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  • かかってくる電話は詐欺

    昨年暮れにCATVから光フレッツに代えて以来、固定電話がパソコンの横にある。これまで誰もいない部屋に置いてあって、留守電が入っても気づかないくらいだったが、最近は呼出し音が鳴るとちょっとびっくりする。 リタイアしたのはもう8年半も前である。急ぎの電話もないので、スマホは登録者以外シャットアウト、固定電話は常時留守電にしている。それで特に不便はないが、週に3~4回は変な電話がかかってくる。取らなければいいだけの話だが、結構ストレスになる。 先週、先々週とかかってきたのは、「国税庁の委託を受けて連絡しています。お答えいただかないと問題になるおそれがあります…」という自動音声で、「配偶者のいる方は1…

  • 深間山からパープルラインの道は? ~宝篋山から不動峠(後編)

    立入禁止の看板にもかかわらず、ハイカーは行ったり来たりしている。「立入禁止・許可なく立ち入ることはできません」と紙は貼ってあるが、クレジットがない。登山でここを通りたい人が許可を取りたいと思っても、連絡先を書いてないのだ。 国土防衛上の必要から立入を制限している自衛隊基地だって、許可さえ取ればちゃんと入れる。通りたい人が許可を得ようと連絡してほしくないから連絡先を書いてないのだと思うが、怠慢である。茨城県やつくば市であれば税金を払った人は通れる理屈だし、東京電力やNTT、ソフトバンクは利用者に断れる訳がない。 深間山への分岐は2つ目の左折できる分岐である。国有林と違ってトラロープなど張っていな…

  • 40年前を思い出すと、あの頃よりいい

    昔のことを思い出す話は昨日で終わりにする予定だったが、ふと40年前のことを思い出した。あの頃はかなり悲惨だったので、忘れないうちに書いておく。 いまでも鮮明に覚えているのが、独身寮の洗濯場から目の前の新築マンションを見ながら、なぜこんな暮らしをしなきゃいけないんだろうと思ったことである。 独身寮にいたのは1983年の4月から12月だから、もう42年前になる。その寮というのが戦前に建ったという年代物で、ようやく個室にはなったものの、風呂もトイレも当然共用という建物だった。洗濯機も二漕式でもちろん早いもの順、トタン屋根の下に紐が張ってありそこに干すのだった。 当時勤めていたのは銀行なので、平日は夜…

  • 30年前を思い出して、30年後を想像した

    昨日、30年以上前のゴールデンウィークのことを書いて、そんなに前のことだとは思わなかった。でも、30年後に生きていれば100歳間近になる。9割方あの世だろうが、もし生きていればどうなるだろうと想像してしまった。 30年前のGWには家族旅行でドライブに行き、帰りが真夜中になったと書いたが、実は出発も朝早く、午前4時前に出発した。奥さんはそれより前に起きてお弁当を作ったので、いまでも「あの頃はこき使われた」と言われる。その分移動中は私だけが起きて運転し、あとの3人は寝ていた。 行先は新潟で、まだ首都高と関越道がつながっていない時代だから、池袋あたりで下りてまだ暗い国道を北上した。越後川口のサービス…

  • ゴールデンウイークの旅行客が減るらしい

    NHKのニュースを見ていたら、2025年のGW中旅行客は前年比1割程度減るということである。有識者は、諸物価高騰やトランプショック云々と要因分析しているらしい。 調査結果だからそうなる可能性は大きいだろうが、理由はそうではなかろうと思う。そもそも日本の人口が減っているのだから、増えたらかえっておかしい。高齢者比率は年々増加して、すでに3割近くが65歳以上である。年寄りがわざわざ混む上に、交通費の割引もない時期にあえて旅行する訳がない。 昔、ゴールデンウィークに家族連れの旅行が多かったのは、学校が休みだからである。子供は有給が取れないので、帰省でも旅行でも子供を連れていくならGWか年末年始、春休…

  • キャサリン・イーバン「Bottle of Lies」

    邦題「ジェネリック医薬品の不都合な真実」。内容はそのとおりなのだが、不都合な真実がアル・ゴアではなくインド企業の片棒を担いだクリントンを揶揄している点が分かりにくく、原題の方がよく本書の特徴を示しているように思う。ただ、翻訳はたいへん読みやすい。 インドのジェネリック製造会社ランバクシーが、米国FDA(食品医薬品管理局)に虚偽のデータを送って審査を通り、世界中に有害な医薬品が販売されたスキャンダルの経緯をまとめた本である。インドといえばいまや日本を上回るハイテク国家であり製薬国家であるが、前近代的要素が多分に残されている国でもある。 それは、YouTubeでインド屋台料理の動画を見ても分かるの…

  • 万博の森から宝篋山頂 ~宝篋山から不動峠(中編)

    不動峠旧道を探索している間は地元のお年寄りしかすれ違わなかったが、宝篋山はさすがにメインルートで、少し歩くとトレランランナーが下りてきた。外人さんだったから、さすが学園都市つくばである。 山口ルートは6年前に下りてきたことがあって、傾斜はそれほどないが距離は長い登山道である。すべりやすい急坂もないので、トレランには適したルートである。コースも整備されていて、不動峠旧道のようなことはない。 とはいえ、よく分からない道を1時間以上歩いてしまったので、登りはそれなりにきつい。路面も整備されているとはいえ、尖った砂利を敷いてある場所もあるので微妙に足腰に響く。そして、普通のハイカーにとっては登り始めな…

  • 4月年金支給される

    昨日4月15日、年金が入ってきた。一年で最も資金繰りが厳しい時期を打たれ越して、ようやくほっとできる。年末になればまた苦労するのは目に見えているけれど、それはその時の話。そういつまでも生きている訳ではあるまい。 今回の資金繰りは、結局10,000円足りず借り入れた。たかだか1万円がないというのも悲しい話だが、1万円のことだから利息も知れているし、入金になった年金から返すことができる。そしてこの1万円は、管理不徹底で足らなくしたのではなく、3月に体調を崩して病院に行くため必要だったので、いわば不可抗力だった。 昨年後半から急な支出が続けざまに発生して、手もとに現金がほとんどない状態であった。人間…

