2024年4月23日実は、家の中でサングラスをかけている^^;この間の日曜日に我がモイケル娘宅を訪れ、一泊して月曜日午後所沢に帰って来た。雨が降りそうだったので、駅まで送りたいと言う娘と孫、ソラ坊の申し出を断り、それではアパート下までとなり、バイバイとしばらく手を振る二人を後にして総武線の駅へ向かった。歩くこと10分ほどである。お茶の水でメトロに乗り換え池袋に着いた頃だ。モイケル娘から「もしかして、...
日本語教育メモや帰国子女大学受験体験記も含め、日々の生活を通してポルトガルの魅力を綴っています。
ポルトガルに40年在住しています。二人の子どものトライリンガル教育も終了し、現在はポルトで日本語を教えています。ポルトガル人の夫と5匹の猫と暮らしています。
2022年7月31日コロナ禍以来、わたしのポルトガル語学習はストップしたままだ。日本語授業は、ポルトガル語で説明するのだが、決まった語彙決まった文型を使用するので、学習を止めてしまうと新しい語彙が増えなくなる。母国語の日本語だってこうしてブログやたまの雑誌記事依頼などで書くには書くが、話す機会となると、スカイプを通してモイケル娘や時折東京息子、そして2週間に一度の妹との電話会話くらいである。Dias先...
2022年7月26日 古い日記にこんなことを書いている。―それにしても家の中の静かなこと・・・モイケル娘、または息子がいる、寝ていると分かっての家の静寂と、もうおらんのだ、日本へ帰ったのだ、の静寂は大違い。「お~い、いつまで寝とんのよ~」「ちょっとくらい部屋整理して!」「整理のコツ!使ったものはすぐもとあった場所に戻す!」「テーブルセッティング、早よ、せ~」(昔からこれは夫、もしくは子供たちのルー...
2022年7月25日 ずっと意気消沈の日々でした。身内でもない政治家の死去にこんなに胸が痛み、写真を目にするたびに落涙しそうになるとは。安倍元首相も志半ばであったろうと思います。して見れば、表面上はジャーナリストたちに騙られ無念の自死を遂げた中山昭一氏のことが思いだされます。今でもネットなどで写真に遭遇すると、さぞかし無念であったろうと思わず目頭が熱くなります。今回の安倍元首相に件は海外メディアで...
某月某日アヴェイロ市の南にあるピラミッデス運河にかかる橋を渡ると、海岸通に並ぶストライプ、縞々模様の家並みが開ける。Ria(リア=河口)のこの一帯は19世紀に開発が始められ、Costa Nova(コスタ・ノヴァ。Costa=海岸 Nova=新しい)、正式には「Costa Nova do Prado」と呼ばれる。何度か訪れており、人さまの家にカメラを向けるのはいかがなものかと思いながらも、可愛らしさについ。縞模様はかつて漁師たちが魚を保存し...
某月某日「Arco das Verdades」への道は、Séこと大寺院の左横の小さい通り(Rua Dom Hugo)を入ります。この通り右手のGuerra Junqueiro博物館を通り過ぎると写真に見るように左に狭い石段の道があります。背後に見えるのは大寺院の一部。石段の途中にある古い共同水道。そしてArco das Verdadesが目の前にありました。写真から分かるように家が門にしっかりくっついており、こういうのは許可がでてるのかなぁ、と思ったり。一つ思...
サンタ・カタリナ通りのCapela das Almas(アルマス礼拝堂)
某月某日ダウンタウンをポルトガル語では俗にBaixa(=バイシャ。下の意味)と言います。 そのダウンタウンの目抜き通りが歩行者天国のサンタ・カタリナ通り。わたしがポルトに来たばかりの40年ほど前は、ショッピングと言えばこのサンタ・カタリナ通りでした。特にクリスマスの時期には人でごった返し、通りは身動きができないほどのにぎやかさでしたが、その後、郊外に、コンティネント、IKEAを始め大手のショッピングセン...
2022年7月10日 安倍晋三総理ご逝去に言葉がありません。しばらくブログは過去記事投稿か休むことになると思います。申し訳ございません。...
