2025年8月、宝塚雪組御園座公演で「パリのアメリカ人」が上演されます。この作品は1928年に発表されたガーシュインの交響曲から始まり、1951年のジーン・ケリー主演ミュージカル映画をベースに、2014年にパリでミュージカルとして初演。日本
雪組「An American in Paris (パリのアメリカ人)」あらすじと登場人物、予習用セットリスト
2025年8月、宝塚雪組御園座公演で「パリのアメリカ人」が上演されます。この作品は1928年に発表されたガーシュインの交響曲から始まり、1951年のジーン・ケリー主演ミュージカル映画をベースに、2014年にパリでミュージカルとして初演。日本
宝塚歌劇のライブ配信日程の傾向と過去のスケジュール一覧まとめ
宝塚歌劇でライブ配信が行われるのは各演目につき1回程度で、公演初日の少し前にならないとライブ配信の有無や日程は発表されません。スケジュール発表前にライブ配信日程の見当をつける為に、特に予測の難しい小劇場公演での過去のライブ配信日程データと傾向を一覧にまとめてみました。
雪組「An American in Paris (パリのアメリカ人)」あらすじと登場人物、予習用セットリスト
2025年8月、宝塚雪組御園座公演で「パリのアメリカ人」が上演されます。この作品は1928年に発表されたガーシュインの交響曲から始まり、1951年のジーン・ケリー主演ミュージカル映画をベースに、2014年にパリでミュージカルとして初演。日本
2025年東宝「1789 バスティーユの恋人たち」感想~対立する同世代の群像劇に
東宝版「1789 –バスティーユの恋人たち-」2025年再演が開幕しました。1789は宝塚での月組初演、星組再演、東宝での2016年初演、2018年再演と全て観ているのですが、上演する度に楽曲のセットリストが変わったり色々な変化のある作品で
ミュージカル「イリュージョニスト」ネタバレ有あらすじと取り留めのない感想
ミュージカル『イリュージョニスト』を観劇しました。ほぼ予備知識なく、ストーリーに何か大きな「ネタバレ」があるという位しか知らずにふらっと観に行ったのですが、最後のどんでん返しでスッキリ!というのではなく、観劇後に良い意味でも悪い意味でも「後
月組で再演「花の業平」あらすじと星組初演キャスト「応天の門」との配役比較
2025年月組全国ツアー公演で「花の業平」が再演されることになりました。この作品は平安時代の貴族社会を舞台に、在原業平と藤原高子の恋模様を描いた作品です。今回主演する月組トップコンビ鳳月杏と天紫珠李は、2023年月組公演「応天の門」でも在原
花組で再演「マジシャンの憂鬱」あらすじや登場人物、月組初演キャストと感想
「マジシャンの憂鬱」が2025年花組博多座公演で上演されます。この作品は2007年月組の大劇場公演として瀬奈じゅん、彩乃かなみ主演で初演され、今回が初めての再演になります。この2-3年で「BLUFF」「愛するには短すぎる」「二人だけの戦場」
宝塚雪組版「愛の不時着」ネタバレありドラマ未試聴者向け補足まとめ
宝塚版「愛の不時着」が開幕しました!早速観劇してきましたが、出演者皆さんハマり役で、とても良い舞台になっていると思います。その一方で、やはり数十時間の韓国ドラマを舞台では2時間半にまとめているので、どうしても描き切れていないエピソードやキャ
雪組で「愛の不時着」が上演されます。原作は言わずと知れた大ヒット韓国ドラマで、北朝鮮と韓国を舞台に、様々なキャラクターが登場する長編作品です。宝塚での上演にあたり、主な登場人物や配役、韓国ミュージカル版から予想される場面、楽曲などをまとめて
2024年9月22日宝塚大劇場にて星組公演「記憶にございません!」「Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)」の後に「舞空瞳サヨナラショー」が開催されました。ライブ配信の記憶が鮮明なうちに「舞空瞳サヨナ
2024年7月から韓国で新たなミュージカルとして上演されている「ベルサイユのばら」。なんとなく存在は知っている位の関心だったのですが、今回韓国旅行中に思いつきで観にいってみました。予備知識ほぼ無し、韓国語の台詞は全くわからない状態で観劇しま
宝塚巴里祭2024セットリスト速報!専科・瀬央ゆりあと花組生のバラエティ豊かな競演
