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spacesis in ポルトガル https://spacesis.blog.fc2.com/

日本語教育メモや帰国子女大学受験体験記も含め、日々の生活を通してポルトガルの魅力を綴っています。

ポルトガルに40年在住しています。二人の子どものトライリンガル教育も終了し、現在はポルトで日本語を教えています。ポルトガル人の夫と5匹の猫と暮らしています。

spacesis
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住所
ポルトガル
出身
弘前市
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2007/12/10

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  • 詩人フェルナンド・ぺソア(2)「轟く海辺の妻の墓」

    某年某月某日海の上で太陽が光を雲間に閉じ込められながら、かろうじて姿を見せている一枚の写真があります。これはわたしが撮った写真ですが、白黒にしてみたわけではなく、目まぐるしく天気が変化するロカ岬でスマホを利用して撮影したものです。暗い画像に、わたしはある詩の一行、「とどろく海辺の妻の墓」を思い出したのでした。前回フェルナンド・ペソアの紹介で述べたように、彼は詩人のみならず作家、翻訳家でもあり、エド...

  • ポルトガルの詩人、フェルナンド・ぺソア(1)

    某月某日ポルトガルの書店、みやげ物店などポルトガルのあちこちで似顔絵がよく見られるほどに、フェルナンド・ペソアは国内で人気がある詩人です。少し、詩人のおいたちを紹介してみます。Wikipediaより1888年にリスボンで生まれましたが、少年期を英国領だった南アのダーバンで過ごし、英語で教育を受けています。これは後に英語ポルトガル語の翻訳家の道へもつながります。17才で南アからリスボンへ帰国後、リス...

  • We´ll meet again

    2023年10月23日 物事が変わって行くのは世の常、存在していたものが消えるのも然り。我が青春時代の思い出深い大阪梅田新道にある「梅新アサヒビアハウス(現在はアサヒスーパードライ梅田店)」も、この10月末日には86年の歴史に幕を降ろすことになったと、新聞のニュースで目にしたのはしばらく前だった。かつてのアサヒビアハウス常連の板倉氏からFBを通して教えてもいただいた。旧アサヒビアハウス梅新 音大を出た...

  • 3歳の人間です

    2023年10月20日孫の話です。7月に3歳になった孫のソラ坊、熱を出してはママのモイケル娘が仕事を休む日がしょっちゅうです。こんな話を聞くときはいつも、わたしが側にいたら、少なくとも日本国内にいたら多少手伝えるのにと思います。熱があってもじっと寝ている子ではないらしく、家の中で一日中動き回りおしゃべりするもので、こっちが参ってしまいそうだ、とはモイケル娘(笑)しからば、わたしがモイケル娘の代わり...

  • ついに古事記第一巻を見終える

    2023年10月17日 「見終える」じゃなくて、「読み終える」ではありませんか?とつっこまれそうですが、いや、ほんま、「見終える」なんです(笑)もちろん、著者小名木義行氏の解説部分は読むことになりますが、その解説部分とて会意文字、形成文字の勉強が入ります。第1章の古事記序文に始まり、第2章は創世の神々、第3章伊耶那岐神(イサナキノカミ)、伊耶那美神(イサナミノカミ)二神の国生み、神生み、最後の三貴神...

  • 「ま、いっか」の我がモイケル娘の子育て

    2023年10月15日 東京近郊に住む我がモイケル娘と孫のソラ坊二人相手にスカイプでやり取りするのは楽しいものだ。日本時間は夕方、こちらは朝なので出勤がゆっくりの夫も加わったりする。時々夫の、変な日本語に、ソラ坊は混乱してるかも知れないが、画面に夫の顔を見ると「あ、じぃじ~!」と喜んでくれる。モイケル娘は派遣の仕事を4時半で切り上げ、ソラ坊を保育園に迎えに行き、帰宅後は家事が待ち構えているわけで、...