2022年7月4日 今朝はいつもより早めに目が覚めて7時少し前に散歩に出た。まだ誰も歩いていないいつもの散歩道をとっとっとと歩いていると、ふと空の景色に目を引かれた。羊雲を抱え込んだの朝の夏空だ。こんな空を遠い昔に見たことがあるな。中学生の頃だろか、と思いを巡らしながらカメラに収めて見た。何気なく後ろを振り向くと、旭日が放射線の光を放って私の背中を照らしていた。早起きは三文の徳というが、何だかいい...
2022年7月3日 コロナ禍に関してEUは入国条件をどんどん緩和しています。空港内また機内でもマスク着用義務は解除されているようです。ポルトガルでは7月1日付で、入国の際のワクチン接種証明書、PCR検査の陰性証明書も撤廃されました。これで海外からのツーリストたちも元のように入国が簡単になりました。果たしてこれでいい目がでるのか否かは夏が終わってみないと分かりませんが、ヨーロッパも日本もどんな状態になっ...
某月某日夕方7時、晩御飯のため台所に立って野菜を刻んでいました。ポルトガルはただ今夏時間で、空がまだ真昼間のように明るい時間です。かすかに猫の鳴き声を聞いたような気がして、慌てて我が家の猫の数を確認しました。全員います。なんだ、気のせいかと思い、再び台所であれこれしていると、やはり聞こえるのです、ねこの鳴き声が。いったいどこからだろうかと、まず、台所のベランダから顔を出し、上を見上げると、ぎょえ~...
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2024年4月23日実は、家の中でサングラスをかけている^^;この間の日曜日に我がモイケル娘宅を訪れ、一泊して月曜日午後所沢に帰って来た。雨が降りそうだったので、駅まで送りたいと言う娘と孫、ソラ坊の申し出を断り、それではアパート下までとなり、バイバイとしばらく手を振る二人を後にして総武線の駅へ向かった。歩くこと10分ほどである。お茶の水でメトロに乗り換え池袋に着いた頃だ。モイケル娘から「もしかして、...
2024年4月18日 日曜日には我が日本語教室の長年の生徒で、昨年12月、ついに日本留学の夢を果たしたKちゃんと池袋で会った。彼女は現在T大学獣医学部で研究している。我が東京息子にも声をかけて一緒にランチしてもらった。二人ともポルトガル語が恋しいのではないかと思ったからである。Kちゃんと東京息子は時折ポルトガル語で話しては笑いあっていた。在住4カ月のKちゃんからすれば大先輩に当たる息子ではある。多少の先...
2024年4月13日モイケル娘家族と彼らの住まいの駅前にある回転寿司「スシロー」とやらへ行った。回転寿司店に入るのは初めてだ。孫のソラが前に会ったとき、「おすし、だいすき。ここで食べたんだよ」と、スシローを指さして言ったもので、じゃ、次回の週末はそこへランチに連れて行こうと思っていたのである。あまり好き嫌いなくしっかり食べるソラ坊のお好みは、まぐろとポテトだそうだ(笑) わたしは出されたらまぐろ、...
2024年4月9日雨音がしきりに聞こえる。関東の今年の桜はこの雨で散るだろう。妹宅のすぐ傍には人口の小川沿いにしだれ桜が植えられてあるが、老木ゆえ今一咲き具合が寂しい。それでも時に外国人が見に来て写真をの撮っているのを見かける。ここも数年後には観光客の桜のスポットになっているかも知れない。昨日の朝は、サングラスのヒンジのねじがいつの間にかなくなっていて、使えないのでメガネやに行き、その帰り道、スー...
2024年4月7日大して考えることなくひたすら動いている。今週は誰誰とどこどこで会う。週末はモイケル娘のところへ行こう。食材を仕入れて晩御飯を作るのだ、等々。東京息子から電話でランチを一緒にしないかとの誘いもよくかかる。が、毎日出歩いているわけではない。昨日も今日もと人と会う日が続かないようにはしている。人と会っておしゃべりした日の夜は10時頃には寝床につきぐっすり寝入っている。ポルトでしゃべる相...
2024年4月1日大阪旅行、と言っても親友の持つ記の川山中にある別宅兼工房を訪ねて再会を喜び大いに笑い合った旅だったのだが、それについてはポルトに帰ってから詳しく書きたい。が、一つだけ、愉快な誤解エピソードをあげておく。11時少し前の新幹線で東京を発ち、待ち合わせ場所の大阪メトロなかもず駅で無事出会うことができ、二人して抱き合って喜んだ。さぁ、行こう、和歌山へ!と、なにゆえなかもず駅で会ったのかをす...
