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  • 暗幕のゲルニカ レビュー

    暗幕のゲルニカ 原田マハ著 ピカソと言えば抽象的な絵を書くイメージがありあまり好きではなかった。 ゲルニカと聞いてもピンとこなかった無知な私でした。 教科書とかにも取り上げられるピカソの代表作の絵のようで、昔習ったのかもしれないがすっかり忘れていました。 この本を読みゲルニカの描かれた歴史的な背景とかよくわかりました。 ドイツがスペインのゲルニカに無差別爆撃をし多くの人々が亡くなった。 ピカソはアートを通じて、反戦のメッセージを訴えていたのだと。 死んだ子供を抱いて泣き叫ぶ女、折れた剣を握りしめ横たわる兵士、もがき苦しむ馬、逃げ惑う女、二階の窓から腕を突き出しランプの灯火かざす人。死ぬ間際の兵…

  • さいはての彼女 レビュー

    さいはての彼女 原田マハ著 こちらは以下の4話の短編小説からなっています。 どれも旅がらみの小説です。 サクッと読めて、心温まるお話しです。 ①さいはての彼女 ②旅をあきらめた友と、その母への手紙 ③冬空のクレーン ④風を止めないで 北海道、伊豆修善寺温泉などが舞台となっています。

  • 翼をください レビュー

    翼をください 原田マハ著 この本は史実を元にした小説でした。 表紙の写真の女性はアメリア.イヤハート世界で初めて女性で世界一周に挑戦した人である。 数々の航空ショーを渡り歩き、北アメリカ横断無着陸飛行、大西洋横断単独飛行など成功したベテランパイロットが世界一周に挑戦する話しが前半に書かれていました。 時は1937年(昭和12年)小説の中ではエイミーという名前になっています。 世界一周に挑戦したのですが、最終段階で太平洋上で行方不明になってしまったのです。 小説の中ではアメリカのスパイとして利用されたと知り、自ら飛行ルートを変えて海の中に飲み込まれてしまいます。 ラストメッセージ「世界はひとつ」…

  • ③上高地 阪急交通社の旅

    5月21日 今日の日程はホテル→上高地→飛騨高山まつりの森昼食→中部国際空港いよいよ最終日です。 お天気も良好、上高地がとても楽しみです。 昨年訪れた時は残雪もなく散策する時間もありませんでした。 今日は大正池から歩いて河童橋まで行くつもりです。 ホテルから上高地へバスで向かいます。 昨年は電車に乗って移動しました。記憶が蘇りました。 ここは通ったとこだとか、りんごがなってたなぁとか、新島々駅も懐かしいでした。 昨年は天気もいまいちで緊張していましたが、今年は晴れやかでした。 バスの乗客はそれぞれの体力に合わせて、降りる場所を選べます。 私と友は大正池で降りましたが、夫は腰痛持ちなので最終地点…

  • ②立山黒部アルペンルート 阪急交通社

    5月20日 くもり空 7:40ホテル出発 バスの座席は平等になるよう毎日変わります。 黒部トロッコ電車に乗車。 宇奈月駅→鐘釣駅→宇奈月駅 鐘釣駅で降りて折り返しとなりました。 山深い黒部峡谷を風に吹かれながら進んでいきます。 トロッコ列車の車内放送は富山県出身の室井滋さんの声でした。 室井さんの声に癒やされながら説明を聞いていました。 カタンコトンと揺られ、景色を眺めていましたら、はるか昔乗った事あったなぁと思い出しました。線路脇でおサルさんにも出会いました。 宇奈月駅からバスに乗り次はいよいよ立山黒部アルペンルートです。 昼食はバスの中でお弁当を頂きました。美味しいでしたよ。 立山黒部アル…

