ハッシュタグ記事一覧

箱庭に降る音の名は #5

「ばあちゃんはともかく、じいちゃんがなぁ……」小窪はどこか遠い声で言う。おとなしそうな小窪。でも、おじいちゃんとなにか確執があるのだろうか。思って訊くと、「確執っていうか、師弟関係？」と返ってくる。『シテイカンケイ』を漢字変換するのに時間がかかった。暑さのあまりに頭がわるくなっているのかもしれない。「……師弟って、なんの？」僕の疑問に小窪が足をとめたので、僕もつられて立ち止まる。足元の黒い影のうえに汗...

2022/12/15 00:21

BL「副音声はうるさい十分に③」感想

2022-12-14更新英子さん作のBLコミック 「副音声はうるさい十分に③」の感想です。 2022.11.26配信の最新巻 （出版社：MUGENUP エクレアコミック） （購入：コミックシーモア） ★1～2巻の感想はコチラ★ 副音声（＝心の声）は雄弁だけど 臆病なせいで実際はすれ違いまくる様子が おかしいやらせつないやら、な二人 同じ会社の上司 野崎x部下 西田 が繰り広げる恋模様の3冊目。 カバー折り返しの作者さんコメントで 「距離が縮まった感のある 野崎と西田です」 とあったので おっ、少しは進展したのかな♡ と期待しつつ読みました。 ・ ・ ・ ・ えっ？コレ距離縮まってます？！ いや、距離は縮まってるのか・・・？？ なんかますます切ない感じなんですけど！？ 2巻ラストの方でちらりと出てきた新キャラ 野崎..

2022/12/14 15:41

人気BL漫画あらすじまとめ いとしの猫っ毛【前半】 1～4巻 あらすじと感想 雲田はるこ先生

今回は、雲田はるこ先生が描くBL漫画、いとしの猫っ毛の1巻から4巻のあらすじをまとめていきます。小樽から出てきた、幼なじみのふたり。恋人ではありますが、まったく恋人らしいことはなし！付き合いが長いため、なかなか先に進めないふたりのじれったくも甘い日常が楽しめます。

2022/12/14 14:01

箱庭に降る音の名は #4

「でも、小窪もああいう音楽を聴くんだな」「ああいうって？」「ノリのいい、大衆受けするタイプの曲」どちらかというと、小窪は自分の好きなアーティストをじっくり掘り下げていそう、と思ったから言った。もちろん、それがほんとうがどうか推し量れるほど僕と小窪が親しくないにしても。「うーん……、聴くってほどには聴いてない。さっき、スーパーのBGMで流れててわりと好きな感じだったから」「えっ？じゃあ、耳コピの即興演奏...

2022/12/14 01:52

BL雑誌 リンクス2023.1月号掲載 「恋イン スキマ11 秋草室長からのバディ課題 第118期 戸堂眞御編」感想

2022-12-13更新丹下道さん作のBLコミック 雑誌リンクス2023.1月号掲載 「恋するインテリジェンス スキマ11 秋草室長からのバディ課題 第118期・戸堂眞御編」の感想です。 2022.12.09発売の最新号 （出版社：幻冬舎コミックス） ★10巻の感想はコチラ★ リンクス1月号掲載のお話は「スキマ11」 10巻で話が出ていた 秋草室長から118期BCへの鬼宿題のお話。 待ってましたッッッッ！ヾ(≧▽≦)ﾉ 最初の犠牲者はわれらが眞御ちゃん！！！！ 丹下先生ありがとうございます！！ ひさびさの”はりゅまお”に大興奮のワタクシ。 以前にもどこかで書いたかと思いますが 私いち推しのCPなもので。 課題の内容は伏せますが さすがの鬼室長のトンチキ指令。 眞御ちゃんにとっては相当厳しいっ(＞＜ （いやこれだれで..

2022/12/13 17:12

箱庭に降る音の名は #3

僕はいまだに気まずそうな、それでいてどこか警戒するようなまなざしを解かない小窪に笑いかけた。「すごいな、小窪。こんな特技があったんだ」小窪はぶんぶんと顔のまえで手を振る。小動物が大慌てするような仕草にちょっと噴きだしそうになる。「たいしたことじゃないよ、趣味の延長だから、ほんとに」「それにしたって、人前で演奏するなんて意外とお前、度胸あんのな」小窪の白い頬にぱあっと赤みがさして、消え入ってしまいた...

