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タイトル買いしてレビューするブログ https://toshitoshitoshichang.com/

本の内容ではなく、表現方法を中心にレビューしています。 元は投資超初心者が何を根拠にどのような株、どのような投資信託を選択し、資産がどのようになっていくか見守るブログでした。

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2023/01/24

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  • 80分の記憶『博士の愛した数式』小川洋子、感想レビュー

    自分の記憶で最も古いものはなんでしょうか。 私は幼少期にデパート屋上のミニ遊園地でクレーンゲームをした記憶です。そのデパート地下で買い物している母親を探し、100円をもらい屋上に上がり、クレーンゲームを失敗しては母親の下に向かうことを繰り返していました。 母親が「いったい何をしているの」と買い物も終わりに差し掛かっていた母親は私と一緒に屋上のミニ遊園地にきました。私が数百円使っても取れなかったクレーンゲームを説明すると、なんと1回でウルトラマンのソフト人形を取ってくれました。母親も驚いていました。 これは私の記憶の中で最も古い印象的な記憶です。 本日はそんな記憶にまつわる本を紹介します。 タイ…

  • 1週間の死神審査『死神の精度』伊坂幸太郎、感想レビュー

    霊的なものを信じるかと聞かれると 「信じたくない」 という答えにならない答えを出してしまいますが、死神は有りうると思ってしまいます。 ドッペルゲンガーと呼ばれる自分とそっくりな人が存在していて、自分のドッペルゲンガーと会うと死んでしまうという都市伝説があります。全員死んでいるなら、どうしてこの都市伝説が広まったんだという謎もありますが、ドッペルゲンガーは死神だという説もあります。 死期を悟った人にしか見えない世界もあるでしょうし、そうした意味でドッペルゲンガーや死神はいるんじゃないかなという私の妄想です。 ドッペルゲンガーに関する漫画レビューもぜひご覧ください。 toshitoshitoshi…

  • 夏のホラー小説『リアル鬼ごっこ』山田悠介、感想レビュー

    夏も後半戦に入りました。 暦の上では秋に入っていますが、これからは残暑と戦う後半戦です。 将来的に日本は四季じゃなく、二季になるというニュースが話題になっていましたが、今年は確かに春が短かったかもしれません。このままでは、秋が短くすぐ寒い冬が始まるのかもしれません。 最近、CMでもお化け屋敷やホラーのイベントを紹介するものがちらほら見られるようになりました。昔は心霊番組がよくやっていたんですが、最近はなくなりましたね。 お化けよりも怖いのは人間だった というようなホラーの締めで使われる文言が現実味を帯びてきたからでしょうか。 今回は疾走感のあるホラーで話題となった小説を紹介します。 タイトル:…

  • 東野圭吾作品No.1『赤い指』東野圭吾、感想レビュー

    ミステリー好きとして東野圭吾作品を挙げると「浅い」と言われがちなほど世の中に浸透している作家。 昔、明石家さんまの芸名が「さんま」になった理由として、師匠から「さんまと聞いて、魚じゃなくお前が連想されるくらい有名になれ」というがあると嘘か誠か聞いたことがあります。 確かに今では、状況にもよりますが「さんま」と聞いても違和感がありません。 東野圭吾作品も「ガリレオ(福山雅治)」シリーズや「マスカレードホテル(木村拓哉)」シリーズ、「加賀恭一郎(阿部寛)」シリーズと言った、豪華俳優が主演を務める映画の原作になっており、原作を読んだことはないけど映画を観たことはあるという人が大勢いると思います。 東…

  • 斉藤和義コラボ作品『アイネクライネナハトムジーク』伊坂幸太郎、感想レビュー

    映画の主題歌というと、エンディングに流れるのでエンディングを観ずに帰る人にとってはそこまで重要ではないかもしれません。私は、そこまでエンディングソングを気にする質ではないんですが、映画のために作られた曲は何となく心に残ります。 昔のアニメソングと言うとその作品のために作られ、その作品の単語が歌詞に使われていたりしました。しかし、最近はタイアップ曲として話題になりますが、曲の一人歩きも可能なほどアニメと関係ない曲が採用されることも多々あります。 さて、本日は曲のために歌詞依頼があり、歌詞は書けないが小説ならと小説ができ、その小説が映画化するといった特殊な流れの作品を紹介します。 タイトル:アイネ…

