ホームページの子どもの言語獲得3ページ目は、音声や言葉の獲得の心理学研究に通底する考え方を引き出してまとめてみようかと思います。具体例はその次のページに二つほど提示して、少し批判的なことも書く予定です。『新・子どもたちの言語獲得』の第二章から第四章までで、著者らには、子どもが言語に関わる何かを獲得するときに身の回りへの可能な身体動作とかが大きく関与している、という考え方が共通してあるようです。そこ...
野良学者やってます。 読んだ本とか研究用のメモを置いてます。 とりあえず西洋哲学からはじめて、現在は生物学、オートポイエーシス論、経済学、心理学、その他いろいろです。
子どもの言葉の獲得における心理学に通底する考え方:ホームページ用メモ56
ホームページの子どもの言語獲得3ページ目は、音声や言葉の獲得の心理学研究に通底する考え方を引き出してまとめてみようかと思います。具体例はその次のページに二つほど提示して、少し批判的なことも書く予定です。『新・子どもたちの言語獲得』の第二章から第四章までで、著者らには、子どもが言語に関わる何かを獲得するときに身の回りへの可能な身体動作とかが大きく関与している、という考え方が共通してあるようです。そこ...
日本社会における新たなシステムへの模索:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第六章メモ5
第六章第三節に入って、たぶん1980年代ごろの分析です。以下、だいたいの要約です。三 新たなシステムへの模索これからの日本社会(1993年初版時において)の可能性として、一つは西欧近代社会への転換があります。しかし西欧近代システムには、一貫性を持った選択の主体としての個人という信憑が必要です。次に、そうした個人の選択の自由と両立するルールが存在すると信じられていることも必要です。これら二つの信憑を与えてき...
『イデーン』を読むにあたっての注意点2:竹田青磁『現象学入門』第三章メモ2
『イデーン』を読むにあたっての注意点8つのうち、今回は4、5番目についてです。以下、だいたいの要約です。4 超越論的主観における「世界の構成」ヘーゲルによると人間の<意識>は、対象への実践的な態度と、<意識>と<対象>の関係を想像的に対象化する意識の二契機があります。そして後者の契機をさらに対象として新たな高次の視線が生じ、この弁証法的な運動によって世界像が高次化されることになります。哲...
2025/06/01Liga Hypermotion 2024/25 42ndFT: Depor 0 – Elche 4Goal 0-1: (4’) Mourad, 0-2: (25’) John, 0-3: (31’) Valera, 0-4: (88’) Vigas負けること自体は仕方ないんですけど、いくらなんでもひどすぎる負け方でシーズン終了です。なんというか言葉が出てこないですね。もう来シーズンに頭を切り換えましょうか。すでにセンターバックのJaimeとPablo Martinezが今シーズン限りの退団が発表されてます。移籍情報とか、話題が...
身体の連続体への信仰とその崩壊:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第六章メモ4
第六章第二節メモ2回目です。以下、だいたいの要約です。日本的社会の日常的な社会決定システムは、個々の関係者の利害感情をツリーにそって調整する形で作動します。そのためツリーのどこかに切実な「痛み」(既得権益の侵害など)が発生しないかぎり、重要な決定を行えません。そして近い将来すさまじい「痛み」をもたらす問題などには対処できないことも示しています。日本は心情反射作用による情念の共同体をつくり上げてきた...
無邪気な個人主義:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第六章メモ3
第六章第二節に入ります。この本も残り30ページほどなので一気にメモを取り切ってしまいたいです。以下、だいたいの要約です。二 旋回アンケート結果から推測される「伝統回帰」現象には、「無邪気な個人主義」と言えるもう一つの性質が見えてきます。*アンケートの分析結果があるが省略。70年代の不況により欲望自由主義社会の大前提である利害の拡大均衡性が一時的にではあれ破壊され、組織の大規模な再調整が行われます。「そ...
2025/05/25Liga Hypermotion 2024/25 40thFT: Zaragoza 1 – Depor 0Goal 1-0: (56’) Patiño (o.g.)大分選手も入れ替えてるし敗戦は仕方ないですかね。来期に向けてこれまでの控え選手はがんばって欲しいところですが、Patiñoはオウンゴールをしてしまいました。Ladiesの方はもう今季までの選手が5名発表されてます。来季は監督含めどうなるでしょう。次節が最終戦なので最後は勝って終わりたいですね。RCDLC.comでの布陣は下の通り...
『イデーン』を読むにあたっての注意点1:竹田青磁『現象学入門』第三章メモ1
第三章に入ります。第三章は『イデーン』を読むにあたっての注意点みたいです。以下、だいたいの要約です。第三章 現象学の方法『イデーン』を読むにあたっての注意点をまとめると8つになります。以下、順に説明します。1 自然的態度、素朴な世界像についてわたしたちが普段持っている「自然的な世界像」には、ある現れの性質があります。空間・時間ともにここ、または今から上下左右、前後への広がりを持ちます。そしてこの拡...
意識の自由を超えたものとしての知覚と意味:竹田青磁『現象学入門』第二章メモ5
第二章メモ最後です。以下、だいたいの要約です。たとえば赤いリンゴを見ているという、ある個的な経験において、それが赤いリンゴであるという確信が現われてくるためには、あるレベルでの概念(知)がすでに成立している必要があります。「すると人間の個的経験の「明証性」(たしかに事物がいまここにあるという直接経験の確実性)の基礎として、単なる<知覚>直観のほかに、どうしても<本質>直観、つまりものごとに...
第六章メモ2回目です。第一節の残りは7ページほどなのでざっくりまとめます。以下、だいたいの要約です戦後、天皇は国民の象徴となって社会の前面からは消えます。ただしこれは平和国家化と経済成長により欲望の自由が許容される社会だったためで、いったん必要性がなくなったにすぎません。70年代に入ると欲望自由主義は曲がり角を迎えます。統計調査の結果から、成長志向、上昇志向を示す回答が73年の調査を境にして減少しはじめ...
2025/05/17Liga Hypermotion 2024/25 40thFT: Depor 2 – Granada 3Goal 0-1: (9’) Abde Rebbach, 0-2: (28’) Tsitaishvili, 1-2 : (72’) Barbero, 1-3 : (73’) Manu Trigueros, 2-3: (90+1’) Yeremay (penalty)残留を決めた後の試合は難しいですね。今節は前節残留を決めたladiesも負けてました。そしてFabrilも敗戦で昇格プレーオフ敗退です。まあこんなときもあります。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Deportivo: (4-2-3-1) G...
正当性の源泉としての本質直観:竹田青磁『現象学入門』第二章メモ4
第二章第4節のメモ2回目です。以下、だいたいの要約です(2) 本質直観(本質観取)について判断や認識の「正当性の源泉」として<知覚>直観と並び挙げられているのが「本質直観」です。フッサールは「事実」と「本質」の違いを、個物を感覚するときにそれを経験しているものとしては事実であり、それをある言葉で呼ばれるときに含まれる普遍的規定性を本質(違う言葉で言えば意味)として考えています。事実と本質の区別では...
超共同体論から日本的経営へ:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第六章メモ1
第六章に入ります。わからないところが多々あるんですが、もう後回しでメモをとっておきます。以下、だいたいの要約です第六章 日本的社会の終焉-戦後社会とその現在- 一 「戦後」:第二の円環戦後の日本社会は、平和国家と経済社会化の、特異な方向に進みます。西欧近代社会は近代軍成立において、社会以前的な個人を社会のために死の危険にさらしうる理想を必要とします。日本の戦後社会はこういった近代軍を否認し、結果市民...
2025/05/10Liga Hypermotion 2024/25 39thFT: Sporting Gijón 2 – Depor 1Goal 1-0: (17’) Nico Serrano, 2-0: (45’) Nacho Méndez, 2-1: (61’) BarberoAssist Diego Gómez後半改善してゴールをあげたけど追いつけずに敗戦です。前節に残留を決めたので、前半は緊張が保ててなかったのかもしれません。来期につながる戦いができるといいけど、監督がどうなるか決まってないしなかなか難しいですね。Ladiesの方はSevillaと引き分け...
疑い得ないものとしての知覚直観:竹田青磁『現象学入門』第二章メモ3
第二章第4節のメモ1回目です。以下、だいたいの要約です。4 知覚直観と本質直観(本質観取)(1) 知覚直観疑い得ないと思える直接判断でも、さらに疑ってみることが可能です。その結果最後に残る疑い得ないものをフッサールは「知覚直観」としています。<知覚>は一見、<記憶>、<想起>、<想像>などの要素になるもののように思えます。しかし知覚され意識に現れたものは、それがなんらかの概念に結びつく...
FT: Depor 5 – Albacete 1Goal 1-0: (28’) Yeremay, 2-0: (30’) Jaime (o.g.), 2-1: (33’) Yeremay (penalty), 3-1: (46’) Zakaria Eddahchouri, 4-1: (62’) Zakaria Eddahchouri, 5-1: (75’) BarberoAssist José Ángel, Mario Soriano, Yeremay & Petxarroman久々の快勝で残留を決めました。快勝は嬉しいけどやっぱり昇格がなくなった後の勝利はちょっとかなしいですね。残りの試合は来期を予想しながら楽しんでいきましょう...
