前回完成披露しました西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型ですが、暗いヘッドライトがどうにも気になる、ということで早速手を入れることにしました。元のLEDから導光しての行先表示器の方向幕点灯を諦めたクモハ側について、使わなくなった方向幕の導光ラインを使うことで前照灯の照度を改善しようと思います。 ~ 改善加工後 ~ 𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃 ライトユニットから方向幕用の透明導光パーツを取り...
今回もまた鉄道カテゴリか雑記カテゴリか悩むような軽い話です。 コロナ感染から体力が戻らず、免疫力的に問題が有ると思われるので外出を出来る限りしないでいたのですが、いつもの薬が切れるのでやむを得ず電車に乗ってクリニックへ。 そういう時に限って何故か雪が降り、またしても雪の画像です。 ヒカリエ号と雪 東急電鉄5050系4000番台のShibuya Hikarie号。先日KATOから現行仕様にしてスロッ...
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前回完成披露しました西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型ですが、暗いヘッドライトがどうにも気になる、ということで早速手を入れることにしました。元のLEDから導光しての行先表示器の方向幕点灯を諦めたクモハ側について、使わなくなった方向幕の導光ラインを使うことで前照灯の照度を改善しようと思います。 ~ 改善加工後 ~ 𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃 ライトユニットから方向幕用の透明導光パーツを取り...
KATO製Nゲージ鉄道模型、西武鉄道701系非冷房車のお供として、西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作りました。今回は完成披露です。 サイドビュウ。床下機器は一応それっぽく並べてありますがあまり参考になさらないようにして下さい。 ヘッドライト(前照灯)は暗め。 テールライトはまずますです。 やりたかったのは西武701系非冷房車との連結走行。色合わせを...
KATOさん(関水金属)は頑なにNゲージ鉄道模型車両の光源(今はLED)を床板側に置きたがります。室内灯すら床側ライトです。更に近年はLEDを床下(室内シートパーツと床板の間)に収める手法を取っているので、高い位置への導光距離が長くなって不利な上に、光源(LED)と導光材との位置合わせや遮光がどうしても難しくなります。 𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の7回目。完成...
西武鉄道の赤電と呼ばれる車両達の前面には、特徴的な角の取れた長四角形の車内側から開閉できる通気口がありました(クハ1411形等シルヘッダー付き車体は除きます。あいつらは前面窓が開けられるそうです)。更新前の西武101系にもやや大きめのものが付いていましたが、少し出っ張って見えるのに対して、赤電のそれは閉めた状態で車体表面とツライチ(面一)なのが特徴的です。 この通気口、これまでずっと切妻顔...
西武鉄道の吊り掛け駆動車両では、前回の床下機器同様に屋根上、特にクモハのパンタグラフ周りも、全車似ているけれども微妙に違う感じになっています。同一形式でも製造時期で違ったりと、実車に忠実に、を求めるとなかなか難しいところです。 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の5回目です。車体側の工作に戻ってきました。 まずは側面の加工に見切りをつけたところで0.2mm径の穴を開けて0.2mm真...
西武鉄道では、571系までの(571系は1962年にサハ1551形として501系の中間車にするために作られたので車体設計上は411系よりも前ですが電動化が411系の登場(1964年)よりも後(1968年)で、運転台取付改造(571系化)は更に後年(1978年)です)吊り掛け駆動式車両は、戦前型旧型国電的な機器を搭載していて、ほぼ同一の仕様です。 そのため、2連で言えば451系、411系、571系の床下機器の配置は殆ど似たような感じになって...
新年あけましたが、喪中につきご挨拶は失礼させて頂いております。 本年も「MiOの避難所」を宜しくお願いいたします。 (茶色とかマルーンとか言われていますが実車を見ると黒に近い「西武鉄道創立110周年記念トレイン」) クオリティ低めの工作記事を時々アップしているだけに近く、閲覧数も少ない弱小ブログですが、自分の備忘録的な意味合いもあり続けております。皆様の何かの参考になれば幸いです。 ...
