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メジャーからマイナーまで、第三世界的小スケールミニカーの紹介

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2016/07/18

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  • マセラティ、正しいのはどちら?

    - Group GT2 - RW TOYS MASERATI GT2MADE IN CHINA中 国RW TOYSによるマセラティGT2。実車はMC20をベースにしたグループGT2仕様のサーキット専用車両で、2025年のGT2ヨーロッパシリーズを制している。かと思えば、同志諸兄ご存知のとおり、昨年には公道仕様のストラダーレも公開された。最初にネットショップで見た時、てっきりKINTOYのPOSTERCARSの新作かと思った。RW TOYSは健丰源玩具有限公司のブランドで、同社は2007年に設...

  • 復活のとき

    - Mybach - SHADOW MYBACH 57SMADE IN CHINAメ ルセデスの超高級車として復活したマイバッハ。2002年にマイバッハの名をよみがえらせた時、メルセデスはロングホイールベースの62とショーホイールベースの57を用意した。よりVIP車らしい62は中国製コレクティブルがSTANCE HUNTERSなど複数のブランドから出ているし、一応ホットウィールにも1/50と大柄ながらDROPSTAR版がある。中国SHADOWがモデル化したのは57のほう。ただし2005...

  • 黄色い怪鳥

    - The White Monster - TINS' TOYS SHAPARRAL 2DMADE IN HONG KONG先 頃手に入れた、香港TINS' TOYSのシャパラル2D。実車の2Dは1966年のニュルブルクリンク1000kmを制したマシンで、シャパラルの中でも、特に人気が高い一台かと思う。(JLやレーシングチャンピオンにないのが不思議。)わざわざドアが開閉するギミックをつけているものの、実車はガルウイングドアだったりする。「白い怪鳥」(The White Monster)と呼ばれたシ...

  • 流れ着く

    - the long odyssey - CORGI FORD TRANSIT WRECKERGT.BRITAIN / CHINA欧 を代表する商用車フォード・トランジット。三代目のレッカー車仕様。今回入手した個体のカードには、「1993 Mattel (UK) Limited」と記載されている。そう、英コーギーがマテルに買収され、その傘下になっていた時期(1989年~1995年)のモデルだ。カードにはコーギーのロゴとともに、マテルの赤いトレードマークもある。ちなみにマテルは、コーギーが199...

  • ウッドパネル

    - wood panel - TINY AUSTIN MINI COUNTRYMANMADE IN CHINAオ ールドミニを各種リリースしてきた香港TINYによるミニ・カントリーマン。ミニのバンならマッチボックスやホットウィールが出しているけども、カントリーマンとしてトラディショナルなウッドパネルを再現したモデルは存在しないと思う。サイズ的に、トミカプレミアムのミニと並べてもまったくおかしくない。ほら、このとおり。Door way to Japanese collectors ↓に...

  • 【No95】 魅力を引き出す

    - like a bird - DEAGOSTINI TOYOTA MR2JAPAN / BANGLADESHプ レリュードに続き、これまた2代目のトヨタMR2。マイナーチェンジを繰り返した2代目MR2の中でも、デアゴスティーニは最初期型を「日本の名車」としてモデル化した。同志諸兄ご存知のとおり、我らがトミカはリアルタイムでは2代目MR2をリリースせず、今世紀になってヤングタイマーとしてモデル化したのは後期型だ。デアゴスティーニ版にはちょいとビックリ。正直言...

  • 【No94】 DはデートカーのD

    - babe magnet - DEAGOSTINI HONDA PRELUDEJAPAN / BANGLADESH20 世紀のニッポンで、デートカーとして名を馳せた2代目プレリュード。ボンネットの膨らみからわかるとおり、デアゴスティーニは、2リッターのDOHCを積んだ後期型の2.0Siを「日本の名車」に選んだ。とはいえ、前期型の段階でデートカーとしての地位はすでに十分なまでに確立していたかと思う。DOHCの「D」より、デートカーの「D」。それが2代目プレリュード。女...

  • 解禁と予感

    - finally lifted - HOT WHEELS MERCEDES-BENZ 300SLRUSA / THAILAND圧 倒的な知名度がありながら、これまで3インチミニカーとなっていなかった300SLR。ベースはF1マシンのW196で、300SLRはスポーツカー選手権用に仕立て上げられた。722番はスターリング・モスの手により、1955年の4月にイタリアのミッレ・ミリアを制したマシン。そして、同年6月のル・マン24時間で、モータースポーツ史上最大の汚点となる惨事を引き起こし...

  • トミカと光岡のいい関係

    - Collaboration Campaign - TOMICA MITSUOKA M55JAPAN / CHINA今 月のトミカの新車、光岡M55。巷の評判やクルマメディアの記事によると、ダッジ・チャレンジャー似ということらしい。あれ? てっきりケンメリのオマージュ系かと思ってたぞ。フロントのふくらみ加減は、バイオレット・ターボを連想させるし。いつもの第三土曜日にトミカからM55のミニカーが発売された直後、光岡自動車から、M55に6速マニュアルミッション版を...

  • 注目のフレンチ

    - to watch - NOREV CITROEN AMIFRANCE / CHINAこ れまた仏ノレヴの新作、シトロエン・アミ。ノレヴは意外にも初期のアミはスルーして、2025年にフェイスリフトされた現行型をモデル化した。フロントライトが上に移動して、よりキュートになったアミ。このグレーに赤いアクセントの入ったアミの実車は「スパイシー」の名称で販売されている。ほかには、グレイに緑の「ミンティ」、グレイに白の「アイシー」なんてのもあって、も...

  • フランス発、フランスの新型スポーツ

    - une voiture de sport neuve - NOREV ALPINE A390FRANCE / CHINA仏 ノレヴの新作、アルピーヌ初のSUV、A390。アルピーヌはA390を「スポーツファストバック」と呼んでいる。A11Rを大幅に上回る400hpあるいは470hpの3モーターと、大容量のバッテリーを積載するBEVだ。昨年5月に市販モデルがワールドプレミアされ、我が国にも導入予定だとか。実車が日本に入ってきたら、ディーラーでこのノレヴの1/64モデルが配られるかもしれ...

  • ゴルディーニ、ゴルディーニ

    - new asst - MAJORETTE RFENAULT R8 GORDINIGERMANY / THAILAND我 らがカバヤ経由のルノー8ゴルディーニ。足を運んだトイザらスには見当たらず、カバヤが立ち上げた「マジョレットミニカー公式オンラインショップ」に注文したものだ。このモデルは「Collection Series, 6-asst.」の一台。デラックスより上位のコレクティブルとして位置づけられて、ケース付で、スケールは1/64に統一されている。シリーズの6台とも、末尾が6...

