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ノラ学者のメモ帳 https://noraschmemo.blog.fc2.com/

野良学者やってます。 読んだ本とか研究用のメモを置いてます。 とりあえず西洋哲学からはじめて、現在は生物学、オートポイエーシス論、経済学、心理学、その他いろいろです。

むつきさっち
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2020/08/26

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  • デモクラシーの持つ複数の意味:宇野重規『民主主義とは何か』第三章メモ4

    トクヴィルのデモクラシーの続きで、彼がこの言葉に込めた意味の二つ目と三つ目です。トクヴィルにおけるデモクラシーの二つ目の意味は、「歴史を通じた平等化への趨勢」です。平等化を進めた当事者たちはそんなつもりはなかったのですが、自分の利益を追求した結果として平等化が進みました。ヨーロッパの封建制が崩れていく過程の詳細がありますが省略します。トクヴィルはアメリカでの差別の存在なども知っていましたが、それで...

  • 動詞獲得における「ローカル・ルールからグローバル・ルール」へという流れ:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第5章メモ4

    第5章の最後は7つの研究のまとめになっています。まずこの人の仮説は動詞の獲得は「ローカル・ルールからグローバル・ルール」へという流れを持つというものです。ざっくり言うと、動詞の獲得は各動詞ごとに始まり、複数の動詞がまとまって部分的な共通性が、さらに統合されて一般的なルールが獲得される、ただし制約といえるグローバル・ルールが初期から存在する、というものです。この制約は「人間が持つ生得的な行動傾向」とさ...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/08/27

    2023/08/272023-2024 Group 1 of the First Federation 1stRC Deportivo 0 - 0 CF Rayo Majadahonda23/24シーズンはホームで引き分けスタートです。押してる試合だったんですけどね。まあ最初の試合なので結果はそんなに気にしてないです。開幕から連敗しない限り、内容が良ければそのうち連勝街道に入るでしょう。RCDLC.comでの試合経過は下の感じです。前半20分まではdeporがゲームをコントロール。攻撃陣4人の動きが良いが決定...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/08/25

    23/24シーズン開幕まであとわずかとなりました。27日(日)にホームのMajadahonda戦でシーズンが始まります。最後のプレシーズンマッチは0-3で快勝で通算4勝1負1分け。悪くないですね。2部昇格を切に願います。毎年、昇格を疑ってないです。3年連続で期待を裏切られましたけど。でも今年も疑ってないです。今年こそ2部昇格です。今シーズンの日程は7月末には決まってて、下の通りです(RCDLC.com情報)。FIRST ROUND27/08/2023: Depo...

  • 木田元『現象学』序章メモ

    本章の前に、当時の現象学を取り巻く環境だったり、この本の目的が序章としてまとめてあります。序章 現象学とは何かドイツからフランスに現象学が渡るときに、サルトルなど当時のフランスの青年たちに熱烈に歓迎されたそうで、日本でも1960年代あたりではそうだったそうです。現象学は「厳密な学としての哲学」を目指して出発したのに、ハイデガーやサルトルの名と結びついて実存哲学の不可欠な方法とみなされるようになったよう...

  • 大塚久雄による『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の解釈5:ホームページ用メモ34

    今回が大塚による結論にあたります。「禁欲的プロテスタンティズムが本来持っていた反営利的な性格に結びついて生まれてきた」という点が、どうして「逆に営利と結びついて「資本主義の精神」などという姿にかわっていくことになったのか」というのが問いです。まず「世俗内禁欲」のエートスの持ち主たちは、小商品生産者たちのなかにいちばん多かったという事実があります。郊外から農村地域に広がっていた信仰の篤い職人たちが、...

  • 大塚久雄による『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の解釈4:ホームページ用メモ33

    今回は大塚による解説の続きで、結論のための用語の解説にあたります。禁欲的プロテスタンティズムから世俗内禁欲のエートスへ至るまで、二つの大きな流れがあったそうです。一つがカルヴィニズム、敬虔派、メソディズムの流れで、もう一つが洗礼派の流れ、ヴェーバーが「信団」(Sekte)と呼ぶ流れです。ヴェーバーは詳細にこの流れを検証しているらしく、その記述が続きますが飛ばします。ヴェーバーはキリスト教的禁欲に「行動...

  • トマセロの動詞-島仮説:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第5章メモ3

    この章で紹介される七つの研究のうち、残り3つのものについてです。トマセロによる研究がメインになってます。トマセロは娘のTravisの言語獲得の様子を観察しています。この研究からトマセロは「動詞-島仮説」と呼ばれる考え方を提示しています。これは、動詞の獲得初期ではそれぞれの動詞ごとにそれぞれの文法的使用法が獲得される、というものです。ここで「シンタグマティックな範疇」と「パラディグマティックな範疇」の語が出...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/08/14

    すでにプレシーズンマッチが4試合行われてます。まず下に結果を載せておきます(RCDLC.com情報)。Depor 6 – Arteixo 0 (1-0: (7’) Lucas (penalty), 2-0: (31’) Lucas Pérez, 3-0: (35’) Tim Caroutas, 4-0: (36’) Yeremay, 5-0: (60’) Barbero, 6-0: (71’) Barbero.)Depor 4 – Bragantino 0 (1-0: (35’) Barbero, 2-0: (59’) Davo, 3-0: (63’) Barbero, 4-0: (78’) Jurado (penalty))Coruxo 0 – Depor 0Compostela 0 – Depor 2 ...

  • 大塚久雄による『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の解釈3:ホームページ用メモ31

    前に書いておいたこのページ飛ばしてさっきのページ上げてました。順番が逆になりましたが、こっちが概念整理1回目のページです。まずヴェーバーによると近代的な産業経営者はカルヴィニズムの反営利的な経済統制を積極的に受け入れたとのことで、なぜこういうことが起きたのかが問いとなります。ヴェーバーのいう「資本主義の精神」は勤労とか節約とかそういう個々の徳性のことではなくて、「そうした個々のさまざまな徳性を一つ...

  • 大塚久雄による『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の解釈3:ホームページ用メモ32

    大塚による概念整理が続いてます。大塚によるとヴェーバーは「資本主義の精神」を資本家だけでなく労働者の側にも認めていて、ここが同時代の研究者とは異なっているそうです。そのためヴェーバーの説明は資本家と労働者双方がその担い手になったということに重点が置かれることになります。労働者の「資本主義の精神」というのがわかりづらいですが、あたかも天職があたえられたかのように工場での労働に励むとか、そういった心情...

  • X(旧twitter)は続けている人の方が多い?

    2年くらいtwitter続けてたんですが、情報収集用と割り切ってツイートはほとんどしないことにしました。あっ、ツイートじゃなくてポストと言うんでしたっけ?Xという名称もロゴも含めて、前の方が断然好きでしたわ。もう意欲はなくなりました。でも情報収集用に使いたいので保守のため月1くらいでツイートはしときます。意外だったのは今のところ変わらず発信し続けている人の方が多いことですね。なかなか代わりになるアプリケーシ...

  • スプーンで川の小物釣り

    ちょっとばかし普段と違う記事を書きたくなったので、はじめての釣りブログ記事を書いてみます。今回紹介するのはスプーンを使った川の小物釣りです。メジャーな釣りは私が紹介する必要なんかないわけで、今回もこれからも私がやるのはマイナーな釣り紹介です。釣りの基本は他のサイトを参照にしてもらうとして、今回の「スプーンでの川の小物釣り」の紹介にいきます。で、今回紹介するスプーンでの川の小物釣りがいいのは、手軽に...

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