2022/12/13 00:03

BL「恋するインテリジェンス10巻」感想

2022-12-12更新丹下道さん作のBLコミック 「恋するインテリジェンス10巻」の感想です。 2022.11.24発売の最新巻 （出版社：幻冬舎コミックス ﾊﾞｰｽﾞｺﾐｯｸｽ ﾘﾝｸｽｺﾚｸｼｮﾝ） （購入：一般書店） 電子配信は12/24とのこと。 あと2週間弱ですね。 恋インもついに二桁に乗りました！ﾒﾃﾞﾀｲ！ 表紙カバーには細かいキラキララメが 全面に入っててすーごく素敵なんです♡ 写真撮ってみたけど 素敵さが伝わるようには撮影できず(T-T 実物はとっても素敵なんですっ！(2回目w ★本編の感想は以下のリンクから★ 7巻 8巻 9巻 ～～以下多少ネタバレ含みます～～ 9巻は主に春日x木菜の過去編でしたが 10巻は現在へ時間軸が戻ります。 冒頭は 「スキマ10 オリジナル教材制作阻止作戦」 秋..

2022/12/12 17:01

箱庭に降る音の名は #2

部活の練習が終わった夏休みの学校帰り、改札を抜けたところでピアノの旋律が聞こえてきた。だから、「あっ」と「おっ」が入り混じった気持ちで駅ピアノのほうについつい早足になりながら歩いていった。十数人のギャラリーに見守られながら心底楽しそうにピアノを弾いている演奏者を見た瞬間、目を疑った。いつも教室のなんとなく隅っこのほうで観葉植物然としている小窪史幌（こくぼしほろ）が、突然植物が踊ることを覚えたかのよ...

2022/12/12 04:01

'22.12月上旬購入コミック

2022-12-11更新＝＝2022.12.01購入(コミックシーモア)＝＝ #59101;そんなに言うなら抱いてやる② 16P小冊子付初回限定版／にやま LINEお友だちクーポン(20％OFF) ＋木曜ポイ活1％ポイント還元 ＋ハッピーランチアワー購入で10pt #59101;黒か白か9巻／さちも 12/1 Twitterクーポン(10％OFF) ＋木曜ポイ活1％ポイント還元 ＝＝2022.12.02購入(コミックシーモア)＝＝ #59128;アプリコットの心臓／柚子町汐 冬のCharles Comics フェアで50％OFF ＋3冊20％OFFクーポン ＋ハッピーランチアワー購入で10pt ＝＝2022.12.04購入(コミックシーモア)＝＝ #59128;ファザー・ファッカー／暮田マキネ 冬のCharles Comics フェアで5..

2022/12/11 07:38

箱庭に降る音の名は #1

僕の住む郊外の町の駅に、駅ピアノが設置されたのは去年の春のことだった。駅近くのピアノ教室の先生が教室をたたむにあたって、市だか県だかに寄贈したらしいけれど、噂の真偽のほどは定かではない。とにかく、その駅ピアノはぴかぴかに黒光りしていて、なんだかうらぶれた郊外の駅にはいくらなんでも立派すぎた。ピアノをちらちらと遠巻きに眺める人たちの気持ちは痛いほどにわかる。なにせ僕もまったくの共感、もじもじするよう...

2022/12/11 00:03

うちの捕虜だった聖騎士様の執着が怖いんですが自業自得ですか？

読書記録：■うちの捕虜だった聖騎士様の執着が怖いんですが自業自得ですか？ https://www.alphapolis.co.jp/novel/84296488/696642566異世界転生したら、貧しい農村生まれで早々に戦奴として売り飛ばされ、前線近..

2022/12/10 23:03

ここも、いいところ（バカップル攻さんの述懐）1

【隣りに住む2人のイチャラブを観察だ】 こじらせ幼馴染どうしの、日常系甘々BL小説です。

2022/12/10 13:59

インディゴ 《最終話》

僕の名を呼ぶ葉の声が聞こえる。呼び声に答えるように目をあけると、視線が奇妙に低かった。まばたきをしても地面すれすれに視界が広がっている。いったいどうしたっていうんだろうか。葉を見上げて「どうしたんだろう」と言ったはずなのに、僕の口からはニィ、という声がこぼれ落ちる。驚いて葉の名を呼ぶと、出てきたのは、またニィ、という声。「インディゴ、猫になったんだよ。君、生まれ変わって、子猫になったんだ」言いなが...

