恋愛経験ゼロ、友達ゼロの自分が30代最後の日に一大決心。その日出会った女性のひと言をきっかけに、ブログを始めてみることに。普段言えないこともブログになら書ける。カノジョが欲しい。女の子にモテたい。
このブログは、自分の経験をもとにした日々の記録ですが、日記という形式をとっていません。 当日、前日の出来事に焦点をあてることもありますが、基本的には過去(数日から数カ月)の出来事を振り返りつつ書くことになります。 文章の性質上、物語のように見えてしまうかもしれないけれど、このブログは基本的に【日々の記録】です。 身バレを避けるために、登場する人間には適当な名前(仮名)をあてています。
川の底にある何かを探しているらしい ことは間違いなかった。 何かを探しているのなら、自分も その【捜索】に加わるべきかとも考えたが 明確に決断できず、橋の上から 3人の様子をじっと見ていた。 水面近くはかなり暗かったので、 状況の1つ1つは正確に把握できなかったが 自分はとにかく...
何度も言うが 今目の前にいる2人は ひどく【もっさり】している。 見た目、容姿、顔面、髪型、服装も さることながら しゃべっている内容、つまり内面も もっさりしているのだ。 「彼女はいないけど、別に欲しくはない。 本気を出せば、その気になれば作れるさ」と、 たーしょ。 一方のミッ...
(やっぱり何かを探しているようだ) 川の中にいる【3人組】は、 それぞれに【川底】をにらんでいた。 白い息をあんなにも吐いて、 こんなにも寒い日に。 自分はなんとなく、空を見上げた。 水面近くはあんなに真っ暗なのに、 空はまだうすぼんやりと明るかった。 細くて、白くて、とても...
新型コロナがとても流行っているらしい。 周りで大切な人が感染し、気がかりな 毎日である。 心配で、考えてしまい、心配だ。 たーしょとミックの物語を 書き始めたばかりなのに、 なかなか筆が進まなくなってしまった。 無念である。 暑い日は、ほんの少しだけ ゆるんできたように思うが...
【天然パーマ】のほうである。 もっさり新入り2名のうち、 天然パーマのほうの話なのだが、 【ミック】も、とにかく優しいヤツ、 ひたすらに、めちゃくちゃいいヤツなのだ。 そこはさすが、たーしょの友達だ。 約半年前…… それは真冬のど真ん中であり、 ものすごく寒い日だった。 息を切ら...
【もみあげ】のほうである。 もっさり新入り2名のうち、 もみあげのほうの話なのだが、 【たーしょ】は、とにかく優しいヤツ、 ひたすらに、めちゃくちゃいいヤツだ。 それはもう、心底ビックリするほどに。 職場の同僚であるたーしょだが そんなたーしょとの出会いは偶然にも、 職場とは無関...
2人とも、絶妙に【もっさり】している。 2人とも、毛量が多く、ボサボサの黒髪。 1人は長髪のもみあげがボサボサであり 1人は短髪の天然パーマがボサボサである。 (2人とも、散髪のタイミングを はるかに過ぎているものと思われる) 2人とも、眉毛が太い。 2人とも、ヒゲはちゃんと...
310.【ぼんじり】とそれ以外、何でもかんでも美味い店(アジト)
いつものごとく、急きょ呼び出しがあり よっぽどのことがない限り断れないので、 勤務終了後に、大急ぎで駆けつけた。 あ、もちろんいやいやではなく、 呼んでもらえればめっちゃ楽しみだし、 実際めっちゃ楽しい集まりなわけですが。 舞台は、 ぼんじらーず行きつけの焼鳥屋(アジト) 『末吉...
自分は質問した。 「あの、結局【ぼんじらーず】って…… いったい何なんすかね?」 以前から疑問に思っていたが、なんとなく まあどうでも良いし、みんなでわちゃわちゃ するのが楽しく、そのため、さしあたり 追求することもなく放置されていた議題。 自分でもよくわかっていないまま ブ...
依然としてわからないことも多く 考え出すと、疑心暗鬼の渦に 堕ちていきそうになってしまう。 【 しょうばんに避けられている 】のは 間違いなさそうだが、心当たりは全くない。 避けられている理由だけでなく、 【 自分についての噂 】をなぜしょうばんが 語ったのかもわからない。 ...
