chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
トンネルの先を確かめたいから。~断酒後の日記~ https://tetsat.hatenablog.com/

断酒し、1年が経過しても自問自答する日々。メリット、デメリットと一言では片付けられない葛藤を記録しています。

AO
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/09/09

1件〜100件

  • 海の底②

    海の底に居るような気分でも、十五夜の月は丸く太陽の光を届けてくれる。

  • 海の底

    天気予報は、今日は曇りの予定と伝えていたけれど、僕の住む町には太陽がさんさんと日差しを向け続けている。最近僕は、天気の事を思うとき庭に植えられた草木の事を思い浮かべる。 雨の日には、植えたばかりのリシマキアがたくさんの小さな葉を使って、空から降ってくる雨水を嬉しそうに受け止めている様子を。日差しが強い日には、ホームセンターで買ってきた、残されていた2株のディコンドラシルバフォールズが日の光をたくさん浴びて、茎も葉もよりシルバーに染められていく様子を。 家族と言う、大切な存在よりも、草花の事を考えている自分にふと気がついたとき、なんだかとても切ない気持ちになった。今日は久しぶりに海の底に居るよう…

  • ディコンドラシルバーフォールズ

    ディコンドラシルバーフォールズをグランドカバーにしたくて、しばらくの間色々なお店を探して回った。一月くらい前に3株だけ売っているのを見つけたけれど、少し元気がなかったので見送った。特別珍しい品種ではないと思うけれど、それからどこに行っても見つからなかった。今日また、以前に3株だけ見つけたお店に行ってみた。新しい苗が入荷していることを期待して。そこには以前より元気のなくなったディコンドラシルバーフォールズが残り2株になって弱々しく並んでいた。でも、蔓だけは以前より長く伸びていた。僕は何だかもう、見送ることが出来なくなって、一月前よりも元気がなくなり、蔓が長く成長した、ディコンドラシルバーフォール…

  • 時間の価値

    断酒をはじめてから、‘時間’というものについて考えることが多くなった。酒浸りだった頃は、とにかくいつも飲むことばかりを考えていたけれど、素面で過ごす時間ができた今、その時間をつかって時間のことをよく考える。 はじめの頃は、どうしていいのかわからない。それが僕が時間にたいして抱いた考えだった。 ほどなくして、長く感じる。それが僕が時間に関して感じたことだった。この‘長く感じる’という感覚は退屈な時間が経過していく、というイメージではなく、充実した時間を過ごしても、まだこれしか経過していない。と後で振り返った時に感じられる、僕にとっては嬉しく、不思議な感覚だった。 その次に訪れた時間に対する感覚は…

  • 断酒がもたらす効果

    断酒によってもたらされた、ささやかな効果の連鎖を体験した。人によっては『そんな大袈裟な』と思うことかも知れないけれど、僕にとってはとても大切な気付きだったので、ここに書き留めておく。 今まで目を背けていた、面倒事に向き合い状況が好転した。 面倒事が好転したことで、僕はまた少し自分を好きになることができた。 自分を少し、好きになれたことで明るさも少し取り戻した。 明るさを取り戻した僕の耳に、聞こえてきた音楽がとても美しく染み渡った。 その音は、テレビからふと聞こえてきただけだけれど、特別な音響効果が施されたように、僕の中に染み渡った。 時々こういったことを経験する。五感のうちのどれかが、忘れてい…

  • 時間の平等、不平等について考えてみる。

    それぞれの人に与えれた“時間”は、平等か不平等か?そんなことを過去のブログを読み返しながら、ふと考えてみた。 僕がこのブログを書きはじめて、一年が経った。 この一年間は、僕にとってそれまでの数年間に相当する密度を感じられた。その濃い密度をもたらしてくれたのは、間違いなく断酒が影響している。そんなことを考えているうちに、時間の平等、不平等ということに考えが及んだ。 そして、“少なくとも僕にとっては平等”という答えに行き着く。 酒を浴びるほど飲み、鬱々と感じながらもあっという間に過ぎ去った時間も、新しいことや気付きにたくさん出会う事ができたこの1年間も、僕にとっては平等に訪れている。この感覚は、上…

  • いい人を演じることに疲れたことに気がついた。

    ここ最近まで、僕は回りの人にとって‘いい人’であると思っていた。相手が負担になりそうなことや、耳がいたいと思われることは口にせず、回りがやりたくないと思うようなことは、自分の手がいっぱいであっても、率先して行ってきた。 それを、僕が思う‘いい人’だと信じていたし、そんなポジションに身をおくことは当たり前であると信じていた。でも、果たしてそれは本当だろうか?と、最近になって自分に問いかけることが多くなってきた。 その問いかけの答えと、そういう言動を行ってきた理由が今ならわかる。答えはわかりきっているけれど、僕がそうしてきた理由はただ単に、回りからどう思われるかを気にしていただけだった。負担になり…

  • ディコンドラ

    庭にディコンドラの種をまいた。芝生のグランドカバーを目指していたけれど、庭全面に芝が広がるのを待ちきれなくて、ディコンドラの種をまいた。ディコンドラというのは種から育てることができる。広い場所を比較的早く、コスパよく、低い立ち上がりで覆い尽くすことができるおすすめのグランドカバーであることは、ネットで調べているうちに行き着いた情報に基づいている。これでまた、成長を見守る楽しみを与えてくれる生き物が一種増えたことになる。キューブ水槽の中で、バクテリアや熱帯魚、水草などで生態系を循環させること。飛び出したランナーを切り取って、プランターで成長させ、庭のグランドカバーの準備をしている芝。切り取った蔓…

  • 自分を見つめ直すということ。

    僕が断酒を始めて、自分と約束をしたことがある。それは「断酒後一年を経過するまでは、どんなに正しいと思っても、大切な判断は行わない。」という事。この考えに至った理由としては、断酒後しばらくは必ずしも自分の考えが正しいとはかぎらず、それらはアルコールの影響を受けている可能性がある。ということに気がつき、その不安定な思考に関しては、1年間は目をつむろうと思った。 さて、断酒を始めて1年と2ヶ月半が経過した。今僕は、ピンと伸びた、とてもクリアな目盛りのふられた物差しを手にしている。この思考という物差しを使って、僕はいちから、自分と言う存在を見つめ直そうと思う。その結果、苦しい決断をせざるを得ないことも…

  • 酔いが完全に冷めるまで。

    僕は仕事以外の場で人と話をするのが苦手だ。 “あえて仕事以外の場で”という言葉を付け加えた訳は、僕の仕事が営業であり、 仕事中は、人並みはずれて話をしているから、あえて仕事以外の場で、という枕詞をつけている。その、仕事以外の場となると、例えそれが家族であっても、言葉を口にすることがとても億劫になってしまう。それが例えおはようの一言であっても。その事に始め気がついたとき、僕はきっと無口な性格なんだと思っていた。でも最近気付いたことがある。心から本当に伝えたいことすら、言葉にすることがとても難しくなっていることを。無口では片付けられない致命的なことを。僕はもっと色々な人に伝えたいことがある。感謝し…

  • とことんやらなければ気がすまない。

    断酒をはじめてから、何かをほどほどに行う。ということができなくなった。何をするにも、とことんやらなければ気がすまない。この気持ちはどこから訪れるのだろうとずっと考えている。今僕は植物を育てることにはまっているけれど、今日は草むしりが止まらず一日中ひたすらむしっていた。おかげで手には豆ができ、足はがくがくし、腰がものすごく痛い。 そんな僕は、今日も素面でぐっすりと眠る。 にほんブログ村

  • 夢と現実との間

    今朝、娘が学校に行く様子を見送ったとき、唐突にこれまでの時間の経過を実感した。 娘の足首には小さなアザがある。特別目立つようなものではないけれど、娘が生まれた時、足首にアザがあることに気がついた15年前のことをふと思い出した。つい先日のことだった気がするが、あれから15年の年月が経過していた。今日、何気なく目にするまで、記憶からそのアザはきれいさっぱり抜け落ちていた。 僕がアルコールを口にすることをやめてから、時々それまで忘れていた過去のことが唐突にフラッシュバックされることがある。忘れていた遠い記憶。それらが突然思い出されてはその時から経過した長い時間に対する後悔のような気持ちが込み上げてく…