  • ついでにシクも

    - supplement - SIKU MERCEDES BENZ E 350dGERMANY / POLAND独 シクによるEクラスのタクシー。ディーゼルエンジンのEクラスで、実車の350dは我が国には導入されていない。シクはタクシーやらパトカーやらといったバリエーション展開を見越して、ディーゼルエンジン車を選んだと見た。先日、マジョレットを求めてトイザらスに行ったついでに、池袋東武のボーネルンドに寄ってシクの未入手モデルを補完してきた。ちょい傷が見える...

  • 小数点以下第一位

    -the first decimal place - SIKU PORSCHE 911 TURBO S CABRIOMADE IN CHINA先 代の911、タイプ991のターボSカブリオレ。同志諸兄ご存知のとおり、独シクのモデルには実車のスペックが刻印されている。3,800cc、580PSなので、991.2とも呼ばれる後期型のターボSカブリオレであることがわかる。となると、このモデルは他のブランドにはない。シクにしかない希少車だ。実は、このターボSカブリオレは、先週手に入れたばかりのボー...

  • 鉄くさい時代の流麗なジャガー

    - V12 - MAJORETTE JAGUAR TYPE E V12MADE IN FRANCEせ っかくだからと、マジョレットを収めたケースを整理しているなか、目についたジャガーEタイプ。Majorette Model Cars Wikiによると、リリースされていたのは1972年から1978年。第三世界的に「鉄くさいマジョレット」と勝手に呼んでいる時代のモデルだ。 マジョレットは「V12」を標榜。つまり実車はEタイプのシリーズ3。2シーターのクーペがなくなり、ロードスターと2+...

  • マジョレット、大攻勢その2

    - sold out - MAJORETTE BMW 2002 TURBOMADE IN THAILAND早 速、マジョレット目当てにトイザらスに行ってきた。店に着いて、パッと見、インスタグラムなどで見ていた海外のショップほどはラインナップはないなあ。とか思っているうちに気がついた。売り切れちゃってるモデルが、かなりあるじゃないの(開店後2時間時点)。特に、JDM界隈のモデルはのきなみSOLD OUT。お~、すごい。長らく、当第三世界にお付き合いいただいてい...

  • マジョレット、大攻勢

    - super offensive - MAJORETTE PORSCHE VISION GRAN TURISMOMADE IN THAILANDマ ジョレットによるポルシェのコンセプトカー。元ネタは、ご存知、ビジョングランツーリスモの一台で、ポルシェVGTは『GRAN TOURISMO 7』のカバーカーに起用されている。マジョレットは、バーチャルっぽいスタイルをそのまま再現したうえで、ギミックあり&ラバータイヤのデラックスモデルとしてつくり込んだ。なにげに内装はマットブラックと凝っ...

  • シャンパンとスパイと

    - The champagne spy - MINI GT LOTUS ESPRIT TURBOMADE IN CHINAセ ナが駆ったメルセデスと同じ専門店で入手した、MINI GT のロータス・エスプリターボ。これまたシャンパン・ゴールドの個体。こんな色のロータス・エスプリってまったく印象にないのだけど、悪くない。『007/ユア・アイズ・オンリー』劇中車のカッパーよりも各段にラグジュアリーな感じがする。さて、シャンパンと言えば……。20世紀、「シャンパン・スパイ」と...

  • 伝説の始まり

    - the Legend began - MINI GT MERCEDES BENZ 190E 2.3-16 MADE IN CHINAか つてアイルトン・セナが駆ったメルセデス190E。時は1984年5月、舞台はニュルブルクリンク。メルセデスの新車の宣伝として、歴代のF1チャンピオン9名を含む、招待された20名のレーサーによるワンメークレースが行われたそうな。その名も「Race of Champions」。20名に与えられた190E 2.3-16はほぼ市販車で、レース走行用に車高を下げたり、ロールケー...

  • Kの痛車

    - from K - HOT WHEELS CUSTOM KIA EV6USA / MALAYSIA元 ネタは韓国キアによるスタイリッシュなコンパクトEV。マテルは、エアロパーツ装着&ローダウン、おまけにドライビングポジションをセンター化までしている。どうしても痛車風のグラフィックに目が行っちゃうけども、マテルのデザイナーがフォルムにも存分に手をふるったカスタム仕様。さすがに、こんな実車は存在しないのかな。同志諸兄ご存知のとおり、韓国は長らく自国...

  • ワンオフの怪物

    - One-off - TOMICA MITSUOKA EVANGELION OROCHIJAPAN / VIETNAM親 愛なる同志諸兄ならご存知かと思う。光岡オロチの「ワンオフ」カー。ふつうワンオフカーと言えば、専用設計のボディパネルだの、特注の内装だのをゼロから製作して装着しているものを指し、ボディカラーだけパーソナライズしたぐらいでは「ワンオフ」とは言わない。でも、このエヴァンゲリオン・オロチの場合、エヴァのメカニックデザイナーがこの1台のためだ...

  • コラボのF40

    - privateer - IXO x TARMAC WORKS FERRARI F40 GTMADE IN CHINA1992 年のイタリアGT選手権出場車。イタリアのアパレルメーカー「BRUMMEL」のスポンサードを受けて出場していたプライベーターの一台だ。#2を駆ったPierre Alexandre Popoffは、本業は建設会社だか不動産会社だかのオーナー。つまり、ジェントルメンドライバーね。とは言え、フェラーリの顧客のなかでもVIP中のVIPで、「エンツォの親友」とも呼ばれていた人物だそ...

  • 【No93】 ボーイズレーサー

    - Méregzsák - DEAGOSTINI SUZUKI SWIFT SPORTJAPAN / BANGLADESH今 世紀に登場したボーイズレーサー。デアゴスティーニ『日本の名車コレクション』、100台のラインナップの中で、唯一となるスズキ車だ。1955年のスズライト発売以来、70年にわたる四輪車製造・販売の歴史を持つスズキだけど、軽でない普通車はわずかだもんねえ。ちなみに、スズキ車が現地製産され、スイフトが「国民車」と呼ばれているハンガリーでは、スイフト...

  • 【No92】 秀逸な語感

    - ultimate collaboration - DEAGOSTINI DAIHATSU CHARADE DETOMASO TURBOJAPAN / BANGLADESH軽 をのぞく歴代のダイハツ車と言われて、真っ先に頭に浮かぶのがシャレード。真っ先にと言うか、他の普通車はよくよく考えないと出てこない。有名どころではミゼットもコペンも軽自動車だもんね。代々のシャレードはリアルタイムでは小スケールミニカーとして一切モデル化されなかった。とは言え、実車の初代はそれなりにヒットして...

  • ニッポンの動く彫刻

    - Most Beautiful Concept Car - RHINO MODEL MAZDA RX-VISIONMADE IN CHINAフ ェラーリやデヴェルのコンセプトカーすら凌駕するインパクトを持つニッポンのクルマとは?マツダ・RX-VISIONだ。RX-VISIONは2015年秋にお披露目され、数か月後には、国際自動車フェスティバルで「Most Beautiful Concept Car of the Year賞」に選ばれている。いつの間にか10年が経っているわけだけど、「動く彫刻」と絶賛された、その美麗なスタイ...

