2023年2月12日に他サイトへ移動しました。世界68か国を旅し、アメリカ・ベルギー・スペインに在住経験のあるブロガーによるブログ。スペイン・バルセロナの地域情報のほか、一般的な旅行情報やおすすめも発信。
とにかく旅好きで、一番印象に残っているのは、アフリカ南部を5か国SUVを運転してのロードトリップ。現在は、スペイン・バルセロナ在住。
バルセロナでカーニバルの幕開けのパレード、l’Arribo de Barcelona
キリスト教のレント(受難節)の節制が始まる前の木曜日(今年は2月24日)は、スペインなど一部のヨーロッパの国でお祝いが行われます。ここカタルーニャ州ではカーニバルの始まりで、カタルーニャ語ではDijous Grasと呼ばれています。 そしてこの木曜日はごちそうを食べて祝うそうです。ここカタルーニャ州ではブティファラと呼ばれるソーセージ、トルティーヤ(スパニッシュ・オムレツ)やCoca de llardonsと呼ばれるパン生地の上にベーコンや松の実が載ったスイーツなど↓が食されるようです。見た目はあまりごちそうという感じではありませんが… バルセロナではこの日街のいくつかの文化センターなどでトルティーヤの品評会が行われていて、恒例となっているようです。 ポーランドでは穴の開いていない中にジャムなどの入ったドーナツ、pączkiを食べるのが習慣になっていて、シカゴに住んでいるときは職場のポーランド人の掃除のおばちゃんが毎年差し入れしてくれました。最近では、このドーナツは北米全土に広がっているようです。 さて、バルセロナではこの木曜日に、l’Arribo de Barcelonaといって、カ
地域タグ:スペイン
イタリアのランキングでヨーロッパの50 Top Pizzasに選ばれたバルセロナのLa Balmesina
イタリア人が多いこともあり、バルセロナには多くのナポリピザ屋さんがあります。 その中で、イタリアの団体が発表するピザランキングで「50 Top Pizzerias in Europe」で29位になったLa Balmesina。別途イタリアだけのランキングがあるので、イタリア以外のヨーロッパのランキングです。 スペインでは、マドリードのFratelli Figuratoが3位、バルセロナのSartoria Panatieriが11位になっています。 La Balmesinaは、日本食スーパーのTokyo-yaから数件先のところにあります。ここは、過去にスペインのピザランキングで1位になっているようですが、同じランキングで過去1位に入ったバレンシアのピザ屋さんにいったところ全然美味しくなかったので、そちらのランキングは信頼していません…イタリアのランキングだと間違いなさそう♪ 間口は狭いですが外から見るといい感じの雰囲気です。ランチ(平日のみ)にはピザ以外のランチメニューもあります。こちらもやはりイタリア人が作っていました。 テイクアウトだと1ユーロ安くなるので、今回はテイクアウトに。 S
地域タグ:スペイン
永遠に続くマジカルなベルギー・アールストのカーニバルのパレード
今週はカーニバルが世界中で始まりますね。 アメリカでカーニバルと言えば、ニューオリンズのMardi Gras(マルディ・グラ)が有名です。アメリカに住んでいた時も一度行ってみたいと思いつつ行かずじまい。残念なことに、このお祭りは酔っぱらってワイルドになって女性はトップレスになる、みたいなイメージがすっかり定着してしまいました。上の写真のカラフルなビーズの首飾りを付けてお祝いします。 そして今回はベルギーのカーニバルについて。コロナ以前の何年か前に行ったもので、以前書きそびれてしまったのでこの機会にご紹介したいと思います。 一つ目のカーニバルはフランダース地方(オランダ語圏)にあるアールストという小さい町。 中世に始まり、パレードは1851年から開催されている歴史のあるカーニバル。 ここのカーニバルはユネスコの世界文化遺産に登録されていましたが、パレードの山車で人種差別や反ユダヤ主義の表現が度々繰り返されたとしてな2019年に登録が抹消されたそうです。 2005年には、過激派イスラム教徒の自爆テロリストをイメージしたパフォーマーとモスクを模した山車。2013年には、強制収容所送りのユダヤ
住む街の博物館や美術館は機会があれば行っています。 今回は、CosmoCaixaというカイシャ銀行によって設立された基金によってつくられた科学博物館に行ってきました。なんでも銀行の顧客は拝観料無料で入れるそうです(一部有料)。残念ながら顧客ではないので、今回は聖エウラリアの日の特別無料開放日で、事前に予約して朝一に行きました。 中心からちょっと離れた山の方の閑静なエリアにあります。山の下側の目立たない入り口から入りました。 通路の向こうには… とっても美しいモダニズム建築の建物!窓の形が好きです。 博物館の展示があるのは広場とモダンな建物の地下。丘の上にはファブラ天文台が見えます。 入り口を入ると見事な螺旋のスロープで地下まで歩いて行きます。 最初は特別展のニコライ・テスラ展。ニコライ・テスラ(1856年 - 1943年)はクロアチア生まれのセルビア人で、アメリカに渡ってエジソンの会社やウェスティングハウス社で働いていた発明家💡。テスラと言えば、電気自動車のテスラが今や有名ですが、会社名はこのニコライ・テスラに敬意を表して付けられたそう。 テスラは電気のAC(交流)、ラジオやラジコン
地域タグ:スペイン
バルセロナの守護聖人エウラリアをお祝いする聖エウラリアの日。 この聖エウラリアのお祝いで、金曜日から日曜日にかけてバルセロナ旧市街の市庁舎周辺や大聖堂周辺で様々なイベントが行われました。 どうやら昔は大聖堂でミサが行われる程度で、80年代になってからパレードなどのイベントが行われるようになったようです。 他のお祭りと内容がかなりかぶっているので土曜日の夜のパレードだけ見に行ってきました。 その前に大聖堂が無料開放ということだったので行ってみると「お祈りをする人だけ」と門前払い…見学はあっちと右側を指すので行くと回廊だけ公開されていました。 古めかしく趣がある回廊です。ところが、アヒルがお互いを追いかけまわし、けたたましく鳴いていたのでみんなびっくりして見ていて、あまりお祈りをするという雰囲気ではありませんでした。 結構うっそうとした中庭。大聖堂の中はまたの機会に。 それから聖エウラリアの像を見に寄りました。小道にこじんまりとしています。彼女は13歳でキリスト教徒迫害に抗議して拷問の末亡くなったそうです。蝋燭が灯されていて、地元民が来て写真を撮ったりしていました。パレードではここに寄って
地域タグ:スペイン
La Candeleraのお祭りでカタルーニャワインの祭典!