  • 水耕栽培を始めてみよう。

    やりたいことが連鎖する。 まるで、これまでアルコールで失った時間を取り戻そうとしているみたいに。 今日僕は、少しだけ訪れた晴れ間の時間を利用して、ホームセンターで土を購入し、アイビーの挿し木を行った。一月ほど前に植えたアイビーは、どれも元気に成長し、複数の蔓をおもいおもいの方向に匍匐させていた。僕は挿し木の手順を確認しながら、そのうちの数本を葉の付け根の少し先の位置で15cmくらいになるように切り分け、しばらく水につけてから慎重にプランターに挿していった。 その時ふと、水耕栽培での増やし方に目が止まった。 こうして何かを調べ、行う過程で新たなものに興味を持つと言う流れを、最近よく経験する。この…

  • 雨の休日

    最近の、僕の休日の過ごし方はもっぱら庭の手入れをして過ごすことが多いけれど、今日のような雨降りの休日も結構好きだ。以前であれば、晴れた日には陽の光を感じながら、雨の日には、しとしとと降る雨に情緒を感じたつもりになりながら、朝からビールの空き缶を積み上げていくことに、この上ない幸せを感じていたことをふと思い出す。それはそれで楽しかったと思うけれど、飲まなくなった僕に、雨の休日は別のささやかな楽しみを与えてくれる。朝起きて、どこにいく予定もないけれど身支度を整え、軽く水槽の掃除を行い、ソファーで丸くなって眠っている二匹の猫を横目で見ながら、冷えたコーヒー牛乳を傍らにおいて、スマホのバックグラウンド…

  • 断酒後始めたこと①

    断酒後没頭したものをこれまでいくつか取り上げてきたけれど、それに付随して断酒後始めたことがいくつかある。基本的には酒浸りの時は飲むこと以外、とにかく億劫であり、なにか新しいことを始めるなんて想像もつかなかったけれど、一つ一つのことに没頭していくにつれ、自然と新しいことに結び付いていった気がする。例えて言うなら、アクアリウムに没頭していくにつれ、ある一定以上の性能を持ったライトが欲しくなった。アクアリウムに縁のない方にはピンと来ないことだと思うけれど、綺麗に水草を育てるためには高光量のライトは必須となる。通常水槽を照らしているライトの目的は、水槽内を綺麗にライトアップするイメージが強いと思うけれ…

  • 依存と洗脳

    最近比較的コンスタントに書いていたblogが3日ほど止まった。正確に言うとblog自体は書いてはいたけれど、それらは下書きのまま公開されることなく下書きフォルダーの中に積み上げられている。このような状態になっている理由は明確で、前回の禁煙をテーマに書いたblogが影響している。禁煙を継続(とはいっても2日ほど)しているときは、手が進まず(これも手が進まなかった理由はわかっていて、なんだか異常なほど疲れが出ていた)、今日、タバコに手を出したあとは何となく禁煙を失敗したこと、に直面することが億劫で、blogを書こうかどうか迷った末に今に至る(このblogが下書きに積み上がるかアップされるかは30分…

  • 禁煙

    また、何度目かの禁煙を始めようと思う。禁煙をしようと思った理由はいくつかあるけれど、一番はお金のこと。断酒を始めたことで僕の中のお金の単位が大きく変わった。具体的に言うと酒浸りだった頃は500mlのビールを一日8本は飲んでいたから多分1500円くらいは使っていたと思う。そして酔うとお金の使い方が雑になって用もないものに浪費をする、という毎日を送っていた。今はある程度冷静な判断ができるようになったことで無駄なものを買ったりすることはほとんどなくなった。今日も100均に出掛けてスマホスタンドを1つ買って帰ってくると言うとてもコストパフォーマンスに優れた休日を過ごした。最近よく100均にいくけれど、…

  • 断酒後没頭したもの④

    僕が断酒後、没頭したことの4つ目としてガーデニングがある。とはいっても、これはまだまだ発展途上であり、世間一般的に言われているガーデニングにはほど遠い状態だけれどガーデニングを庭をいじること、と定義するならぎりぎり含まれる位には手をかけている。そもそもガーデニング(庭いじり)を始めようと思ったきっかけは先日書いたアクアリウムの延長線上という意味合いが強い。アクアリウムと言う趣味はやったことがある方はご存じだと思うけれど、やり始めると結構お金のかかる趣味となる(もちろん毎日アルコールをがぶ飲みするよりかは安上がりだけれど)。例えば水槽ひとつにしてもガラスの透明度によって価格が大きく異なったり、水…

  • 断酒後没頭したもの③

    今日は久しぶりにネガティブな感情が押し寄せてきた。いつもであればそのネガティブな感情をblogに吐き出すところだけれど、今日はその感情は一旦脇に置いて別のことを書いてみることにする。そろそろネガティブな感情とも上手に付き合っていきたいと思うから。 僕が断酒を初めて没頭したことの中に、アクアリウムがある。アクアリウムと言っても利用した水槽は娘が小さな時にすくってきた金魚を飼っていた水槽を利用したものだけれど。 その水槽の金魚は、とうの昔にいなくなり、しばらくほったらかしていたのだけれど、あるとき知人の家にいったときにきれいな水槽を見て、なんだか挑戦してみたくなって始めてみたのがきっかけとなる。そ…

  • 断酒後没頭したもの②

    断酒後没頭したものの2つ目としてこのblogがある。断酒をする当たり手当たり次第に断酒のblogを読んだ僕は、いつしかインプットするだけではなく、アウトプットに興味を持ち始めた。どこか知らないところで誰かの目に触れるかもしれない環境でこれまでのアルコール漬けの日々や断酒のことをアウトプットしていきたい。そんな思いが僕とblogを書く、という行為を結びつけた。ただ、それまで僕はとにかくアルコールを飲むこと以外のことをすべて煩わしく思っていて、blogを書くと言う方法はどのようにすればよいのかさっぱり分からなかったし、いつもであれば新しい何かを始めると言うことに力を注ぐなんてあり得ないことだった。…

  • 断酒後没頭したもの①

    断酒をはじめてから、僕は色々なものに没頭してきた。それは色々なものをまんべんなく行う、ということではなくて、決めたらとことんやり続ける、といった具合だった。その中の一つとして読書がある。僕は子供の頃、オモチャ屋さんに行くよりも本屋にいく方が好きなほど本を読んでいた。けれどもアルコールを飲むようになってから、読んでるそばから忘れていくのでいつしか本を読むことをやめてしまった。恐らくは読むと言う行為事態が煩わしくなってしまったことも大きく影響していると思う。とにかくそれまでは飲んでさえいればそれでよかったから。 そんな僕でも断酒をはじめてから半年位が経過した頃、久しぶりに本でも読んでみようという気…

  • 前に進むタイミング②

    半年ほど前に、「前に進むタイミング」ドイツブログを書いた。tetsat.hatenablog.comその時は、アルコールに逃げることで経ちきってきた回りの人達のことを書いたけれど、ここ最近はは他ならぬ自分自身のことをよく考える。溺れていた年月が全て無駄だったとは決して思わないけれど、失ったものの多さを感じずにはいられない自分がいる。そんな中で、その失ったものを取り戻す一心で、色々なことに病的に夢中になっている訳だけれど、根本的な事、それは本当の意味で自分のことを考える。自分としっかり向き合い、自分に正直に生きる。酒浸りのあたまでは決して直面することのできないものを見つけ出したい。そんな想いが強…

  • 休日の過ごし方

    今日は木曜日。平日が休みの僕にとっては、今日が週末の日であり、明日から一週間が始まる。アルコールに溺れていた頃の僕は近くのドラッグストアーがオープンする9時ちょうどに店内に入り、500mlのビール6缶パックを2セット抱え、一目散に自宅に帰り9時10分にはプルトップを勢いよく開けてこれから始まる一人の時間をとてもワクワクしながらひたすらビールをあおっていた。それが貴重な休日の過ごし方であり、そのために生きているといってもけして言い過ぎではなかった。ビールのない暮らしは考えられず、もしそんな日々が存在するのならもはや生きている意味なんてないと本気で思っていたし、このまま飲んだくれてどうにかなってし…

