時期に延伸をした電車用ホームを想定して、らしさを出しつつ仕上げていきます。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。今回は第4回です。 前回の最後に延伸部からと書きましたが、写真の都合でまずは屋根付きホームを長さを測ってレザーソー(モデリングソー)で切り出したところです。線路がコレクションボック...
駅、誰もが作りたくなる場所ですが、小さいモジュールや展示台では取り込み方が課題に・・・。 百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第3段。今回は第3回です。 初回に書きましたが、今回作りたい展示台の風景は駅の近傍の風景です。展示台程度のスペースに駅を作ると、ほぼ駅だけになってしまいます。それでも構わないと言えばそうですが、今回作りたいのは「駅...
西武ホールディングスからの発表によって、西武鉄道が2023年度以降に中古車両を導入することで、従来の黄色い車両を置き換える計画であることが明らかになりました。 ソース:西武ホールディングス(47ページ) 様々な実車系サイトで取り上げられていますが、あまりに衝撃が大きかったので、こちらでも取り上げたいと思います。 計画によると、2023年度以降に他社からサステナ車両と称する中古車両を導入するとの...
百均(ダイソー)のコレクションボックスを使ってNゲージ鉄道模型の展示台を作ろう、の企画第2段。大分間が空きましたが第2回です。 このコレクションボックスは長さが線路1つ分よりも長いので、ジョイナーを間に付けるかレールを切り継いで延長するかしか無いのですが、前回と同様に今回もレールを切り継いで設置することにしました。 もとになったのはKATOの複線レールです。PC枕木の中古品です...
ブログを続けている限り確実にやってくる記事数キリ番を記事にしてしまおう、と言う単純な企画、都合により記事番号と記事数がズレてしまっていますが、公開記事数で501記事目となる今回、西武鉄道501系のNゲージ鉄道模型をご紹介したいと思います。 鉄道コレクションはそのままではディスプレイモデルなのでNゲージ鉄道模型とは言えない、という考えに基づくと、残念ながら、西武鉄道の501系はNゲージ鉄道模型の完成品とし...
最近の西武鉄道の話題としては、ダイヤ改正が実施され、新101系1259編成が廃車になり、更に西武2000系2007編成もいよいよ来月廃車に、といった話が聞こえてくる今日この頃です。 そんな中、今回は諸般の都合により、久しぶりに西武鉄道の昔の実車の話を書きたいと思います。 西武鉄道には、〇代目の形式、というのがそこそこ有りますが、数両だけ、とかではなく系列単位で3代目まで居た車両としては、501系が挙げら...
このカテゴリでの投稿は久しぶりです。前回展示台を作ったときに、もう1つ同じ展示ケース(百均(ダイソー)のコレクションボックス)を買っていました。何を作るかは大体決まっていたので、材料集めも進めていましたが、展示台工作は後回しになりがちで今に至っています。 ずっと空ケースのままなのも寂しいのと、手っ取り早く工作ができそうな材料がそろっている、ということから、まずはこれに手を付けてみることにし...
惜別:西武鉄道旧2000系2401編成、新2000系2519編成
今回は画像は有りません。探しましたが見つかりませんでした。4連新2000系からの廃車というショッキングな出来事のために記事にしましたが、備忘録的な記事となってしまっていることをご了承ください。 先日西武鉄道2000系からまた廃車が発生し、2000系2連の2401編成と新2000系4連の2519編成が旅立ってい行きました。今回は2+4での廃車、しかも新2000系の4連からの廃車ということで、検査切れ次第順次廃車、が現実味を帯びて...
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 2022年ということで、3年前に廃車になってしまった西武鉄道2021編成から、クハ2022です。 新年にあたり、今年の抱負でも。今年はやはり、ブログ記事も寂しいことですし、少し鉄道模型関係の工作なりなんなりを動かせればな、と思っております。 現状、構想はあり材料もそこそこ集まってきているのですが、仕掛っているとすら言...
ブログ更新頻度が低空飛行をしていますが、今年もいよいよ終わりが近づいて来ました。 今年も昨年に引き続き新型コロナの影響が大きい一年となりました。コロナに弱毒化の兆しが見られたり、処方薬が認可されたりと、少しずつですが回復に向かってきている気がしなくもありませんが、まだまだ気を抜けない日々が続いています。来年も、と言うか当面はこんな感じなんでしょう。 さて、ブログ的にはキリ番記事と実車の...