2022/12/10 00:07

インディゴ #31

「今夜、迎えに来る」それだけ、しずかに光るようなその言葉だけが、はっきり聞き取れて重いまぶたを引きあげた。どうやって？迎えに来てくれて、葉と僕はどこに行くの？聞きたいことは山ほどあったけれど、口にできたのは「待ってる」という言葉だけだった。「……けるから、ぜったいに……ィゴをたす……から」葉の真剣なまなざしをぼんやりと受け止めながら、なぜか深い安堵が心に広がっていった。夜になると、すこし意識がはっきりす...

2022/12/09 01:25

インディゴ #30

日に日に、眠るように過ごす時間が増えていった。山科さんのリヤカーに乗っても、すぐに眠くなってしまう。葉がいる時間だけふっと目が覚めるのが、自分でも正直すぎるなぁとすこし笑ってしまう。「……インディゴ、すごく具合がわるそう」その葉が僕の目を覗きこんで気づかわしげに言う。自責と、後悔のたくさん詰まった口調になんとか笑い返した。「僕、きっと消えちゃうんだね」しばらく間をおいて、「うん」と葉がうなずいて言う...

2022/12/08 01:35

BL単話「明けの花に嘴 1～3話」感想

2022-12-07更新もちゃろさん作のBLコミック(単話) 「明けの花に嘴 第1～3話」の感想です。 2022.11.18配信(シーモア) （出版社：パチカ Continuer. ） （購入：コミックシーモア） もちゃろさん、初読み作家さんです。 ツイッターの宣伝で流れてきていたのを見て もうずっと気になっていた作品です。 やたらと宣伝されていたから 見かけたことのある方も多いかと思います。 当時は他サイトの独占配信(？)だったので はやくシーモアで配信してくれないかな～ と心待ちにしていました。 今月に入ってからようやく すでに3話まで配信されていることに気づき 歓喜のあまりクーポンもなしに 買ってしまいました。 でも期待通りの面白さだったので 後悔なんてないもん！！ 現在(～12/15まで)第1話が無料で読めるので ぜひ！！ ..

2022/12/07 20:45

インディゴ #29

そんな日々のなか、僕の異変に最初に気がついたのはやっぱり山科のおじさんだった。「インディゴ、どうした？ひどくぼんやりしていることが増えたね」リヤカーに腰かけている僕は、はっとして目をしばたたかせた。時間の経過の感覚がまったくない。いつの間にか周囲が淡い夕焼けに包まれている。一日が眠るように過ぎてしまうと言っていたマリー姉さん。「マリー姉さんみたいに消えてしまうのって……、どういう感じなのかな」僕がち...

2022/12/07 00:47

2022年購入したBL漫画 同性でも子どもができる！？オメガバース作品おすすめ9選 part2

オメガバースって聞きなじみがない人からすると、なんだろう？と不思議になりますよね。実はこの世界では、同性であっても子どもがうまれる設定です。 今回はオメガバース作品と、じわじわと人気がでている子育てBLに注目していきたいと思います。今回は第二弾になります。

2022/12/06 20:50

BL「I'm in Love お付き合い編」感想

2022-12-06更新阿部あかねさんのBLコミック 「I'm in Love お付き合い編」の感想です。 2022.11.26発売の最新巻 （出版社：竹書房 ﾊﾞﾝﾎﾞﾌﾞｰｺﾐｯｸｽ麗人ｾﾚｸｼｮﾝ） （購入：コミックシーモア） ★前巻の感想はコチラ★ 前巻で恋人同士になった二人の続きです。 1冊にまとまるのをまだかまだかと めちゃくちゃ楽しみにしてました！ 人気AV男優 おかざき尊 ✕ 尊の大ファンの少女漫画家 メイ 1ページ目のおかざき尊氏の挨拶からして もういきなり面白い！ 夜の体操のお兄さんんんんん！ しかし、今巻は 尊が自分の仕事(AV男優)であることを 恋人のメイがどう思っているのか気になり ついにはEDを発症してしまうという展開。 あの種王が！歩くチ〇ポ神が！(笑 仕事をまともにこなせなくなった尊で..