  • キーボード

    色々とやりたいことが出てきているけれど、そのうちのひとつに今書いているようにblogを利用したアウトプットがある。インプットに関しては気になったことを片っ端から調べたり聞いたり読んだりしているけれど、それと同じくらいアウトプットを求めている自分がいる。そんな状況で正直スマホのボタンをポチポチし続けることに限界を感じ、そんな経緯もあってBluetoothで利用できるキーボードを購入した。この文章もスマホとキーボードをペアリングして書いているけれど、とてもスムーズに文字を綴っていくことができている。アルコールを飲んでいたときはBluetoothすら知らずにいたからこういう些細な時に自分の変化を感じ…

  • アイビー

    この間、庭にアイビーを植えた。使っていなかった庭の一部に芝生を植えたら、もう少し華やかにしたくなってアイビーを植えた。ツルがフェンスにからまりながら成長したら素敵だろうと想像してアイビーを植えた。1年前の僕は草とアイビーの区別もできなかったけれど、羽陽曲折ありながら区別ができるようになった僕は、ホームセンターに行って4株のアイビーを1つ198円で買ってきて、ずいぶん昔に買った錆び付いたシャベルを使って4株のアイビーを等間隔に丁寧に植えた。それから2週間程、朝夕1日2回水をあげた。猿カニ合戦のカニになったみたいに毎日2回水をあげた。雨が降った日も変わることなく、水をあげた。 あるとき水をあげよう…

  • いろんなことを許せそうな気がする。

    アルコールを口にしなくなってから、一年が過ぎ、相変わらず僕は何かしらに夢中になっている。アクアリウムにドップリとはまり、一辺が30cmの水槽の中の世界を自分の理想に作り上げる事にとてつもない喜びを感じた。水槽から飛び出して、これまでほったらかしていた庭の草をむしり、芝生を並べ、毎日水を与え、縁の少し不揃いに伸びた葉をハサミで剪定した。空いたスペースにはつる系の観葉植物を等間隔に植え、毎日成長を見守っている。つい1年ほど前まで、酒浸りになっていつ死んでも構わないと思っていた人間が、酒に使わなくなったお金で植物を育てることに喜びを感じている。気が触れたわけではないが、二匹の猫とよく話をするようにな…

  • 言葉を紡ぐ

    どんな言葉を紡いでも、それはありきたりになってしまう。それは自分の本当をわかっていないから。もし、自分の本当をわかれる日が来たとしたなら、その時僕はたぶん紡ぎはしないだろう。たぶん自分の本当に気づけたなら、もうそんな必要はなくなるだろうから。でもきっと、ずっと自分の本当は見つからないだろう。見つけられないから、僕は歩き続けるのだろう。歩くと言う選択肢を得られていることに感謝しよう。歩き続けている限り、きっとどこかしらには近づいて行けるから。

  • 断酒364日目

    一年前の今日が、アルコールを飲んだ一番最近の日にあたる。 この一年。いろいろな事を感じた。生きている意味を見いだせず、自分にはなにか決定的に欠けているものがあると感じ、自分は不幸で、その原因を回りの誰かや過去の自分やその他、反論することのない色々な事や人のせいにし、落ち込み、そして時には何でもできるつもりになり、ハイになったり、回りの人のいたらなさの揚げ足をとり、見下し、自分は特別であると思い込み、そしてまた落ち込んだ。 急に襲ってくる食欲を抑えきれず、必要以上の物を食べ、足りない知識を取り戻すために毎日ひたすら本を読み、気持ちの整理をするためにやたらめったらアウトプットを行い、初めて見聞きす…

  • 焦りの原因

    いつも何かに追われてしまうのは何故だろう?ゆったりとした時間を過ごしたくて本を読んでいるはずなのに、後何ページで読み終わるのかばかりが気になり話がしっかりと入って来ない。グラスに注がれている飲み物を(アルコールではない)飲みたいわけでもないのに急いで飲み干さないと落ち着かない。落ち着きたくて飲み干したはずなのに次、何かすることを見つけないと落ち着かない。落ち着かないから何かしないといけないと追われる事で落ち着かない。落ち着きたくてお風呂に入ってもゆっくり出来ず、すぐにあがってしまう。そんな今を僕は過ごしている。 アルコールを口にしなくなってから、後一月で一年になる。その間僕は、とりつかれたよう…

  • 最後に書いておきたいこと。

    書いておきたい事がある。断酒することは、素晴らしいということを。その素晴らしさを実感するタイミングは人それぞれ違うけれど、必ず誰にでも訪れるということを。そんな素晴らしさは、結局のところ一人一人がそれぞれのタイミングで感じるしかない。3ヶ月たったから、とか、半年もたったのに、とかではきっと図ることは出来ないし、無理やり図ろうとするとがっかりすることになる。それともうひとつ。スリップというのは、とんでもない罠であるとともに、その罠を乗り越えた先には大きな成長が待っている。脱皮みたいなものだ。いつとは言えないけれど、あなたにもきっと訪れる。酒のない人生を素晴らしいと思えるときが。生きることを心から…

  • 前に進むタイミング

    酒浸りの25年間を生きてきて、本来直面すべきことから目を背けてきた。この25年という年月は、僕にとっては決して短いものではなかったはずだけれど、あっという間だった気がする。このあっという間の時間の中で、たくさんの言い訳をし、たくさんの人達との関係を絶ってきた。でも、そんなときでも変わらず手をさしのべてくれていた人達がいる。僕はずっと、裏切られることが怖くて、裏切られる前に断ち切ってきた。でも、裏切られることを省みず、手を差しのべ続けてくれた人達がいた。こちら側からあちら側へ。前に進むのは今だと思う。

  • 年賀状を印刷するということ。

    今日、年賀状を印刷していてふと思った。毎年この季節に年賀状の印刷を家族に頼まれ、とても不機嫌になった事を。仕事で疲れているのになぜ俺にやらせるんだと。もちろんアルコールを飲みながら。今年はしらふで印刷した年賀状を嬉しそうに見ている娘を見て、なんだか暖かい気持ちになった。

  • みかん。

    美味しそうにみかんを食べている娘の横でコーヒー牛乳を飲む日曜日の夜。平穏な夜。 にほんブログ村

  • スリップするという事

    自分の辛さを理解してくれない。みな好き勝手なことを言う。辛いのは自分だけ。どうなってももうかまわない。(僕は頑張った。悪いのは回りだ。後悔させてやりたい。孤独な自分を吹き飛ばしたい。)飲もうか。今からコンビニに言って6缶パックを買って。6缶でたりるか?今日くらいいいだろう。また今までのようにやめればいい。今ならきっとすぐに酔う。よって寝てしまおう。後のことはあとで考えればいい。悪いのは自分じゃない。自分を追い込んだ回りだ。おそらく10秒くらいの時間の間にそれらの思考が頭を駆け抜けた。でも僕は踏みとどまることができた。ギリギリだった。 回りが悪いなら、回りのことに文句をつけるなら、そんな回りに影…

  • 僕はアルコールを飲むことをやめたくて、このブログを書き始めた。自分のその時の気持ちや、考えについて、包み隠さず吐き出したくてこのブログを書き始めた。だから今日も書きたいことを自由に書く。もしアルコールをやめたいと思っている人や、励みにしたいと思っている人が、たまたまこのブログを目にしているとしたら、その目的にはそぐわないと思う。そして何らかの理由で、辛い思いをされている人にとっては、さらに不快な思いをさせてしまうかもしれない。もしそうであるならば、不特定多数が見る可能性のあるこのような場で書くべきではない。そう思われる人もいると思うし、もっともだと思うけれど、勝手だけれど、どこかに繋がっている…

