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今回は縞模様が全体的に入ることから、縞模様の幅を基準に織り模様が 出るようにしました。 そしてフラットな織り地の部分とレースの様な織り模様の部分を組み合わせて 織っていく形にしました。 機に掛かるまで~綜絖通しから機へのセット~ ひと模様ごとに慎重にたて糸を綜絖(そうこう)に通して行きます。 綜絖に通ったたて糸の端を織り機の前後に付いた織り付けをするための棒に それぞれ結び付けていきます。 私の場合は織り終わりの方の糸端を先に結び、千切(ちきり)という たて糸を巻きつける大きな棒に巻いて、反対側の糸端を織り始めの方の棒に 結び付けやすくします。 そして糸端を両方向結んだらたて糸の束同士の間の隙…
今回は枇杷の葉で染めた糸と茜染の糸を組み合わせて織った敷物を 2種類作りました。 織り模様は大小の模様が組み合わさったパターンと ひとつの織り模様を2本取りで大きく織ったパターンがあります。 花のイメージは特に決めていなので、季節ごとのお好きな花々をイメージしながら お使いいただけたら、と思っています。 サイズは11㎝四方です。 裏布もそれぞれの織り模様のバランスに合わせて組み合わせています。 また縦方向にも模様があり、その時の気分に合わせて作品の向きを変えてみたり、 と色々な使い方を楽しんでいただけたら嬉しいです。 向きを変えると織り模様や縞の見える印象が変わる様な気がします。 これらの作品…
2作目の部分やの残り少ない部分を織り、 今回の作品が織りあがりました。 最後の方は小物用として模様の範囲が狭くなっています。 この後は地直しをして仕立ての段階に移ります。 秋らしい雰囲気の作品に出来たら、と思っています。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村
今日は海の日でこれからいよいよ夏らしくなる季節ではありますが、 今織っている作品は季節を先取りして秋を感じる色合いになっています。 ~栗の皮で染めた糸で秋スイーツをイメージ~ メインとなる部分は変わり模様の織り模様があり、栗で染めた糸で織っています。 この色合いを見ていると不思議と和栗のモンブランケーキが浮かんできたので、 スポンジやクッキー生地などの土台の付いた昔ながらの形のモンブランケーキの 配色にしました。 マチにあたる部分は少し濃いめの茶色にして、 織り地も平織りに近い織り模様だけにしました。 また、この茶色は阿仙茶という染料で染めています。 織り模様のアップです。 今回の織り模様と配…
~ようやく織り機にセット出来ました~ 筬(おさ)や綜絖(そうこう)に経糸が通ったので、 経糸を実際に機にかけていく、織り付けという機かけの最後の工程に進みました。 織り機に経糸を結び付ける手順は産地や人によって異なりますが、 私の場合は織り終わりの方の糸端を結んでから千切(ちきり。 経糸を均等の間隔で巻いておく大きな棒)に巻き、 織り始めの方の糸端を結び付けて機にセットする順番で機にかけています。 櫛で糸を整えながらなるべく均等に分け、千切についている棒に 糸端を結んでいきます。 ↓ 千切に経糸を巻きつけたら今度は織り始めの方の糸端を結び付けます。 ここでもなるべく経糸を均等に分けてしっかり櫛…
先日に続き、経糸を綜絖(そうこう)に通す作業をしました。 変わり織りの場合は特に通し間違いが起こらないように、 慎重に通して行きます。 ひと模様ごとに区切って通してはまとめる、を繰り返します。 ひと模様の中でも通し方が変わる部分はそれぞれ束にして、 声出し確認をしながら最後に纏めます。 そしてこの作業も何とか無事に終えることが出来ました。 これで機にかける作業もいよいよ大詰めです。 次回は経糸の両端を結び付けて機に繋げます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブ…
~無事に通ってひと安心・筬通し~ 経糸の本数が多いので先が長く感じられましたが、 半分の地点を過ぎると不思議と気が軽くなりスムーズに作業が進みました。 今回の幅は40㎝と大きいのでちゃんと経糸が設定通りに作れたか心配でしたが、 布幅が合っていたのでちゃんと作れていたようです。 筬に通ると作ろうとする布の大きさを実感します。 ~綜絖通し(そうこうとおし)へ~ 経糸を通した糸は先日ご紹介した筬框(おさがまち)にはめ、 綜絖(そうこう)を通した後に抜けないようにある程度の長さにして垂らします。 そして予定した織り模様になる様に、順番通りに経糸を綜絖に通して行きます。 綜絖は下の方に紐で繋がっている踏…
少し気が早いですが秋の風景をイメージしたクルミボタンのアクセサリーが 出来ました。 グレーと緑色の二重織りで織った織り地を苔むした日本庭園の庭、 オレンジのビーズを風に揺れる紅葉に見立てて、 静かな秋の時間が流れる風景をイメージしました。 幾何学的で落ち着いた色合いの織り地が渋めなので、 オレンジ色のビーズの色がアクセントになる様にしました。 クルミボタンは直径2㎝です。 そして着けた時のイメージです。 表側に対して裏側は鮮やかなオレンジ色の織り模様の織り地にして、 紅葉が沢山苔に舞い落ちた風景をイメージしています。 耳元でパーツが揺れるたびにパーツの色合いの違いがはっきりするかと思います。 …
いったん雨の影響で気温が下がったものの、再び暑い日が続きそうですね。 そんな時に少しでも涼しさを感じたい、と氷や雪をイメージすることも 多いのではないでしょうか。 今回は雪の結晶を表した織り方の模様部分を使ったクルミボタンのイヤリングです。 織り地は藍染め糸のたて糸に少し太めの白い木綿糸で模様を織り出しています。 このシリーズには他にこの他にタッセルが付いた形のイヤリングもあり、 今月のアンテナショップに出品する予定です。 ~こまめな印付けがミソ?~ 前回は織り模様にボリュームを出すために一段に2本重ねて よこ糸を織り込んだ形でした。 そして今回は一本取りにして、大きい模様と小さい模様を組み合…
