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西洋近代形而上学と数量的自然科学の関係の続きです。自然科学と数学の関係でライプニッツを除くことはできないように思えますが、ライプニッツの前後の哲学者とはだいぶ考え方が違うみたいで、どう考えてよいかわかりません。微分はモナドにおける世界の表出と関係がありそうなこと、絶対時間と絶対空間を否定したことなど、数量的自然科学との関係を考えないといけないことはたくさんあるのですが飛ばすことにします。モナドロジ...
機械論的自然観に基づく数量的自然科学にイギリス経験論が関与するか、今一つはっきりしません。イギリス経験論にもデカルトの考えを引き継ぐ「第一性質」と「第二性質」の区別とかがあります。知覚と認識の議論が有名ですが、そこにも数量化可能な自然という考え方が入っていそうな気もするのですがよくわかりません。ホームページの方から関係しそうな感じのところを抜き出しておいて後で考えることにします。ロックの発想の一つ...
あまり形而上学として記述されることのないイギリス経験論ですが、デカルトからの影響も考えると形而上学的な基盤があるはずです。ホームページのイギリス経験論に関連するページから、該当する内容を探してみます。ロックは、胎内にある子どもも、おそらく「欠如や不安」を感じ、「飢えと暖かさの観念」をもつのではないかと考えていて、生得性を否定したのは、「知性」と呼ばれるような高度に抽象化された概念です。ロックは伝統...