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【読書】『さよならの向う側 i love you』清水晴木 著
マイクロマガジン社(2022) 【あらすじ&ひとりごと】 清水晴木さんの『さよならの向う側 Goodbye,My Dear』のその後を綴る続編、『さよならの向う側 i love you』を読みました。 亡くなったあとに一日だけ現世に戻り、自分の会いたい人に会える時間が与えられる。ただし、そこには残酷なルールがあって、会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ。 この最後の時間を与えられる不思議な場所「さよならの向う側」を訪れ、案内人に導かれ、最後の再会を選択する人たちを綴る4話の連作短編です。 やはり最後に会いたいのは、自分の身近な人。でもルールが障害となって会えない。前作では、気が付かれない…
3分じゃないんですね!⌚【4週連続オムニバスDRAMA】#1さよならの向う側&5分後に意外な結末
【さよならの向う側】彩子(貫地谷しほり)が目覚めると、この場所の「案内人」という男(上川隆也)が立っていた。ここは現世とあの世の狭間で、彩子が死んだことをまだ知らない人にだけ会うことができるというが…
マイクロマガジン社(2021) 【あらすじ&ひとりごと】 書店で本書を見かけたとき、昔、山口百恵さんの歌にこんなタイトルがあったなぁと思いながら手にしました。 きっと恋愛小説なのだろうと思い読み始めると、そうではありませんでした。 人が亡くなったとき、最後に一日だけ現世に戻ってくることができ、会いたい人に会う時間が与えられる。 辻村深月さんの『ツナグ』のようですが、本書では「会える人」の条件が違います。 自分の死をすでに知っている人には会えないという。 さよならの向う側と呼ばれる場所にいる案内人が、さまざまな人をエスコートし最後の再会を果たす物語です。 5篇(5人が織りなす再会)からなる連作短…