宝塚巴里祭2024が開幕しました!私自身は2日目に観劇予定なのですが、会場のプログラムをシェアしていただいたのでセットリストを速報します。あくまでも印刷されたプログラム&スカイステージでの稽古場映像からの情報ですので、詳細は観劇後に改めて更
巴里祭歴代楽曲ランキング~瀬央ゆりあ&花組の宝塚巴里祭2024セットリスト予想
専科の瀬央ゆりあと花組メンバーで宝塚巴里祭2024が開催されます。宝塚巴里祭は2019年以来久しぶりの開催になるので、巴里祭とは?とイメージがわかない方もいるかもしれません。そこで過去の宝塚巴里祭のセットリストから、よく歌われている楽曲をラ
星組「BIG FISH」予習用あらすじと配役、楽曲セットリスト
星組礼真琴主演でミュージカル『BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)』が上演されます。この作品は2013年初演のブロードウェイミュージカルで、2017年・2019年に日本でも川平慈英主演で上演されています。早速あらすじや楽曲を予習してみまし
星組「夜明けの光芒」あらすじや配役を原作「大いなる遺産」から予習
星組・暁千星主演で『夜明けの光芒』が上演されます。これはチャールズ・ディケンズの小説「大いなる遺産」が原作となります。原作を読んでみましたが、主人公ピップの思索と成長物語の中に様々な登場人物が絡み合い、実はこれとこれが繋がっていたのか!とい
「カムフロムアウェイ」日本初演の感想と各キャストの個人的見どころ
『カムフロムアウェイ』日本初演が開幕しました!このキャスト陣で上演されると発表された時からとても楽しみにしていて、早速観劇してきたのですが、感想を一言で表すなら「永遠に目が足りない」たぶん何度見ても全ては見切れない位に濃い舞台でした。改めて
2024年雪組全国ツアー公演で「仮面のロマネスク」が7年ぶりに再演されます。18世紀フランスの作家・ラクロの小説『危険な関係』を元に、柴田侑宏先生が1830年王政復古のパリに舞台を移して描いた作品で、1997年の初演以来4度目の再演となりま
「HiGH&LOW THE 戦国」黄斬(片寄涼太)への吏希丸(瀬央ゆりあ)の行動を独断考察
水美舞斗、瀬央ゆりあ外部出演の舞台「HiGH&LOW THE 戦国」の公演期間も残りわずかとなり、日々劇中のお芝居も密度を増していっていることを実感します。今回の「ハイロー」では3つの国それぞれの「リーダー×相方」2人がメインキャラクターと
水美舞斗&瀬央ゆりあ出演「HiGH&LOW THE 戦国」開幕!龍と5つの呪いのあらすじをネタバレ考察
水美舞斗、瀬央ゆりあが外部出演する舞台「HiGH&LOW THE 戦国」の幕が開きました。早速観劇しましたが、芝居と殺陣だけでなく、歌も踊りも何でもありの総合エンターテインメントという感じで、普段見慣れているミュージカルとは色々異なるところ
星組「ME AND MY GIRL」配役と月組・花組での歴代キャスト比較
星組「ME AND MY GIRL」が2023年10月、博多座で上演されます。ミーアンドマイガールは1930年代のロンドンを舞台にしたミュージカルで、宝塚歌劇でも何度も再演されてきた作品です。1987年の宝塚初演以来、長らく月組だけで上演さ
雪組「愛するには短すぎる」あらすじと星組・月組の歴代キャスト比較
雪組全国ツアー公演で11年ぶりに再演される「愛するには短すぎる」の主な配役が発表されました。「愛するには短すぎる」は2006年星組で初演され、その後2011年に星組中日劇場公演と2012年月組全国ツアー公演で再演されています。個人的にも初演
星組公演「1789-バスティーユの恋人たち-」の新人公演をライブ配信で見ました。宝塚大劇場での新人公演は中止になってしまったため、東京公演での1回限りの新人公演でしたが、主演の稀惺かずと、ヒロインの詩ちづるをはじめ粒ぞろいの実力者による見応
星組「1789」新人公演の偏った感想と本公演からの変更点まとめ
星組公演「1789-バスティーユの恋人たち-」の新人公演をライブ配信で見ました。宝塚大劇場での新人公演は中止になってしまったため、東京公演での1回限りの新人公演でしたが、主演の稀惺かずと、ヒロインの詩ちづるをはじめ粒ぞろいの実力者による見応