  • ①白川郷 立山黒部アルペンルートの旅 阪急交通社

    5月19日〜21日 2ヶ月前の旅行記 思い出しながら書き留めておこうと思います。 5月19日 鹿児島空港10:10発 → 中部国際空港11:30着 夫と友と三人で阪急交通社の旅に参加。 鹿児島空港に添乗員さんはおらず自分達でチェックイン。 中部国際空港にてみんなと合流。 添乗員さんに連れられバスに乗り込む。 九州各地から38名の参加者でした。 自己紹介とかないので、皆さんどちらから参加したとか分からない。 まず名古屋で昼食に味噌カツを頂く。 飛行機はポケモンでした。 ボリュームのある昼食で甘めで美味しい味噌カツ美味しく頂きました。 そしてバスは白川郷へと向かいました。 バスの中ではバスガイドさ…

  • 映画「君たちはどう生きるか」を観て

    何の宣伝もなしで、公開されたジブリの新作。 14日に封切りされたと知り、早速観に行ってきました。 宮崎駿監督が「君たちはどう生きるか」という著書にインスパイアされたと聞いていたので、予め著書は読んでいました。 しかしこの映画は本のあらすじとは全く違うものでした。 pannsuki.hatenablog.jpエンドロールの最後に原作、脚本、監督宮崎駿と出てきました。 まさに宮崎駿監督が書いたシナリオです。 どこも被っている所はありませんでした。 お母さんが眞人に残してくれた「君たちはどう生きるか」という本。 映画の中で眞人がこの本を読み、涙する場面がありました。 この本に感銘を受けた事は伝わりま…

  • カフーを待ちわびて レビュー

    カフーを待ちわびて 原田マハ著 原田マハさんのデビュー作で日本ラブストーリー大賞作。 デビュー作で大賞作品とは凄いですね。映画化もされたようです。 原田さん44歳で作家デビューされたのですね。遅咲きですが才能あふれる方ですね。 この本は沖縄の小さな島が舞台になっています。 素朴で純粋で恋にオクテな明青(あきお)と謎の女性幸の物語。 カフーとは沖縄言葉で「幸せ」という意味らしい。 明青の飼っている犬の名前もカフーという名前です。 沖縄の小さな島の暮らしぶりがとてもよく書かれています。 何もないけれど人との繋がり、ゆったり流れる時間。 行ってみたいなぁと思いながら読んでいました。 オクテの明青には…

  • ④女三人旅 別府地獄めぐり

    3日目は別府地獄めぐりに行きました。 観光バスで回るのがおすすめです。 バスガイドさんの説明もありますし、龍巻地獄の間欠泉も時間を合わせてくれますので待たずに見る事ができました。 海地獄→鬼石坊主地獄→かまど地獄→鬼山地獄→白池地獄→血の池地獄→龍巻地獄合計7箇所巡ります。 バスは角のはえた可愛らしい鬼のバスです。 ゴールデンウイークはすごい人で、駐車場も混んでいたとの事でした。 私達は休み明けで人も少なく、天気にも恵まれスムーズに回る事ができました。 鬼山地獄のワニの数にビックリしました。ちょうど池の水を抜いていて、ワニが折り重なって寝てました。こんなワニに噛まれたらイチコロです。鬼山地獄と…

  • ③女三人旅 由布院、別府の旅

    二日目は由布院の町を散策しました。 大勢の観光客で賑わっていました。そして海外の観光客が多かったですね。 中でもアジア系のお客様が多かったです。 木工のお店、オルゴール専門店、ジブリのお店、お土産屋さんなど女子受けするお店が沢山並んでいました。 湯の坪街道から離れた所にステンドグラス美術館がありました。 こちらは人通りも少なくひっそりとしていました。 おばさん三人は人混みを避け、ステンドグラスをゆっくり見て駅までテクテク歩きました。 お昼に大分の定番料理とり天を食べました。むね肉でしたが柔らかくて美味しいでした。 それからバスに乗り別府へ向かいました。 由布岳、城島高原パークなどいい景色を眺め…