  • 中東のハイパーカー

    - Sixteen - LMF DEVEL SIXTEENMADE IN CHINA中 東はドバイにあるデヴェル・モータースが長らく開発しているハイパーカー、デヴェル・シックスティーン。5000hp超えのクアッドターボのV16を積んで、最高速度500km/h以上という2013年の発表は、当時、世界中のライバル達を驚愕させた。ただ、それから10余年、いまだV16のマシンは公の場に登場していない。LMFがモデル化した漆黒のクルマは、量産車のコンセプトカー。2017年のドバ...

  • バーチャルなロッソコルサ

    - virtual red - LMF FERRARI VISION GRAN TURISMOMADE IN CHINAご 存知、『グランツーリスモ』に参戦したフェラーリのヴィジョンGT。フェラーリとして「初めてのバーチャルなコンセプトカー」というふれこみだ。ただし、実物大のモデルも用意され、マラネロにあるフェラーリ・ミュージアムに飾られたそうな。バーチャルながら、パワーユニットはルマンを制した499Pと同じV6 120度ツインターボのハイブリッドを搭載することを想...

  • スパイダーの穴

    - in to out - F.W FERRARI CALIFORNIA TMADE IN CHINA前 回のエントリーに続きフェラーリ・カリフォルニア。「F.W」なる謎の中国ブランドによるコレクティブルで、ご覧のとおり、ボンネットに二つの穴が開いたカリフォルニアTだ。「T」はターボのT。フェラーリで久々に復活したターボモデルだそうな。デビューは2014年。無印のカリフォルニアでは、フロントボンネットの中心軸に空気を取り込むエアインテークが開けられていた...

  • カリフォルニア2態

    - inconvertible - KAY YANG DA TOYS FERRARI CALIFORNIAMADE IN CHINAチ ープシックな玩具で知られるKAY YANG DA TOYS(凱陽達玩具)のミニカー。形状から想像するに、2009年にデビューしたフェラーリ・カリフォルニアと思われる。カリフォルニアと言えば、フェラーリ初の4座カブリオレ。ご覧のとおり2座しかない凱陽達版は一見インチキくさいけども、実車には2シーター仕様もあったそうな。トップをつけたクーペスタイルと...

  • 去りゆく怪物

    - high esteem - TOMICA PREMIUM NISSAN GT-R (2025)JAPAN / VIETNAMト ミカプレミアム、先月の新作49番。昨年8月に販売が終了したGT-Rの最終モデルだ。トミカプレミアムでは、2024年に初期型のGT-Rが17番としてリリースされている。18年という長きにわたってつくられたGT-R。トミカは通常品とプレミアムでGT-Rの複数世代、バリエーションをカバーした。GT-Rの進化の最終系、2025もほぼリアルタイムでラインナップに加えたのは...

  • 過激な彼女たち

    - Body-con - MINI GT LB-WORKS x ABAS WORKS ABARTH 595MADE IN CHINAご 存知、LB-WORKSによる改造キット。いやにドア周りのふくらみが無いなと思ったら、アバルト595の本来のフェンダーを切り取ってエアロパーツを取り付けているそうな。なので、オリジナル車よりもメリハリのある姿態となっている。タイトにしてグラマラス。いにしえのボディコンシャスなミニワンピースをまとったお姉さんたちを連想させる。ピンクのコンパ...

  • ニッポンのホットモデル

    - exceed - BM CREATIONS MITSUBISHI LANCER EX2000 TURBOMADE IN CHINAエ クシード=EXの名が与えられた2代目ランサー。これよ、これ。この角張ったスタイル、スラントノーズこそがランサーEXよ。にしても、だ。今見ると、フロントエアダムもリアスポイラーもそんなにハデではなく、ボディに調和している。それでも、ただのコンパクトセダンじゃない感がたっぷり。只者じゃない。あたかもフィアットやオペルといった地味な欧...

  • 186番

    - Pantone 186 - HOT WHEELS TWIN MILL IIIUSA / THAILAND緋 色、あるいは深紅のツインミルIII。正確なカラーは、ボディに描かれている「PANTONE 186」。アメリカのパントーン社が提供する、事実上、世界標準となっている色見本の186番であることを指している。そう、このモデルは、マテルとパントーンという各界のトップであるグローバル企業のコラボによるものだ。ご覧のとおり、とにかくペイントがキレイ。さすが、デザイン...

  • ポーランド、そして中国の舞曲

    - polonez - PERKA FSO POLONEZ MR'78MADE IN CHINAポ ーランドのベストセラーカー、FSOポロネーズ。「polpnez」は、もともとはフランス語でポーランド風の意。クラシック音楽の世界では舞曲の一様式となっている。FSOは満を持して開発した新型車の名を新聞の読者投票にゆだねた。ちなみに初代のデザインはジウジアーロが関わっているそうな。以前、当ブログでとりあげたとおり、ポロネーズは三代目がウェリーからリリースされ...

  • 独の旧車たち

    - more question - SCHUCO MERCEDES BENZ 300 SLGERMANY / CHINA独 シュコー、2022年の限定モデル。その名も「1:64 PAPERBOX EDITION」。エモい色合いの紙箱に入っている。ただし70年代の1:66シリーズには紙箱で売られていたモデルは通常品では存在しないので、懐かしのパケのリバイバルというわけではない。時は2015年。その年、我らがシュコーが「EDITION 1:64」をひっさげて小スケールミニカー界に再登場した。当初はコンテ...

  • ふと思い立ってみる

    - Ostalgie - EDOCAR TRABANTHOLLAND / CHINA蘭 エドカーのトラバント。90年代物。第三世界的に、2011年10月に続く2度目の登場。実は代打。中央水槽1 さんのコメントでネタを思いついて、MCトーイ版のトラバントをとりあげようとしたわけだけど、どこにしまったのか、すぐに見つけることができなかったという。同志諸兄ご存知のとおり、1989年にベルリンの壁が崩壊した時、東のクルマとして注目を集めまくったのがこのトラバン...

  • そんなことはどうでもいい

    - unterscheidungsvermögen - SIKU VW TYP1 OVALIGERMANY / CHINA我 らが愛するシク、2026年の新作は「オーバル」なビートルのポリスカー。日本市場でもボーネルンドから、いち早くこの2月にりリースされたばかり。同車のインスタグラム・アカウント、siku_japanでの紹介によると、「1970年代まで欧州各地で活躍した実車を彷彿とさせる、屋根の青色ライトやホワイトの警察文字まで細部を忠実に再現。」だそうな。ボーネルンド...

