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楽しかった10泊11日のヨット・クルージングも遂に最終日となり、私たちはマエー島のマリーナへ戻った。マエー島に
The Telegraph, 8 March 2024 准教授、イギリスの大学がどのようにして「一部の中国人学生の検閲要求に応じている」のかを「暴露」したいと語る 英国の有力大学が、商業的利益を保護するために中国が関与する「挑発的な」授業を教授することを学者に禁止したとテレグラ...
人身売買など決して許されない。 しかし、このあいだ人身売買の実像についてお話した折のこと、我が国での人身売買についての意識は非常に低いのではないか、そんなことを思った。 だいたい、我が国では「人身売買」という言葉自体が身近ではありません。 国際ニュースだけで踊ってるような言葉に聞こえているのではないか。 なんとなく意味は分かるものの、邪悪な犯罪であることは分かるのだが、と、我が国ではまるで実感が...
【賛否を呼ぶ大作】ハリエット・ビーチャー・ストウ『新訳 アンクル・トムの小屋』
ついにこの日がきたか…思わず身構えてしまったのは言うまでもありません。この作品は変えようのない歴史が生んだ悲劇です。いまだになお、悲しき差別があります。そんなの「人間」というくくりならば唾棄すべき話なのにね…
日本は「奴隷」が少ない国である:世界奴隷指数2023(Global Slavery Index 2023)を見る
日本は世界的に見ても「奴隷」が少ない国です。 と冒頭から述べると反発を受けそうな気はしますが、現代の奴隷に関する国際統計を紐解くことで、日本の現状と課題を詳らかにしていきます。 世界奴隷指数(Global Slavery Index) 世界奴隷指数(Global Slavery Index)は国際人権団体Walk Freeが不定期に発表している指標です。 同団体はあらゆる形態の現代奴隷制度の根絶に焦点を当てており、強制労働、強制または奴隷的な結婚、借金による束縛、強制的な商業的性的搾取、人身売買、奴隷制のような慣行、および子供の売買と搾取を含む包括的な奴隷的制度を調査した上で各国の指数を算出し…
【コラム】 讃美歌「アメイジング・グレイス」ー神の摂理としての奴隷貿易廃止運動
アメイジング・グレイス という讃美歌をご存知だろうか?昔、はじめてこの曲を聴いた時、涙が止まらなかった。別に、感動したわけではない。いい曲だとは思ったけど・・・ただ涙が勝手に溢れ出て来ただけだ。その頃は、曲の名前も知らなかったし、由来も何も知らなかった。そしてその後、長い間忘れていた。何十年か・・・だ。やがて、何かのきっかけで「奴隷制度」について調べ始めた。古代、あらゆる国、あらゆる民族が戦勝する...
マーチ家の父親 もうひとつの若草物語 ジェラルディン・ブルックス
妻と四人の娘を残し従軍牧師として北軍に加わったマーチは、激戦の合間に立ち寄ったヴァージニア州のとある農園を見て、以前ここに来たことがあるのに気づいた。20年前の春、若き行商人として訪れて長逗留したことがあり、それは美しく気高い奴隷女性グレイスとの出会いの時であり、また奴隷制度の残酷さを目の当たりにした日々でもあった。その後の歳月――マーミーとの結婚、哲人ソローやエマソンとの交流、逃亡奴隷の支援活動への加担、次々と生まれる娘たち・・・・懐かしい思い出がマーチの脳裏をよぎる。だが、そうした思いをよそに、国を二分する戦争は彼の理想や信念を打ち砕き、運命を大きく変えていくことになる!世界中で愛された古典を下敷きに、豊かな想像力と巧みなストーリーテリングでアメリカの動乱の時代を生きる人々を描きあげた歴史フィクションの比類ない傑作。ピューリッツァー賞受賞作。(アマゾンより)