宙組「エクスカリバー」と月組「アーサー王伝説」フレンチミュージカル「キングアーサー」の違いや歴代キャスト比較
宙組・芹香斗亜主演でミュージカル『Xcalibur エクスカリバー』が上演されます。エクスカリバーとは、中世イギリスのアーサー王の物語に登場する聖剣で、これまでに世界各地で様々な作品が作られています。私自身2023年1月にフレンチロックミュ
星組「1789」セットリストと月組初演版・東宝版との楽曲の違い
星組公演『1789-バスティーユの恋人たち-』が始まりました。「1789」はフレンチミュージカルですが楽曲構成の自由度が高いのか、日本で上演される度に新曲が加わったり順番や歌うキャラクターが変わったりしています。2023年星組版でも色々な変
2023年月組で『月の燈影』(つきのほかげ)が再演されます。2002年に花組:彩吹真央・蘭寿とむW主演で初演された当時から大好きな作品だったので、まさか再び「月の燈影」の世界に出会えるとは、本当に感無量です。以前花組初演版の「月の燈影」につ
星組で再演「1789」の月組初演・東宝版歴代キャストや雪組「ひかりふる路」との配役比較
2023年宝塚星組で『1789 -バスティーユの恋人たち-』が再演されます。『1789』は2012年にフランスで誕生した比較的新しいフレンチミュージカルですが、日本でも2015年宝塚月組で初演され、その後2016年、2018年には東宝でも上
星組で再演「バレンシアの熱い花」の配役と宙組歴代キャスト比較
2023年星組全国ツアー公演で「バレンシアの熱い花」が再演されます。「バレンシアの熱い花」は柴田侑宏作で、19世紀初頭のスペインを舞台にした作品です。1976年に月組・榛名由梨主演で初演され、2007年に宙組・大和悠河主演で再演されました。
礼真琴主演「赤と黒」あらすじと各キャストの楽曲・過去宝塚版との配役比較
星組公演『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』の主な配役が発表されました。「赤と黒」はフランスの文豪スタンダールの長編小説で、宝塚歌劇でも過去に何度も上演されていますが、今回は2016年にパリで初演されたフレンチ・ロック・ミ
星組「ディミトリ」で描かれていない原作エピソード~もうひとつの紫の花など
星組公演「ディミトリ~~曙光に散る、紫の花~」は、並木陽作「斜陽の国のルスダン」を原作としています。原作も歴史小説としてはかなり短くコンパクトな内容なので、「ディミトリ」は基本的に原作に忠実な作りになっています。その中でもいくつか舞台では描
雪組「BONNIE & CLYDE」予習用キャストと楽曲リスト、「凍てついた明日」との違い
雪組で2023年2月に上演される「BONNIE & CLYDE」は、1930年代アメリカに実在のギャングカップル、ボニーとクライドを主人公にしたミュージカルです。ボニー&クライドを描いた作品といえば、映画「俺たちに明日はない」、宝塚
花組「フィレンツェに燃える」再演配役~各キャストの役どころまとめ
花組全国ツアー公演『フィレンツェに燃える』の主な配役が発表されました。作・柴田侑宏、主演・汀夏子で1975年に雪組で上演された作品の再演で、約50年ぶりの上演ということになります。演出が大野拓史先生に変わるので、色々と改変される部分もありそ
星組「赤と黒」フレンチミュージカル版予習用配役&楽曲リストと宝塚版過去キャスト比較
星組・礼真琴主演で『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』の上演が発表されました。「赤と黒」といえば、過去に宝塚歌劇で何度も上演されていますが、今回はフレンチ・ロック・ミュージカル版の日本初演になります。「赤と黒」のフレンチミ
星組「グラン・カンタンテ!!」大劇場公演と全国ツアー公演の変更点・代役まとめと感想
星組全国ツアー公演「モンテ・クリスト伯」「Gran Cantante!!」が始まりました。ショーの「グラン・カンタンテ!!」は前回の大劇場公演からの続演ですが、新たに月組から組替えとなった暁千星が加わったこと、出演者が星組生全員から選抜メン
極美慎主演「ベアタ・ベアトリクス」キャスト別感想(ネタバレあり)~若手が挑んだ見応えのある人間ドラマ