2024年3月30日大阪へ行く前に綴ったものを更新し忘れ。日遅れのブログ更新になってしまいました。申し訳ない。2024年3月24日の記20日の休日には、我がモイケル娘、婿殿、孫のソラ坊、それに東京息子が加わって、市川市の某レストランで昼食。その後、息子は引き上げわたしはそのままモイケル宅に3泊した。二晩はわたし流の夕食を作りモイケル宅を後にする3日目、婿殿とモイケル娘は仕事、孫は保育園へと娘家族はそ...
2024年3月23日飛行機内で横になって眠れたとは言え、どうしても時差ボケは残る。そんな中、孫のソラ坊と電話で話した。「ばぁばは今日本ですよ」と言うと「ソラも日本にいるの」と返って来たもんだ(笑)3歳半で果たして「日本にいる」ということを理解しているとも思えないが、言いぶりが面白い。そして、わたしに会いたいと言う。その言葉に乗せられて、しんどいけど行くっきゃないぞと時差ボケの頭と体を叱咤激励し日本...
2014年3月17日最後の帰国から1年半経っただけなのに、世の中が変わりつつある気がした今回の帰国後数日です。我が子たちが小さい頃の帰国目的は体験入学(海外に住む日本国籍子女が休暇を利用して一時的に日本の学校に受け入れてもらえる制度)が主だったものでした。そのためには住民転入届けが必要とされ同時に国民健康保険が発行されました。結果的にはそれを一度も使用したことがありませんでしたが、とても心強かった...
2024年3月14日しばらくは日本滞在記録の拙ブログになります。12日火曜日夕方、雨降る羽田にフランクフルト経由で到着しました。モノレール、JR、西武線を乗り継いで滞在先に着いたのは9時を廻っていました。普段は7時頃に晩酌をしながら夕食を済ます妹夫婦がそれをせずにわたしの到着を待ち車で駅へ迎えにきてくれました。数時間機内で横になって眠れたので、今回も時差ボケは軽いものの、午後には強烈な睡魔に襲われ抗い切れ...
2024年3月11日全ての日本語教室が土曜日夜に終わり、さすが帰国前日の昨日、日曜日はできなかった。出かける前に既に腰がいたい~。預ける手荷物の鍵がなくて大変だった。結局見つからず昔風の南京錠かぎで応急処置。あはは。出国に最低限必要なものをと最後のチェックをしたら、おろ?切符、ボーディングカードは入ってるプラスティック袋、手で触ると、あれ?パスポートの厚みの手ごたえがないではないか。ぎょえ!と袋を...
2024年3月10日 わたしの帰国時の滞在先は埼玉県所沢市です。川口市の不法滞在クルド人たちの問題がネットニュースにあげられた時、うひゃ!こりゃ気をつけないと、と西武線しか知らないわたしはすぐさま埼玉県地図を開いたものです。同じ埼玉県と言えわたしにとって幸いにも川口市蕨市は所沢とは別方向になるので、少し安心したという具合です。先日、夫に埼玉県川口市にいる不法滞在のクルド人問題のことを少し話した後、...
2024年3月4日 久しぶりの帰国を一週間後に控えているのですが、毎朝パソコンで目にする母国のニュースが酷い。後に起きて「おはよう」とPC画面でニュースを読んでいるわたしの背中に声をかけてくれる夫に、振り向いておはようと返す自分の顔が怒っているのに気づく。いかんせん、近頃の嬉しくないニュースに腹から沸々と怒りがこみ上げてくるもので、だんなさま、すんまへん。何が面白くないかと言うと、これうよ!と一つ二...
2024年3月1日 昨日の続きです。 ★2007年3月中旬。列車内から臨むまだ残雪に覆われた津軽の野面(のづら)。駅まで迎えに来てくれた友人タコ君とともに、うっすらと残雪に覆われた陽光院を訪ねた。陽光院は弘前の我が故郷にある菩提寺である。本当のことを言ってしまうと、陽光院という菩提寺の名すらわたしは覚えていなくて、所沢の妹に教えてもらい、地図を持っての墓参であった。その妹夫婦と3年ほど前にも来たのが...