  • 連休初日に読みたい『告白』湊かなえ、感想ビュー

    山の日から始まる連休に入りました。台風の影響があるとかないとかで遠出はあまりできないかもしれません。と言っても、遠出する予定もありませんが。 読書をするときに、隙間時間に読んでしまおうタイプと、がっつり時間を取って一気に読んでしまおうタイプがいると思います。高校、大学時代などは電車に乗って通学していたので絶好の読書タイムがあり、あの頃が一番本を読んでいたかもしれません。 大人になるとお風呂が読書タイムになりました。水蒸気などで本が濡れないように工夫していると、防水機能付きのkindleに行きつきました。半身浴にkindleはベストパートナーです。 さて、三連休の最初に読むべき本はどんな本でしょ…

  • 初めて泣いた小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾、感想レビュー

    普段はkindleで電子書籍を読んでいる私が、本屋で本を購入するタイミングというものがあります。 それは、東野圭吾の新刊が出た時です。 東野圭吾さんは書店を守りたいということから電子書籍化をNGとしていました。そのため、海外で生活している時にどうしても読みたくて3倍近い値段で現地の書店で買ったこともあります。 そんな東野圭吾さんですがコロナ禍で外出自粛が始まった2020年頃から書店に行けない中でも読書を楽しんでほしいと電子書籍化を解禁されました。これは私にとっては朗報で、すぐに昔の作品を漁りました。 どうやらまだ7冊程度しか解禁されていないようで、新刊までは網羅できていませんがその中でも懐かし…

  • 推し活をリアルに描いた芥川賞受賞作品『推し、燃ゆ』宇佐美りん、感想レビュー

    ファンクラブに入るほど誰かを「推し」たことはありません。私は何かに情熱を注げる人を尊敬しますし、憧れます。何でもいいので、他人よりも語れるものを持っている人の目というのはいつも輝いているように思います。 私の場合は、お笑いがそれにあたるのかもしれません。しかし、特定の誰かを推しているわけではなく、お笑いを観ることが好きなだけです。音楽もそうかもしれません。好きなグループはあるものの、ライブに行ったことがありません。 ファン活動と呼ばれるものに1歩踏み込めないでいます。おそらく踏み込むと抜け出せなくなるかもしれません。 今回は、そんな推し活をテーマにした芥川賞受賞作品を紹介します。 タイトル:推…

  • 映画ブラット・トレイン原作『マリアビートル』伊坂幸太郎、感想レビュー

    洋画か邦画かと言われると、圧倒的に邦画を観ます。洋画はどうも感情移入が難しく、字幕を読んでいるとストーリーは頭に入ってきますが映像が頭に入ってこないからです。また、顔の判別も付きづらく、「最終的に犯人はこいつだった」というようなどんでん返しをされても「え?誰だっけ」となってしまいます。 邦画では、字幕に頼らずとも内容が理解できるのでそのほかのことに集中することができるため、やっぱり映画を観るなら邦画となります。洋画を吹き替えで観るということもありますが、ピクサーのようなアニメ映画なら全く問題ないと思います。 そんな中、私の好きな作家の作品がハリウッド映画化したという驚きの話を聞きました。本日は…

  • 映画ブラット・トレイン原作『マリアビートル』伊坂幸太郎、感想レビュー

    洋画か邦画かと言われると、圧倒的に邦画を観ます。洋画はどうも感情移入が難しく、字幕を読んでいるとストーリーは頭に入ってきますが映像が頭に入ってこないからです。また、顔の判別も付きづらく、「最終的に犯人はこいつだった」というようなどんでん返しをされても「え?誰だっけ」となってしまいます。 邦画では、字幕に頼らずとも内容が理解できるのでそのほかのことに集中することができるため、やっぱり映画を観るなら邦画となります。洋画を吹き替えで観るということもありますが、ピクサーのようなアニメ映画なら全く問題ないと思います。 そんな中、私の好きな作家の作品がハリウッド映画化したという驚きの話を聞きました。本日は…

