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2016/07/18

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  • マッチボックスから2CV登場!

    - yellow 2CV - MATCHBOX CITROEN 2CVUSA / THAILANDマ ッチボックスの新作、シトロエン2CV。長らく当第三世界的blogをお読みになっている同志諸兄には、このエントリーで当方が何を記述するか想像つくと思う。70余年の歴史を誇るマッチボックスにして、初の2CV。2CVの製造は1948年から1990年まで。マッチボックスは1953年登場だから、MBと2CVは40年近く共に歩んだ期間があるわけだ。だけども、レギュラーホイールの時代にはD...

  • 【No.69】 昭和の解禁

    - XX - DEAGOSTINI TOYOTA CERICA XXJAPAN / BANGLADESHニ ッポンで言う二代目セリカXX。同志諸兄ご存知のとおり、セリカXXは国内向けの車名。海外向けは訳あってセリカスープラとなる。今で言うポリコレ?実車が新車販売されていたリアルタイムには、トミカ、マッチボックス、ホットウィールで競作となっており、あとの二つはいずれもキャスト名は「スープラ」だ(セリカスープラではない)。日本国内だけの「XX」。さらにデ...

  • 【No.68】 忘れ去られた音楽

    - ballade - DEAGOSTINI HONDA BALLADE SPORTS CR-XJAPAN / BANGLADESHい まではすっかり「CR-X」というアルファベットの記号ばかりが伝わっているクルマ。初代はバラードスポーツと名乗り、当時ホンダによって与えられたキャラクターは「FFライトウェイトスポーツ」だった。「バラードスポーツ」のTV CMと言えば、ポップなコラージュ風映像とSALON MUSICの音楽からなるオシャレなもの。ニューウェーブバンドながら、SALON MU...

  • 鬼才と革新

    - genius and innovation - HOT WHEELS GMA T.50sUSA / MALAYSIA稀 代の自動車デザイナー、ゴードン・マレーが自身の名を冠したGMAから送り出した第一弾、T.50。GMA=Gordon Murray AutomotiveT.50は、センターにドライビングポジションがある三座。同志諸兄お気づきのとおり、かつてゴードン・マレーが手がけたマクラーレンF1と同じ配置になっている。さらに注目すべきはリア。ど真ん中にあるのは巨大な空力ファンだ。車体下か...

  • ホットウィールを巡る数字など

    - some numbers - HOT WHEELS HONDA S800 RACINGUSA / MALAYSIAア メリカの同志から送られてきたホンダS800レーシング。トミカやTLVのS800と比べると屋根のあたりに丸みがなく角張り過ぎ。だけど、これはこれで正しいことは、もてぎのホンダコレクションホールに収められている実車=レース出場車のレプリカの画像を見ればよくわかる。Hot Wheels Wiki では、1968年の鈴鹿12時間レース出場車で「driven by Kuniomi Nagamatsu an...

  • 四角いトライデント

    - auto con linee rette - HOT WHEELS MASERATI SHAMALUSA / MALAYSIA米 ホットウィールのニューキャスト、マセラティ・シャマル。マセラティつながりということで、ギブリ・スパイダーに続いて取り上げてみる。90年~96年にかけてつくられたシャマルの小スケールミニカーは、このHW版が唯一。なにをかくそう当方、デ・トマソ~フィアットがオーナーだった頃の直線基調のマセラティも好きで、初代ギブリやボラあたりとはまた...

  • そして邂逅

    - fateful encounter - STUDIO BERTONE MASERATI GHIBLI SPYDERMADE IN JAPAN世 界にたった一つのカスタムモデル。2010年2月に、我らが同志、フィデラルモークのベルトンさんに制作していただいたものだ。そして時を経て、2025年の春、幕張メッセで開催されたオートモビルカウンシルにて……。…… …… ……めぐりあい、その1マセラティジャパンのブースに、新旧2台の美しいオープンスポーツが並べられていた。1台はマセラティ...

  • 我が赴くは成層圏のもと

    - go to stratosphere - TOMICA MAZDA ROADSTERJAPAN / VIETNAM現 代に息づく者が、その一生に一度お目にかかれるか、かかれないかの存在に逢いにいった。時は西暦2025年4月13日のそぼ降る日曜日。某国際学会以来、5~6年ぶりに幕張メッセを訪れた。親愛なる同志諸兄におかれては、イベントの名は記すまでもないだろう。画像の会場限定トミカは、友人達へのお土産にすぎない。第三世界的お目当ては、こちら。3月に奈良の...

  • ハイパーな色

    - slate rock - HOT WHEELS PAGANI HUAYRA RUSA / CHINAあ またのバリエーションを誇るハイパーカー、パガーニ・ウアイラ。マテルがRLC Exclusivesでモデル化したのは、ウアイラのサーキット専用モデル、ウアイラRだ。2021年に30台限定でつくられた。ハイパー中のハイパー。ボディカラーはスモークがかったクローム。マテルはこの塗装をSpectraflame slateと呼んでいる。slateは石板の意かな?ウアイラRがデビューした時の色...

  • RLCのミウラとはいったい何か?

    - Modified Spectraflame - HOT WHEELS LAMBORGHINI MIURA P400SVUSA / CHINA米 マテル、RED LINE CLUB限定のランボルギーニ・ミウラ。マテルは我らがTLVとは異なるアプローチで、コレクティブルとしてのミウラの頂点を極めた。まさに双璧。気になったのはボディカラー。 ご覧のとおり、Ultra Hotsあたりで使われているようなスペクトラフレームではない。メッキでもキャンディカラーでもない色合い。もっと繊細で透明感があ...

  • 70年代のスペシャルなメルセデス

    - speziell - MAXWELL MERCEDES BENZ 450SEL 6.9MADE IN CHINA中 国MAXWELLによる70年代の初代Sクラス。450SEL(W116)は当時のメルセデスのフラッグシップセダンだけあって、マッチボックス、マジョレット、シュコーなどなどでリアルタイムで競作となっている。我らがトミカも青箱シリーズの一桁台(F7)でいち早くリリース。メルセデスだけでなく、70年代を代表する高級車の一つと言ってよい。ただし。MAXWELL版はただの450SEL...

  • 蠱惑のボディと黄色いF

    - body - CENTAURIA FERRARI DINO 246 GTSJAPAN / BANGLADESHデ アゴスティーニ、「フェラーリGTコレクション」の第三弾に予定されているディノ246GTS。イタリアのCENTAURIAによる「FERRARI GT 1:64 LIMITED COLLECTION」だとディノ246GTSはNo.21。やはり日本では人気の車種を早めに持ってきている。同志諸兄ご存知のとおり、ディノ246GTSの1/64モデルは京商CVSやTLVにもある。それらと比較すると、IXO金型と思われるCENTAURIA...

