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ノラ学者のメモ帳 https://noraschmemo.blog.fc2.com/

野良学者やってます。 読んだ本とか研究用のメモを置いてます。 とりあえず西洋哲学からはじめて、現在は生物学、オートポイエーシス論、経済学、心理学、その他いろいろです。

むつきさっち
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2020/08/26

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  • ルーマンの予期理論まとめ:橋爪大三郎『言語ゲームと社会理論』メモ13

    とってたメモを順番に要約したら話のつながりがよくわからなくなったので、話がつながるように組みかえてみます。ルーマンの初期理論は、「ひとびとの集合的な予期が、法・規範をかたちづくること」、いわば「法の予期理論」と呼べるものです。重要となるのは「予期から(あるいは、予期に相当するような、社会成員の何らかの活動から)出発して、「規範」「義務」といった規範的なカテゴリーに到達することができるであろうか?」...

  • 子どもの言葉の獲得における制約の役割:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第4章メモ2

    今回は言葉を獲得するのに実際に必要なものは何か、という内容です。以下だいたいの要約です。2 「制約」の果たす役割事物名称は抽象的な言葉の獲得より簡単に見えて、それほど単純ではありません。物はたくさんの性質を持っているので、どの特徴をもとに名称を学んでいるかを考える必要があるためです。仮説検証により経験をもとに語彙獲得が行われるとすると高度な仮説検証能力が必要で、3歳くらいまでの子どもにその能力があ...

  • 予期理論の概念整理:橋爪大三郎『言語ゲームと社会理論』メモ12

    とってたメモを順番に要約したら話のつながりがよくわからなくなりました。概念がたくさん出てきていて、いまいち概念の意味をつかめていないのがわからなくなってる理由の一つかもしれません。なので概念を出てきた順番に挙げて、意味をまとめておくことにします。1.ホッブス的秩序の問題:おそらく佐藤俊樹が「自由な個人の間にいかにして社会秩序をつくりうるか」としていたホッブス問題と同じ。2.予期:個体の遂行で、かつ...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/04/24

    2023/04/232022-2023 the Primera RFEF Group 1 33rdRC Deportivo 1 - 0 AD Ceuta FCかなり苦しみましたがQuilesとLucasのコンビネーションで貴重な勝ち点3奪取です。もう今は勝ち点3が入ればよいです。それからFabrilが最終戦勝利で昇格(4部へ?)を決めました。Ladiesは敗戦で3位へ落ちてしまいましたが。残り試合も少なくなってここからの結果ですべてが変わってしまいます。今回のような1-0勝利が一番生きてくるかもしれませ...

  • 妖怪の支配

    予想通りとはいえ、統一地方選の結果は左翼には厳しいものでした。岸信千代議員が当選してしまうというのが衝撃です。世襲制の方がいいなんて投票者も思ってないはずだけど、なぜかそういう結果になってしまいます。あきらめることが最悪の結果を招くとわかっていても、あきらめてしまった人がたくんいるんでしょう。評論家の古賀さんのいう通り、日本は「妖怪」に支配されているように思えます。「妖怪」のたとえは的確ですね。誰...

  • 橋爪大三郎によるルーマンの「予期理論」の解釈のまとめ:橋爪大三郎『言語ゲームと社会理論』メモ11

    ルーマンの初期理論をホームページにまとめるつもりなので、まずはここのメモを見返して、重要そうなところを抜き出しておきます。ルーマンはパーソンズから予期の概念をうけついで、「ひとびとの集合的な予期が、法・規範をかたちづくること」を論述しています。橋爪はこれを「法の予期理論」と呼んでいます。法の予期理論を考えるにあたって肝心な点は、「予期から(あるいは、予期に相当するような、社会成員の何らかの活動から...

