心ならずも活動時間のほとんどがプライベート以外に費やされてしまう時期には。自分で自分を労わってやらねばなりません。「自分へのご褒美」の名のもと、食べ物や奢侈品を自分で自分に買い与えるのも悪くありませんが・・。何かの目標を達成するために頑張ったわけではなく、単に精励恪勤・滅私奉公を余儀なくされている場合は、「ご褒美をいただく」というよりは「慰謝料をふんだくる」という表現のほうがマッチするような気がし...
スニーカー(アシックスタイガーなど)、昔ながらのジーンズ、英国トラッド、フライトジャケット、オーダースーツにオーダーシャツ、革靴、ヴィンテージ万年筆、昭和レトロ、80年代国産釣り具、等について紹介しております。
アシックスタイガーが1977年~1985年頃に作り出した傑作スニーカーを紹介しています。その他、紳士靴、オーダースーツやオーダーシャツについて思うこと、昭和レトロな雑貨、ダイワやシマノが1980年代初期に製作した名品(ファントムやバンタム)、失われつつある「フツーのジーパン」などについても。
手持ちの万年筆の中で最も頻繁に使用するのは、モンブランでもパイロットでもなく、手帳に挿したフエルムのポケット万年筆です。8年前、老舗の万年筆屋さんでデッドストックを当時価格にて譲っていただいたものですが・・。手帳用の万年筆として、この上ない書きやすさ。何が他社のポケット万年筆と違うのかよく分かりませんが、ずっとこの1本を手帳に挿し続けています。恐らく1960年代のブツなので、軸でも割れようものなら修理...
モンブランの60年代ペンシル、Pix No.16のグリーン軸を購入。
モンブランの1960年代製メカニカルペンシル(シャープペン)、PixのNo.16(グリーン軸)です。思えば、4年半前(2018年5月)、最初に購入したPixもこのNo.16(黒軸)でした。1.18mm芯のモデルですので、仕事で使うにはいささか太すぎると感じますが・・。書くことそのものを楽しむのであれば、0.92mm芯よりこちらのほうが愉悦にひたれる気がします。Pixはこれで4本になりました。上からNo.75黒軸(0.92mm)No.25黒軸(0.92mm...
断捨離命令が出たため余命数日のAG-44パンツ。お別れ前の記念写真を撮りました。こうして見ると、 なかなか見事なモーニングカット(裾の前を短く、後ろを長くした仕上げ)です。 ジーパン屋のバイト時代、お客さんのリクエストにより、前後差1cmくらいの、なんちゃってモーニングカットで丈直ししたことはありましたが・・。 これだけ前後差があると、内側の始末に工夫が要りそうです。どうなっていること...
キルティングジャケットは好きでも嫌いでもないのですが、軽くてそれなりに暖かく、着回ししやすい大変便利な服だと思います。私が着ているのはBarbourのエスクデールという製品で、過去記事を遡ったところ、もう17年も着続けているようです。同社のワックスジャケットはほとんど着なくなってしまったというのに・・。かくも長きにわたり大活躍のキルティングジャケットですが、やはり真冬の極寒期になると出番が激減します。保温...
2010年のお正月に納品された、BOOKSTER社のツイード・スリーピース(MTO)。特に指定したわけではありませんが、腰裏にはシリコンゴム製の滑り止め付きマーベルトが採用されていました。時は流れ、今や2022年も終わりかけています。ツイードの生地本体はビクともしておりませんが、シリコンゴムは知らないうちに加水分解していたらしく、残り55%くらいになっていました。触ると少しベトつきますし、ポロポロ剥がれてきます。10年...
501XX(1933年モデル)の尾錠交換とユニオンスペシャルでの丈直し完了
10月に購入したリーバイスの501XX(1933年レプリカ)の尾錠(バックル)を交換してもらいました。金具部分のアップです。併せて、綿糸のチェーンステッチでの丈直しも依頼。ユニオンスペシャルのヴィンテージミシンで綺麗に直していただきました。【やってみて初めて分かった注意点】1)二本針バックルは本当に危険。ベストの背中と違い、デニムのストラップは分厚いので、針が浮いた状態になりやすい。→ベストの背中はキュプラや...
