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2022/06/30

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  • 雨の日の散歩

    腕に下げた小さなトートバックから、いい香りがする。 まだもう少し持つかなと思った雨が、出掛けようとした矢先、しとしとと降り始めた。今日は朝からどんより曇っていた。雲で覆われた空はくすんだ白い色をしていて、よくみると、グレーががった雲が所々に浮いていた。 隣の駅まで歩いた。初めて訪れた店で、先日夫が買ったものと同じものを注文した。 ここにコーヒー豆屋があることは、なんとなく知っていた。最近、再オープンしたと聞いたのは、ここを利用している樹希ちゃんからだった。改めて、コーヒー豆屋のことを認識する。 涼しくなる前、夫が食器棚の奥に眠っていたコーヒーメーカーを出してきた。夫も私もコーヒーを飲む。長らく…

  • 売ったり買ったりで快適に

    そろそろ天井に届きそうだ。 注文品が届くたび、空の段ボールは整理ダンスの上に積まれ、上手くバランスをとっていた。いつもなら、すぐにマンションのごみ置き場へ持っていくのだが、今はストックしている。その理由は、年末の大掃除で嵩の高い不用なモノが出てくれば、フリマアプリで出品するからだ。 段ボールの数だけ、モノが増えていることに気付く。消耗する日用品や食品は良いとして、最近配達された、大きな箱は何だっただろうと考える。大げさに梱包されているので、注文の品と段ボールの大きさが見合わないのだと気付いた。 フライパンだ。焦げ付かない仕様だが、この頃怪しくなっていた。寿命があるので、その時期を迎えていたよう…

  • 秋を感じる

    いつだったか、最寄り駅に行くまでの道のりで、かすかにいい香りがした。その数日後、庭にある木々がオレンジ色に色づいていることを知って、娘が言っていた”金木犀みたいな香りがする”は当たっていたのだと気付いた。 庭の金木犀は、満開に花を咲かせているとは言い難く、花は少なめだ。そのせいか、気付くのも遅い。マンションや戸建てに囲まれた庭は、日当たりがよくないのだろう。日の当たり方も隣の庭と異なり、並びの部屋の中でも、我が家は最初に影になる。その証拠に、隣家の庭の金木犀の方が、多く花を咲かせている。 時々訪ねる近くの神社は、小さいながらもいつも誰かしら参拝客がいる。少し長めに手を合わせていると、次の参拝客…

  • ウォーキング日和

    朝は、昼間より時計の針が早く進んでいる。そうでも言わないと、さっきまで”余裕”だったのに、出る間際にこんなに慌てることはない。 今日は一段と遅く家を出てしまった。だからと言って決して走ったりはしない。しばらく歩くと、遠くに見える人物が気になる。そのシルエットは、明らかに知らない人だが、もしかしたら待ち合わせの人物なのではと、しばらく目が離せない。近くまで寄るとやはり違う。 昨晩、スーパームーンだと知ってこの土手に月を見に来たが、同じ目的で来ていた人は、二組ほどの家族連れだけだった。他には、自転車で通り過ぎる人が居るぐらいで、こういう日は少し賑わう土手だが、そうでもなかった。 今朝の土手は、人も…

  • 東京のシンボル

    見下ろす街並みは、とても小さく見えた。「トミカみたい」と走る車を見て、娘が言う。 ここを訪ねるのは三回目である。毎回、同行者は異なる。いずれも、関西からやって来た身内が一緒だということは変わりない。 今回は母が来た。母と私で、急遽一泊旅行をすることになった。互いの家の方向へ向かって、どこかで落ち合おうかと迷っていたが、こちらで一度見ておきたいところがあるという。私は新幹線に乗ることなく、東京行きが決まった母を待つことになった。 世界で一番高いと言われている白い電波塔の入口で、外観は赤いタワーの方が良かったなどと言いながら、さすがに展望台まで上がると、見渡せる景色の違いに圧倒されていた。三度目の…

  • クイック・レスポンス...

    列の最後尾に並んだ。看板には"40分待ち”と書かれていた。 飲食店で並ぶお客に、予め店員が注文を取りに来るように、ここでも案内係が、列に並ぶお客に事前に用件を聞いている。 家族連れも多い。私の前には背の高い男女が並んでいる。皆、案内係の英語の質問に、英語で答える。次は私の番だ。この列の中で英語ができないのは、私ぐらいだろう。 案内係は私と目を合わせ、ほんの数秒、間をおいた。私の方から「大丈夫です」と日本語で答えた。案内係は笑顔で頷き、「後ろの方はお連れ様ですか?」と日本語で聞いてきた。「いえ、違います」と再び日本語で答えると、後ろの人に英語で話しかけていた。列の折り返し地点で、後ろの人を視界に…

  • またやってきた

    秋の行事が訪れた。年に一度、憂鬱な気分で出かけて行く。自ら予約をして向かっているのだが、行く前から帰りたい。今年はもう少し時期をずらしても良かった。去年は秋ではなく、年を跨いで冬にずれ込んでしまったのは、私の都合だった。年に一度という目安でいうなら、まだ一年も経っていなかった。 この時期にしたのは、早々に済ませたいと思いが強かったのだろう。私の口から出た、希望の予約日が今日だったのである。 台所に貼ってあるカレンダーは、十二枚綴りのうちの一枚だけで、毎月その月の分を切り離して貼りかえている。翌月の予定が入ったときには、端の方にメモをしておいて、貼りかえたタイミングで書き写す。 九月に入ってから…

  • 季節ごと

    昨晩、雨がひどく降った。”窓、閉めてる?”と夫が確認するほど、雨音は激しく部屋の中まで聞こえていた。 朝には上がっていた雨だが、今日は何度も通り雨が訪れる。夕刻、誰もいない家へ帰ると、湿度計の数字は70を超えていた。取り込んだ洗濯物も少し湿気ていた。 四季折々の風情を楽しむには、暑さも寒さも感じるのが自然ではある。しかし、年中快適な気温であって欲しいとも望む。 スーパーのハロウィンコーナーに置いてあるお菓子が、もう品薄になっていた。マンションの住民の玄関ドアに、ハロウィングッズが飾られたのはつい先日のことで、ハロウィンを意識したばかりだ。これからハロウィンを迎えようとしているのに、”IKEAは…

  • さも大事な手紙だと錯覚させているのだ。チラシを封筒に入れて、個人宛に送るという手法はどうも好きではない。 ここの住所を知り得た経緯は想像できるが、わざわざ個人情報を調べて送ってくるとは。送り主は、離れた実家がある県に所在する不動産会社だ。実家は空き家でもないのに、失礼な話である。 とある契約を解除した。契約者はそのつもりだったようだ。しかし、勘違いから契約は続いていた。途中から本人に代わって私が対応した。三度目の電話でようやく解約ができたのである。 契約を引き延ばそうと、キャンペーンを謳ったり、別のことへ誘導したりと、あちらも必死である。さすがに最後の”お得情報”は断った。 この一件で思い出し…

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片付けられない「私」と向き合う
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