ブログには殆ど書いていませんが、主に私生活方面で非常にバタバタしていた2024年もいよいよ残りわずかとなりました。今年を振り返ってみますと、バタバタしつつも模型工作をすることが出来ました。気分転換とも言います。ただ、本当に落ちている時には時間が有っても工作をする気にならないものだ、ということも再認識したような1年でした。 毎週更新にこだわらなかったので、更新頻度も微妙でした。今年1年を時系列に振り...
Nゲージ鉄道模型の台車は古くはKATOとグリーンマックス(GM)が中心ピン留め方式で、今は鉄コレがピン留め方式です。ピンの爪が割れることがあったりメーカーによって微妙にサイズが違って互換性は必ずしもなかったりとかはあるものの、良くできた方式だと思います。 近年KATOとGMの完成品の主流となったスナップオン方式は部品点数削減や組み立て工数削減的に理解できるのですが、KATOが一時期ビス留め方式になった理由は...
西武411系はかなりのハイペースで401系に改造されたので、赤電最終形態での資料が非常に少ないです。401系になってからは多いので、401系の形態から予測するしか無い部分があったりします。 近江鉄道に居る元西武401系421編成の806編成 西武鉄道411系(2次車)のNゲージ鉄道模型を作ろう、の2回目です。 ここで少しプロトタイプ検討の話をしたいと思います。西武411系において、当鉄道の1980年代初頭という...
KATOから西武701系(非冷房)が製品化されたときは、冷改HSC化後や801系、411系とバリエーション展開されていくのでは、と期待されていましたが、まったく進展なく再生産もされずに今に至っています。西武101系の時にも同じようなことを書いた記憶がありますので、KATOあるある、といったところです。バリエーション展開の金型を作ってもペイしないと判断されているのかもしれません。101系と701系で動力足回りの構成を変えてしま...
西武鉄道701系は途中で冷改HSC化されたのは誰でもわかる点ですが、原型非冷房からいきなり最終形になったわけではなく、いろいろな変更を経ています。その1つがクハの台車交換で、冷改HSC化に先行してTR11A台車から101系と同じFS072台車に変更されています。 今回は、KATO製の西武鉄道701系(非冷房車)Nゲージ鉄道模型の時代設定を後にずらす加工の続編として、台車交換をしてみたいと思います。 使用する台...
当方ではしばらく前から加工車両のヘッドライト用導光材を先端付近で一旦切って途切れさすことで、消灯時にヘッドライトが黒く沈んでしまうのを防止する策を取っています。今回は巷で話題のヘッドライトレンズのパーツである「ヨミレンズ」を先日のJAMコンで入手したので早速使ってみることにしました。 KATO製の西武鉄道701系(非冷房車)Nゲージ鉄道模型の時代設定を後にずらす加工の続きです。 室内パーツ...
KATO製の西武鉄道701系Nゲージ鉄道模型は、KATOの説明文によれば、昭和45~49年(1970~1974)頃の姿を再現しています。クハの台車がTR11A、無線アンテナ取付前、前面強化改造後、(もちろん)冷房改造前、客扉原形、の姿で、乗務員手すりが露出している1次車です。 当方では西武鉄道の車両は1980年代初頭の姿を基本としています。KATOでは西武鉄道5000系レッドアロー6両編成は昭和53年(1978年)前後をプロトタイプにしてい...
2024年8月17日の土曜日に第23回国際鉄道模型コンベンション(JAMコン)に行ってきました。 大会場での鉄道模型の展示会としては、かつて松屋銀座で開催されていた鉄道模型ショウが思い出されます。ショウの目的のひとつが新製品予定の公開と試作品の展示だったこともあって、Webであっという間に広報できてしまう現在では役割を終えたとも言われています。ですが静岡ホビーショーは鉄道模型だけではないとはいえ未だ開催さ...
西武鉄道において、101系イエローツートンの窓回りのウォームグレーが赤電のベージュ(トニーベージュ)と同じ色、というのはこのブログでは何度も書いています。 しかし模型となると話は別でして、模型の色は実物とは異なります。特にKATOのNゲージ車両では退色も含めた実車のイメージと合うように調整されています。 模型の西武101系と西武701系を並べてみて、ほら、ベージュ色は違うよね。と思ったところで...