そしてついに、この話も終わりを迎える。 強烈に暑い日々はまだまだ続くわけだが、 この物語はひとまずのところ、 ひとつの果(は)てにたどり着く。 その果てが、 涼やかなものであればと切に願うが、 そううまくはいかないかもしれない。 滞(とどこお)りなくミッションを遂行し 平穏な...
【本当に聞きたいこと】を 話題の心理的死角に隠し、 会話の最初と最後を、相手にとっての 楽しい話題でサンドイッチにした。 充分とは言えなかったが、 当初目標としていた 【しょうばんについての情報】は 聞き出せた。 3100(みみちまるお)としょうばんとは 恋愛関係ではなさそう...
怪しまれないためには、 【会話の最後】が肝心だ。 本題であるしょうばんについての話題は ここいらで打ち止めとし……かわりに 3100(みみちまるお)が上機嫌に気持ちよく しゃべれるような話題にシフトチェンジだ。 そして、その愉快な空気感のまま 会話を終えよう。 しょうばんにつ...
そして終わらせ方が肝心だ。 ここで油断をしてはならない。 今回かなりの部分、作戦は成功していた。 多くの情報を引き出すことができた。 このあたりが潮時だろう。 欲張り過ぎないほうがいい。 怪しまれていない状況のまま一時退却し、 次にそなえるタイミングと判断できる。 次? (…...
YESかNOで答えられるような 単純な質問に対して、 【複雑な回答】を用意する輩は どういった心境なのか? ………… それは簡単だ。 多くの部分を 【感情】に影響されているのだ。 さらに言うと、 【自尊心】が邪魔をして、 相手の受け取り方に対する【印象操作】に 言葉数がむやみに増...
判然としたこと以外は全て【妄想】だ。 それはわかっている。 自分自身、今必死に考えていることも 大部分は根拠がない。 懸命に【推測】しているだけだ。 そういう意味では 【決めつけ】に依(よ)って あがいているだけなのだけれど…… だが今回のケースは…… 自分としょうばんの オ...
そのこだわりは、万人にはわかりづらい。 でも、自分にはいたく理解できたのだ。 いつのときも、技術の発展は素晴らしい。 だが、それに頼りきってしまった人間の心は 別の誰かの心に届かない場合がある。 CGによる凝(こ)った演出で 鮮やかに目にとびこんでくる 絵面(えづら)よりも、...
明確に【オタク】だ、 というわけではないけれど、でもまあ、 【オタク寄り】なポジションに 位置しているのは間違いない。 いい大人なのに、 小学生未満を対象としたおもちゃに 胸を熱くさせている自分たちは。 共に、子ども向け作品が好きなのだ。 自分としょうばんは。人知れず。 ……...
(コイツは嘘をついている) 自分は確信していた。 自分は、しょうばんのことを あまり知らないが…… ……だが! だが、断定的に言えることもあるのだ。 意図せずして、 かつて自分はしょうばんの【秘密】を 知ってしまったことがある。 そして今現在、その秘密は、 自分としょうばんの...
自分にとってはとても大切なことだったので 笑ってやり過ごすことができなかった。 顔がひきつっていると、自分でもわかった。 心が折れそうになっていた。 会話を切り上げて、その場を退散するか または、良くないことではあるが、 3100(みみちまるお)をぶん殴って、 それで終わりに...
それは…… そのワードは…… 自分たち【2人だけ】の ワードであると…… (…………) 勝手に思いこんでいた……。 (…………) ………涙涙涙………涙涙涙……… (…………) そうだよな……。 そうだよな……。 一緒に恵方巻を食べただけだもんな。 それがどんなに良い思い出であって...
そして、とてもつらいことだが…… そこまでのところ、 3100(みみちまるお)は どうやら【嘘をついていない】らしいと 判定できるひと幕があった。 3100(みみちまるお)の話す内容は どれ一つ取っても、 不快で、かつ不愉快であり オチもなく、かつつまらなく 単なる自慢話のオ...
(こんなヤツのどこがいいんだろう?) 心の中で、不可解さがふくらんでいった。 【不可解】な話ではある。 いや、まあ不可解だ。 そうだ、断然不可解だ。 だって、コイツは…… 3100(みみちまるお)は…… しょうばんの化粧ポーチを盗んだ張本人 かもしれない人物じゃないか。 しょうば...