2022/12/06 15:30

2022.12月新刊 購入予定

2022-12-01更新2022.12月発売の新刊の購入予定です。 （文頭の数字は発売予定日） 01#59101;黒か白か9巻／さちも #59101;極道さんは卒園式でもパパで愛妻家 ／佐倉温 02#59101;呪術廻戦21巻／芥見下々 08#59101;鹿楓堂よついろ日和17巻／清水ユウ 09#59101;後輩と同棲したらさらにめちゃくちゃ 溺愛されました／梶本潤 15#59101;煙と蜜4巻／長蔵ヒロコ 16#59101;ダイヤのA actⅡ32巻／寺嶋裕二 23#59101;バイバイ、センチメンタル② ／波真田かもめ #59101;2と車／虫歯 #59101;#59020;ドラマCD つむぎくんのさきっぽ 28#59101;君香シャーレ新装版 addition ／鯛野ニッケ 「黒か白か9巻」 今回は薄い本付きはないみたい？？ 残念であります…(笑 ★これまでの感..

2022/12/06 15:27

映画「劇場版きのう何食べた？感想」（Twitter感想続きシュートバージョン）

  Twitter感想続きここ数年の恋愛系では私的にダントツの第一位である有吉さん語るところのオバショットを完璧にこなす内野聖陽氏の演技が素晴らしいあんな可愛い女いるだろうか？と思ちゃったりしながらなぜかこちらまでホッコリしてしまうのだから不思議に癒されるので

2022/12/06 12:24

kindleunlimitedおすすめ 朝田ねむい著 BL 漫画「スリーピングデッド」上

kindleunlimitedで読める漫画「スリーピングデッド」の紹介です なお、この作品BL（ボーイズラブ）ですので スリーピングデッド 上 (Canna Comics) 作者:朝田 ねむい プランタン出版 Amazon ＜あらすじ＞ 真面目で爽やかな佐田は、同僚や生徒から人気の 高校経論。ある日、放課後の見回りをしていると、 そこには女子生徒に刃物で襲いかかる怪しい人影が。 矛先が自分に向けられ咄嗟に逃げようとするも、丸腰の 佐田は為す術もなく命を落としてしまう。あっけなく 終わった佐田の人生、―かと思いきや、冷たい台の 上で佐田は目を覚ましたのであった。（←コミックスの説明そのままです）…

2022/12/06 07:03

インディゴ #28

それからしばらくのあいだ、『恋』という単語を口のなかで転がして過ごした。わからないなぁという気持ちと、ひょっとしたらという思いが半々くらいだ。葉は学校帰りに墓地にやってきては、そのたびに安堵の表情を浮かべる。「インディゴが消えてしまっているんじゃないかって、毎日ひやひやしながら授業を受けてる」僕のとなりに座った葉が遠くに視線を投げたままで言う。残酷だよね、と。「僕ら、もし想いが通じあっていたら永遠...

2022/12/06 01:36

インディゴ #27

葉の言葉から連想するように、『恋をしてはいけないよ』という山科のおじさんの言葉を思い出して、そして消えてしまったマリー姉さんのことを思った。心がゆれる。急に不安をいっぱいに湛えたコップのようになってしまったかのような心持ちだった。「どうしよう。僕、葉のことが好きだったら、恋として好きだったら」短い時間のなかで、葉の瞳をとても複雑な感情が行き来した。歓喜、不安、期待、そして絶望。もし、僕が葉の気持ち...

2022/12/05 00:02

BL「そんなに言うなら抱いてやる②」感想

2022-12-04更新にやまさん作のBLコミック 「そんなに言うなら抱いてやる②初回限定版16P小冊子付き」の感想です。 2022.11.30発売の最新巻 （出版社：シュークリーム moment） （購入：コミックシーモア） ★1巻の感想はコチラ★ そん抱き最新巻の表紙絵は 1巻と対になっている感じですね。 にやま先生のツイッターからの情報ですが ヒカルンの瞳の中をよく見てみると…という 先生お得意の小ネタが仕込んであります。 1巻ニンニンの壁ドゥンのお相手は…♡ ワンナイトを愛する罪な男 裏川忍 x美形ナルシスト王子 表屋ヒカル 第1巻では ニンニン(攻め)にちょろい受けヒカルンが 振り回されて終わった感がありましたが この2巻では ニンニンの本気度が上がってまいります。 期待通りのオイシイ展開 にやま先生ありがとうござ..

