文豪スイング 大倉燁子おおくらてるこ 『黒猫十三』くろねことみ
皆様、ご機嫌いかがでしょうか。本日は【160】バットを振りました。 色にちなんだ小説を読みながら、バットを振っています。 今日は「黒」の4回目。 大倉燁子(おおくら てるこ)『黒猫十三』(くろねこ とみ) 青空文庫より引用。出だしだけ。 本庄恒夫と辰馬久は篠突く雨の中を夢中で逃げた。体を二つにへし折り、風に追われながら、夜の市街をひた走りに走った。その時、一緒に馳けていた辰馬久が、ふいと身をかわして横町へ折れた。続いて曲ろうとした途端、本庄は行手の暗がりから、ぬッと出て来た大男が、辰馬の後を飛ぶ如く追跡するのを見た。「危い! 捕りやしないか?」 ぎょッとして思わず心で叫びながら、立ち縮すくんだ…
ねんどろいど文豪ストレイドッグス太宰治、中原中也「なんで、こんな格好しなきゃいけないんだ!あちーわ!」「似合ってるよ、中也」「ほら、私、かわいいでしょ?」「バカか、お前!馴染んでんじゃねぇ!」スチームパンク風のねこさんケープを手に入れたので、太宰さんと中也さんに着てもらいました。太宰さんは気に入ったようですが、中也さんは気に入らないみたいね。確かに、この季節には暑いわ。にほんブログ村...
【鹿落堂-シシオチドウ-】で味わう仙台の絶景と蕎麦、ゆったりと時間が流れる空間
こんにちは!仙台をさんぽするちちねこです。本日ご紹介するのは''文豪が愛した旅館跡地'' 仙台市太白区向山にある蕎麦・甘味・日用品の【鹿落堂】さんです。2017年にオープンした比較的新しいお店ですが、
吾輩はなまえのある猫明治の文豪夏目某の「吾輩は猫である」の猫は『名前はまだない』と記されている。平成から令和の時代となり数々の絵本大賞に輝いた「なまえのないねこ」もタイトルどおり名前がない。が、吾輩にはレッキとした名前がある。シマジロウ略してシマ!命名は主人デ某でも細君でもない。主人と細君の一人息子が名づけた。捨て猫から拾われて…吾輩の誕生は概ね18年前…捨て猫ゆえ誕生日不詳なり。様々な経緯を経て主人の息子の独身時代に貰われたのだった。が、若い男の独り暮らしは短い。見そめた女性とたちまち結婚、お嫁さんはたちまち出産!で息子は両親に「シマを貰ってくれないか」。主人は兎も角、細君は狂喜したちまち主人夫婦との養子縁組に至った。大事にされ可愛がられ…以来箱入り息子として蝶よ!花よ!で暮らしてきた…のではない。では...最後の…否!最期の"吾輩も猫である"