  • 他人の評価は気にしない・再論

    この間、大学受験に失敗する夢をみてたいへん嫌な気分になった。最近三叉神経痛で調子が悪いこともあるが、この時期になるとそうしたことが気になるようである。調べてみたら、昨年も4月に「他人の評価は気にしない」という記事を書いていた。 半世紀前の大学受験、結果的には4つ受けて3つ合格、第一志望も無事通って浪人せずに進学することができた。でも、いまだに思うのは、あの答案でよく合格できたということである。おそらく紙一重で、匙加減ひとつで不合格に転んだのは間違いない。 大学受験は、募集人数に対して数倍の受験者が集まる。場所とか学費、何を勉強したいかによるけれども、椅子取りゲームになるのは仕方なく、試験を受け…

  • トランプ関税騒ぎ・株を持ってなくてよかった

    今月初めからのトランプ大統領の相互関税騒ぎを見ていて、つくづく思うのは株を持ってなくてよかったということである。 トランプのやり方はうさんくさいと言う以外ないが、財政政策や貿易政策を差配するのは行政の役割であり権利だから他国がどうこう言えない。とはいえ、世界一の権力者がそれを恣意的に運用すれば、為替も株式も、金融市場も思うままに操作できる。 相互関税の最初のニュースで世界中の富が数百兆円失われ、その後の反発で数百兆円回復した。持ち続けていれば損も得もないが、売った人と買った人は同じではない。損した人の合計も、得した人の合計も、おそらく数兆円規模以上にのぼる。 そして、少なくともトランプ周辺はシ…

  • 三叉神経痛その後

    先月初めから襲われている三叉神経痛、痛みはかなり少なくなって日常生活に戻しているけれども、まだ左顔面、歯の奥から頬骨にかけて鈍痛が続いている。もう1ヶ月以上になる。 こんなに長く痛みが続くのは、30年前に胆石の手術で腹を切って以来である。歳のせいではあるのだが、できるだけ痛み止めを飲まないようにしたので、それで余計つらく感じるのかもしれない。 我慢がきかない性格なので、頭だろうが腹だろうが痛めばすぐに鎮痛薬を飲んでいた。今回も、カロナール(アセトアミノフェン)から始まってイブ、ロキソニン、医者で出された片頭痛薬、さらに三叉神経痛薬のカルバマゼピンまで動員した。 激痛がおさまるまで約2週間かかり…

  • 中高年の山歩き 宝篋山から不動峠(前編)

    つくば道から不動峠まで歩いた後、体調を崩してしばらく山歩きができなかった。復帰第一戦はどこにすべきか考えたが、あまり人が来なくてハードでないところ、家からそれほど遠くないことが条件となる。前回下りてきた不動峠から宝篋山へのルートがよさそうだ。 歳とともにどんどん活動範囲が狭くなって、標高差もあまりこなせなくなりつつある。その意味では筑波連山は年寄り向けといえそうで、まだまだ未踏のルートはいろいろある。 ネックはシーズンが短いことで、あまり寒いと山頂がアイスバーンだし、暑くなると蜂や虫、蛇の天下でなかなか厳しい。 本丸の筑波山は、そこらじゅうに「進入禁止・天罰下る」の張り紙があるし、加波山から雨…

  • 70代まであと2年 ~せいうち日記196(続き)

    誕生日が来て68歳になった。68と言われてもあまりピンと来ないが、70代まであと2年となると格別の感がある。この間佐倉マラソンの見学に行ったら、水戸黄門のコスプレで「古稀ランナー」が走っていたが、自分だってそんな歳なのである。(古稀は数え年だから次の正月) 古稀には紫の頭巾・ちゃんちゃんこを着けるのだそうだ。そういえば、佐倉マラソンの古稀ランナーも紫色だったような気がする。 昔は70代といえば高齢者もいいところで、自分のことが自分でできない年齢、付き添いなしで遠出ができない年齢というのが世間一般の受け止め方であった。いまや、70代でぴんぴんしている人は山ほどいるし、おカネに余裕があれば国内だろ…

  • 68歳になった ~せいうち日記196

    4月8日は誕生日である。68歳になった。子供の頃、お釈迦様と同じ誕生日だから将来偉くなると言われたものだが、結局偉くなれなかった。基本的に365分の1の確率だから、誰かがこの誕生日になる。偉くなる確率が高くなる訳ではない。 いまになって思うのは、お釈迦様自身が苦しい修業をして悟りは得たけれど、偉くなった(世間的に成功した)とは言えない。仏教を日本に伝えたインドでも中国でも、現代では仏教を信仰する人は少数派である。そして、大乗仏教的には、仏陀=ゴータマ・シッタータ(釈迦)ではない。阿弥陀如来も薬師如来も仏陀であり、彼らに誕生日はない。 イエス・キリストの誕生を祝うのは、ユダヤの王がキリスト誕生を…

  • 26年かけて死ぬ説

    先月、三叉神経痛で左顔面に激痛が走り、ほぼ1ヶ月使い物にならなかった。ようやく回復して思い出すのは、内田樹先生の「26年かけて死ぬ説」である。 先生によると、人はご臨終の瞬間をもってデジタルに生死が分かれる訳ではなく、ご臨終まで13年かけて徐々に体が弱って行き、ご臨終から13年かけて多くの人から忘れられる。前後26年かけてフェイドアウトしていくのだという。(13回忌までなので正確には12年と1日だが、固いことは抜きにして) 今回の出来事がご臨終への第一歩とすると、いろいろ符合することがある。第一に、13年後は81歳、ほぼ平均寿命となる。健康維持に気を遣っているけれども、平均より長く生きられる保…