  • 【No91】 フロントマスク

    - front end - DEAGOSTINI HONDA INTEGRA TYPE RJAPAN / BANGLADESH究 極のFFスポーツモデルこと、ホンダ・インテグラTYPE R。英国のハイパフォーマンスカー雑誌『EVO』は「史上最高の前輪駆動車」と評し、世界最大級の独立系自動車アーカイブで知られるTheAutoChannel.comは「史上最高のハンドリング前輪駆動車」と讃えたそうな。3代目インテグラ。個人的には、デビュー時の丸目4灯のインパクトがあまりにも強過ぎて、マイ...

  • 【No90】 牽引

    - impact - DEAGOSTINI TOYOTA HILUX SURFJAPAN / BANGLADESH同 志諸兄ご存知のとおり、かつて「RVブーム」なるものがあった。80年代に萌芽し、90年代がピーク。そのブームをパジェロとともに牽引したのが、1989年デビューの2代目ハイラックス・サーフだ。4ドアモデルを投入したことで、ファミリー層までとりこむことができたという。我らがトミカはブーム真っ只中の1992年に2代目をリリース。トミカのニューキャストが年...

  • ピンクにしてヘル

    - pink hellcat - MAJORETTE DODGE CHALLANGER SRT HELLCATMADE IN THAILAND親 愛なる同志諸兄jならご存知かもしれない、ピンク・アンビュランスの名を。女性や子どもの搬送だけに特化した救急隊。隊員もすべて女性からなる。「お気持ち表明」に目をつけた民間ビジネスなんかじゃない。その圏域ではSNSの発言が日本や欧米よりはるかに規制されている。これまた欧米とはまったく異なっている、女性を取り巻く社会環境を考慮した...

  • フランスの赤い車両

    - sons & lumiere - MAISTO VOLKSWARGEN TYPE 2 BUSMADE IN CHINAマ イストによる赤いワーゲン・バス。サイドに描かれている「POMPIERS」とは仏語で「ポンプを扱う人」の意。そして、「112」は救急、「18」は消防隊への連絡番号。つまり、フランスの消防車両仕様に仕立て上げたワーゲン・バスね。実際に存在したのかは知らない。お気づきの同志諸兄もおられるかもしれない。このモデル、マイストのボトムラインであるFRESH META...

  • マテリズムの真髄

    - Mattelism - HOT WHEELS CHEVROLET BROOKWOODUSA / CHINAこ れぞホットウィール、と言いたくなるモデル。カリフォルニア・カスタムが施された実車のブルックウッドをコレクティブとしてモデル化したんじゃない。Ultra Hotsあたりのキャストを、再解釈して、ディテールアップして、結果として実車に近づけたってな感じ。あくまでもベースはマテリズムだ(→デザイン様式としての)。JDMだのユーロカーだのと、グローバル化に力...

  • リアルなウイナー

    - Hall of Fame - HOT WHEELS FORD GT40 Mark IIUSA / CHINAこ れまた RLC ExclusiveのフォードGT40 Mark II。黒い#2は1966年のルマンを制したマシンで、挑戦を開始してから3年目にしてようやくフェラーリを打ち破った。映画『フォード vs フェラーリ』で描かれた伝説のアレね。だけども、黒い#2って、60年代後半にもその後にも、前世紀の間にはモデル化されていない。京商サンクスの「USAスポーツカーコレクション」のGT40 Ma...

  • クラフトマンシップ

    - craftsmanship - HOT WHEELS MERCEDES-BENZ 600USA / CHINA60 年代に世界中のVIPがこぞって求めた高級車、メルセデス600。マテルはそんな600にふさわしく、ホットウィールのハイブランド、RLC Exclusiveとしてモデル化した。なんと、4枚のドアが開くギミックまでつけて。600と言えば巨大なプルマン(=リムジン)が有名。だけどマテルは標準ホイールベースのセダンを選んだ。ドアを4枚開けるのなら、シクのようにプルマンに...

  • 異端のR

    - maverick - SHADOW NISSAN JUKE-R 2.0MADE IN CHINA次 々と新ブランドが登場している中国のコレクティブル界隈。ブランドがミニカー好きの間で定着する前に消えちゃいそうなその様子から連想させられるのは、かつてのタピオカ店か。今回取り上げるSHADOWも、新興ブランドらしきものの一つ。2~3年前には市場に出回っていた記憶があるけども、独立した一つのブランドとして複数のモデルをリリースしているのかは不明。他ブラ...

  • 貴重なセダン

    - sedan - MAISTO TOYOTA COROLLAMADE IN CHINAマ イストによる現行、12代目カローラ。内装がないFRESH METALシリーズのモデル。当方の知識だと、米国仕様なのか欧州仕様なのか、あるいはニッポン本国仕様なのかアジア向けカローラなのか、ちょいと見当つかない。似たようなシルエットを持つウェリー版のセダンは10代目、マジョレット版は海外仕様しかない11代目。同じ12代目カローラでも、トミカ版はカローラ・ツーリングだ。1...

  • CHAMPION BIRD

    - 24cars - CHAMPION BIRD (SUMMER) MERCEDES SL classMADE IN CHINAも うひとつ、今回初入手したサマーのドア開閉式モデル。3代目SLクラス(R107)で、オープントップにリアスポイラーが付いたモデルは他のブランドにはないと思う。さて、CHAMPION BIRDの「スーパースポーツカーセット」は、こんな感じで売られていた。興味深いことに、日本玩具協会によるSTマークやPOS用のバーコードはついているものの、輸入元らしき名前が...

  • ピンクのジャガー

    - pink XJS - CHAMPION BIRD (SUMMER) JAGUAR XJSMADE IN CHINAピ ンクパンサーならぬピンクのジャガー。これも、我が国で販売されていたCHAMPION BIRDの「スーパースポーツカーセット」に入っていた。ジャガーXJSの場合、シャーシーに製造番号は刻印されてない。ただ「MADE IN CHINA」とあるのみ。サイズはヤトミン版とマイスト版のちょうど中間ぐらい。全長と全幅のバランスからすると、青箱トミカあたりの影響が伺えるかな。...

  • 初遭遇のBMW

    - S8xxx - CHAMPION BIRD (SUMMER) BMW 7 seriesMADE IN CHINAこ のたび入手したのは、我らがサマーによるBMW7シリーズ。お馴染みのホイール、そしてシャーシーには、サマーでお馴染み「S」ではじまるのナンバー(「S8632(F)」)が刻印されている。サマーを集めだして20数年になるのだけど、BMW7シリーズと出くわしたことはこれまでなかった。当方が長年持っているサマーのモデルリストにも「S8632(F)」は抜けている。ちなみ...

  • あのブランドの7シリーズ

    - Champion Bird - CHAMPION BIRD BMW 7 seriesMADE IN CHINAチ ープシックなミニカーに興味のある諸兄ならご存知かと思う。昨年末にパケ付き未開封品で入手したBMW7シリーズ。パケには「CHAMPION BIRD」なるロゴと、日本玩具協会によるSTマークがついている。そう、我が国で流通していたモデルというわけだ。どう見ても、当方が四半世紀以上集めている某ブランドによるOEM製品なのは間違いない。でも、そのブランドのBMW7シ...

