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2019/04/04

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  • よこ糸を変えて。 ~織り~

    今日はいつもお世話になっている、腰機の織物の先生方の作品展に 見学に行きました。 たくさんの緻密で繊細な織り物の作品に、手仕事の凄さや織物の奥深さを 改めて感じました。 ~織りの続き~ 今度は太くて風合いのある糸でざっくりと織り進めています。 地の部分は淡い色合いの糸で織り、途中で茶色系のグラデーションの織り模様を ワンポイントとして織り込みました。 織り模様の部分だけ織り模様が浮き上がっている感じになっています。 今回も「わ」(袋物の底の折り返しの部分)を挟むように織り模様を変えて 両面を気分によって使える様にしたいと思っています。 織り終わりも近くなってきたので、ラストスパートをかけて 織…

  • 台風が来る前に・・・。~染め~

    ~何とか間に合いました~ 動き方のよくわからない台風が近づいて来て各地でお天気が荒れ始めているのも あり、早めに染めの作業を済ませました。 先日の糸染めで染め液が薄まっていたものの、 思っていた以上にしっかり染まっていたのでホッとしました。 先日染めた濃い方の糸とも組み合わせてみたいと思います。 ~重陽の節句の番組が再放送~ 2020年に重陽の節句について紹介したCore kyotoという外国向けの番組の 日本語版が来月9/8(木)14:00より再放送されることを聞きました。 下のアドレスから番組サイトや動画がご覧いただけます。 www3.nhk.or.jp 重陽の節句は五節句の最後で菊の花の…

  • 媒染(はいせん)で劇的変化。 ~染色~

    今回は秋冬に向けて黒系統の色も染めてみようと思い、 鉄分を含んだぬるま湯に浸けて媒染(ばいせん)して再び染めたら、 黒に近いグレーに染まりました。 ~媒染の不思議~ 媒染をする前は草木染をした時によく染まる色合いのベージュ系の色でした。 その糸を木酸鉄(もくさんてつ)という、鉄分を含んだ液を溶かしたぬるま湯に浸けていくと、 染料の色素が鉄分と結びついてたちどころに黒っぽい色に変わり、 印象がガラッと変わりました。 アルミなどの比重の軽い金属イオンを使った媒染では鮮やかで明るめだったり、 染料の元々の色味に近い色合いに発色することが多いです。 逆に今回の様な鉄分での媒染だとビックリするくらいに深…

  • お天気の良いうちに・・・。~ヤシャブシ染め~

    来週になると雨が続くと聞き、暑さも少し落ち着いたことから 染めをすることにしました。 ~染料のこと~ 今回は矢車附子(やしゃぶし。夜叉五倍子とも書く。他にも椰子の木、 お歯黒の木など、別名が多い。)という木の実で染めています。 この染料は別名のお歯黒の木からもあるように、昔から(特に江戸時代から) 黒い色を染めるのによく使われてきました。 黒っぽい色は鉄の成分を含んだ液に触れさせることで、 染料の色素が鉄分と結びついてそういった渋い色合いが出るようになります。 染料の量がそんなに多くないですが、なるべく黒く染められたら、 と思っています。 染め方としては染料のヤシャブシの実を数回に分けて煮出し…

  • 手紡ぎ糸でほっこり。 ~織り~

    たて糸の両端を織り機の前後の部品に結び付け、 ようやく機に掛かりました。 機に掛かった直ぐの経糸の間にはどうしても隙間が出来るので、 厚紙や太い紐を織り込んで隙間を埋めていきます。 そうしてある程度たて糸の間隔が揃ったら試し織りをして ちゃんと織れているかチェックをしつつ、 よこ糸をいくつか織り込んで実際に織った時の色の見え方を見て、 作品用の糸を選びます。 (たて糸との色あいや太さのバランスは 実際に織り込んでみて初めて分かることもあるので、 その度に織物の奥深さを感じます。) はじめの作品は素朴なあたたかみを表したいのもあり、 自分で紡いだ糸で織ることにしました。 ちなみにクリーム色は刈安…