  • 心折れそうなとき。

    そんな日はきっと誰にでも訪れる。ただそれだけだ。

  • 半年ぶりのビール。

    昨日、ビールを飲む夢を見た。断酒して半年以上が経過し、初めての経験だった。夢はとても鮮明で、友人に進められ、進められたことを自分に対する言い訳とし、銀のラベルが貼られた小サイズの瓶ビールを自らグラスに注ぎ、一気に飲み干した。ビールはとてもきめ細やかな泡がたっており、冷えていて、喉に染み渡った。一息で飲んでしまったあと、一杯も二杯も変わらないと自分に言い聞かせ、新たな銀のラベルが貼られた小サイズの瓶ビールをまたもや自分でグラスに注ぎ、一気に飲み干した。その味は一杯目のような美味しさを感じることができず、酔いの回った僕は、飲んでしまった罪悪感から逃げ出すために車を運転し、夢の中の僕の人生は終わった…

  • 飲酒からくる人生の後回し。

    僕が毎日浴びるほどアルコールを飲んでいたとき、この先どうなってもいいと思っていた。煩わしいことは全て後回しにして、なんとかなると思っていた。頭の中は霧で覆われ、ぼんやりとした思考で1日1日を飲み潰していた。その思考は何だか夢の中にいるようで、いつか目が覚めたら、そこにはしっかりと地に足をつけた僕の人生が別に存在しているような気がしていた。何かのゲームと勘違いしていて、リセットボタンを押しさえすれば、またはじめからやり直せるような気がしていた。今回はいいや、飲み続けて人生が終わっても。今回はいいや、嫌われても。今回はいいや、今回はいいや、 あの思考はどこから来たんだろう? 次回の人生は無いことに…

  • 禁酒、断酒に対するYMYL

    ふと思った。 プラスなのかな?マイナスなのかな? にほんブログ村

  • 禁酒・断酒半年後の変化

    禁酒や断酒をスタートさせ、半年後の自分はどうなっているのだろう?よく、劇的に生活や健康、思考の面においてよくなったという話を見聞きするけれど、本当なのだろうか?それはたまたま見聞きすることになった人達がそうであるだけで、実際は違うんじゃないだろうか?いざ始めてみたら自分にとっては抱いていたイメージと違う未来が待っているんじゃないだろうか?僕が禁酒や断酒の必要性を感じながら、二の足を踏んでいた頃、そのような想いを抱き、恐れを感じていた。なんとなくサラリと書いた文章だけれど、そう思っている禁酒や断酒に踏み込めなかった僕の頭に抜け落ちている事があった。それは、具体的に、何に、恐れを、感じているか。と…

  • 半年という期間をどうとらえるかについて。

    今日で、アルコールを最後に口にしてから半年が経過した。 半年前の僕は一言で言うと、どうしようもない人間だった。そのどうしようもなさを具体的に上げだすときりがないほどの人間だった。だから一言で済ませることにする。 『半年前までの僕は、どうしようもない人間だった。』 前にも書いたことだけれど、アルコールを飲まなくなってからしばらくすると、僕は色々なことが気になるようになった。それはまるで子供の頃、耳慣れない言葉を聞くたびに、母親にその言葉の意味を執拗に聞いていた頃に似ている。今は気になったことは聞かずとも、手軽にネットで検索する事ができるけれど、検索した先には、またもや知らない言葉が待ち構えていて…

  • 解離

    何度か書いてきた事だけれど、アルコールを断つことによって五感が研ぎ澄まされ、時間の捉え方に対する密度が増してくる。その事は、時には今まで感じなかった事や出来なかった事ができるようになることで、自分と言う存在を見つめ直すきっかけになるが、他方では回りとの関係性において、ジレンマや落胆を引き起こす事へと繋がっていく。あくまでも僕の限られた経験としてだけれど。 どう考えても違うと思うこと。そんな事であっても首を縦にふる人たちがいる。気がついているはずなのに、気がつかないふりをする人たちがいる。悲しい結果をもたらすであろう選択をする人たちがいる。その一つ一つの場面に出くわした時、ぼくはとても寂しい気持…

  • あてもなく書き出してみる。

    僕は思い浮かんだタイトルを打ち込んだあと、あてもなく文字を綴っていくことが好きだ。そうすることで、記したいことが記しきれないことによるジレンマを感じなくてよいし、素直なその時の気持ちを残しておける気がするから。結果的に後で読み返してみると何を書きたかったのかよく分からないことも多々あるけれど、どこかに出展するわけでも、広告の収入が入って来るわけでもないので特に気にはならない。 さっき、ふと明日が来ることを楽しみにしている自分に気がついた。明日は別に休みの日でも、特別楽しみにするようなことがあるわけでもないけれど、なんとなく明日を楽しみにしている自分に気づいた。明日を楽しみに感じる。一見とても普…

  • 何を大切なことと捉えるのかについて。

    僕がアルコールを飲むことをやめてから、自分の中で大切に思うことが変わって来ているのを感じることがある。アルコールを飲んでいたときは、今思うとある意味とてもシンプルで、飲むことだけが自分にとって大切なことであり、極端な話では決してなく、自分の命よりも大切だった。そう、頑なに洗脳されていた。きっとその洗脳の先に、アルコールへの依存による、何らかの、僕に対する終わりが待っていたのだと思う。その何らかの終わりまでのカウントダウンは、日を追う毎に加速していたのであのまま進んでいたら僕はもう存在していなかったかも知れない。仮に存在していたとしても、絶望の闇の中にいたことは間違いない。 結果的に今はアルコー…

  • 理由

    アルコールを飲み始めたきっかけも、飲むことをやめられなくなった習慣も、全ては後付けである。自分自身でどんなに真剣に考えたとしても、全ては後付けである。とても残念なことだけれど、アルコールを浴びるほど飲み続けた後、アルコールについての全ては、アルコールからもたらされる、アルコールにより洗脳されていることから来る、後付けである。僕の兄がこの世からいなくなり、両親が荒れ、その時僕を支えてくれていたと思っていた人に何度も裏切られ、孤独のどん底にひとりぼっちだったとしても、アルコールを飲むことは後付けである。兄がいなくなったことも、両親が荒れたことも、大切だと思っていた人に何度も裏切られたことも、だから…

  • アルコールと孤独とを結ぶ鎖

    アルコールと孤独。この二つは僕にとって、切っても切り離せない関係にある。遠い昔の学生時代、回りの誰かでは決して埋めることができないと感じていた当時の僕にとっては絶望的な孤独を、アルコールによって埋め続け、そしていつの間にかアルコールに溺れる為に、自ら孤独に身を置き、気づかぬうちにどんな大量のアルコールを飲んでも決して埋められることのない、深い孤独から抜け出せなくなっている。もはや孤独だからアルコールを飲んでいるのか、アルコールを飲んでいるから孤独になるのかはどうでもよく、欲するまま、ひたすら飲み続ける。回りなど、どうでもいいと思いながら、一方で過剰な程に回りの言葉や視線や態度や感情や思いを気に…

  • あなたは今、なにをし、どんなことを考えていますか?

    今日は土曜日。明日は日曜日ですね。土曜日の次の日は日曜日。当たり前のことですね。当たり前のことというと、子供の頃、土曜日の夜はとってもわくわくしましたね。明日は日曜日、何して遊ぼう♪って。今もわくわくしていますか?あのわくわく感が当たり前のことではなくなったのはいつからでしょうか?やりたいことが1日の時間の中におさまらず、一生懸命日曜日の過ごし方を考えた土曜日の夜。時にはやることはもう決まっていて、それらをより楽しくするために準備を怠らなかったあの夜。あのときのあなたも、今のあなたも同じあなた。なにが変わってしまったのでしょうか?年?環境?確かに変わりましたね。たくさんのことがあの頃とは大きく…

  • うまくいかなかった事の後日談

    先日、うまくいかなかったことについて記事に書いた。その後、結論としては状況は見違えるほど好転した。理由はただ自分を信じて、自分のできることをしたから。文字で綴るととてもシンプルだが、本気で自分のできることをしようと思うと様々なことがよい方向に変わっていくことを実感した。少し具体的に書くと、より良い結果を出そうと思って、自分のできることをやろうと行動すると、その一つ一つの行動の中身が変わってくる。これくらいでいいかな?ではなく、もっと良くできる方法はないかな?と。そしてその過程においてこれまでの自分にはできなかったことに気付くと、なんとかしてそれをできるようにならないかを模索し、できるように克服…

