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  • としょかん話。

    名門女子大学が新規募集を停止、在学生の卒業を待って閉学すると発表した。京都の女子大といえば、かならず名の上がる有名校であり、私の周りにもOGやお勤めの方が何人もいらっしゃる。少子化による志願者減にくわえて、文系学部のみの女子大であるのも、マイナスに働いたようだ。要はご時世ということだろう。私自身、直接のご縁はないが、カトリック修道女会が母体となっているため、英文学の資料が豊富な図書館に資料をお借りし...

  • きみのな話。

    連休だからといって、どこに出かけるでもなく、いつも通りコーヒーなんか飲んでいる。これ 何だっけなア…マグを片手に眺めているのは、ビスケットだ。このところ、お土産やいただき物が多かった。パソコンを見ながら、コーヒーのお供にかじっている、ちょっと変わったビスケットも、到来物のはずである。すごく美味しいわけではない(失礼)。遠くに知らないスパイスの香りがして、油っ気はあるけどバターたっぷり、というわけじ...

  • だいにの話。

    テレビ体操を日課にして、15年以上になる。はじめは朝のワイドショーのあとだけやっていたが、トシとともに起きるのが早くなり、朝の時間を持て余して、6時半始まりの体操もやるようになった。曜日ごとに違う日替り体操のあとの締めくくりにラジオたいそうだいいち~!講師の先生が元気な声でおっしゃるとテレビ体操なのに…毎回ヒトリゴトを言ってから、手足を動かす。小学生の頃から数えれば、何百回、何千回と繰り返してきた...

  • つけこむ話。

    パソコンを開けて、まず見るニュースサイト。あんまりあてにならない、信じちゃいけないと思いつつ読んでいる。昨日の事件を今日載せるようなスピード感からか、あるいは書く方の資質の問題か、新聞雑誌以上に誤字も多い。信頼度は下がるいっぽうだ。こういう↓間違いを見るとあ~たぶんご本人 ふだんから店員を定員って発音してんだろうなお気の毒という感じである。これは、級を吸と誤ったもの。つくりの部分が同じで、気づきに...

  • ごぼうの話。

    今日も今日とてテレビを点けるとうまい!タレント画面をすすって褒めている。まーたグルメの番組、しかも、遠くて行けない店の紹介か、とチャンネルを変えようとしたときいいねエ!ベトナムにはゴボウって無いのかねエ聞き捨てならぬ発言が耳に入った。(所さんお届けモノです!→お届けモノマルシェ)日本にあるベトナム料理の店が、フォーという麺料理に、ゴボウのテンプラを入れて出すらしい。かねてより私が憧れている、福岡の...

  • えきちか話。

    「世界の車窓から」というみじかい番組がある。題名通り、世界中の鉄道の行程や車窓風景、車内の様子から、各国の風俗文化を知ることができる素敵な番組だ。世界のありとあらゆる地域を紹介するこの番組で、日本の車窓は紹介されない。条件面で難しいとの説明もあるようだ。日本にも美しい車窓風景はあるはずだけれども、とくに都市近郊では、看板の文字やら個人の住宅やら、差支えのあるものがいっぱい映ってしまうからかもしれな...

  • なおした話。

    足を投げ出してベッドに座り、ヘッドボードにもたれてローカル局のテレビを見る。地方のビジネスホテルに泊まる(→しんぐる話。)楽しみのひとつである。ヨッコラショッと身体を起こし、お茶のお代わりを淹れながらちょっと調子悪いなコレ…電気ケトルのてっぺんにあるボタンが気になった。カチッと押し込めばいいはずなのに、手をはなすとボタンが戻ってしまう。さっきは左手で押さえながらお湯を注いだけれどどっか引っかかってる...