  • 織りあがりをイメージしながら。 ~綜絖通し(そうこうとおし)~

    たて糸が設定した通りに筬(おさ)に通ったので、 次の工程として綜絖(そうこう)にたて糸を通して行きました。 今回も縞模様があるので、シンプルな平織りと変わり織りを組み合わせて 織れる織り方を選びました。 綜絖には真ん中に穴が開いていて、たて糸が設定した通りに上下するように 順番通りに通して行きます。 ひと模様ずつチェックをしながら通していき、次の工程に進みます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<

  • どれを先に機にかけるか迷いどころ。 ~機かけ~

    ~はじめに浮かんだイメージを大事に~ 引き続きたて糸を作っていますが、いくつかたて糸を作った時は はじめにどの経糸を機にかけるか迷います。 なので、より織りあがった時の布のイメージがはっきり浮かびやすい方を 選ぶようにしています。 そしてはじめはクリーム色と茶色の縞模様のたて糸をかけることにしました。 たて糸は私の場合まず筬(おさ)という道具の櫛の様な隙間に 織り布の幅になる様にたて糸を順番通りに通して行きます。 この時便利なのが筬に乗せている筬通し(おさとおし)という 金属の薄い板状の道具です。 糸はくの字に凹んでいるので、凹んでいる部分に糸を引っ掛けて 筬に通して行きます。 この作業は細い…

  • 経糸づくりの続き ~整経(せいけい)~

    厳しい暑さがまだ続くものの、気分だけでも秋冬らしさを感じたくて 黄色から茶色系統のグラデーションの糸で縞模様のたて糸を作りました。 今回の縞はキハダ(クリーム色)、オリーブ(ベージュ色)、あせん(茶色)で 染めた糸を使いました。 糸がクロスの形になっている部分はあぜ、または綾(あや)といい、 糸が一本ずつ互い違いに並んでいて、この部分でたて糸の並びが分かり、 その後の機かけの作業に関わってきます。 また、糸束が分かれているのは一束を杭に掛けた回数で出来たたて糸をを数えるために、 キリの良い数の束でまとめている場面です。 確認したらひとまとめにして、必要な本数分のたて糸の束を数えながら 杭にかけ…

  • 秋冬の出展に向けて。 ~たて糸づくり~

    秋や冬に向け、栗やザクロといった秋に実のなる植物の染料で染めた糸や、 あたたかみを感じる色合いの糸を使ってたて糸を作り始めました。 はじめは前回の作品に引き続き枇杷の葉染めの糸をメインにして たて糸を作ることにしました。 全体的にたて縞が入るパターンや、 一色のみのパターンは前の時と同じですが、織り方やよこ糸を変えて また違う雰囲気に出来たら、と思っています。 そしてこちらは秋や冬に実を付ける植物の実の殻などで染めた糸です。 左側はザクロ、右側は栗のイガで染めています。 毬栗で染めた糸の方はわずかな鉄分を含んだぬるま湯に浸けたので グレーに染まっています。 (ちなみに染め液に浸けたものを鉄分を…

  • 【新作】ミニマット ~秋のバラ~

    今回は秋にも綺麗な花を咲かせるバラの花の色合いをイメージした 小さめのしきものが出来ました。 枇杷のの葉染めの糸をメインに茜染めした糸などのグラデーションの縞模様に、 レースの様な織り模様を織り分けて両サイドに配置しました。 サイズはたて17㎝×よこ24㎝で、一輪挿しや小物トレー、 また写真の様にお香立てなどを置いたり、とお部屋のインテリアのワンポイントとして いただけたらと思います。 お部屋のインテリアのアクセントに。 また、表地がふんわりした色合いなので裏側は落ち着いたえんじ色の綿布を 縫い合わせました。 秋に向けたイベント等に出品する予定です。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチ…

  • 【新作】ベンリーバッグ ~モンブランケーキ~

    今回は栗の皮染めの糸をメインにした織り地のくしゅくしゅタイプの 口金バッグです。 栗のモンブランケーキをイメージして織り地を作り、大きな茶色のつまみ玉を トッピングとしてケーキに乗ることの多い栗の渋皮煮に見立てました。 サイズは約、縦24cm(つまみ含まず)×横25cm(最大) マチ10cmで、 口金の幅は16㎝です。 ハマラボさんの口金と型紙で作りました。 中布は濃いめの茶色い色合いにしています。 口金部分が持ち手にもなるのでそのままハンドバッグとしてもお持ちいただけますが、持ち手を付けると肩掛けタイプのミニバッグにもなるので便利です。 今回の作品は(時期はまだ未定ですが)それぞれの季節の自…

