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欲の少ない人は、多くを求めたいと思う心が無く、名誉や利益にも執着せず、悩み、苦しみが生じない、仏の世界を生きる人。
多欲(たよく)の人(ひと)は利(り)を求(もと)むること多(おお)きがゆえに、苦悩(くのう)もまた多(おお)し。 少欲(しょうよく)の人(ひと)は無求無欲(むくむよく)なればすなわちこの患(うれい)なし。 ただちに少欲(しょうよく)すらなおまさに修習(しゅじゅう)すべし。 (仏垂般涅槃略説教誡経、ぶっしはつねはんりゃくせっきょうかいきょう) 今から2,568年前、旧暦の紀元前486年2月15日は、お釈迦様の...
中国臨済宗の大慧宗杲禅師(1089~1163)にこんな教えが残されている。黄面老子、纔かに悟了して、便ち此の如き広大なるを見得す。然る後に、慈を興し、悲を運んで、生死の海に於いて、此岸に著かず、彼岸に著かず、中流に住せず。而も能く此岸の衆生を運載して、彼岸に到らんと欲す。生死の中流に住せず。『大慧普説』巻17黄面の老師というのは、釈迦牟尼仏のことである。よって、釈尊が悟って、広大なる仏法を見得し、その後、慈悲を興して生死の海の中にあって、迷いの岸にも悟りの岸にも、その中にも留まらず、迷いの岸にある衆生を運んで、彼岸に到ろうとしたというのである。釈尊の慈悲による衆生済度を意味しているといえる。浄土教系の文章を集めた文献に、このように書いてある。阿弥陀仏と観音・勢至と大願の船に乗り、生死の海を泛る。此岸に著か...彼岸と此岸とその間
横になってテレビを見ていると気持ちいいですね。用事を済ませて空いた時間に何も考えずにテレビを見ると落ち着きます。そのうちテレビなんかどうでも良くなって、あれやこれや思索を巡らすうち、覆いかぶさる睡魔さえ心地いい。
エモい古語 物語(その4)仏教 涅槃・阿頼耶識・九相図・我他彼此・而二不二・阿修羅
前に「エモい古語辞典」という面白い辞典をご紹介しました。確かに古語は現代の我々が普段あまり使わない言葉ですが、繊細な情感を表す言葉や、感受性豊かで微妙な感情を表す言葉、あるいはノスタルジーを感じさせたり、心を動かされる魅力的な言葉がたくさん
皆さま 生まれ変わりや鱗絵転生(輪廻転生)に関する見解は、世界の宗教や哲学によって異なります。以下に、いくつかの主要な宗教の立場を簡単に示します。ヒンドゥー教…
昨年同様、今年も長男君に誘われ、元日に初詣に行ってきました昨年3月から長男君が始めた御朱印こちらに新年1月1日の御朱印をいただきたいというのが一番の目的でした…