作戦は大部分が成功していた。 いや、でも…… 作戦など、立てる必要は なかったのかもしれない。 コイツは初めから 話したくてしょうがなかったのだ。 【しょうばん】のことを。 【しょうばんとの】ことを。 【しょうばんとのデート】のことを。 自分の意中の相手、大好きな人と、 コイ...
でも、そんな自分だけど…… 恋をしたい。 いや恋はしている。 今もしている。何度もしてきた。 (うまくいったことはないけれど……) 恋ではなく、恋愛…… 【恋愛】をしたい。 恋をし、その人に愛されたい。 ……人生で初めて、 まともにやり取りできた女の子。 今までの、一方的な恋...
このブログを書き始めて気づいたこと。 それはいくつかあるのだが、 そのうちの1つ……。 それは…… (…………) 認めるのはつらいが…… 自分は…… (…………) 取るに足らない【ダサクソキモ面】だ…… ということだ。 40年生きてきて、 ずっと認められず、 受け入れられず、...
本来的には何とも思わないような男だ。 取るに足らない【ダサクソキモ面】……。 40年間彼女ナシ……気位(きぐらい)ばかりが いっちょ前のダサ男……(かつクソ野郎)の この自分から見ても、やはりトップレベルに キモチワルイ男、3100(みみちまるお)…… 本来的には何とも思わな...
(ショウバンニモラッタンデスヨ) (ショウバンニモラッタンデスヨ) (ショウバンニモラッタンデスヨ) その言葉は、 脳の中の記憶中枢には落ち着かず、 かと言って居場所も、おさまりどころも 全くもって見つからないまま、 ひたすら体内の各部をたずねまわった。 意味不明、解釈不能なまま...
「女の子はね、ダンディな香りが 好きなんですよ、ひっひっひ」 黄色っぽい香水を、また顔の前あたりで 振りながら3100(みみちまるお)は言った。 それもまた【決めつけだ】と思った。 女の子全般、誰もが好きなわけではない。 そういう匂いが 好きな子もいる、嫌いな子もいる。 いろんな...
※本編とは全く関係なく、ただつらつらと 思ったことを書いているだけの話です。 (それ故(ゆえ)、ほとんどの皆さまにとって おそらく面白くはない話です) この世の全てのものは、 この全宇宙を支配する物理学的な法則に したがって活動している。 空に浮かぶ雲は、 ある一定の質量を超える...
「ノラのメス犬はビッチな香りを 放(はな)ってるんですよ」 そう言うと、3100(みみちまるお)は カバンから、何やら小ビンを取り出した。 手のひらにおさまるぐらいの大きさ。 見た目は醤油さしのような形状だったが 中に入っているのは、酢のようにうす黄色く 透明だけれど、濁(に...
誰かを侮辱することがそんなに面白いのか? 本来の目的とは関わりがないとわかっていたが どうしても我慢できず説明を求めた。 その質問は、3100(みみちまるお)の しゃべりたがり精神を絶妙に刺激したらしい。 更に饒舌(じょうぜつ)に、得意気に、 言葉を重ね始めた。 既婚女性であ...
特に下品だなあと感じるのは、 他人のことを【決めつけて】 しゃべるところだ。 それはあくまでお前の感想だろうが……と 言いたくなるような無根拠かつ品のない 戯れ言(ざれごと)のオンパレード。 3100(みみちまるお)という男は、 本当に他人の話ばかりしている。 面白くないだけでな...
【闘い】であると思っている。 相手をやっつけるための闘いではなく、 自分が決めたことを 【できる限りやりきる】 というような闘い。 心の中では、怒りにわきたっていたけれど 本心を隠し、笑顔で、 にこやかに、和やかに向き合おう。 攻撃的な気配をひたすらに隠し、 批判的な雰囲気が...
(ぶ……ぶん殴りたい……) ヘラヘラしているそのうかれ顔を見るにつけ 怒りが、新たに新たにこみ上がってきた。 ……あくまで 予想や憶測だけであり、確証はなく、 もしかしたらコイツは、 目の前にいるこのムカつく顔の男は、 何も悪くはないのかもしれない。 犯罪のようなこと、悪意に...
なりふりかまっていられないと感じたので 自分は本気でジタバタし始めた。 やれることをしないと、きっと後悔する。 できることを全部…… できること? できないこと? しょうばんに直接話しかけるというのは…… (…………) それは完全に…… 【できないこと】だったが。 でも、 相...
