(画像は記事とは関係ありません。我が家のあんずさんです。)2月の終わりに予約した「百鬼夜行抄31」は4月5日に配達されて、その日のうちに読みましたが、ずっと感想を書き損ねていました。→「百鬼夜行抄31」の予約今回のお話は・夜明け前に見た夢・夏が傾く・容れ物とその中身・嵐吹く・左隻の魔物の5作で、「nemuki+」に2023年7月号まで連載されたものが収録されているもよう。この物語は、なんだかんだと29年にわたって単行本を出版し続けているわけで、やはりその長寿の秘訣は、もしかしたら読者が望もうが望むまいが、実は微妙にしてきた変化にあるのかもしれないと、今回思いました。彼を文句を言いながら守り続けてきた青嵐は、その契約は既に切れて、もう律の護法の式神ではありません。この作品のヒロインのポジションにいた司も登場...「百鬼夜行抄31」