  • うまくいかないこともあるさ。

    時にはうまくいかないこともある。それはアルコールを飲んでいても、いなくても。でも飲んでいるかいないかで変わってくることがある。それはうまくいかなかったことをどうとらえるかということ。僕がアルコールを飲んでいた時、もしうまくいかないことに出会ったら、きっとなにかのせいにしていた。それは誰かだったり、場合によっては僕自身だったり。でもその先にはなにも良いことは生まれない。うまくいかなかったことは確かに存在していて、それが誰のせいであっても、誰かのせいにしても、消えてなくなるわけではない。では、どうすればいいのだろう? 僕はしばらくアルコールを飲んでいない。数えてみたら今日で145日目になる。そのシ…

  • もしも

    もしも今、あなたの心を締め付けるものがあるなら、あなたの胸に右手を添えてごらん。もしも添えた右手のぬくもりを感じたのなら、その右手に感謝をしよう。 「あたためてくれてありがとうと。」 もしも添えた右手の冷たさを感じたなら、その右手をあたためている心に感謝をしよう。 「あたためてくれてありがとうと。」 君の右手も心も君が生まれた時からずっと、君を守り続けてくれていた。 左手のことも忘れないで。 君の右手も心も左手も、ずっと君と一緒だった。 もちろんこれからも。 まだ右手はそのままで。 きっと君は覚えてないだろうけどその右手、はじめは何もつかめなかった。 お箸はもちろん、みかんだって。 だから右手…

  • アルコールから距離をおいて思うこと。

    アルコールは人生を台無しにしてしまう。これは決して大袈裟なことではなくって、飲むことをやめ4ヶ月半経過した僕が単純に感じていることだ。僕は毎日、自分の思い通りにならないことに対し目を背け、何かを言い訳にし、アルコールを飲むことだけを自分の中の価値として生きてきた。辛いときには辛さを忘れるために。 回りの理不尽な態度を見ては自分を保つために。自分の不幸を誰かのせいにしアルコールを飲む自分を好きになれない自分を被害者であると思い込み、そう思う自分をまた否定し飲み続ける。自分という存在を中心にアルコールを飲み続けることで全てをうやむやにしてきた。自分は特別である。 そう思っていた。 回りとは違う。 …

  • 断酒後に訪れる好転の兆し。

    10日前の突然の飲酒欲求を乗り越えたあと、何かが変わった。4日前に自分なりの答えを見つけたとき、何かが変わった。何かが変わったら、僕の気持ちが変わった。僕の気持ちが変わったら、できなかったことが、できるようになった。できるようになったら、回りの人たちに対する感じ方が変わった。回りの人たちに対する感じ方が変わったら、身近な人たちがとてもいとおしくなった。身近な人たちがとてもいとおしくなったら、色々なことを許せるようになった。色々なことを許せるようになった僕を、少しだけ、 好きになれた。 僕はもっと、自分のことを好きになれる自分になりたい。 いつの間にか僕は、欲しいものを見つけていた。 アルコール…

  • 酒浸りからの回復

    よく晴れた休日、時間に追われることなく布団の中でぼんやりとする時間。深い眠りとアルコールを飲んでいないことによる清々しさが心地いい。仕事の朝も、休みの朝も、体と頭が睡眠にり回復していることを実感する。決して目覚めよく、というわけではないけれど確実に昨日の夜感じながら眠りについた時の疲労感は大幅に改善されている。アルコールをやめてから、体や頭の状態が良くわかるようになってきたように思う。飲んでいたときはいつもひたすら調子が悪かったので考えるだけ無駄だったが、やめたことでその時々のコンディションに敏感になって来ている。 例えばアルコールをやめた当初、信じられないくらいの食欲に襲われた。やめるに当た…

  • 時間

    いつもの喫茶店のいつもの席、いつものコーヒーを注文して型落ちのスマートフォンを開いてブログを打ち込む。ビールを飲まなくなった僕の新しい日常。この新しい日常は、次の日の朝、最悪な気分になることもないし、突然言い知れぬ不安に襲われることもなく、日中頭を巡っていた考えを幾分整理することができるので気に入っている。今日は時間について考えることが多かった。これまで膨大に感じていたタスクの山を、最近サクサクとこなすことができている。以前は考えただけで胸の奥を鷲掴みにされるような不安が頭を支配して、期限が直前になるまで目を背けていたそれらのものを、今は片っ端から片付けるのみならず、より良い形にしようという気…

  • 自分

    むかしむかしあるところに、「あなたの欲しいものは何ですか?」と訪ねられてもなにも答えることができない僕がいた。毎日浴びるようにビールを飲んで、自分は不幸だ、自分のことをわかってくれない、自分はもうどうなってもいいんだと、いつも、自分は、自分はと自分に言い聞かせていた。そして時たま主語が自分でなくなった時も、彼は◯◯だから、自分は辛い。と、やっぱり自分に自分はと言い聞かせていた。なんのために?自分は、自分はと思うほど僕は僕が見えなくなった。“自分”という存在は、どこか遠くにいて、よく分からない存在で、何を言っても反論してこないし、攻撃してこなかった。だから何かあると、いや何もないときでもひたすら…

  • 間地ブロックに腰掛けながら。

    川の流れを挟み込む、整然と並べられた間地ブロックに腰掛けながらこの文章を書いている。 聞こえてくるのは鈴虫の鳴き声と、静かに流れる水の音だけ。川向こうの少し下がった位置にあるコンビニからは明るい光が漏れていて、外で高校生くらいの二人組が自転車に跨がりながら楽しそうに話し込んでいるのが見える。塾の帰りか何かだろうか?あの年の頃、僕はすでにビールを飲んでいたことを思い出す。 当時は夜な夜な自動販売機でビールを買ったが、そう言えば最近ビールの自動販売機というものを目にしていない。 今日は金曜日という事もあり、奥さんと娘は義母の家に泊まりに行ってしまったので、取り残された僕は時間を持て余し、炭酸水のペ…

  • 断酒と脳の関係性

    過度の飲酒習慣から、断酒に踏み切ることで脳に現れる事。これは、僕なりに調べてはみたけれど残念ながら府に落ちる答えにはたどり着けていない。きっとどこかに情報はあるはずだけれど、探し方が悪いのか、探すのをやめなければ見つからないのかはわからないけれど、見つからない以上、自分で記すことにする。なのでここに書かれていることに対するエビデンスは、アルコールの依存から断酒に踏み切り4ヶ月程度が経過した、僕のたった一人の体験といくばくかの知識のみに基づいている。まず、断酒をきっかけとして躁鬱状態が目まぐるしくおこる。アルコールに依存していたときは、飲んでいるときは躁状態に、次の日の朝は鬱状態になり、その鬱々…

  • 足りないピース

    このところずっと考えている自分がいる。何を考えているのか?そう問われても上手く答えることは出来ない。ただ言えること。何かをひたすら考えている。仕事中も目の前に積み上げられているタスクを横目で見ながら、ひたすら考え続け、今日の仕事に割り当てるべき時間は過ぎていった。あまり生産性のなかった1日と言える。今僕は、職場と自宅の中間にあるひっそりとした喫茶店でこの文書を書いている。 このお店は、僕が小さな頃から何か考え事をしたいときなどに利用させてもらっていて、基本コーヒーはお代わり自由だが、僕の中では3杯までと勝手に決めている。 今は2杯目のコーヒーが運ばれてくるのを待っている。 なんとか3杯目を飲み…

  • アルコール依存症者の晴れた休日②

    普段より遅めに起きた僕は、昨日スリップを思い止まれたことをブログに綴った後、いくつかのやりたいことリストからまずは晴れ空のもと、散歩することを選んだ。足の方は相変わらず快調とまではいかないが、小刻みに休憩を取ることで目的とする場所にたどり着くことができるようになってきたので介抱に向かって居ると言えるだろう。途中実家に立ち寄ったが両親は不在であり、代わりにすっかり年老いた犬がシッポをふって迎えてくれた。僕は久しぶりにこの年老いた犬と歩きたくなり一緒につれていくことにした。アルコールを飲んでいた時には休みの日に犬と一緒に散歩をするなんて考えられない行動が、今はとても心地よく感じる。川縁には要所要所…