  • Fの第一弾とオマージュと

    - F40 & F44 - CENTAURIA FERRARI F40JAPAN / BANGLADESHそ ろそろ我が国のコレクターのもとに届き始めているであろう、ディアゴスティーニのフェラーリGTコレクション。イタリアで売られているCENTAURIA版と同じ全60車種で、ディアゴスティーニ版は一回につき2モデルずつ販売される。日本ではイタリアと違い店舗での販売はなく、ネット通販限定なのでくれぐれもご注意を。ディアゴスティーニ版の第一弾は、F40とLaFerrari。イ...

  • タイムマシーン3態

    - time machines - MJ MODEL DMC DELOREANMADE IN CHINA中 国MJ MODELのデロリアンには、「バック・トー・ザ・フューチャー」三部作に出てきたタイムマシーン・バージョンも用意されている。上記の画像は、シリーズ第一作のクライマックスに登場したデロリアン。1955年の世界で莫大な電力を次元転移装置に取り込むため、時計台の避雷針から伸びた電線につなぐフックが再現されている。1/64サイズのデロリアンでこのフックが再...

  • デロリアンという領域

    - other category - MJ MODEL DMC DELOREANMADE IN CHINA中 国のコレクティブル・ブランド、MJ MODELによるデロリアン。デロリアンといえば、「バック・トー・ザ・フューチャー」に出てきた銀ピカボディをイメージする諸兄も多かろうと思う。だけども市販車のボディは、よく知られているようにステンレススチール製、しかも表面はクリア層もなく素材が剝き出しで、ヘアラインもそのまま。それを忠実に再現しようとしたか、MJ ...

  • ところで名車でないとしたら

    - black Box - DCT TOYOTA bBMADE IN CHINA中 国DieCast TeamによるトヨタbB。国外のブランドだけどサイオンにはあらず。トヨタbBは、今のところデアゴスティーニの「日本の名車コレクション」にはラインナップされていない。アシェットの「 国産名車コレクション」(1/43、1/24)、「国産名車プレミアムコレクション」(1/43)といったあたりにもbBは見当たらない(と思うけどいかに?)。そして実車には、カー・オブ・ザ・...

  • 【No.67】 カリスマ登場

    - from Hungary - DEAGOSTINI SUBARU IMPREZA WRX STiJAPAN / BANGLADESHス バルの名を世界に知らしめた初代インプレッサ。「日本の名車」にラインナップされても至極当然。だけども、あらためて強調しておきたい。これまで何度も当ブログで書いてきたことだけど、初代の実車がヒットし、ラリーフィールドを席巻していた90年代、インプレッサのミニカーは我が国には存在しなかった。親愛なる同志諸兄ならご存知のとおり、はじ...

  • 【No.66】 進化はやまず

    - evo and evo - DEAGOSTINI NISSAN FAIRLADY 280ZJAPAN / BANGLADESHデ ィアゴスティーニ「日本の名車コレクション」の三つ目となるフェアレディZ。NO.75としてZ31のリリースも予告されているので、初代のS130から4代目のZ32まで揃う。かといって、ディアゴスティーニがフェアレディZに偏重しているとは思わない。20世紀の各Zは、間違いなく日本車のイメージリーダーだった。さて、2代目フェアレディZ。基本的なスタイル...

  • 50年代のスーパースポーツ

    - clone - DCM MERCEDES BENZ 300SL ROADSTERMADE IN CHINA50 年代のスーパースポーツカー、メルセデス・ベンツの300SL。プロトタイプレースカーとして生まれ落ち、有名なガルウイングドアのクーペが市販され、そしてオープンのロードスターが63年までつくられた。第二次世界大戦後の復興期、戦前の名声を取り戻さんとしていたメルセデスのイメージアップに、さぞかし貢献したんじゃないかな。今回、エレガントなロードスターと...

  • 唯一無二

    - You load sixteen tons, what do you get? - SUMMER FORD GT40MADE IN CHINA森 駆ける馬のロゴでおなじみサマー(森馬金属製品有限公司)によるフォードGT40。あの有名なトップのふくらみと、リアの空気取り入れ口に注目。この形状は、66年以降に活躍したGT40マークII特有のもので、マッチボックスをはじめ、スピーディやシク、ジルメックスやSOHBI等々、前世紀につくられたダイキャスト製モデルには見られない。そう、サマ...

  • 忘れちゃいけないコンバーチブル

    - American Convertibles - MATCHBOX CHEVROLET CORVETTE USA / THAILAND昨 年リリースされたテーマアソート「American Convertibles Series」の一台。MB1451という新しめのナンバーがついており、同シリーズ唯一のニューキャストだったりする。Matchbox Cars Wikiを見ると、いまのところ他のバリエーションは存在しない模様。今ではすっかり見慣れた車種だけど、C2コルベットも、スーパーカーブーム下では存在を黙殺された。ロ...

  • これぞ驚愕のコブラ

    - Cobra Cobra Cobra - FINE WORKS 64 SHELBY COBRA 427S/CMADE IN CHINAこ れまたアメリカン・レジェンド、シェルビー・コブラのコレクティブル。英国製スポーツカー、AC・エースに大排気量のフォードV8をぶち込んだ「アングロアメリカン」として知られる。ACカーズ社が製産し主に欧州向けに販売したACコブラと、シェルビーがさらにパワーアップしたシェルビー・コブラの両方が存在する。同志諸兄ご存知のとおり、コブラの3イ...

  • ついにデイトナ・コブラ

    - trend - FINE WORKS 64 SHELBY DAYTONA COUPEMADE IN CHINAア メリカン・ヒストリックレーサーの頂点、シェルビー・デイトナ・クーペ。またの名をデイトナ・コブラ。フォードGT40、バイパー GTS-R、キャディラックのハイパーカーなどなど、国際的にも活躍したアメリカン・レーサーは数あれど、「美しいから速い。速いから美しい」というコトバを、欧州車と肩を並べられるぐらい具現化したクルマは他に知らない。「グランツー...

  • ウラヌス/ターコイズ

    - turquoise - TSC LAMBORGHINI SIAN ROADSTERMADE IN CHINAト ミカやホットウィールにはない、オープントップ仕様のランボルギーニ・シアン・ロードスター。中国1/64ブランドのニューカマー、TSC(The Speed Car)から。ボディカラーは、ランボ社曰く「ブルーウラヌス」。2020年にシアン・ロードスターが初めてお披露目された時の色だ。個人的にはメタリックなターコイズとでも喩えたい。そんなボディカラーもあいまってか、TS...

  • その印象

    - 5G - MATCHBOX BMW iXUSA / THAILANDこ れもムービングパーツの一台。実車は、Wikipediaによると「電動のフルサイズ高級クロスオーバーSUV」だそうな。Wikiの記述をそのまま引用するしかないほどiXには印象がない、個人的に。とか思っていたら、先週職場近くの通りに停まっているのを見かけた。ひたすら目が行っちゃうのは例の巨大なグリル。 iXかX7かなんて気にならない。気になると言えば、BMW公式サイトにあった次の記述。...

