2024/05/21読売新聞オンライン葛城市の調田坐一事尼古つくだにますひとことねこ神社の境内にある堀で20日、カルガモの赤ちゃん8羽が生まれた。親子で寄り添って仲良く泳ぐ姿が、参拝者らの癒やしになっている。神社では2005年に初めてヒナが誕生。18年からは毎年巣立っている。高津和司宮司(64)によると、今年はヒナがかえるのが遅く、近所の人たちから問い合わせが相次いでいたという。この日は誕生を知った近くの幼稚園児らが訪れ、「カモさーん、元気でね」と声をかけていた。親子は数日で、近くの川などへ「引っ越し」をする。神社では26日までの期間限定で、カモのスタンプが入ったご朱印を授与。高津宮司は「今年も無事にヒナがかえって安心した。神社で生まれたヒナだけに、見守る人たちも幸せに過ごせれば」と話している。カルガモ親子仲良く泳ぐ姿葛城の神社