  • 運動失調は怖い ~2025年3月のランニング

    2025年3月に走った距離は93km。2月の213kmから大きく減った。これは、月始めから襲われた三叉神経痛によるもので、2週間近くランニングどころかほとんど外に出られなかった。強制的にシーズンオフにされてしまったようなものである。 何とかトレーニングは再開したが、これから気温も上がるし、また痛みが出たらと思うと長い距離走るのは難しい。トレーニング再開後のペースは月100kmをやや上回る程度。まあ仕方がない。「定年ランニング」にはそれだけ走れば十分と書いてあるし、しばらくこれで様子を見る他ない。 先月のランニングで怖かったのは、運動失調の状態になったことである。休み明けにせよ5kmコースは決し…

  • 三叉神経痛に至った反省点 ~2025年3月の健康管理(続き)

    さて、今回もうひとつ感じたことは、体調が悪くなる予兆があったにもかかわらず、あまり気にせずに激痛に至ってしまったということである。日々のブログにも書いてあることなのだが、改めて振り返ってみる。 今回の予兆のうちで重要だったと思うのは、神経痛的な痛みが出ていたことである。冬に水道から冷たい水が出てくると参ったなと思うのはいつものことだが、この冬は特に、手に電気が走るというか、びりびりした感覚があった。 1月のランニング報告でも「寒くてあまり走りたくない」と書いてあるのは、冷たい風が顔に当たって、三叉神経が破裂寸前だったのかもしれない。大元は脳と脊髄なので、関係しておかしくない。 そして、お風呂で…

  • 2025年3月の健康管理

    2025年3月の最高体重は80.2kg、最低は76.5kg、平均は78.4kgであった。2月と比べるとそれぞれ1~2kg増えているが、体調を崩したので仕方がない。それでも、ほとんど80kgを下回って推移したのは我ながら上出来であった。 上出来というよりも、特に気を使わなくてもほとんど体重が増えなかった。それだけ痛みがきつかったということか。奥さんには「痛いと体重は増えないんだよ」と言われた。だが、体重が増えるのと痛いのとどちらを選ぶかといえば、もちろん痛い方が嫌に決まっている。 そうしたこともあって、体重の増減に一喜一憂するのはあまりよろしくないのではないかと思い至った。何より大切なのは健康を…

  • 今治の山火事はお遍路で通った場所

    今治市山火事のニュースを見ていたら、少し前に歩いた場所の景色がよく映された。今治湯ノ浦温泉の高速IC付近は四国遍路歩きで、仙遊寺から下って国分寺経由壬生川に向かう時のルートである。 五十八番仙遊寺は八十八ヶ所の中でも有名なお寺で、ここの宿坊に泊って精進料理とご住職の長い話を味わうお遍路は多い。私もその日程で、翌朝山を下って五十九番国分寺へ、そしていくつかの旧跡を歩いて特急停車駅の壬生川(にゅうかわ)に向かう計画であった。 お粥主体の精進料理なので、仙遊寺の後はエネルギー切れに注意という言い伝えがあるのに、これを軽視して空腹に悩まされたのもなつかしい。道の駅の食堂で海鮮丼を注文したものの、予想に…

  • 佐倉マラソンを見学

    3月は三叉神経痛でほとんど自宅療養生活になってしまった。月末近くなってようやく痛みが軽くなったので、リハビリがてら佐倉マラソンの応援(見学)に行ってみた。 佐倉マラソンは京成佐倉近くの岩名運動公園がスタート/ゴールとなるが、コースの3分の1ほどは印西市(旧・印旛村)である。岩名運動公園まで歩くのはしんどいが、旧印旛村役場からかつて印旛沼だったあたりまで下りると、22km地点あたりになる。 前日は一日雨だったが、午後には止んだので路面は乾いている。2~3日前より10℃ほど気温が下がって、走りやすくなった。見ている方はジャンパーが要るが、ランナーはランニングシャツで寒くないし、10℃高ければ熱中症…

  • 三叉神経痛と片頭痛は違うのか

    このところ体調を崩している。自分では三叉神経痛を疑っているものの、医者に言わせると片頭痛なのだそうだ。それでいろいろ調べていて、この2つにほとんど違いはないのではないかと思うようになった。 大正製薬HPによると、片頭痛とは「血管が拡張することで、主にこめかみがズキズキと拍動的にいたむこと。原因は明らかにされていない」とのこと。どこの薬品メーカーでも同様の記載となっており、主に頭が痛むのが片頭痛である。 一方、三叉神経痛は、国立循環器病研究センターによると「電気ショックのような激しい顔面の痛みが起こり、脳血管が三叉神経に触れることが原因と考えられている」。頭痛だけでなく、歯痛など三叉神経に沿った…

  • 不動峠から大池公園に下る ~つくば道から不動峠(完結編)

    風返峠から不動峠までは稜線を進む。ここは表筑波スカイラインが通っていて、かつての稜線がサーキット退避路として残っているのではないかと期待したが、残念ながら見つけられなかった。 稜線上には何ヶ所かピークがあり、大正時代の地図には三角点を通る尾根道もあるが(スカイライン開通は昭和四十年代)、いまや三角点に至る踏み跡を見つけるのも難しい。 婆ヶ峰(ばあがみね、「子授け地蔵」の場所)だけ車が止められるようになっているが、かつて有料道路の時代にパーキングだった跡地は入れないように厳重にガードされている。あまり歩く人もいないらしく、道標やピンクテープも見当らない。 407.9mの三角点は小中道峠で、残念な…

  • 4月年金支給日までの資金繰り

    3月初めから体調を悪くして、気が付いたら月末まで残り1週間。4月15日の年金支給日まで、1年でもっとも資金繰りが厳しい時期になった。体調が悪いとそれどころではなくて、いろいろな手続きを後回しにしてきたけれども、そろそろ何とかしないといけない。調べることはいろいろある。 昨年までExcelで管理していた家計収支は、いまやGoogleスプレッドシートで操作している。10年前のパソコンでは遅くて使い物にならなかったが、新しいハードではさくさく動く。Excelのデータもすぐ移行できるので、おそらく個人利用でOfficeを購入する人はずいぶん減ったと思われる。 これによると、3月末払いの不足額は1万円弱…