  • もう一台のステルヴィオを想う

    - another Stelvio - MATCHBOX ALFA ROMEO STELVIOUSA / THAILANDア ルファロメオの現時点の最上級車にして初のSUV、ステルヴィオ。ムービングパーツ・シリーズから登場。このステルヴィオは、70年の歴史を誇るマッチボックスにおいて8つ目のアルファロメオのキャスト。多いのか少ないのかは人によって見解が分かれるかと思う。ステルヴィオの名は、アルプスにある峠にちなむ。そう、オーテックが89年にリリースしたあのザガー...

  • キメラ/サイバー

    - Chimera - HOT WHEELS MAZDA MX-5 MIATAUSA / MALAYSIA最 近のホットウィールのお気に入り。実車に与えられた名は「キメラ」。キメラとは、生物学上、一つの生物に異なる遺伝子型の細胞が共存している状態を言う。初代ロードスターにサイバーパンクの遺伝子をぶち込んだ。元ネタは、「2023 Hot Wheels Legends Tour」のチャンピオン。ニュージーランドの「Tofu Auto Works」が手掛けた初代ロードスター(MIATA MX-5)のカスタ...

  • ビーストの時代

    - beast - 596 MODEL CADILLAC PRESIDENTAL LIMOUSINEMADE IN CHINA現 行のアメリカ大統領専用車、人呼んでビースト。キャデラック・ベースのリムジンで、パケには「BEAST III」とある。当第三世界でたびたび取り上げているように、ここ数年、国家元首クラスが使うVIP専用車両が続々とモデル化されている。これもミニカー・コレクションの醍醐味。実に楽しい。Door way to Japanese collectors ↓にほんブログ村...

  • クリントンの時代

    - Fleetwood in 90s - XIAO GUANG MODEL? CADILLAC FLEETWOOD LIMOUSINEMADE IN CHINA巨 大なキャディラックの、これまた巨大なストレッチリムジン。ベースは90年代のフリートウッドで、ビル・クリントンが大統領だった時代のクルマだ。クリントンの大統領専用車もおそらく、この型のフリートウッド。XIAO GUANGは漢字にすると「小光」。Geminiによると人名にも地名にもあるそうな。AliExpressやebayの出品物を見ると、ディーラ...

  • フレンチのハービー

    - The Love Bug - NOREV VW BEETLE 1303FRANCE / CHINAか の有名なムービーカー、ハービーをあしらったビートル。フランスのノレヴが手掛けた。そう言えば、ハービーが活躍する「ラブ・バッグ」はディズニー映画。ディズニー・トミカではハービーは出ていないような……。Door way to Japanese collectors ↓にほんブログ村...

  • 一号か否か

    - first? - TOMICA DASH VW BEETLEMADE IN JAPANバ ンダイのダッパーと同じ頃、似たようなギミックで登場したトミカ・ダッシュ。同志諸兄ご存知のとおり、当時「デフォルメ」モデルはまだTOY製品の領域にあり、短命に終わった。ただこのビートルは、トミカダッシュの中ではもっとも実車に近いフォルムをキープ。マッチボックスやホットウィールあたりのカスタム・ビートルと並べても違和感ない。トミカ・ダッシュのリリースは19...

  • 【No.65】 僕らが愛した昭和

    - We love Showa - DEAGOSTINI TOYOTA CELICA LB 2000GTJAPAN / BANGLADESH時 は昭和、まだムスタングと呼ばれていた頃のフォード・マスタングを手本にフルチョイスシステムを取り入れたのが初代セリカ。そして、やはりマスタングあたりのスタイルにならってファストバック化したのがセリカのリフトバックだ。昭和の時代に、北米市場への売り込みを意識した。通販で届いたデアゴスティーニのパケを開けた瞬間、なんとも懐かし...

  • イタリアのまま、フェラーリ来襲

    - Italian Ferrari coming - 大 方の予想どおり来たね、サブスク・フェラーリ by デアゴスティーニ。速報『フェラーリGTコレクション 』ウェブサイトだけで限定販売中!https://deagostini.jp/fgd/…… …… ……なんとまあ、付属のマガジンはイタリア語。さりげなくデアゴスティーニのサイトに、イタリア版の販売元、CENTAURIAの名も見える。※上記画像の背景は当方所有のCENTAURIA版。Door way to Japanese collectors ↓にほんブログ...

  • 【No.64】 ロマンの通過点?

    - romance of R - DEAGOSTINI MAZDA RX-8JAPAN / BANGLADESH今 のところ最後の市販ロータリーエンジン車として知られるマツダRX-8。最後のロータリーというキャラ故に「日本の名車」100台に選ばれたのかなあと思いきや、どうやら違う。マツダ100周年サイトの人気投票によると、RX-8はマツダの歴代69車種中、第3位となっている。歴代のRX-7やロードスターよりも上。なんと、すごい!RX-8。RX-7の次だから8。いちゃもんをつけ...

  • 新型デバイス

    - deflector panel - BBURAGO FERRARI 812 CONPETIZIONEITALY / CHINAま たしても伊ブラーゴの新作、フェラーリ812コンペティツィオーネ。フロントカウルにカーボン模様が入っているがマンソリーによるものではない。実車は、フェラーリ自身が手掛けた999台の限定製産モデル。2021年に発表された。後方から見た812コンペティツィオーネ。リアウィンドーはなく、アルミ製のパネルに置き換えられている。パネル上には複数のボルテ...

  • 黒大理石

    - black marble - MJ MODEL MANSORY F9XXMADE IN CHINAド イツのチューナー、マンソリーがフェラーリSF90をカスタマイズしたモデル。その名もマンソリーF9XX.。マンソリーの作風と言えば、ボディや各種パーツをひたすらカーボンファイバー化すること。そして、いくつかのモデルでは、ご覧のような黒大理石(black marble)めいたパターンがあしらわれている。この模様もカーボンファイバーで織りなしたもの。黒大理石は人気の高...

  • ビジョンと回想

    - recollection - LMF LAMBORGHINI V12 VISION GRAN TURISMOMADE IN CHINAこ れも未来感全開の一台、V12グランツーリスモ。言うまでもなく、「グランツーリスモ」シリーズ用に、ランボルギーニが提案したレーシング・コンセプトカーだ。2022年に発売されたグランツーリスモ7から登場するのかな。エンジンはランボルギーニ・ シアンFKP37のV12がベースで、スタイリングもコンテンポラリーなハイパーカーのみに依拠しているのか...

  • 彼らに向けた作風

    - retro future - TOMICA UNLIMITED ALPINE RENAULT A310JAPAN / VIETNAMト ミカ・アンリミテッドの新作、70~80年代のフレンチを代表するスポーツモデル、アルピーヌ・ルノーA310。なんとまあ、フレンチ・レトロに熱心なノレブですらA310はまだリリースしてないというのに。しかも、同志諸兄ご存知のとおり、実車が現役だったリアルタイムでのマジョレット版はポリスカー、青箱トミカはラリー仕様とレースカーで、プレイアート...

