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ノラ学者のメモ帳 https://noraschmemo.blog.fc2.com/

野良学者やってます。 読んだ本とか研究用のメモを置いてます。 とりあえず西洋哲学からはじめて、現在は生物学、オートポイエーシス論、経済学、心理学、その他いろいろです。

むつきさっち
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2020/08/26

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  • 民主主義社会に潜む全体化:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第7章メモ3

    先日気づいたんですがこの本、著者が7人いて編集が木田と須田の二人という形でした。全体的に文体が似てるので二人で書いているものだとばかり思ってましたが、そこのところのすり合わせとかをこの二人でやってるから統一感が出てるということなのかもしれません。第七章は後藤嘉也さん執筆で、確かに木田の文章とはちょっと違ってるかも。執筆分担を知らなかったら最後まで気づいてないですね。今回は、全体化は民主主義社会にも...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/05/29

    2023/05/282022-2023 the Primera RFEF Group 1 38thPontevedra CF 1 - 1 RC Deportivo最終節は引き分けで4位でシーズン終了です。まあまあ、最終節の結果はよいでしょう。プレーオフ進出が決まってイエロー累積4枚の選手は休ませての試合ですから。守備のミスから失点はかなり気になりますが。最悪なのはQuilesがケガで今シーズン終了なことです。16ゴール5アシストで今季のトップスコアラーがプレーオフ出場できず。厳しいですけ...

  • 社会規範がゼロから生成される必要はあるか:ホームページ用メモ26

    ルーマンの初期理論をホームページにまとめる予定です。それで橋爪大三郎の言っていることですごい気になっていることがあるので、ここで考えておこうと思います。社会規範が成立するのに何が必要かという話なんですが、橋爪は社会規範の成立をほんとに規則がゼロから成立しないといけないと考えているかのようです。でもそんなことはなくて、数人集まれば自然とルールが成立してたりします。これは子どものころを思い出せばよいと...

  • 全体化の哲学:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第7章メモ2

    今回は社会という全体と個人という部分について、古代ギリシアの哲学者ではどう考えられていたか、という内容です。以下、だいたいの要約です。アリストテレスは「全体は部分より先にある」と考え、本質的にはポリスこそが家や個人に先立つと主張しています。一方で一人一人は独自の存在であり、部分=個人なくして全体=社会がないのも確かです。「よき社会とは個人の独立や自由を最大限に認め育む社会であり、よき個人とは独自性を...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/05/22

    2023/05/212022-2023 the Primera RFEF Group 1 37thRC Deportivo 4 - 0 Algeciras CF幸先よく監督交代後初戦で完勝です。今まであまり活躍できなかった2列目が大活躍です。守備がまだ不安定なのは気になりますが、この感じでプレーオフまで好調を続けてほしいです。RCDLC.comでの試合経過は下の感じです。開始3分でSvenssonのゴール。エリア左でボールを奪った後、Lucasの右からの折り返しをbox内でSvenssonが押し込んで先制。10...

  • ブログの更新について(23/05/19)

    論文書くのが大変で、やっぱり更新頻度は週2、3日にします。ホームページも続けてページ作成したいし、高校生物ページを作るついでに絵の練習もしたい、というわけで私のキャパシティーを軽く超えてました。論文は自然言語研究会で発表するつもりで、年4回くらいあるっぽいので、日帰りできるところで開催されるときに間に合うようにあらかじめ論文を書いておきたいです。今までの論文の内容をまとめ直して展望を書き足す内容です...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/05/019

    監督が解任され、後任が発表されてます。交代自体は驚かないですが、後任は2020/21シーズンに指揮していたRubén De La Barreraで、こちらはちょっと驚きです。もう記憶がだいぶあいまいだったのでここの記事で確認してきました。20/21シーズン、デポルの三部暮らしの最初の年ですね、Fernando Vázquez監督が解任されてシーズン途中で引き継いだのがRubén De La Barreraです。引き継いでからの成績は悪くはなかったんですが、シーズ...

  • 佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第四章メモ1

    佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』のメモを再開します。第Ⅰ部がヨーロッパでの近代の成立とプロテスタンティズムの関係についてでした。それを踏まえて日本の近世から近代を比較してみるのが第Ⅱ部です。読んだのはもう10年くらい前になるので内容はうろ覚えです。第I部に比べると個人的な関心は低いので、のんびりメモをとっていくことにします。第Ⅱ部 日本的近代の地平第四章 個体的戦闘者と「自由」 -「日本的」社会の誕生-一...

  • カルトの国の法改正

    入管法改正(改悪だと思うけど)とかLGBT法成立が進まないとか、よくわからない状況が続いてます。同性婚とか国民の6割以上賛成、反対2割以下だったはずですが、これで進まないのをどう考えるべきか。LGBT法の「差別は許されない」から「不当な差別はあってはならない」への変更とか、最初なんのことかわかりませんでした。差別が不当なのは当たり前ですから。この変更、一部の行為を差別行動から除外して可能にするためとか言われ...

