遠い昔の記憶なので、日本で高校受験や大学受験をした時に、一科目の所要時間がどの位だったか、なんて全く覚えていません。ただ、我が家の中学生が目下挑んでいる、...
フィレンツェで画材を探す時にはゼッキへ行きます。大好きなお店です。今朝訪れると私以外のお客さんは皆、英語圏の方。でも従業員さん達が英語を流暢に話しながら対...
真冬のコートをクリーニングに出してしまいました。どうか寒さが戻りません様に…。再び暖かくなったフィレンツェ。暖かさに直ぐに騙されて、もう夏も間近!なんて思...
寒さと暑さが、雨と太陽が、交互にやってくる様なイタリアの四連休。最後の日曜日は、晴れでした。25日から一カ月間、開放されているアイリス庭園へ今年の花を観に...
木曜日が祝日でしたから、イタリアの学生は4連休。というか、今年は復活祭が早かったためか(3月末)、その後はもう夏休みに向かっている気さえしています。でも生...
当たり前のことですが、イタリアに住んでいると日本で普通に食べていた物が手に入らなくなります。とはいえ、寿司ブームがあったり、日本食がダイエット食と勘違いさ...
明日、明日と理由をつけながらクリーニング屋へ行くタイミングを先延ばしにして良かったです。やっぱり!予想した通り、寒さが戻ってきました。一日二日かと思ってい...
春のコンサート・シーズンに乗じて、今度は街中のヴェルディ劇場へやって来ました。ペルゴラ劇場より規模が大きいこの劇場では私はいつもプラテア席ではなく、ボック...
お金をもらって肖像画を描く画家は、依頼主の顔を、”現状より、少し良く”描くのがお決まりの常識です。ですからウフィツィ美術館に多数ある肖像画作品でも、それを...
土曜日は、銀行がプライベートに所有している絵画コレクションを見せてもらいました。メディチ家も銀行家ですから。今でも銀行が美術コレクションを持っていても、ち...
少し前にリニューアル・オープンの知らせは届いていたのですが、なかなか訪れる機会がなくようやく今日、スペーコラ博物館を訪れました。チケット売り場も新しくなっ...
この絵を初めて観た時、何が描かれているのか分かりませんでした。じっと眺めていると「ああ、フランス国旗か。」と理解出来てくるのですが、一見すると色の嵐が押し...
誰にでも、つい寄ってしまうような最寄りの寺社仏閣はあるのではないでしょうか。私にとってそんな身近な場所は、サンティッシマ・アヌンツィアータ教会です。いつも...
30度に近い気温が続いているフィレンツェ。サマータイムも相まって、何だか既に夏気分です。朝の空気だけは少し寒いけれど、直ぐに暑い空気に覆われます。そのため...
フィレンツェには幾つもの劇場があり、真夏以外はさまざまな演目で人々を楽しませてくれます。特に秋冬の季節はオペラが頻繁に上演され、日本からのお客様も当日チケ...
今年はアメリカの大統領選もありますが、実はフィレンツェの市長選もあります。その中でも去年からずっと紙面を賑わせてきたのが、一人の候補者。その方は政治家では...
最近、印象派について考えています。少し前までは中世からルネサンスの絵、しかも宗教画についてばかり考えていたのですが、一息ついたので、次の課題に。それにして...
春になると、気持ちが忙しくなります。「イタリアはいつもこうだから。」と、頭では分かっていても、時間に余裕がない状態で動くのが苦手な私は、勝手にドキドキして...
少し前の話ですが、カッラーラを訪れた際に昼食を取ったレストラン。中へ入っただけで、「ここは絶対美味しい」と確信できる場所でした。なぜそう感じるのか、と言え...
少し汗ばむような太陽で週末が始まりました。ところで、三十年以上前から続くシャツ屋が近所にあり、我が家のイタリア人がいつもお世話になっていますが、今日、店の...
チンクエテッレの街を巡るのに最適な方法は列車。どの本にもそう書いてあって、実際に乗ると本当にそうだな、と思います。勿論、これから暖かくなれば海から五つの街...
昨日の【お知らせ】から、再びカッラーラの話に戻ります。(【お知らせ】は記事最後尾に、引き続き掲載させて頂きます。)大理石の山を一望できる和子さんのB&Bで...