  • 無知なる日々

    - stupidity - MATCHBOX TRIUMPH SPITFIREUSA / THAILAND何 度も書いていることだけも、ライトウェイトスポーツとしての知名度の割にモデル化に恵まれなかったトライアンフ。ミニカーではマジョレットやコーギーのTR7が比較的手に入りやすかったものの、実車として街で見かけるのは、古典的なロードスターのスピットファイアばかりだった。なので、当方が一番思い入れのある英国車、なかでもライトウェイトスポーツと言えば、こ...

  • 進化したイタリアンデザイン、その弐

    - Italian evo 2 - BBURAGO FERRARI SF90 STRADALE ASSETTO FIORANOITALY / CHINA伊 ブラーゴの新作、SF90ストラダーレ。トミカプレゼンツでリリースされていたSF90とは異なる。独特のラインが入ったASSETTO FIORANO仕様となっている(パケにも明記)。ASSETTO FIORANOとは、サーキット走行用にカスタマイズされたモデルに冠され、ASSETTOは調整とか設定の意。 FIORANOはフェラーリのテストコースの名称だ。しかも、ブラーゴが...

  • 進化したイタリアンデザイン

    - Italian evo - BBURAGO FERRARI DAYTONA SP3ITALY / CHINAメ タリックレッドに輝くデイトナSP3 by 伊BBURAGO。デイトナSP3が、2021年に開催されたフェラーリ・ファンの感謝祭、「フィナーリ・モンディアーリ」でお披露目された時のカラーリングだと思う。先行するトミカの通常版やCENTAURIAのデイトナSP3はスタンダードなモンザレッド。ようやくデビューカラーのモデルが登場したわけだ。ご覧のとおり、ボディの仕上がりは艶...

  • 衝撃のZERO

    - Zero - HOT WHEELS LANCIA STRATOS ZEROUSA / THAILANDま さか、まさかのモデル化、巨匠ガンディーニの傑作、ストラトス・ゼロ。最近行きつけのオモチャ屋に朝一番に飛び込んで手に入れた。AMAZONの業者からも週末に届く予定だったけども、待ってなんかいられない。どうせなら、RLCで出してもよかったのに。今からでも、遅くないってば。Door way to Japanese collectors ↓にほんブログ村...

  • 【No.63】 フジはニッポンの頂点

    - Fuji - DEAGOSTINI LEXUS LFAJAPAN / BANGLADESHデ アゴスティーニの「日本の名車コレクション」、第63弾にして登場のレクサス。親愛なる同志諸兄は、「LFA」とは何の略だかご存知か?Lexus F Sports Apex。レクサスの高性能車群、Fモデルの頂点に立つクルマということらしい。そして、Fは、富士スピードウェイのF。そんなオモロイ由来だったとは。もっと早く言ってよ。さて、ようやくデアゴスティーニに登場したレクサス...

  • 【No.62】 露出度

    - TV car - DEAGOSTINI NISSAN SKYLINE 2000 TURBO RSJAPAN / BANGLADESH赤 と黒のツートンカラーに金色の文字があしらわれた6代目スカイライン。ひょっとしたら、ジェネレーションXにとっては、歴代のスカイラインの中で最も有名なモデルかもしれないと思うのだけどいかに?(ちなみに『西部警察』の放映は79~84年。)にしてもだ。赤/黒・金文字の実車なんて、リアルタイムに街でお目にかかった記憶はちょいとないぞ。日...

  • 追悼

    - public intellectual - 当 第三世界が考える、ミニカー界の三大論客のひとり。ティーンの時分に出会ったあとのお二人には、多くのことを「学ばせてもらった」という思いが先立つ。これに対し、いっぱしのコレクターになってから巡り合った氏の言説に感じたものと言えば、ひたすらシンパシーだった。おどろくほどのシンパシー。…… …… ……森永卓郎さんのご冥福を、心からお祈りいたします。B宝館で入手したハスキーのフォード・テ...

  • 中国のニューカマー

    - Vantage from China - TSC ASTON MARTIN V12 VANTAGEMADE IN CHINA中 国1/64ブランドのニューカマー、TSC。英語表記RW-Toys、中国語で健丰源玩具有限公司のブランドで、TSCは「The Speed Car」の略だ。現時点で確認できるTSCのラインナップは、アストンマーチンがこのV12ヴァンテージとヴァルキリー、ランボのシアン・ロードスターにブガッティのディーヴォといったところ。いずれも実車メーカーのライセンスを得ている。値段...

  • 皇帝の冠

    - crown for emperor - JKM TOYOTA CROWN KLUGERMADE IN CHINAグ リルについた王冠がどこか懐かしい、海の向こうのクラウン。クラウン・クルーガー。クルーガー/ハイランダーの4代目と兄弟車ってな感じで、天津一汽トヨタ自動車が販売する現行の大型SUVだ。三列シートの7人乗りで、クラウンの名がつくだけあるのか、初代~三代目のクルーガーよりも一回り大きいボディを誇っている。実車の中国名は「皇冠陆放」。王冠じゃな...

  • 電気ビリビリのフレンチ…?

    - cuatre, craquement - NOREV RENAULT 4 E-TECH 100% ELECTRICFRANCE / CHINAこ ちらはキャトルをモチーフにしたというルノーの電気自動車。昨年10月に開催されたパリモーターショーでお披露目されたばかりで、今年、2025年に欧州で売られるそうな。サンク E-TECHに比べると元ネタの印象は薄いのは、クロスオーバーっぽいテイストのためか。キャトルというか、むしろ、いろんなクルマを連想させる。ミニとかホンダeとか。そう...

  • 電気ビリビリなサンク

    - cinq, craquement - NOREV RENAULT 5 E-TECH 100% ELECTRICFRANCE / CHINAマ イクロEVじゃないけども、電気自動車に生まれ変わったルノー・サンク。2021年発表のコンセプトカーを経て、2024年、ジュネーブショーで市販車バージョンがお披露目され、欧州で販売が開始された。日本にも導入が予定されているそうな。サンク E-TECHの最高速度は、グレードにかかわらず150km/h。スポーティなホットハッチでなく、街乗りのベーシッ...

  • 転生したらマイクロなイタリアンだった件

    - micro EV - MATCHBOX FIAT TOPOLINOUSA / THAILAND超 小型EVに生まれ変わったフィアット・トッポリーノ。自動車免許不要なのは先行したシトロエン・アミと同じで、やはり四輪バイクの扱いらしい。おフランスのアミやルノー・トィージー、イタリアのキュートなトッポリーノ。ニッポンの軽より小さい、こういったポップな超小型車までリリースしてくれるマッチボックスは実にありがたい。願わくば、実車もニッポンの街を走って...