大嫌いな人物による情報なので 信じたくはないのだが…… 前後の文脈、会話の雰囲気、内容のつながり、 何人かの証言による信憑性、提示される根拠 ……どれをとっても、 それはやはり真実であると言わざるを得ない。 つまり…… 噂を流し始めた【最初の人物】は やはり、しょうばんで間違いな...
280.わからないのに考え続けるのは良いことではないとわかっているのだけど
(わからない。わからない。わからない) (…………) (女性の気持ちがわからない!) 恋愛経験ゼロ。 女性との会話も、 2、3言以上続いたことなんてなかった。 いつもすぐに 終わってしまい続けて…… 会話だけでなく、人としても(男としても) 終わってしまったような状態で 生き...
続きを書かなくてはいけないと思っている。 読んでくれている人もいるのだし、情報が 中途半端に伝わっていることもわかっている。 でも書きたくないのだ。 責任感や義務感だけでは書けない。 書きたくないと思う現実が 目の前に広がっている。 でも書かなくては。 少しずつになってしまうが、...
【超絶美人女性】とのデート。 幸いなことに、 それはまだ実現していない。 三たび、雨に邪魔された。 3度目の雨天延期。 いや…… 今回に関しては……今回3度目の延期については むしろ助けられたといえるかもしれない。 正直に言って、 デートが実現しなくで良かった。 こんな気分の...
何にしても突飛(とっぴ)過ぎる! きっとウソだ。デマだ。虚説だ。 おそらくは (確証はないけれども) 3100(みみちまるお)本人が流した噂だ。 なにがしかの意図にもとづいて。 ヤツの悪意が伝播(でんぱ)して、 はばをきかせ始めている。 でも…… それでも、 しょうばんの行動を...
【信じられない】……というのは 間違ってはいないが、 きっちり正確に表現すると、 【信じたくない】……というのが正しい。 信じたくないような噂が飛びこんできたのだ。 それは【しょうばんについての噂】だった。 その噂が真実であるとは思えないが、 でも、もしも真実であったとしたら や...
わからないけれど……多分 避けられている。 ……多分。 残念なことに…… 【既読】はついたのだが…… やはり…… 【返信】は無かった。 多分……避けられている。 ……実は、 思い切ってメッセージを送信した日から、 もう1週間ほど経過している。 しょうばんからはメッセージ(返信...
1人には避けられてるっぽいと感じ、 そしてもう1人とは仲良く話せる。 2人の女性の間で、気持ちが揺れ動いたが 心にちょっとしたスペースができたとき 不意に自分は大きく動いた。 しょうばんに伝えたかったことは 特に変わっていない。 リップクリームの盗難事件。 それについて、びわ太か...
自分は本当に【クズ】だ。 広末涼子が不倫をしたと報道で知り、 巷の皆さまのように怒りを覚えたりは しなかった。 正直に言って、 【うらやましい】 と感じた。 自分も2人の異性と【仲良し】したい。 怒りよりも、羨望が勝(まさ)っている。 はるかに。 とにかく【うらやましい】! ...
そしてもう一度約束をした。 次の休み、日にちを合わせて、今度こそ ピクニックをしようと。 ピクニックでは酒を飲んで、風通しの良い ところでグダグダしようと。 自分は、散歩も緑も大好きだが、いわゆる ピクニックというものにはほとんど縁がなく、 どのようなものなのかあまりわからなかっ...
あのコも好き、このコも好き。 でも結局、誰もが、自分自身のことが 好きなんだ。 普段、思い出すこともあまりないのだけれど 人は酸素や水を必要とする。 それと同じように、意識しようとしまいと 人は【人】を必要とするのかもしれない。 必要とする対象の中には、異性だったり、 異性でない...
【何人もの女性】が、 自分の心の中で、大きな部分を占めている。 しょうばん、コム姉(ねえ)……。 どちらも美人。どちらも大好き。 タマちゃんだって……正直好きだし…… よぽぽさんもとにかくイイオンナだ。 サヨちゃんのことだって今でも大切に思うし、 あとは、まあしょうばんシスターも...
超絶美人が自分のことを気にかけてくれる。 こんな嬉しいことってなかなか無い。 とても失礼なことに、心の中で考えていたのは もうひとりの美人、しょうばんのこと だったわけだが。 失礼ついでに、どあつかましくも、 思い切って相談してみようかと思った。 ……【女性】だとか【職場の人...