  • 久々にランニング、足がもつれる

    三叉神経痛か片頭痛か不明だが、左顔面の痛みで2週間近く走れていない。こんなに感覚が開いたのは約30年ぶりのランニング再開以来初めてのことだ。どちらにせよ痛みがない時は運動しても構わないらしいので、久々にランニングしてみる。 走るのはもっとも短い5kmコース。大会前の調整や、シーズン初めで使うコースで、普段なら楽勝なのだが、今回は勝手が違った。息が切れて、足がもつれるのである。 5kmコースは旧本埜村と病院周回コースと2本用意していて、その両方でトラブルが発生した。息が切れるのでペースを落とそうとするのに上体が前に進んで、ペースが落とせない。結果、電柱で腕を支えて呼吸が落ち着くまでしばらく立ち止…

  • 気温乱高下で三叉神経痛? ~せいうち日記195(完結編)

    切りがなくなりそうなので今回で一応中締めとするけれど、三叉神経痛は一向に治らない。もう3週間になるから、ずいぶん長いことになる。 発端は3月初めの気温急降下だった。以来、左の顔面がつらくて仕方がない。痛みの種類が帯状疱疹の時とよく似ているのでおそらく三叉神経痛だと思うのだが、そうではないという疑いも出てきている。 というのは、三叉神経痛の第一処方薬で、かつ、三叉神経痛とその他の痛みを区別するためにも使われるカルバマゼピンを入手して飲んでいるのだけれど、ほとんど痛みが引かないからである。仕方がないので引き続きイブを飲み続けている。イブを使うと激痛が鈍痛になり、かつ眠くなるのでかなり楽になる。ただ…

  • 男女雇用平等法前の社会

    ライバー殺人事件の動画を立て続けに見ていたら、おすすめにまじめ風な女の子の動画が上がってきた。見てみると、結構面白い。 「たぬかな」という子で、何年か前から活動しているようだ。言ってることは比較的まともで、私などから見ると若くてかわいい細木数子といった趣きであるが、何本か動画を見ているうちに少し考えさせられた。(細木数子もミス渋谷か何かで、若いころはかなりかわいかったらしい) というのは、たぬかな曰く「30点とか50点の男に、女なんか付かない」。それは現在において否定しようのない事実で、こども家庭庁とかの関係者もよく聞いてほしいところだが、この子が生まれた時にはすでに男女雇用平等法があって、そ…

  • 風返峠旧道でハードな道を進む ~つくば道から不動峠(後編)

    石碑から林道を入ると、いくつかの段差と滝が見える。白滝である。上が風返峠になるので、このあたりが水源になるのだろう。石段を登ると一番上の滝のさらに上に祠がある。白滝神社である。 説明板によると、筑波山神社の摂社のひとつであるらしい。筑波山の登山者が休憩所として使えるように整備したと書いてあるが、風返峠を経由して筑波山に登る人は今日ほとんどいない。この日も私以外に誰もいなかったが、それほど荒れている訳ではないので管理されているのだろう。 二礼二拍手一礼で参拝。さて、この上から風返峠に通じる道があるようだが、よく分からなかった。いったん石碑まで戻り、舗装道路を登ることにする。舗装道路ではあるが林道…

  • カネと個人情報、どちらを取るか

    三叉神経痛で動けなかった間、YouTubeでライバー殺人事件の関連動画を見ていた。ネット上ではいただき女子なので殺されても仕方ないという論調が多いらしいが、私が思うのは自分の個人情報を世間に流してしまう危険である。 カネがすべての世の中なので、ライブ配信で投げ銭がいただければ儲かるじゃないかという発想が当り前になっている。若くてかわいければファンは付くから、少なからず収入にはなるだろう。しかし半世紀前には、そういうやり方で自らの存在を世間に「さらす」ことは危ないとされていた。 以前このブログで、悪ふざけしても殺されないと思っているからNHK党みたいなことをすると書いたが、つい先日実際に殺されか…

  • 3シーズン目の成果と来期の目標

    ランニングを再開して3年目の今シーズン、幸いに参加したすべての大会で雨に降られなかった。結果も、目標をクリアできてまずまずといえる。距離ごとの改善状況は以下のとおり。 5km (2022) 34分42秒 → (2023) 31分35秒 → (2024) 28分52秒 10km (2022) 77分33秒 → (2023) 68分42秒 → (2024) 62分58秒 10マイル (2024) 1時間47分17秒 ハーフ (2023) 2時間46分29秒 → (2024) 2時間25分17秒 30代のときの自己ベスト(10km)を67歳にして塗り替えたのが自慢である。5kmで約3分、10kmで約…

  • 気温乱高下で三叉神経痛? ~せいうち日記195(さらに続き)

    三叉神経の痛みは、まだ続いている。2週間近くランニングにも行けないし、ジムも自重した。 先週は、1日のほとんどを自室で横になって過ごした。痛みが軽ければパソコンを打ったり本を読んだりできるが、波のように寄せたり返したりする痛みがひどくなるとただ頭を抱えて耐え忍ぶしかない。「勘弁してくれ」と言いながら。 前回記事に書いたように、先々週の8日土曜日、脳神経外科・内科を診療科目に掲げるクリニックに行ったのだけれど、半日潰れて片頭痛と言われ効かない薬を出された。もう二度と行かない。人間の体は、病気になれば直すように働くことになっている。直せない時はお亡くなりになるだけである。 酒を飲むとその場は痛みが…

  • 安部司「素朴な疑問」

    食品添加物については、数十年前から懸念され、いろいろなところで指摘されている。著者は食品メーカーで添加物を使った商品開発の第一線で活躍してきた経歴の持ち主で、添加物を使えば何ができるかの知識は抜群である。 そして、講演会で女子中学生から受けた素朴な疑問「なぜ甘いのにカロリーがないんですか?」に対する回答に、私自身の長年の答えを見つけたような気がした。「食べ物じゃないからです」 (なお、本書のセリフ部分はすべて九州弁で書かれている。これを好ましいと思うか不愉快に感じるかはひとそれぞれだろう。私は標準語で引用する。) 前回書評で取り上げた「ダーウィンと夕食」に書かれていたように、もともと甘さを感知…

  • つくば遊郭跡・ふれあいの里 ~つくば道から不動峠(中編)