  • くっきりのイタリアン

    -distinctly - MATCHBOX ALFA ROMEO TONALEUSA / THAILANDア ルファロメオ第2のSUVとなるトナーレ。マジョレットに続きマッチボックスもリリースした。マジョレット版では個人的に今一つだと思ったフロントの処理も、マッチボックスではこの通り。LEDのデイタイムライトが形づくる片側3連灯が、くっきりと表現されている。タンポ印刷でヘッドライト球を描写ってやつはどうにも好きになれないけども、これなら許せる、大いに許...

  • 第三ディケイド突入

    - the third decade - す っかり忘れていた。気がついたら、昨日をもって、当第三世界的blogを開設して丸20年を迎えていた。本日より第三ディケード。同志諸兄におかれては、これからもよろしくお付き合いをお願いしたく。…… …… ……画像のプジョー504は、第二ディケード最後の年、20年目にして初入手のブランドのモデル。一見、1/66時代の古いノレヴのキャストだけども、MADE IN FRANCE ではない。これまた第三世界的に初となる某...

  • 昭和の未来

    - dome - SHADOW ZEROMADE IN CHINA昭 和を代表する国産スーパーカー、童夢-零と思しきコレクティブル。「思しき」としたのはモデル名が「ZERO」としか表記されてないから。赤いボディカラーからすると「零」ではなく、アメリカ仕様の童夢P-2だけども、たぶんそこまで作り分けはされてない。ご覧のとおり童夢-零は、極限までに低い車高にウェッジシェイプ、リトラクタブルライト、シザースドアと、当時のスーパーカーの王、ラン...

  • 知る人ぞ知る、東のポルシェ

    - Porsche from east - FOX18 SKODA 130RSCZECH / ???中 欧チェコ発のコレクティブル、もう一台は70年代のシュコダ130RS。これまた冷戦下もなんのその、東西の見えざる壁を乗り越えて、ラリーシーンで活躍した。リアエンジン・リアドライブのクーペという姿態から、ニックネームは「東のポルシェ」。このあたり、当時、ローティーン向けにレースカーやラリーカーを紹介したムック本にも書かれている。俊敏な動きから「東のスト...

  • プラハのコレクティブル

    - 1/64 car in Prague - FOX18 SKODA 130LRCZECH / ???古 くからのマッチボックスファンなら知らぬ者がないシュコダ130LR。共産圏からのWRC参戦車で、唯一マッチボックスだけがリアルタイムでモデル化していた。地味な3ボックスセダンに見えて、実はグループBマシン。アウディ・クアトロやデルタS4、プジョー・205ターボ16あたりのモンスターと鎬を削った……と言いたいところだけど、デビュー早々グループBが廃止となった悲運の...

  • ニューデリー発のミニカーとは?

    - diecast car in India - CENTY KRT-DCMADE IN INDIA今 や中国を抜き世界一となった人口を背景に、急速にモータリゼーションが進んでいるのがインド。ついに、インドで今世紀につくられたミニカーを発見した。ブランド名はCENTY。ニューデリーのキルティナガル工業地区を拠点とするCENTYTOYS社の製品だ。同社が掲げている売りは Made in India であること。「国際的な品質基準を満たすメイド・イン・インディアの玩具を世界に...

  • ヴィンテージかと思えば

    - not vintage - HOT WHEELS CITROEN H VANUSA / THAILAND昨 年発売されたプレミアムコレクターセットの「Vintage Race Team」。フランスのヴィンテージカーであるHトラック(キャスト名はCITROEN H VAN)だけ、単品で入手してみた。「THE FUTURE IS OUR FAULT」という文字が幾重にも地球を取り囲むグラフィックが印象的。THE FUTURE IS OUR FAULT=未来は我らの責任。デザインもメッセージも、ちっともヴィンテージではない。...

  • 先端の趣味グルマ

    - like a Toriyama - HOT WHEELS MORGAN SUPER 3USA / MALAYSIA旧 車でもレストモッドでもない、20年代にデビューしたばかりのライトウェイトスポーツ。往年のスリーホイラーを想起させる風体ながら、コクピットにはデジタルメーターとUSBポートが装備され、ミッションはマツダ・ロードスターの5段MT。約600kgのボディに搭載されているのは120PSのフォード製エンジンだそうな。実車はまだ日本には入ってきていないのかな。こう...

  • 【No.61】 伝説のルーツ

    - heritage - DEAGOSTINI TOYOTA CELICA GT-FOURJAPAN / BANGLADESH昨 年11月のSEMAショーで公開されたGR86ラリーレガシーコンセプト。https://pressroom.toyota.com/toyota-leans-into-its-rich-motorsports-heritage-with-the-gr86-rally-legacy-concept-at-the-2024-sema-show/2024年型のGR86にGRカローラの3気筒ターボチャージャー付きGR-FOUR AWDドライブトレインをぶち込んだコンセプトカーで、その元ネタとなったのが...

  • 【No.60】 果たしてXはどうなのか?

    - proper - DEAGOSTINI MITSUBISHI LANCER EVOLUTION XJAPAN / BANGLADESHよ っ、待ってましたと、声を掛けたくなるランエボ。個人的な思い入れはさておき、三菱のイメージリーダーだったこのクルマが「日本の名車」100台になかったのはさすがにしまりが悪い。ちなみにライバルのインプレッサもようやく第67弾として登場予定。それにしても、ランエボ・ファン、三菱ファンの諸兄にとって、「日本の名車」100台に取り上げられ...

  • 我らが想うイタリアン

    - our imagination - TOMICA LIMITED VINTAGE ALFA ROMEO 1750GTVJAPAN / CHINAイ タリアと言えば、このモデルを忘れちゃいけない。トミカリミテッドヴィンテージが12月にリリースしたアルファロメオ1750GTV。トミーテック曰く、「往年のイタリア車らしい薄黄色のボディカラーをチョイス」。これよ、これ。さすが我らがトミーテック。こういう感覚で旧車のコレクティブルをつくってくれると、ホント嬉しくなるよね。Door way to...

  • コンテンポラリーにしてエヴォなイタリア

    - Italian contemporary - LITTLETOYS FERRARI FXX K EVOMADE IN CHINA2025 年の一台目は、フェラーリのサーキット専用車両、FXX K EVO。FXX K EVOは、2014年に発表されたFXX Kの発展型で2017年に公開された。小スケールミニカーに目を向けると、FXX Kの第1号は台湾セブンイレブンで売られていたGRANI&PARTNERS版で、次いで京商SVC、トミカプレミアムからリリースされている。一方、FXX K EVOは今のところ、このLITTLETOYS版以...

  • 2024年のラスト、古きイタリア

    - last model of 2024 - MERCURY FIAT 131 ABARTHMADE IN ITALY2024 年のラストに紹介するのは伊マーキュリーが70年代の終わりにリリースした小スケールの一台、フィアット131アバルト。この秋来日した欧州の友人が探し出してくれたもので、チップはあれど新品のようにボディは艶々。ひょっとしたらシールがはがれ落ちているかもしれないけども、気にしない、気にしない。それにしても、2024年。ネオ香港勢をはじめとする中国ブ...