西欧近代の相対化の帰結としての日本近代:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第五章メモ8
今回でやっと第五章の最後です。前の内容がだいぶ抜けてるので、そのおかげでわからないところもあるんですが、いったん振り返らずにメモを取ることにします。以下、だいたいの要約です。「日本近代は個人の移動の自由や組織への参入/離脱の自由を公式には認め、組織と個人の分離を表面的には受け容れた。」しかし欲望の自由という形式のため、自由意思という社会の準拠点を持つことができませんでした。その現れの一つが政党で、...
立憲の食料品の消費税減税案が妙にマスコミから評判が悪いです。自分は消費税増、ベーシックインカム派ですが、ちゃんと理由付けできるならこれも悪い方法ではないと思います。財源をどうするかは示されてないですが、前の消費税増のときに法人税減税の埋め合わせに使われたと言われているし、法人税を元に戻して一時的な財源に充てるとか、やりようはいろいろあるでしょう。今回の件で、あそこまでマスコミから批判されている理由...
第二章第3節のメモです。以下、だいたいの要約です。3 「諸原理の原理」…確実なものの底アリストテレスのいう原理の中の原理は「矛盾律」と「排中律」のことです。それに対しフッサールの「諸原理の原理」は、認識、判断のいちばん底で源泉となるもののことです。それは「原的に与える働きをする直観」であり、「知覚直観」および「本質直観」の二つです。世の中には千差万別の「認識」や「思想」があって、それはある「判断」を正...
規律化の場としての軍隊と監獄:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第五章メモ7
規律化の場の続きで、軍隊と監獄の場合についてです。以下、だいたいの要約です。教育に続く規律化の装置は軍隊です。学校が個人の自由や幸福と連続した形で規律化を行えるのに対して、軍隊では個人の死の危険性により、個人の利益とは別の理由づけが必要になります。明治初期では社会を守ることは個人を守ることであるという論理で、そこには個人と社会との素朴な連続性への信頼があります。日露戦争までは個人と社会の目的の一致...
2025/04/27Liga Hypermotion 2024/25 37thFT: Racing Santander 2 – Depor 1Goal 1-0: (8’) Javi Castro, 2-0: (45+2’) Karrikaburu, 2-1: (85’) GenreauAssist Cristian Herrera昇格プレーオフの望みが絶たれる敗戦でした。内容は悪くなかったらしいですが決定機をちょっとしか作れない試合でもあったみたいです。残り5試合で降格圏と勝ち点10差なので、まずは残留を決めるのを期待しましょう。Racing RCDLC.comでの布陣は下の通...
デカルトの懐疑から現象学的還元へ:竹田青磁『現象学入門』第二章メモ1
前回のメモで竹田青磁と木田元の考え方のすり合わせをすると書いたんですが、主観と客観の一致に対する記述が木田元の『現象学』の方にあまりなくて、いったん置いて読み進めることにします。以下、だいたいの要約です。第二章 現象学的「還元」について1 発想の転換…デカルトの「夢」について<主観/客観>の図式で考える限り問題を引き寄せてしまうのですが、我々がすでに身につけているこの図式はとても強固なものです。...
2025/04/20Liga Hypermotion 2024/25 36thFT: Depor 0 – Tenerife 0枠内シュート0という恐ろしい結果で0-0の引き分けです。決定機は作ってましたけど同じくらい作られてたので、まあ負けなくてよかったです。これでプレーオフまで勝ち点8差、降格圏は11差になりました。残り6試合しかないのでプレーオフは6連勝しかないでしょう。降格もさすがにないでしょうから、ここからは消化試合感が出てしまいますね。残留争いから逃れられた...
言語の獲得における観念連合による考え方:ホームページ用メモ55
ホームページの発達心理学(言語)ページの第1ページ目は全体構成にしました。それで2ページ目に心理学分野でのこれまでの言語獲得理論について書くことにします。ざっとここのメモに目を通してみて、観念連合からチョムスキーとかの生得的言語モジュール説が出てきて、さらにその批判として発達心理学分野からの新しい理論が出てきてる、という流れが書いてありました。観念連合は知覚認識のモデルとしては不適切なのはわかるんで...
日本近代における社会理論の楕円:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第五章メモ6
第五章の三節に入ります。ようやく第五章の半分くらいです。なんか第三章までと比べて自分の興味が薄れてきてます。ここから先はわからないところは飛ばして早めにメモを終わらせてしまおうと思います。三 「私」と「公」の円環日本近代の社会論理は一個の楕円にたとえることができると述べられています。焦点となるのは法の社会工学と心情の政治学の二つで、これらはお互いを必要としています。そして法の社会工学の方に振れれば...
2025/04/13Liga Hypermotion 2024/25 35thFT: Mirandés 2 – Depor 2Goal 0-1: (3’) Villares, 1-1: (52’) Joel Roca, 2-1: (63’) Joaquín Panichelli (penalty), 2-2: (90’) Yeremay (penalty)Assist Petxarroman後半は決定機を作られた上で最後に2-2に追いついての引き分けです。引き分けでよかった試合ということですね。goal.comの順位表によると4位のMirandésにアウェーで引き分けだから悪くはない結果のはずですが、やっぱり...
近代哲学における主観と客観の問題:竹田青磁『現象学入門』第一章メモ2
第一章第二節のメモです。各章けっこう短くて、一章は二節で終わりです。以下、だいたいの要約です。2 近代の哲学者たち-デカルト、カント、ヘーゲル、ニーチェデカルトは神の存在証明を試みましたが、現在の我々が納得できるようなものではありません。しかしデカルトが神の存在証明を行おうとしたことから、神の存在によって<主観>と<客観>の「一致」を保証できることを示しました。これに対しカントは、人間は「...
2025/04/06Liga Hypermotion 2024/25 34thFT: Depor 1 – Cádiz 0Goal 1-0: (81’) Sorianoなんと今季やっと5試合目のホームでの勝利です。プレーオフ近づいたかと思ったんですが、勝ち点7差で変わらず。あと8試合あるけどプレーオフは難しそう。降格圏は9差なのでこっちは大丈夫かな。降格の心配は減ってきたので、落ち着いて勝利を待てますね。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Deportivo: (4-2-3-1) Helton – Petxarroman, Pablo...
大阪万博が近づいてきたので、あらためて今思うことを書き残しておこうと思います。万博自体は、理念があってその理念を形にできてさらに経済負担が許容範囲内なら、別に開催してよいと思います。大阪万博が叩かれている理由は、まさにこれらの条件を一つも満たしていないからですよね。開催理由は自己顕示欲や承認欲求を満たすためなのは、公に明らかになってますから。わりと本気で延期や中止になるだろうと思ってたので、こんな...
超共同体論と天皇:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第五章メモ5
今回は、法の社会工学と心情の政治から、超共同体論に移行していくことについてです。以下、だいたいの要約です。法の社会工学に比べ心情の政治学では欲望の自由に重みをおかないので、欲望の自由の機能が低く評価されるときには、容易にそれを否定する論理、つまり超共同体論に転化してしまいます。超共同体論の基本的な構成は心情の政治学とかわりありません。「唯一の無「私」の身体=天皇を中心とした、心情反射作用による社会...
2025/03/29Liga Hypermotion 2024/25 33rdFT: Racing Ferrol 0 – Depor 1Goal 0-1: (18’) YeremayAssist Villares内容は良くなかったみたいですが、アウェーで完封勝利なのでひとまず良しとしましょう。何かまだプレーオフの可能性も残ってるので、もうちょっと上位に食らいついてほしいところです。ケガと出場停止でだいぶメンバーが変わった状態でアウェーで0-1で逃げ切りは良い結果です。なぜか苦手なホームで勝てれば、昇格の...
第一章のメモに入ります。この本はかなり細かくサブタイトル付きで分けられてます。どうしようか迷ってるんですが、節とは別のサブタイトルはいったん示さずに要約していこうと思ってます。以下、だいたいの要約です。1 「近代哲学の根本問題」…「主観と客観」フッサールは当時主流だった実証心理学とは異なるブレンターノの「記述心理学」を学びます。「記述心理学」では、「意識の内部知覚をよく反省、観察し、これをこのまま...
2025/03/23Liga Hypermotion 2024/25 32ndFT: Depor 2 – Cartagena 2Goal 0-1: (59’) Andy Rodríguez, 1-1: (69’) Villares, 1-2: (76’) El Jebari, 2-2: (86’) BarberoAssist Mario Soriano & Mella結果だけみたら悪くないんですが、7分でXimoが退場になってまあ、ひどい内容だったみだいです。負けなかったことしかよいことがないです。なにが問題なんでしょうね。もう次の試合に期待しましょうか。RCDLC.comでの布陣は下の...