  • ノスタルからデアゴスティーニを想う

    - incomplete - KYOSHO NISSAN FAIRLADY Z-LJAPAN / CHIN Aな んとも地味な色合いのフェアレディZ by 京商。フェアレディZコレクターの諸兄なら当然ご理解かと思う。元ネタは、2015年に開催された「第7回NOSTALGIC 2 DAYS」、その回で大々的にフィーチャーされたグレイのZ-Lだろう。タイトルロゴやポスターに大きく載っていたやつね。この京商のミニカーは会場で販売されたのかな。話変わって、デアゴスティーニの「日本の名車...

  • 【No89】 先ゆくパジェロ

    - precursor - DEAGOSTINI MITSUBISAHI PAJEROJAPAN / BANGLADESH平 成のはじめに登場した2代目パジェロ。一世を風靡したと言ってよし。さすがに『日本の名車コレクション』から外せないよね。デアゴスティーニは、あまたのスタイルを持つパジェロの中でも、V6・3000を積んだ2代目のロングボディを選んだ。リアルタイムでは、クロスカントリーだのRVだのと呼ばれていたパジェロ。つまりは、非日常をまとったクルマと言うわ...

  • 【No88】 KEYS TO YOUR CIVIC

    - MV - DEAGOSTINI HONDA CIVIC TYPE RJAPAN / BANGLADESHも はや神格化されていると思われるシビックのタイプR。旧来の権威を嫌う全共闘世代、中でも理系にウケまくったのが初代シビック。ところがバブル時代に失速、その後タイプRの登場で名声が復活した、と言うのがシビックに対する当方の勝手なイメージだ。さて、同志グリズリーさんのGRIZZLY GARAGE。グリズリーさんがご紹介されているのを見て以来愛聴している豪州の...

  • 世界遺産

    - Kompressor - LIBERTY 64 MERCEDES-BENZ 500KMADE IN CHINA戦 前のメルセデスを代表する名車のひとつ。というか、走る世界遺産。実車は1934年から1936年にかけてつくられ、末尾の「K」は、エンジンに圧倒的パワーをもたらす当時の最強パーツ、Kompressor=スーパーチャージャーを指す。ちなみにルパン三世の劇中車として有名なメルセデスSSKの「K」は、ポルシェ917Kと同じ「Kurz」(=ショート)の略ね。ミニカーとはまた違う...

  • ヤングなボルボ

    - Young timer - MATCHBOX VOLVO 240USA / THAILANDフ ライング・ブリック=空飛ぶレンガこと、ボルボ240。2023年登場のモデルだけども、すっかり見落としていて、つい先日行きつけの玩具店で入手したばかり。こういう80年代の旧車を、「ヤングタイマー」って言うんだって?「旧」→「ヤング」とかにつなげるのって、どうにも馴染めないわけだけど、考えてみれば「ヤング」も死語同然だし、まあいいのかな。ちなみに「Youngtim...

  • 深紅のザガート

    - yearning - KYOSHO ALFA ROMEO 1600 JUNIOR ZJAPAN / CHINA前 回とりあげたところとは別のリサイクルショップで見つけた赤い1600ジュニアZ。同志諸兄ご存知のとおり、「Z」はザガートのZ。『サーキットの狼』の世界観だったらオモチャと呼ばれるような小排気量のスポーツカーだけど、「Z」という魔法のコトバがつくだけで存在感は数倍に跳ね上がる。この個体は、「KYOSHO 1/64スケール アルファロメオ・ミニカーコレクシ...

  • 運試しのポップ

    - try my luck - POP RACE TOYOTA GR YARISMADE IN CHINAエ ヴァンゲリオンつながりで、GRヤリスのレーサー。エヴァンゲリオンレーシングから2024年のフォーミュラドリフトジャパンに参戦した弐号機仕様だそうな。このGRヤリスは「A賞」。10年来通っていた大型リサイクルショップがあって、半年ぐらいぶりに行ってみたら、すっかり業態が変わっていた。買い取りはまだやっているのだけど、広い店内すべてがアミューズメントコ...

  • 彼らの功績

    - contribution - TOMICA PREMIUM UNLIMITED MAZDA COSMO SPORTJAPAN / BANGLADESH『帰 ってたウルトラマン』のマット・ビハイクルへのオマージュを込めた劇中車。初出はTVシリーズではなく劇場で公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』。主人公であるシンジが身を寄せる特務機関NERVの公用車として登場した。サブカルとのクロスオーバーとあなどるなかれ。我らがコスモスポーツのミニカーとして抜群に出来が良い。劇中車...

  • イタリアのミニパトと良心的なお店の話

    - Mini Pato - TOMICA LIMITED VINTAGE NEO FIAT PANDAJAPAN / CHINA我 らがトミーテックによるフィアット・パンダのパトカー。イタリアのパトカーとして、比較的よくミニカーになっているCarabinieri=国家憲兵仕様ではない。「POLIZIA MUNICIPALE」とあるので、地方警察の車両だ。日本で言えば、地域を巡回するミニパトってな感じか。いまや都内有数のサブカルスポットとなった中野ブロードウェイ。その裏手に延びる昔ながら...

  • 大正解、アメリカンなコンペ

    - yellow racer - HOT WHEELS FERRARI 365 GTB4 COMPETIZIONEUSA / MALAYSIAフ ェラーリのコーポレートカラーに彩られたデイトナ・コンペ。マテルが再びフェラーリを扱い出したわけだけども、あんまり盛り上がっていない当方。フェラーリだったら、ついついコレクティブルのほうに目が向いちゃっているからね。だけど、これはいい。実にいい。京商版では省略されていたノーズにつけられた整流板?も再現されている。デイトナ...

  • インチキでない

    - no scam - HOT WHEELS PORSCHE 911TURBO CABRIOLETUSA / MALAYSIA米 ホットウィールの新作、ハデな色合いの964ポルシェ。ポップなルックスに惑わされちゃいけない。ポルシェファン界隈には有名なクルマかと思う。911カブリオレに大きなウイングをつけただけのなんちゃって仕様、いわゆるターボルックとは素性が異なる。ポルシェがオフィシャルに3.3リッター、ターボエンジンを積んだ限定車だそうな。つくられたのは、わずか6...

  • 東莞/K区

    - Dongguan and... - TIME MICRO x PSC DESIGN COUNTACH LPI800-4MADE IN CHINA中 国東莞市発、TIME MICROの2代目カウンタック。正確にはカウンタックをモチーフにしたカスタムカーで、当方が調べたかぎり実車は存在しない。PSC DESIGNなる組織だか集団だかが手掛けた、ミニカーだけのオリジナルデザインじゃないかな。マテル製品だったら謎車と呼ばれる類だろうけども、ここまでつくり込んでいるなら、架空のショーカーのコ...