  • 【No.59】 振り返られるソアラ

    - reasonable - DEAGOSTINI TOYOTA SOARERJAPAN / BANGLADESH昭 和の終わり、国産の高級パーソナルクーペとして一世を風靡したトヨタ・ソアラ。「日本の名車コレクション」の100台にラインナップされて至極当然。デアゴスティーニが選んだのが、発表前にトヨタ2000GTの再来とまで煽られて登場した初代(Z10)ではなく、キープコンセプトの2代目(Z20)なのが引っかかったけども、実車の販売台数は2代目のほうが多かったそうな...

  • 【No.58】 まさかの【 R 】降臨

    - another R - DEAGOSTINI NISSAN CHERRY X-1・RJAPAN / BANGLADESHデ アゴスティーニの「日本の名車コレクション」、最初に公開されたリストには入っていなかった日産チェリー。追加でラインナップが発表された時の情報は、シンプルに「日産 チェリー〔 E10 〕 1973」というテキストだけだった。車名だけでグレードの記載はなし。てっきりトミカと同じベーシックなチェリー・セダンかと思いきや……。画像が公開されたのを見てビ...

  • 【No.57】 本家越え

    - epigonen - DEAGOSTINI MAZDA RX-7JAPAN / BANGLADESH今 ではすっかり死語になった感のある「プアマンズ・ポルシェ」というコトバ。もともとは914や924といったローパワーの廉価版ポルシェを指す。それが転じて、フェアレディZのような高性能ながら価格を抑えてヒットしたスポーツカーを揶揄するコトバとなった。お題のRX-7も長らくプアマンズ・ポルシェと目されていた一台。初代RX-7からプア~の代表格だった。そして2代目...

  • 【No.56】 もっと普通

    - failure - DEAGOSTINI HONDA ACCORDJAPAN / BANGLADESH久 々に紹介する感のあるデアゴスティーニの「日本の名車コレクション」。第56弾は、当初第50弾として予告されていた初代アコード。実車はシビックの兄貴分として、これまたヒットした。ホンダにとっては重要なクルマだろうけども、シビックほど突き抜けたところがない普通のハッチバック&セダンなので、ホンダファンやエンスー層の偏愛を受けるような旧車ではないと思...

  • ドイッチュラントのマッスルカー

    - not seen - SIKU PONTIAC GTO THE JUDGEMADE IN W. GERMANYド イツがまだ東西に分かれていた1972年にシクがリリースしたアメリカン・マッスルカー。いわゆる2代目GTOで、丸目4灯のフロントを見るに70年式かと思う。コンパクトなマッスルカーというよりは幅広なフルサイズカーのようなディメンション。過剰なまでに巨大なリアウイング。マッチボックスやグリーンライトの2代目GTOと並べなくても実車とはかけ離れた姿なのは...

  • 防御

    - shield - SIKU KTM X-BOW GTGERMANY / CHINA近 頃何やらニュースになっているバイクのビッグネーム、KTMが手掛けた4輪スポーツカー、X-BOW GT。カートじゃない。遊園地のバンパーカーでもない。KTMジャパン曰く、「スーパースポーツカー」。シクはヘルメットをかぶったフィギュアを乗せているけども、実車はフロントシールドとサイドガラスがフルフェイスヘルメットのようにドライバーを保護するらしい。うーん、理屈では納得...

  • 果たしてロングビーチに海獣はいるか?

    - like a dolphin - SIKU ASTON MARTIN VANTAGE GT4GERMANY / CHINA実 車は、ヴァンテージの初代GT4。2008年のデビュー。今年になって現行ヴァンテージのGT4が登場したので、初代と呼ぶことにする。マジョレットにもリアウイング付きのヴァンテージがあるけども、あちらは2代目GT4に近いGT8。初代GTEはこのシク版しかないと思うけどもいかに?ちなみにボディカラーは、「あそびから未来をかえる」ボーネルンド様のインスタによ...

  • 海豚、2023年、トーキョーで

    - dolphin and starfish - BYD BYD DOLPHINMADE IN CHINA中 国比亜迪汽車のドルフィン(海豚)。比亜迪汽車は我が国でも昨年の初頭から乗用車を売り出したBYD。長澤まさみを起用したCMが話題になったらしいけども、残念ながら当方は見たことがない。2023年を通した世界の乗用車販売台数を見ると、BYDはBMWやメルセデス、ルノーを追い抜き、EVのライバルであるテスラも上回っている。ドルフィンのミニカーは「JAPAN MOBILITY SHO...

  • BMW、2023年、ミュンヘンで

    - concept cars from HK - SUNRICH BMW COLLECTOR CARS 2023MADE IN CHINAド イツのモーターショーがフランクフルトからミュンヘンに移って第2回目となる2023年。9月にメッセ・ミュンヘンで開催された「IAA MOBILITY 2023」に、BMWは2台のコンセプトカーを出品した。フル電動コンパクトセダンのVISION・ノイエクラッセ。ノイエクラッセは60年代にBMWを立て直したヒット作のリバイバルネームで、BMWは次世代EV群をこう呼んで...

  • 2040年のラグジュアリー

    - Circular - SUNRICH BMW i VISION CIRCULARMADE IN CHINA実 車はBMWが2021年にミュンヘンのモーターショーで発表したコンセプトカー、i ビジョン・サーキュラー。サーキュラー(Circular)は円形、循環の意。リサイクル材料の使用率100%、そして100%リサイクル可能を目指したクルマだそうな。BMWの謳い文句は「2040年のサスティナビリティ&ラグジュアリー」。このモデルは、「IAA MOBILITY 2023」=2023年のミュンヘン・モ...

  • ブルーの年

    - l'année du bleu - MAJORETTE MAHARADJAMADE IN FRANCE例 年、この日の定時報告。2024年の収穫はこちら。オレンジ色のマハラジャは欧州の同志からの贈り物。当方の思い入れを知って、手ずから日本まで運んでくれた。GREAT THANX!もう一つは国内で探し出した青きマハラジャ。ボディがブルーメタリック(フレンチブルー?)の個体はラリー仕様も含めて初入手。そういえば上のオレンジについていた青いパラソルも、初めて見るデ...

  • そして第三世界的タカラモノ

    - concept of Nissan - SZE TOY DATSUN 126XMADE IN HONG KONGモ ータリゼーション真っ只中の70年、東京モーターショーで日産が披露したコンセプトカー。シャーシーには「HW.304」と刻印されている。そう、マッチボックスやトミカ、コーギーを参照しているHWシリーズ(not Hotwheel)の一台だ。長年探していた304番を、このたび、我らが同志t1059さんから譲ってもらった。GREAT THANX!t1059さん曰く、ブランドはSZE TOY。HWシリ...

  • タカラモノじゃないの?

