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1.日本の主張 ご存じの通り、北方領土とは、 択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島 を指す。 北方領土 これらは、日本が領有権と正当性を主張しているものの、実際にはロシアが支配している。 日本は、「ロシアが不法に占拠している」と主張しているが、本当にそうであろうか? 考察してみると、日本が間違っているのではないか、という考えが浮かんでくる。 まず、日本が領有権を持つ根拠を、wikiから挙げてみよう。 19世紀 日本人が先に北方領土に住んでいた。 1855年 日露和親条約によって、北方領土は日本のものとなった。 1945年 ソ連が北方領土に侵攻し、武力によって占領した。
アゾフ連隊は、アメリカによって「ネオナチ」に指定されていたことが判明!
1.アゾフ連隊の真の姿 衝撃的な事実が判明した。 実は、アゾフ連隊は、アメリカが「ネオナチ」に指定している白人至上主義者であったのだ! まず、アゾフ連隊とは何か? ご存じの方がほとんどだと思うが、念のために説明すると、ウクライナ東南部の都市・マリウポリのアゾフスタリ製鉄所を防衛している、ウクライナの軍隊である。 世界的には、いや少なくとも日本では、彼らは「国土防衛の英雄」「愛国の志士」「悲劇のヒロイン」「悪のロシアと戦う正義」のように報道されている。 しかし、アゾフ連隊の過去を調査してみると、それとは全く逆の、まさに「ネオナチ」というべき姿が浮かんでくる。 それでは、アゾフ
1.イギリス国防大臣の挑発的発言 ANNがYoutubeで報道したところによると、イギリスの国防大臣が、ロシアに対して次のように挑発した。 「ウクライナがロシアを破る可能性は高い」 「ロシアは長期的に見れば敗北する」 「ロシア軍は優秀ではなかった」 である。 一言でいえば、挑発である。 しかし、「戦争を終結させる」という目的に対しては、挑発が逆効果なのは火を見るより明らかである。 特に、ロシアのような実利より体面を重んじる国に対しては、なおさら逆効果である。 この発言を聞いてロシアは、逆にムキになって戦争を続けるだろう。 「戦争を終結させる」という目的に照らせば、ロシア
1.日本の物価は高い 拙著「日本は、実は、物価が高くて給料が低い国である」で述べた通り、日本は物価が高い国である。 もう一度同じデータを掲載する。 OECDの物価の平均を100とすると、以下のようになる。 OECDの物価の平均を100としたときの各国の物価(2021年) OECDの物価の平均を100とすると、日本の物価は103である。 しかし、これは我々日本人の経験に反するデータである。 日本では、デフレだとか、100円ショップだとか、で「物価が安い国」かのように報道がされている。 だから、日本人の多くは、「日本は物価が安い国」と思い込んでいるだろう。 ところが、きちんとし
1.日本は、物価が高い国である 日本は、デフレだとか、100円ショップだとかあるので、「物価が安い国」と思われている。 ところが、きちんとしたデータに当たってみると、物価が高い国であることが分かる。 次のグラフはOECDの公式サイトからとったデータである。 OECDの物価の平均を100としたときの各国の物価を示している。 OECDの物価の平均を100としたときの各国の物価(2021年) 以上から明らかであるが、OECDの平均の物価を100としたとき、日本の物価は103である。 つまり、日本の物価はOECDの平均より高い。 2.日本は、給料が低い国である 同じくOECDの公
1.日本の給料が低い理由 日本の給料が低い理由については、色々な説がある。 たとえば、「人件費を上げられない国民性」など国民性から説明している論者もいる。 しかし、ここでは、次の観点から説明したい。 それは、 日本はアルバイトの比率が世界トップクラスであり、しかも最低賃金が低いから である。 2.全労働者におけるアルバイトの比率 まず、アルバイトの比率について見てみよう。 OECDには、全労働者におけるアルバイトの比率の統計が掲載されている。 その統計は以下の通りである。 労働者におけるアルバイトの比率(2020年)(OECDのサイトより) 上記のグラフから明らか
1.2022年の日本と韓国の最低賃金 いつか来ると思われていたことが、2022年訪れた。 それは、 日本の平均最低賃金が、ついに韓国の最低賃金より低くなってしまった! のである。 それでは、数字を具体的に見ていこう。 まず、日本の最低賃金からである。 ご存じの通り、日本の最低賃金は都道府県によって異なる。 だから、日本という国の単位で最低賃金を算出する場合は、加重平均した値が用いられる。 2022年の加重平均した日本の最低賃金は、厚生労働省によると 時給930円 である。 一方、韓国の最低賃金はいくらであろうか? 実は、韓国は道による違いはなく、全国一律同じである。
1.養老孟司『死の壁』における殺人をしてはならない理由 養老孟子という解剖医にして高名な哲学者がいる。 彼の有名な著作物は『バカの壁』だ。 平成で最も売れた本らしい。 その彼の「壁」シリーズの一つに、『死の壁』という書籍がある。 その本の第一章が、「なぜ人を殺してはいけないのか」である。 それによると、人を殺してはいけない理由は以下の通りである。 まず、人を作ることはできない。 作ることができないから、殺してはならない。 では、「俺を殺すのはいけないが、他人を殺すのはいい」という人に対しては、どのように説得するのか? それについては、人は一人では生きていけない。 つまり
【失敗小僧に反論】日本は、原油の輸入高も世界1位ではないし、ガソリンの輸出高も世界1位ではない
Youtuberに「失敗小僧」さんという方がいらっしゃる。 最近、彼が「日本が侵攻されたら『敗戦濃厚』な理由、核武装・防衛費増より大事なのは?の記事について」という動画をアップロードされた。 この動画内において、誤りだと思われる発言があるので指摘したい。 1.日本の原油の輸入高は世界1位ではない まず、4:10から彼はこのように発言している。 「ご存じない方多いと思うんですけど、日本は世界最大の原油輸入国です」 これは、完全に間違いである。 私は、以下の日本語のサイトと英語のサイトの統計を調べてみた。 日本語のサイト:世界の石油輸入額 国別ランキング・推移 英語の
1.ロシア陣営とウクライナ陣営との人口の比較 ロシア陣営とウクライナ陣営との人口を比較した結果、実はウクライナ陣営の方が人口が少ない、ということが判明した。 なお、ウクライナ陣営とは、ロシアが指定する非友好国を指す。 また、ロシア陣営とは、ウィキペディアの親露の項目に掲載されているロシアの友好国のうち、確実にロシア陣営であるといえる国のみをカウントする。 以下にその詳細を記す。 【ロシア陣営】(単位:億人) ロシア 1.46 中国 14.13 ベラルーシ 0.
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