2024年2月29日東京近郊に住む我がモイケル娘がそろそろ寝ようかという時間にスカイプで呼び出した。「このホテル、予約を取っておくんなさい!」ようやく弘前の宿の確保ができて一安心である。本当は桜が満開になるであろう4月20日過ぎに行きたいところなのだが、ホテルはべらぼうに高くなっており空室もない状態で、やむなく4月上旬、宿泊費がドカーンと上がる寸前のを見つけることができたのだ。わたしが一人で故郷へ...
某年某月某日 生まれて初めて、「故郷」「日本という国が恋しい」と言う感情を知ったのは、異郷の地ポルトガルに嫁ぎ、里帰りができなかった最初の3年間の時です。ポルトガルへ来る前のアメリカ留学で自分の持ち金は全部使い果たしていたし、一人で義母やおばたち、それにわたしを含めた4人を養っていた、やっと専門医になったばかりの30を少し超えた夫に、里帰りさせてくれとは言えませんでした。当時は飛行機代も今とは比べ...
2024年2月26日 雨が多いポルトの冬だ。それでは可哀想だというので、昨夏我が家に入ってもらったストリートキャッツのフジオ君。半年が過ぎよく食べるのですっかり太った。5匹の大家族と育ったが今はひとりぼっちの先住猫ゴローも仲間が出来て喜ぶかと思いきや、これがちょっと違った(笑) ついこの間までは、見るからに新参者に「ふん!」と思っているのが傍から分かり、おかしいったらありゃしなかった。ヒーターの前...
2024年2月22日 今回の帰国はひょっとしたら最後にならないとも限らない。二カ月間の滞在先はほぼ東京だが、弘前、大阪、福岡をどのように縦断しようか、体力は持つだろうか。どのような旅程を組もうかと考えていたここ数日だった。福岡には、5年ほど前まで横浜に住んでいたおじが自ら探して入った高齢者施設があり、そのおじが入院しているとの話がしばらく前に耳に入った。妹夫婦と是非とも訪ねなければならないと思って...
某年某月某日 二人の子どもが家を出て独立し日本で職を得ているので、家族揃ってと言っても夫婦二人きり。ウィークデイの朝は昔から夫はポルトガル式の朝食を好み、焼きたてのパンにバターとジャムをつけ、Café com leite(カフェ・コン・レイテ=ミルクコーヒー)を自分で淹れる。わたしはと言えば、近頃は、ご飯に味噌汁を中心の日本食もどきなのである。週日は日本語を教える仕事があるので、晩御飯はあまり手をかけずに作るが...
2024年2月13日 バレンタインデーと恋人たちのハンカチ 日本ではバレンタインデーは女性が男性に贈り物をし、そのお返しがホワイトデーらしいが、ポルトガルでは、「Dia dos Namorados(恋人たちの日)」と言って、昨今は夫婦、恋人同士、友達同士が贈り物を交換する日になっています。この日はレストランでで食事をするカップルも多く、特に晩御飯は、どこのレストランも満席。わたしたちも満席で、何軒かレストランを回...
2023年4月25日 息子と娘が千葉で同居し、日本社会に溶け込もうとてまじめに仕事に取り組んでいた頃のことだ。ある日、仕事から帰ってきたモイケル娘がスカイプに顔を出し曰く、「知り合いのお母さんから誕生日のプレゼントにと佐賀牛(肉)が届いた」!!!そのお母さん、モイケル兄妹が切り詰めて生活していることをきっと慮り、栄養満点の牛肉を届けてくれたのであろう。その日の夕食は、兄妹で早速すき焼きと決め込んだ...
某月某日 桜への思い入れは、日本人独特のものだろう。そうして見ると、秋の紅葉や真っ白い雪の中に映える「寒椿」等にも、わたしたちは心惹かれるように思う。このような情景を思い浮かべるだけでもわたしの胸には美しき天然へのなんとも言われぬ懐かしさがこみ上げてくる。詩人、大岡信さんが京都嵯峨野に住む染色家、志村ふくみさんのことをかつて綴っていた。美しい桜色に染まった糸で織ったその着物のピンクは、淡いようで、...
2023年4月20日 我が父は岩手県雫石出身で、若い頃は地方競馬の騎手をしていた。家族のわたしたちを弘前に残したきり、自分は雫石に住んで好きなことをしてきた人だったが、歳をとり体重も増え、いよいよ馬に乗れないとわかったわたしが中学生になる頃に、やっとこさ、弘前に来て共に暮らすことになったのである。仕送りもなく、母、妹、わたしの親子三人は弘前の祖母の大所帯の家に同居し、ずっと苦労をしてきた母の姿を目の...