  • 「ま、いっか」の我がモイケル娘の子育て

    2023年10月15日 東京近郊に住む我がモイケル娘と孫のソラ坊二人相手にスカイプでやり取りするのは楽しいものだ。日本時間は夕方、こちらは朝なので出勤がゆっくりの夫も加わったりする。時々夫の、変な日本語に、ソラ坊は混乱してるかも知れないが、画面に夫の顔を見ると「あ、じぃじ~!」と喜んでくれる。モイケル娘は派遣の仕事を4時半で切り上げ、ソラ坊を保育園に迎えに行き、帰宅後は家事が待ち構えているわけで、...

  • 永遠に日本人

    某年某月某日 ずいぶん前のことですが、東京駅で外国人に間違えられた経験があります。ガラガラとキャリーケースを引きづって今と同じく度付きサングラスに茶髪です。大阪駅で友達のゴッチと待ち合わせしていたのですが、予定の新幹線に乗り遅れてしまいました。当時は今のようにスマホも日本でのレンタル携帯電話も持ち合わせておらず、仕方ない、公衆電話でゴッチの携帯に連絡しようと、東京駅構内を探したものの、なかなか見つ...

  • テンプル騎士団修道院:聖堂

    2023年10月9日 わたしが初めてトマールのテンプル騎士団修道院(敢えてこの名称を使いたい)を訪れたのは2007年、当時はテンプル騎士団の歴史を独学し始めた時期で、この修道院内に散りばめられているたくさんのシンボルを見落としていました。12世紀にテンプル騎士団が建てた修道院の円堂もしくは聖堂。外見は16角形、内部は8角形になっています。ポルトガルテンプル騎士団初代マスター(総長)グァルディン・パ...

  • ポルトガル史上初、トランスジェンダー女性のミス・ポルトガル

    2023年10月8日 たまたまポルトガルのネットニュースでこの記事が目に飛び込んできたのでメモの一環としてブログに記録して置こうと思う。今年11月にエルサルバドールで開催されるミス・ユニバース世界大会に、ポルトガル代表として10月5日に選出されたのはトランスジェンダー女性、Marina Machete 28歳だ。客室乗務員の経験があり、現在はモデルとのこと。ポルトガルでは初めてのトランス女性、ミス・ポルトガルだ...

  • 似たもの母子の運転免許取得

    2023年10月6日 車の運転など、若い時は考えが及びもしなかったのだが、ポルトガルで子供達の学校の送迎にどうしても必要になり、日本への帰国中に自動車学校に通い運転免許を取ったのは40も半ばであったかと思う。車の運転が怖くてハラハラドキドキの毎日だったが、意地の悪い教官に当たった日など「止めてやろうか!」と何度思ったことだろう。ひたすら子供の教育のために我慢だと教官の皮肉やイケズに辛抱し、なんとか...

  • 空の巣症候群

    2023年10月5日 Oちゃん、久しぶり!新コースの準備、進んでる?と、エラそうに先輩風吹かせて、相棒のOちゃんにメッセを送ったところ、「全然気分が乗らなくて全く進んでないです~」と返信が来た。あら?Oちゃん、空の巣症候群だなと即思った。成長した子供たちが巣立って、巣、つまり家の中が空っぽになったような喪失感をいうのだ。この秋から、Oちゃんの息子君もお姉さん同様リスボンの大学に籍を置くことになった。リ...

  • ショック!テンプル騎士団修道院の大窓が真っ白に~

    2023年10月4日 先日、ポルトガルのニュースでトマール市にあるテンプル騎士団修道院(これは旧称だが、歴史のいきさつがあり現在はキリスト騎士団修道院が正式名)のマヌエル建築様式の大窓(Janela de Capìtulo)を洗い終わり一般公開するというのを聞いて、ぎょえ!と思うと同時にがっかりしてしまった。下はわたしが知っていたかつてのマヌエル建築様式の大窓。ぼ~っと見てるだけでは気づかないたくさんのシンボルが含...

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