糸端を機の前後についている棒にそれぞれ結び付け、 ようやくたて糸が機に掛かりました。 ワンポイントになる織り模様は2種類ありますが、 無事模様が出来てホッとしました。 試し織りが一通り終わったら、作品用の糸で織っていきます。 ベースになる糸は枇杷の葉で染めた糸で、織り模様を茜で染めた糸など 同系色の糸で織り出していく予定です。 また、注文していた口金が届いたこともあり、 日が暮れてからは途中になっていたがまぐちの仕上げの続きも することにしました。 何とか今度の出展に間に合いそうで、こちらもホッとしました。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブ…
今月のアンテナショップが終了しました。 今月もありがとうございました。 来月は梅雨の時期という事で紫陽花や涼しげな色合いの作品を中心にしたいと 思っています。 ~2作目へ・織りの続き~ 1作目にあたる部分が織り終わり、次の作品に移りました。 今回は織り模様を赤糸で挟んで織り、織りテープの様な雰囲気になりました。 色糸のラインが入ることでずいぶん織り模様の雰囲気が変わったような気がします。 底の部分には織り模様と同じく茜染めをした少し細めの糸を織り込んでいます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポ…
今回のたて糸はキハダで染めた柔らかい黄色ということもあって、 変わり織りに使う糸の色合いで作品のイメージを変えられます。 一作目は今回の織り方である「とんぼ織り」という名前から、 赤とんぼが舞う光景をイメージしました。 バッグ地にしたいと思い、出来上がりに縮み分などを合わせた 予定のサイズに沿って織っていきます。 織り模様の部分を赤い糸で織ることで、よりくっきりと模様が 浮かび上がりました。 そして赤とんぼに加えて秋の風景を連想させる色合いの糸を組み合わせて 行きたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こ…
今回のたて糸が織り機にかかり、試し織りを経て織りの段階まで進めることが 出来ました。 試し織りをした段階で初めて分かることもあるので緊張感もありますが、 問題なくたて糸が並んでいるのが分かり、ホッとしました。 織り地のアップです。 色糸で織った変わり織りの模様がトンボが飛んでいる様に見えることから、 とんぼ織りと呼ばれます。 しばらくはたて糸と同じ糸で織り、予定の位置に来たら織り模様を織り込んで 行きたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 …
今日は機かけの作業を再開して、たて糸を綜絖(そうこう)に通して行きました。 今回は平織りという、一本おきにたて糸が上下する基本的な織り方と 織り模様が浮かび上がる変わり織りの部分を組み合わせたいと思っていて、 予定している織り方になる様に綜絖に糸を通して行きます。 変わり織りの場合は特に通し間違いを防ぐ意味合いも兼ねて、 ひと模様ごとに通したたて糸を纏めていきます。 この平織りと変わり織りの組合せは好きな位置で織り模様を織り込めるのもあって、 バッグなどを作る時に出来上がりのイメージをするのが楽しいこともあって、 よくこの方法でも作品を作ります。 作業の方は半分辺りまで進んだので、このまま引き…
次は青いよこ糸にして模様の出方を見ています。 色が薄いことで織り模様がはっきりと分かる様になりました。 はじめは少し太めのふくらみのある糸で模様が反転するように織ってみると、 同じ向きでずっと織っているのとはまた違った印象になりました。 ↑濃い部分は前の濃く藍染めした糸で織った部分です。 そして、次に少し細めの滑りの良い糸で織ってみると 織り模様に光沢が出ますが若干濃い地の色の割合が多いかな、と感じました。 このことから作品としては少し太めの糸で織っていきたいと思います。 また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほ…
今回の織り布が織り終わり、織り機から外すところまで来ました。 機から外す時はいつも少し名残惜しい気持ちはありますが、 気を取り直して鋏を入れてそれぞれの作品に分けていきます。 最後の部分は糸を様々な糸を自由に織り込んで、色の変化を楽しみました。 (一番薄いよこ糸は紅花で染め、オレンジがかっている糸は自分で紡いだ糸です。) そして切り分けた作品の方は両端を結び、お天気を待って 水通しなどの仕上げをします。 ここ最近また寒の戻りで雨が降って肌寒い日が戻ってきてしまったので、 戸惑いますが何とか晴れる日までに房を整えておきたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。…
立春を迎えたとはいえまだ真冬のお天気の今日この頃ですが、 夏に向けたバッグが完成したのでご紹介したいと思います。 今回の織り地は藍染め糸の濃淡を活かしたくて、 白の麻糸と組み合わせて織っています。 織り模様が曲線的なので、より自然の風景に近い模様が出来て嬉しかったです。 バッグの底に近くになるにつれて波の白い間隔も広くなります。 (青い色と白波の部分との間に水色の糸を織り込んでいます。) サイズはたて27㎝×よこ25㎝×マチ8㎝です。 またこちらの面はまた違った模様の配置になっているので、 気分によって好きな面を向けていただけたら、と思います。 マチが広くたてに長いので、バケツ型のバッグに近い…