前回お伝えしたキリスト教でクリスマスの終わりをお祝いする2月2日。スぺインではLa Candelera(キャンドルの意味)と呼ばれていて、バルセロナ市内では大聖堂でお祝いのミサなどが行われたようですが、比較的地味に過ぎていきました。 他方で、バルセロナのサンツ駅から電車で20分ほど行ったところにあるMolins de Reiという町で1週間以上に渡りLa Candeleraのお祭りが行われていて、週末には大規模なフェアが開催されるということで週末に行ってきました。 クラフトなどの露店が並ぶ普通のフェアだけだったら、大体どこのフェスティバルも同じような店が多いので行きませんが、ワインフェアがあってカタルーニャ州のワインがいろいろ楽しめるということなので、それを目当てに! 去年の年末に行ったPenedesのお祭りのワインのセレクションが良かったのでちょっと期待!朝から開催ですがあんまり昼間から飲みたくないので夕方6時ごろに到着しました。 Molins de Reiに到着。駅がとってもキュート! 会場は市内に広がっていますが、一番近い地点は徒歩5分ほど。 クラフトやジュエリーなどを売るお店の
地域タグ:スペイン
ミロ美術館の舞台裏ツアー:普段はお目にかかれない作品群を見るレアな機会!
バルセロナ市主催で、美術館や博物館の普段は見れない舞台裏のガイドツアーが開催されました。これはInMuseuというイベントで毎年開催されているようです。多くの公立の美術館・博物館が参加していますが、私立では唯一ミロ美術館が参加していました。 このイベントのガイドツアーは全て無料! ミロ美術館は普段は拝観料が13€するのでかなりお得です! ミロ美術館は、去年の9月のメルセ祭の時に無料開放されて、そのとき訪れています。今回のInMuseuは地元の人向けのイベントなので、すでに訪れたことが前提となっているような雰囲気でした。 ミロ美術館はバルセロナで生まれ育ったジョアン・ミロ本人によって設立され、217 の絵画、178の彫刻、9の織物、4 のセラミック、8,000の図画、そしてほぼすべての版画が所蔵されているそうです。ほとんどの作品はミロ本人からの寄付。ときおりカラフル、ときおりキュートでほんと見ていて楽しい美術館です。 ツアーの最初は地下の展示されていない所蔵作品の倉庫へ。廊下には作品を輸送するのに使う木のクレートがちらほらと並んでいます。ちょっと行くとオレンジの重厚なドア。 ガイドがカギ
地域タグ:スペイン
アメリカのちょっと変わった冬のお祭りとスペインのお祭りの意外な共通点
今日2月2日、アメリカのペンシルバニア州にあるパンクストーニーという小さい町でグラウンドホッグ・デ―のお祭りが開催されました。 90年代の「Groundhog Day」というビル・マーレイ主演の映画で世界に知られたお祭りで、知っている方も多いかと思います。…と思ったら邦題は「恋はデ・ジャヴ」って全然違う! グラウンドホッグ・デーにはフィルと名前の付いたグラウンドホッグが登場し、台の上に彼を置いたときに彼の影が見えれば、冬があと6週間と長く続き、影が見えなければ春が早く訪れるとされています。このお祭りはアメリカではテレビで全国生中継されます↓ 今年も生中継で見ました!一度は行って生で見てみたいとアメリカに住んでいた時から思っていますが、相当田舎なのと朝7時半開催というネックが…このイベントの前には夜通しお祝いが続くようです、観客もほぼ酔っぱらっているっぽいです… グラウンドホッグはこちら。別名ウッドチャック。主に北米のカナダやアメリカの東海岸のほうに生息するげっ歯類の動物です。 歴史は、1886年の地元の新聞に開催記録が掲載されておりこれが一番古い記録だそうです。実はもともとこのイベント
地域タグ:アメリカ
「ブログリーダー」を活用して、Under the Sunさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。