この数か月、フィレンツェを歩き回り写真を撮り直していたのは、《最後の晩餐》の作品群!なぜなら今年も【阪急交通社 たびコト塾】にて、美術史の講座を担当させて...
チンクエテッレを楽しんだ後、半時間ほど車を走らせてカッラーラへ行きました。実は(私にとっては)こちらが旅のメイン。大理石の山を目指したのです。滞在したB&...
皆が休暇の時に合わせて旅に出る時は、いつもより入念に予定を立てる様にしています。既に知っている場所でも、民族大移動の様に大勢の人が集まるだろう場所へ敢えて...
雨が降らない事を天気予報で確認してから、ふらっと来てみました。チンクエテッレです。小さな湾にある作られた街を巡る鈍行列車は、季節によって値段が変わる様で、...
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遠い昔の記憶なので、日本で高校受験や大学受験をした時に、一科目の所要時間がどの位だったか、なんて全く覚えていません。ただ、我が家の中学生が目下挑んでいる、...
朝早くフィレンツェの街を横切ると、開店前の屋台のシャッターに描かれたイラストを楽しむことが出来ます。一度店が開くと閉店まで見れないので、早起きした時は、趣...
憧れは持ちつつも、全く無知な植物の世界。この間、葡萄農園を訪れた際、小さな葡萄が上を向いて実をつけていることに驚いてしまいました。「そうか、初めはお日様の...
フィレンツェ市民に愛されるオブラーテ図書館です。土曜日の朝、日本で開催予定の印象派講座について調べ物をするために出かけたのですが、若人達で賑わっていてびっ...
フィレンツェでの食生活は、この十年でかなり改良されている気がします。それもこれも日本食ブームのお陰。こんなお団子がフィレンツェの街中で買える今日この頃。(...
ウズベキスタンの絵画展。友人に勧められたので、ピッティ宮殿へ観に行きました。ウズベキスタンはソビエト崩壊後に成立した共和国国家ですが、それ以前に既に、ソビ...
イタリアの学校には終業式がありませんから、知らない間にスルッと休みになります。しかも今年は今週末に選挙があり、会場として公立の学校を用いるため、ズルッと前...
自転車で出かけなくてはならない時に限って朝、いきなり雨が降って気温が下がったりするフィレンツェ。軽い折り畳み傘があると、便利です。今朝はサント・スピリト教...
どうやら私はイタリアの菊が好きな様で、今回家に飾る様に買ったのも菊でした。帯締めの色にありそうな、捻りの効いたオレンジ色の菊を見た我が家のイタリア人が、花...
まマキャベリが追放後、移り住んだ山荘を訪れました。フィレンツェ市内から30分以内で到着する小さな村ですが、都会とは全く異なる澄んだ空気に包まれる美しい場所...
数週間前、市場でいつも立ち寄る八百屋に極小サイズのポルチーニが並べられていました。今まで、虫が恐い私はポルチーニの処理を避けるために買った事がなかったので...
今日、前に歩いてた青年が、ワンピースの主人公が描かれたTシャツを着ていました。フィレンツェには日本アニメのキャラクターを配したTシャツ屋さんが何件もあった...
Novecento美術館は展覧会の度毎に訪れる場所です。予定では今開催中の、《モジリアニからモランディ》と題された展覧会の事を書こうと思っていたのですが展...
今日も可愛い花を見つけてしまいました。初夏の週末は、友人宅に呼ばれたり、呼んだりする機会が増えます。明日も御呼ばれなのですが、日曜日は花屋が閉まっているの...
まだもう少し先ですが、一時帰国を控え、我が家の日本食在庫をチェックしました。すると、頂いた事をすっかり忘れていた蒟蒻の素が出てきました!日本食は有名になり...
べアート・アンジェリコの作品を見直していました。サン・マルコ修道院が所蔵するアンジェリコの作品に、新約聖書主題が描き込まれた、棚扉の装飾画があります。細筆...
イタリアのバールでは、立ち飲みと座り飲みの選択が出来ますが、シニョーリア広場に面するバール、リヴォワールでカフェを飲む時には断然、立ち飲み派です。なぜなら...
日本は観光大国になっているとのこと。その情報を紐解いて、外国の方々が関心を持つ場所や食べ物を知る事は、我が家のイタリア人の日本滞在計画を立てる際に有効です...
