ハイイロタチヨタカ サービス精神が旺盛な幼鳥でした!&サビイロタチヨタカ
Common Potoo(ハイイロタチヨタカ)背中を向けていたのですが・・・・夜行性なので、日中はほとんど動きません。この幼鳥は例外で、色々なポーズをとってくれました。また最初は目を開けていて、それも幸運でした。少しずつ「回転」してくれました。おかげで、こんなポーズまで見れました。画像では明るくて開けた場所に見えるかもしれませんが、茂った葉の隙間にできた「小窓」から撮影しています(しかも薄暗い)。別の「小窓」...
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サンショクキムネオオハシ 寝る前に念入りな羽繕いです!&コシアカミドリチュウハシ
Keel-billed Toucan(サンショクキムネオオハシ)2年前の家族旅行の際、宿泊したホテルでのエピソードです。夕刻に散策していたら、銅像のように動かないサンショクキムネオオハシを見つけました。突然、羽繕いを始めました。体を綺麗にしてから、就寝するのでしょう。嘴が長いので、羽繕いは楽?「入念」という言葉がぴったりで、時間を掛けていました。今日はこんな感じで、いいかな?妥協のない羽繕いシーンに感服しました。私...
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サンショクフウキンチョウ、ナキヒタキモドキ 嬉しい「ボーナス」がありました!&ミヤマヒタキモドキ
Elegant Euphonia(サンショクフウキンチョウ)下で紹介しているナキヒタキモドキを撮影していました。すると、いつの間にか美しいサンショクフウキンチョウの姿がありました。撮影している時に、飛来したのでしょう。運良く2種ともフレーム内に収めることができ、嬉しい「ボーナス」となりました。かなり距離がありましたが、私のカメラはトリミング耐性がそこそこあります。懸念していたよりは、いい感じに撮れていました(オリ...
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この美しい蘭の開花時期が分からず、何度も訪問を繰り返しました!
ラテン名: Trichopilia marginataこんな感じに、咲いていました。地主さんから許可をもらい、私有地で見つけた大型の蘭です。開花時期が分からず、何度も何度も訪問しました。自宅から車で2時間ほど掛かり、後半は悪路で楽な行程ではありませんでした。バルブの形状から希少なトリコピリア属だと分かっていたので、開花を見届けたい気持ちで一杯でした。私有地と言えど、採取されないという保証はありません。7度目の訪問を経て、...
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アオメウロコアリドリ、ハゲアリドリ 玄人好み?アリドリ探しが楽しいです!
アリドリ科の野鳥は、新熱帯区にのみ生息しています。軍隊アリの移動に驚いた虫などの小動物を捕食し、基本的にアリが目当てではありません(アリを食べる種も少数が存在)。コスタリカ訪問する日本のバーダーは、ハチドリ、キヌバネドリ、オオハシ、マイコドリ、フウキンチョウなど色鮮やかな種を見たがります。日本は地味系が多いですから、当たり前のことだと思います。しかし野鳥の美しさや魅力は、色合いだけではありません。...
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ニシタイランチョウ どこにでもいる「TK」ではありません!&オリーブタイランチョウ、ナゲキバト
オリーブタイランチョウ以外はブログ初登場です。Western Kingbird(ニシタイランチョウ)北米からの渡り鳥で、太平洋側で観察チャンスがあります(特に北西部)。開けた場所を好み、複数羽で見かけることも珍しくありません。コスタリカで最も頻繁に遭遇する野鳥の1種に、Tropical Kingbird(オリーブタイランチョウ)がいます。英名の頭文字をとって、「TK」と呼ばれることが多いです。探鳥ツアー中に何度も見かけるので、徐々に...
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Sungrebe(アメリカヒレアシ)探鳥に適した時間帯は、早朝あるいは夕方です。日中の暑い時間帯は鳥の姿が極端に少なくなるので、ツアーでは通常3時頃まで「シエスタタイム」になります。しかし時間を無駄にしたくない「猛者」は、昼休みも惜しまずに鳥を探し続けます。私も、そんな1人でした。ブログのネタ探しに最適な時間だったからです。そもそも大勢のお客さんを案内している時は、撮影している余裕がありません。とは言うも...