    一の鳥居から先は神域だけあって、これまで以上の急坂である。とはいえ、奥多摩の古里あたりと大差ないから、足が移動手段である江戸時代にはほとんど問題なかったと思われる。車で移動しようとするから、道も狭いし傾斜も急なのだ。 急坂の終盤、古民家カフェ「つくば椿庵」から旧・筑波山郵便局のあたりに、かつて遊郭があったという。信仰登山で山内に遊郭があるのは、近畿の金剛山にも例がある。幕末から明治にかけてたいへん栄えたと伝えられ、明治時代の新聞にもそうした記事がある。 古い時代の遊郭だから貸座敷と置屋があり、客が待機するのが貸座敷である。すでに百年前になるので当時の建物がそのまま残っていることはなさそうだが、…

  • 3月11日はカード決済可能日

    現在メインのクレジットカードはイオンなので、10日が締め日で翌月初に請求が来る。現役時代はJCBがメインだったので、15日が締め日で翌月10日が請求だった。 そして、現役時代は6月ボーナス前がもっとも資金繰りがきつかったが、リタイア後は4月の年金支給日前が一番きつい。支給日後に決済されるのは5月、3月11日から4月10日までの利用分となる。したがって、3月11日からカード決済が可能となる。 シニアに限らずよく読まれているブログはお金の話題で、そういう表題をみるとおカネのことばかり気にして人生楽しいかと思ってしまうのだが、2月から4月にかけては頭の中の半分以上はおカネの心配が占める。悲しいけれど…

  • 気温乱高下で三叉神経痛? ~せいうち日記195(続き)

    正攻法でうまくいかないことは確認できた。ならばどうするか。病院に行ってよく効く薬を処方してもらい、飲んでおとなしく寝ているというプランAは採用できない。 ここ数日で最も痛みが軽減したのは、皮膚科で処方された帯状疱疹薬であるアメナリーフ。帯状疱疹ウィルスが暴れだすのを抑制する働きがある。まだ余分があるのでこれを飲む。1日1錠しか飲めないが、数時間は確実に痛みが遠のく。 (処方された薬は飲み切るのが原則だが、アメナリーフはたいへんお高い薬なので、念のため取ってあったのである。) 1日に1錠しか飲めないので、残りの時間は痛み止めで耐えるしかない。アセトアミノフェンは全く効かないし、帯状疱疹ウィルスに…

  • 気温乱高下で三叉神経痛? ~せいうち日記195

    先週一杯、体調をおかしくしていた。おそらく三叉神経痛なのだが、顔左半分が痛んでどうしようもなかったのである。 二月最終週の九十九里マラソンの日は、風が強くて寒くてつらいコンディションだった。翌週は一気に四月並みの暖かさに上昇、筑波山に歩きに出かけた。3月2日の東京マラソンは、トップを走っていた若手選手が体調不良となるような暑さだった。 その翌日から、急に気温が15℃くらい下がって真冬に逆戻りした。この日から体調がおかしくなり、血圧が30~40上がった。3年前に帯状疱疹になって以来、こういう気候だと三叉神経痛のような痛みが走る。年寄りだから仕方ないとはいえ、つらいものである。 週初めからイブを飲…

  • 外科的措置がベストとは限らない

    さて、健康管理の続きで、健康維持にベストな方法は何かについて書いてみたい。 YouTubeで和田秀樹という医師の動画が、たびたびおすすめに出てくる。正直言って、あまり顔が好きではない(気が合いそうもない)のだが、先日題名につられて糖尿病と合併症の動画を見た。 Dr.和田は血糖値200HbA1c10以上の堂々たる糖尿病だそうだ。体形をみると以前の私のようではないから、体質的なものがあるのだろう。そのドクターが、西田敏行や渡辺徹が急死したのは主治医がヤブだからで、早死にするのは防げたはずだと言っている。 YouTubeの和田秀樹チャンネル。たびたびおすすめに出てくるのだが、顔があまり好きではない。…

  • 中高年の山歩き つくば道から不動峠

    新車に買い替えて山歩きを復活した。冬の間は筑波山がここ最近の定番で今年もそのつもりだったが、前回雨引山から三本杭まで歩いて少々気持ちが変わった。 というのは、これまで「進入禁止・天罰下る」みたいな貼り紙があちこちにあってうるさく感じていたのだけれど、ある意味仕方がないことかと思ったのである。 かつて、仏頂山・高峯を歩き、一本杉峠を見て感じたのだが、オフロード車やマウンテンバイクで山道に入ってくる連中には際限がない。 もちろん、地主や道路管理者が認めていれば問題ないし、登山者がマウンテンバイクより偉いこともない。いずれ人間の世も終わるので、轍の跡が掘れて見苦しいのも地質学的にみればわずかの間であ…

  • 10ヶ月ぶり200km超え ~2025年2月のランニング

    2025年2月に走った距離は213km。先月と比べて24km、昨年2月との比較では38km増えた。200kmオーバーは昨年4月以来10ヶ月ぶりである。 ハーフマラソンの本番と試走、月例の25kmがあったから3日間で67km。200kmオーバーは故障につながるおそれがあるけれども、幸いヒザの違和感もなかったので特に抑えなかった。 1月は短かい距離を速く走る練習をしたのだけれど、2月はハーフなので長く走り続けるペースを練習してみた。1月はkm6分30秒、2月はkm6分50秒から7分10秒くらいかけて走ったのである。 実際に長い距離を走ると、ゆっくり走ってもだんだん足が上がらなくなってしまう。ハーフ…

  • ルーズな糖質制限で現状維持 ~2025年2月の健康管理

    2025年2月の最高体重は78.8kgで前月比変化なし。最低は76.4kgで0.3kg増、平均は77.5kgで0.1kg増。1月とほとんど変化なく、停滞期に入ったみたいだ。糖質制限はこれまでマイルドだったが、さらにルーズになったことを勘案すると、リバウンドしないで済んでいるとも言える。 昨年8月以来の「減り期」から停滞期に移ったので、ある意味安心している。いつもがんがん体重が減るのは、うれしい半面心配でもある。80kgを下回ったままリバウンドしなければ、精神的にストレスが増えなくていい。 さしあたっての目標は、春の定期検診で肥満判定から脱却することだが、定期検診のお知らせは例年6月に入ってから…

