季節を感じるという当たり前のことを実感するということ
10月も終わりが近づいてきた今日この頃、僕はこれまでになく“季節”というものを強く意識するようになっている。夏が終われば秋が来て、冬の先には春が訪れる。そんな当たり前のこと。当たり前のこと過ぎて、今まで意識することすらなく過ごしてきた季節の移り変わり。その移り変わりが、今の僕にとってはとても新鮮であり、貴重で、かけがえのない事となっている。グリーンやライムイエロー、深い赤、様々な色彩で楽しませてくれる水槽を飛び出し、荒れ放題だった庭に手を加えはじめてから半年が経過した僕にとって、秋は南天が鮮やかな赤色で心を暖かくしてくれ、花が咲くことも知らずに植え付けたマホニアコンフューサの花に訪れた1匹の蜜…
2022/10/25 11:24