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クッカバラの囀り http://kookaburra-coo.blogspot.com/

クッカバラの囀りを皆さんにお届けし、思いを共感、共有できたら嬉しいです。快い囀りと響きますように。

学生時代、車窓からのぞく青く輝く稲穂に願いをし、三つ目の願い叶って故郷を離れ、海外で家庭を築くも気がついたら一人。3匹のバッタ達も、次々に高校を卒業し、進学と同時に家を出て行きました。そこに新たな相棒トンカを迎え入れ、人生を謳歌しようじゃないか、との境地に至っています。そんなクッカバラの囀りを皆さんにお届けし、思いを共感、共有できたら幸いです。

Kookaburra
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2011/09/20

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  • 焼き立てのチーズスフレケーキ、忽然と消えるの巻

      一週間ほどご長女のいるノルマンディーに出掛けていたお向かいの90歳になる マダム が、帰ってきたら丁度お庭の無花果が熟れていると、薔薇の花をあしらった小皿に幾つか盛って差し入れをしてくれた。 丁度庭の林檎でアップルケーキを焼いたところだったので、一切れお返しにお届けすることに...

  • 林檎讃歌

      庭の隅にある小さな林檎の木の枝がしなる程に、今年は林檎の実が鈴なりになっている。朝日が差し込む頃に、林檎たちの弾んだおしゃべりが聞こえてきそうなぐらいに、小さな実が輝いている様子がキッチンの窓から見て取れる。 長女バッタがフィレンツェに旅立つ前に我が家で週末を過ごしたが、庭の...

  • 天高く馬肥ゆる秋

      どこまで踏み込んでいいのか、 どこまで踏み込むべきなのか。 自立した成人となったのだから、相談されないのであれば、話があるまで待つべきなのだろう。 それでも、親が子の幸せを願い、子の将来を心配するのは、当然のことではあるまいか。 天高く馬肥ゆる秋 そんな言葉がふっと唇にのる程...

  • 最高の賛辞

    ひょんなことから、この9月から一年間、一週間に一回ではあるが、高校生を我が家に預かることになった。夕食を共にするわけだが、好き嫌いはないらしく、完食してはくれるが、美味しいからなのか、礼儀正しいからかなのかは、正直なところ分からない。と言うのも、おかわりのリクエストはなく、成長盛...

  • 思わぬ差し入れ

      トンカとの散歩から帰ってくると、玄関脇に小さな包みがちょこんと置いてあった。おおっつ!近所に住む 苔庵のマスター からの差し入れに違いない。散歩の途中に、別件でメッセージのやり取りをしていて、彼女が苺大福を上手に作れたことを知っていた。しかし、差し入れしてくれるなんて、感謝、...

  • 9月の奇数週

      日本に一時帰国して驚くことが沢山あるが、驚く内容が大まかに言って二種類ある。青年期まで過ごした日本との違い、そして、現在住んでいるフランスとの違い。その両方ともに当てはまることも少なくないが、その一つにごみ収集がある。 住んでいる自治体により、厳格さ、分別の仕方など様々であろ...

  • 砂風呂ならぬ土風呂

      最近のトンカは、泥で体温を下げることがお気に入り。泥と言っても、雨がちっとも降らない日々が続いているので、地面が掘り起こされて、柔らかく冷たい土が表れているところを探して、寝転がっている。 実際のところ、誰が地面を掘り起こしたのかは分からない。猪かもしれないし、他の犬仲間かも...

  • 良いこと尽くし

    ボーダーコリーのタンジェリンちゃんとお知り合いになる。タンジェリンって、確か蜜柑の総称だったよな、と思い、目の前の元気なボーダーコリーと結びつかないが、そんなことを言ったら、トンカだって同じだろう。パティシエが聞いたらぎょっとするに違いない。現に、先日レストランで、デザートにトン...

  • 秋の気配

      ノルマンディー で趣味の陶芸を楽しんでいる友人からメッセージが入る。「好天続き。週末は海に繰り出す予定。遊びに来られたし。」 彼女 が、旦那の会社の都合で 日本駐在 から一年も経たずに 帰国 してから既に一年になろうか。以前は毎週末の様に会っていた大切な友人夫婦なのに、すれ違...