妻の実家に置いたままになっていた、中田商店のジャングルファティーグジャケットです。多分、1988年前後に購入したものと思います(映画「プラトーン」の影響)。ちょっと調べてみたところ、当時の価格は4,800円でした。「安いな~」と思いながら通販で購入したのですが、実にしっかりした作りで驚いたのを覚えています。雷魚釣りに行くときなど、ポケットが多くて重宝したのですが、街着としては着なかったので、あまり痛んでは...
妻の実家に保管してあった私物を断捨離すべく、仕分けに行ってきました。 なかなか、捨てられないものばかりですね・・。 これは、1990年代にどこかのバザーで購入した、アメリカ海軍のユーティリティジャケット。確か、千円だったと思います。スナップオンのパッチを自分で縫い付けて、作業用・釣り用として愛用していました。 見た目より暖かく、とても動きやすい服でしたっけ。 調...
ビニールに包まれたまま余生を過ごす、ピンクフロイドのLP「炎」
プログレッシブロックの傑作アルバム、ピンクフロイドの「炎」。 私も大好きな作品であります。 私はリアルタイムでのファンではないので、最初にCDを買って、限定のSBM版CDを買って・・。 次いで、アナログレコードを買い、これで満足すべきところ・・。このアルバム、新品時はビニールで包まれていて中身が見えないようになっていた・・というのを知り、中古レコード屋さんに通い詰めて・・。 ようやく...
イタリアの工具メーカー、ベータ社の1992年版カタログです。 当時、名古屋の東急ハンズで購入しました。 ベータといえばオレンジ色のイメージですが、カタログはシルバー。 とても重厚で、飾っておきたくなります。 ベータの製品は、ラチェットレンチとドライバーを一本ずつ持っているきりですが・・。 私が一番好きなブツは工具ではなく、この銀色のカタログかもしれません。 おわり...
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心ならずも活動時間のほとんどがプライベート以外に費やされてしまう時期には。自分で自分を労わってやらねばなりません。「自分へのご褒美」の名のもと、食べ物や奢侈品を自分で自分に買い与えるのも悪くありませんが・・。何かの目標を達成するために頑張ったわけではなく、単に精励恪勤・滅私奉公を余儀なくされている場合は、「ご褒美をいただく」というよりは「慰謝料をふんだくる」という表現のほうがマッチするような気がし...
真夏も近いというのに、冬用のビエラ生地(コットン80%、ウール20%)を使ったシャツが納品されてまいりました。素材は英国acorn社から2019年頃に取り寄せたビエラ生地で、これが最後の一枚です。acorn社はここ数年、ビエラの生地をサイトに掲載していないので、もう新しいビエラのシャツを作ることはできないかもしれません。「暖かく、シワになりにくいビエラ素材のシャツ」という過去記事にも書いたとおり、冬季にビエラのシャツ...
1970年代~1980年代前期くらいまでに作られたナイロン製のスニーカーには傑作が多く、今も多くのコレクターを魅了しています。私も折節ネットオークションを徘徊してはため息をついております(「ジョンロブか!」というような値段がついていること多し)が・・。そんな時に思うのは、「どうして過去のモデルと全く同じ製品を再生産できないのだろう?」ということです。アッパーが革素材の場合は、「牛の餌や飼育環境の違い」とか...
小学校時代に学内行事の参加賞として配られたらしき鉛筆が出てきました。軸の穴ぼこは、乳歯時代の私の歯形ではないかと思われます。鉛筆などおいしくもなんともないのですが、木が凹む感触が面白かったのでしょう。メーカーは地球鉛筆。緯度と経度の入った地球儀のロゴマークが魅力的です。子供の頃は縦横のどちらが緯度でどちらが経度だったか、分からなくなってしまったものですが、「よこいけいた」と覚えるといいと、大人にな...
万年筆は使ってナンボ、使い続けて初めて真価に触れることができる・・。このことは重々承知しているつもりなので、限定品だろうがヴィンテージのMINT品だろうが、購入したらすぐにインクを入れて(あるいは調整に出してから)使うことにしています。この2本(とプラチナノック)を除いては。インクを入れる勇気が出ない万年筆 2本上はセーラー万年筆が1991年に限定発売したプロフィット80というモデル。34年前の製品ですが、手...