  • しんぐる話。

    特急列車に乗って、やってきたのは大きな街。日帰りできなくもないが、ビジネスホテルに1泊することにした。チェックインして、部屋でホッとひと息。少し広めなのは、ツインの部屋だからだ。季節や混雑の状況により、ツインやダブルの部屋をシングル利用できるホテルはけっこう多くて、料金に大差なく広い部屋を使えるのはありがたい。蛇口をひねって手を洗ったあと、濡れた手をタオルで拭きながらあー また例の2枚問題が…前回...

  • ぴよぴよ話。

    半端な時間の私鉄特急の、車内はビジネス客ばかり。2人掛の席の、窓側だけが埋まっている。私の席は車両の最前列で、前は壁だった。飲み食いする時間でもないし 目をつぶっていよう…そう思った時、同じ列、反対の窓側に陣取った乗客の異状に気づいた。50代前半くらいか、背広姿でサラリーマン風の男。シートをいっぱいに倒し、ずり下がるようにだらしなく座っているのみならず、靴を脱いで!足を!壁に上げている!ではないか...

  • めんごの話。

    聞きたいことがあって、ムスメにLINEした。急ぐ用件じゃないので、こっちも返事を確認しないでいたら、未読のまま3日経っていた。もともとマメに連絡をよこすほうではない。18才でうちを出たときから、自分のほうに用事がなければ、うんともすんとも言ってこなかった(→きげんの話。)人である。忙しい時はもとより、しばらく音沙汰がないと思ったらベトナム行ってた…エヘヘ…お土産を持って、フラッと帰ってきたりした。今回も...

  • あえない話。

    …会いたかったのに残念です…在外の友人からメールがあった。毎年の花どき、休暇で帰国してくる彼女を囲んで、もういいトシをしたおばさんたちが集まる。いつから、誰からともなくウバザクラの会と呼ぶその会、今年は諸事情で無理らしい。残念だけどしかたないね、と返信文を書きだしてああ…そういえばイースターか…いまさらに気が付いた。キリストの復活を祝うイースターは、クリスマスと同じか、それ以上に大切なお祭で、彼女の春...

  • かぷせる話。

    土曜の朝はチコちゃん。…タイムカプセルを埋めるようになったのはなぜ?私の世代でタイムカプセルといえば、だんぜん70年万博、松下館のアレである。魔女の鍋みたいな丸いカプセルにいろんなものを詰めて、大阪城に埋め、5千年後に掘り出す、とかいう計画だった。そんなに長く保存できるものかどうか、また、できたとして、その時の人類が、5千年前の品物の意味をどこまで理解できるものか。子供のときしまっておいたものを、...

  • あすぱら話。

    昨日の仕事帰り、スーパーに寄ったのは、昨日の春は苦味が頭に残っていたからだろうか。日々の行動を記事にしたつもりが、逆に記事に行動を左右されてると思うとおかしくて、フフンと含み笑いで野菜売場へ。ぐるりと見まわして、菜の花は時季を終えたし、揚げ物をしないからフキノトウには手が出ない。カゴに入れたのは、緑濃いアスパラガスだった。生協の宅配は届いているし、他に必要なものも無いのに、なんとなく精肉コーナーに...

  • にがみの話。

    うららかな、と表すにふさわしい晴天。街路樹の芽がみどりにけむる中を、ひとり歩いていたらハルハニガミ…か…ふと口をついて出た。春は苦味のものを食べよ、との食養生の教えがあるらしい。たしかに春は菜花にフキノトウなど、ほろ苦さがおいしい野菜が多い。季節の野菜を食べるのは、きっと健康にもよいだろう。何十年も前、それを教えてくれたのは誰だったろうか。やっぱりこんな晴れた日、のんきに足元に菫の花なんか探している...

  • いいわけ話。

    私はオバチャンなので、生協をやっている。重いものも、カサ高いものも、玄関まで届けてもらえるのは本当にありがたくて、基本的に感謝をしているのだけれど、人間のやることだから、失敗も不具合もある。玉子が割れていたり、野菜が傷んでいたり。届くはずのものが来なかったり、逆に注文しないものが混じっていたこともあった。そういう時は、サービスセンターに連絡すると、折返し配送担当のオジサンから電話が入りすみません ...