これまでの心理学における言語獲得理論について:ホームページ用メモ54
ホームページの発達心理学(言語)ページの最初のページは、この分野で一般的に考えられてきた言語獲得理論について書くことにしました。発達心理学分野でもチョムスキーとピンカーの考え方が引用されてきたみたいで、このことは自然言語処理分野でも同じです。正直言ってこれらの考え方はたいしたことを言っていないと思っているので、これらの考え方を示した後に批判的なことを書くことになります。それで参照にする『新・子ども...
2025/03/17Liga Hypermotion 2024/25 31stFT: Castellón 2 – Depor 2Goal 0-1: (5’) Yeremay, 1-1: (14’) Suero, 2-1: (47’) Vertrouwd, 2-2: (56’) Pablo VázquezAssist José Ángel (2)アウェーで追いついて引き分けなので、まあわるくないですかね。ちょっと守備でマーク外したりで得点取られたみたいで、今度は守備が不安定でした。でもまあ中位はキープです。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Castellón: (3-4-3) Gonzalo Cre...
まずこの本の序説が5ページほどあるので、下にざっとまとめておきます。現象学入門序説まず現象学は誤解されるていることが多いことが述べられています。その誤解や無理解には一定のパターンがあって、現象学は独我論である、というものと、形而上学的「真理」を求めるものである、という二つです。誤解の理由として、サルトルの実存主義に取り入れられたことで、後続の構造主義やポスト構造主義が形而上学的「真理」を批判するに...
ここ数ヵ月の政治的動きは世界的に混乱の一言ですね。日本もいろいろありましたが、はっきりしてきたことの一つに兵庫県斎藤知事に関することがあります。百条委員会からパワハラと公益通報制度の違反の二つがほぼ認定されました。斎藤知事を批判する側の人は、いろいろ言いたいことはあると思います。でもいったん、SNS情報を信じて斎藤知事に投票した人を批判したりするのはやめておくべきでしょう。彼らに主張を変えてほしいの...
無私的な天皇という空虚な中心:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第五章メモ4
個人の自由と社会をどうつなぐかという話の続きで、明治初期の天皇制についての内容です。以下、だいたいの要約です。欲望の自由に社会性をもたせる方法の一つが心情反射作用です。これが十分に機能するためには関係の内閉性が必要ですが、近代はその内閉を否定します。個人の自由を前提に心情反射作用を機能させる必要があるのですが、それには「私」のない身体が必要です。「「私」のない身体が一つ存在することで、その身体の心...
2025/03/07Liga Hypermotion 2024/25 30thFT: Depor 1 – Córdoba 1Goal 0-1 (50’) Álex Sala, 1-1: (61’) EddahchouriAssist Yeremayやっぱりホームで勝てないですね。後半は決定機を何度も迎えましたが同点に追いつくまででした。もう今シーズンは安全に残留が目標でいいですかね。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Deportivo: (4-2-3-1) Helton – Ximo Navarro, Pablo Vázquez, Dani Barcia, Obrador – Villares, José Ángel – ...
木田元の『現象学』読んだので次は竹田青磁『現象学入門』にします。竹田青磁の現象学理解は木田元のものと近い感じします。この本は木田元の本とは違って、歴史的経緯とかはほとんどないですが、ある程度時系列にそった解説になってるみたいです。でもフッサールからはじまってハイデガー、メルロ=ポンティに移っていくところは木田元と同じです。今回のメモは下に目次を書いて終わりにします。ちなみに目次はかなり細かくて書き...
2025/03/02Liga Hypermotion 2024/25 29thFT: Oviedo 1 – Depor 2Goal 1-0: (23’) Soriano, 1-1: (38’) Ilyas Chaira, 1-2: (90+1’) Ximo NavarroAssist José Ángelロスタイムでのゴールでぎりぎりの勝利でしたが、ゲーム全体を有利に進めた上での押切なのでこれはよい勝利でしょう。後半逆転されそうなシーンけっこうありましたけどね。これくらいの時期になると順位がきになるんですが、Goal.comのスペイン語ページでやっと順位...
日本近代社会の四つの一次モデル:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第五章メモ3
第二節に入ります。日本近代における個人の自由と社会の関係が、当時どのように考えられていたか、という内容です。ちょっと長めなので三回くらいにわけてメモをとっていきます。まず日本近代社会の一次モデルにおいて、個人と社会の関係づけがどうなされていたか、次の四つに分類されています。「α 個人の自由を前提にしつつ、それが結果的に社会全体のためにもなるという予定調和論理。これを「欲望自由主義」とよぼう。 β 個...
『新・子どもたちの言語獲得』をもとにページ作成:ホームページ用メモ53
心理学ページで『新・子どもたちの言語獲得』をもとにいくつかページを作成する予定です。佐々木正人による第10章はすでにまとめているので、第2章から第9章までをまとめることになります。どうまとめるかまだ決めてなくて、まずは書評ページの要約を見返しながら考えていこうと思います。第1章は「言語獲得理論の動き」で、言語に何かしらの生得性が関与することは共通して認められていて、その生得性の性質についての当時の考え...
2025/02/23Liga Hypermotion 2024/25 28thFT: Depor 0 – Huesca 0ボールを保持し続けて決定機も作ったんですけどね。なんか今季はホームで勝てないです。微妙な判定でゴールを取り消されたり、シュートがポストに嫌われたり、今回は運も悪かったです。内容が悪いわけではなかったので、次に期待しましょう。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Deportivo: (4-2-3-1) Helton – Ximo Navarro, Pablo Vázquez, Dani Barcia, Obrador – ...
ホームページの心理学ページに「発達心理学(言語獲得)」を作る予定です。本格的なページというわけではなくて、全部合わせて5ページ前後で作ろうと思います。作るページは『新・子どもたちの言語獲得』をもとに重要と思える章を3つほど、メルロ=ポンティの幼児の対人関係から抜き出しつつ3ページほどを考えてます。前者の本をわたしはそれほど高く評価しているわけではなくて、疑問点を交えながらの紹介になると思います。その批...
幼児の言葉の使用:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一部第三章メモ8
ずいぶんかかりましたが今回のメモで最後です。以下、だいたいの要約です。「一般的に言って、幼児は、空間や時間を、相互に絶対的に区別される一連のパースペクティブを含むような<場>と考えることはできません。」外的知覚を還元してただ一つの視点から見えているものと考えるのは、もっと後の段階になってからです。したがって象徴とそれが指し示すものの区別もついておらず、言葉と物とが絶対的に区別されているわけでも...
2025/02/16Liga Hypermotion 2024/25 27thFT: Eldense 2 – Depor 0Goal 1-0: (58’) Masca (penalty), 2-0: (64’) Llabrés3連勝で昇格戦争いにという希望はあっさり打ち砕かれました。そんなに上手くいかないですよね。ボールを持っても決定機に結びつかないという、昔からの問題に直面してます。ほとんどのチームが直面している問題なので仕方ないかなと思う反面、ルーカスの退団が効いてるかなとも思います。これは時間をかけてチ...
模倣や転嫁に見られる自己と周りとの未分化な状態:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一部第三章メモ7
今回は模倣や転嫁についてで、前回と引き続き自己と他者の未分化、自己と環境との未分化をもとに考えられています。以下、だいたいの要約です。模倣は「私が見ている相手の人の動作に似た動作を自分の身体で表現する能力と言うべきものです。」我々の知覚は、前にその動作を習ったことがない場合でも、運動的行為の再編成をもたらします。また共感の由来も同様です。共感は自己と他人との未分化を前提にするものだからです。六ヵ月...
ねたみとサディズム的マゾヒズムの類似性:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一部第三章メモ6
今回からb節に入ります。途中からフロイトとの連続性が述べられてます。以下、だいたいの要約です。b 癒合的社会性生後六ヵ月から十二ヵ月の間に社会的感受性がいちじるしく発達する時期があります。シャルロッテ・ビューラー夫人の観察によると、三歳以前においては比較的歳の近い子どもたちの間でしか、いろいろな関係ができあがりません。「そして年の近い子供たちの間によくでき上る関係は、観客である一人の前をもう一人がこ...
2025/02/09Liga Hypermotion 2024/25 26thFT: Depor 3 – Almería 1Goal 1-0: (19’) Zakaria Eddahchouri, 2-0: (26’) Yeremay, 3-0: (30’) Mella, 3-1: (90+3’) Luis SuárezAssist José Ángel, Obrador & Ximo Navarro連勝はいつぶりでしょうか。後半攻められて1点返されての勝利なので快勝とはいきませんが、重要な勝利です。まあ、4-0にして完全に試合を決めるか、3-0で逃げ切りたかったのは本音です。しかし新加入のZakaria...
