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ノラ学者のメモ帳 https://noraschmemo.blog.fc2.com/

野良学者やってます。 読んだ本とか研究用のメモを置いてます。 とりあえず西洋哲学からはじめて、現在は生物学、オートポイエーシス論、経済学、心理学、その他いろいろです。

むつきさっち
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2020/08/26

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  • トクヴィルによる「アメリカのデモクラシー」:宇野重規『民主主義とは何か』第三章メモ3

    前回は個人の自由を尊重する立場としての自由主義の話でした。今節はトクヴィルの考えた広い意味での民主主義についてです。以下、だいたいの要約です。2 トクヴィルの「デモクラシー」トクヴィルのアメリカ視察の隠されたテーマは、はたして貴族抜きに、民主的な共和国の維持は可能かというというものです。結果として彼はアメリカにおける「デモクラシー」を発見することになります。彼が重視したのは「人々が自分たちの地域の...

  • 論文の構成見直し:論文用メモ3

    2019年に研究会で発表した論文を見直していこうと思います。論文タイトルは「言葉の獲得に関する神経生理学に基づく考察」です。で、「あらまし」が次の通りです。「言語現象が神経系によりどのように担われているのか,いまだ明らかになっていない.言語活動とその際の大脳皮質の活性部位を局所的に対応付ける方法では,言語現象の解明は困難と思われる.本論文ではまず,多領域間の興奮の循環との対応によって,心的事象に説明を...

  • 木田元/須田朗編著『基礎講座 哲学』書評

    基礎講座哲学/木田元/須田朗/財津理【1000円以上送料無料】価格:1,430円(2023/6/20 23:24時点)感想(0件) 木田元/須田朗編著『基礎講座 哲学』評価: 多くの著者による、看護学生を対象に作られた哲学の教科書という、一風変わった経緯で作られた著書です。木田元と須田朗による編著のため、多くの著者によるにもかかわらず全体としての統一感があります。全8章からなっていて、そのうち第3章からの6章分を20世紀の哲...

  • 人間とは何かと問うこと:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第8章メモ2

    残りは第8章の10数ページほどなんですが、あまり関心がもてなくて、ざっとメモをとって終わることにします。第8章残りをざっとまとめると下の感じです。「…とは何か」と問うのが哲学と言えますが、その問いはなんでもよいというわけではありません。自然科学もそのように問うわけで、自然科学の場合はある枠組みの中で自然現象に対してそう問うてます。では哲学の場合は何が違うかというと、その問いによって「人間とは何か」と同...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/06/19

    今週かなり動きがありました。会長及び各部門のディレクターは総辞職しています。それに伴ってRubén de la Barrera監督との契約更新もされませんでした。今のところ新会長はまだ決まってないみたいです。株主総会が開かれているみたいですが、新会長をどうするかとかはまだ未定のようです。ただしスポーツディレクターはFernando Sorianoに決定してます。<<デポルニュース:23/06/12...

  • 存在、認識、言語という哲学の対象:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第8章メモ1

    第7章は残りわずかだったので省略させてもらって、最終の第8章に進もうと思います。以下、だいたいの要約です。第8章 人間の自覚としての哲学-むすび西洋哲学の歴史を調べると、哲学の考え方はどういうものであるか、ある特徴を取り出すことはできるかもしれません。一つの考え方は「個々の存在者ではなく、存在者とはそもそもどういうものなのか、その本質は何に存するのかを原理的・一般的に考察するものが哲学だ」というもので...

  • 自由度の凍結と解放による運動パターン形成:多賀厳太郎『脳と身体の動的デザイン 運動・知覚の非線形力学と発達』第3章メモ3

    前回、歩行の発達には自由度の一時的な凍結と解除が関係しているのではないか、と述べられてました。今回はその考え方になった実験結果についてです。以下、だいたいの要約です。CPGの基本となる神経振動子の周期的活動は、発生初期の非常に早い時期に始まります。ラットでは左右の同期したリズム活動は胎生15.5日から誘発され、17.5日になると左右の交代性のリズム活動へと変化することが実験により示されています。またこの変化...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/06/12

    2023/06/112022-2023 the Primera RFEF playoff semifinal 2nd-legCD Castellón 4 - 3 RC Deportivoまあ。こんなことも。ありますよね。デポルの今シーズンが終了しました。来期も3部。1部が遠いなあ。https://www.rcdeportivo.es/の試合情報はこちらです。CD Castellón: Alfonso, Manu Sánchez, Iago Indias, Borja Granero, Salva Ruiz (Fabrício, min. 81), Carles (Pablo Hernández, min. 62), Cristian (Cubillas, min. 81), ...

  • 可能な動作による名付けの対象の選択:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第4章メモ5

    第4章は残りわずかで飛ばそうかと思ったんですが、重要と思える実験結果が載せてあったので、そこだけメモしておこうと思います。一つ目の実験は以下のようなものです。「透明なガラス製の卵型オブジェクトを「ムタ」と教示するとき、ころがして示す形条件と、覗き込んで示す材質条件の2つで行った。テスト場面では、2歳児と4歳児のいずれもが、形条件では、同じ卵形だが不透明な材質である発砲スチロールのオブジェクトを「ムタ」...

  • ルーマンの予期理論をオートポイエーシス論的に説明するために2:ホームページ用メモ28

    ルーマンの予期理論で問題になっていたこととして、安定性についてあまり記述されていないことが挙げられます。それから規範の成立を規範で説明する循環論的な考え方も問題にされていました。オートポイエーシス論的にはプロセスの閉域形成と環境との相互浸透で説明されることになるでしょう。一度成立したプロセスの閉域が存続し続ける限りでシステムが存在するわけですが、社会システムは数千年は存続し続けているので、閉域が数...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/06/05

    2023/06/042022-2023 the Primera RFEF playoff semifinal first-legRC Deportivo 1 - 0 CD Castellón厳しい試合でしたが第一戦はホームで1-0勝利です。今年はホームアンドアウエーでやるようで、次はアウェーゲームです。ホームで1-0は次戦に向けてなかなかに有利です。ただしシーズンの成績の関係で、PK戦の条件のときはPK戦なしで相手勝利になるみたいで、そこはちょっとだけ不利になってます。RCDLC.comでの試合経過は下の感じ...

  • ルーマンの予期理論をオートポイエーシス論的に説明するために1:ホームページ用メモ27

    ホームページでルーマンの予期理論(初期理論)を上げる予定で、その後はオートポイエーシス論で説明するページを作りたいです。オートポイエーシス論的に説明するのに必要になることとか、まずは思いつくことをメモに残しておこうと思います。ルーマンの予期理論をざっくり言えば、人びとの予期の集合が連関して、結果として法・規範を形作る、というものです。集合した予期の間での相互作用が詳しく説明されているのですが、相互...

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