  • トランプvsゼレンスキーに思うこと

    先週のビッグニュースは、トランプ/ゼレンスキーの交渉が決裂し、ウクライナ和平が遠のいた(ように見える)件である。トランプにとってみればウクライナもカナダやメキシコと同じ、まず一発脅しをかけておくのが交渉の常道ということで、言っていることは予想できた範囲内である。 それではなぜゼレンスキーがのこのこ出かけて行ったかというと、現実にアメリカが最大の支援国であり、資本主義的な考え方からすればゼレンスキーが頭を下げてお願いに行く筋だからである。ウクナイナはEC、NATO加盟を目指し資本主義陣営入りを模索している以上、この考え方を受け入れなくてはならない。 トランプは、俺が大統領ならウクライナもガザも戦…

  • 予備なんて使うかどうか分からない

    わが家はセントラルヒーティングではなく、廊下に石油ファンヒーターを置いて使っている。冬になると3~4日で空になるので、ポリタンクに灯油を用意している。 先日、誰もスイッチを切っていないのにいつの間にか消えていた。おかしいなと思って入れ直したが、また20分ほどで音がしてスイッチが切れた。見ると、地震が起こったり場所を動かしたりした時のようにメッセージ番号が出ている。E09だそうだ。 いまネットはたいへん便利になっていて、「ダイニチ エラーコード」と入力すると対応方法が出てくる。E09はフィルターにほこりがたまっている場合だそうだ。だが、フィルターは普段ほこりを払っているので見た目問題なさそうだ。…

  • 昨シーズンから21分短縮 ~九十九里ハーフマラソン(完結編)

    残り1kmで左折すると、正面にゴールの東金アリーナが見える。ラストスパートで気合が入るところだが、その時まさに強烈な向かい風が吹いてきた。その上、ゴールまで微妙な登り坂である。 20kmまでどこも痛まなかったのに、冷たい北風が汗で濡れた体に当たって、ひどく腰が痛む。あるいは、腹巻型のウェストポーチが腹部を締め付けるのかもしれない。この痛みは以前も経験した。その時はポーチをずり下げて対応したが、今回はそれほどでもない。 ただでさえ上がらない足がますます上がらない。エイドのいちごがよくなかったか。前も、自力エイドのエネルギーゼリーを摂った後に腰が痛くなったような気がする。でも、水やスポドリでそうい…

  • 例によって後ろに約1割 ~九十九里ハーフマラソン(後編)

    九十九里浜に突き当たって左折、ここから不動堂の折返しまで約1km、そして折返しの少し前が10km地点である。5kmからガーミンを見ていなかったが、10kmは1時間10分くらい。ロスタイムの分、想定ペースの最速よりさらに速い。 折返しでいったん止まって折返しコーンを撮影する。これはレース前から考えていたことで、レース中に注目ポイントを撮っておこうと思った。折返し地点は九十九里浜沿いで、絶好の撮影ポイントである。スタート時のロスタイムが大きすぎたので、少しリラックスしたこともある。レース中に意識して立ち止まったのは、初めてである。 折返しの後、例によってすれ違う人の数を数える。280人まで数えたと…

  • 予想以上にハイペース、実は追い風 ~九十九里ハーフマラソン(中編)

    10分も待っているのはしんどいような強風である。気を利かせて、Qちゃんが準備体操のアナウンス。「みなさん、つま先立ちしてください。次はかかと立ち。かかと、足の内側、つま先、外側と、土ふまずが付かないように足の裏を回す。こうすると、走っていて足が攣りません」 おお、すばらしい。続けて「腕のストレッチ、隣の人にぶつからないように、指先を肩に付けてひじを回します。ひじから空にビームを出すイメージで。これで呼吸が楽になります」RUNNETのレポを読むと、感心した人は多かったようで、スタート前にこれができるのは、さすがQちゃん。 自分だけ目立たないように、さりげなく地元出身の新日本プロレス・永田に話を振…

  • 九十九里波乗りハーフマラソン(前編)

    いよいよ今シーズンのメインイベント、九十九里波乗りハーフマラソンである。 昨年・一昨年はご近所の栄町ドラムマラソン(先週開催された)に参加していたが、距離が数百m違うのと、ネットタイムを計測しないのがひっかかる。いずれもすぐに解決可能なのにそうしないのは、特に町外から来なくても結構ですというメッセージに感じられる。 そして、3月の佐倉マラソンが気乗りしないのは、運営にホスピタリティがないからである。昔から開催している大会なので応援したいが、地元が惰性でやっているのにあえて協力する必要はない。ではかすみがうらはどうかとなるが、最近の4月は暑い。 九十九里波乗りハーフは、八街でパンフレットを配るく…

  • そろそろシーズンオフ

    2月21日朝、九十九里ハーフ前最後のトレーニングに出る。旧本埜村5km、坂を下って登る起伏のあるコースである。 4~5日前の暴風は治まったのに、たいへん寒い。なぜこんなに寒く感じるのだろう。最低気温は-3℃とか-4℃にはなっていないし、結露も少なければ窓が凍り付いてもいない。明るくなるのもずいぶん早くなって、確実に春は近づいているのだ。 これで、九十九里前に予定した練習は一区切りで、あとは大会を走るだけ。今シーズンのランニングも終わりに近づいたことになる。シーズンオフといっても予定している大会がないだけで、トレーニングは続けるつもりだが。 朝のランニングでこの冬一番寒く感じた。気温そのものは1…

  • お米の値段が急騰、どこが買い占め?