私はリーバイスよりもLeeあるいはラングラーのジーンズを好んで履いてきましたが、シンチバックが廃止される以前の501XXだけは例外で、世界中のありとあらゆるジーンズの中でこのモデルが一番格好良いと信じて生きてきました。そう信じるようになってから、かれこれ35年くらいになりますが、いまだにその考えは変わりません。二本針のシンチバックと、1本針で縫ったアーキュエットステッチがたまらなく恰好良いのです。そんな1本...
「アナログ」という言葉には、どことなく古臭いとか、時代遅れとか、そういうイメージがつきまといますが、本来は「連続的」というような意味で使われるのだとか。夜中の11時を過ぎた頃、アナログ時計のカレンダー表示が少しずつ13日の金曜日から14日の土曜日に変わっていく様を見て・・。「ああ、なるほど。今日と明日はつながっているんだ」と、その連続性を実感させられました。高級時計の中には、午前零時前後になると、一気に...
デニムオンデニム。つまり上下ともにジーンズという組み合わせです。これについては昔から、好き嫌いが分かれるというか、賛否両論というか、長年にわたって甲論乙駁が繰り返されているようです。今から10年ちょっと前に書いた過去記事でも、「女性が引いてしまう男性のファッション」としてジーンズの上下という組み合わせが挙げられていたことについて触れておりましたが・・。<2014/11/15の記事>「その名は101J」https://cuta...
漫画「ドラえもん」に登場する架空の祝日、「ぐうたら感謝の日」。以前に記事にしたこともありましたが・・。作品中では、この日は「誰も働いてはならない」と法律で定められた日という設定で、警察まで休みという徹底ぶりでした。なんだか大昔に見た「真夜中の処刑ゲーム」という後味の悪い映画を連想させます。そんなディストピアな祝日は欲しくありませんが、もうじき6月1日(日)が終わるという今この瞬間には、のび太くん同...
ブログ20周年を迎えまして、このブログの今後の予定といいますか、今考えていることを書き記しておこうと思います。1)ブログタイトルについて昨日の記事にも少し書いたのですが、ブログタイトルの「昔履いたオニツカ」は、1980年代~2000年代前半までは「昔取った杵柄とアシックスへ移行した(1977年に)オニツカのことを掛けた言い回し」から取ったことを察していただけたと思うのですが、オニツカタイガーがブランドとして復活...
先ほど、入浴時にふと思い出したのですが、今日でこのブログを開設(今は亡きヤフーブログで)してからちょうど20年になります。最初の記事は移設時に消してしまいましたが、開設当日に書いた他の記事がまだ残っています。今読み返すと、さすがに時の検証に耐えかねる・・というか、今読んでも意味が分からない箇所がありましたので、ほんの少し手を加えるとともに、注記の加筆とブログ内リンクを貼っておきました。現存する当ブ...
作家の北方謙三氏は、愛車マセラティのエンジンがかかるたびに「ああ、自分はまだこの車に愛されている」と感じた・・とどこかの雑誌で読んだ記憶があります。ボタンポンで始動する国産軽自動車に乗っている私には、車を通じてこの心境を味わう機会がないのですが・・。ヴィンテージ万年筆にインクを吸入させる時に味わうヒヤヒヤ感と、無事に吸入完了した時の安堵感は、ひょっとしたらそれに近いものがあるかもしれません。吸入時...
夢に出てくる風景やモノは、本当に私が私だけの力(記憶や想像力など)で生み出したものなのでしょうか。それとも、どこかに浮遊している何かをたまたま知覚してしまったのでしょうか・・?なんだか天才音楽家が神の啓示を受けでもしたようなことを考えてしまうのは、先ほどうたた寝した時に見たスニーカーがあまりにリアルで、自分の創造物だとは思えないからなのです。夢で見たプーマの黄色いギンガムチェックのスニーカー(実在...
1991年にセーラー万年筆が創業80周年を記念して発売したブライヤー製のアニバーサリーモデル「プロフィット80」です。憧れの品でしたが、ようやく対面することができました。ブライヤー製のボールペンとのセットです。プロフィット30周年記念のブライヤー万年筆との比較手前がプロフィット80、奥が30周年モデルです。プロフィット80はラッカー仕上げなので、表面がツルツル・ピカピカしていますが、30周年モデルはオイル仕上...