  • 【No87】 モリゾウ車じゃない

    - rarity - DEAGOSTINI TOYOTA COROLLA HARDTOP 1600GTJAPAN / BANGLADESHカ ローラ最後のFRとして知られる4代目。これでもかというぐらい直線基調のデザインが特徴。デアゴスティーニは、数多のボディを持つ4代目の中でも格段と直線感がきわだつ2ドア・ハードトップをモデル化した。DOHCの2T-GEUを積んだ1600GTだ。4代目カローラの1600GTと言えば、今を時めくカーガイ、豊田章男会長の最初の自腹による愛車だそうな。た...

  • 【No.86】 目指した

    - eyes - DEAGOSTINI SUBARU IMPREZA WRX STiJAPAN / BANGLADESH日 本の名車コレクションで、ふたたび取り上げられたインプレッサ。3ナンバーとなった2代目インプレッサ(GDB)で、2002年のいわゆる「涙目」と呼ばれるモデルだ。このキャストとは関係ないけども、丸目って、「ポルシェ・911のような格好良さを目指した」のだそうな。トミカ初のインプレッサともなった2代目初期の丸目のことね。そうか、目指したか。今だっ...

  • かつては謎のヴィテッセ

    - vitesse - MATCHBOX ROVER SD1 VITESSEUSA / THAILANDマ ッチボックスの新作、ローバーSD1。同志諸兄ご存知のとおり、マッチボックスはリアルタイムでもSD1をモデル化している。キャスト名は「ローバー3500」。1982年のリリースだから、SD1の前期型=シリーズ1だろう。これに対し新作は1984年型のSD1とうたっているのでシリーズ2。しかも、V8エンジンを積み、前後にスポイラーを備えたホットモデルの「ヴィテッセ」だ 。ヴ...

  • 異文化交流

    - collaboratory - HOT WHEELS JAGUAR E-TYPE ROADSTERUSA / CHINAも う一つ、Mattel CreationsのMoMAとのコラボモデル。ジャガーEタイプもニューヨーク近代美術館に永久収蔵されている。キュレーター曰く、「単なる機械ではなく、20世紀を代表する彫刻作品」だそうな。左ハンドルだから米国輸出モデル。なのに車名を「Eタイプ」にしているのが気になるけども、MoMAにとっては普遍性を具現化した作品そのものが重要。クルマの...

  • 大いなる一歩

    - one step beyond - HOT WHEELS CITROEN DS23 SEDANUSA / CHINA本 年最後に取り上げるのは、Mattel CreationsのシトロエンDS。ホットウィールファン界隈の諸兄なら当然ご存知かと思う。このモデル、クルマ単体では魅力が半減する。背景があってこその、ある意味ジオラマ。屋内の光景だけども、自動車ディーラーのショールームでも、ヴィンテージカーのコンクールやオークションの会場でもない。ケースの右上にある4文字に注目...

  • 良い子のリフトバック

    - for good kids - HOT WHEELS TOYOTA CELICA LBUSA / THAILAND米 ホットウィールの新作、トヨタ・セリカLB。同じマテルのマッチボックスに続いてホットウィールでもセリカのリフトバックをモデル化。Car Culture、Japan Historics 5の一台だ。ホットウィールらしく、市販車そのままではなくカスタム化されているのはいつもの如く。意外や、前後のウイング(スポイラー)もオーバーフェンダーも控えめ。でも、このぐらいがいい...

  • いやがった、イカ

    - le calamar - MATCHBOX RENAULT TWIZYUSA / THAILANDマ ッチボックスによるルノーの超小型EV、トゥイージー。14年前の2011年、くしくも同じ12月27日に、ルノーが実車デビュー前に配布したノベルティを当第三世界でとりあげた。ルノートイズ名義のノレヴ・キャストね。これに対しマッチボックスは市販バージョンをモデル化した。まあ、イカ (squid、calamar、乌贼)のような見かけはほとんどかわらないけども。ところで……。こ...

  • キラキラのイタリアン

    - Lo spirito italiano - PENNY ALFA ROMEO GIULIA 1600 CANGUROMADE IN ITALY古 い小スケールモデルを愛する者ならいつかは必ずたどり着く、イタリアの宝石、ペニー。1/66という小振りなボディなのに、1/43モデルと見まごうばかりにディテールが表現され、ギミックが詰め込まれている。フロントノーズにはめられているのはラインストーン。大柄なシクなら、まだわかる。1/66サイズのミニカーに直径たった2mmのラインストーンを...

  • キラキラの香港

    - memory of glittering - LINMOBILE PORSCHE 911MADE IN HONG KONGラ インストーンを使ったミニカーと言われて思い浮かぶのは、これ、LINMOBILEのポルシェ911タルガ。ミニカーの本場、欧州物より安いのが命!のはずなのに、わざわざコストのかかるパーツが使われている。しかもLINMOBILEのうちラインストーン仕様はポルシェだけ。LINMOBILEの売りとしてキラキラのヘッドライトを採用していたわけではない。想像するに、LINMOBI...

  • キラキラのメルセデス

    - not line - SIKU MERCEDES 230 SLMADE IN GERMANY時 は前後するけども、我らがシクは280SLの前に230SLもモデル化していた。V229の230SLはロードスター。1964年のリリースということで、ラインストーンがヘッドライトにはめ込まれている。プラ製ボディからダイキャストに移行したメタルVシリーズ、その初期物の特徴と言えばキラキラと輝くライトだよね。さて、ラインストーン。情弱にも当方はこれまで、Line stoneだと思い込ん...

  • 過渡期のメルセデス

    - transitional period - SIKU MERCEDES 280 SLMADE IN GERMANY60 年代後半のメルセデスSL。2代目SLは1963年に230SLとしてデビュー、67年に250SL、68年に280SLと進化した。独シクからは1969年にV302としてリリース、のち、70年代半ば、1017番として銀ピカな姿に生まれ変わったのは同志諸兄ご存知のとおりだ。子どもの時分、当方が最初に手にしたシクは銀ピカのほう。今見ると古めかしくも、時代を超えてエレガントなV302。…… ...

  • 80周年

    - from Hiroshima - HIROSHIMA TOYOTA TOYOTA FT86JAPAN / CHINA広 島トヨタからD1グランプリに参戦していたFT86。このモデルは、1936年に創業した同社の80周年記念として配られたミニカーだそうな。1936年と言えば、2.26事件が起こった年。第二次世界大戦前に開催された最後の五輪、ベルリン・オリンピックもこの年だね。トヨタ的には、初の乗用車であるAA型が1936年の9月に発表された。メーカーは不明。パケを見てもシャーシ...

  • チカラを借りてみる

    - help - MAJORETTE CITROEN 2CVGERMANY / THAILANDカ バヤ・プライムモデル、「French Style」の2CV。真っ白なボディに、ノートルダム寺院が黒一色でポップな感じで描かれている。「French Style」なのにトリコロールじゃないじゃん、と一瞬思うけど、青は内装に、赤は前後のランプにある。さて、浮世の義理で、2CV/ディアーヌのミニカーを多数持っている当方。「French Style」でもまっさきにポップな2CVを取りあげたかった...