2022/12/04 16:26

インディゴ #26

自分の死の理由を知ってからというもの元気のない僕に、葉はどうやって接しようか悩んでいるようすだった。毎日、墓石のまえに並んで腰かけて黙っていることが増えた。その沈黙は目の粗い布でざらざらと皮膚を撫ぜられているようで、ひどく居心地が悪いのにどうしてみようもない。「インディゴ、元気を出して」とうとう葉がそう口にしたのは、僕の死因の発覚からひと月ほどが経とうとしているころだった。葉のあたたかい手が僕の背...

2022/12/04 00:03

いいところ8【完】

【隣りに住む2人のイチャラブを観察だ】 こじらせ幼馴染どうしの、日常系甘々BL小説です。

2022/12/03 14:20

インディゴ #25

葉は僕が死んでしまった理由についてそれ以降、触れることはしなかった。けれど、僕に対する態度がさらにやわらかく、やさしくなって、あぁ、気を遣わせてしまっているんだなと歯がゆかった。僕はいつも葉から受け取るばかりで、なにひとつ返せない。山科のおじさんは驚いたことに僕の生前のことを知っていた。ニュースになってしばらくして、自死した少年にそっくりな顔立ちの僕がここに現れて、あの子はこの墓地に来たのかと思っ...

2022/12/03 00:47

あくがれのさすらふ：2

苦手な飛行機を降りて羽田空港まで迎えに来てくれたのを見つけた時、心底ほっとした。「お疲れ様です」「あ、はい」都会に出ないといけないときにはいつもつけているノイ…

2022/12/02 23:09

あくがれのさすらふ：1

物語に没頭しているときだけはいつも俺は自由だった。俺の日々に降りかかる艱難辛苦から自由で居られるほんの短い幸福が物語の中にあった。「浩志、はよ降りて来い言うて…

2022/12/02 23:09

あくがれのさすらふ：まとめ

久し振りにゴリゴリのBLです。*登場人物玉置浩志/白引真多(たまき・ひろし/しろひき・しんた)50代に差し掛かりつつある落ち目のラノベ作家。黒髪猫背三白眼のメ…

2022/12/02 23:05

BL「黒か白か9巻」感想

2022-12-02更新さちもさん作のBLコミック 「黒か白か9巻」の感想です。 2022.12.01発売の最新巻 （出版社：KADOKAWA あすかコミックスCL-DX） （購入：コミックシーモア） ★これまでの感想は以下のリンクから★ 3巻 4巻 5巻 6巻 7巻 8巻 若手俳優同士の秘密の恋！第9巻です。 8巻ラスト ついに現場に姿を現した悪の親玉(笑 その後です。 やはり目的はシン・・・・！？ もうヤダヤダ、どうなっちゃうんだろう。 でもシゲはもちろん マネの梅島さん、多々良さんに花崎くん 心強い味方が何人もいて 異変に気付いてガードをさらに固めていくので ほんとありがたい。 今巻は花崎くんの過去話もあって これで本物のシンの味方なのが分かったので すごいホッとしたーーーーー♡ 8巻の感想でも書..

2022/12/02 17:25

映画「さんかく窓の外側は夜」霊が視える＆霊が祓える2人が挑む、呪いを操る女子高生

映画「さんかく窓の外側は夜」霊が視える＆霊が祓える2人が挑む、呪いを操る女子高生

2022/12/02 14:35

U-NEXTで観れるゲイ映画・ゲイドラマ・BL映画20選まとめ【無料お試し】

こんにちは！ゲイでブログを書いてる平凡なサラリーマン、のびのびハスキー(@Gay_husky)です！ U-NEXTで配信

2022/12/02 10:53

インディゴ #24

それでも、葉のことが心配だった。いつだったか、僕のことを何も知らないころ、葉が言ったみたいにふわふわと学校まで漂っていって葉のようすを見ることができたらいいのに、と思った。葉のために、なにもできない自分が歯がゆかった。無力な自分に腹を立てていたけれど、ふっと気がついて葉に尋ねた。「これ……、ずっと調べていてくれたの？」葉がすこしためらったのち、うなずいた。「前にあんまりしあわせな最期ではなかったかも...

2022/12/02 00:50

インディゴ #23

ひろげられた紙面のコピーには、僕の顔写真と『県立高校二年生 いじめを苦に自殺か』という見出しがある。まるで他人事のように記事に目を通した。県立高校に通う男子高校生が学校の屋上から飛び降り死亡、部屋からは遺書のようなものが発見されたと報じられている。遺書にはいじめを受けていた旨の文言が綴られていたという。「これ、ほんとうに僕の話なのかな？写真は僕みたいだけど」ぽつりと言葉が洩れた。葉は気づかわしげに...