  • 子どもの急激な語彙獲得時の様子:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第4章メモ1

    第4章に入ります。第4章は子どもの言語の獲得はどのようになされているのかもっとよく観察してみよう、という感じの内容みたいです。以下、だいたいの要約です。第4章 語彙の獲得1 語彙獲得の過程子どもはことばを発する前からある程度ことばを理解していると思われる行動をとります。はじめてのことば(「初語」)は明らかにこれという形では現れてきません。また、初語が現われた後にその音に定着しないとかいつのまにか消え...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/04/17

    2023/04/162022-2023 the Primera RFEF Group 1 32ndRacing Club Ferrol 0 - 0 RC Deportivoかなり痛い引き分けです。直接のライバルなので負けるよりはよっぽどよいですが。でも痛い。緊張感のある展開が続いて、決定機はお互い少なかったみたいです。重要な試合によくある展開ですね。RCDLC.comでの順位表は下の通りです。首位との差が広がらなかったのが救いでしょうか。1- Alcorcón 622- Castilla 623- Deportivo 584- Racing ...

  • 心的現実と物理現象の本質的違いは?

    木田元、須田朗『基礎講座 哲学』読んでて、心的現実と物理現象の違いをもう少しまじめに考えておかないといけない気がしてきました。心的現実が「意識に現れる」とか「感じる」とかの形でしか現れなくて、でも物理現象も電磁気とか観測される力(さらにいえば位置変位)が現われているだけで、どちらも物体化して名前をつけてるだけで同じくらいよくわからないものかもしれません。でも電磁波とか目に見えない物理学的力の実在と...

  • デカルトによる心身の結合の考え方:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第5章メモ2

    心身相関についての話が続きます。今回はデカルトの心身の結合の考え方についてです。以下、だいたいの要約です。デカルトは素朴な形ではありますが、脳から全身に拡がって伸びる求心性の感覚神経と遠心性の運動神経を想定していました(デカルトによる図があるが省略)。彼は「松果腺」と呼ばれる仮想の器官(現在の「松果体」とは異なる)を想定して、次のように考えました。「身体の外部や身体自身についての情報が神経の運動を...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/04/09

    2023/04/082022-2023 the Primera RFEF Group 1 31stRC Deportivo 4 - 2 Fuenlabradaかなり危ない試合でしたが、Lucas無双によりホームで勝利です。Lucasが1ゴール3アシスト。Lucas獲得できてなかったらやばかったですね。土曜の試合のため上位陣の結果はわからないです。頼むからこけてくれ。RCDLC.comの試合経過は下の感じです。前半の入りはdeporがゲームをコントロール。18分にIban Salvadorにゴールを決められる。中盤で奪わ...

  • 規範的予期概念は成立するか:橋爪大三郎『言語ゲームと社会理論』メモ10

    第三章のメモは今回で最後です。今回は橋爪による疑問点です。以下、だいたいの要約です。3・8 「規範的予期」概念への疑問予期の布置連関から予期の整合的な配列の生成はうまく言えていませんでした。今度は予期の整合的な配列からルール、ないし法・規範の生成について検証します。予期の整合から規範までには、安定性と(規範的な)拘束性が必要です。まず安定性についてですが、ルーマンは認知的/規範的予期の区別を設け、...

  • デポルティーボ・ラ・コルーニャニュース:23/04/02

    2023/04/012022-2023 the Primera RFEF Group 1 30thUnionistas de Salamanca CF  2 - 1 RC Deportivo エイプリルフールだし負けたのも嘘、なわけないですよね。先制するも前半の内に追いつかれ、退場者も出して力負けです。決定機は作ってたみたいですが、やっぱり個人能力で作ってたみたいでチームとして上手くいかないです。順位表は下の通りです。1- Alcorcón 582- Castilla 563- Racing Ferrol 55 *4- Depor 545- C...

  • 論文構成のメモ1

    今年はなんとか研究会で発表したいので、思いついたことはメモに残しておいて見返すことにします。今回は構成をどうしようか、というあたりです。まず研究会の論文は6枚のことが多いので、量はそれに合わせます。で、内容をどうするかです。こないだ出た言語処理学会論文誌の編集者ページで、意味とは何かということを気にしてる感じの内容が書かれてました。なので前に研究会で出した内容を、もう一度丁寧に直して、さらにちょっ...

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