  • アルコール依存症者の晴れた休日の朝

    今日は休日。空はここ最近の薄暗く湿った雰囲気から一転して清々しく晴れ渡り、窓を開けると心地よい風を感じることができる。特段今日しなければならない用事はなく、一人でゆっくりと何をしてすごそうかと思いを巡らせる。そういえば、休みになったら見ようと思っていた動画があった。 先日読んだ本の続きを読もうか? 久しぶりの天気だし、車を洗って庭の延びてきた芝生を刈り込もうか?休日の朝。その時間は、決して大それたことはないけれど、僕にいろいろな可能性を感じさせてくれる。この穏やかな気持ちは陽だ。 さて、昨日スリップしていたらどうなっていただろう?と考えてみる。 そもそもあんなに飲みたくなったのはなぜだろう? …

  • スリップ

    今日は僕がアルコールを飲むことをやめてから4ヶ月目にあたる。この4ヶ月の間、『こんな暑い日はビールが美味しいだろうな~。』 位の考えが頭をよぎることはあったけれど、明確な飲酒欲求というものは訪れなかった。そんな日々を繰り返すうちに、『きっと僕はもう、アルコールを飲むことはないだろうし、飲みたいという気持ちは訪れないだろう』という考え方が当たり前のようになっていた。しかしそれは誤りだった。今日僕の頭のなかは、『無性にビールが飲みたい。今日位飲んでもいいんじゃないか?もう4ヶ月も飲んでないんだから恐らく2、3本で眠くなり寝てしまうはずだ。こんなに飲まずに頑張っていたのに回りは理解してくれない。僕が…

  • 生きるということ②

    餌をもらうのはお腹がすいたため。 お腹がすくのは生きるため。 じゃあ、生きることはなんのため? ダイニングテーブルの上で、無防備で仰向けになって眠っている猫を、いとおしそうに見つめる娘を、いとおしく思った事が、答えかもしれない。人気ブログランキング

  • 生きるということ。

    最近よく考える。生きることってなんだろう?毎日朝起きて、仕事に向かい、ほんの少しだけ誰かのやくにたって帰ってくる。家族と一時を過ごして眠りにつく。そんな毎日が、過ぎていく。時計の短針が、毎日必ず2周回って1日が終わる。それは絶対2周回る。 嬉しいことがあった日も、取り立てて嬉しいことがなかった日も、必ず時計の短い針は、2周回って1日が終わる。このサイクルは後何度僕に訪れるのだろう?もしかしたら後10回かもしれない。その限られた、残されたサイクルの間にやりたいことはありますか?そう問いかけられたとしたら、僕はうまく答えることはできない。勘違いしないでほしいことは、別に辛いからとか苦しいからとか、…

  • 裏と表

    僕の心には裏と表が存在する。それはポケットからこぼれ落ちたコインのように、重力に従い静止するまで、どちらが出るかは僕自身にもわからない。いつからだろう?裏と表の間にコルカ渓谷のような深い溝が生まれたのは。きっとそれはアルコールという物質を毎日体に流し込むことによって、長い年月をかけて滴り落ち続ける水滴がいつしか硬い岩盤に穴を空けてしまうように、僕の心を裏と表にはっきりと分断してしまった。おそらくこの分断は元に戻ることな二度とないと思う。一度知ってしまったことは、ダイヤモンドの塊に頭を酷く打ち付けて記憶もろとも消し去ってしまわない限りはずっとどこかに存在し続ける。厚い氷の下のワカサギみたいに。だ…

  • 鈴虫のなく夜に。

    少し肌寒くなった9月の夜。鈴虫の鳴き声とハザードランプのカチカチという小さな合奏をバックミュージックに、僕はまたこのブログを書きはじめた。 穏やかさの中にあっては華やかさに興味を引かれ、華やかさの中にあっては穏やかさを求める。手にしていないものを求めるために、手にしているものを、手放してしまう。そして、手放してしまったものをいとおしく思う。再現のない欲求の先に満ち足りる心はない。今をいとおしく思える先にのみ、いとおしい過去と未来が存在する。にほんブログ村

  • 自分の不完全さについて

    自分と話し、見つめ直すという事 このところ、自分の中にいる何人かの自分と話をする機会が多い。といっても別に頭がおかしくなった訳ではなくって、事ある毎に、いや何もなくても気がつけば頭の中で自問自答している自分がいる。“何人か”と記した訳は、その自問自答をする相手(自分)が時には後ろ向きであり、時には前向きであり、そして時にはとても投げやりになったりと、その時々で違った意見を繰り広げる不安定さから来ている。この不安定さが断酒によるものかどうかは定かでは無いけれど(今日で断酒103日目になる)、少なくとも決してよい状態ではないと思う。それは例えば仕事中に、夜寝る前に、誰かからのメールの着信に気づいた…

  • アルコール筋症(ミオパチー)②

    アルコールを疑う。 ネットも、医師の診断もアルコールに対する関連付けがなかったにも関わらず、今、僕はアルコールを疑っています。そして、あれほどアルコールのせいにしたくなかったのとは正反対に、アルコールが原因であってほしいと願う自分がいます。断酒を始めて98日目の現在、わずかながら僕の足に変化がおきている気がします。よい方向に。いつかつま先立ちができることを信じ、断酒を続けたいと思います。こう書くととてもちっぽけな目標に見えるかも知れませんが、僕にとってはとても大切なことです。なにより、アルコールを飲んでいたときは目を背けていた、“良くなりたい”という思いが芽生えたことを大切にしたいと思っていま…

  • アルコール筋症(ミオパチー)

    つま先立ちができない。 以前、僕の体の不調の一つに、足に力が入りにくい。ということを書きました。最初に気がついたのは、今から15年位前だと思います。当時は、気がついたらつま先立ちができなくなっている。ということでした。その近辺から、気がつけば歩き方も人とは違い、踵を擦るようにして歩いていました。イメージでいうと、踏んでしまった踵についたガムを地面に擦り付けながら取り除こうとしながら歩いているような感じです。いつしかその歩き方が癖になっていましたが、当時の僕にとっては、わざとだらしなく歩くことがカッコいいと感じているからそうしている、という認識でした。 通院 その事以上に、緊張すると手が震える、…

  • 降り続く雨 降り続く雨を眺めながら、僕の心にじんわりと何かやさしいものを感じた気がした。降り続く雨を眺めながら、なぜか柔らかな日差しを浴びている気がした。たとえ長い間雨が降り続いたとしても日に日に心は、はれていく。たとえ日の光を浴びることがなくても、特に嬉しいことがなくても、少し嫌なことがあった後でも、希望がじんわりわいてくる。 それがシラフでいることだと、降り続ける雨を眺めながらなんとなく感じられたことが、僕は嬉しかった。

  • 親子

    父娘 僕には中学2年生になる娘がいる。『断酒をしたことで、娘と過ごし、会話をする時間が増えた。』何気なく書いた、この一文には色々なことを考えさせられる。今回の断酒(今日でたしか93日目になる。)を除くと、娘が生まれてから一日中シラフだった日は、おそらく3日とない。娘が生まれた瞬間も僕は酔っていたし、彼女が初めて何かができるようになった日も、辛いと感じた日も、嬉しかった日も、僕はいつでも酔っていた。僕と娘との関係性は、いわゆる父と娘、というよりは、どちらかと言うと友達感覚のようだと思う。これまではそんな関係性を特段気にすることもなかったが、シラフの頭でいろいろ考えると、そうなるに至った理由もまた…

  • 情報

    ふと思う。 世の中に溢れている情報は、何が正しくて間違えているのだろう?誰の言っていることが正しくて、誰が言っていることが間違っているのだろう?いったいどれ程の人が、自分が思っていることは正しいと言い切れるだろう?たくさんのお金を払えば、たくさんの人達に都合の良いことを伝えることができる。たくさんのお金を払えば、たくさんの人達に都合の悪いことを隠しておける。そうすることで、もっとたくさんのお金を手に入れることができる。たくさんの人達が犠牲になるけれど、注意喚起はしたからね。どこからか、ノンアルコールで乾杯している人達の声が聞こえてきそうな気がする。にほんブログ村