2022/12/01 01:40

インディゴ #22

その日の夕方になってやってきた葉は僕の表情を見て、マリー姉さんがいなくなったことを察したのか「ごめんね」と謝った。「インディゴの大事なお姉さんのために何かできたらと思っていたんだけど……」首を横に振る。頼りない動きだと自分でもわかっていた。葉の顔を見たとたん、ぽろぽろと涙が頬を伝った。マリー姉さんの口癖や、髪を梳くのが好きだった後ろ姿を思い出せば、いくらでも涙があふれた。葉は泣くなとも泣けとも言わず...

2022/11/30 00:01

定期購入 BL漫画 花鳥風月 10巻 志水ゆき先生 両想いになったカップルの温泉旅行と姉との確執 あらすじと感想

今回はBL漫画界では大御所である志水ゆき先生の長期連載作であり、大人気さく『花鳥風月』のあらすじと感想をまとめていきたいと思います。今回は10巻のあらすじです。

2022/11/29 21:22

BL「僕らのミクロな終末(上)(下)」感想

2022-11-29更新丸木戸マキさん作のBLコミック 「僕らのミクロな終末(上)(下)」の感想です。 2022.2.25発売 （出版社：祥伝社 onBLUE comics） （購入：コミックシーモア） 電子コミック大賞2023エントリー作。 コミックシーモアの電子コミック大賞、 いよいよ明日が投票締め切り日ですが 皆さん投票されましたか？ 今年は70％OFFクーポン欲しさに 何とか無理やり全部門投票しちゃいました。 全作品試し読みまではできなかったけど 票を入れた作品は必ず試し読みしましたよ。 中には1冊まるごと読める作品もあったので 楽しませていただきました。 さて、こちらの作品は もちろん購入して読ませていただきました。 来年1月から 実写ドラマの放映も決まっており 12/7まで上下巻とも30％OFFになっています。 ..

2022/11/29 18:24

インディゴ #21

葉がうーん、と言って両腕に顎をうずめた。「僕、自分がずっとままならない恋に振り回されてきたから、幽霊になってまで恋に悲劇がついて回るなんて信じたくないなぁ」うん、とうなずいて葉の目を見つめた。僕のことを好きだと言ってくれる葉。僕も『ままならない』の一部なのだろう。「真剣に考えてくれて、ほんとうにありがとう。マリー姉さんが消えてしまっても、葉がいてくれるのなら何とかだいじょうぶでいられる気がする」葉...

2022/11/29 00:02

インディゴ #20

その日やってきた葉はすぐ、僕の元気がないことを察してくれた。葉のこういうところがすごいと思うし、本当に尊敬する。細やかさは、逆に葉の繊細さなのだろうか。「どうしたの、インディゴ。どこか具合が悪いの？」心配そうに僕をのぞきこむ葉にしがみついて泣き出したかった。子どもみたいに泣いて、心の負荷をすこしでも軽くしたかった。でも、マリー姉さんを認識できない葉にそんな風には甘えられない。かわりに、ぽつんと言っ...

2022/11/28 00:13

BL「ベリーメリーストロベリーラブリーヘブンリー第3話」感想

2022-11-27更新村上キャンプさん作のBLコミック(単話) 「ベリーメリーストロベリーラブリーヘブンリー第3話」の感想です。 2022.11.25発売の最新話(シーモア先行配信) （出版社：光文社 kobunshaBLｺﾐｯｸｼﾘｰｽﾞ） （購入：コミックシーモア） ★これまでの感想は以下のリンクから★ 第1話 第2話 第3話は”あおぞらマルシェ”に 佐野の店と、白川の店が隣同士で 出店するはめになったところからです。 菓子作りに熱心なだけでなく あおぞらマルシェのような 地域のイベントの手伝いにも 積極的に参加するバイタリティ溢れる佐野に 心の中ではますます感心する白川。 マルシェ後に二人で打ち上げをした際 佐野が語り出した過去の想い人の話に おもわず嫉妬全開になってしまった白川…！ 白川の嫉妬に気づいた佐野の顔が面..

