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ノラ学者のメモ帳 https://noraschmemo.blog.fc2.com/

野良学者やってます。 読んだ本とか研究用のメモを置いてます。 とりあえず西洋哲学からはじめて、現在は生物学、オートポイエーシス論、経済学、心理学、その他いろいろです。

むつきさっち
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2020/08/26

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  • システム分化による記憶の説明1:ホームページ用メモ24

    記憶をどう考えるかの続きです。神経系などに記憶痕跡として何かしら物質的に残るという考え方を否定するわけではないですが、説明しきれないところをもうちょっとつめて考えたいです。海馬とかのいわゆる記憶領域が陳述型記憶に大きく関与しているのは間違いないでしょう。それでこの手の話で出てくるのは、記憶領域の損傷により体験した出来事を記憶として保存しておいて思い出すことができないという、いわゆる長期記憶です。記...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/01/30

    2023/01/292022-2023 the Primera RFEF Group 1 21stSan Fernando 2 - 2 RC Deportivoロスタイム4分に同点弾くらいました。チームとしての攻撃がやっぱり上手くいってないみたいで、でも個人能力で二点もぎ取って勝ったと思ったんですけどね。RCDLC.com情報での現在の順位は下の通りです。1- Alcorcón 432- Castilla 413- Córdoba 404- Depor 395- Racing Ferrol 35------------------------6- Celta B 337- Cultural Leonesa 338-...

  • 佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』まとめ9

    メモまとめのまとめ1回目です。結論にあたる第三章を先に要約して、第一章と第二章の配置がどういう理由だったか考えようと思います。まず第三章のまとめをみてみます。西洋近代は一次モデルとして社会契約論的に自由な個人が契約によって社会を作り出す、という考え方を持っています。このことで「自由な個人の間にいかにして社会秩序をつくりうるか」というホッブス問題が生じます。この問題の解決は現実的には不可能ですが、解...

  • ウォーフの言語観:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第4章メモ2

    今回は言語と認識の関係についてです。言語学でたまに聞くウォーフの言語観が挙げられています。以下、だいたいの要約です。一般に「言語は自然のうちにであれ、私たちの脳髄のうちにであれ、すでに成立している事態を映しとり伝達する手段にすぎないと考えられて」います。ウォーフはこれとは異なる言語観を持っていました。ウォーフは火災予防検査官をしていたときの経験から、「言語はそれとは関係なくすでに本質的に形づくられ...

  • 佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』まとめ8

    第三章のメモまとめ二回目です。ピューリタン社会と西欧近代社会の共通点として「制度更新のダイナミクスをその内部につくりだした」ことが挙げられます。無限の更新運動としての現れは同じなのですが、ピューリタン社会と近代とは一次モデルが異なっています。ピューリタン社会の一次モデルは神の存在が前提となっているので、制度Iの選択は「選択できる」というよりも「選択せざる」を得ないもので、「彼らは『自由』たらんとし...

  • 記憶を痕跡としての記憶の他にどう考えるか:ホームページ用メモ23

    言語現象のオートポイエーシス論的説明にしろ、動物行動学にしろ記憶をどうにかしないと話が進みそうもないです。身体(特に神経系)の痕跡としての説明には限界があるので、それ以外での説明です。L.ラタッシュの『運動神経生理学講義』にもその旨が書いてあったんですが、この本に書いてあるのは問題点を提示するところまでです。記憶痕跡のモデルにはホップフィールドネットワークとかも含まれそうです。ホップフィールドネット...

  • 佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』まとめ7

    第三章のメモのまとめ一回目です。ざっとみる限り、一つの結論を補強するために視点を変えての繰り返しが多い感じです。西洋近代の定義で重要なのは、社会契約論的に自由な個人が契約によって社会を作り出すと考えられていること(一次モデルとして?)です。このことで「自由な個人の間にいかにして社会秩序をつくりうるか」というホッブス問題が生じます。西洋近代社会はホッブス問題の解決として「自由な個人を保存する社会秩序...

  • 木田元『反哲学史』書評と要約

    反哲学史 (講談社学術文庫) [ 木田 元 ]価格:1,067円(2023/1/23 12:53時点)感想(2件) 木田元『反哲学史』評価: おそらく日本で最も読みやすい哲学入門書である、木田元『反哲学史』の書評と要約です。古代から近代の哲学をその連続性に焦点を当てて、大胆にその歴史的経緯を要約してあります。書かれていることはかなり絞ってありますが、その内容自体は高度な哲学的思索を含んでいます。そのため全体として...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/01/22

    2023/01/212022-2023 the Primera RFEF Group 1 20thRC Deportivo 1 - 0 CF Rayo Majadahondaルーカスの3試合連続ゴールで逃げ切りました。 得点は終盤だったので危うく勝ち点3を逃すところでしたが。内容のあまりよくない状態が続いてる感じです。この状態で勝っているのだからもう少し全体での構築が上手くいけば一気に抜け出せそうなのだけど。RCDLC.comでの試合経過は下の感じです。開始からLucasに二度のチャンスが来る...

  • フランス革命と「人間の平等」という理念:宇野重規『民主主義とは何か』第二章メモ5

    第3節に入って今度はフランス革命についてです。以下、だいたいの要約です。3 フランス革命とルソー1789年のバスティーユ監獄の襲撃を期に市民の不満が爆発しフランス革命がはじまります。財政赤字に苦しむ王権が約170年ぶりに三部会を開きます。三部会のうちの第三身分、平民の代表が進まない議論に不満を募らせ、自分たちを「国民議会」と宣言します。「国民とは平等な個人から構成される」という考え方から世襲される貴族の権...