今年も暑い夏がやってきました。 現状、多忙と言うほどではないのですが、精神的余裕がなく、模型活動がかなりの牛歩状態です。そんな中、今回はTNカプラーの小加工です。 配管モールド付きTNカプラー(JC6392)の配管を片側2段にして、胴受け両脇のジャンパ線受モールドも削ったものに、武蔵模型工房さんの西武用TNカプラー電連1段タイプGを組み合わせたものを作りました。形を整えたり積層痕の処理とかは特...
西武鉄道101系非冷房車(タイプ)のNゲージ鉄道模型を作る際に、調色したウォームグレー(トニーベージュ)の残った塗料を使って車体の窓断面と乗務員扉の溝を塗り、窓ガラスや乗務員扉周囲に黄色が見えている状況の改善をしてみました。 左がタッチアップ前で右がタッチアップ後 効果はてきめんで、これはもう他の車両にもやるしかない、ということで、手持ちの西武旧101系の全車に同じタッチアップをしました。 ...
KATO Railway Parkとは、少し前から「Nゲージとガーデンパーク」としてアナウンスされていた鶴ヶ丘児童公園と関水金属新工場「SEKISUI WORKS」とからなるガーデンパークです。鶴ヶ島市と関水金属が協働で整備しています。工場の外周に幅762mmと同610mmの三線軌条のレールを敷設し、機関庫も建設しています。関水本線(SEKISUI MAINLINE)と呼ぶそうです。 裏手の工場駐車場のあたりの一部は併用軌道とな...
西武鉄道の車両は国鉄標準に準拠した仕様の部品が多かったことで有名です。例えばグローブベンチレータも国鉄103系と同じ形のものを使っています。 西武鉄道101系非冷房車(タイプ)のNゲージ鉄道模型を作るの第3回です。KATOの初期形からの改造です。細かい差異は気にせずタイプとしたいと思います。 グローブ式ベンチレータ(グロベン)には形状の良いものを使いたいと思って手元のパーツを比較してみました...
今回から新しい車両工作記事を始めます。作るのは西武鉄道101系非冷房車のNゲージ鉄道模型です。KATOの初期形からの改造です。細かい差異は気にせずタイプとしたいと思います。 西武鉄道101系のうち、旧101系とも呼ばれる初期車のNゲージ鉄道模型はKATOから製品化されています。2012年に初期形・冷房4連が発売。その後、2013年に初期形・新塗色4連、初期形・冷房6連、2015年に初期形・分散冷房(試作冷房車)4連、が...
ブログを続けている限り確実にやってくる記事数キリ番を記事にしてしまおう、と言う単純な企画、都合により記事番号と記事数がズレてしまっていますが、公開記事数で571記事目となる今回、西武鉄道571系のNゲージ鉄道模型をご紹介したいと思います。 鉄道コレクションはそのままではディスプレイモデルなのでNゲージ鉄道模型とは言えない、という考えに基づくと、残念ながら、西武鉄道の571系はNゲージ鉄道模型の完成品とし...
最後無理やり完成に持ち込んだことも記憶に新しい(?)鉄コレベースの西武鉄道501系(2代目)Nゲージ鉄道模型です。 レンタルレイアウトでの試運転もやってきましたが、少し気になる箇所が有りました。それは、3DプリントのTR-25A台車の中心ピン穴が緩くて台車が前後左右に動きがちなところでした。KATOの中心ピン(Z01-0043)では台車を取り外した時に穴からピンが抜けてしまう位の緩さです。使えなくは無いので...
今回もまた鉄道カテゴリか雑記カテゴリか悩むような軽い話です。 コロナ感染から体力が戻らず、免疫力的に問題が有ると思われるので外出を出来る限りしないでいたのですが、いつもの薬が切れるのでやむを得ず電車に乗ってクリニックへ。 そういう時に限って何故か雪が降り、またしても雪の画像です。 ヒカリエ号と雪 東急電鉄5050系4000番台のShibuya Hikarie号。先日KATOから現行仕様にしてスロッ...
