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ふでモグラの気ままな日常 https://fudemogura.com/

読書をこよなく好む内向的な元公務員が発信するブログです。 子どもたちの育成を長年担うが早期退職し、第2の人生をスタート。 読んだすべての本の紹介を中心に、旅行やグルメ、日頃気付いたことや感じたことなどをお届けします♪♪

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2022/01/30

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  • 【読書】『ただいま神様当番』青山美智子 著

    【あらすじ&ひとりごと】 青山美智子さんの作品は、自身のプライドや卑屈さでいつしか忘れてしまった大切なことに気付かせてくれる、そんなあたたかな物語です。 『ただいま神様当番』を読みました。『お探し物は図書室まで』もよかったですが、こちらも同様に何気ない普段の生活の中での「生き方」というものに気が付かせてくれます。 朝のバス停で同じ時刻のバスを待つ5人(幸せを待つOL、弟にうんざりの小学生女子、リア充になりたい男子高校生、乱れた日本語に悩む外国人教師、零細企業のワンマン社長)がそれぞれ主人公になる連作短編集です。 ある日突然、バス停に置かれた忘れ物を拾うと、主人公は「神様当番」に選ばれ、ジャージ…

  • 【読書】グリム童話『死神とがちょうの番人』

    『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その25 『死神とがちょうの番人』 【あらすじ(要約)】 不幸ながちょう飼いが、白いがちょうの番をしながら大きな川の岸を歩いていました。 そのとき、死神が川を渡ってきたので、どこから来たのか、どちらにおいでなのか、がちょう飼いが聞きました。 死神は、この世の中から立ち去るものだと答えます。 がちょう飼いは、どうしたらこの世の中から立ち去ることができるのかと死神に聞くと、この川を越えて向こう岸にある新しい世の中へ行くだけだと答えました。 がちょう飼いは、この世の生活が嫌になったので、自分を川向こうへ連れて行ってほしいと頼みました。 死神は、まだそのときが来ない…

  • 【読書】『7.5グラムの奇跡』砥上裕將 著

    【あらすじ&ひとりごと】 砥上裕將さんの作品といえばデビュー作の『線は、僕を描く』。横浜流星さんの主演で映画化もされましたね。 水墨画の「線」を描くことで、悲しみを秘めて生きる主人公の「僕」が、失ったものを埋めながら救われていく。繊細な描写がとても印象的でした。 今回は『7.5グラムの奇跡』を読みました。視能訓練士の若者の物語です。 視能訓練士の資格を取ったが、なかなか就職先が決まらない大学卒業間近の野宮恭一。後がない中、面接を受けたのは北見眼科医院というまちの医院。 おおらかな院長は、恭一のしっかりとした思いを感じ取り、即採用することにする。恭一は、失敗を繰り返しながらも先輩たちに見守られ、…

  • 【読書】『神の島のこどもたち』中脇初枝 著

    【あらすじ&ひとりごと】 中脇初枝さんの『神の島のこどもたち』を読みました。 戦争の最前線となった鹿児島県奄美群島の沖永良部島に住む子どもたちを描いた物語です。 主人公のマチジョー(童名)と幼馴染のカミ(童名)は、父や兄を戦争で失い、日々空襲に怯えながら生活するが、貧しくも島の人たちと助け合って生きていた。 戦争は終わるも、島は米政府の統治下に置かれ、復興され豊かになっていく日本本土から分離される。 そんな中、マチジョー一家は仕事を求め、島を出ることになる。一方、カミたちは日本本土への復帰を求め活動を始める。 そして、カミは島を出て行ったマチジョーの帰りを待ちながら自分の将来の夢を考え始める。…

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