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パン! (両手を大きく叩いて。あらビックリw、いったい何よw。) ツウ! (カッコよく前にVサインを突き出して。) マル! (親指と人差し指で、はい、丸を作って突き出して、ついでにウィンクw。) 見え! (掌を平らにして眉毛の辺り、日除けを作ります。あいや眺めがいい。) あ、あーーーーいやwww(笑)。申し訳ないwww。 なんとなく出てきちゃった。 これって今にもちゃんと継承されているものがあるか、どうか...
トラウマセラピストの花丘ちぐさです!悩む力というと、変な感じですが、私達は、悩む力が必要です。悩みはない方がもちろんいいけれど、悩む力がないと、問題が起きてい…
私は息子のお陰で たくさんのことを学び 体験することができました。 それが私の人生を形作っているといっても 過言ではありません。 息子はダウン症で最重度の知的障害で、 赤ちゃんの時に気道が塞がり、 首に穴をあけ、気管切開して呼吸しています。 声を出すこともできません。 痰の吸引の医療ケアも必要です。 息子とは状況は異なりますが、 北海道に精神障害を抱えた方の 「べてるの家」という共同体があります。 「べてるの家」を取材して書かれた本 悩む力 べてるの家の人びと を読むと、 「そうそう!」 「なるほど、そうだよな~」 と心から共感できることが たくさん書かれてありました。 今回から数回に分けて …
北海道に精神障害を抱えた方の べてるの家という共同体があります。 前回からべてるの家を取材して書かれた本 『悩む力 べてるの家の人びと』を紹介しながら 私が息子と過ごす中で 気づいたことや学んだことを書いています。 前回の続きです。 彼らの唱える社会復帰や自立は、つねに健常者を基準にしている。少しでも健常者に近づくこと、病気を治すこと、幻覚や妄想を取り去ること、立派な人間になって一人前に働くこと、そのようなことがイメージされている。そうしたことのすべては、「病気であってはならない」「いまのままのお前ではいけない」というメッセージをあくことなく発信しつづけているのではないか。(中略)そうではなく…
『悩む力 べてるの家の人びと』を紹介しながら 私が息子と過ごす中での学びと気づきを書いた シリーズ3つ目の記事です。 (べてるの家は北海道にある精神障害を抱えた方のという共同体) 前回の続きです。 「自立できることが唯一の道?」←ここからスタートしています。 健常者から見ればおよそ非常識で、欠点と不可解な言動ばかりが目立つ彼らだが、そうしたすべてのことをとおして見えてくるのは、彼らのかけねのない正直さともいえる生き方なのである。病気があっても、いや病気があるがゆえに、彼らはあるがままの自分をそのままに生きている。 そのような彼らとともにいるうちに、訪問者はそこにあぶりだされてくるのがけっして精…
べてるの家について書かれた本 『悩む力 べてるの家の人びと』を紹介しながら 私が息子と過ごす中での学びと気づきを書いた シリーズ4つ目の記事です。 (べてるの家は北海道にある精神障害を抱えた方のという共同体) 前回の続きです。 「自立できることが唯一の道?」←ここからスタートしています。 医師の川村先生の言葉です。 「僕はある方からですね、幸せっていうのはなんだろうということを聞いたことがあります。幸せは『いまうれしい』『いま楽しい』ことだそうです。(中略) ふつうの会社に勤めることが幸せなことがあれば、それを目指すしかありませんけれど、もっと広い道で生きていることを考えていただければと思いま…
べてるの家について書かれた本 『悩む力 べてるの家の人びと』を紹介しながら 私が息子と過ごす中での学びと気づきを書いた シリーズ5つ目の記事です。 (べてるの家は北海道にある精神障害を抱えた方のという共同体) 前回の続きです。 「自立できることが唯一の道?」←ここからスタートしています。 「人はどんなに努力しても、あがいても解決できない苦労や悩みが備えられている」という人間存在への深い認識というものがある。人間には本来そうして苦労や悩みがあるはずだというのに、それがいまの世の中ではしばしば置きざりにされているのではないか。あるいは、だれもがそれを自分からおおい隠そうとしている。 たんに運の悪さ…
べてるの家について書かれた本 『悩む力 べてるの家の人びと』を紹介しながら 私が息子と過ごす中での学びと気づきを書いた シリーズ6つ目最終回の記事です。 (べてるの家は北海道にある精神障害を抱えた方のという共同体) 前回の続きです。 「自立できることが唯一の道?」←ここからスタートしています。 「俺、こまった。この人、俺の病気が治るように祈っている」 口をとがらせて、松本さんは向谷地さんにいった。 「治ったら困るんだよな。病気治ったら、前みたくがんばったらどうしよう」 前みたくがんばったら、自分のこの人生はなくなってしまう。かつてのかんばりの日々がいかに荒涼たる風景を生み出していたか、記憶は生…