西武鉄道 新2000系も検査切れ次第廃車?(惜別:2063編成, 2411編成)
先日、西武鉄道2000系から、新2000系8連の2063編成と、旧2000系2連の2411編成が、廃車のために横瀬に旅立ってしまいました。2063編成は、未更新、ひし形ダブルパンタグラフ、幕車、旧式の直流電動交流発電機(出力150kVA)搭載と、廃車フラグが立ちまくっていましたが、旧2000系8連よりも早い引退となりました。ちなみに西武旧2000系は残り4編成(6連x3、8連x1)+2連 7本になりました。 (画像は2057編成です) 10...
先日、西武鉄道2000系(旧2000系)の最古参である2001編成が、2連の2407編成を連れて廃車のために横瀬に旅立ってしまいました。これで西武旧2000系は残り4編成(6連x3、8連x1)+2連 8本になりました。6連や8連の旧2000系の廃車はある程度予想していましたが、今回は2連からも廃車が出てしまいました。2連は編成長調整用なのでしばらく安泰ではないかと思っていたのが甘かったです。40000系の導入が進み10両編成運用で使われる車両...
「ブログリーダー」を活用して、西武は赤電さんをフォローしませんか?
前回完成披露しました西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型ですが、暗いヘッドライトがどうにも気になる、ということで早速手を入れることにしました。元のLEDから導光しての行先表示器の方向幕点灯を諦めたクモハ側について、使わなくなった方向幕の導光ラインを使うことで前照灯の照度を改善しようと思います。 ~ 改善加工後 ~ 𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃 ライトユニットから方向幕用の透明導光パーツを取り...
KATO製Nゲージ鉄道模型、西武鉄道701系非冷房車のお供として、西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作りました。今回は完成披露です。 サイドビュウ。床下機器は一応それっぽく並べてありますがあまり参考になさらないようにして下さい。 ヘッドライト(前照灯)は暗め。 テールライトはまずますです。 やりたかったのは西武701系非冷房車との連結走行。色合わせを...
KATOさん(関水金属)は頑なにNゲージ鉄道模型車両の光源(今はLED)を床板側に置きたがります。室内灯すら床側ライトです。更に近年はLEDを床下(室内シートパーツと床板の間)に収める手法を取っているので、高い位置への導光距離が長くなって不利な上に、光源(LED)と導光材との位置合わせや遮光がどうしても難しくなります。 𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の7回目。完成...
西武鉄道の赤電と呼ばれる車両達の前面には、特徴的な角の取れた長四角形の車内側から開閉できる通気口がありました(クハ1411形等シルヘッダー付き車体は除きます。あいつらは前面窓が開けられるそうです)。更新前の西武101系にもやや大きめのものが付いていましたが、少し出っ張って見えるのに対して、赤電のそれは閉めた状態で車体表面とツライチ(面一)なのが特徴的です。 この通気口、これまでずっと切妻顔...
西武鉄道の吊り掛け駆動車両では、前回の床下機器同様に屋根上、特にクモハのパンタグラフ周りも、全車似ているけれども微妙に違う感じになっています。同一形式でも製造時期で違ったりと、実車に忠実に、を求めるとなかなか難しいところです。 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の5回目です。車体側の工作に戻ってきました。 まずは側面の加工に見切りをつけたところで0.2mm径の穴を開けて0.2mm真...
西武鉄道では、571系までの(571系は1962年にサハ1551形として501系の中間車にするために作られたので車体設計上は411系よりも前ですが電動化が411系の登場(1964年)よりも後(1968年)で、運転台取付改造(571系化)は更に後年(1978年)です)吊り掛け駆動式車両は、戦前型旧型国電的な機器を搭載していて、ほぼ同一の仕様です。 そのため、2連で言えば451系、411系、571系の床下機器の配置は殆ど似たような感じになって...