幼児の習得する平衡状態:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一部第三章メモ5
やっと第三章のa節最後まできました。残り4ページほどで、これまでのまとめ的な部分も多いので、気になるところを抜き出して終わりにしようと思います。これまでの経緯から、幼児の像の「還元」なるものは、「紆余曲折もない認識の進歩ではなく、情動的経験の偶然性につねにさらされている<われわれの存在の仕方全体>の構造的変化」と考えられます。「像-反射の関係が不安定であるというのは、それを構成している操作が本来...
鏡像から超自我へ:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一部第三章メモ4
今回の内容は、鏡像に対するラカンの考え方に対するメルロ=ポンティの解釈です。以下、だいたいの要約です。幼児は鏡に写った自分の像に喜びを示します。幼児は鏡の中の像を通して、自分の姿が自分にも他人にも見えるものだということを学びます。このとき内受容的自我から可視的自我への移行がおこり、パーソナリティの或る形態・或る状態から別の形態に移ることになります。鏡像が出現する以前のパーソナリティは、精神分析にお...
2025/02/02Liga Hypermotion 2024/25 25thFT: Eibar 0 – Depor 1Goal 0-1: (30’) Ximo NavarroAssist Barbero3試合ぶりの勝利ですがものすごい久しぶりの気がします。少ない決定機の一つをものにして逃げ切りました。内容が良くなかったとしても守備が安定して逃げ切りなので、むしろ大勝よりいいんじゃないでしょうか。次のホームで勝てれば残留は大丈夫な感じがします。でも、なんか今季はホームで勝てないんですよね。新加入の...
2025/01/29Liga Hypermotion 2024/25 19thFT: Tenerife 0 – Depor 0延期されてたTenerife戦はスコアレスドロー。Youtubeに上がってたダイジェストを見る限り前半はPK獲得、他の決定機も作って勝利の可能性も十分あったんですが、後半途中からは防戦一方でした。あと一歩決定機を決めきれないとか、Lucas退団の影響がさっそく出てるかも。後半守備陣が粘って引き分けに持ち込んだのはいい傾向なんですけどね。不安の残るミッドウィ...
幼児の知覚の癒合性:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一部第三章メモ3
前回は、私の像というものが大人にとっても私がそこに住んでいるような何かであり、単なる反射と言い切れない何かとして我々にある、というところまででした。今回もその続きで、幼児にとっての像とは何かが述べられています。以下、だいたいの要約です。幼児は鏡の像に実在性を見出さなくなったとしても、同様の事態、たとえば影に対しては以前の態度のままです。知的批判によって鏡の像が還元されているとするなら、一般性をもっ...
2025/01/25Liga Hypermotion 2024/25 24thFT: Depor 1 – Levante 2Goal 0-1: (50’) Carlos Álvarez, 1-1: (82’) Villares, 1-2: (83’) Morales悪い試合ではなかったようですが、決定機をあまりつくれず、カウンターから守備陣のミスから勝ち点を落としてしまいました。2部残留なら勝ったり負けたりでいいですが、もうちょっと安心して試合を見たいのも確か。問題が何か、ちょっとよくわからない状態です。試合とは別に驚きのニュー...
ここ一月くらいで大学とかいろんなところがX(旧Twitter)の運用停止を表明してますね。で、実際、おすすめのポストひどいんですよ。月1くらいで気が向いたときに見てみるくらいでしたが、確かにここ1、2カ月くらいでおすすめに流れてくるポストの内容が激変しました。なんかヘイトスピーチならぬヘイトツイートみたいなのが半分くらいです。自分の中では気ままに日常的なことつぶやくためのメディアだったんですが、明らかにそん...
幼児による自己の身体の鏡像の認識:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一部第三章メモ2
幼児の鏡像認識の続きです。5ページほどをまとめると下の感じです。まず、自己自身の身体の鏡像を、象徴的に鏡像として認識するのは他人の身体の場合よりも遅れます。幼児が自己の鏡像をそれとして認識するには、「鏡の像を移して、それを鏡の底に占めている見かけの潜在的場所から、自分自身の所まで運んで来なければならず、また自分は鏡の像から離れたところにいながらも、その像と自分の内受容的身体とは同じものなのだと考え...
2025/01/19Liga Hypermotion 2024/25 23rdFT: Burgos 0 – Deportivo 1 Goal 0-1: (69’) Mario SorianoAssit Ximo Navarro新年初勝利です。内容はあまりよくなかったみたいですが、今は勝利の方が大事なのでよしとしましょう。守備が安定してきてるのは何よりです。Lucasがベンチですが、Sorianoがトップ下に戻って決勝ゴール。攻撃のキープレイヤーが結果を残しているので、いい流れに入りそう。RCDLC.comでの布陣は下の通り...
動物における自己の鏡像:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一部第三章メモ1
第三章に入ります。この本に収録されているのは三章までなので、残り全部三章です。内容もけっこう濃いので、5ページずつくらいでまとめていきます。以下、だいたいの要約です。第三章 六ヵ月以後 - 自己の身体の意識と鏡像六ヵ月からは鏡に写った自分の身体像を理解できるようになり、この時期に、他人との接触がきわめて速やかに発達してきます。第一節 自他の癒合系(六ヵ月以後)a 鏡像鏡に写った自己の身体の認識は、動物と...
2025/01/11Liga Hypermotion 2024/25 22ndFT: Málaga 1 – Depor 1Goal 0-1: (67’) Yeremay, 1-1: (86’) ChupeAssist Mario Soriano新年初勝利が直前で逃げていきました。ダイジェスト見る限り決定機数は圧倒的にデポルだったので勝ち切りたかったですね。まあでも、アウェーでMálaga相手に勝ち点1なので悪くないです。ゴールを決めたYeremayですが、自分でシュートに行き過ぎで決定機を逃したりしてました。ちょっとやる気が空回り...
ホームページの書評ページにamazon広告を貼ってたんですが、来てたメールに気付かなくて提携解除されてしまいました。メールが来てから申請まで一日の猶予しかなくて、正直自分のようなズボラな人間には続けていくのは難しそうです。それでどうするかというと、こっちの方の書評ページをホームページの方に移して、こっちのページは消すことにしました。ほとんど同じ文章がネット上に二ヵ所あるのはよくないよね、とは思ってたので...
幼児の他人知覚の萌芽:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一部第二章メモ
第二章は短くて7ページです。以下、だいたいの要約です。これまでの考察から、自分が身体をもっていることを意識することと、他人の身体が自分とは別の心理作用をもっていると意識することは、実際には一つの系をなす操作です。これらの二側面は、「一方の過程が実現されれば全体の平衡が破れ、そしてそれが、系の他方の部分が今後発展するための弁証法的誘因になるということです。」自分の身体の知覚は他人の知覚よりも早く発達...
幼児の自我:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一部第一章メモ2
前回に続き、古典的心理学での幼児の対人知覚に関する考え方の批判です。今回は<模倣>から始まっています。以下、だいたいの要約です。模倣においてたとえば幼児が笑いかけられて笑う、といったことは古典的心理学における判断による考え方などはとても考えられません。そこで心理作用に関する前提を放棄する必要が生じます。私の意識はまず世界やものに向っている、<世界に対する態度>のことです。<他人意識>も...
あけましておめでとうございます。去年の新年あいさつは何書いたんだっけかな、と思って見てみたらスプラのことと次の仕事どうしようかなしか書いてない。そして今年一年何も変わりませんでした。スプラしかやってない。そして次の仕事決まってない。もう一つ、ホームページの収益化のことも書いてあって、ホームページもYoutubeも収益化は遠いままでした。それとは別に東方実況を準備中。なんか自分で配信してみたくなったんです...
近代日本社会における自由の特徴:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第五章メモ2
第五章に入るとそれまでの繰り返しがけっこう多いです。前に出てきた内容は飛ばしながらまとめていこうと思います。以下、だいたいの要約です。日本の急速な近代化・産業化において、社会の日常的な制度から変えていく必要があります。その急速な変化の結果、自分の土地を失った農民が大量に出現すると同時に、個人の社会移動の可能性も大きく開けました。一方で個人の自由度を社会のなかに位置づけるという新たな問題も生じます。...
「生命現象のオートポイエーシス論的説明」ページの再考:ホームページ用メモ51
原核生物システムを考えた結果、個体維持と世代交代による細胞の維持の違いはあるけれど、今までの細胞システムの記述を拡張するだけでよい、という結論になってました。その際に「生命現象のオートポイエーシス論的説明」ページがどのくらい適切か、再検討の必要ありとしてページを終えています。今回のメモでそれらの記述が必要か考えることにします。山下和也の考え方をもとにして、「生命現象のオートポイエーシス論的説明」ペ...
2024/12/22Liga Hypermotion 2024/25 21stFT: Depor 0 – Mirandés 4Goal 0-1: (36') Izeta (penalty), 0-2: (38') Joel Roca, 0-3: (55') Izeta, 0-4: (63') Izeta今年最後の試合に負けたのは、むしろタイミングがよかったと思いましょう。守備の立て直し時間がかせげたわけですから。幸いこれだけ負けても降格ゾーンからは4ポイント上みたいですしね。できることから一つずつやっていけば大丈夫です。たぶん。今回はRCDLC.comに布...