  • ロードスターと呼ぶなかれ

    - new design, new name - SCHUCO FORD STREET KaGERMANY / CHINA前 世紀の終わり、欧州フォードから登場してヒットしたコンパクトカー、フォードKa。フォードがニューエッジデザインと呼ぶ一連のクルマのひとつで、シュコーは製産台数が少ないオープントップ版をリリースした。その名はストリートKa。Kaコンバーティブルでもなければ、Kaロードスターでもない。ストリートKa。あらためて見ると、たしかに、コンバーティブルや...

  • 彼女の古いスクーター

    - old scooter - DALIA LAMBRETTAMADE IN SPAINマ ジョレットのマハラジャとともにやって来たオールド・スクーター。実は当方、モーターサイクルとそのミニチュアに関する知識は見事なまでに持ち合わせていない。これまで約5000台ほどの小スケールミニカーを紹介してきた当第三世界だけれども、スクーターの登場はこれが初。バイクはサイドカー付きのモデルをたった一度取り上げたことがあるぐらいだ。調べてみたところ、このモ...

  • なにげにはじめて

    - 2025 - MAJORETTE MAHARADJAHMADE IN FRANCEい つものささやかなプレゼント。今年見つけた花束はこちら。オレンジのボディに、この柄のパラソルは、もう持ってるんじゃないかって?いや、いや。ホイールをよくみてごらん。このホイールをつけたオレンジのマハラジャを見るのは、はじめてじゃないかい?ちょいとさびしいのなら、スクーターでも置いてみようか。マハラジャと一緒に手に入れたものだけど。これでどうかな?Door ...

  • アフリカの覇者

    - African round - HOT WHEELS MERCEDES BENZ 500SLCUSA / THAILANDレ ジェンダリーなラリーカーを意識したと思しきマテルのメルセデス。元ネタは、初代WRC王者のビョルン・ワルデガルドも駆った500SLCで、メルセデスが長らくサーキットから撤退していた時期にラリーフィールドで活躍していたマシンだ。特にサファリやコートジボワールといったスピードより耐久性が重視されるアフリカラウンドを中心にメルセデスは参戦していた...

  • 【No.85】 いつか定まる評価

    - their happy old memories - DEAGOSTINI NISSAN LEOPARDJAPAN / BANGLADESH今 や我が国の高級ミニバンを代表するアルファード。デアゴスティーニがセレクトしたのは2019年の三代目。世界に冠するトヨタが送り出す高級車としてよりも、マネー学的側面から注目されることが多い存在となっているのは同志諸兄ご承知のとおりだ。トヨタの思惑はともかく、ある意味これも、世間に届いた自動車文化の一つ。その意味でも「日本の名車...

  • 【No.84】 ノスタルジー補正

    - nostalgia bias - DEAGOSTINI NISSAN LEOPARDIJAPAN / BANGLADESH初 代に続いて、デアゴスティーニのラインナップに加わった2代目レパード。国産車史を俯瞰して、二つの世代が選ばれるほどのクルマだったっけと、ちょいと疑問には感じる。実際、どちらもリアルタイムではトミカからリリースされず、小スケールミニカーが出たのは今世紀になってからだし。やはり、劇中車のインパクトが大きかったんだろうね。あと、レパード...

  • それでもトリコロール

    - tricolore - MAJORETTE BUGATTI CHIRON PUR SPORTGERMANY / THAILAND前 回のエントリーでは、フランス車の人気の低さについて言及してみた。だけども、我らがカバヤが送り出した最新のプライムモデルは「French Style」。時流もなんのその、マジョレットのルーツであるフレンチを打ち出してきた。プライムモデルの5台すべてが青・白・赤のトリコロール、もしくは三色のうちのどれかに彩られている。カバヤがマジョレットを扱...

  • フレンチの難易度

    - difficulté - MAJORETTE ALPINE A110RGERMANY / THAILANDフ ランス語を履修したことのある諸兄ならご存知かと思う。「R」の発音は日本人にはことのほか難しい。かくいう当方、AからZまでの「アルファベ」の発声は、けっこうスムーズに習得できたような記憶がある。「R」だって、いまだにお手の物。でも、ムリ。「A110R」の発音だけはムリ。ムリ、ムリ、ムリ。言えるかい、こんなの!マジョレットはそんな難易度の高いA110Rを...

  • 慧眼なる父君

    - her father's sensibility - HOT WHEELS MAZDA RX-3 WAGONUSA / THAILAND日 本のミニカーブランドがモデル化していない国産車の例。英語版Wikipediaでは、世界初のロータリーエンジン搭載のステーションワゴンとされている。当時マツダがつけた名称はスポーツワゴン。商用車的な匂いがつきまとうワゴンとは一線を画そうとしたとみえる。同志諸兄ご存知のとおり、RX-3スポーツワゴンは、マテル以外ではINNO MODELSからリリース...

  • 覚えなきもの

    - Spanish - MINI GT LANCIA STRATOS HFMADE IN CHINA香 港MINI GTによるランチア・ストラトスのニューバリエーション。ストラトス好きを自他ともに認める当方。ティーンの頃から、エンスー向けの『カー・マガジン』やモデラー向けの『モデル・カーズ』といった諸誌のストラトス特集を読み込んでいた。だけども、ライトグリーンのラリー仕様なんて見た記憶がない。しかもチャンピオン。Kindle Unlimitedでも読める『RALLY CARS...

  • 愛でてやまないもの

    - love Sports 800 - TOMICA PREMIUM TOYOTA SPORTS 800JAPAN / VIETNAM 今 や1/64のコレクティブルが一大勢力となっているミニカー界隈。ちょうど昨日、昔から通っている老舗の専門店に数か月ぶりに寄ってみたら、中国ブランドやネオ香港といった1/64ミニカーが置かれているガラス棚がさらに増え、その分1/43ミニカーが少なくなっているように感じられた。まあ、その店が輸入総代理店となっている小スケールブランドがいくつか...

  • 禁忌なるもの

    - taboo - OLD TIME MODEL PORSCHE TYPE64MADE IN CHINAデ ィープなポルシェ好きなら知らぬ者がない「ポルシェ以前のポルシェ」。フォルムはポルシェ356を彷彿とさせるけども、同車のレーサーでもプロトタイプでもない。時はまだポルシェの名のつくクルマがこの世に存在しない1938年までさかのぼる。国威発揚のためベルリン~ローマ間の1300kmを走破するラリーが企画され、その出場車として、ナチス政権の庇護のもとにあったポ...

