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spacesis in ポルトガル https://spacesis.blog.fc2.com/

日本語教育メモや帰国子女大学受験体験記も含め、日々の生活を通してポルトガルの魅力を綴っています。

ポルトガルに40年在住しています。二人の子どものトライリンガル教育も終了し、現在はポルトで日本語を教えています。ポルトガル人の夫と5匹の猫と暮らしています。

spacesis
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住所
ポルトガル
出身
弘前市
ブログ村参加

2007/12/10

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  • ネコの話:フジオ君と三日間我が家に潜んでいたヨソ猫

    2022年6月30日 陽がすっかり上っていた今朝8時少し前、近頃習慣にしている30分くらいの朝の散歩に出ようとフラットのドアを開けたら、右がわの陽だまりの中にフジオ君が座っていた。「おや、フジオ君、ちょっとお待ち」と、朝ごはんを用意しに一旦家にもどった。フジオ君と言うのはこの辺りの野良猫ちゃんで、3年ほど前から夕方決まった時間に我がフラットの前に現れてはエサをねだる子だ。名前はわたしが勝手につけて...

  • 麦の秋&愚策

    2022年6月27日 「麦の秋」という言葉に出会いました。「麦の秋」は、「稲の秋」に対して、麦の収穫を迎える初夏のことで、俳句では夏の季語なのだそうです。麦は大昔、地中海地方で始まり、弥生時代には日本にも伝わっていたと言います。ところが、夏は乾燥する地中海気候からやってきた麦、湿気の多い日本の気候にはうまく適能できず、稲に主役の地位を譲ったまま、現在に至っています。おもしろいなぁと思ったのは、世界...

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  • 2年ぶりのポルト、サン・ジュアン祭り

    2022年6月22日 2年ぶりにリスボンのサント・アントニオ祭り(6月13日)、ポルトのサン・ジュアン祭りが復活だ。今日は、何度も拙ブログで取り上げているのだが、季節の行事として紹介したい。これなくして夏が始まらないと言われる6月23、24日の洗礼者ジュアン(ヨハネ)のサン・ジュアン祭。ポルトガル語でFesta de São Joãnと呼ぶ。 サン・ジュアンの祭日は24日だが、祭の見どころは23日の前夜祭だ。その数日前か...

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  • 愉快なわが友、マリアさん

    2022年6月21日 夫が珍しくわたしが授業に使っているKanjiワークブックを手に取りながら「papagaio(パパガイウ=オウムのこと)さん、どうしてるんだ?」と聞く。パパガイウさんとは我が友だちであり生徒でもあるマリアさんのことだ。言語習得にはオウムの如くまず口真似の繰り返しからと言う意味で使っている。御年84歳のポルトガル女性で細身、性格がサバサバしていて批判精神も旺盛。物事への意見がわたしと合うのでる...

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  • コロナの三銃士?

    2022年6月20日 先週は突然穴埋め原稿の依頼が入り、うひゃ~と思いながらも15年ものお付き合いゆえ断ることはできない。締め切りに数日しかなかったので久しぶりに夜更けまでパソコンに向かい、とにかく金曜日まで仕上げられたからよかったが、寝不足がたたって土日はそれを引きづりながらの日本語授業でした。ポルトガルの12年生は国家試験のため2週間ほど前に卒業、他の学年も先週末で終業したようで、今朝の散歩では...

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  • 思い出のバスに乗って: ふしみ・かなめ君

    某月某日 作家向田邦子氏のエッセイに「眠る盃」というのがある。「荒城の月」の「春高楼の花の宴 めぐる杯 かげさして」の「めぐる杯」を少女時代からずっと長い間「眠る盃」だと思っていたというのである。よくありがちな話で、おっちょこちょいなら人にひけをとらないであろうわたしだ、同じような体験を持っており、これを読んだときにはなんだかすごく向田邦子という作家が身近に感じられ、以来ファンになったのである。か...

  • 在住44年目に:ポルトガルのお手伝いさんとコネ社会

    2022年6月14日 4人家族だったのが、二人の子供たちが日本に住み着き今では夫婦二人暮らしだ。5匹いた猫たちも順番にお迎えが来て、16歳のゴローネコ一匹になってしまった。子どもたちがいたころは、掃除、洗濯、アイロンかけを毎日のようにしていたものだが、それも回数がぐんと減った。それでもコロナ禍以前は、土曜日のグループ日本語クラスは借り教室でしていたが、週日は毎日のように個人授業の生徒さんが出入りして...

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  • ジョニ・デップのNinth GateとシントラのChalet Briest

    2022年6月12日 ジョニ・デップのNinth GateとシントラのChalet Briesterここ数年、日本語教室が忙しかったのとコロナ禍とで、好きなポルトガルの歴史探索やシンボル探索を怠っていました。何年か前に日本からやってきた妹夫婦を連れてシントラを訪れたことがありますが、シントラはポルトの次にわたしが愛する町で5回ほどは行っています。妹も「ユウ(わたしのことである)の案内で、ガイドブックにはない、普通ならば気...

