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2022/06/30

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  • 開花宣言

    春が好きなのは、三月が誕生月だからという理由なのかも知れない。 ベランダは一面に濡れ、サンダルのびしょ濡れ具合が、午前中の雨の様子を物語っていた。午後には打って変わって、太陽が顔を出し、空を明るくした。上着は必要なかったなと思うほど、外は随分と暖かかった。寒いのも、暑いのも苦手な私は、春の気候が一番良い。 残念なのは、花粉症に悩まされるということだ。今年、花粉症用の眼鏡を購入した。 老眼鏡が必要になってから、昔に買ったブルーライトカットだけされた眼鏡は使わなくなったが、花粉の時期には登場する。気持ち花粉を防ぐためだ。しかし、その眼鏡をどこかで失くしてしまう。モノを失くすのは珍しい。誤って”捨て…

  • 順次、家の外へ

    別れの日がやって来た。最後に”ありがとう”と抱きしめた。 息子と娘には、とうに承諾は取ってあった。洋室のソファーの、しかも座面ではなく背もたれの上に鎮座していた彼らは、子供達の承諾を得てからは、私の部屋の隅へと移動していた。それから随分と長い間、そこに居た。 二体のぬいぐるみを並べてサイズを測る。近くの薬局で、ダンボールを調達するつもりでいた。もしなければ、そのまま郵便局に出向いて、ダンボールを購入すると、段取りした。遠出してまで、無償で手に入るダンボールの調達をする選択肢をしなかったのは、天気が不安定なせいもあったが、今日の午前中のうちに、荷造りと発送までを”やる”と決めていたからだった。 …

  • 決めたらやる

    部屋の片隅にあった紙袋を自転車のカゴに載せ、橋を渡った。目的地に着くと、大きい紙袋と小さい紙袋を店員に預け、店内をぐるりとする。欲しいモノを探すのではなく、引き取ってくれそうなモノを確認する。今週の初め、リサイクルショップにようやく行くことができた。少しではあるが、家からモノが減る。 その日のうちに、もう一仕事終わらせるつもりが、必要なダンボールの調達が億劫になって、見送ってしまう。モノを減らすための、とある所に送る準備である。それを決めるのにも、送り先をどこにしようかと調べるだけで、時間を費やしてしまう。 モノを手に取って、行動すれば、家の中からモノが減る。そう実に簡単なこと、、、だと暗示を…

  • どっち派?

    「きのことたけのこ、どっち派?」 ”私は、たけのこ派”と思わず、会話に参加しそうになった。小学生の男の子二人が、お菓子売り場にいる。質問した男の子は、たけのこ派で、私と一緒だった。 「じゃあ、コンソメとのり塩は、どっち派?」 同じ男の子が別の論争を聞き出す。そんな二択はあっただろうか?答える側は、いつでも彼と被らない答えだった。”どちらかというと、のり塩”と心の中で答える私と、論争を繰り出す彼とは、また同じ嗜好だった。 小さなスーパーに置かれているお菓子は限られている。異なるメーカーのポテトチップスがいくつか陳列されているが、どれも全種類は置かれていないようだ。とあるメーカーのポテトチップスが…

  • 捨て活

    使えるけど使っていないペン。回収ボックスがあると知って、躊躇なく選別する。それでも使っていないペンすべてとはいかず、数本は手元に残し、あとは袋に詰めた。 片付けの方法は、いくつも見聞きしている。”8割捨てる”方法は、その名と通り、ゴミ袋に入れてゴミとして捨てる。フリマアプリやリサイクルショップなどの利用を考えると、手間と時間がかかり、いつまでもそれらが部屋に残されてしまう。それでは、スッキリしない。とにかく捨てる。 それらの関連動画に感化され、とにかく捨てたいという思いが沸々と湧く。とはいえ、実際には、サクサクと捨てられず、手放しても困らないのに判断するのに時間がかかる。しかし、ペンの回収のよ…

  • 旅の記録 ー続きー

    先週会ったばかりの母から電話があった。ちょうどこちらからも、連絡しようとしていた。都合の良い、曜日だったからだ。あちらは雨がひどく降っているという。こちらも結構降っていると答えたが、まだそうでもなかったことが、後から分かる。その後、西から東へと雨雲が移動し、雨は先程よりも、はるかに激しく音を立てていた。 旅を終えて自宅に戻ってから、無事に帰ったとの連絡をしそびれていた。同居する小さな甥っ子がラインに気付くと都合が悪いので、タイミングを見計らっていたら、その機会を失った。 母に会ったのは、まだ旅の途中だった。その続きを記しておく。 大阪駅から少し離れた場所のホテルに滞在していた。最寄駅からも少し…

  • 旅の記録

    "かっこいいね"と雨の中を走る赤い車を、娘と一緒に見送った。 父と会った日の夜、同じ市内に住むよっちゃんと食事をした。近況はほどほどに、昔話が尽きない。記憶の答え合わせが面白い。同じ習い事をしていたのに、発表会の写真のどこに彼女が収まっていたのか、記憶がない。彼女は彼女で、別の習い事を一緒に通っていたか私に聞いたが、私は体験に連れて行ってもらったきり、通ってはいない。 互いの答え合わせと、離れて過ごした期間のことを知るには、これからもまだまだ時間が必要だ。 滞在するホテルに隣接した飲食店まで来てくれた彼女は、車で帰宅する。彼女が運転する姿を初めて見た。 帰省の際は、いつも叔母のところにも顔を出…

  • 父と娘

    毎朝日課となっていることを、すっかり忘れていた。案の定、こういう日はいつもの如く、慌てて家を出た。 駅へと急ぐ。途中で新幹線を乗り換え、西へ西へと向かう。 私が幼き頃、父がサラリーマンだった時代があったらしいが、その後は自営業で商売一筋だ。 「今年79、80やっけ?」と問うと、「81や」と答えが返ってきた。今でも昔と形を変えて、同じ商売をしている。 両親はもう何十年も前に熟年離婚をしていて、その後の父の暮らしぶりは詳しくは知らない。離婚するまでも長く別居をしていたし、父と話す機会がほとんどなく、今に至る。 そのせいなのか、遠慮というかなんなのか、意思疎通に少し欠けたりする。 今日の待ち合わせも…

  • モノを減らす

    燃えるゴミを二袋、燃えないゴミを一袋の半分ほど、捨てた。燃えないゴミの方は、捨てると決めてから長らく放置していたものだった。それらは、台所用品ばかりで、恐らく捨てたモノを記録に収めようとした当時の私が、とっておいたものだ。ちなみに、片付けているのは自室である。とりあえず、なんでも持ち込まれているので、娘がこの部屋を使っている頃に比べて、随分と雑然としていた。 30分のタイマーをかけて、片付けては休憩を繰り返し、トータル4時間を費やした。その割には、部屋はパッとしないが、ゴミを出したことの達成感は得られた。 今まで、何度も”いる”か”いらない”かをやってきて、”いらない”モノは処分してきたつもり…

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うお座のゆめ子さん
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片付けられない「私」と向き合う
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