  • 望み

    今、自らが望んだ時を過ごせていますか? 今、午後10時49分。僕は息子にもらったI♥️NYと書かれたビールジョッキに、牛乳多めのコーヒー牛乳を傍らに置いてこのブログを書いています。今日は朝、来客用にケーキを買いに出かけ、来客とたのしい一時を過ごしたあと、家族で遅めのランチに車で30分程かけて中華料理を食べに行き、夕方奥さんとソフトクリームを食べに行き、猫と遊びながら、ブログを書いて、家族と一緒にテレビを見て、今に至ります。例年のお盆休みであれば、シラフで居たのはケーキを買いにいくまでだと思います。それも運転しなければならないという理由でいやいや行ったでしょう。何で昨日買っておかなかったんだなん…

  • 夏の終わり

    ビーチボーイズ 僕がまだ、学生だった頃、ビーチボーイズというドラマがあったことを、夕暮れ時の少し肌寒い風を感じながら、ふと思い出した。二人の男がひょんな事から海の家で働くことになり、いろいろなことを経験しながら、自分の生き方を見つめ直していく一夏を描いたドラマだった。当時も僕は、バケツでカウントした方が早い量のビールを飲みながら、そんな夏に憧れを抱きながら、そのドラマを見ていた。ドラマの中では、あわただしく一日が過ぎていき、夕暮れどきになるとその慌ただしさをぼんやりと振り返りながら、浜辺に腰を下ろしてビールを飲むシーンが写し出される。そしてそんな時間はいつまでも続くことはなく、いつか終わりが来…

  • 依存②

    失敗 45時間前、煙草への依存をやめることを決意し、5時間前、その決意は失敗した。それは、“失敗した”なんて偉そうに言える事ではないかもしれない。いつものように、コンビニに行き、いつもと同じ銘柄の煙草を買い、そして吸った。振り返ってその時の事を記すと、ただそれだけのことだった。でもそこに至る40時間の中に、依存というものの“何か”が存在している。今はそのことをうまく書くことはできないけれど。 にほんブログ村

  • 依存

    依存という鎖を1本ずつ消していく。 僕にとっての断酒とは、心身を縛り付けていたアルコールという鎖を引きちぎった、というよりも、“消した”という表現の方がしっくりくる。引きちぎったものは存在しているけれど、消したものはもう、存在していない。 今まで依存していたものを消していく。ということは、とても勇気のいることだけれど、その一歩を踏み出すことができれば、依存していた過去が苦しいものであるほど喜びも大きくなる。そんな、アルコールによる依存の鎖を消したあと、僕が消したいものの1つに、煙草がある。 僕と煙草 僕が煙草を吸い出したのは、アルコールと同様に、高校生のときだから、もう20年以上になる。煙草に…

  • brainwashing

    洗脳 “洗脳”この言葉のことを、最近とてもよく考える。「アルコール依存症とは、洗脳により始まり、洗脳により抜け出すことができない。」 僕がアルコール依存症になった原因は、“アルコールは良いものだ”という思い込みから始まった。 大人たちは皆アルコールを楽しそうに飲んでいるし、何か特別なときはアルコールで乾杯する。 そんなことを子供時代から身近に感じ続けた。 そして高校生になった頃、アルコールを飲むことは、大人の仲間入りをしたようで、格好いいと思い、そして飲み始めた。 社会人になると、アルコールが仕事の疲れを癒してくれると思い込み、そして更に多くのアルコールを飲むようになった。 多くのアルコールを…

  • 穏やかな夜

    あたりまえではない時間 家族で夕食を食べ、 食器を洗い、 息子が僕の誕生日か何かの時にプレゼントしてくれた“I♥️NY”と書かれたビールジョッキに、 冷凍庫の氷を2杯入れ、 浄水器から水を注ぎ、 薄暗いダイニングの椅子に腰掛け、 リビングから聞こえてくるユーチューブの音と、 娘の笑い声が耳に程よく届きながら、 スマートフォンを左手に持ち、 右手の親指で、 何の起承転結も考えず、 こうしてブログを一文字一文字綴っていく。 時折猫が近づいてきて、 僕の足に軽く体を刷り寄せる。 ユーチューブの音が小さくなると、 今度は水槽のポンプから吸い上げられた水が、 水面に落ちる音がかすかに聞こえてくる。 ジョ…

  • 心の声と生きていく。

    正直に生きるということ。 「自分に正直に生きる。」そう願った時、僕は少し混乱する。一見それは、自分が思う事を素直に受け止めて、思いのままに生きていく。そう思いがちだけれど、その出所が僕の過去の経験や思考から来ているとすると、それを手放しで信用してはいけないと思うから。でもそう思う理由は、僕の過去の経験に基づいているもので、、、なんて言う風に頭の中で堂々巡りが始まる。 自分の思考を信用できない訳 僕が自分の経験や思考を信用できない訳は、『僕はアルコール依存症である』という経験に基づいている。 経験に基づき、経験や思考が信用できない。 キリの無い堂々巡りはこのくらいにしておくとして、僕はアルコール…

  • トンネルの先を確かめたいから。

    トンネルの先を確かめたくて、僕はこのブログを書こうと思いました。 僕にとってのトンネルとは、 浴びるほどのビールを飲んでいたとき。飲むことをやめるかどうか躊躇していたとき。やめたいのにやめることができず、自分自身を攻め続けたとき。飲んでいないのに、飲んでいるかのような錯覚を時折おこし、心臓の鼓動が早く、大きくなりパニックになったとき。飲んでいないのに毎日が訳もわからず絶望的に感じていたとき。の期間をさしています。 今日で断酒をはじめてから82日目になりますが、一般的に言われる断酒のステージと、僕が感じ、体験してきた事にはかなりの相違がありました。 例えば僕にとっての緊張期は、平日禁酒を行ってい…

  • 壁期という壁の崩壊

    壁の崩壊 『壁期は、過去の自分自信に向き合い、その上で前を向ける準備ができたとき、抜けられるのでは、と今、は思っています。 乗り越えるべき壁は、目の前ではなく、過去を清算すること。 そののちに、見えてくる新しいなにかを知ることができた時、またそのことをこのブログに記せたら。 と、思っています。』 数日前、断酒による壁期についてのブログの最後にこう書かせていただきました。今日、僕はその“新しいなにか”について記せることを願いながら、今このブログを書いています。 今は、8月2日の21時39分です。 過去の自分に向き合うこと。 僕が断酒をはじめてから今日まで、たくさんの昔の自分を思いだし、忘れていた…

  • 緩やかな変化

    自分を取り戻すという事 断酒を始めてから、自分にとても緩やかな変化がおこっていることを、付とした時に感じることがあります。それは例えて言えば、食べ物を食べた時に美味しいと感じる。咲いている花を見て美しいと感じる。聞こえてくる音楽が体に染み込む。など、五感が研ぎ澄まされていくような感じです。でもそれは、アルコールを飲む前は日常的に感じていた当たり前のことで、その当たり前のことを、断酒を続けることで少しずつ取り戻している。と言うこともできます。その、本来当たり前のことたちは飲酒をしていた時は感じることができませんでした。だから今、酒に支配されていない今、感じることができるようになった。 断酒者だけ…

  • 断酒に至った経緯③

    絶望的な鬱の中で 毎日のかえりみない飲酒生活の中で、 絶望的な鬱状態の心で、 否認の病の否認を正当化し、 いつの間にか僕は 『この先どうなってもかまわない。』 と思うようになりました。 とくに欲しいものはない。 とくにしたいことはない。 何も楽しいと感じることはない。 この先きっと良いことはない。 今思うと僕の目は、死んだ魚の目よりもくすんでいたと思います。 出会い 鬱、苦しい、力がでない、無気力、希望がない、そんな言葉たちを検索窓に打ち込んでいました。たぶんそれは、それらのSOSを受け止めてくれるなにかを探していたのだと思います。 そこで、アルコールによる底を体験し、断酒をされている方々のブ…