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  • さくらんぼの実る頃と「津国ビル純情」

    2022年6月10日 初夏の風光は麗しい。果物屋の店頭にサクランボが並ぶ季節でもある。5、6月のサクランボにはなぜだか青春の影が揺れ動いている気がする。「さくらんぼの実る頃」は、歌手の加藤登紀子さんがアニメ「紅の豚」中、フランス語で歌っている。6月の季節をロマンチックに歌っているが、調べてみるとこのシャンソンは1870年代の第3共和政に虐殺された多くのパリコミューン参加者を悼んで市民に歌われ始めた...

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  • 国旗

    2022年6月9日 明日の10日は「Dia do Portugal(ポルトガルの日)」と言って休日です。正式な名称は「o dia de Portugal, de Camões e das Comunidades Portuguesas. 」。「ポルトガルの建国と、カモインス、ポルトガルのコミュニティを記念する日」となります。呼称が長い・・・わたしがポルトガルに来た昔は一般的に「カモインスの日」と呼ばれていました。ご存知の方もいるでしょうが、カモインスとはポルトガルを代表す...

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  • オンライン授業も悪くない

    2022年6月8日 わたしの日本語教室は文法中心です。これまでは借り教室での授業だったので好きなように教室を変えることは無理。授業料も安く設定しているので、わたし個人の設備投資は厳しい。で、授業スタイルは言うなればアナクロ授業と言えます。わたしはホワイトボードの、あの書くときの滑る感じが嫌いで(下手な字が更に下手に見える、あは。) 実は未だに黒板を使用しています。わざわざ注文して作ってもらいまし...

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  • あまりにも高いぞ、航空券

    2022年6月7日 朝8時、日はすっかり上っており、暑いかな?と思ったが半時間ほど歩くことにした。帽子を取りサングラスをかけ運動靴でフラットの階段を下りる。近くにリセウがあるのだが、ちょうどその登校時間だ。歩いて登校する生徒もいるが、親が車で送ってくるのもたくさんいる。すれ違う女学生の多くはオーデコロンの香りを振りまいて行く。ポルトガルでは私立学校は別だが、女の子は14、5歳にもなると、ほとんどの...

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  • 在住44年目に:月日は流れわたしは残る(4)

    2022年6月5日 ポルトガルに来て、わたしたち家族は2度の引っ越しをしました。最初の6年間は、夫の母、夫のおばとわたしたち3人家族で小さな家でした。モイケル娘が誕生する少し前に、夫の母たちが住む同じ通り、言わばスープの冷めない距離にある借家に移りました。そこに16年ほど住み、それから終の棲家となった今のフラットを得たのですが、ここも夫の母たちが住んでいた家のすぐ側です。要は40数年同じ地域を居にし...

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  • ずっこけ息子の 「おれ、バカやった」

    2022年6月4日ポルトに来て40年来わたしの髪はセルフカットである。日本に住んでいた時もなかなか気に入った美容師さんに巡り合えず、しょっちゅう美容院を変えては試していた。ポルトに来る前に、一度だけ髪を切り軽くパーマをあてたことがあったが、空港でそのヘアスタイルのわたしを見て、夫が少し困惑気味だったのを覚えている。来た当時は日本にいた時同様、あちこちのヘアサロンを試してみたが、結局どこも気に入らず...

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  • ずっこけ母さんとずっこけ息子

    2022年6月3日 始めに。昨日書いた某ブロガ-のご子息ですが、夕方合否結果が出て3校に合格したとありました!後はその中から自分が行きたい大学を選びます。本当によかったこと!どんなにか嬉しいことでしょう。さて、今日は明日3クラスある日本語授業の準備をしながら、なぜだか息子がいた頃のことを思い出し(笑) 今日は息子の話です。現在は日本の大学数校で英語講師をしている我が東京息子がリスボンに住んでいた頃...

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  • 受験時代

    2022年6月2日 ポルトガルの6月はExames Nacionais(国家試験)で、子どもたちが神経をピリピリさせる時期です。特に12年生(日本の高3)は、自分が行きたい大学へ行けるかどうか、この試験結果と高校3年間の成績とで決まります。我が子たちは幼稚園から9年生までをBritish Scoolで英国式教育を受けましたが、10年生からはポルトの私立学校へ転入しました。ポルトガルの大学へ行く場合を考えてのことです。彼らにしてみた...

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  • 日本人同士がポルトガル語で!

    2022年6月1日 2週間前の土曜日のことだ。オヴァ―ルの展示会設定がやはり4時間はかかり、終わったのが6時を回り、それから、ざっと後片付けをしてOちゃんと送って行った。Oちゃんはボアビスタに住んでいるので、Campo Alegre通りを下り際、「Galiza」がなくなって残念だねぇ、などと話していたら、あ!開いてるじゃん、いつの間にか!「Galiza」と言うのはCampo Alegreにあった行きつけのCervejari...

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