ねこがババーン!と出てくる!たったこれだけ。でも最高に面白い絵本でした。猫が好きな人、絵本が好きな人、そして、お笑いが好きな人におすすめの絵本です。なんだかお笑いのフリップ芸みたいだなと思ったら、作者のたなかひかるさんは現役のお笑い芸人でし
9月20日。午前のこども園に続いて、午後は高瀬小学校へ。ここは小人数なので4年生から6年生までが一緒だ。多少学年差に気を遣う必要はあるのだが、そこは絵本の持つ強みがある。ストーリーだけでなく、絵の面白さ、何よりジャンルの広さが大きい。冒頭に「今日はいろいろなタイプの本を読みます」と語る。動物愛護週間でもあり、図書館で「犬・猫特集」をしていることを紹介しつつ、数多い「猫」の本を取り上げる。最初は、もはや定番ともなった『ねこ、いる!!』である。お笑い芸人が描いた絵本で、フリップ芸に近いと話し、それから昔の笑いということで「落語絵本」に移っていく。春に取り上げた『ねこのさら』だ。講談も含めこうした類の絵本は、内容的に難しい面があるかもしれない。だから感想で一人の子が「五七五の連続を聞いているようだった」と、話の...長月十番勝負その七