井上尚弥選手がカルデナス選手に8RTKO勝ちで、スーパーバンタム級の4団体統一王座の防衛に成功しましたね。とはいえ、2Rに危ないタイミングでダウンを奪われ、7Rにも一瞬、動きが止まりガードを固めて守勢一方になるシーンがあり、何度か心臓が止まりそうになりました。コンディションが万全でなかったのか、2Rのダウンの影響なのか、原因は分かりませんが、久しぶりにヒヤヒヤする場面が続いた試合ではありました。今回の勝...
2011年に限定販売されたセーラー万年筆の「プロフィット30周年ブライヤー万年筆」です。私が入手したのは2019年春のことですので、かれこれ6年が経過したことになります。たまに佐々木商店で購入した「つやふきん」で磨く程度で、特別なことはしていないのですが、少しだけ熟成が進んだのか、入手当時より若干色が濃くなり、表面に光沢が出てきたような気がします。ゆくゆくは、プロフィット80の濃茶に近いような雰囲気に育つ...
英国acorn社は実に魅力的なシャツ生地を供給してくれるファブリックメーカーですが、ここ数年、ビエラの生地がカタログ落ちしており、入手できないのが少し気になっています。ビエラは、コットンにウールが混紡された生地のことですが、以前のacorn社のビエラのカントリーチェックには非常に魅力的な色・柄の生地があり、大いに魅了されたものですし・・。色・柄がそれほど好みではない生地であっても、寒い季節に袖を通したときに...
私には日課といえるものは特にないのですが、毎週日曜日にこなしている「週課」はあります。その一つが、あまり使っていない万年筆で何かを書くこと。インクを入れた万年筆は、しばらく使わないでいると切り割やペン芯の中にあるインクが劣化したり乾いたりして不具合が発生します。特に、ヴィンテージの万年筆はこの傾向が顕著であると感じています。キャップのせいか、ペン芯のせいか分かりませんが、すぐにインクがギラつくよう...
2014年に入手したシアサッカーのジャケットです。襟裏や袖口の汗染みが目立つようになってきた(ドライクリーニング+染み抜きでは除去できない)ので、そろそろ寿命かと覚悟し・・。このような記事を書いて慨嘆しておりましたが・・。このジャケットを仕立ててくれたお店に相談し、同店を通じて水洗いクリーニングをお願いしたところ、「水洗いクリーニング+再プレス」で、ほぼ完全復活して戻ってきました。先日の「トラウザーズ...
図書館でアンナ・ガヴァルダの小説「泣きたい気分」を借りてきました。フランスに暮らす様々な男女のショートストーリーを収録した短編集なのですが、「その男と女」という作品に、「ジョン・ロブしか履かない」という五十歳過ぎの男性が登場するため、私の興味は本題である男女間の心の機微から離脱し、この小説が上梓された1999年頃の革靴事情に移行して戻ってこられなくなってしまいます。男は週末用の装いだ。古いツイード...
<懐かしのシューティングゲーム「1942」>とある商業施設で、往年のアーケードゲーム機を発見。なんでも500種類のゲームを選択して遊ぶことができるそうです。私が選んだのは、およそ40年前に誕生したカプコンのシューティングゲーム「1942」。妻に「一時間くらいかかるかも・・」と大見得を切って開始したものの、なんと1面もクリアできずに敗退。二度目の挑戦では、多少動きがマシになったものの、ミッドウェーから先...
革製の時計ベルトというのは、靴やジャンパーなどとは違い、かなり寿命が短いです。無理して使い続けると、突然切れて時計を落としそうになったり・・。亀裂部分が手首に「噛みついて」しばらく痕が残ったりします。後は、メタルバンドのものよりも、装着時に時計を落としやすいように思われます。どこかに、リーズナブルでラグ幅16ミリで、ヴィンテージ時計に合った時計ベルトはないものか・・<捜索結果>こちらは国内で革製の時...