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アカハラサギ、サンショクサギ、ノドジロシロメジリハチドリ 続・何年もハードディスクで眠っていた画像です!
Agami Heron(アカハラサギ)その独特の色合いから、世界で最も美しいサギの1種と形容されたりします。少なくともアメリカ大陸に生息するサギの中では、1番の美麗種だと個人的には思います。カリブ海側、太平洋側南部(パナマ国境エリア)で観察チャンスがあります。薄暗い林内にある水辺での出会いが一般的で、この時も例外ではありませんでした。10年ほど前のツアー中に、コンデジで撮影しました。急いで撮ったので、微妙にブレ...
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カンムリハエトリ、コビトタイランチョウ 小さいことは正義です!
Scale-crested Pygmy-Tyrant(カンムリハエトリ)意地悪そうな顔つきに見えることが多いですが、小柄なので許せちゃいます(全長8cm)。人間の場合はチビと呼ばれたり、からかわれたりするケースもあるでしょう。しかし野鳥の場合、ポジティブな印象しかありません。小さいことは正義なのです!冠羽を開いているシーンは、まず観察できません。Tropical Royal Flycatcher(旧名オウギタイランチョウ)も同様です。過去にアップした...
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Veraguan Mango(パナママンゴーハチドリ)ブログ初登場です。先ず最初に、このような酷い画像をトップに掲載することをお許し下さい。<(_ _)>完全な逆光状態で、+3.0に補正してもシルエットしか写っていませんでした。編集ソフトで、なんとか色合いが見えるようになりましたけど・・・・。2008年12月にパナマ国境近くで初記録となり、Sapphire-throated Hummingbird(ルリノドハチドリ)と同じく、コスタリカの野鳥リストに...
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アメリカンクロコダイル 大統領が自らワニ狩りチームを編成!?&メガネカイマン
American Crocodile(アメリカンクロコダイル)数ヶ月前、ネットニュースで読んだ記事に関して書きます。←記事を読んで直ぐにブログに投稿するつもりだったのですが、タイミングを逃してしまいました。「コスタリカの大統領が、自らワニ狩りチームを編成する」とありました。複数の地元民やペットがクロコダイルの被害にあい、それを考慮してのハンティングを思案中という内容でした。その後、どうなのったのかは分かりません。た...
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唯一無二、野鳥オタクによる中米コスタリカのネイチャーブログへようこそ!コスタリカの野鳥636種掲載
Jabiru(ズグロハゲコウ)ご訪問ありがとうございます。この記事はトップに固定表示となっています(最新記事は、この下にあります)。Those who do not understand Japanese: Please keep in mind that blog content is often translated inaccurately with Google Translate, especially names. Thank you for visiting my blog....
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シロツノユウジョハチドリ、クロツノユウジョハチドリ、シロエンビハチドリ 喉の緑が黒く潰れてしまいます!
White-crested Coquette(シロツノユウジョハチドリ)喉の緑が写りました!Black-crested Coquette(クロツノユウジョハチドリ)本来の喉の色は、緑だと分かります。タイトル通りで、緑色の喉が黒く潰れてしまいます。左右に頭を動かしている時などに、一瞬だけエメラルドグリーンの輝きを放ちます。ちなみに英名のcoquetteには、「あだっぽい女、男たらし」のような意味があります。ですからユウジョ=遊女という和名が付けられて...
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モモアカノスリ 電柱だけど、まあいいか・・・・&ムナジロオナガカマドドリ、アカアシカマドドリ(?)
Harris's Hawk(モモアカノスリ)野鳥撮影で避けたいことの1つとして、人工物にとまっているシーンがあります。有刺鉄線、電線、電柱などにとまっていると、どうしてもマイナス感が否めません。ただし種によっては習性上、そのようなシーンが当たり前だったりします。モモアカノスリはその一例で、電柱にとまっていることが多いです。木にとまっている時に限って遠距離だったり、曇天で空抜けだったり・・・・。こればかりは運で...
