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北海道3日目は再び旭川から出発。この日はいよいよ留萌本線が動くとのことで、満を持して全駅探訪の旅へと繰り出したのでした。今回の旅の中でもメインに位置づけていた1日で、かなり時間をかけて行程を練っていた日でもありました(と思いきや、列車に乗ってしまうとどうても良くなってしまい、結局下りたい駅からとりあえず下りることにしたのですが…)。留萌本線は石狩平野の北端に位置する深川と日本海に面する港町の留萌を...
明日萌…ではなく恵比島からは道道を3kmほど歩いて隣の駅へ。例によって歩道は雪に埋もれていましたが、交通量がほとんど皆無に近く道幅も広かったため、サクサクと進んで40分ほどで到着しました。北海道雨竜郡沼田町、周辺に建物の少ない開けた場所に短い板張りのホームがあるだけの小さな駅。一部の列車は通過してしまいます。駅名標。地図ではない。ホームは短い1面1線。南側は踏切で、その脇から直接ホームに入れます。駅全...
真布からは留萌で折り返してきた列車に乗り込み、2駅進みます。朝は吹雪でしたが、急に良い天気になりました。北海道雨竜郡秩父別町、だだっ広い平野の中に板張りのホームがあるだけの小さな駅。ここも通過列車がある駅で、その停車本数は真布よりもさらに少なく限定的です。駅名標。通常のデザインのものもありますが、待合室に掲げられたこちらは随分と色褪せていて時代を感じさせます。ホームは1面1線。南側に踏切があり、真...
北秩父別からは、視界を遮るものが何もない気持ちの良い雪道を歩き、「7条3丁目」バス停から「空知中央バス」の沼田線に乗車。沼田線は深川市中心部と石狩沼田駅前を結ぶ路線です。本当は隣の「6条3丁目」が北秩父別に一番近いと思われるのですが、迷って周辺をぐるぐると歩いていたら、思ったよりも北側に来てしまいました。バスは10分とかからず秩父別町の中心部へ入り、駅にほど近い「ちっぷゆう&ゆ入口」バス停で下車。ち...
秩父別からは留萌行きの列車で再び北上、北秩父別は華麗にスルーしていきます。恵比島を出ると峠にさしかかり、山がちな風景の中を進むようになります。秩父別から7駅目の藤山で下車、車内は混み合っていましたが、やはり下りたのは私だけ。ひとりだけでホームに下りる瞬間は、何回経験してもとても清々しい気持ちになります。北海道留萌市、山間の小さな集落にある無人駅。藤山とはこの地の開拓者の名前だそうです。駅名標。JR北...
藤山からは折り返しの深川行きで2駅戻ります。北海道留萌市、その名の通り峠にある駅。周辺は深い山の中で、駅の他は全く建物がありません。しかし同時に留萌本線で唯一の列車交換ができる駅でもあり、運行上は欠かせない位置づけになっています。撮影スポットとしても人気で、列車の発着時にはホームでカメラを構えている人が何人かいたほか、遠くから俯瞰で撮られた素敵な写真をよく目にします。駅名標。シールが貼られている幌...
峠下からは「沿岸バス」に乗車し、10分ほどで「幌糠」バス停に到着。沿岸バスは旭川と留萌を結び、特に峠下~留萌は線路と国道が並走しているため、鉄道とバスを組み合わせることで効率よく駅をめぐることができます。なお、バスには快速便があり、峠下と藤山には停まらないため注意が必要です。駅は踏切を挟んで反対側にあり、バス停からは少々歩く必要がありました。その途中で前から黒い雲が現れ、あれほど晴れていた天気は一転...
幌糠から留萌行きに乗車し、2駅進んで下車。また少し晴れ間が戻ってきました。留萌市内の駅も、あとは終点のみとなります。北海道留萌市、集落の外れにある貨車の駅。民家が集まるのはもう少し北側で、並走する国道とは反対側に駅の入口があるため、駅周辺はとても静かです。駅名標。ホームは緩いカーブの途中にある1面1線。貨車の駅舎とは少し距離が離れています。駅舎と駅周辺の様子。奥にある民家は国道沿いにありますが、そ...
「大和田」バス停から再び「沿岸バス」に乗車し、留萌市街へ。限られた停留所にしか停まらない「快速便」でしたが、市街地に入ってからは小まめにバス停でお客さんを下ろしながら進みます。15分ほどの乗車で「留萌駅前」バス停に到着。他の停留所では乗降が多かったのですが、駅前で下りたのは自分だけで、ちょっと複雑な気持ちになりました…。ちなみにバスは駅前ではなく、その先の「留萌十字街」が終点となります。北海道留萌市...
