大学時代私が所属していたサークルには、当時急速に信者数を増やし政治政党を立ち上げた新興宗教の学生たちがいました。彼らは宗教組織上部から細胞としてサークルに送り込まれたのでしょう、熱心に信者の獲得(折伏)に勤しんでいました。問答集のような分厚い冊子をいつも鞄に入れていましたね。彼らが学生たちに近づく際には”深い同情とか共感”を寄せるようにして学生のあらゆる悩みの相談に乗るような態度で近づき個別に呼び出し折伏を繰り返します。サタン悪魔は静かにそっと近づき粘着テープの如く離れません。言ってみれば典型的なストーカー行動です。私の印象では彼らは悉く”万能感/全能感”に浸っていて、”獲物”の相手とのやりとりの中では絶望的に引き下がらずヒタと相手に接着し相手を圧倒させようとします。そして入信後の因果応報や現世利益の至福...[Ⅺ343]ヨブ記巡禮(12)/世は悪人の手に‥