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クビワアメリカムシクイ、クロキモモシトド 親子のシーンは微笑ましいです!&ウスグロヤブシトド
Collared Redstart(クビワアメリカムシクイ)いい感じで撮れたと思ったのですが、背景中央の白いボケが全てを台無しに・・・・。(T_T) 後ろにぶらりと垂れ下がった枝が、あったのでしょうね。Yellow-thighed Finch(クロキモモシトド)親子同時に撮影するチャンスは、ありませんでした。一定の距離をおいて、親鳥の後を幼鳥が追う形で行動していました。特徴である黄色の腿ですが、幼鳥時にはありません。シトド言えば・・・・...
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トガリルリシジミタテハ属、ラテン名: Periplacis menander 英名: Menander Metalmark注: ラテン名がMenander menander purpurataから変更されたようです。後翅の損傷が残念でした。蝶の撮影の場合、翅の損傷が大きな個体だと落胆します。美麗種であればあるほど、顕著になりますね。過酷な環境で生き抜く姿に、むしろ称賛すべきなのでしょうけれど・・・・。Apyrrothrix属(和名なし?)、ラテン名: Apyrrothrix burnsi? ...
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Striped Owl(タテジマフクロウ)3月に撮影しました。幼鳥2羽を確認したのみで、親鳥は見つかりませんでした。幼鳥の撮影は初めてだったので、十分な成果なのですけどね。後ろ姿だったので、反対側に移動しました。目を開けたり、閉じたり・・・・。午前7時くらいに撮影したので、親鳥は幼鳥のための餌探しに忙しかったのかもしれません。夜行性ですが、早朝であれば可能性があります。もう1羽いました!枝被りが酷くて残念!ちな...
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ベニイタダキアメリカムシクイ 幼鳥のことが心配になりました!&カワリアメリカムシクイ
前回に続き、今回も幼鳥に関するエピソードです。Slate-throated Redstart(ベニイタダキアメリカムシクイ)くわえているのはカゲロウの仲間?いつものように道端で探鳥していました。ハンティングしているベニイタダキアメリカムシクイに気が付き、しばらくすると虫をくわえていました。超キュート!すると、近くで幼い声が聞こえて来ました。かなり低い場所です。「どこから?ひょっとして地面?」そこには愛らしい幼鳥の姿が!...
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Green Shrike-Vireo(ミドリモズ)ブログ初登場です。カリブ海側と太平洋側の低地で普通種ですが、観察は容易ではありません。樹冠部の茂った場所にいるので、なかなか見つけられません(全長15cmほどで、この体色ですから)。日中でも囀り続け存在をアピールするのですが、直ぐに見つけられないと、結構なストレスになります。σ(^_^;)通常は撮っても、こんな感じです。木陰にいたので、「のっぺりした画像」です。ようやく見つけ...
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ズグロメジロハエトリ、キタノドジロコビトクイナ 画像のトリミングを改めて考えてみました!
先日Youtubeで「野鳥を小さく撮ることを恐れるな」みたいなことを、アメリカの野鳥写真家が語っていました。風景の一部としての野鳥写真を解説していたのですが、なるほどと思いました。昨今はカメラの性能アップのおかげで、私のような素人でも条件が合えば、鮮明に撮影することができます。肉眼では分からない精細な野鳥写真を見ると、感動すら覚えます。実際SNSやブログで多くの「いいね」を貰える画像は、羽の1枚1枚まで確認で...
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ズグロエンビタイランチョウ 家族旅行のフィナーレを飾ってくれました!
Fork-tailed Flycatcher(ズグロエンビタイランチョウ)2022年末、家族旅行の帰路に立ち寄った牧草地で撮影しました。太平洋側南部が主な生息エリアですが、ニカラグア国境エリアや中央盆地でも観察チャンスがあります。尾羽は最長で20cmあります。雌の尾羽は少し短くて、最長で14cmだそうです。同年にキャノンの超望遠コンデジ(ネオ一眼)を購入したのですが、ミラーレス一眼を使い始めて以来、埃を被っている状態です。少なくと...