新年あけましたが、喪中につきご挨拶は失礼させて頂いております。 本年も「MiOの避難所」を宜しくお願いいたします。 (茶色とかマルーンとか言われていますが実車を見ると黒に近い「西武鉄道創立110周年記念トレイン」) クオリティ低めの工作記事を時々アップしているだけに近く、閲覧数も少ない弱小ブログですが、自分の備忘録的な意味合いもあり続けております。皆様の何かの参考になれば幸いです。 ...
ブログには殆ど書いていませんが、主に私生活方面で非常にバタバタしていた2024年もいよいよ残りわずかとなりました。今年を振り返ってみますと、バタバタしつつも模型工作をすることが出来ました。気分転換とも言います。ただ、本当に落ちている時には時間が有っても工作をする気にならないものだ、ということも再認識したような1年でした。 毎週更新にこだわらなかったので、更新頻度も微妙でした。今年1年を時系列に振り...
Nゲージ鉄道模型の台車は古くはKATOとグリーンマックス(GM)が中心ピン留め方式で、今は鉄コレがピン留め方式です。ピンの爪が割れることがあったりメーカーによって微妙にサイズが違って互換性は必ずしもなかったりとかはあるものの、良くできた方式だと思います。 近年KATOとGMの完成品の主流となったスナップオン方式は部品点数削減や組み立て工数削減的に理解できるのですが、KATOが一時期ビス留め方式になった理由は...
西武411系はかなりのハイペースで401系に改造されたので、赤電最終形態での資料が非常に少ないです。401系になってからは多いので、401系の形態から予測するしか無い部分があったりします。 近江鉄道に居る元西武401系421編成の806編成 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の2回目です。 ここで少しプロトタイプ検討の話をしたいと思います。西武411系において、当鉄道の1980年代初頭という...
KATOから西武701系(非冷房)が製品化されたときは、冷改HSC化後や801系、411系とバリエーション展開されていくのでは、と期待されていましたが、まったく進展なく再生産もされずに今に至っています。西武101系の時にも同じようなことを書いた記憶がありますので、KATOあるある、といったところです。バリエーション展開の金型を作ってもペイしないと判断されているのかもしれません。101系と701系で動力足回りの構成を変えてしま...
西武鉄道701系は途中で冷改HSC化されたのは誰でもわかる点ですが、原型非冷房からいきなり最終形になったわけではなく、いろいろな変更を経ています。その1つがクハの台車交換で、冷改HSC化に先行してTR11A台車から101系と同じFS072台車に変更されています。 今回は、KATO製の西武鉄道701系(非冷房車)Nゲージ鉄道模型の時代設定を後にずらす加工の続編として、台車交換をしてみたいと思います。 使用する台...
当方ではしばらく前から加工車両のヘッドライト用導光材を先端付近で一旦切って途切れさすことで、消灯時にヘッドライトが黒く沈んでしまうのを防止する策を取っています。今回は巷で話題のヘッドライトレンズのパーツである「ヨミレンズ」を先日のJAMコンで入手したので早速使ってみることにしました。 KATO製の西武鉄道701系(非冷房車)Nゲージ鉄道模型の時代設定を後にずらす加工の続きです。 室内パーツ...
KATO製の西武鉄道701系Nゲージ鉄道模型は、KATOの説明文によれば、昭和45~49年(1970~1974)頃の姿を再現しています。クハの台車がTR11A、無線アンテナ取付前、前面強化改造後、(もちろん)冷房改造前、客扉原形、の姿で、乗務員手すりが露出している1次車です。 当方では西武鉄道の車両は1980年代初頭の姿を基本としています。KATOでは西武鉄道5000系レッドアロー6両編成は昭和53年(1978年)前後をプロトタイプにしてい...
2024年8月17日の土曜日に第23回国際鉄道模型コンベンション(JAMコン)に行ってきました。 大会場での鉄道模型の展示会としては、かつて松屋銀座で開催されていた鉄道模型ショウが思い出されます。ショウの目的のひとつが新製品予定の公開と試作品の展示だったこともあって、Webであっという間に広報できてしまう現在では役割を終えたとも言われています。ですが静岡ホビーショーは鉄道模型だけではないとはいえ未だ開催さ...
西武鉄道において、101系イエローツートンの窓回りのウォームグレーが赤電のベージュ(トニーベージュ)と同じ色、というのはこのブログでは何度も書いています。 しかし模型となると話は別でして、模型の色は実物とは異なります。特にKATOのNゲージ車両では退色も含めた実車のイメージと合うように調整されています。 模型の西武101系と西武701系を並べてみて、ほら、ベージュ色は違うよね。と思ったところで...