    昨年夏、お米が品薄となり急に値段が上がった。新米との端境期なので収穫が進めば落ち着くという話だったが、年を越して春になろうというのにまったく値段は下がらない。 わが家では、糖質制限以来白飯を食べることはあまりないから、スーパーで値上りは感じるけれども影響はあまりない。お米と卵は多少値段を上げないと作る方がやってられないと思うくらいだが、食べ盛りの子供がいる家はそんな悠長なことは言っていられないだろう。 お米の値段が昨夏以降下がらない。近々、政府備蓄米が放出される予定であるが、この品薄は実需ではなさそうな気配である。 とはいえ、子供の数はどんどん減っているし、高齢者を含めた人口自体が少なくなって…

  • 雨引山・燕山間に休憩所がない理由 ~雨引観音・雨引山(後編)

    雨引山・燕山間の3つ目のピークは、367m独標点である。ここには関東ふれあいの道の案内があり、国有林の境界見出標もある。案内板の周辺には休める場所はないように見えるが、茂みの後ろ、やや下った場所が少し開けていて、レジャーシートくらい敷けそうだ。 この開けた場所から、踏み跡が南に下っている。1/25000図には出ていないし、鈴木さんの本にも載っていなければ、みんなの足跡にもない。そして、国有林データベースによるとここから南は国有林ではなく、したがって管理道でもないのである。 どこに続くか興味あるものの、人里までかなり距離がある上、1/25000図によるとこの先は崖である。君子危うきに近寄らず。近…

  • シルバータウン「美味しい進化」

    原題 "Dinner with Darwin"「ダーウィンと夕食」である。軽い本のようにみえるが、中身は最新知見が満載された進化の本である。 わが国では、博士号を持っている専門医でさえ、理系の知識は小学生並みと思わせるような本を書いている。中性脂肪は脂肪の摂取が原因で増えると書く(それだけでなく診察で患者に言う)始末で、専門医だからといって正しい知識を持っているとは限らない。 だから、農耕以前の人間は肉食だったと糖質制限の本に書いてあったりする。だったらなぜ腸がこれほど長いのかと聞きたくなるのだが、さすがにこの著者は生物学、進化生態学の教授なので、裏付けがきちんとしている。 腸の長さもその根拠…

  • 資金繰りのタイミング変化に戸惑う

    九十九里ハーフ1週間前。先週末は土曜日に10kmを7分ペース、日曜日は8kmを6分30秒ペースで走って、これで大会前の追切りは一区切り。残り6日間は軽く動いて疲れをとる予定にしている。 昨年の今頃も同じような準備で大会(さかえドラムマラソン)に臨んだが、練習はkm7分30~50秒、本番ハーフは2時間47分かかった。練習時のタイムがkm1分程度改善しているので、うまくいけばハーフのタイムは20分よくなる計算である。 もちろん気温や風などのコンディションによるのでタイムだけ気にする訳ではないが、秋の将門ハーフに胸を張って再挑戦するためには、何とか2時間半を切ってゴールしたい。いずれにせよ、あと1週…

  • 確定申告、還付金入金

    1月末にe-Taxで確定申告を入力したところ、今年も約2週間で還付金が振り込まれた。源泉徴収で引かれた金額が戻ってくるだけで税務署がやることは何もないようなものだが、ともかく早く入金されるのはありがたいことである。 リタイアしてすでに8年半が経過した。60歳になる前に退職して、すでに70歳が目前だから当然そうなる。働く場所があれば働いてもいいけれど、働かなくて結構ですというのだから無理して働くことはない。無理して働けば、誰かが働く場所がそれだけ少なくなる。 そして、いま求人しているのは、誰かのカネ儲けの手伝いをする仕事ばかりである。いまさらカネ儲けをするよりも、入ってくるおカネを大事に使って暮…

  • 今年の結婚記念日 ~せいうち日記194

    2月11日、建国記念日で祭日。50年前だと、玄関先に国旗を掲げる家が多かったが、いまではほとんど見ない。 強風注意報は出ていたけれど、朝は風がなかったので再び佐倉マラソンコースへ。前回走らなかった京成酒々井までの大回りに行ってみる。ナウマン象公園に駐車、県道を渡ってスタート。1.5回車線の農道かつ印西市域でマラソンコースでもないが、舗装し直してたいへん走りやすい。 3kmほど南東に進み、県道に合流して中平橋を渡る。ここは交通量がたいへん多い上、反対車線にしか歩道がないので、交通規制のない普段の日は危ない。何とか渡って農道に復帰する。 前日に続き、佐倉マラソンコースで練習。これで走っていないコー…

  • 雨引山・燕山間の3つのピーク ~雨引観音・雨引山(中編)

    いったん舗装道路を下って関東ふれあいの道分岐に入る。「雨引山遊歩道」の標識もあり、30年ほど前に県が整備したと書いてあるが、見た感じではそれほど手入れされている様子ではない。道幅は広いが、足元はがたがたである。 20~30分登ったところに「→雨引かんのん」の分岐があったので、境内から直接登る道もあるようだ。ただ踏み跡程度なので、いま登ってきた関東ふれあいの道より心細い可能性はある。 花の入公園から雨引観音まで1時間半ほどかかったが、雨引山へはさらに1時間ほど登る。標高差が200mほどあることに加え、加波山方向に進んだ392ピークとの鞍部で稜線に乗るので、さらに岩瀬方向に登らなければならない。こ…

  • 今シーズン最強寒波、千葉ニューは連日暴風

    2月10日月曜日。乾燥注意報は引き続き発令されているが(昔は異常乾燥注意報だった)、強風注意報は出ていない。檜山さんの言うことには、11日には再び風が強まるとのこと。ハーフ試走は今日行くしかない。 ナウマン象公園とわが家で呼ぶ双子公園に駐車し、前回に続き佐倉マラソンコースへ。飛び石の合間なので、自転車を出して組み立てる人もいる。準備体操をしてスタート。まず印西市方向へ戻って湖畔の1.5車線を進む。 ここは抜け道でトラックも通るし、飛ばしていく千葉ナンバーや柏、土浦ナンバーも多い。すぐ横を通り過ぎるのをがまんして、舟戸大橋から佐倉市に入る。ここからはサイクリングロード。自転車は通るけれど、お散歩…

  • 練習量と効果・リスク(続き)