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パナマハグロキヌバネドリ 図鑑のイラストみたいに撮れないのは何故?&オオコウウチョウ
Baird's Trogon(パナマハグロキヌバネドリ)コスタリカとパナマ西部にのみ生息する限定種です。適切なエリアに行けば、普通に観察できます(太平洋側中部から南部)。図鑑のイラストを見ると、頭部から胸部は青紫色に描かれています。しかし撮影すると、どうしても黒く潰れてしまいます。検索すると分かりますが、私だけではありません。ハチドリも図鑑のイラスト通りに撮れないことがありますが、それ以上に表現が難しいと思いま...
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ウズマキタテハ属、ラテン名: Callicore lyca aerias 英名: Six-spotted Eighty-eightツアーの昼休み中に、私有保護区で見つけたと記憶しています。葉裏に隠れている場合、目線かそれ以上の高さにいなければ気が付きませんよね。蝶に夢中だった頃は、葉裏を覗き込んで探したりしました。今では懐かしい思い出です。(゚∀゚)開翅シーンを見たことはありませんが、黒ベースに青と橙が入っています。類似種Callicore tolima bugabaの...
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Swallow-tailed Kite(ツバメトビ)「優雅」、「華麗」という形容がピッタリな猛禽です。その姿を眺めていると、鳥になって空を飛んでみたいという願望が湧き出て来るかもしれません。木にとまっているシーンを目撃することは非常に稀で、ほぼ一日中飛んでいるイメージです。空中で獲物を捕らえ、食事中も飛ぶことをやめません。猛禽としては珍しく、時には果実も食します。特定の木の天辺すれすれに飛んでは旋回する、という行動...
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シマアリモズ、シマアリモズモドキ 「元祖」vs「モドキ」の軍配は?
和名に「モドキ」と付く種が、結構存在します。今回はタイトルにあるように、「元祖」と「モドキ」を比較してみます。2種ともアリドリの仲間です。Barred Antshrike(シマアリモズ)潜伏性は多少ありますが、開けた場所にも普通に出て来ます。ヤマセミのような縞模様に冠羽があるので、日本人好みかもしれません。雌は見た目の印象が異なります。雄を優先すると雌を撮れないことが多いですが、この時は余裕がありました。Streak-cr...
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キンバネモリゲラ 自宅のバルコニーから観察できそうな種なのに、声さえ聞いたことがありません!&シラコバト
Golden-olive Woodpecker(キンバネモリゲラ)タイトル通りで、我が家のバルコニーから観察したことがありません。図鑑の分布図を見ると、ギリギリ境界線か少し範囲から外れている感じです。日本のアオゲラに、雰囲気が似ていませんか?我が家から車で15分くらいのエリアでは観察できるので、いつ出現してもおかしくないのですが、声さえ聞いたことがないんですよね。雌は後頭から後頸にかけてのみ赤になっています。近くに緑地や...
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Ornate Hawk-Eagle(アカエリクマタカ)新熱帯区の頂点に君臨する野鳥は、Harpy Eagle(オウギワシ)です。オウギワシが放つオーラは圧倒的で、この鳥を超える種を見たことがありません。初見の時は、体が震えました。過去にアップしたオウギワシ「超イケメン」という形容しか思い浮かびません。しかし容姿端麗なアカエリクマタカも、オウギワシに負けないほど魅力的な猛禽だと思います。人によっては、オウギワシよりアカエリクマ...
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唯一無二、野鳥オタクによる中米コスタリカのネイチャーブログへようこそ!
Ornate Hawk-Eagle(アカエリクマタカ)ご訪問ありがとうございます。この記事はトップに固定表示となっています(最新記事は、この下にあります)。Those who do not understand Japanese: Please keep in mind that blog content is often translated inaccurately with Google Translate, especially names. Thank you for visiting my blog....
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シギチ5種 日本のシギチ好きにとって、夢の共演です!&オオハシシギ、アメリカオオハシシギ
タイトル通りです。これが日本だったら、大騒ぎになる画像だと思います。日本では珍鳥、迷鳥扱いのシギチの共演ですから。左のSolitary Sandpiper(コシグロクサシギ)のみ日本では観察例がないかと思いますが、いずれは記録されそうな気がします。その隣はPectoral Sandpiper(アメリカウズラシギ)で、その後ろにいる隠れて見えないのがSemipalmated Plover(ミズカキチドリ)です。そして右隣の2羽と、手前の体だけしか写ってい...