  • 大人の意図の読み取りによる子どもの言葉の獲得:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第4章メモ4

    今回は、子どもは実際のところ何を利用して言葉を身につけているのか、ということについてです。以下、だいたいの要約です。3 指示意図の理解とことばの意味の獲得トマセロは社会的相互作用を重視しています。何かを指示して事物の名称を言う、名づけという行為は、それほど行われているわけではありません。彼はそのような明示的な行為ではなく、「さまざまの大人の行動を統制している大人の「意図」を読みとること」が言葉の獲...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/05/015

    2023/05/142022-2023 the Primera RFEF Group 1 36thLinares 3 - 2 RC Deportivo もうなんと言ったらいいのか。前半2-0で折り返して後半3点入れられて逆転負けです。LucasとQuilesの不在はあったんですが、代わりの選手の奮闘がありながら守備陣のミスから失点のようです。まだプレーオフ進出も決まってなくて、この後どうなるか、かなり心配な戦い方で負けてしまいました。順位表は下の通りです。1- Racing Ferrol 692- Alco...

  • 予期の布置連関:橋爪大三郎『言語ゲームと社会理論』メモ14

    ルーマンの初期理論で予期の布置連関(初期状態)が何を意味しているかはっきりしませんでした。橋爪による図を見返してたらそれと思しき箇所があって、予期がたくさん連なっているけど相互作用が働いていない状態のことのようです。橋爪による図は図1のような感じです。左端に予期の布置関係とあるのと、図の内容から左端が初期状態にあたるでしょうから、この解釈であってるでしょう。今橋爪による図を見返すと確かに簡潔な予期...

  • 語彙獲得におけるさらなる制約:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第4章メモ3

    前回に引き続き、言葉を獲得するときの制約の話です。個人的にはさして重要と思えなかったので簡単にまとめます。以下、だいたいの要約です。たとえ3つの制約を使っているとしても事物名称の獲得には不十分です。たとえばカテゴリー制約において、カテゴリーの判定基準が必要と考えられます。ソジャらは、子どもはごく初期から「決まった形のある物体」と「決まった形のない物質」の、別々の存在論的カテゴリーを持っていると主張...

  • (いろいろな意味で)沼るスプラトゥーン

    現在のランクはS、ポイントは約-3000。3000じゃないです、マイナス3000です。どんだけ負ければこのポイントになるんだか。マイナスポイントを「借金」と呼ぶんですが、「借金」が怖かったり、大量の「借金」で心折れる人がけっこういるみたいです。ちなみに私は全然気にしてないです。奨学金の残り200万に比べたら余裕です。全く誇れるもんではないですね。まあ「借金」が原因でやめてしまう人もけっこういる中でやり続けているの...

  • 癒合的社会性:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第7章メモ1

    第5章残りと第6章があまり興味のない内容だったので、飛ばして第7章のメモをとることにします。第7章は人間の社会との関わり合いについてみたいです。以下、だいたいの要約です。第7章 人間の社会性それぞれの個人は社会の中では誰でも置き換え可能です。しかしその個人にとっては決して替えの効かないその人自身でもあります。社会的な存在である人間が、誰とも置き換えられない私でありうるというのは、どういうことでしょうか...

  • 自由度の凍結と歩行モデルの関係:多賀厳太郎『脳と身体の動的デザイン 運動・知覚の非線形力学と発達』第3章メモ2

    今回は原始歩行から大人の歩行形式の成立までを神経系の視点でモデル化したい、という感じの内容です。以下、だいたいの要約です。新生児に見られる原始歩行がCPGによると考えるのは自然な流れです。フォスベリ(Forssberg, 1985)によると、筋電位に関しては、原始歩行および独立歩行開始時では成人の複雑なパターンに比べ、「共同筋だけでなく拮抗筋を含むすべての筋が同期して活動する傾向が強い」です。運動軌跡では「遊脚の関...

  • ブログの更新について(23/05/07)

    ホームページの三角関数のページを作り終わりました。今まではホームページが一段落したらブログの更新ペースをもとに戻していたのですが、論文を書くために少しペースを落として週に4、5回くらいのペースにしようと思います。ついでに絵の練習とか、ゲームとか、熱帯魚とか、今まであまり書いてこなかった内容も書くつもりです。<<妖怪の支配...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/05/07

    2023/05/062022-2023 the Primera RFEF Group 1 35thRC Deportivo 0 - 0 AD Alcorcón決定機は何度か作ったみたいですが、Quilesの不在は大きかったのかスコアレスドローです。残り3試合で勝ち点差4なのでプレーオフ濃厚ですね。チームとしての攻撃の仕方を構築できなかったのが要因でしょうか。まだ自動昇格もプレーオフ進出も決まったわけではないので、一戦ずつ戦い方の確認しながら全力を尽くすしかないという、いろいろ難しい...

  • 民主主義と自由主義の対立:宇野重規『民主主義とは何か』第三章メモ2

    第三章の主題である自由主義が今回のところで出てきます。以下、だいたいの要約です。議会制を中心に民主主義が議論された結果、死角になったのが執行権です。現在まで、執行権の力は拡大する一方です。アメリカを例にとるとわかりやすくて、政治の主導権を握るのは議会ではなく大統領です。この傾向はその他の民主主義国家にも見られ、民主主義の課題は、このような執行権の強大化を、社会がいかに統制するかにあると考えられます...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/05/01

    2023/04/232022-2023 the Primera RFEF Group 1 34thCórdoba CF 1 - 1 RC Deportivo痛すぎる引き分けです。前半は決定機を何度か作って0-1でリードしたのですが、後半は相手の方が上回って同点に追いつかれて終了です。失点はMackayのミスですが、今まで彼のセーブに助けられてきたので文句は言えないですね。Quilesのケガがけっこう重いみたいで、とりあえず次の試合は無理とのことです。何針も縫って今は眼も開けられないそうで...

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