    - french treasure - MAJORETTE DATSUN 260ZGERMANY / THAILANDマ ジョレット60周年記念シリーズのフェアレディZ。遅ればせながら、我らがカバヤ版を無事入手できた。同志諸兄ご存知のとおり、マジョレットは70年代後半から80年代にかけて260Zをリリースしている。76年発売だからホットウィールやマッチボックスよりもちょっとばかり早い。当時のキャストはトップが長い2by2で、子どもごころに、トミカの240ZGと比べてカッコ悪...

  • 純血

    - pure-bred - CENTAURIA FERRARI PUROSANGUEITALY / BANGRADESH純 血種=サラブレットの名を与えられしフェラーリ。実車は4ドアスポーツの姿形で2022年にデビューしたばかり。CENTAURIAフェラーリ60モデルの中で最も新しい車種となっている。プロサングエと言えば、今年の3月、本ブログでFUNNY MODELなるブランドのモデルを紹介。だけどもFUNNY MODEL版はフェラーリのライセンスを得ているフシがない。というわけで、血統の良...

  • スーパーファスト

    - Superfast - CENTAURIA FERRARI 812 SUPERFASTITALY / BANGRADESHフ ェラーリのロードカーにして、初めて800馬力超えのエンジン(V12)を積んだマシン。なので812。812スーパーファストは2017年~2022年にわたって製造され、現行の12チリンドリに引き継がれた。これまでは以前に取り上げたブラーゴ版しかなく、京商SVCと並べてもフィットするようなコレクティブルはこのCENTAURIA版のみだ。「スーパーファスト」の名は60年代...

  • 70周年記念のウイナー

    - 70eme anniversaire - CENTAURIA FERRARI 488GTE EVOITALY / BANGRADESHフ ェラーリのセミワークスチーム、AFコルセの488GTE EVO。伊CENTAURIA、60モデルのうち、ゼッケンをつけた唯一のレース出場車だ。レース仕様の488GTEはターマックワークスからリリースされているけども、GTE EVOは今のところCENTAURIA版しかない。元ネタは、2019年の第87回ルマン24時間出場車。前年に続きトヨタTS50ハイブリッドが連覇を果たしたあのル...

  • 風光明媚なフェラーリはほかにない

    - picturesque beauty - CENTAURIA FERRARI PORTOFINOITALY / BANGRADESH伊 CENTAURIA、第12弾のフェラーリ・ポルトフィーノ。カリフォルニアの後継たる2+2のカブリオレで、そのプラットフォームはローマにも流用されている。同志諸兄ご存知のとおりカリフォルニア/カリフォルニアTは、京商やホットウイール、マイスト&ブラーゴからモデル化されている。だけどもポルトフィーノはCENTAURIAにしかない。ポルトフィーノとは...

  • イタリアのトリブート

    - Tributo - CENTAURIA FERRARI F8 TRIBUTOITALY / BANGRADESH全 60モデルにおよぶCENTAURIAの1/64フェラーリ・シリーズ。本日現在、イタリアではすでに第34弾まで発売されており、当方の手元には30車種が届いている。ん~、いったいどれから紹介したらよいのか悩む、悩む。…… …… ……1/64フェラーリのコレクティブルと言えば、京商SVCの組み立てキット。車種をコンプして、部屋の中にずらりと飾っているコレクター諸兄も多かろ...

  • 縮んだのか、見据えたのか

    - shrink - WELLY LAMBORGHINI COUNTACH LPI 800-4MADE IN CHINAウ ェリーによる新生カウンタック。こうも各ブランドからリリースされているところを見ると、どうやらカウンタックの名を持つかぎり、おのずとその時代のスーパーカー/ハイパーカーのシンボルに祭り上げられる運命らしい。さて、ウェリー。1/64が3インチミニカーの標準となった時代にあっても、あいかわらず1/60を標榜していることで知られる。ebayでもAliEXpre...

  • ウェリーもがんばる

    - dressing up - WELLY LOTUS EMIRAMADE IN CHINAロ ータスの現在の主力車種、エミーラ。全車電動化を見据えているロータスにおける最後のガソリンエンジン車と言われている。エミーラは、2022年にホットウィールからHW Exoticsの一台としてリリースされており、今のところ小スケールミニカーではHWとウェリーにしかない(筈)。ちなみに、一番のロータス好きと思われるトミカには、ロータスの現行車(エミーラ、エヴァイヤ、エ...

  • ブロードウェイのフォルクスワーゲン

    - VW in Nakano - CITYCA VW BEETLEMADE IN CHINA先 月、中野ブロードウェイのレンタルショーケースで発見したモデル。ご覧のとおりグレーなつくりで、ディープなVWマニアやトミカマニア諸氏のほうがくわしいかと思う。妙に東南アジア某国のネットショップで売られていて、ひょっとしたら、かの国に黒幕がいるのかもしれない(調査中)。最初ヤフオクで見かけて、あまりの値段にスルーするしかなかった。そんな矢先、ブロードウ...

  • そっちじゃない

    - enthusiasm - TOMICA NISSAN GT-R (Dr.YELLOW)JAPAN / VIETNAMタ カラトミーやJRの関連会社が企画にかかわっている新幹線変形ロボ「シンカリオン」をあしらったミニカー。黄色のシンカリオンのモチーフは、言うまでもなくドクターイエロー。諸兄ご存知のとおり、乗客を運ぶ営業車両ではなく、走りながら線路や架線の状態を点検する専用車両だ。ひょっとしたらニッポンの男の子の間では、「ドクターイエロー」って、「トミカ」...

  • 70年代、ポップなマジョレット

    - topping - MAJORETTE VOLVO 240GLGERMANY / THAILAND角 目のボルボ240エステート by マジョレット。これも60周年記念モデルの一台で、マジョレットは76年から83年にかけて丸目のエステート、ボルボ245DL(=240シリーズの5ドア)をリリースしていた。紺色の文字にピンクの丸を組み合わせた旧ロゴ。長年マジョレットを集めているコレクターならピンと来るだろう。そして、アイスクリームのカラースプレーを連想させる●●のドッ...

  • 仏蘭西のマジョレット来たる

    - masterpiece - MAJORETTE CITROEN H TRUCKGERMANY / THAILANDか つて、フランスの街並みの1パーツだったシトロエンHトラック。二十世紀の半ばに、かの国で一時代を築いた商用車というだけでない。実用的にしてポップ。視覚的にフランスの「粋」を伝えるクルマ。すっかり忘れられているかもしれないけども、本来のマジョレットは「アジアのデトロイト」や「ニッポンの食玩」のためのブランドではない。もちろんグローバリズ...

  • マジョレットから基準外のフェアレディ来たる

    - exceed - MAJORETTE NISSAN ZGERMANY / THAILANDマ ジョレットによる現行フェアレディZ。左ハンドルで、モデル名の表記は「NISSAN Z」となっている。ということもあってか、カバヤのJAPANESE CAR EDITIONにはいまのところこのキャストはラインアップされていない。唯一、限定の「Tune Up's Cars」に入っていて、発売時にはちょっとした争奪戦になっていたような。マジョレット版フェアレディではドアが開閉。そう、トミカを...