2024/12/19Liga Hypermotion 2024/25 20thFT: Depor 5 – Castellón 1 Goal 0-1: (6’) Douglas Aurélio, 1-1: (35’) David Mella, 2-1: (38’) David Mella, 3-1: (44’) Villares, 4-1: (49’) Barbero, 5-1: (52’) Yeremay (penalty)Assist Escudero, Barbero & Mella突然の快勝でむしろ戸惑ってます。まだまだ降格ゾーンの方が近いくらいですが、一安心なのは確かです。ときおり爆発力は見せているので今度は継続性...
古典的心理学における幼児の対人知覚の問題:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一部第一章メモ1
第一部に入ります。「幼児の対人関係」は講義録なので、続きの第二部はこの本には含まれてないです。今回の内容は木田元『現象学』で述べられていたことがほぼそのまま書かれていて、木田元の解釈が正確なのがわかります。一度『現象学』のメモでまとめているので、今回は自分の言葉でさっくりまとめることにします。[第一部] 幼児における他人知覚の問題第一章 理論的問題幼児の対人関係を研究する前に、その関係はどうして当初...
幼児の情緒と言語発達の関係:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第二章メモ
第二章のメモです。一部、『新・子どもたちの言語獲得』で言われていることと異なる記述もあります。1950年前後の論文や著書が参照されているので、一部古くて後に否定されたようなものもあるみたいです。そういうところはもう、飛ばしてメモを取ろうと思います。それからフランス語の文法と絡めて詳しく説明してあるのですが、自分はフランス語がまったくできないので、その辺も省略します。第二章 感情性と言語ロスタン氏による...
ホームページに高校生物ページを作成予定:ホームページ用メモ50
ホームページにどの内容のページを作成するか迷ってて、とりあえず高校生物ページを作成することにしました。高校数学の微積のページまだ作ってないんですが、ちょっと高校数学のページを作るのに飽きてしまって、微積より先に高校生物のページを作ることにします。問題の図はクリップスタジオで作成するつもりです。1ヵ月無料で月100円とかで使えるらしいので、しばらく使ってみてよさげなら買い切り版購入しようかなと思ってます...
2024/12/07Liga Hypermotion 2024/25 18thFT: Depor 1 – Zaragoza 1 Goal 1-0: (6’) Mario Soriano, 1-1: (90+2’) Francho Serranoadditional timeで同点に追いつかれたのはきついものがありますが、内容がよくなかったのでこれはこれでもう仕方ないかとも思います。なかなか波に乗れないですね。決定機はそれほど作られてないので、守備は安定してきたとポジティブに考えときましょう。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Dep...
2024/12/04Copa Del ReyFT: Ourense CF 1 – Depor 0 Goal 1-0 (87’) Ángel Sánchez早々にCopa Del Reyから敗退になってしまいました。Ourenseはたぶん3部のチームですね。主力を大幅に入れ替えたとはいえ、いいところなしに1-0で敗退とは。普段のベンチメンバーの戦力が低いとは思わないんですが。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Ourense CF: (4-3-3) Pato Guillén – Zalaya, Carmona, Raúl Prada, Hugo Sanz – Jerin, Fid...
久々の勝利に浮かれて上げるの忘れてました。書いたのは日曜です。2024/11/30Liga Hypermotion 2024/25 17thFT: Cádiz 2 – Depor 4 Goal 0-1: (34’) Kovačević (o.g.), 1-1: (39’) Álex Fernández, 1-2: (57’) Lucas Pérez, 2-2: (64’) Álex Fernández (penalty), 2-3: (81’) Lucas Pérez, 2-4: (83’) Lucas PérezAssist Soriano & BarberoLucasさまさまですわ。やっぱり、個人の力で試合を決められる選手がいるのはでか...
一つの全体的現象の部分としての二系列:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一章メモ3
今回は前回の心理的硬さと知覚との関係における注意点についてです。心理的硬さとその人の知覚の性質には関係があるのですが、単純な類比の関係にあるわけではないと述べられています。心理的硬さを知覚領域での柔軟性で代償するといった場合もあります。「重要なのは、つねにその二つの現象が相い合してただ一つの全体を形成しているということです。」心理的硬さと政治的な考え方との関係も同様のことがいえて、特に社会的な偏見...
日本近代の「私」的個人:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第五章メモ1
第五章に入ります。日本近世を経て、日本の近代はどのような性質を持つようになったか、についてのようです。明治時代の文章の引用がたくさんありますが自分では読んでもわからないので、佐藤による解説部分だけメモでとりあげることにします。第五章 「私」的個人の社会 -日本近代の軌跡-一 西欧近代との出会い明治時代に日本文学が個人の「内面」を見出したと言われているそうです。しかし佐藤によると、近代的な個人の内面と...
2024/11/24Liga Hypermotion 2024/25 16thFT: Depor 1 – Sporting Gijón 1 Goal 0-1: (77’) Nacho Méndez, 1-1: (85’) David MellaAssist Lucas Pérez負けるよりかは全然いいんですけどね。決定機をほとんど作れず、なんとかMellaのファインゴールで追いついて引き分けに持ち込みました。まあ決定機もそれほど作られてなかったので、守備が安定してきたとポジティブに考えましょう。ケガ人が戻ってくるまでは我慢が続きそうで...
最終章メモまとめです。ヘーゲルとフッサールの「現象学」には類似点があるとメルロ=ポンティは考えていたそうです。メルロ=ポンティによると、ヘーゲルの「現象学」も「内容の論理学」で、「事実の論理的な秩序は、それに外からおしつけられる形式からくるのではなく、事実の内容そのものが、思考可能なようにひとりでに組織化されるのであるが、その論理を解読するのが現象学なのである。」ヘーゲルの考えでは精神は現象を介して...
嫌いな配信者のことで時間を使うなんてばかばかしいにもほどがありますよね。Youtubeのおすすめにでてくる切り抜きをいろいろ見てると、無茶苦茶不快な配信者に出くわしたりします。でも切り抜きで面白い人を知ることも多いわけで、別に切り抜きはそのまま見るようにして、不快な配信者に出くわしたときは二度と見なければいいってだけです。というわけで、今一番嫌いな配信者「おおえのたかゆき」について悪口を言った後、こいつ...
第6章のメモまとめ最後です。読み返してみると、重要なはずだけれど理解しづらくて、うまくまとめられそうにないです。まとめられないところはいったん、どういうことが書いてあってどこがまとめられなかったかを書いて、後で考えることにします。経験の全体の地平としての世界を考えるのに、多数の主観の相互理解を考える必要が生じます。フッサールは他我の認識を「自己投入」で解決しようとしていて、彼に限らず近代の哲学は、...
2024/11/17Liga Hypermotion 2024/25 15thFT: Almería 2 – Depor 1 Goal 1-0: (31’) Edgar, 1-1: (34’) Pablo Vázquez, 2-1: (45+1’) Léo Baptistãoそんなに上手くいかないですよね。両チームとも決定機をそれほど作れない中、普通に力負けです。前半は悪くなかったみたいですけどね。ケガで主力数人を欠いた状態での試合だったので、選手層の不安や未プレー選手がまだフィットしてないとかの問題が出てしまいました。ケガ人...
第6章、メルロ=ポンティの章メモまとめ2回目です。知覚はある規則性を持って現れてくるのであり、たとえば白の上の赤い点という簡単な知覚でさえ「図と地」という一つの意味を持って現れてきます。こういった意味は主知主義のいう判断などではなく、有機的全体として現す構文法によることを発見したのがゲシュタルト心理学ですが、彼らはこのゲシュタルトを客体的世界のうちに位置づけようとしたり、その関連を考えようとしており...
2024/11/11Liga Hypermotion 2024/25 14thFT: Depor 1 – Eibar 0 Goal 1-0: (90’) Mario SorianoAssist Yeremay今シーズン初の連勝では?後半苦しんだようですが、決定機を作り続け、ロスタイムに実りました。順位も中位に上がったようで、ひとまず降格危機は遠のいたでしょうか。勢いがついているうちに勝ち点を伸ばしておきたいです。新監督ですが、前の試合の直後にÓscar Gilsanzの今シーズン終了までの続投が決まってまし...
第6章がメルロ=ポンティの章で、メモが9つもあったので3回に分けてまとめていきます。サルトルとメルロ=ポンティは友人関係にありましたが、現象学の理解は対照的だったそうです。「メルロ=ポンティにとって現象学とは、徹頭徹尾世界のうちにとりこまれ自分自身にもその半身しか見えない意識の、完結することなき自己省察なのである。」メルロ=ポンティは多様な思想を採り上げた人で、かれのベルクソン批判にかかわらず現象学と同...