ストロッツィ宮殿の展覧会に合わせて飾られた絵。コラージュ手法も用いられていますが、油絵です。でもここは雨が降り込む中庭なので、「一体雨が降ったらどうするの...
イタリアには高校入試も、(一部を除いて)大学入試もありませんが、中高校を修了するにあたり、卒業試験があります。それに落ちたら卒業出来ない、という試験です。...
フィレンツェのカソリック教信仰の要、と言えるほど多くのミサを毎日開いているサンティッシマ・アヌンツィアータ教会。ミサの途中では教会へ入れませんので、この様...
イタリアの学校は先週で終わり。今日から晴れて(!?)、イタリアンキッズの長い長い夏休みが始まります。友達と出歩く事の様が増えてきた我が家の中学生ですが、時...
少し前、ぽっと暇な時間が出来たので、以前から興味があったYoutubeの投稿、というのを試してみました。芸術の街フィレンツェに住んで長らくたちます。日本か...
街中に行く際に、思わず立ち止まってしまうもの。しかも今日は、何だか目が合った気がして写真も撮ってみました。こちらはバルジェッロ美術館の扉に付けられた鍵。鍵...
基本的に、美味しいものが大好きです。しかし今まで、フィレンツェ名物のカントゥッチには特別魅力を感じたことはありませんでした。(A.Matteiの本店ではミ...
第一日曜日は、国立博物館・美術館の無料日。同様に庭園も無料でしたので、大変賑わっていたボボリ庭園へ行きました。最近はゲリラ雷雨が午後に降る天候が続いている...
今イタリアは連休中。通常、図書館は土曜日は開館なので、今朝、意気揚々と出かけたのですが、連休を楽しむため(?)お休みでした。そのため本をどっさり借りたかっ...
我が家の中学生が参加するオーケストラの学期末コンサートが五月の最終日にあり、ようやくジェットコースターの様な五月のイベントが終わりました。学生達は、初心者...
メディチ・リッカルディ宮殿でルーカ・ジョルダーノ展が開催されていることは随分前から知っていましたが、訪問が何故か遅れました。何事も勉強ですから、たとえあま...
国立美術館であるウフィツィ美術館は、ピッティ宮殿の美術館とボボリ庭園と同じ管轄内で、年間パスがあります。今までは「ウフィツィの友達」と言う名のメンバーズカ...
久しぶりにメディチ家の別荘を訪れました。五月の庭園は本当に美しく、芍薬からバラ、忘れな草やブーゲンビリア、様々な花が咲き乱れ、オレンジやレモンの鉢植えには...
イタリアの学校は、正に今、忙しさMAX。予めスケジュールに入っていた予定に加え、どんどんとイレギュラーな用事が入ります。毎年こうだから、心構えは出来ていま...
今日はウィークデイなのに、ジョットの鐘楼へ登るための列が長いなぁと思いながら、大聖堂の横を歩きましたが、鐘楼に近づくにつれて、これが大聖堂入場のための列で...
先日訪れた着物の展覧会には、着物の他に日本の雑誌・書物の切り抜き展示がありました。チェックやアニマル柄(?)の反物を広げて長さを測っている男性たちは皆、着...
少し前までは、肌寒く雨ばかりだったのに、ある日突然夏の様な天気になったフィレンツェ。でも「本当か?本当に寒の戻りはないのか?」と未だ疑心暗鬼でいます。ただ...
雨の中、今年も我が家の中学生は音楽コンクールに参加しました。全国から参加する学生たちが集う一週間は、先生方や審査員も大変だろうなあ、と他人事ながら思います...
また行ってしまいました…。友人のマーブル紙工房です。この工房は、正に魔法の部屋。美しい色の渦に溺れそうになります。でも、今日の目的は爆買いではありません。...
ルネサンス期はあらゆる芸術分野でトップを走っていたフィレンツェも、21世紀の今は過去の遺産で生きつないでいる感が否めません。でもこちらのお店は、フィレンツ...
日帰り旅行プラ―トのお話、最終回。街をぶらぶらしている時、フィレンツェでも扱っている店の多い、カントゥッチの有名店Antonio Matteiの前を通りま...
プラ―トを昨日訪れた目的は、織物博物館で開催中の「KIMONO」展を観ることでした。織物博物館は、常設もなかなか面白く、テキスタイルの歴史を説明するスペー...