2023年4月16日 このところ、毎日の授業準備と授業とでパソコンに向かって長時間を費やしており、かなり目が疲れているんではないかと感じることがある。かつてはポルトの街をあちこち歩いて、お、こんなところにこんなものが!とか、え~っとあれはこの辺にあるんではなかったっけ?などと独り言ちながら散策していたものだが、その余裕を失ってしまった昨今ではある。初夏のようだった今日、やおらポルトのリベイラの景...
2023年4月12日 3月の始めころにGG`s(ジィジィズ=我が日本語塾の70才以上の生徒たち)の一人であるマリアさんについて書いた。その時に我が教室の最高齢者アルフレッドさんの話が出たのだが、今日は彼のその後の話だ。「 帰ってきた日本語教室のGG`s」実は3週間前から我が家に通ってきている。ドイツから帰ってすぐレッスンを始めたいと電話連絡をもらった。コロナの4年間、日本語の本を読んだり読まなかったりだった...
2023年4月7日「着いたよ」と東京息子からメッセージが入った。イスタンブール経由の昨日の午後の便で再び日本に帰ったのだが、3週間夜は殆ど家にいたためしがなし(苦笑)今日の夜8時ころに到着して明日の午後には大学のオリエンテーションがあるとのこと。もうちょっと余裕をもって云々とは思ったものの、もうそんなことを親が言う年齢でもあるまい。出かかった言葉を飲み込む。すると、ポルトを出発する前日、British Sch...
2023年4月4日 先週夕方の日本語グループ授業も終わろうかと言う時、それまで座っていたイスがガタンと音を立ててガラガラ崩れ落ち、生徒からすれば先ほどまでこうだった画面が、突如、こういう感じになったんであります。あれ?先生、どこ?ってな具合(笑) そりゃそうですよ。椅子が崩れ落ち腰かけていた自分も床に尻もちをついたものですから。背板だけ残して見事にバラバラになったイスを前に、ひゃ~、なにこれ!この...
2023年4月2日 ともすれば、いつもの散歩コースを歩くのが億劫になったりします。たかが45分ほどなのですが、授業準備と授業とで時間がとれないことがあります。それと、そそっかしい私の事、雨天の時は滑って転んだりすることも考えられるので歩きません。食料の買い出しもあるし、これに洗濯料理が加わると、あっという間に1週間が終わるように感じるこの頃、後期高齢者の身としては頑張ってるなぁと自画自賛(笑)息子...
2023年3月31日 しばらく前の晩御飯時、夫が「おい、小説の中のfat(太っている)という言葉を書き換えるんだってよ」と言う。「じゃ、なんと表現するわけ?」とわたし。「enormous(とても大きい)」と夫は答える。enormousだとわたしなどは「巨大な、大力な」を想像するのだが、まぁ、背が高くて太っている場合はそれでもいいだろう。では、fatがみな大きい人ばかりではないからして、「小太りの人」は「太る」を使わず...
2023年3月28日 我が子たちがまだポルトガルにいた時、何度か訪れたアレンテージュ地方が懐かしくて、「酷暑の夏は行きたくないけど春なんかいいんじゃないかな?んで、今回はGruta(=ルゥタ=鍾乳洞)に行ってみたい」と、珍しく夫に注文しました。通常は、あそこへここへとこちらが言い出すと夫とわたしの間で面倒になることが多いので、もう何年も前から夫が行きたいところについて行っては文句ばかり垂れてきた妻であり...
2023年3月24日 旅に読み物は欠かせない。今週はポルトガルを南下し息子も同伴で親子3人、2泊三日の小旅行をしてきた。旅行記は後に書くとして、旅で嬉しいのは家事から解放され晩御飯の後はずっと読書ができることだ。画像は昨年11月半ばに日本から持って来た寝しなに読んで来た本9冊なのだが、こんな調子で読書していると、あっという間に読む本がなくなってしまうと心配している(笑)「アメリカの終わり」は2021年に...