  • 花が咲いて実になって。 ~和綿栽培~

    今日も不安定なお天気でしたが、晴れ間の出ている間に ようやく水通しした織り布を干すことにしました。 そしてお手入れをしようと棉の木を見てみると、 早い時期に花が咲いたところには実がいくつか出来ていて 膨らんでいるのが見えました。 棉の花は咲くと一日でしおれてしまうところが残念ですが、 そのあとにはきっちりと実を付けてくれるので、 どのくらい綿や種が取れるかの予測が立てやすいです。 実はもう少し季節が進み空気が乾燥する日が続くと、 自然と実が割れて綿が姿を現すようになります。 その時期を心待ちにしながらこの調子で見守っていきたいと思います。 ~お天気予報サイトの便利さを実感~ 最近はパソコンやス…

  • 2種類の秋色イヤリングが出来ました。

    昨日に引き続いて新作のアクセサリーのお知らせです。 まずは前の投稿と同じく栗のモンブランケーキをイメージしたピアスです。 ピアスのパーツは樹脂製で、パーツの色合いに合わせました。 また、反対側は茶色をベースにした色合いです。 もうひとつは枇杷の葉染めの糸(サーモンピンクっぽい色合い)の地に 茜とキハダで染め重ねたオレンジ色寄り?のピンクの糸で 花の様な模様を織ったイヤリングです。 どちらもパーツを交換出来る形になっていますので、 交換をご希望の際はアンテナショップでの場合はスタッフの方、 小物展などのイベント等で在廊している場合は お気軽に私にお声掛けください。(^^)/ 秋の装いのアクセント…

  • 【新作】タッセルイヤリング~モンブランケーキ~&作品づくり

    ~秋の装いにおススメ!モンブランケーキモチーフのイヤリング~ 栗の皮染めの糸で織った布で作った栗シリーズの続きで クルミボタンのアクセサリーが出来ました。 今回出来たのはモンブランケーキをイメージして切り取った織り地と、 トッピングとしてよくケーキに乗っている栗に見立てたビーズ、 また作品に使った糸で作ったタッセルを組み合わせました。 モンブランケーキをイメージした色合いとなっています。 着けた時のイメージです。 落着いた色合いなので、秋の装いにおススメです。 この作品は来月からアンテナショップ等に出品の予定です。 ~ようやく織りあがりました。~ 今織っている織り地を織りあげて機から外しました…

  • 織り模様とグラデーションの組み合わせ ~織り~

    次に織っているのはレース部分の織り模様をメインにして 透かし模様の多いパターンです。 レースになる部分の間隔を色を変えつつ空けていきます。 今手前にみえている方が作品の上部になり、 下に行くにつれて色が濃くなったり織り模様の間隔を広めにしたりして 変化を出しています。 平織りの部分を使って棒を通せるようにして小さな壁掛けにしようと思います。 そしてたて糸の残りもだいぶ少なくなってきたので、 出来る範囲で織れる小物用の織り地にしていきたいと思います。 台風が近づいて来ていますね。 今回は台風になるのが急だったので備えが大変ですが、 気を付けて過ごそうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けまし…

  • 棉(わた)の花と織りの続き

    今年の夏は酷暑が続く地域や大雨が続く地域が分かれていて、 さらにそれが長く続くという極端な気候に心配の日々が続きますが、 皆様のお住いの地域は大丈夫でしょうか。 水害に遭われている方々にお見舞い申し上げます。 一日も早く日常が戻りますように。 ~棉の開花のタイミングの不思議~ はじめに咲いた花に続くように次々と花が咲くようになってきました。 植物の生長にはそれぞれの段階に適した時期があるようで、 そのタイミングが来たら驚くような変化をします。 こういった光景を見ていると、自然や生き物の不思議さを感じます。 ~織りの続き~ 次の作品も1作目と同じ織り模様にして、ペアとしても使える様にしました。 …