留萌からは深川行きに乗車し、帰路へ。しかし線内にはまだ2つ探訪していない駅があり、この機会を逃すのはもったいない(そして、次に来たときに留萌本線自体が存続しているか分からない…)という気持ちになり、思い切って途中下車をして訪れることにしました。本来ならば日没後に探訪する駅を増やすことはしませんが、印象的だった今日の道中を反芻しながら、今回だけは特別に「夜の部」の開幕です。北海道深川市、起点の深川か...
北一已から留萌行きで2駅折り返し、留萌本線の旅も大詰め。全駅探訪のオーラスを飾るのは、途中駅では随一の活気がある市街地の駅です。北海道雨竜郡沼田町。沼田町の中心部に位置し、駅の周りには市街地が広がります。この日は列車で何度も通りましたが、ここだけはいつも(地元民の)乗降客がある印象で、駅としての役割をきちんと果たしているように感じました。現在は単なる途中駅ですが、かつては札幌とを結ぶ札沼線が分岐し...
留萌 (JR北海道) 留萌本線に羽幌線が接続し、留萠鉄道や天塩炭礦鉄道を経て集められた留萌炭田の石炭積出港として栄えました。 1970年までに炭鉱は閉山となり、さらに1987年の羽幌線廃止により留萌本線の単独駅に。 加えて、2016年に留萌~増毛が廃止されたことで、終着駅になってしまいました。 最近のニュースによると、残った深川~留萌も廃止が決まったようです。 現時点で発着する列車は7本しかなく、地域輸送における役割はほぼはたしていない状況ですので、妥当な選択のように聞こえます。 でも、地域交通が衰退した街には、自家用車という交通手段を持たない人は住むことができません。 また、観光など他地域か…
【キハ150】 特別快速 きたみ 旭川駅発車≪旭川駅 6番線≫ キハ150で運行! 石北本線 特別快速きたみ旭川駅と北見駅を結ぶ石北本線の特別快速きたみ。旭川運転所のキハ54単行で運転されることが多いですが、時折、このキハ150も充当されています。ラベンダーカラーのキハ150といえば富良野線のイメージですが、富良野線のほかにも以前から留萌本線でも運用されており、最近では石北本線の特別快速きたみや特別快速きたみの間合い運...
【留萌本線】 石狩沼田駅を探索≪留萌本線 石狩沼田駅≫ かつては札沼線の終着駅だった石狩沼田駅以前からJR北海道が廃止方針を示していた留萌本線の深川-留萌間。2022年7月、JR北海道はその留萌本線について地元市町村に対し、石狩沼田-留萌間を2023年3月をもって廃止し、深川-石狩沼田間についてはその後、3年程度存続させた上で廃止することを提案しました。あくまで現状ではJR北海道側の「提案」なので、これにより廃止など...
バックアップHDDへ未現像のままセーブした画像を、現像してUPするテスト。今日、JR北海道から沿線自治体へ来年3月での廃止が提示された。たぶん、受入れざるを得ないだろうし、既定路線だったと思われる。まぁ~、沼田町までは3年間維持するは、ガス抜きなんだろうね。かつてD61やSLすずらんで通った道だが、最近も時々撮影してた。次回は、線路端が静かになった頃、独活でも取に行くのだろうな(笑)2015年10月 留萌...
北海道完乗の旅19夏(37) 函館本線 深川駅 ~留萌行きをお見送りしていたら車両トラブル発生?~
旭川駅から札幌行きの特急「ライラック旭山動物園号」に乗車しました。予定では宿を予約してある滝川駅まで向かうつもりでしたが、途中の深川駅で留萌行きの列車が出発する時間に合うようなので、様子見で下車してみました。1番線の到着です。深川駅は全国屈指の米どころ、深川市の代表駅です。乗り入れ路線は、所属線の函館本線とこの駅が起点になる留萌本線の2路線です。かつては名寄までを結ぶ深名線というローカル線も分岐してい...
智理:国鉄時代に戻ったように。FC2ブログ11年にしてようやく「サムネイル表示」を覚えた管理人、冬音です。国鉄時代(1967年)に作られ、50年以上が経った留萌駅の1番ホームにて。幅の広いプラットホーム、柱の錆具合、国鉄末期の車輌(キハ54)、国鉄時代の数字フォントなど「国鉄感」を色濃く残しています。2017年留萌駅現駅舎50周年のパネル展示。1日2654人が乗車していた1967年から62人にまで50年の間で一気に利用者が減少。最新...