人から見られたい。 この自分をどうぞ見てくださいな。 超絶美人、デキるオンナの仕事帰りの 時間を、独占しているこの自分を。 足取りが軽いというのはこのことだ。 ほとんどスキップをするようにして、 帰路を歩いた。るんるん♪ コム姉(ねえ)と自分の家は共に同じ方向。 コム姉とたまたま...
落ちこんだような気がしていても、女性と 話すとすぐに元気になってしまうという。 自分という人間は、つくづく現金である ……と、言わざるを得ない。 うつむきがちに足もとばかりを見ていたので 気づかなかったが、その声を聞き、すぐに わかった。 コム姉(ねえ)だ。 いつもと違って...
ただスパっと話して、スッキリと終わりに したいだけなのだが。 なんだかうまくいかずにいた。 『びわ太から聞いたよ、リップのこと もしかしたら盗まれたかもしれないって なんだか嫌な話だよね でもしょうばんが、 これ以上は大ごとにしないと決めたなら 自分もそれを応援するよ この話題は...
(なかなか【終わり】にできない……) リップクリーム盗難についての話である。 話し合うためにしょうばんに電話をした。 事実をすでに把握していることや、 気持ちの落とし所を確認しあい、それで この話を終わりにしようと思った。 スパっと【過ぎたこと】にするための儀式だ。 話して、...
全てを飲みこむことにした。 ひとまずのところは。 二転三転した【化粧ポーチ盗難事件】だが いろいろなことの果て、最終地点としては あたたかい感情で落ち着いていた。 自分の心持ちとしての話だが。 処置、処遇については、本社からの 通達待ちであり、なるようになる。 いや、もはやな...
犯罪をおかしたいとは全く思わないが 正直女の子のリップクリームには関心がある。 いや、盗もうだなんてゼッタイに考えないが いや、だってしょうばんのリップでしょう? (それは欲しい!) とか関係のないことを言ってる場合ではない。 クソが! 3100(みみちまるお)のヤロウ…… ...
「本当に【恥ずかしいもの】だから…… ゼッタイにゼッタイに教えることはできない。 ……お願いだから聞かないで欲しい」と しょうばんは言っていた。 話が前後するが、しょうばんの化粧ポーチに 入っていたものはいったい何なのだろう? ・本当に恥ずかしいもの ・ゼッタイにゼッタイに教える...
警察沙汰にしない方向で動こうと思う。 その判断は完全に公私混同であるのだが。 でも、大好きな女の子を最優先したい。 だが、それは自分1人では決められない。 この件に関して、進む先はもはや本社の 上役連中どもの話し合いに委ねられている。 自分の希望通りにはならないかもしれない。...
【好きなもの】というのは時に 【知られたくないもの】でもあり、そのような 事情から【恥ずかしいもの】でもある。 個人的な【心の感覚】を表すものだから。 悪いことなど何もしていないのに、 ナイショにしておきたい。 そのような心の感覚を、 しょうばんと共に有することとなった。 幸...
大好きな女の子が【秘密】を話してくれる というミラクル。 それも自分だけに。初めての電話で。 幸せ過ぎる時間だった。 昼からのよどんだ気分は、しょうばんの 巻き起こした嵐によって、遠く遠くへと 吹き飛ばされていった。 キューピットちゃんにすら打ち明けなかった 事実を自分にだけ暴露...
それはやわらかい嵐であった。 誰も傷つけず、むしろ心地よく優しく、 弱った心を癒やし、前向きにさせてくれる嵐。 それは突然やってきた。 化粧ポーチの一件。未解決。その夜。 疲れきっていた。 もう眠ってしまいたいと、現実逃避的に うつらうつらとし、ぼんやりした気分と 向き合っていた...
だが不可解なことに、しょうばんは自分の 意見に賛同してくれなかった。 つまり【警察を呼ぶ】のはやめて欲しいと。 できる限り、ことを小さく できれば無かったことに、 これ以上大ごとにして欲しくないと。 (…………) (…………) 意外だった。 しょうばんの意図がわからなかった。...
自分は方針を固め、断固たる決意を キューピットちゃんに伝えた。 自分だけの問題ではなく、 従業員の問題、職場全体の問題でもある。 まん延しているどんよりムードを払拭したい。 そのためには大手術が必要だ。 風通しの良い職場にしたい、と熱く語った。 話合いはなかなか前に進まず、こ...