  • 運動を引き起こす下行性の指令を含む機構のモデル:多賀厳太郎『脳と身体の動的デザイン 運動・知覚の非線形力学と発達』第2章メモ8

    第2章最後のメモです。運動を引き起こす下行性の指令を含む機構をどう考えるか、ということについてです。以下、だいたいの要約です。障害物を回避するモデルでは、障害物に関する情報は何かしらの形で得られ利用できると仮定しています。視覚情報を利用する場合に次の二通りの方法が考えられます。一つは「障害物が環境のどこにあるかという位置座標として知覚する」というもので、もう一つは「環境中を動き回ると、自分と障害物...

  • ピューリタン社会の制度更新のダイナミクス:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第三章メモ3

    第三章第二節前半のメモを書いておいて上げるのを忘れてたみたいです。だいぶ順番が前後しましたが第三章第二節前半のメモです。前半はこれまでの内容の確認になってます。以下、だいたいの要約です。二 近代の歴史的変遷(前半)ピューリタン社会と西欧近代社会の共通点として「制度更新のダイナミクスをその内部につくりだした」ことが挙げられます。ピューリタン社会の方は「業の契約」(神とアダムの契約)を具体的な規範にし...

  • ブログの更新について(23/01/17)

    高校数学の三角比のページを作り終わったので更新頻度を一日一度くらいに戻そうと思います。一ヶ月でページを作り終わる予定が二ヵ月かかってました。時間がかかった理由はスプラトゥーンにかまけてたから。今やっとA-ランク。5回連続Aランク昇格戦で負け越したときは永遠にBランクかと思いました。そういえば絵の練習もまったくやってなかったです。こっちは動物行動学ページですぐに必要になるので必要に迫られて練習するでしょ...

  • 佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』まとめ6

    第二章のメモは残り2つです。前回までの内容とのつながりが重要なんですが、まずはメモを簡単にまとめてみます。十七世紀のニュー・イングランド社会は、ごく伝統的な規範の内容を、個人の契約の結果という新たな形式(フォーマット)によって読み込んだ点において近代的でした。そしてゼクテの論理にもとづく社会の形成が、結果として社会の一次モデルそのものの転換となって現れます。「特定の個人の人格に回収されず、かつ、個...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/01/15

    2023/01/142022-2023 the Primera RFEF Group 1 19thAD Alcorcón 3 - 1 RC Deportivo 前半に先制されキーパーのMackayが後半に一発退場、ルーカスがフリーキックを決めて同点に追いつくも残り10分で二点決められ敗戦。内容もよくないみたいでファーストラウンドを悲しい折り返しです。https://www.rcdeportivo.es/の試合情報はこちらです。AD Alcorcón: Jesús Ruiz, Víctor García, Castro, Babin, Morillas, Moyano (Juanma,...

  • 分析哲学:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第3章メモ9

    分析哲学の続きです。前回順番間違えて第4章にいってました。逆になりましたが、今回が第3章の最後のメモです。以下、だいたいの要約です。B 分析哲学の目標と二つの道個別科学の急激な発展もあり、それまで哲学の対象としていた領域はそれぞれの科学分野にまかせ、哲学では科学全般の見通しを与えよう、という考え方がでてきます。また十九世末からのイデオロギーの対立において、それぞれの立場の指導者が科学的真理に基づいて...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/01/09

    2022/12/182022-2023 the Primera RFEF Group 1 18thRC Deportivo 3 - 0 Unionistas de Salamanca CFいきなりのルーカス二発で快勝です。1部で今も成績残してる選手が三部に来たら別格ですよね。なんかもう一位通過で昇格が決まった気分になってきました。いくらなんでも気が早すぎ。RCDLC.comでの試合経過は下の感じです。開始直後はデポルが攻撃で押し込むもUnionistasがカウンターで応酬。30分くらいまで何度か決定機をつくるも...

  • シンボル化の能力:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第4章メモ1

    第4章に入ります。まず動物としての人間をどう考えればよいかという話で始まっています。以下、だいたいの要約です。第4章 人間における自然と文化人間は動物の一種ですが、他の動物とは明確な違いを持つものとしての意味もあります。その違いは人間だけが「文化」を持つことに起因します。しかし現在は環境問題等により、人間/動物、文化/自然といった対立図式を単純に当てはめられなくなっています。「人間における自然と文化」...

  • 西洋近代形而上学まとめ9:ホームページ用メモ22

    西洋近代形而上学と数量的自然科学の関係の続きです。自然科学と数学の関係でライプニッツを除くことはできないように思えますが、ライプニッツの前後の哲学者とはだいぶ考え方が違うみたいで、どう考えてよいかわかりません。微分はモナドにおける世界の表出と関係がありそうなこと、絶対時間と絶対空間を否定したことなど、数量的自然科学との関係を考えないといけないことはたくさんあるのですが飛ばすことにします。モナドロジ...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/1/2

    ついにルーカス・ペレス復帰です。1 million ユーロの移籍金をデポルが507,000ユーロ、なんとルーカス・ペレス自身が残り493,000ユーロ払って移籍が決定しました。まず半年の契約でそれにプラス一年の契約のようです。現在34歳なので2部、3部なら後3年は活躍してくれそうに思います。今年はカディスでここまで3ゴールなので活躍してないわけではないですしね。練習にはすぐに参加して次の試合に出場可能とのことです。代わりにセン...

  • 心の安らぎが訪れますように

    まったく予想外の一年になりました。ロシアのウクライナ侵攻とか、潤羽るしあの契約解除とか、よくある言い回しの「一年前の自分に行っても絶対に信じない」事態が本当に起こってしまいましたよ。まあ後者の方は今は元気そうでなにより。私の飽きっぽさもあって最近はVtuberの配信視聴頻度も減ってきました。ホロライブからボロライブいってななてんさんを経由しながら最近はういままが一番多いかな。配信見る代わりに念願のswitch...

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