  • オンラインで取れる副業向きの資格10選

    最近、自宅に居ながら何か資格を取りたいなと検索しています。 そこで、面白そう・副業に役立ちそう・趣味にも良さそうと思ったものをピックアップして紹介していきます。 目的別 YouTuberになれるオンラインスクール 相手のタイプを診断し、効率の良い付き合い方を目指す Webデザイナーになって副業したい ハンドメイド資格が取れる通信講座 人事の方、ブラック企業で悩んでいる方向けの資格 フリーランスになりたい方向けオンライン学習サービス 外国人を雇ううえで必要な資格 ヨガ資格をオンラインで取得 パーソナルトレーナーになりたい方向け 働きながらメイクの資格を取りたい方 終わりに YouTuberになれ…

  • 他殺か自殺か中学生による学校内裁判『ソロモンの偽証』宮部みゆき、感想レビュー

    皆さんは裁判に参加した経験はありますか。 私はありません。 実際の裁判の様子は撮影が禁止だそうで、法廷画家と呼ばれる職種が生まれたのもその影響のようです。 最近、逆転裁判と言う弁護士が裁判で争って無罪を勝ち取るというテーマのゲームを、実際の弁護士であるお笑い芸人が実況するという動画を見ています。 (情報が交通事故を起こしていますが) 動画内では、実際の裁判の様子とゲームの裁判の様子の相違点などを語りながらゲームを進めてくれるので雑学が増えていきます。Youtubeにありますので、興味のある方は探してみてください。 今回は、そんな裁判にまつわる小説を紹介します。 タイトル:ソロモンの偽証 著者:…

  • 安くておすすめのオンライン英会話

    今、オンライン英会話が熱い 2020年のコロナ禍以降、「オンライン授業」という言葉が一般的に使われるようになりました。それ以前は自宅で英語を勉強すると言ったら専用の機器が必要だったり、初期費用がとにかく必要なものが普通でした。 最近は自宅に居ながら、かついつでも好きな時間に短時間から始められるオンライン英会話が人気を博しています。パソコンを利用して話すということに違和感を覚えなくなったことも大きな理由かもしれません。 特に最近のオンライン英会話は安さと利便性を打ち出すところが多くなっており、どのオンライン英会話を利用すれば良いか迷ってしまいます。 そこで、今回は実際に私が利用しているオンライン…

  • 緩い自己啓発本『夢をかなえるゾウ』水野敬也、感想レビュー

    久しぶりに自己啓発本を手に取りました。落ち込むことがあったり、何か変えたいと考えるときに自己啓発本が目に入ります。今回は夏の途中ですのでまだ良いですが、寒い冬などに落ち込むと手が付けられません。 今回は、例のごとくkindle unlimitedで追加料金なしの自己啓発本を漁っていると、有名な本が0円になっていたので購入しました。 本好きは入って損なし toshitoshitoshichang.com タイトル:夢をかなえるゾウ 著者:水野敬也 出典:Amazon ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ”。 なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン、孔子…

  • 人に勧める映画No.1、小説『カラスの親指』道尾秀介、感想レビュー

    たびたび私の中で話題になるのが、「映画を先に見るか、小説を先に読むか」問題。 ハリーポッターは映画を先に見てから原作を読むようになったので、登場人物が頭の中で完成してしまい、なかなか自分で想像することができませんでした。 このことにショックを受けてからは、できる限り原作を先に見るようにしています。しかし、原作があることを知らずに映画を観て、これはぜひ原作を読みたいと感じる作品も多くあります。 今回は、その中から 友人から「おすすめの映画ない?」と聞かれたら間違いなく1番紹介している映画の原作を紹介します。 タイトル:カラスの親指 著者:道尾秀介 出典:Amazon 人生に敗れ、詐欺を生業として…

  • 警察学校が舞台『教場』長岡弘樹、感想レビュー

    警察をテーマにした小説、漫画、ドラマ、映画は多々あります。その中でもやはり一番多いのは刑事もの。殺人事件を扱う課の物語です。 以前、そうした殺人事件を追う刑事ばかりがテーマになっていない、地域の警察を主人公にした漫画を紹介しました。 toshitoshitoshichang.com 今回はこの漫画でも扱われている、警察学校でのできごとをテーマにした小説を紹介します。 タイトル:教場 著者:長岡弘樹 出典:Amazon 君には、警察学校をやめてもらう。 この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。 警察学校初任科第九十八期短期過程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極…

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