  • ひきにく話。

    朝のテレビを点けたら、特集がハンバーグだった。ハンバーグレストランに行った(→だいちゅう話。)ばかりなので、なんとなくそのまま見ている。考えてみれば、私はうちでハンバーグを作ったことがない。挽肉を買っても、麻婆豆腐やキーマカレー、新じゃがのそぼろ煮みたいな、炒めてポロポロにする使い方しかしないのである。なぜだろうと首を傾げるまでもなく、心当たりはある。別れた亭主はひとり暮らしが長かったこともあり、...

  • だいちゅう話。

    長かった1日の終わり。夕ご飯には少し早いが、お腹も減ったし、疲れたし、済ませて帰ろうとレストランに入った。CMでよく見るハンバーグがメインのこの店は、うちの近所には無い。ちょっとマゴマゴしたが、無事に席に着き、楽しい気分で注文のタブレット端末を眺める。まずはハンバーグを決めるか…基本のハンバーグがあって、それにトッピングやソースのバリエーションをつけるようだ。無難なところをピッピッと注文したあとお肉...

  • しんしゅく話。

    買物嫌いの私が、今日は珍しく生活雑貨の店へ。とはいえショッピングなんて素敵なもんではなく、脇目もふらずまっしぐら、目的のものを手に取ればレジに直行するだけの、本当にただの買物だ。週末の店内は混み合って、レジ待ちの列ができている。おとなしく列の最後尾につき、退屈まぎれに見まわしていると、白い箱に目がとまった。抽斗に入れて、仕切りとして使うものらしい。あの抽斗…使いにくいんだよな…あれこれ道具を入れてい...

  • いまいち話。

    は~ よく寝た~布団の中でパチリと目が覚めた瞬間、そう思った。かといって寝過ごしたわけではなく、いつもより深く眠って、早く起きられた。齢還暦を過ぎると、なかなかこんな日はない。今日はなかなか調子が……イデッ!身体を起こそうとすると、首に痛みが走る。どうやら寝違えたようだ。ビリッと痛む左肩に手を当てながら、用心しいしい身支度をし、コーヒーを淹れた。時間に余裕があるから、洗濯機も回してしまおう。洗えるも...

  • おさかな話。

    最近、うちからお弁当を持っていくようになった。お弁当といっても、残り物をテキトーに詰めただけで、およそ人さまのお目にかけられるような、立派な代物ではない。弁当箱代わりの密閉容器を開けると、自分が詰めたご飯やおかずが、そのままの様子で現れる。当たり前のことだが、ちっとも心が弾まない。ムッとした表情で中身をかきこんでいるとお弁当 続いてて偉いわね~コンビニおにぎりのフィルムを剥きながら、ムラカミさんが...

  • きねんの話。

    大阪・関西万博の開催を記念する五百円硬貨の引換えが始まり…ニュースの声に、画面に目をやると要らね~!私は即座に思ったけれども、そうは思わない人も多いらしい。…朝から多くの人が金融機関を訪れました…インタビューに「何十年に一度の万博記念なので」と答える人、開店前から並んでいたという人。おとーさんが生きてたら 並んだかな…ふと、そんなことを思う。父は記念硬貨の類が好きで、出るたびに交換に行っていた。高齢に...

  • まってる話。

    友だちとLINEでやりとりしていて近々会いたいね~しばらくランチもしてないしね~一緒に展覧会を見に行く相談がまとまって、続いて日程の決定だが今すぐはちょっとね~花どきだしね~彼女も私も、お花見に多くの人が訪れる土地に住んでいる。うっかり外出すると、観光客に巻き込まれ、バスも食事も人だらけの、えらい目に遭うのだ。類は友を呼ぶのことわざ通り、彼女も混雑や行列が大キライである。今週後半は雨になるっていうし ...