2月の上旬に関東でも結構な雪が降りました。 仕事の都合もあって、家に帰らず宿泊をすることになりました。 夜の小田急線(3000形)。そして 朝のJR横浜線(E233系6000代)。 ここは小田急の町田駅。小田急百貨店のマークがイイ感じです。新宿(今は小田急ハルクのビルの中)にはもう無いですから貴重です。 そんなこんなで不本意ながら外食も多く出歩いておりました...
前回のコッペルに牽かせる客車を作ります。と言うか、この客車キットを見つけた時にコッペルの整備をする気になったとも言います。 その昔どこかの地方鉄道で走っていたようなデッキ付きの2軸客車(トーマモデルワークスの説明文から)です。軽便鉄道風なスタイルながら一応1/150のNゲージ鉄道模型ということで、前回の有田鉄道1号機(本来軽便鉄道向けなSL(コッペル)を1067mmゲージに乗せた特殊なスタイル)が牽く...
新年のごあいさつでも取り上げた津川洋行の小型SL、有田鉄道コッペル1号機。このサイズでちゃんと走ることに感動して思わず購入したのですが、ずっと放置されていたのです。最近ではもっと低速が効き走りがスムーズだと評判な小型SLも売られているようですが、すらっとした煙突を含めてこのコッペルの形態がお気に入りです。 今回、折角なので客車を牽かせてみようと思い、カプラー交換と軽いお化粧をしてあげようというこ...
新年あけましておめでとうございます。本年も「MiOの避難所」を宜しくお願いいたします。 たまたま机の上にあったコッペル 残念ながら当面はコロナ禍継続でアフターコロナとはいかない状況が続くようです。それでも今年はもう少しは活動し易くなるでしょうか。十分な対策をしながら日常生活を動かしていくことになるのでしょう。 相変わらず内容がピンポイント過ぎたり技術的に大したことがない記事が多い...
2023年も残りわずかとなりました。今年を振り返ってみますと、昨年から再開した模型工作がぼちぼち続いていること、一時期毎週更新に復帰したりもしたこと、あたりが気持ち的には大きかったかなと思います。 ただ、毎週更新にはこだわるつもりはなく、今回のように少し投稿間隔が開くことが有っても良いかな、というスタンスでいこうと思っています。 今年1年を時系列に振り返ります。画像は全て再掲です。まずは昨...
少し前の週末、僅かな隙間時間にちょっとだけ1人運転会をやってきました。 場所は池袋のレンタルレイアウト「N SCALE TOWN 西イケ」です。 時間が短かったので先日作製したばかりの西武501系2代目と、西武551系の4連2本の8両編成の2つだけを走らせました。 YouTubeに動画をUPしましたので宜しければご覧ください。 今回は以上です。 それでは、また次回。 エントリ...
ペーパーキットでNゲージ鉄道模型の西武鉄道ワフ1タイプを作った記事のおまけ記事みたいなものです。西武鉄道ではワフ1の相棒としては赤い旧型電機達が似合うと思います。 当方では既にワールド工芸のE41形を1両保有していますが、実は最近中古で同じくワールド工芸のE61を入手していました。改良型ではなく旧製品です。ディテールは改良型には及びませんが、走りは問題ありませんでした。保有している旧製品のE41も...
Nゲージペーパーキット「私鉄ワフB」(甲府モデル製パンケーキコンテナブランド)からの西武鉄道ワフ1タイプ作製、後編です。 組みあがった車体にガイアノーツのサーフェイサーEVOブラックを塗りました。エアブラシでの塗装でしたが形状が入り組んでいるので全体に塗るのが大変でした。オープンデッキ構造の車両は組む前にある程度塗っておいた方が良かったのかもしれません。デッキ妻板の裏側や床下の一部は塗り残し部に筆...
甲府モデル製パンケーキコンテナブランドのNゲージペーパーキットから「私鉄ワフB」が発売されています。明言されていませんが、西武鉄道に居たワフ1形に似た車両が出来るようです。 80年代に所沢に留置されていたワフはセメント列車として製品化されているワフ101ではなく、ほぼワフ1で、個人的にこちらの方が見慣れた車両だったりします。(写真は再掲載) となると作るしかないよね、ということで...