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アオボウシミドリフウキンチョウ 我が家のバルコニーから、美しい雄を観察しました!
Golden-browed Chlorophonia(アオボウシミドリフウキンチョウ)コスタリカとパナマ西部にのみ生息する限定種で、残念ながら違法捕獲の対象でもあります。高地で普通に観察できますが、樹冠部にいることが多いです(目線に降りて来ることもあり)。全長13cmしかありませんが、見た目のインパクトは大です。我が家のバルコニーでは、これで2度目になります。初めての時は雌でした。図鑑によると、私が住む首都サンホセは生息範囲外...
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私のブログに辿り着く検察キーワードは野鳥関連が多いですが、「コスタリカ 収入」、「コスタリカ 生活費」も上位キーワードだったりします。コスタリカ移住を夢見ている方が、それなりに存在するのかもしれません。そこで今回は、生活費に関して書いてみたいと思います。まず結論から言いますが、コスタリカの物価は高いです。観光国だからということもあると思いますが、おそらくラテン国家で1番高いのではないかと。私は首都...
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野生蘭を探すようになって、10年が経ちました。それ以前は野花の撮影を滅多にしていませんでしたが、自然散策の楽しさが一気に増しました。蘭以外にはあまり興味を示さない私ですが、トケイソウは気になる存在です。コスタリカには少なくとも52種(2014年の時点)が自生しているそうですが、まだ数種しか見たことがありません。ラテン名: Passiflora vitifolia最も頻繁に見かける種です。熱帯雨林の薄暗い林床に、ひっそり咲いて...
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シロマユオナガウズラ 長らく撮影を諦めていたのですが、予想外の展開が待っていました!
Buffy-crowned Wood-Partridge(シロマユオナガウズラ)ブログ初登場です。中央盆地や近隣の高地にて、観察チャンスがあります。個体数はそれほど多くはなく、図鑑ではuncommon表記です。スカッチ博士著のA GUIDE TO THE Birds of Costa Ricaに、extremely wary and infurtive(非常に警戒心が強く、ひっそりと行動)とあり、それが全てを物語っています。適切なエリアに行けば、声は容易に聞こえます。しかし観察となると、とにか...
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レンガフウキンチョウ 名前以上に鮮やかだと思いませんか?&ホオグロスズメモドキ
Hepatic Tanager(レンガフウキンチョウ)ミドルエレベーション(低地と高地の中間)でuncommon、と図鑑に書かれています。ですから個体数は、それほど多くはありません。普通種Summer Tanager(ナツフウキンチョウ)と比べると、少しくすんだ色合いです。嘴の色合いが異なるので誤認はないかと思いますけど、コスタリカ初訪問の方だと勘違いは有り得ます。ちなみに前者は留鳥、後者は渡りです。過去にアップしたナツフウキンチョ...
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Lesser Nighthawk(コアメリカヨタカ)太平洋側(特に沿岸部)にて普通種で、渡りの個体は主にカリブ海側沿岸部を通過して行きます。ヨタカの仲間と言えば夜行性で、藪や樹上など背景に上手く溶け込んで、その存在に気付きにくい代表例かと思います。ですがコアメリカヨタカに関して言えば、ビーチのような開けた場所で日中を過ごす個体も存在します。灼熱の太陽が照り注ぎ、日陰さえありません。意外ですよね(撮影は夕刻近く)。...
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トガリハシ、アカノドカザリドリ ワイルドアボカドの木に次々と鳥が飛来しました(前編)!
たまたま見つけた野生のアボカドの木に、小さな実が数えきれないほどなっていました。そこに飛来した鳥達を2回に分けて、掲載したいと思います。ちなみにアボカドにも複数種が存在し、この実はグリーンピースほどの大きさでした。Sharpbill(トガリハシ)ブログ初登場です。コスタリカでは珍種で、現在はトガリハシ科(一属一種)に分類されています。しかしカザリドリ科や、タイランチョウ科に属するという考え方もあるようです。...
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シマオグロキヌバネドリ、クビワキヌバネドリ、オグロキヌバネドリ ワイルドアボカドの木に次々と鳥が飛来しました(後編)!