  • ②女三人旅 由布院 ペンション金鱗湖豊の国

    由布院のお宿はペンション金鱗湖豊の国。 ネットでの口コミが良かったのと、目の前に金鱗湖があり風景が良さそうだったので決めました。 建物は新しくはないですが、掃除は行き届いていて気持ちよく利用できました。 お部屋は10室位あったのかな? 私達はベッドルームで、部屋からは金鱗湖を望めました。 金鱗湖の直ぐ側に佇むペンション金鱗湖豊の国と朝食。 そして夕食はこんな感じでした。 フレンチのコースで凝っていて、一品一品丁寧な説明もしてくださり、お味もとてもよく大満足な夕食でした。 接客してくださるスタッフの方も優しく、紳士で、笑顔で接してくださいます。 オマール海老のスープ、エスカルゴ、白身魚のソテー、…

  • ①女三人旅 SL人吉に乗車 自由時間クラブ利用

    2ヶ月前、女三人で出掛けた旅の旅行記をまだ書いていなかった。 忘れないうちに書き留めておこうと思います。 以前長野に出掛けたメンバーで再び旅に出ました。 SL人吉に乗ってみたいという友の願いが根底にありました。 せっかくなら、ゆふいんの森にも乗り由布院、別府まで足を伸ばす事となったのです。 まずはチケットを買う事から大変な作業でした。 JR九州は19800円で3日間乗り放題のお得なプランを提供しています。 こちらは60歳からの利用となります。 さらに自由時間クラブの会員様限定となっています。 会費は無料で、ネットでの申し込みでWEB会員証をゲットしなければいけません。 私は以前会員になっていま…

  • 本日は、お日柄もよく レビュー

    本日は、お日柄もよく 原田マハ著 こちらはほっこりテンポよく心温まる楽しいお話しでした。 ドラマにでもなりそうだなと思っていたら、なっていたんですね(笑) 好きだった幼馴染の結婚式で、退屈なスピーチを聞かされ眠気がさしウトウト。 そしてスープ皿にダイビングしてしまったこと葉。 そんな話しから始まります。 スピーチライターという職業素晴らしいですね。 言葉は、ときとして、世の中を変える力を持つ。 幼馴染の厚志君が選挙に出る事となり、こと葉はスピーチライターとなりタッグを組み戦っていくのですがなかなか面白いでした。 素敵なスピーチが沢山出てきます。 私が気に入った箇所を一つ書いて終わりにします。 …

  • 楽園のカンヴァス レビュー

    楽園のカンヴァス 原田マハ著 こちらはルソーの「夢」という絵画を題材にした小説です。 どんな絵かと言いますとこんな絵です↓ ルソーの名前は聞いた事ありますが、どんな絵なのか私も知りませんでした。 モデルの名前はヤドヴィガと言います。 ルソーはピカソと同じ時期の画家のようです。 まだ認められていなかったルソーの才能をいち早く分かっていたのもピカソのようです。 原田さんは美術に造詣が深いので勉強になりなかなか面白いです。 この話しは「夢」とは別に「夢をみた」という絵画があり、その絵が本物か贋作か二人のルソー研究者が判断を下すというミステリーっぽい小説です。 トム.ブラウンを装うティム.ブラウンと早…

  • たゆたえども沈まず レビュー

    たゆたえども沈まず 著 原田マハ コロナに感染してしまいました。 高熱になることもなく軽くで済んだのは幸いでした。 ゆえに借りていた本を一気に読む事が出来ました。 この本はゴッホの生涯を書いた本でした。 ゴッホが日本に興味をもっていた事は知っていました。 日本の絵画に影響を受け描いた絵も見ていました。 何故、ゴッホは日本について知っていたのだろう?と疑問を持っていました。 その疑問を解き明かしてくれた本でもありました。 この本で林忠正という美術商と重吉が日本美術を海外に広めた事も知りました。 あくまでも小説ではありますが、史実を元にしたフィクションとしてよく書かれていると思いました。 日本人の…

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60代 生活、生き方色々徒然なるままに
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