  • がまぐちの日にちなんでがま口特集。👛

    8月8日は口金を閉めた時に鳴る「パチン」という音から 「がまぐちの日」とされています。 そこで今回はがまぐちの日にちなんで、ここ最近私がよく作る がまぐちの種類についてご紹介したいと思います。 👛小ぶりで可愛いちいさながまぐち 口金の幅が7~8㎝で手の中に収まる小ぶりのがまぐちで、 小銭入れや小物を入れるのに良いサイズです。 作るうえでは布が小さい分縫ったりする時に布の扱い方に注意が必要ですが、 小さくなった織り地も有効に活かせてしかも小さいサイズ感が可愛くて 作るのが楽しいです。 口金幅7㎝の丸形コインケース 口金幅7.5㎝のミニポーチ 👛お財布やカード入れに便利な、オーソドックスな大きさ …

  • 織り模様に合わせて。 ~織り~

    暦の上では今日が立秋で秋の始まりとなります。 とはいえ、まだまだ暑さが厳しく秋を感じるにはまだ少しかかりそうです。 ~レースの様な織り模様とのバランスを見ながら~ 作品作りでも涼しげな雰囲気を出せたら、とレースの様な透かしのある織り模様を 組み合わせています。 はじめは敷き物用として部分的に織り模様のある形にしています。 地の部分も織り模様の風合いに合わせて強く打ち込みすぎないように織っています。 はじめは織り模様を縞に使った色糸で窓枠の様に囲みました。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッと…

  • 縞模様を基準にして。 ~機かけ~

    今回は縞模様が全体的に入ることから、縞模様の幅を基準に織り模様が 出るようにしました。 そしてフラットな織り地の部分とレースの様な織り模様の部分を組み合わせて 織っていく形にしました。 機に掛かるまで~綜絖通しから機へのセット~ ひと模様ごとに慎重にたて糸を綜絖(そうこう)に通して行きます。 綜絖に通ったたて糸の端を織り機の前後に付いた織り付けをするための棒に それぞれ結び付けていきます。 私の場合は織り終わりの方の糸端を先に結び、千切(ちきり)という たて糸を巻きつける大きな棒に巻いて、反対側の糸端を織り始めの方の棒に 結び付けやすくします。 そして糸端を両方向結んだらたて糸の束同士の間の隙…

  • 【新作】プリンカラーのクルミボタンアクセサリー🍮

    まだまだ厳しい暑さが続いていて少しでも涼しさを感じるものを作れないか、 と以前ブローチで作っていた布で今度はクルミボタンのアクセサリーを 作りました。 ちなみに赤いガラスビーズはプリンによくトッピングされるさくらんぼの色合いを イメージしてます。 裏側は茶色い糸で織った布を組み合わせています。 今回は直径1.8㎝のボタンパーツで作っています。 ピアスパーツは樹脂製で、イヤリングへの変更もできます。 来月のアンテナショップに出品する予定ですので、 変更をご希望の際はギャラリーのスタッフの方にお声掛けください。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブ…

  • 作品作りと機かけ

    注文していた材料が届き始めたので、届いたものから順に仕立てを再開しています。 撮影をしたらまた改めてご紹介したいと思います。 機かけの作業方も順調に進み、たて糸を筬(おさ)に通し終えました。 デザインを設計した時に大まかに織る布の織り模様をイメージしますが、 たて糸の模様のサイズ感は実際に筬に通してみて分かるので通す際は イメージした通りに織り模様が広がるか緊張します。 (無事にイメージ通りに縞が出来ていたようでホッとしました。) たて糸を筬に通し終わったら幅を測って間違えずに通せているかを確認したら 次の作業に移ります。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ …

  • 今月のおしらせ

    今日から8月に入り、連日厳しい暑さが続きますね。 今月はアンテナショップはお休みのため、次回は9月10㈯より始まります。 今月は秋の出展に向けて作品作りの期間として、集中して作品作りに向かいたいと 思っています。 猛暑やコロナ禍の影響で大変な夏ですが、感染対策や暑さ対策をして 何とか乗り切りたいと思います。 ~効果を実感した外での暑さ対策~ 最近テレビで暑さ対策についての情報が放送されていて、 用事で出かける時に色々と試しています。 そのなかで効果が髙かった対策についてご紹介したいと思います。 ❍外側は白っぽく、内側が黒い日傘をさす 外が白っぽいことで太陽の熱や光を跳ね返し、中が黒いことで照り…

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