前回の続きです。Lattice-tailed Trogon(シマオグロキヌバネドリ) コスタリカとパナマ西部にのみ生息する限定種です。アボカドの木に飛来した3種のキヌバネドリの中では、最も「価値」があり、個体数もそれほど多くありません。私が訪問した場所では、容易に観察できますけど。日本人対象の「定番探鳥ツアー」では、残念ながら生息エリアを訪問することがないと思います。再訪問される場合は、見逃すことのないように。(゚∀゚...
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シマカマドドリ(旧名) 銅像のように動きませんでした!&ムナフチュウハシ、ノドジロツグミ
Western Woodhaunter(和名なし?)ブログ初登場です。旧名はStriped Woodhaunter(シマカマドドリ)で、生息エリアにより2種に別れました。和名のシマカマドドリは、アマゾン流域に生息するEastern Woodhaunterに継承されています。対してWestern Woodhaunterの和名は、空白状態になっています。この分類は国際鳥類学者連合には認められていますが、アメリカ鳥類学会は採用されていないようです。私はClementsの分類リストに従っ...
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Squirrel Monkey(リスザル)年始の家族旅行の際に、道端で撮影しました。「なるほど、リスみたいなサルだな~」尾を体に巻き付けているポーズを見て、再認識しました。また外見だけでなく、俊敏な動きもリスみたいです。コスタリカには4種のサルが生息していますが、観察が一番楽しいかもしれません。とにかく可愛らしいですから。ちなみに鳥みたいな声を発します。超キュート!萌ぇ萌ぇ・・(*'д`*)・・親子の絆?比較のために、...
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シロエリオオガシラ、アカエリサボテンミソサザイ(旧名) どう見ても違う鳥でしょう?&アカガオオオガシラ
White-necked Puffbird(シロエリオオガシラ)道端で撮影していた時のことです。民家の庭から、初老の男性に声を掛けられました。男性「何してるの?」私 「野鳥の撮影をしています」男性「どんな鳥?」シロエリオオガシラは高い場所にいたので、カメラの液晶画面で撮影した画像を見せました。男性「あ~、この鳥か。この辺でよく見かけるよ」私 「そうですか」男性「この鳥の名前なんだったかな~」私 「スペイン語の名前は分...
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アカオキリハシ 美麗種なれど、もはや有難味なし!?&ミミジロキリハシ
Rufous-tailed Jacamar(アカオキリハシ)全長23cmほどあり、大型のハチドリと勘違いしてしまいそうな外見です。メタリックグリーンが美しく、案内した日本人客の間でも常に人気種でした。喉が白の雄数年前から頻繁に通っている場所があり、そこでは有難味を感じなくなるほど簡単に観察できます。日中の暑い時間帯でも盛んに鳴いて、存在をアピールしています。喉がバフ色の雌最初の頃は訪問する度に撮影していたのですが、流石に...
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メキシコシロガシラインコ、アケボノインコ 空抜けは全部駄作なの?&オニオオハシカッコウ
「野鳥撮影の基本、上達法」に関するネット記事を読んでいた時のことです。「空抜け写真は全部駄目、失敗例」みたいなことが書かれていました。勿論、背景が緑である方が良いのは理解しています。ですが鳥がとまる場所はコントロールできませんし、枯れ木の天辺を好む種も存在します。ですから空抜けを避けられないケースもある訳で、全否定しないでくれと思いました。σ(^_^;)White-crowned Parrot(メキシコシロガシラインコ)イ...
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Pacific Screech-Owl(クーパーコノハズク)2022年の家族旅行の際、宿泊したロッジで撮影しました。ツアーでも使用していたロッジで、つがいの観察は欠かせませんでした。様々な表情や仕草を披露してくれました。シュールな表情?毎回観察しながら思うことは、ねぐらの居心地度です。野外レストラン周辺の木にいることが多いのですが、静寂とは無縁の場所です。早朝からキッチンの調理の音、訪問客の声は勿論のこと、日中はラテン...
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ノドジロモズフウキンチョウ、ヤブアリモズ どちらもモズの仲間ではありません!