  • 緑の風

      森を歩きながら、光と陰を追う。 木々の隙間から差し込む太陽の光が、地面に一筋の線を描く。地面が落ち葉で覆われていると、その部分だけ落ち葉が鮮やかな色に燃え立つ。地面に届く前に、小ぶりな枝があれば、太陽の光は濃厚な緑の葉を貫く。貫かれた葉は、葉脈まで見えるかのように透明感のある...

  • 些細なこと

      とても些細なことではあるものの、何か違和感を覚えていたところ、ぱっと霧が晴れるかのように問題が明確となり、それを解決した時の爽快感といったらないだろう。 問題解決の糸口は、実はちゃんとそこに転がっていて、それを見ようとするかしないかだけで、世の中が全く違って見えてくるのだから...

  • ボンジョルネ

      緯度が高いだけあって、フランスにおける日照時間の変化にはすさまじいものがある。日本のように、畳一筋分づつ日が短くなる、などという奥ゆかしいものではない。夏時間であることも影響して、既に朝6時半にして外は闇。バス停でバスを待つ間も、漸く東の空が薄っすらと明るくなり出すといったと...

  • 小休止

      こうも暑い日が続くと体が参ってしまう。森の中でも、空気が全く動いていない。こんな日は、トンカではないが地べたにへばって、土の冷たい感触を味わいたいもの。 散歩から帰ると、ぐっしょりと汗を掻いている。いつまでも猛暑が続く筈はないと思いながらも、げんなりとしてしまう。 ところが、...

  • サイバーセキュリティ―問題

      ある事情からフランスの公的機関の某サイトに登録し、活用していた。確か2年前のことだろうか。そのサイトの運営会社から突然メールが入ったのだが、そのタイトルといったら物々しい以外の何者でもない。「ネット犯罪への注意喚起」。 当社のサービスプロバイダーがサイバー犯罪の標的となり、そ...

  • 門出に

      今年の夏は猛暑日が少なく、8月に入ると涼しくなってしまって、このまま秋に突入かしらと思いきや、意外にしぶとく、熾火が時々ぱっと燃えあがるかの如く、太陽がぎらぎらと大地を照らし、アスファルトは焼けた鉄板のように熱くなっている日々が戻ってきている。 それでも日照時間は明らかに短く...

  • 赤まんま

      小川のほとりに、赤まんまの群れを見つけた。ピンク色の粒々が愛らしく、そして懐かしく、つい手に取って一房頂戴してしまった。 我が家に戻り、空き瓶に水を入れて、赤まんまを挿す。 フランスの子供達も、赤まんまを摘んで、おままごとをするのだろうか。我が家のバッタ達はどうだったであろう...

  • 君の耳に乾杯

      未だ夏であることを思い起させるような暑い日となり、こんな時間に散歩に出てしまったことを恨めしく思いつつ、それでも元気に尻尾の先を威勢よくくるりと丸めて闊歩するトンカの後ろ姿を愛しく思いながら歩いていた時のこと。グレーのピットブル君が藪からさっと姿を現した。 彼とは何故か暑い日...

  • 旅は道連れ世は情け

      最近変な癖がついてしまって、夜中にふと目が覚め、つい携帯でメッセージを確認し、ツイッターの投稿を目で追ってしまい、気になると深追いをして、小一時間近く経ってから、また眠るといったことをしている。当然、翌朝の目覚めは芳しくなく、なんだか頭がぼーっとしている。 これは良くない、と...

  • ここはひとつ、よろしくお頼み申します

      原因は全く不明ではあるが、恐らく私の不徳の致すところに尽きるのだろうが、「クッカバラの囁き」がレーダーに全くひっかからなくなってしまった。 所謂「INポイント」のポイントがゼロに近く、このままでは無に帰してしまいそう。 もうちょっとだけ、囁き続けていきたいと思っておりますので...

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