  • 断酒に至った経緯②

    25メールプール1杯分のビール 僕が昔好きだった小説に、主人公が一夏で25メートルプール1杯分のビールを飲んだ。という文章が出てくるけれど、1日3リットル、休みと前の日は5リットルが最低限、一月120リットル近く飲んでいた僕は決して負けることは無かったと思います。小説の主人公と違っていたことは、僕の方だけ、体も頭も心も確実に壊れていったことでした。毎朝、最悪な気分で無理やり起き、仕事に出かけて夜バケツ1杯のビールを飲む。休みの日には朝からバケツ2杯分のビールを飲んで、気がついたら朝になっている。休み明けの午前中は更に酷い自己嫌悪に陥り、なにも手につかない。 そんなときでもその原因がアルコールに…

  • 断酒に至った経緯

    禁酒という選択肢 僕の中で、禁酒という選択肢が芽生えたのは、昨年(2020年)の2月の事でした。当時僕は奥さんとひどい喧嘩をしました(もちろん飲んだ状態ですし、喧嘩の原因も酒によるものでした)。 そして翌日、自分の事が心底いやになり、人生で初めて禁酒をしよう、という選択肢を自分のなかに持つことになりました。但し、それまで20年以上毎日飲み続けた僕にとって(恐らくその期間で飲まなかった日は3日に満たなかったと思います)、酒を飲まないということは、とても恐怖であり、眠れないことは当然として、幻覚を見たり、発狂するのではないか?という思いで頭の中がいっぱいになりました。その時既に、頭の片隅で自分はア…

  • 壁期6日目

    壁期6日目の心境 断酒ブログではよく、断酒◯日目っていうタイトルがありますが、こんなタイトルがたまにはあってもいいでしょうか?今日は朝起きて、久しぶりに洗車をしました。車はまだ新しくて、買ってから2回目の洗車です。洗いながら前の車の事を思い出しました。子供も生まれたし、色々なところに出掛けられるようにと妻と一緒に選んだ車でした。 でも、飲酒時代の僕は休みの日はビールを飲むことしか考えていなくて、10年以上乗ったその車を洗ったことは数回しかありません。今の車を選ぶときは、新車という物に全く興味がなく(アルコールのおかげて)妻におまかせしました。昨日のブログで壁期は過去のせいさんをする事だと思う。…

  • 壁期の壁は後ろにある②

    壁期の暮らし 壁期に入ってからは、とにかく何事にもやる気がおきず、無関心になり、そして自分に対する感情までも薄くなって来ました。今、東京オリンピックで日本選手の方達がメダルをかけて頑張られていますが、金メダルをかけた試合中、気づけば僕はテレビの右下に表示されている時計が進んでいくのをぼんやりと見つめていました。 手にあせ握る金メダルをかけた試合中、試合ではなく、時計を見ていたのは多分日本中で、僕くらいではないでしょうか?その後試合に勝ち、金メダルを手にした選手に目を移した時、『僕は、これまで嬉し涙を流すほどの事をしたことがあっただろうか?この先、そんな場面を経験することが、あるんだろうか?』と…

  • 壁期の壁は後ろにある

    壁期 今日は僕が断酒を始めて75日目にあたります。そんな僕に、5日程前から色々な不調が現れてきました。断酒を始めるにあたり、たくさんの断酒ブログを読ませていただきました。 そこで、断酒にはいくつかのステップがあることを知りました。 だから今の不調は壁期によるものだ。 と、自分なりに理解し、過ごしています。 具体的な症状としては、とにかく気持ちが沈んでいます。その沈み方には波があって、真っ暗闇に居るようで何も手につかないときがあったり、やけに五感が研ぎ澄まされて頭の中がクリアになったりします。 そしてそのどちらも、長いことは続かず、波打ち際のように行ったり来たりを繰り返します。 その変化が、余計…

  • アルコールとの付き合い②

    大学時代の友人 大学時代、友人と呼べるのはアルコールだけでした。話は少し前後しますが、僕には3つ年上の兄がいました。 しかし兄は事故により、僕が高校3年生になる少し前に亡くなりました。その近辺、兄の死に付随して辛いことが重なり、その結果高校3年生の時の記憶はほとんどなく、その後の大学時代はアルコールだけを信じて過ごしていました。ブログを書きはじめて、気づかされることがあります。 それは、過去の自分の体験をもう一度繰り返している。ということです。 そして、その時の自分は気づいていなかった事、今まで思っていた記憶には誤りがあったということです。 当時、絶望的に感じた兄の死は、今思い返すとやはりアル…

  • アルコールとの付き合い

    アルコールは強さの象徴でした。 僕は、人がよく集まる家で育ちました。 お盆や正月などは特に、親戚の人たちが集まって楽しそうにお酒を囲み、賑やかな時間を過ごしました。 その輪の中に、年を追うごとに年上の従兄弟たちも加わっていき、お酒を飲むということは、大人の証であり、強さの象徴のように感じていました。 自分も早く大人になって、子供扱いされることなく輪に加わりたいと、ジュースを飲みながら思っていたことを覚えています。断酒を考えた方なら一度は読んだことがあると思いますが、禁酒セラピーにでてくる"アルコールの洗脳"は、この頃から受けていたんだと、あの本を読んだ時気付きました。 飲み始めたきっかけ 高校…

  • アルコール依存症ではない?②

    思考の変化 感情の起伏が減ってきました。 ゆっくりと本を読む。 好きなアーティストの音楽を聞く。 と言った今まで楽しかった事に対する興味が薄れてきたり、仕事ではどんな理不尽な事があっても淡々とこなしたり(お陰で職場の若手からはけっして怒らない先輩として安心できる存在となりましたが)とにかくいつも抑揚のない生活をいつの間にか送るようになっていました。 これらの事も、人生経験を積んだからこその行動だと自分では納得していました。 些細なことがとても煩わしくなりました。 元々子供の頃は、とても細かいところが気になる性格で、本棚に並べられた本の高さが規則的でないと気がすまなかったり、髪の毛の長さをミリ単…

  • アルコール依存症ではない?

    ビール好きなだけで依存症ではない。 ビールが好きでした。 暑い夏にキンキンに冷えたビール。寒い冬は陽気さと元気を与えてくれるビール。 休みの日は自分へのご褒美として朝から飲むビール。 その為に、辛いことも乗り越えられる。それだけが癒しであり、生き甲斐でした。 仕事も多少の波はあるものの、順調にこなし、私生活でも家族と猫(家には3匹の猫がいます)と一緒に平和な日々を送って来ました。(と、ずっと思っていました。もしかするとそう、自分に言い聞かせていただけかもしれないと、今振り替えると思います) そんな生活が20年以上続き、少しずつ変化がおきてきます。 その変化はとても小さく、一年というスパンで比較…

  • ブログを書こうと思った訳②

    知っておく事の大切さ ブログを書こうと思った訳については、前回少し触れましたが、もうちょっと詳しく伝えるとすると、その時々で感じることは、人それぞれなのかな?って思ったからで、そんな中で、少しでも僕の体験や感じた事が一例として加えられて、誰かが知ることで、役にたてたら意味があると思ったからです。 それと大切だなって感じる事は、想いや考えは、記す事でより意味のあるものになっていくことを、これまでの経験で実感しているから。 それがブログを書こうと思ったきっかけです。

  • ブログを書こうと思った訳

    これまでの、どん底の人生に光をさしてくれたのが先輩達の書かれたブログでした。 どん底だった理由はたくさんあるけれど、その理由の一つ一つに同じオモイで向き合っている方々が居ることを知れたのがブログでした。 そのお陰で、少しずつ僕の生き方に光がさしてきて、でもその光はふとした事で灰色の雲の影に隠れてしまって。 明るい生き方を続けていくには、与えてもらうだけではなく、与えられる存在になる事なのかなと思って、誰かが読んでくれるかもしれない、僕が救われたブログという場で思う事を書いてみたいと思ったからです。 つたない文章ですが綴り続けていきたいと思います。

  • 初めてブログ

    毎回のあれこれやオモイを記録していきます。

ブログリーダー」を活用して、AOさんをフォローしませんか?

ハンドル名
AOさん
ブログタイトル
トンネルの先を確かめたいから。~断酒後の日記~
フォロー
トンネルの先を確かめたいから。~断酒後の日記~

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用