最近、政治的にいろいろありすぎて感情が追いつかないです。でもまあアメリカ大統領選については一言、今の気持ちを書いておこうと思います。再びトランプのような人物が大統領に選ばれるのはやはり衝撃です。でも最初の当選のときに比べれば衝撃は少ないです。今回はトランプ有利の報道も多かったですし。トランプ当選で世界的に政治的な混乱が起こることが心配されてますね。その心配は当然のことですが、ひとまず自分はできるだ...
2024/11/02Liga Hypermotion 2024/25 13thFT: Cartagena 1 – Depor 5 Goal 0-1: (6’) Yeremay, 0-2: (24’) Ximo Navarro, 0-3: (48’) Barbero, 1-3: (78’) Dani Barcia (o.g.), 1-4: (87’) Cristian Herrera, 1-5: (89’) YeremayAssist Mella, Escudero & Lucasいつぶりですかね。Yeremayの大活躍で予想外の快勝です。やっぱり爆発力はあるんですよ。オウンゴールで1点取られてしまいましたが、守備は安定していたみたい...
第5章はサルトルの章で、メモの量も少ないですし、内容もそんなに重要と思えないのでさっくりまとめます。当時のフランスでは思想的な逼塞状態があったらしく、それを打ち破るものとしてサルトルは現象学に期待していたそうです。サルトルの志向性の概念は、フッサールの考え方に驚くべきほど改竄をほどこしたものですが、「後期のフッサールによって「生活世界」のうちに位置づけられた意識の概念からハイデガーの「世界内存在」...
監督解任されてました。後任監督は候補名が多数挙げられてて、本命は誰なのかよくわからない状態です。とりあえず今日の試合はFabrilのÓscar Gilsanz監督が暫定で指揮をとるみたいです。記者会見では急激な変化は必要ないと言っていたので、今日の試合は若干の変更を施して挑むみたいです。いいタイミングの監督交代だと思います。戦力はあるので、守備の安定をどうもたらすかが、新監督の課題でしょうね。様子見するしかないです...
日本近世における個人の自由と社会の関係:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第四章メモ11
第四章最後のメモです。第四章全体のまとめ部分です。個人と社会の関係の違いで、近世日本と中国、西欧近代との違いがまとめられています。中国的な個人は本質的にはその自由を有していないのですが、一方で個人が社会を作り出す性能を持つと考えられています。この特徴は現在の中国社会でも貫かれており、中国は今でも儒教的社会とのことです。日本の個人はその根底に「自由」を持つのですが、その自由から社会を導出する経路が存...
2024/10/27Liga Hypermotion 2024/25 12thFT: Depor 1 – Racing Santander 2 Goal 0-1: (17’) Pablo Rodríguez, 0-2: (22’) Arana, 1-2: (64’) YeremayAssist Lucas Pérez悪い予感は当たるもんです。降格が見えてきてしまった。次負けたら監督解任の話が出てるみたいです。タイミングとしては傷の浅い今でしょうね。この試合もダイジェスト見ました。前半30分までにあっさり2ゴール奪われて、その後はバーやポストに嫌われる...
2024/10/24Liga Hypermotion 2024/25 11thFT: Levante 2 – Depor 1 Goal 1-0: (7’) Romero, 2-0: (28’) Romero, 2-1: (89’) BarberoAssist Escuderoまずいかも。次の日曜の試合がいきなり正念場になりそうな気がしてきました。RCDLC.comによると今シーズンのワーストゲームだそうです。シュートは打つけど決定機は少し、守備では簡単に決定機までいかせすぎ、とのことです。こういうときは結果が大事。次のホーム戦に勝利すれ...
第4章のメモまとめです。ハイデガーと後期フッサールの思想との関係についての章です。ハイデガーとフッサールの関係は『大英百科事典』の共同執筆を機に終わってしまいます。当時のフッサールの超越論的還元へのハイデガーの批判が原因ですが、実は後期フッサールも当時のハイデガーと同様の考え方に行きつきます。その他ハイデガーとフッサールの人間関係について述べられていますが省略します。<<第4章-1二十世紀を代表す...
左翼の人で、今の立憲民主党が躍進すると複雑な感情になる人はけっこういると予測してます。もちろん立憲内でもいろいろな立場がいてよいですし、保守傾向の強い人が党首になることも珍しいことではないでしょう。では野田党首で何が困るかというと、この人、安保法制の既成事実化を実質進めようとしているところですね。法学者の間でほぼ違憲で意見が一致している集団的自衛権を、曖昧な手続きのまま認めようとしているのだから、...
2024/10/19Liga Hypermotion 2024/25 10thFT: Depor 1 – Eldense 1 Goal; 0-1: (9’) Jorquera, 1-1: (25’) BouldiniAssist; Lucasもどかしい試合が続きますね。この試合もYoutubeにダイジェストが上がってて、決定機は圧倒的にDeporの方が多かったんですよ。ポストに阻まれたり運のなさもあったとは思いますが、シュートの直前の一工夫が足りてなかったのかなとは感じました。内容が悪いわけではないので一度3-0とかで勝利で...
第3章のメモまとめです。フッサール後期思想の章で、最後のメモが一番重要と思えるので、それ以外はさっくりまとめようと思います。フッサールは『イデーン』第二巻において、「無反省に混同されていた「自然的態度」と「自然主義的態度」を明確に区別し、還元において超えられるべきであったのは、実は自然科学のように自然を客体化して観る自然主義的態度だったのだと考えるようになる。」現象学的還元により恢復されるのは、世...
2024/10/13Liga Hypermotion 2024/25 9thFT: Elche 0 – Depor 0二試合連続の無得点引き分けです。この試合もYoutubeでダイジェスト見れました。試合を通してボールを保持されたみたいですが、決定機は圧倒的にDeporの方が多かったので、勝ち逃げしたかったですね。次はホームなのでそっちに期待することにします。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Elche: (4-3-3) Dituro - Álvaro Núñez, Diaby, Affengruber, Salinas - Gerard H...
心理的硬さと知覚的硬さ:メルロ=ポンティ「幼児の対人関係」第一章メモ2
引き続き心理的硬さについてです。今回は引用多めになります。心理的硬さを持つ人は、自分の二重の態度に気づいてないわけですが、自分の望まないおのれの姿を外部に投影しがちとのことです。反ユダヤ主義などが例に挙げられていて、心理的硬さが社会的諸条件と結びついた結果と考えられています。心理学的事例としては、ボーヴォワールによる男の子と女の子とが一緒に育てられている養護施設の中での観察が挙げられています。ここ...
2024/10/06Liga Hypermotion 2024/25 8thFT: Depor 0 - Málaga 0なかなか連勝できないですね。ダイジェスト見る限り、決定機はDeporの方が多かったんですが、決めきれませんでした。シーズン序盤ですし、内容は悪くなかったので、負けなかっただけ良いとしましょう。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Deportivo: (4-2-3-1) Helton – Ximo Navarro, Pablo Vázquez, Dani Barcia, Obrador – Mfulu, Villares – Yeremay, Lucas Pérez...
伸ばし伸ばしにしてた移籍情報続きです。加入選手の情報は下の通りです。選手名(position):年齢:移籍元:契約年Cristian Herrera(attacker):33:UD Las Palmas:25までJuan Gauto(winger):20:FC Basel 1893:25まで(ローン)Moha Bouldini(striker):28:UD Levante:28までCharlie Patiño(midfielder):20:FC Arsenal:28までRafael Obrador(left-back):20:Real Madrid:25まで(ローン)他チームに移籍で出ていく選手も出てきてて下の通りです...
「ブログリーダー」を活用して、むつきさっちさんをフォローしませんか?
ホームページの子どもの言語獲得3ページ目は、音声や言葉の獲得の心理学研究に通底する考え方を引き出してまとめてみようかと思います。具体例はその次のページに二つほど提示して、少し批判的なことも書く予定です。『新・子どもたちの言語獲得』の第二章から第四章までで、著者らには、子どもが言語に関わる何かを獲得するときに身の回りへの可能な身体動作とかが大きく関与している、という考え方が共通してあるようです。そこ...
第六章第三節に入って、たぶん1980年代ごろの分析です。以下、だいたいの要約です。三 新たなシステムへの模索これからの日本社会(1993年初版時において)の可能性として、一つは西欧近代社会への転換があります。しかし西欧近代システムには、一貫性を持った選択の主体としての個人という信憑が必要です。次に、そうした個人の選択の自由と両立するルールが存在すると信じられていることも必要です。これら二つの信憑を与えてき...
『イデーン』を読むにあたっての注意点8つのうち、今回は4、5番目についてです。以下、だいたいの要約です。4 超越論的主観における「世界の構成」ヘーゲルによると人間の<意識>は、対象への実践的な態度と、<意識>と<対象>の関係を想像的に対象化する意識の二契機があります。そして後者の契機をさらに対象として新たな高次の視線が生じ、この弁証法的な運動によって世界像が高次化されることになります。哲...