  • しこんだ話。

    仕事の予定が変更になって、変にヒマになってしまった。せっかく家にいるのだから、タメになることをしたいけれど、急なことで何も思いつかない。だからといって何もせずにダラダラ過ごすと、1日の終わりに自己嫌悪に襲われる。そうだ!あそこに何かあるかも…それは、道具箱を突っ込んである収納の奥。以前もここから忘れていた金具を見つけ、工夫して取り付けた(→わっしゃの話。)ことがある。お料理好きな人が、めずらしい食材...

  • かきたね話。

    朝テレビを点けたら、経済番組で、各地のお土産物を紹介していた。わあ~ 美味しい!カリカリ食感がいいですね!タレントが喜んで食べていたのが柿の種のオイル漬だ。あー アレね フフフ…この手の流行りものに疎い私が、めずらしく余裕の含み笑いなどしているのは、食べたことがあるから、だけではない。ご実家に帰っておられたイシザキさんから、お土産の瓶詰をいただいたのは、去年の夏のこと。ご飯にのせて食べてみて~暑い...

  • へやぎの話。

    休日、出かける予定も、訪ねてくる人もないのに、早朝に目覚めた。そうだ 今日こそアレを…バーゲンで投げ売りを買ったものの、着る機会がなかったクマの部屋着で過ごそう。冬のあいだ、何度か抽斗から取り出したがあ…生協…宅配便が来る…人目に触れることを想像すると、どうしても着る気になれなかった。(なぜ買った)今日はそんな予定もない。モコモコの部屋着でダラダラ過ごすのに、うってつけの日。フワフワの肌触りを楽しみな...

  • らんちの話。

    ある日、私のランチはスーパーで買ってきたヤキソバ。またある日はヘタクソなオムライスだけど、自分で食べるのだから、形は気にしない。ふだん食レポをしないくせに、いきなり何だと不審にお思いの方、あなたの勘はスバラシイ!そう、これは実はアレ?ちょっとヘンな…チョコレートケーキとクレープなのでした。こういう冗談はキライではないので、見るとつい買ってしまう(→おいしい話。)。見た目優先で、味はまあ、フツーである...

  • かーどの話。

    帰宅したらまず、カバンの中身を全部出す。カギや携帯など、明日使うものはバッグに戻し、ゴミを捨て、使ったハンカチは洗濯カゴへ。生来うかつで忘れ物の多い私の、ランドセルを背負ってるころからの日課である。ついでにサイフから要らないレシートを抜いているとアレ?なんかヘン…レジ前で慌てる母(→めいわく話。)とは違い、私のサイフは支払のあともきちんとしている。お札と硬貨は別々、カード類も決めたところに…アッ!無...

  • ちんする話。

    ひとり暮らしの友、レンジでチンするレトルト食品。うちで買置きしている(→れんじの話。)ものを、ふと思い立って、実家に持って行ってやると具が多くていいわ~ お湯で溶くスープより美味しいし気に入ったようなので、自分の分のついでに、時々買って行く。お昼過ぎ、他のものと一緒にハイこれと手渡したらちょうどよかった お昼まだなのよさっそく食べるつもりらしく、食器棚からスープカップを出しどばば…キャー!何してんの...

  • むはあの話。

    一念発起して、歯科医院に予約を入れた。かかりつけなので、この患者が年甲斐もなく怖がりである旨が、カルテに記されている。ビクビクしながら診察室に入り、まずは歯のクリーニングだ。椅子倒しますよ~ お口開けてくださ~い…歯科衛生士さんの声掛けと同時に、ギュッと身体が固まった。息…息できない…今この瞬間まで忘れていたが、私は口を開けると、鼻で息ができない(→ぐはあの話。)。閉じたまぶたの裏で目を白黒させながら...

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