彼女の、と言う表現は失礼かもしれないが、百円ショップに行くという話には驚いた。 庶民的な話から、名前にまつわるエピソードまで、ラジオから聞こえる彼女の話題は、とても楽しく、面白い。 叔母が”読み終わったからあげる”と、本をくれた。遠慮なく持ち帰ったのは、先月の帰省の時のことである。帰りの新幹線では疲れ果てて読むことはできなかったが、ちょうど最近読み終えたところである。 とてもタイミングが良い。つい先日、本の著者がラジオのパーソナリティを務めるという話題が目に留まった。珍しくラジオに耳を傾けてみた。 日本の伝統文化にも触れていたが、彼女の言うように、外国人ほど日本人は母国のことを語れる人が多くな…