今年も暑い夏がやってきました。 現状、多忙と言うほどではないのですが、精神的余裕がなく、模型活動がかなりの牛歩状態です。そんな中、今回はTNカプラーの小加工です。 配管モールド付きTNカプラー(JC6392)の配管を片側2段にして、胴受け両脇のジャンパ線受モールドも削ったものに、武蔵模型工房さんの西武用TNカプラー電連1段タイプGを組み合わせたものを作りました。形を整えたり積層痕の処理とかは特...
西武鉄道101系非冷房車(タイプ)のNゲージ鉄道模型を作る際に、調色したウォームグレー(トニーベージュ)の残った塗料を使って車体の窓断面と乗務員扉の溝を塗り、窓ガラスや乗務員扉周囲に黄色が見えている状況の改善をしてみました。 左がタッチアップ前で右がタッチアップ後 効果はてきめんで、これはもう他の車両にもやるしかない、ということで、手持ちの西武旧101系の全車に同じタッチアップをしました。 ...
KATO Railway Parkとは、少し前から「Nゲージとガーデンパーク」としてアナウンスされていた鶴ヶ丘児童公園と関水金属新工場「SEKISUI WORKS」とからなるガーデンパークです。鶴ヶ島市と関水金属が協働で整備しています。工場の外周に幅762mmと同610mmの三線軌条のレールを敷設し、機関庫も建設しています。関水本線(SEKISUI MAINLINE)と呼ぶそうです。 裏手の工場駐車場のあたりの一部は併用軌道とな...
西武鉄道の車両は国鉄標準に準拠した仕様の部品が多かったことで有名です。例えばグローブベンチレータも国鉄103系と同じ形のものを使っています。 西武鉄道101系非冷房車(タイプ)のNゲージ鉄道模型を作るの第3回です。KATOの初期形からの改造です。細かい差異は気にせずタイプとしたいと思います。 グローブ式ベンチレータ(グロベン)には形状の良いものを使いたいと思って手元のパーツを比較してみました...
今回から新しい車両工作記事を始めます。作るのは西武鉄道101系非冷房車のNゲージ鉄道模型です。KATOの初期形からの改造です。細かい差異は気にせずタイプとしたいと思います。 西武鉄道101系のうち、旧101系とも呼ばれる初期車のNゲージ鉄道模型はKATOから製品化されています。2012年に初期形・冷房4連が発売。その後、2013年に初期形・新塗色4連、初期形・冷房6連、2015年に初期形・分散冷房(試作冷房車)4連、が...
ブログを続けている限り確実にやってくる記事数キリ番を記事にしてしまおう、と言う単純な企画、都合により記事番号と記事数がズレてしまっていますが、公開記事数で571記事目となる今回、西武鉄道571系のNゲージ鉄道模型をご紹介したいと思います。 鉄道コレクションはそのままではディスプレイモデルなのでNゲージ鉄道模型とは言えない、という考えに基づくと、残念ながら、西武鉄道の571系はNゲージ鉄道模型の完成品とし...
最後無理やり完成に持ち込んだことも記憶に新しい(?)鉄コレベースの西武鉄道501系(2代目)Nゲージ鉄道模型です。 レンタルレイアウトでの試運転もやってきましたが、少し気になる箇所が有りました。それは、3DプリントのTR-25A台車の中心ピン穴が緩くて台車が前後左右に動きがちなところでした。KATOの中心ピン(Z01-0043)では台車を取り外した時に穴からピンが抜けてしまう位の緩さです。使えなくは無いので...
今回もまた鉄道カテゴリか雑記カテゴリか悩むような軽い話です。 コロナ感染から体力が戻らず、免疫力的に問題が有ると思われるので外出を出来る限りしないでいたのですが、いつもの薬が切れるのでやむを得ず電車に乗ってクリニックへ。 そういう時に限って何故か雪が降り、またしても雪の画像です。 ヒカリエ号と雪 東急電鉄5050系4000番台のShibuya Hikarie号。先日KATOから現行仕様にしてスロッ...