英国のacorn社からシャツ用の生地を取り寄せました。ポンドが200円を超えていて、ちょっと注文をためらいかけましたが、ポンドが下がるまで待ったところで、国内仕立て価格がどんどん上がっていくのは確実なので、何も節約にならないと思い返し、結局3枚まとめて注文することにしました。<1枚目>KENTというタッタソールのカントリーシャツ向けのシリーズです。色はチェリー。糸は40's×40’sで目付は142gです。価格は15.96ポン...
スピードスティックのSG-1にシマノのBM-1、ルアーはへドンのクレイジークローラー。いつ撮影された写真でしょうか・・?正解は「3時間前」です。今日はオールドタックルを担いで近所の川でナマズ狙い。完全に日が暮れると怖いので、夕方から日没直前までの数時間、見えナマズかはぐれナマズを狙うのです。結果はクレイジークローラーにナマズのアタックが3発。フッキングはゼロ。要するにボウズだったのですが、クレイジークロー...
たまーに第二次バスブーム時代に憧れたタックルを握りしめて、近所の河川にナマズを釣りにいきます。大体、ダイワのファントムPCBとマグサーボSSを持っていくのですが、今日はスピードスティックとシマノのBMにしました。スピナーベイトがバスホッグかアグリア・タンデムミノーだと雰囲気抜群なのですが、ここだけ第三次バスブームの申し子がぶら下がっています。...
時計をはめていた左手に、何やら軽い疼痛が生じたので、時計を外そうとしたら・・。ベルト(赤丸部分)の裂け目が表皮に噛みついており、外した後もしばらく跡が残りました。安価な時計ベルトは、実に意外な最期を迎えることがあり、何度も大事な時計を落としそうになっています。「今回は、早く気づけよ!亅とばかりに、少しアグレッシブな最期をお迎えになったようで、時計ベルトに無頓着な自分を戒める良い機会になりました。...
ロッテの板ガムを2個買うと、K-POPグループのNEW JEANZのステッカーが貰える・・というキャンペーンに手もなく引っ掛かり、ステッカーを物色する娘。やれやれ、アンパンマンのシールに釣られまくった幼少期から進歩していないじゃないか・・。 肝心のガム本体には関心を示さない娘の代わりにガムのラックに目をやると・・。 そこにはあの懐かしいライオンマークのスペアミントガムが。 若者をk-POPで、中高年...
このブログを始めてから、もうじき19年が経過します(Yahooブログと通算で)。「月別アーカイブ」という機能により、各月にアップした記事(数とリンク)を時系列で並べることができるのですが、100行も200行も並んでいても邪魔なだけだろうと思い、だいぶ前から非表示にしてあります。仮に毎月1つでも記事をアップしていたとすると、12行/年×19年+1(2024.5月分)で229行になる計算ですが・・。久しぶりに「月別アーカイブ」...
先週、「洗浄しても洗浄してもペン芯の詰まりが取れない」と慨嘆していた旧プロフィット。専門店に持ち込み、オーバーホールしていただきました。完全復活!今は無きセーラーのソフトニブ(S.B)です。現行のプロフィット21と同じサイズらしく、握った感じはモンブランの146(テレスコープではないほう)に近いな、という印象であります。そんなモンブランの146と。計測したわけではありませんが、ほんの少し、プロフィットのほ...
セーラー万年筆の旧プロフィットを一週間近く洗浄しているのですが、なかなか完了しません。ぬるま湯で数回、プラチナ万年筆のクリーニング液で2回、洗浄したのですが、ペン芯の詰まりがひどく、コンバーターが押し戻されたり、外れてしまったり・・。プラチナ万年筆のクリーニング液(3回目)に漬け込んだ後、コンバータでクリーニング液を吸い上げて首軸にセットし、少しずつ圧をかけていったら、ようやくクリーニング液を排出...
先月、寿命が近づいていると記事にしたポールセン・スコーン名のクロケット&ジョーンズ。なかなか処分する決心がつかなかったのですが、クールビズのシーズンに突入したのを機に、本日処分することにしました。2002年にデッドストックを2万円ちょっとで購入したものです。アッパーはもうクラックだらけで、革特有のしなやかさを殆ど喪失しております。でも22年間履き込んだ中底と、2009年にリソールしたレンデンバッハのオークバ...