2022/11/27 20:40

インディゴ #19

草取りの手をとめている山科のおじさんに背を向けて、マリー姉さんの住む区画へ走り出した。ぴかぴかに磨かれた墓石のうえでマリー姉さんはご機嫌で髪を梳いている。鼻歌が聞こえる。呼びかけると、「どうしたの、インディゴ。顔色が真っ青」と言った。どう訊いていいのかわからない僕の口から飛び出したのは結局、とても直截的な問いかけだった。「姉さんはオリーブさんのことが好きなの？」マリー姉さんの頬がみるみる赤く染まっ...

2022/11/27 00:17

いいところ7

【隣りに住む2人のイチャラブを観察だ】 こじらせ幼馴染どうしの、日常系甘々BL小説です。

2022/11/26 13:41

インディゴ #18

ほんとうに、ほんとうになにげない台詞だったのに、山科のおじさんの顔がみるみる曇っていく。いつも僕を安心させてくれる思慮深さとはまた違った翳りだった。つられて僕も真顔になる。「インディゴ、それはほんとうなのか？マリーちゃんが恋をしているというのは」「うん、マリー姉さんに確かめたわけじゃないから、まだわからないけれど。でも姉さんのようすを見ていればわかるよ」山科のおじさんははびこる雑草を取る手をとめて...

2022/11/26 00:37

インディゴ #17

その日もやってきた葉にその話をした。僕のような幽霊がどうして存在するのか。胸が不穏な感じにどきどきしている。「それで、僕みたいに幽霊になっちゃうのは、しあわせな死にかたをしなかった人間なんだって」葉がすこし考えて「なんとなく、考えかたとしてはわかる」とひどく言いにくそうに言った。「未練とか心残りとかがあると死んでからも現世にとどまってしまうっていうのはよく言うよ」「……そう、なんだ」でも、と明るい口...

2022/11/25 00:13

BL「マイディアエージェント(上)(下)」感想

2022-11-24更新昨夜はシーモアのゲリラセール狂騒曲に さんざん振り回され 結局ポイントの購入はなりませんでしたが ここは落ち着いて積み本を崩せ、という 神様からのお告げと感じ しばらく積んでいたこちらの作品に ようやく取り掛かかるいい機会になりました。 ということで 1.5読くらいしかしていないけど(^▽^;) ヱビノびすくさん作のBLコミック 「マイディアエージェント(上)(下)」の感想です。 2022.2.24発売 （出版社：幻冬舎コミックス ﾊﾞｰｽﾞｺﾐｯｸｽ ﾗﾌﾞｷｽﾎﾞｰｲｽﾞｺﾚｸｼｮﾝ） （購入：コミックシーモア） 2023電子コミック大賞ノミネート作。 美麗な表紙絵とレビューの評価の高さから 今年の5月に購入したものの (購入記事はコチラ) ここまで寝かせておりました(得意技)。 電子コ..

2022/11/24 11:54

インディゴ #16

マリー姉さんの区画にあたらしく男性の幽霊がやってきたのは、それから三日後のことだった。姉さんとおなじくらいの年恰好で、すこし葉に似たきれいな顔立ちをしていた。「こんにちは」僕が挨拶をしに行くと、すこし疲れたような顔をほどいて「こんにちは。君がインディゴか」とかすかに笑った。「俺、なんていう名前なんだろう。生きていたころの名前も住所も思い出せないんだ」と焦った声で言う。彼のかたわらにしゃがみこんで、...

2022/11/24 01:19

いいところ6

【隣りに住む2人のイチャラブを観察だ】 こじらせ幼馴染どうしの、日常系甘々BL小説です。

2022/11/23 15:06

BL「17シリーズ」感想

2022-11-23更新木下けい子さん作のBLコミック 「17 生徒」「17 教師」「17 初恋」「17 生徒/好きだからキスしたの?【応募者限定小冊子2017】」のまとめて感想です。 発売：生徒 2016年 教師 2018年 初恋 2019年 応募者限定小冊子2017 (配信 2020年) （出版社：大洋図書 HertZ＆CRAFT） （購入：コミックシーモア） CRAFT vol.100に掲載されていたSS (★感想はコチラ★)に触発され 購入した「17シリーズ」 木下けい子さんの作品は コメディ路線が気に入っていたので シリアス系なこちらのシリーズには 手を出しておりませんでした。 でも、読んだらすっごく良かったですっ！ タイトルからもわかる通り 17歳の高校生と教師のお話です。 イケメンで、要..

2022/11/23 12:17