  • フェラーリ軍団来たる

    - Ferrari! Ferrari! Ferrari! - CENTAURIA FERRARI GT 1:64 LIMITED COLLECTION ITALY / BANGRADESH欧 州から届いた1/64フェラーリ by CENTAURIA。あまりの数の多さに一瞬絶句したものの、考えてみれば隔週刊。あっという間にこのくらいになるわけだよね。だいたい半年分かな。お互いにDoushiと呼びあう友人が隔週で国境を越えて、イタリアのキオスクまで買いに行ってくれている。GREAT THANX!…… …… ……各キャストの紹介は近...

  • 変遷するハツカネズミ

    - repro - DINKY(DEAGOSTINI) SIMCA 5ITALY? / CHINAイ タリアのデアゴスティーニが販売していたというふれこみのシムカ5。実車は、シムカ社がトッポリーノ(ハツカネズミ)こと初代フィアット500をそのままフランスで製産した小型車。「シムカ」とは創業者名でもなければ、地名に由来するものでもない。「自動車車両車体工業会社」を意味するフランス語の略で、フィアットをフランス国内で組み立てるところからスタートした...

  • イタリアのハツカネズミ

    - movie car - WELLY FIAT TOPOLINO 500MADE IN CHINAも ういっちょ、我らがウェリーによるイタリアの旧車。トッポリーノ(ハツカネズミ)と親しみを込めて呼ばれた初代のフィアット500で、30年代から50年代にかけてつくられた。そう、初代はトッポリーノ。我が国ではルパン三世の愛車として知名度が高いチンクェチェント(500)は2代目で、イタリアではNUOVA 500とも呼ばれている。NUOVA=NEWね。ただし、トッポリーノも劇中...

  • 蒼の時代

    - synchronized sense - WELLY ALFA ROMEO GIULIETTAMADE IN CHINA我 らがウェリーの新作は50年代デビューの旧車、アルファロメオ・ジュリエッタ。同志曰く、最近欧州で出回り始めたばかりのキャストだそうな。ご覧のとおり、灰がかったペイルブルー。漢字にすると「蒼」か。ナショナルカラーであるイタリアン・レッドでも、一連のスパイダーを想起させるホワイトでもない。当方がイメージするイタリアの古い大衆車らしい色あい...

  • 唯一のBMW

    - candidate - ALMOST REAL BMW 328MADE IN CHINA戦 前のBMWを代表する名車、328。個人的には、いわゆるクラシックカーとして一連のブガッティやベントレー、アルファロメオよりも好きな一台だ。当方の趣味だけでなく、20世紀のカー・オブ・ザ・センチュリーを決める国際賞では、専門家が選んだ25台の最終候補の中に入っている。ちなみにBMW車で唯一のノミネートだったりする。子どもの時分に、キドニーグリルをつけたクルマで...

  • 嚆矢、100%

    - pioneer - HOT WHEELS BUGATTI TYPE 57CUSA / CHINA「走 る宝石」と呼ばれた戦前のブガッティを、ELITE64でディープなホットウィール・ファン向けにリリースしたマテル。ついにブガッティをコレクティブルで、と言いたくなるところだけど、青くないブガッティなら、すでに100%ホットホイールでリリースされていた。2003年の「Classic Bodies 2-Car Set」。1939年のブガッティ・タイプ57Cと、1932年の巨大なデュセンバーグSJ...

  • その昔、最も美しいレーシングカーと呼ばれ

    - constant companion - HOT WHEELS BUGATTI TYPE 59USA / CHINA第 二次世界大戦前のブガッティ・レーサー。ELITE64から登場。実車は、「ブガッティがつくった最も美しいレーシングカー」と評され、馬蹄形のグリルにブルーのカラーリングは、まさに我々がイメージする戦前のブガッティだ。濃いフレンチブルーではなく、どこか色あせた青いボディ。マテルのチョンボではなく、こうした個体は実在する。(おそらくの元ネタ → コチ...

  • その昔、英国初のスーパーカーと呼ばれ

    - overjoyed - MATCHBOX ASTON MARTIN V8 VANTAGEUSA / THAILANDフ ェラーリのV12マシンとタメをはる性能を誇る初代ヴァンテージ。DBシリーズを引き継ぐ伝統的な意匠を身にまといながらも、70年代らしくリファインされ、「英国初のスーパーカー」と評された。ところが、実車が販売されていたリアルタイムでは初代ヴァンテージの小スケールミニカーは一台もなし。英国車の地位が堕ちに堕ち、アストンマーチンも不振でオーナーが...

  • メタなマッチボックス

    - meta - MATCHBOX VOLKSWAGEN VANMADE IN ENGLANDウ インドーや内装のパーツもまだない、50年代のレギュラー・ホイール物。これまでにマッチボックスがあまたモデル化しているVWバンの最初のキャストで、この34番は57年~61年にかけてリリースされた。青いボディカラーに「MATCHBOX~」とペイントされたモデルしかなく、その筋ではホイールによって取引相場が大きく変わる模様。さて、注目すべきは、「MATCHBOX INTERNATIONAL ...

  • そこじゃないってば、マッチボックス

    - Indulgence - MATCHBOX TOYOTA CELICA GT LBUSA / THAILANDマ ッチボックスの初代セリカ・リフトバック。マジョレットで言えばデラックスの、MATCHBOX COLLECTORSらしく、ギミックとしてボンネットが開閉し、彩色されたエンジンを見ることができる。小スケールミニカーのセリカLBでエンジンが再現されているのは初めて。と言いたいところだけど、シグマ500のセリカLBターボにエンジンがついている。まあ、マッチボックス版は...

  • 90年代のハイパーなコレクティブル

    - collectible model in 90s - MICRO CHAMPS McLAREN F1GERMANY / CHINA意 外にも今まで取り上げていなかったマイクロチャンプス版のマクラーレンF1。マイクロチャンプスは1994年に登場した1/64ブランドで、手の込んだ精緻なモデルを中国で製産してコストを下げるという当時としては画期的な仕組みで1/43のミニチャンプスを成功させた独ポールズアート社による。DTMマシン、F1マシン、インディカー、ミハエル・シューマッハの歴...

  • 分界点

    - dihedral - HOT WHEELS McLAREN F1USA / CHINAこ れまでにないギミックに挑み続ける米マテルのRED LINE CLUB限定モデル。マテルは、90年代を代表するハイパーカーのマクラーレンF1では、斜め上に向かって開く「ディヘドラル・ドア」を再現した。ディヘドラル(dihedral)とは「二面」の意。機械工学の世界では「上反角」。「ディヘドラル・ドア」はマクラーレン・カーズ社が使っている呼び名で、バタフライ・ドアと同義。メル...

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