2月の上旬に関東でも結構な雪が降りました。 仕事の都合もあって、家に帰らず宿泊をすることになりました。 夜の小田急線(3000形)。そして 朝のJR横浜線(E233系6000代)。 ここは小田急の町田駅。小田急百貨店のマークがイイ感じです。新宿(今は小田急ハルクのビルの中)にはもう無いですから貴重です。 そんなこんなで不本意ながら外食も多く出歩いておりました...
前回のコッペルに牽かせる客車を作ります。と言うか、この客車キットを見つけた時にコッペルの整備をする気になったとも言います。 その昔どこかの地方鉄道で走っていたようなデッキ付きの2軸客車(トーマモデルワークスの説明文から)です。軽便鉄道風なスタイルながら一応1/150のNゲージ鉄道模型ということで、前回の有田鉄道1号機(本来軽便鉄道向けなSL(コッペル)を1067mmゲージに乗せた特殊なスタイル)が牽く...
新年のごあいさつでも取り上げた津川洋行の小型SL、有田鉄道コッペル1号機。このサイズでちゃんと走ることに感動して思わず購入したのですが、ずっと放置されていたのです。最近ではもっと低速が効き走りがスムーズだと評判な小型SLも売られているようですが、すらっとした煙突を含めてこのコッペルの形態がお気に入りです。 今回、折角なので客車を牽かせてみようと思い、カプラー交換と軽いお化粧をしてあげようというこ...
新年あけましておめでとうございます。本年も「MiOの避難所」を宜しくお願いいたします。 たまたま机の上にあったコッペル 残念ながら当面はコロナ禍継続でアフターコロナとはいかない状況が続くようです。それでも今年はもう少しは活動し易くなるでしょうか。十分な対策をしながら日常生活を動かしていくことになるのでしょう。 相変わらず内容がピンポイント過ぎたり技術的に大したことがない記事が多い...
2023年も残りわずかとなりました。今年を振り返ってみますと、昨年から再開した模型工作がぼちぼち続いていること、一時期毎週更新に復帰したりもしたこと、あたりが気持ち的には大きかったかなと思います。 ただ、毎週更新にはこだわるつもりはなく、今回のように少し投稿間隔が開くことが有っても良いかな、というスタンスでいこうと思っています。 今年1年を時系列に振り返ります。画像は全て再掲です。まずは昨...
少し前の週末、僅かな隙間時間にちょっとだけ1人運転会をやってきました。 場所は池袋のレンタルレイアウト「N SCALE TOWN 西イケ」です。 時間が短かったので先日作製したばかりの西武501系2代目と、西武551系の4連2本の8両編成の2つだけを走らせました。 YouTubeに動画をUPしましたので宜しければご覧ください。 今回は以上です。 それでは、また次回。 エントリ...
ペーパーキットでNゲージ鉄道模型の西武鉄道ワフ1タイプを作った記事のおまけ記事みたいなものです。西武鉄道ではワフ1の相棒としては赤い旧型電機達が似合うと思います。 当方では既にワールド工芸のE41形を1両保有していますが、実は最近中古で同じくワールド工芸のE61を入手していました。改良型ではなく旧製品です。ディテールは改良型には及びませんが、走りは問題ありませんでした。保有している旧製品のE41も...
Nゲージペーパーキット「私鉄ワフB」(甲府モデル製パンケーキコンテナブランド)からの西武鉄道ワフ1タイプ作製、後編です。 組みあがった車体にガイアノーツのサーフェイサーEVOブラックを塗りました。エアブラシでの塗装でしたが形状が入り組んでいるので全体に塗るのが大変でした。オープンデッキ構造の車両は組む前にある程度塗っておいた方が良かったのかもしれません。デッキ妻板の裏側や床下の一部は塗り残し部に筆...
甲府モデル製パンケーキコンテナブランドのNゲージペーパーキットから「私鉄ワフB」が発売されています。明言されていませんが、西武鉄道に居たワフ1形に似た車両が出来るようです。 80年代に所沢に留置されていたワフはセメント列車として製品化されているワフ101ではなく、ほぼワフ1で、個人的にこちらの方が見慣れた車両だったりします。(写真は再掲載) となると作るしかないよね、ということで...