    昨日の続き。著者が「私の持論」としか説明しない点の理由付けを私なりに考えてみたい。 下図は、社会科の教科書に出てくる需要・供給曲線と価格の決まり方を示したグラフである。横軸を練習量、縦軸を効果・リスクと読めば、練習量と効果・リスクの関係を表わすものとして使える。 需要曲線・供給曲線は商品の需給だけでなく、多くの分野に応用可能である。人間だけでなく、動物の行動にも適用できるくらいである。 練習量と効果については、練習量を増やすほど効果は上がるが、限界的な効果は減少する。経済学ではこれを限界効用逓減法則といって、ほとんどすべての行動にあてはまる。食事は最初の一口が一番おいしく、多く食べるほどお腹一…

  • 練習量と効果・リスクの考察

    2月8日土曜日、この日千葉県全域に強風注意報が出て、天気図をみても北西の季節風が間違いなく強い。にもかかわらず、朝食時に外をみると木の枝はまったく揺れていない。日が高くない朝方は、こういうことがある。九十九里まであと2週間、走れる時に走らないとすぐに大会である。 そそくさと支度をすませ、外に出る。予定は県道本埜線16kmコースである。旧本埜村の村境まで行くので、歩くと2時間かかる。コンディションが悪い時は避けたいコースだが、朝の時点では寒いだけである。 息がはずまない程度にゆっくりスタート。最近のテーマは、30km40km走り続けられるペースで走ること。速く走る必要はない。だからガーミンはして…

  • 東京ガス、値上げ

    先日、郵便受けに見慣れないハガキが入っていた。差出人をみると、東京ガスからである。内容は電気料金の見直しと自振割引の廃止。分かりやすく言えば値上げのお知らせである。 電気会社を東電から東ガスに代えたのは2019年だから6年前。その頃電力自由化で盛んと切替えを宣伝していたが、いまやそんな広告はほとんどない。東京ガスでも、切替え優遇料金の新規受付を4年前から停止している。 当時の東電・東ガスの料金比較は昔のブログで分析したが(こちら)。料金体系は昔と違ってあまり意味がなく、原油や為替の市況によって「燃料費調整」が行われその結果によって料金は増えたり減ったりする。ウクナイナ以降のエネルギー価格高騰に…

  • 中高年の山歩き 雨引観音・雨引山(前編)

    昨年11月に筑波山系のきのこ山を歩いて以来、久々の山である。しばらく行くことができなかったのは、前回の山の帰り道で愛車フィットが故障して、えらい目に遭ったからである。 車を買い換えて納車されるまでの間、怖くて遠出できなかった。ようやく先月半ばに新車TANTOが到着、1週間乗ってどうにか基本動作は分かってきた。そして1月29日、2ヶ月ぶりの山である。 カーナビにもオーディオにも不慣れだけれど、乗らなければいつまでも慣れない。基本動作ができるようになったら、まず経験である。幸い、この冬は寒さがそれほど厳しくなく、筑波山なら中腹まで行かなければ路面凍結はなさそうだ。花の入公園に駐車して周回コースを計…

  • 最近の食生活・様子をみること ~2025年1月の健康管理(続き)

    糖質制限は昨年12月まででいったん後退したが、最近の食生活について書いておきたい。 糖質を制限して糖質以外でカロリーを確保しようとすると、必然的に費用が増える。しばらく前から貧乏人の食事といえばカップラーメンが定番だが、ラーメンやうどん、白飯を避けるとどうしてもおカネがかかる。糖質0麺は安いインスタントラーメンの倍の値段である。 この1月は正月の残りのお餅やうどん、ラーメンをお昼にした日が何日かあった。さすがに連日にわたるのはよろしくないので、ローテーションでグラノーラの日、全粒粉スパゲティの日、炭水化物の日とかわりばんこするようにしている。 経済的理由から、糖質制限から一歩後退せざるを得なく…

  • 正月太りは最小限で済んだ ~2025年1月の健康管理

    2025年1月の最高体重は78.8kg、最低体重は76.1kg、平均は77.4kgだった。正月太りは避けられなかったが、最高・最低が0.2kg、平均で0.4kgの増加でとどまったので、リバウンドは最小限に抑えたと言えそうである。 スプレッドシートは前年のものをコピーして上書きしているので、入力のとき2024年の数字が出てくる。すると体重が約10kg違うので、そんなに違うのかと思う。昨年も、すでに糖質制限を2年以上続けていたし、ランニングを復活して1年以上なのに、それでも今より約10kg重かったのである。 10kg重い荷物を持って走れば、ハーフマラソンで15分以上違うのも当然で、自分では絞ったつ…

  • 印旛沼沿いを25km走る

    1月の大会も終わり、今月は九十九里ハーフに向けての準備である。しばらく前から月に1度ハーフ以上の距離を練習しているが、前回走ったのは元日。1ヶ月経ったのでそろそろである。 ハーフをひいこらせずに走るには、それ以上の距離で練習しなければ無理である。Garminの機能で最長距離というのが出てきて、これまで最長は元日の22.23kmである。あの時は強風で途中で撤退したが、区切りの25kmまで走ってみよう。Googleで調べると、印旛沼まで走るとそのくらいの距離になる。 印旛沼北岸に沿うルートは、佐倉マラソンのコースでもある。双子橋までが佐倉市で、こちら側は印西市(旧印旛村)になる。舟戸大橋で佐倉市域…

  • 来期の目標・つくばるか?青るか? ~2025年1月のランニング

    2025年1月に走った距離は189km、12月より13km、昨年1月より29km増えた。あと一歩で200kmに届くけれども、200kmにこだわると故障しやすいという話もあり、無理に上乗せしなかった。何といっても67歳、安全第一である。 さて、Garmin Connectにレース予測という機能があって、現在のトレーニング状況だとどれくらいのタイムで走れるかという数字が出る。 これによると、フルマラソンでも5時間4分で走れるという予測で、じゃあ来シーズンはフルに挑戦するかという気になってしまう。それでいろいろ下調べしているのだが、帯に短しタスキに長し(いずれにせよ短いことはない)、どのレースを選ぶ…

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