2023年3月19日 大河ドラマの「どうする家康」ではないが、我が家のゴロー猫、ほんまに「どうした、ゴロー猫」なのであります。我が東京息子の帰省にあわせてのベッドメーキング後、ゴロー君が息子の部屋に入りびたりになりました。それまでは、ほぼ一日中わたしたちの部屋にいたのです。ベランダに続く部屋なので大きなガラスドアがあり日中はとても日当たりが良い。こんな感じで↓日向ぼっこしてぬくぬくだったんですね。...
某月某日冬から春への季節の変わり目は時にグンと気温が下がったりするが、その寒い空気がかすかに春の気配を伝えてくれる。春到来を待ち焦がれる身には、寒さにブルブルッとくる感覚もいいなぁと思う。真っ青な空に木蓮の鮮やかなピンクや白が映える中、車を走らせながら春の訪れに胸をふくらませるのだが、咲けや咲けやの花の勢いはまだ感じられない。東京はちらほら桜が咲き始めたろうか。桜と言えばわたしはつい西行法師を思い...
2023年3月15日 イスタンブール経由の便で今朝息子がポルトに到着しました。あれを持って来いこれも欲しいと強欲なおっかさんの注文を「了解!」(モイケル娘は「へ~い」笑)と言って頼んだよりも多めの量を持ってきてくれたのは、まっこと嬉しい。スーツケースの中身のほとんどはわたしのものでしたっけ(笑)すまんのぉ、息子。空港から我が家までは車で20分ほどです。息子が旅の荷をほどいた後、近くのレストランで少し...
2023年3月15日 イスタンブール経由の便で今朝息子がポルトに到着しました。あれを持って来いこれも欲しいと強欲なおっかさんの注文を「了解!」(モイケル娘は「へ~い」笑)と言って頼んだよりも多めの量を持ってきてくれたのは、まっこと嬉しい。スーツケースの中身のほとんどはわたしのものでしたっけ(笑)すまんのぉ、息子。空港から我が家までは車で20分ほどです。息子が旅の荷をほどいた後、近くのレストランで少し...
2023年3月12日 「もう準備できた?」と今朝ほどのわたしの問いに「まだぁ~」と息子から返事が来た。 おいおい、出発は明日だよ^^; こやつはいつもそうなんです。ポルトから東京へ帰る時もギリギリにならないとスーツケースに荷物を詰め込まない。結局最後には何とかなって帰っていくんですけどね。なのに、2月下旬から大学の講義がないので、「お~い、毎日何してるの?」と聞くと、「運動、散歩、講座、音楽。退屈...
2023年3月11日 5カ年計画がある。ただいま75歳のわたしの、今から5年先までの計画だ。2023年(今年76歳・孫の空3歳) しっかり働いて貯蓄する。帰国はなし。2024年(77歳・空4歳) 喜寿の祝いとして自分に帰国のプレゼント。春に帰る。 できれば故郷弘前に行きたい。同窓生たちにも会えたらな^^2025年(78歳・空5歳) 普通に日本語教室で働く。帰国はなし。...
2023年3月6日 大阪京橋からバスでしばらく行った所に住んでいた二十歳の頃、わたしは今で言う究極のミニマリストでした。と言えば聞こえがいいが、なんのことはない、お金がなかったのである(笑) 家電家具類は布団を除いては一切なかったが、小さなプレーヤーとレコードだけは持っていました。わたしの生活から音楽を切り離すことは考えられない頃でした。玄関土間に続く3畳、6畳の部屋、それに当時ではめずらしい4畳...
2023年3月5日 マグノリアの花があちこちで開花しつつある。一斉にこの花が咲くのを見て春がきたのだと感じる。野原には人間同様散策する猫も見る。そして、3月2日の夕闇迫る頃、台所のベランダから大きな光を放ち並んで輝いている二つの星を空に見た。 金星と木星の大接近だ。上が金星、下が木星。二つの星の距離は月がすっぽり入るくらいだそうだ。しばしその輝きに見とれる。天壌無窮。今日の本題。85才になる我が友...
2023年3月2日 幼子を持つ母親が仕事をするのは大変なことだろうなぁと思う。わたしはポルトガルでフルタイム勤務をしたことがない。まずは哀しいかな、ポルトに来た当時はまったくポルトガル語が理解できなかったので、職を得るなど無理。40数年も前のことだ。ポルトガル社会も今の様に活発ではなかった。何しろ4月25日の無血クーデター、俗に言われるカーネーション革命の5年後にわたしは初めてポルトガルの土を踏ん...