White-throated Shrike-Tanager(ノドジロモズフウキンチョウ)図鑑にはuncommonと書かれていますが、適切なエリアに行けば、観察はさほど難しくありません。混群依存種で、森林の中層にいることが多いです。また嘴の形状がモズに似ていますが、フウキンチョウの仲間です。フウキンチョウとしては割と緩慢な種ですが、今まで撮影運がいまいちでした。この時は私が高い場所にいたこともあり、ほぼ目線で撮影できました。対照的に地...
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クロスジオリーブシトド 待ち時間にモデルになってくれて、ありがとう!&フウキンチョウモドキ
Black-striped Sparrow(クロスジオリーブシトド)準絶滅危惧種であるYellow-billed Cotinga(キバシユキカザリドリ)を撮影するために、パナマ国境エリアに遠征した時のことです。過去にアップしたキバシユキカザリドリ目的の鳥が飛来するポイントで待ってた時に、盛んに鳴いて存在をアピールしていたのがクロスジオリーブシトドでした。私の周囲でウロチョロして、色々なポーズを披露するサービスぶり。おかげで、暇を待て余さず...
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花鳥風月(第60回)首都から45分ほどのエリアで、ケツァールを観察できます!
今回の舞台は、自宅から車で45分ほどの距離にある山林です。週末になると、地元民がサイクリング(マウンテンバイク)やハイキングのために訪れます。Resplendent Quetzal(カザリキヌバネドリ、通称ケツァール)このエリアにはケツァールが生息しています。ケツァール観察と言えばサンヘラルドやモンテベルデが有名ですが、どちらも遠距離です(前者はサンホセから2時間、後者は3時間半ほど)。おまけに観光客が大挙するので、自...
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シロノドメジロハエトリ 諦めて出発したら・・・・&キメジロハエトリ、ズアカハシナガハエトリ
White-throated Flycatcher(シロノドメジロハエトリ)ブログ初登場です。他のメジロハエトリと比べると生息エリアが非常に狭く、日本人対象の「定番探鳥ツアー」で観察する機会はないでしょう。見たいと思う日本人客もいないでしょうけれど・・・・。σ(^_^;)首都圏にある草地で撮影しました。いかにもシロノドメジロハエトリが好みそうな環境だったので探したのですが、日中だったせいか見つかりませんでした。諦めて車で15mほど...
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2月にコスタリカの生活費に関する記事を投稿しました。私のブログに辿り着く、上位キーワードの1つだからです。移住した当初と違い物価が一気に上昇しているので、情報をアップデートした次第です。過去にアップした「コスタリカの生活費」左が私がずっと飲んでいたウルトラ、右が新製品ミチェラーダです。今日はコスタリカの新しいビールについての投稿です。「コスタリカのビール」も上位検索キーワードだったりします。過去にア...
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アオボウシミドリハチドリ、ドウボウシハチドリ、エリマキチビハチドリ しばらくハチドリの撮影をしていません!
タイトル通りです。好きな野鳥の上位ですが、年始以降ハチドリを撮影していません。理由は自分でもハッキリ分からないのですが、撮影意欲が湧きません。息子がハチドリのホバリング撮影をしていた頃は、2人で競い合って楽しかったのですが・・・・。ハチドリが飛来する花の周りをうろうろして撮影することに、あまり興味を感じなくなったようにも思えます。森を歩きながら野鳥を探すのが好きなので、自分の撮影スタイルに合わない...
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アカフウキンチョウ、ソライロフウキンチョウ もっと近くで撮れるのに、近づけない理由が・・・・&カオグロベニフウキンチョウ
Scarlet Tanager(アカフウキンチョウ)自宅のバルコニーから撮影しました。距離は50m以上あったので、「証拠写真」です。北米からの渡り鳥で、コスタリカには立ち寄るのみです(南米で越冬)。秋の渡りでは非繁殖羽(赤が黄色に変化)になっていて、撮影意欲が湧きません。それでも十分に綺麗ではありますが・・・・。春の渡りでは3月下旬から5月初旬にコスタリカを通過する、と図鑑に記述があります。しかし実質は3週間くらいが...
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