チェリオが1982年に発売した炭酸飲料、スイートキッスの空き缶です。黒のボディに黄色の帯、真っ赤なキ○マークと、かなりインパクトのあるデザインでした。1983年に自転車でライギョ釣りの遠征に連れていってもらったとき、夜明け前のドライブインのようなお店の自販機で買ったような記憶があります。もちろん、これはその時の空き缶ではなく、最近手に入れた89年モノであります。この「あゝ 未知の味」というキャッチフレーズが...
1965年にプラチナ萬年筆から発売され、ほどなくして廃盤になったと言われているノック式万年筆「プラチナ ノック」。ペン先ユニットが取り出せないため、洗浄もオーバーホールもできそうになく、インクを通す勇気も出ないまま放置しておりましたが・・。ガチガチに詰まったスリットを見るのに忍びなく・・。ペン先を出した状態(ノックON)で、ペンドクターに少しだけスリットを広げていただきました。これで、インクを通しても「...
ゼンマイの巻き上げができなくなり、修理をお願いしていたジラールペルゴのシーホーク。先月半ばに修理は完了していたのですが、ブログにはまだ載せておりませんでした。なんでも、角穴車を留めるネジが緩んでしまい、かみ合わせが外れてしまったのだとか。この時計は、本体が簡単に分離しますので、時計を外す際に地味に(10センチくらい)落下させてしまうことがあります。その衝撃でネジが緩んでしまったのかもしれません。この...
2014年に仕立てたシアサッカーのジャケットです。1年に2~3回しか着用しないのですが、それでも襟や袖口に汚れが残ります。襟付きのシャツを下に必ず着るようにしているのですが、何といっても白系のコットン製品ですので、汗染みが生じやすいのは仕方がないのでしょう。クリーニング(ドライ+汗染み抜き)に出しても、うっすらとした黄ばみが残って戻ってきます。思うに、シアサッカーのジャケットが寿命を迎えるタイミングは...
昨年10月に入手したLVCの506XXレプリカ。未洗い状態でもけっこう丈が短いため、「洗ったら縮みまくって着られなくなるのでは・・」という恐怖心が拭い去れず・・。この半年間、バキバキに糊が効いた状態のまま、たまに着用していましたが、着心地が極めて悪かったのは申し上げるまでもありません。暖かかくなってきましたので、今週になってようやく重い重い腰を上げ・・。糊落としのファーストウォッシュをかけてみました。↓冷水...
先日、インクサックが劣化していることに気付いたパーカーのビッグレッド(約100歳)。ゴムサックを取り寄せ、先ほどシェラックで接着をしたところです。この時期のビッグレッドは、ペン芯がノコギリザメのようにギザギザとなっており、実に見栄えがよろしいです。書き味はいたって普通(ガチニブ)なのに、先端はノコギリザメ、後端はラッキーカーブと、ペン芯の形状は大変に個性的です。ウォーターマンのNo.7が盛大にボタ落ちす...
若いころ(24年近く前)に無理に無理を重ねて注文したクレバリーのビスポークシューズ。物価高と円安の影響等により、今では到底、手が届かない価格になってしまいました。この靴、2002年頃に釣り込み直し&リソールをしてもらったので、本底の使用歴としては22年くらいになります。かなり長持ちするソールだと聞き及んでいたので、あまり減りを気にすることなく20余年を過ごしてきたのですが・・。本日、靴磨きの際にソールをチェ...
久しく使っていなかったパーカーのデュオフォールド・シニア(通称ビッグレッド)。「久しぶりにインクを入れるか」とプッシュボタンを空押ししてみると、あれ、バーが跳ね返る感触がしない・・。Iバーを抜き取り、首軸を外してみたところ、やはりインクサックの硬化が進み弾力性が失われておりました。ちょっと捻るだけで簡単に千切れてしまったゴムサック。幸い、パキパキに硬化する前だったので、簡単に除去することができまし...
過去に紹介したアシックスタイガーの名品たち。その際に撮影してブログに載せなかった没画像が結構残っています。ビンテージスニーカーは日々劣化していきますので、これら画像も、今となってはそれなりに貴重かもしれない、と考え・・。2点ばかりアップしてみることにしました。1)アシックスタイガーのミシガン・過去記事はこちら強靭なアイボリーのヒールプロテクターが実に印象的です。若者に「靴の踵をつぶして履いてはなら...