メインカテゴリーを選択しなおす
「その1」のつづきです。津城内堀外周をめぐったので、本稿では本丸内を歩きます。 写真は前稿の冒頭でも紹介した本丸北東の丑寅三重櫓。藤堂高虎が築いた櫓とは似...
藤堂高虎が大改修した津城を歩く。 その3 <高虎像・西の丸・高山神社>
「その2」のつづきです。津城本丸跡の一角に、藤堂高虎の騎馬像があります。 藤堂高虎は、弘治2年(1556年)に、近江国犬上郡藤堂村(現在の滋賀県甲良町)に...
前稿で藤堂高虎が築いた伊賀上野城を歩きましたが、同時進行で高虎が伊勢国に築いた城が、現在の三重県津市にある津城です。高虎は関ヶ原の戦い後の慶長13年(16...
銘菓「恋人岬の月」vs「お城でみつけた月」正直バカにしてました、食べる前までは…
日本各地で良く見かけるカステラ×カスタードの洋菓子について、静岡銘菓「恋人岬の月」と三重銘菓「お城でみつけた月」を世界中のどこよりも詳細に徹底比較しました。どちらも超ローカルな地元密着型の銘菓です。
【伊勢:津&亀山の城】3つの山をトライアングル状に連絡させた縄張りを持つ細野城を始め、伊勢の城々を巡る。
伊勢の戦国史において、北の長野氏、南の北畠氏と並び称された両者は、南北朝から戦国期にかけて200年間戦い続けた。比高60mの低い3つの山をトライアングルのように連絡させた細野城は、高さより曲輪同士の連携を重視した戦国期らしい縄張りだ。細野城を始め、伊勢の城々を巡る。
私の三重の自宅から2㎞ほど離れたところに、本丸・西の丸の一部と内堀だけしか残っていないのですが、今はお城公園となって整備されている津城跡があります。隣に市役所と図書館があるので、私はそこへ車を止めて時々お城公園内で散歩しています。 この津城は1573年頃に信長の弟の織田信包が創築して最初の藩主になったのですが、1582年に信長が本能寺で亡くなった後15万石の大名として秀吉に従っていたのですが、1594年に改易されています。 その後、主君を7度代えたということで有名な藤堂高虎が伊予の今治から移封されて津城の藩主となり、その時に津城は大改修されたようです。 藤堂高虎は、最初は浅井長政の元で足軽とな…
伊勢鉄道の短い旅を終えて、県庁所在地にしては良く云えば落ち着いた雰囲気の津駅前。ほど近い懐石料理店の暖簾をくぐる。伊勢志摩の贅沢を楽しむ店にリーズナブルなランチメニューがあった。"るみ子の酒"は、伊賀は森喜酒造の酒、注ぐ特別純米生原酒がリーデルグラスを曇らしていく。紅が鮮やかな肉に青い刻みネギを散らして“松坂牛レアステーキ”が美しい。サッと青柚子を絞って準備万端。松坂牛の旨みに青柚子の酸味がちょっぴりきいて美味しい。追いかける純米酒のすっきりした味わいが合う。さて、腹ごなしに2キロほど南へ彷徨うと津城跡、丑寅櫓が復元されている。馬上の甲冑姿は藤堂高虎公、主家を転々とした後徳川に与し、伊予今治から入城して伊勢藩主となった。伊勢の酒肴と歴史にちょっぴり齧って、夏の終わりの伊勢鉄道の旅なのだ。file-098<...一酒一肴津「るみ子の酒+松坂牛レアステーキ」