2025/06/01Liga Hypermotion 2024/25 42ndFT: Depor 0 – Elche 4Goal 0-1: (4’) Mourad, 0-2: (25’) John, 0-3: (31’) Valera, 0-4: (88’) Vigas負けること自体は仕方ないんですけど、いくらなんでもひどすぎる負け方でシーズン終了です。なんというか言葉が出てこないですね。もう来シーズンに頭を切り換えましょうか。すでにセンターバックのJaimeとPablo Martinezが今シーズン限りの退団が発表されてます。移籍情報とか、話題が...
第六章第二節メモ2回目です。以下、だいたいの要約です。日本的社会の日常的な社会決定システムは、個々の関係者の利害感情をツリーにそって調整する形で作動します。そのためツリーのどこかに切実な「痛み」(既得権益の侵害など)が発生しないかぎり、重要な決定を行えません。そして近い将来すさまじい「痛み」をもたらす問題などには対処できないことも示しています。日本は心情反射作用による情念の共同体をつくり上げてきた...
第六章第二節に入ります。この本も残り30ページほどなので一気にメモを取り切ってしまいたいです。以下、だいたいの要約です。二 旋回アンケート結果から推測される「伝統回帰」現象には、「無邪気な個人主義」と言えるもう一つの性質が見えてきます。*アンケートの分析結果があるが省略。70年代の不況により欲望自由主義社会の大前提である利害の拡大均衡性が一時的にではあれ破壊され、組織の大規模な再調整が行われます。「そ...
2025/05/25Liga Hypermotion 2024/25 40thFT: Zaragoza 1 – Depor 0Goal 1-0: (56’) Patiño (o.g.)大分選手も入れ替えてるし敗戦は仕方ないですかね。来期に向けてこれまでの控え選手はがんばって欲しいところですが、Patiñoはオウンゴールをしてしまいました。Ladiesの方はもう今季までの選手が5名発表されてます。来季は監督含めどうなるでしょう。次節が最終戦なので最後は勝って終わりたいですね。RCDLC.comでの布陣は下の通り...
第三章に入ります。第三章は『イデーン』を読むにあたっての注意点みたいです。以下、だいたいの要約です。第三章 現象学の方法『イデーン』を読むにあたっての注意点をまとめると8つになります。以下、順に説明します。1 自然的態度、素朴な世界像についてわたしたちが普段持っている「自然的な世界像」には、ある現れの性質があります。空間・時間ともにここ、または今から上下左右、前後への広がりを持ちます。そしてこの拡...
第二章メモ最後です。以下、だいたいの要約です。たとえば赤いリンゴを見ているという、ある個的な経験において、それが赤いリンゴであるという確信が現われてくるためには、あるレベルでの概念(知)がすでに成立している必要があります。「すると人間の個的経験の「明証性」(たしかに事物がいまここにあるという直接経験の確実性)の基礎として、単なる<知覚>直観のほかに、どうしても<本質>直観、つまりものごとに...
第六章メモ2回目です。第一節の残りは7ページほどなのでざっくりまとめます。以下、だいたいの要約です戦後、天皇は国民の象徴となって社会の前面からは消えます。ただしこれは平和国家化と経済成長により欲望の自由が許容される社会だったためで、いったん必要性がなくなったにすぎません。70年代に入ると欲望自由主義は曲がり角を迎えます。統計調査の結果から、成長志向、上昇志向を示す回答が73年の調査を境にして減少しはじめ...
2025/05/17Liga Hypermotion 2024/25 40thFT: Depor 2 – Granada 3Goal 0-1: (9’) Abde Rebbach, 0-2: (28’) Tsitaishvili, 1-2 : (72’) Barbero, 1-3 : (73’) Manu Trigueros, 2-3: (90+1’) Yeremay (penalty)残留を決めた後の試合は難しいですね。今節は前節残留を決めたladiesも負けてました。そしてFabrilも敗戦で昇格プレーオフ敗退です。まあこんなときもあります。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Deportivo: (4-2-3-1) G...
第二章第4節のメモ2回目です。以下、だいたいの要約です(2) 本質直観(本質観取)について判断や認識の「正当性の源泉」として<知覚>直観と並び挙げられているのが「本質直観」です。フッサールは「事実」と「本質」の違いを、個物を感覚するときにそれを経験しているものとしては事実であり、それをある言葉で呼ばれるときに含まれる普遍的規定性を本質(違う言葉で言えば意味)として考えています。事実と本質の区別では...
第六章に入ります。わからないところが多々あるんですが、もう後回しでメモをとっておきます。以下、だいたいの要約です第六章 日本的社会の終焉-戦後社会とその現在- 一 「戦後」:第二の円環戦後の日本社会は、平和国家と経済社会化の、特異な方向に進みます。西欧近代社会は近代軍成立において、社会以前的な個人を社会のために死の危険にさらしうる理想を必要とします。日本の戦後社会はこういった近代軍を否認し、結果市民...
2025/05/10Liga Hypermotion 2024/25 39thFT: Sporting Gijón 2 – Depor 1Goal 1-0: (17’) Nico Serrano, 2-0: (45’) Nacho Méndez, 2-1: (61’) BarberoAssist Diego Gómez後半改善してゴールをあげたけど追いつけずに敗戦です。前節に残留を決めたので、前半は緊張が保ててなかったのかもしれません。来期につながる戦いができるといいけど、監督がどうなるか決まってないしなかなか難しいですね。Ladiesの方はSevillaと引き分け...
第二章第4節のメモ1回目です。以下、だいたいの要約です。4 知覚直観と本質直観(本質観取)(1) 知覚直観疑い得ないと思える直接判断でも、さらに疑ってみることが可能です。その結果最後に残る疑い得ないものをフッサールは「知覚直観」としています。<知覚>は一見、<記憶>、<想起>、<想像>などの要素になるもののように思えます。しかし知覚され意識に現れたものは、それがなんらかの概念に結びつく...
FT: Depor 5 – Albacete 1Goal 1-0: (28’) Yeremay, 2-0: (30’) Jaime (o.g.), 2-1: (33’) Yeremay (penalty), 3-1: (46’) Zakaria Eddahchouri, 4-1: (62’) Zakaria Eddahchouri, 5-1: (75’) BarberoAssist José Ángel, Mario Soriano, Yeremay & Petxarroman久々の快勝で残留を決めました。快勝は嬉しいけどやっぱり昇格がなくなった後の勝利はちょっとかなしいですね。残りの試合は来期を予想しながら楽しんでいきましょう...
今回でやっと第五章の最後です。前の内容がだいぶ抜けてるので、そのおかげでわからないところもあるんですが、いったん振り返らずにメモを取ることにします。以下、だいたいの要約です。「日本近代は個人の移動の自由や組織への参入/離脱の自由を公式には認め、組織と個人の分離を表面的には受け容れた。」しかし欲望の自由という形式のため、自由意思という社会の準拠点を持つことができませんでした。その現れの一つが政党で、...
立憲の食料品の消費税減税案が妙にマスコミから評判が悪いです。自分は消費税増、ベーシックインカム派ですが、ちゃんと理由付けできるならこれも悪い方法ではないと思います。財源をどうするかは示されてないですが、前の消費税増のときに法人税減税の埋め合わせに使われたと言われているし、法人税を元に戻して一時的な財源に充てるとか、やりようはいろいろあるでしょう。今回の件で、あそこまでマスコミから批判されている理由...
第二章第3節のメモです。以下、だいたいの要約です。3 「諸原理の原理」…確実なものの底アリストテレスのいう原理の中の原理は「矛盾律」と「排中律」のことです。それに対しフッサールの「諸原理の原理」は、認識、判断のいちばん底で源泉となるもののことです。それは「原的に与える働きをする直観」であり、「知覚直観」および「本質直観」の二つです。世の中には千差万別の「認識」や「思想」があって、それはある「判断」を正...
規律化の場の続きで、軍隊と監獄の場合についてです。以下、だいたいの要約です。教育に続く規律化の装置は軍隊です。学校が個人の自由や幸福と連続した形で規律化を行えるのに対して、軍隊では個人の死の危険性により、個人の利益とは別の理由づけが必要になります。明治初期では社会を守ることは個人を守ることであるという論理で、そこには個人と社会との素朴な連続性への信頼があります。日露戦争までは個人と社会の目的の一致...
今回メモを取るところはメルロ=ポンティがフッサールの思想をどのように批判し、どのように継承したか、という内容のはずなんですが、今までに書かれていたこととそんなに変わらないように思えます。一般的に思われていることと違って、後期フッサールにおける現象学的還元は超越論的観念論ではなくて、人間の世界への内属を前提にその仕方を先入見をいったん置いて観察しようとするものだ、という感じのことがすでに書かれていま...
第6章に入って、ここから残りの章はほぼメルロ=ポンティについてです。第6章はじめは、サルトルとの関係やメルロの現象学の受容の経緯などで、簡単にまとめて終わりにします。Ⅵ メルロ=ポンティと現象学の現状サルトルとメルロ=ポンティは友人関係にあったのですが、政治的な見解の対立から次第に疎遠になり、メルロが55年の『弁証法の冒険』のなかでサルトルの政治的な見解に痛烈な批判を加えたことで、仲違いが決定的になったそ...