  • 似て非なるもの

    - Uhlenhaut Coupé - YS MODEL MERCEDES-BENZ 300SLR (UHLENHAUT COUPE)MADE IN CHINAこ れまでトミカサイズのミニカーには存在しなかったメルセデスの300SLR。50年代のスーパー・スポーツカー、300SLのレーシング仕様でも、限定製産のエヴォリューションモデルでもない。車名やガルウイングドアからは300SLとの強い関係性を想起させるけども、実は似て非なるもの。F1マシンのW196をベースにスポーツカー選手権用に仕立て上げら...

  • バースデイ・パーティ

    - my presents 2025 - MATCHBOX (SUPER GT) LOTUS EUROPAMADE IN CHINA実 は、スーパーGTのロータス・ヨーロッパは、自分への誕生日プレゼント。まあ、上の画像どおり、コレクターの自分へのプレゼントなんて、一つにとどまるわけないのだけど wDoor way to Japanese collectors ↓にほんブログ村...

  • オオサカで見つけてきたロータス

    - Lotus from Osaka - MATCHBOX (SUPER GT) LOTUS EUROPAMADE IN CHINAた しか、7、8年振りに訪れたことになるのだろうと思う。先ごろ大阪環状線からほど近い某老舗専門店で見つけたスーパーGTのロータス・ヨーロッパ。ビンテージモデルばかり並べられたショーケース内にあったので、ひょっとしたら、あちら方面の同志諸兄は同店で見かけているかもしれない。はい、あの水色のロータス・ヨーロッパは、第三世界的コレクション...

  • ついにモデル化された狼

    - Lotus Lotus Lotus - HOT WHEELS LOTUS CORTINAUSA / MALAYSIA60 年代前半、イギリスサルーンカー選手権を制した伝説のクルマ、ロータス・コルティナ。英フォードの小型セダン、コルティナMk1をロータスがチューン。普段乗りのセダンにDOHCエンジンをぶち込んでホットモデルに仕立て上げた。よく言われるのが、元祖羊の皮をかぶった狼。プリンスのスカイラインGTBはこのクルマを手本とした。ロータスではレースカーも市販車...

  • 彼らが求めるイタリアン

    - Italian image - BBRAGO VOYAH iCOZYITALY / CHINA中 国の高級EVブランド、VOYAH(嵐図)によるコンセプトカー、iCOZY。iCOZYは、2021年に東風汽車から独立したVOYAHの三番目の試作車で、先行する2台はいずれもイタルデザインが関与していたり、ミラノでお披露目されたりと、イタリア色で高級感を演出している。情報はないけども、おそらくiCOZYも同様の路線と思われる。ボンネットに注目。モチーフはクジラの尾。iCOZYのエ...

  • パールなフェラーリ

    - headlights - BBURAGO FERRARI DAYTONA SP3ITALY / CHINA伊 ブラーゴのニューバリエーション、フェラーリ・デイトナSP3のパールホワイト。1/64の白いSP3と言えば、デアゴスティーニが販売している「フェラーリGTコレクション」にもある。ただしあちらは、サブスクの申込者限定モデルで、白ボディに青ラインのフェラーリ家所有車仕様。ブラーゴ版の元ネタとなった実車は、2021年のフェラーリ・オーナー向けイベント、フィナー...

  • 間に合った#22

    - Tsunoda Go - BBRAGO REDBULL RACING RB21ITALY / CHINA伊 ブラーゴのニューモデル、1/64のレッドブル・ホンダ。カーナンバーに注目。22は、我らが角田裕毅の固定カーナンバー。つまりブラーゴは、どこよりも先がけて、角田号をはじめとする2025年のマシンをリリースしたというわけだ。2025年のF1世界選手権も、残りはわずか4戦。順当にいけば、コンストラクターズチャンピオンとなったマクラーレン・メルセデスのノリスかピ...

  • 【No.83】 一発屋にして大御所の初代

    - bulldog - DEAGOSTINI HONDA CITY TURBO IIJAPAN / BANGLADESHTV CMのインパクトもあいまって一世を風靡した初代ホンダ・シティ。遊び心を立体化したようなクルマとして、ニッポンの自動車史にさんぜんと輝くってなもん。ちょうど今開催されているジャパンモビリティショー2025に、ホンダからSuper-ONE Prototypeなるコンセプトカーが出展されている。初代シティを知る人ならば、元ネタとして、このシティ・ターボIIを想起す...

  • 【No.82】 国産車超え

    - circus spilonotus - DEAGOSTINI TOYOTA HARRIERJAPAN / BANGLADESH高 級SUVのさきがけとなり、各国のメーカーの追従を受けたトヨタ・ハリアー。デアゴスティーニは、自動車業界にとって重要な一台となった初代ではなく、三代目を「Legendary Japanese cars」に加えた。業界の評価はともかく、個人的には圧倒的にこの三代目が一番好き。三代目が出てしばらく、街中で見かけたときに、「あれ、このクルマなんだっけ?」となっ...

  • 往年のコンチネンタル

    - model of yesteryear - MATCHBOX BENTLEY R-TYPE CONTINENTALUSA / THAILANDマ ッチボックスのニューキャスト、50年代のR-タイプ。R-タイプにはロールスロイスのボディを流用したサルーンと、クーペスタイルのコンチネンタルがある。コンチネンタル。そう、今世紀に登場した2ドアクーペのベントレー・コンチネンタルGTには、往年の名車、R-タイプ・コンチネンタルへのオマージュが込められているそうな。当第三世界の鉄板ネ...

  • ジャッロ・モデナのハイパーカー

    - Giallo Modena - BBURAGO FERRARI 499PITALY / CHINA当 第三世界、二つ目のフェラーリ499Pは伊ブラーゴ版、ジャッロ・モデナの#83。同志諸兄ご存知のとおり、ジャッロ・モデナはフェラーリのコーポレートカラーである黄色を指す。ジャッロ・モデナに彩られた#83と言えば、今年、2025年のルマン24時間で総合優勝を果たしたマシン。2023年と2024年はロッソ・コルサの499Pがルマンを制し、そしてジャッロ・モデナのマシンが三連...

  • もう一つRX

    - more RX - ??? MAZDA RX-7MADE IN CHINAこ れまたチープシックなRX。前回とりあげた初代サバンナと同じ中国ブランドのモデルだ。元ネタはリバティウォークのカスタムパーツ装着車ということでよろしいか?小スケールだと、INNO 64やMINI GTからリリースされているFD3Sのスーパーシルエットってやつ。あれれ?今さらながら気がついたのだけど、前回の初代サバンナもLBWKのインスパイア系かい?Door way to Japanese collectors...

  • 復活のRX

    - no HW - ??? MAZDA SAVANNAMADE IN CHINA中 国の正体不明のブランドによる、チープシックなマツダ・サバンナ。左ハンドルなので、サバンナではなくRX-3と呼ぶべきか。今ではすっかり見慣れた小スケールの初代サバンナ。だけども前世紀にはトミカのキャストしかなかった。(レーサー仕様含む)かつて香港勢/中国勢からまるっきりスルーされたサバンナを、今になって手にするなんてねえ。しかも片山ワークス風。なかなか感慨深...

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