自分は【警察沙汰】にしようと思った。 このようなこと(盗難事件)が、数回もくり 返されていたことを把握していなかった。 責任者として情けない話だが。 濡れ衣にもかかわらず容疑者となることの 不快さを味わい、また私物を盗難された人の 気持ちを想像した。 胸くその悪い状況だった。 犯...
(ふざけやがって…… 3100(みみちまるお)のヤロウ……) 今自分は、自分のデスクの脇にいる。 自分のカバンを開き、驚愕している。 (本当だった……) 調査(捜査)をしてくれたキューピットちゃんに うながされ、半信半疑のままここへ来た。 そして本当にメンドクサイ気分で、 いやい...
自分が考えもしないからといって、他人も そうだと勝手に決めつけないほうがいい。 つまり他人は、自分が考えもしないような ことを思いつくということだ。 3100(みみちまるお)がそうだ。 自分の思考の枠のはるか外側にいた。 怖ろしい考え方をしていた。 3100(みみちまるお)本...
……こんな、モテないおっさん(40歳)が 同じくモテないおっさん(32歳)の悪口を つらつらと書いているブログって どうなんだろう?……と心配になりつつ 書いている。 非モテ32歳3100(みみちまるお)は、 根も葉もない噂を流していた。 【しょうばんと自分がつきあっている】...
……多分女の子のことが 好きで好きでしょうがないのだろう。 口を開けば誰か女子のことを話題にしている。 非情に関心の度合いが高いということは、 会話の端々からうかがえるのだが、 【別に恋愛になんて興味が無いぜ】 というような態度を取っていたりもする。 いわゆる【むっつり】とい...
人のことをキモいなどと言うのは良いこと ではないとわかっているのだが、でも そいつは、本当に【キモい】のだ。 40歳彼女ナシ(恋愛経験ナシ)の こんな自分から見てもである。 その男【3100(みみちまるお)】は 口を開くとしょっちゅう恋バナをしている。 誰と誰がつきあいだしたとか...
「轟木(トドロキ)さんて、 しょうばんとつきあってるって本当?」 (んな!? 何だって!?) (しょうばんと自分がつきあってる!?) (……んなわけあるかいっ!!!) (そんな嬉しい展開になったら…… 幸せ過ぎてハゲるわ!!!) とんでもない噂が舞い踊っているらしい。 どうい...
「【行動】をまず変えないと」 (…………) 「【変わる】って決めたんでしょう?」 (…………) 「あとはもう【覚悟】だけよん♡」 (…………) キューピットちゃんとの会話を終え、 自分はとにかくしょうばんを探した。 そして、喫煙所から事務室へと戻る廊下の 途中で、しょうばんの背中...
18歳も年下の女の子の前で、 かっこ悪いところは見せたくない。 できるだけ良いところを見せたい。 だから大人の余裕を持って、いつも 【大丈夫な自分】でいたかったんだ。 でもキューピットちゃんの言葉は それとは相反する内容だった。 「ドロちゃまとびわちゃまの同じところは どっち...
「大切なのは【相手の気持ち】…… でもそんなの、本当は誰にもわからない」 キューピットちゃんは新しいタバコに 火を点けて、自分のほうをギンとにらんだ。 「わからないけどね…… そこで【どう動くのか】が肝心なのよね」 自分へのアドバイスとして、 かつてキューピットちゃんは 【び...
謝ることには謝った。 気持ちをねぎらう優しい言葉かけはくれた。 でも会ってからも、ちゃんと謝らないと。 でもそういう日に限って、機会がもてない。 すれ違う。 でもそうも言ってられない。 でも……ビビるなあ。 相手の気持ち、考えていることが わかればいいのに。 本当はどんな気分なん...
自分よりも18歳も年下の女の子。 自分としては、人生で初めてきちんとした 恋心のようなものを抱いた相手だ。 ……うまくいくわけはないけれど。 でもしょうばんと仲良くなって、 少しずつ少しずつ距離が近くなっていったり しょうばんのことを新しく知ったり、 話せる内容が増えたりする...
女性を悲しませるようなことは したことがない。それは当然のことだが。 当然というのはつまり、 どの女性も自分に関心がないからだ。 自分と関わることで【悲しい】気分になど なるわけがない。それは言い切れる。 でも今回は…… しょうばんは、 きっと【嫌な】気分になったことだろう。 電...