サルトルの章のメモ最後です。今回もよくわからないところが多かったのですが、結論としてはわりと単純だったりするので、今回は結論部分だけメモって終わりにします。サルトルは『情緒論素描』において、純粋現象学と経験的心理学のほかに、「現象学的心理学」をおそるおそるながらにも提唱しているそうです。心理学で対象となっているような状況そのものを考えるために現象学が必要ですが、その進展はまだ不十分なので、さしあた...
2024/05/30Depor 2 – Castellón 1 0-1: (39’) Douglas Aurélio, 1-1: (68’) Lucas Pérez, 2-1: (75’) Pablo Martínez2024/05/03Castellón 2 – Depor 4 (agg. 3-6) 1-0: (4’) Douglas Aurélio, 1-1: (28’) Lucas, 1-2: (44’) Mella, 1-3: (48’) Lucas, 2-3: (52’) Suero, 2-4: (73’) Davoスペイン三部のグループ1とグループ2の優勝チームによる、三部優勝チーム決定戦が行われてました。ホームとアウェー共に勝利で見事三...
2024/05/192023-2024 Group 1 of the First Federation 37thReal Sociedad B 1 – Depor 1 1-0: (54’) Mikel Goti, 1-1: (74’) Barbero2024/05/252023-2024 Group 1 of the First Federation 38thDepor 3 – Real Unión 1 1-0: (21’) Alcaina, 2-0: (64’) Salva Sevilla, 3-0: (82’) Mella, 3-1: (90+3’) EscobarDeportivo: (4-2-3-1) Eric Puerto – Ximo Navarro, Pablo Vázquez, Dani Barcia, Iano Simão – José Ángel, ...
メモを取ってるのを忘れてて、数ヵ月ぶりにこの本を開きました。読み切ってしまいたいので、これからは週1ペースでメモをとっていきたいです。今回は要約ではなく、簡単なまとめという感じでメモをとることにします。まず朱子学についての説明があって、長いですが抜き出しておきます。「朱子学は、社会制度・社会秩序の根拠を客観的な原理性「理」にもとめる。「性即理」、すなわち人間の内奥に存在する本質「性」にはある原理が...
サルトルの章、2回目のメモです。あんまり興味をひかないのと、引用されている部分がよくわからなかったのもあって、10ページ近くをざっとまとめて終わりにしようと思います。サルトルが現象学へ向かった動機が説明されています。フッサール初期には「自我を意識の綜合的超越的所産と見る」考え方が含まれていたようで、現象学を「独我論」から救うとともに現象学的還元の無動機性に一つの解決を与えようとしたとのことです。サル...
脳と身体の動的デザイン 運動・知覚の非線形力学と発達 (身体とシステム) [ 多賀厳太郎 ]価格:2420円(2024/5/18 21:12時点)感想(0件) 多賀厳太郎『脳と身体の動的デザイン 運動・知覚の非線形力学と発達』 評価: この著作は人間の行動に関する心理学的知見を非線形科学で説明をつけようとする野心作です。ただまあ、納得のいかないところも多々あって、思考途中の段階で思想をまとめるところまではいってないというこ...
今回でメモ最後で、残り10ページ弱をざっとまとめます。次は書評と要約を書くことにします。環境との相互作用は身体発達においてどれくらい重要か、という問題提起がされています。ネコの縦縞だけを見せて育てる実験やヒトの先天性白内障についての知見が述べられていますが省略します。これらを受けて、身体と環境は生得的に強結合状態で、それがより柔軟になって新たな結合状態となる、という感じで考えられています。また、何ら...
最終第5章「脳と身体のデザイン原理」のメモに入ります。20ページ弱ほどで、2回でまとめてみることにします。工学的な計算論の話からはじまっています。工学的な計算論は、あくまで与えられた目的を実現するもので、モデルになっているシステムそのものを再現するものではないです。工学的な計算論でのモデル化について説明がありますが省略します。著者の考えているシステムは自己組織的にモデルが生成されるタイプです。制御する...
2024/05/112023-2024 Group 1 of the First Federation 36thRC Deportivo 1 - 0 Barca Athletic1-0: (56’) Lucas辛勝ですがLucasの見事なフリーキックで首位対決を制して、見事2部復帰です。3部暮らしは3年だったか、4年だったか。長かったですよ。観客数は31,833人らしいです。確かリアソルの収容人数は3万3000人くらいだったからほぼ満席です。それぐらい待ち望んでたってことですね。来年からは1部昇格の険しい道が待ってますが...
第4章のメモは残りの第3節をざっくりまとめて終わりにします。3 運動感覚統合のU字型現象感覚の初期発達に関する理論は、ピアジェとギブソンが両極の立場として挙げられています。ピアジェの方が「新生児の運動系と視覚系とは独立していて、発達過程で次第にそれらのあいだの相互作用が構築されることで、協応が次第に成立する」という考え方です。ギブソンの方は「運動系と視覚系とは新生児から統合されており、むしろ生後の発達...
第5章に入ります。フッサール、ハイデガーときてサルトルの章です。まずフランスでの現象学の受容のされ方やサルトルと現象学の関係がまとめられているので、今回はそのあたりをざっとまとめて終わりにしようと思います。Ⅴ サルトルと現象学現象学は本来、軽快さと開放性を持ったもので、フランスに移入されることでそれらが恢復されたと言えるのではないかと木田は述べています。そしてフランス的段階を代表するのがサルトルとメ...
2024/05/042023-2024 Group 1 of the First Federation 35thSestao River 0 - 1 RC Deportivo苦しんだけどアウェーで完封勝利です。もう今は勝てばよいです。あともうちょっと。残念ながら2位のBarcaBも勝利で勝ち点差は4。なんと来週はそのBarcaBとのホーム戦です。勝てば昇格。引き分けでもよいですが引き分け狙いで引き分けるのは難しいので、狙うのはやはり勝利ですね。話は変わってスタジアムにIruretaが来てたみたいで、写真...
細胞システムのオートポイエーシス論的説明の続きです。前回も書いたんですが細胞システムを考えるのは真核生物で可能なのであって、原核生物では増殖を含めて生命の連鎖をオートポイエーシス論で考えた方がよいような気がしてきました。オートポイエーシスシステムではプロセスの閉域がシステムの本体なので、プロセスの閉域が引き継がれることが重要に思えます。その個体は確かに死においてプロセスの閉域は消失しますが、細胞分...
ネットで細菌の代謝関係について検索してたら、日本ウイルス学会にけっこう詳しい講義資料が上げてありました。しばらくそれをもとに細胞システム(オートポイエーシス論)について考えてみたいです。ちなみにこの講義録は平成14年(2002年)に書かれたものみたいで、そうすると20年以上前ですね。最近はこの当時以上のことはわかってるんでしょうか。諸説は出ているけど確証のある考え方はまだないとか、そんな感じはしますがひと...
2024/04/282023-2024 Group 1 of the First Federation 34thRC Deportivo 2 - 2 Arenteiroまあまあまあまあ。こんなときもあります。2-0から追いつかれるのはかなりきついですが、こういうときこそ落ち着いて。残り4試合で勝ち点差4になってて、それでも有利なのは変わらないです。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Deportivo: (4-2-3-1) Germán – Paris Adot, Pablo Vázquez, Pablo Martínez, Balenziaga – Villares, José Ángel...
第4章メモ最後です。残り5ページほどをまとめると下の感じです。『イデーン』第一巻の時期には、「哲学的主観はいっさいの世界内部的な拘束をまぬがれた絶対者であり、哲学的反省は一種の絶対知であって、だからこそ絶対的に根拠づけられた厳密学としての哲学も可能だった」のですが、超越論的還元には、十分に反省されていない素朴な信念が動機として働いていたと考えられます。ハイデガーが「ブリタニカ論文」での応酬でついたの...
2024/04/202023-2024 Group 1 of the First Federation 33rdRC Deportivo 2 - 0 Cultural Leonesaホームで快勝です。上位陣も勝って勝ち点差は変わってないですが。それでも残り5試合で勝ち点差6はかなり有利です。今は目の前の試合に集中すればよいです。それからめでたいことにDepor ladiesが1部昇格を決めました。久しぶりの1部復帰です。Deporも早く続きたい。RCDLC.comでの布陣は下の通りです。Deportivo: (4-2-3-1) Germán –...
第2節は残り3ページほどで、ここに書かれていることは個人的にはあまり納得のいかない考え方でした。まず一か月児の眼球運動について、解剖学的な知見より、主に上丘によって制御されていて、大脳の運動野の機能はまだ働いていないだろう旨のことが書いてありました。これについては私もそうだろうと思います。ただ、このときの幼児の認識はゲシュタルト的なもので、その後のモジュール的な知覚へと変化する、という感じで述べられ...