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高校では「漢文」の授業がありました。「国語」という枠組みの中で中国の古典を学ぶというのは不思議だなあと、今も昔も思っています。中国の古典、そしてそれを日本語として読めるように工夫した「漢文」は、日本語をより深く知るために欠かせないものだということなのでしょう。 漢文の授業では、杜甫(712ー770)や李白(701ー762)の詩、「論語」などを読んでいたかと思いますが、これらは、古文の授業で読んだ「源氏物語…
話題の生成AI。占いの世界も影響を受ける事と思います。占い師はカウンセラーやコンサルタントのような仕事。カウンセリングを受けるよりも自分で情報を調べて対策を考えたい人には占い師よりもAIの方が好まれるかも知れません。
我ながら変なことを考えていると思うのは、 先日の映画『インフェルノ』 に続いて、 韓国ドラマ『ライフ・オン・マーズ』を観たからだと思います。 2018年、 ソウル警察の冷徹な刑事テジュが捜査中に事故に巻き込まれ、 目覚めると 1988年の地方警察の班長として赴任してきた設定になっていた。 タイムスリップ物というより、 時折聞こえてくる幻聴が、 2018年の病床に眠るテジュへの声かけであることから、 この現実と思っている世界が、 本当に現実なのか、 または現実の自分が見ている夢の中なのかわからないという点。 1988年の猥雑ともいえる職場環境に、 戸惑いながらも温かみを感じていくテジュ。 終盤近…
蜷川実花が写す「いま」の輝き 東京都庭園美術館「蜷川実花 瞬く光の庭」展
東京都庭園美術館で、現在、開催中の「蜷川実花 瞬く光の庭」展。 コロナ感染も広がる一方で不安もありましたが、 私が大好きな蜷川実花×庭園美術館!となると、行かないわけにはいきません。 一瞬一瞬の「生」のきらめきを蜷川実花さんならではの感性で 切り取った写真と、 庭園美術館の建築物とのコントラストが素晴らしい展覧会です☆ どうぞ最後までお付き合いくださいね。 1、大広間を彩る蜷川実花ワールド 猛暑・・・暑さに少々バテながら到着しましたが、 入った瞬間、その美しさに笑顔になりました。 何回も観てきた大広間が、全く違う空間に思える! 今回の展覧会は、2021年から2022年に撮影された 花の写真展で…
ひとつ前の記事でご紹介した、江戸川乱歩先生が好んだ言葉ですが この発想自体は乱歩先生の完全オリジナルというわけでもありません。 荘子(紀元前369年頃 ~紀元前286年頃/中国戦国時代の宋の思想家。道教の始祖の一人)が既にこういうことを書き残しています。 ※長くなるので原文...