二股をかけたというほどではないが、 2人の女性の間で、 優柔不断にふるまってしまった。 しょうばんを悲しませたかもしれない。 それほどまででなくても、間違いなく 嫌な気分にさせてしまったことだろう。 【電話で話す】という きちんとした【約束】ともいえないような 軽いメッセージ...
人生で初めて、電話で女性と話している。 40年間彼女ナシ、恋愛経験ゼロの自分がだ。 その電話相手は、超ハイクラス美女。 周りもうらやむようなイイオンナである。 楽しいか? 幸せか? いいえ。ノーアイムノット。 楽しくありません。幸せではありません。 なぜか? しょうばんのこと...
そしてその時は来た。 人生初の怖ろしい時。 幸せかと思ったら、そんなことはなく 【怖ろしい】と感じている自分がいた。 ……メッセージのやりとりが続く。 コム姉はどうやら、弁当のメニューを 相談したかったらしい。自分の食の好み、 アレルギーなどを確認しようと。 しょうばんのほう...
世の中には【モテ期】というものが あるらしいが、自分には無関係な 遠い世界の話だと思っていた。 だが…… それは自分にも存在するのかもしれない。 モテ期…… コム姉(ねえ)と連絡先を交換したが、 その後特別に連絡を取りあうこともなかった。 散歩道でちょくちょく会えるからだ。 ...
人生で初めてのデートである。 オトナな女性。清楚できれいな女性と。 指折り数えるというのはこういうことだ。 待ち遠しい。 約束の日はまだまだ先だ。 準備は特に無い。 当日、いつものスーパーで酒を買い出して、 そこから歩いて公園へ。 ビニールシートとゴミ袋、あとは虫除けと、 ボ...
目を凝らすと、スーパーマーケットの外、 雨に濡れない軒下に人がいるのが見えた。 手を振ってるようだ。 (誰に?……え? 自分にすか?) 近づくにつれ、はっきりと見えてきた。 それはやはり、コム姉(ねえ)だった。 (……それとオマケのコムギちゃん。 めっちゃ吠えてる。お~いうる...
雨だ…… 頑張ろうと思うと雨が降る。 やる気がそがれる。 ジョギングを習慣化したいのだが なぜだか雨雲がやってくる。 そうして元の生活に戻る。 (でも大丈夫。もう気に病むことはない) ジョギングを頑張る必要はないのだ。 減量、減量、減量……と焦る必要はない。 太ったら太ったでかま...
この世には2通りの人間しかいない ……と自分は言った。 【痩せる方向】に進む人間と 【太る方向】に進む人間。 これ以上なく明快であり、 真理を言い得ているかのようだ。 だが果たして、本当に 【道は2つだけ】なのだろうか? 痩せる方向とはすなわち しょうばんへと続く道だ。 そし...
コム姉(ねえ)は、 太っている男のほうが好きだという。 100kgはぜひ上回っていて欲しいとか。 プロレスラーのような体型がベストだが ぽにょぽにょのブクブクも嫌いじゃないとか。 (うわ!) ちょうど先日考えていたこと だ。 【ぷよぷよのお腹】……ニーズあった! (触ってもいいん...
やっぱり【年齢が近い女性】は悪くない。 5歳差ぐらいだと、何ひとつ悩むことが無い。 もちろん15歳差、17歳差の女の子も 魅力的ではあるが。 恋愛初心者の自分には、 【年の差交際】はハードルが高い。 それにしても、 記念すべき人生初の恋愛は、やっぱり 周りもうらやむような美女がい...
犬によく吠えられる自分だが、その中でも 特に自分を目の敵にしてくれる子犬ちゃん。 今までに幾度吠えられたこと か。 お目々がつぶらでかわいらしい。 【コムギちゃん】だと? 名前もかわいらしいじゃあないか。 2kgも満たないであろうチワワ公め。 こちとらおぬしの50倍の重量ぞ。...
一生懸命に生きなくては。 思旨ムツさんのこと を知ってから、 本当に、心底、そう思うようになった。 人生の時間はもう半分を過ぎてしまった。 これ以上、後悔にあてる時間的余裕は無い。 ……変わりたくて、 ブログ執筆を始め、半年がたった。 どうにかこうにか今日まで続いてきた。 次...
判明! しょうばんと話せた! やはり 先日お会いした女性 は、 【しょうばんのお姉さん】だったようだ! しょうばんと話せる機会があったのだ 自然な流れで家族構成の話題に。 自分は母と姉。(父は他界) 二人兄弟の【末っ子】であると。 一方のしょうばんも、両親と姉。 二人兄弟の【末っ...
(……で、タマちゃんの体は大丈夫なのか?) 病気なのか? ケガ? いやケガをしているようには見えないぞ。 薬? 痛み止め? 入眠導入剤? 花粉症? キューピットちゃんが渡したとなると ホレ薬とか、若返り薬とか、 そのスジの怪しいものも考えられるぞ! (……いや、よーわからん...
衝撃的事実で言うと、もうひとつ。 今度はタマちゃんについてだ。 ゴールデンウィーク期間は多忙を極め、 社員、アルバイト総出で必死に働いた。 しかしサービス業の常として、ひとたび 来客の波が途切れるとすっかりパッタリ。 ゆったりまったり平穏がおとずれた。 連休明け、ある退屈な日。 ...
キューピットちゃんが命を救われた。 びわ太と、 その元カノさん、 思旨(おもうま)ムツ さんに。 考えもしないような話だった。 「詳しくはまたいつか♡」 キューピットちゃんは楽しそうに見えた。 それは つらい話、悲しい話ではないのだろうか? ムツさんは、今は他界しているという...
12年前。 2011年。 その年に、キューピットちゃんとびわ太、 そして 思旨(おもうま)ムツ さんは出会った のだと言う。 12年前というと キューピットちゃんは17歳…… びわ太は27歳?……28歳かな? 何があったのだろう? キューピットちゃんの言葉は想像以上だった。 予想...
驚くべき事実を知った。 自分としては、 ここしばらくで最もびっくりした内容である。 例によって喫煙所。 その後今のところ腹筋は続いているが、 タバコのほうもちゃんと続いている。 (やめられないだけだが) キューピットちゃんとしゃべっていた。 先日びわ太から 【ライク・ディスライク...
お説教くさくて申し訳ないのだが。 かつて自分がそうだったからか、 【様子見】する人物がとても気になる。 覚悟を決めて、勇気をもって動きだすのでは なく、まずは様子見。状況しだいによっては 動いたり動かなかったり。 (たいていの場合は動かないわけだが) 様子見は男らしくない態度...
卑怯だなあ、嫌だなあ、と思ったのは、 平穏がおとずれ、事なきを得たと感じられる タイミングになって初めて、あの店長らしき 人物が登場してきたことだ。 ヘコヘコと前かがみの姿勢で歩いてきた男は 店長なのだろうか、コーヒー抽出マシンに 近づいてきた。 ヘラヘラと前歯を見せて、 何...
シスターへの暴言は加熱する。 怒声を上げているのは、本来的には気の弱そう な男性。自分と同年代、40歳ぐらいだろうか。 立場の弱いコンビニ店員に対して、ここぞと ばかりに感情を爆発させているように見えた。 しょうばんシスターは、腰から体を折り曲げ、 深々と頭を下げた。 そのときシ...
もうひとりのしょうばんは、顔立ちだけでなく 背格好、歩き方や猫背な感じも、しょうばんに そっくりであった。 いかにもやる気がなさそうに見える。 さっきのレジ対応のとき、注意して聞いていな かったが、小さな声でボソボソとしゃべって いたような気がする。 そこも似てるなあ。 (多...
その人物はコンビニにいた。 しょうばんの住む街をひとしきり散策し 満足した自分は、帰路につく前にタバコを 吸いたいと思った。 喫煙所を探すのも面倒。コンビニが1番だ。 お腹はすいていなかったので、ホットコーヒー のみで大丈夫だ。ご褒美コーヒーを楽しもうと ご機嫌な気分でレジに向か...
「しょうばんの住む街だ」 高速道路をくぐると、 右側に背の高いマンションが3棟。 左側には工場のような壁が。 流通センターのようなものかもしれない。 壁が延々と続いていた。 左折はできそうにない。 しばらく進むと右手に畑が見えてきた。 「思ったよりもずっとのどかなところに 住...
いまいちやる気が出ない理由。 その最も大きいところとして、 最近はしょうばんと話せていないのだ。 まず休憩時間が重ならないし、業務上も ほとんど接点が無い。 たまに話せても会話がはずまない。 会いたいと思うのだが、しょうばんには しょうばんのリズムがあるだろうし。 ………… ...
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