星組公演『ベアタ・ベアトリクス』を観劇しました。良いものを見せてもらった!という充実感のある舞台で、そんなに明るい話ではないと思うのですが、若手メンバーが全力で人生の内面をえぐるような人間ドラマに取り組む姿には爽快感がありました。「ベアタ・
宝塚版「モンテ・クリスト伯」あらすじと初演宙組・再演星組配役比較
星組の全国ツアー公演で再演される宝塚版「モンテ・クリスト伯」。2013年に宙組の凰稀かなめ・実咲凛音トップコンビで初演された作品になります。礼真琴・舞空瞳トップコンビによる2022年星組再演版の主な配役が発表されたので、あらすじと共に初演と
宝塚星組「ベアタ・ベアトリクス」ロセッティ(極美慎)他各配役の実生涯からあらすじを予想
極美慎初主演の星組公演『ベアタ・ベアトリクス』は、19世紀半ばにイギリスで活躍した画家・詩人のロセッティを主人公にした作品です。宝塚版のあらすじによると、ロセッティの代表作として知られる絵画「ベアタ・ベアトリクス」が生み出されるまでの、愛憎
星組「めぐり会いは再び」復習用ネタバレあり登場人物&キャスト紹介②
星組公演「めぐり会いは再び next generation」のネタバレあり登場人物紹介後編です。シリーズ3作全てに登場するユリウス(天寿光希)やレオニード(音波みのり)、第2作のセルフパロディになっているパン泥棒たちなど、サブキャラクターに
星組「めぐり会いは再び」復習用ネタバレあり登場人物&キャスト紹介①
2022年の星組公演『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』は、2011年、2012年に続く「めぐり会いは再び」シリーズの第3作という位置づけで物語が描かれています。第3作だけで
星組「めぐり会いは再び」全3作のあらすじ・登場人物や歴代キャストなどを総まとめ
2022年に礼真琴・舞空瞳のトップコンビで上演される星組公演『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』は、同じく星組で2011年、2012年に柚希礼音・夢咲ねねのトップコンビで上演
next to normal両チーム観劇比較感想~これぞダブルキャストの醍醐味
ミュージカル『ネクスト・トゥ・ノーマル』を観劇してきました。この公演は、安蘭けい主演のAチーム、望海風斗主演のNチームという2チーム制で、全員チーム固定のダブルキャストで上演されています。私は9年前の日本初演も観ていて、今回も両チームとも観
暁千星主演「ブエノスアイレスの風」あらすじと月組初演・星組再演の過去キャスト比較
月組の暁千星主演で「ブエノスアイレスの風-光と影の狭間を吹き抜けてゆく…-」が2022年に再演されます。この作品は1998年に月組・紫吹淳主演で初演され、一部キャストを変えて1999年月組で続演、2008年に星組・柚希礼音主演で再び上演され
星組で再演・宝塚版「モンテ・クリスト伯」の登場人物と宙組初演キャスト
星組全国ツアー公演で「モンテ・クリスト伯」の上演が発表されました。2013年宙組で凰稀かなめ・実咲凛音トップコンビで初演された作品を、礼真琴・舞空瞳トップコンビが再演することになります。宙組の「モンテ・クリスト伯」を初演当時何度も観ましたが
「ザ・ジェントル・ライアー」3つのゲームを考察③アーサー(瀬央ゆりあ)とガートルード(小桜ほのか)
星組公演「ザ・ジェントル・ライアー」において、ストーリーの主題部分を担っているのが、アーサー(瀬央ゆりあ)とガートルード(小桜ほのか)の会話です。物語の最後に登場するアーサーとガートルードの「ゲーム」は、これまで拠り所にしてきた自分の殻を破
「ザ・ジェントル・ライアー」3つのゲームを考察②アーサー(瀬央ゆりあ)VSローラ(紫りら)
星組公演「ザ・ジェントル・ライアー」では、原作よりもアーサー(瀬央ゆりあ)とローラ(紫りら)の関係が大きく描かれています。アーサーもローラも「嘘つき」なので、2人の会話のどこまでが本音でどこからが嘘なのか、表情や声色などのニュアンスも含めて
「ザ・ジェントル・ライアー」3つのゲームを考察①ロバート(綺城ひか理)VSローラ(紫りら)
星組公演「ザ・ジェントル・ライアー」では、「英国的、紳士と淑女のゲーム」という副題の通り、男女の駆け引きや人間模様をゲームに例えて描いています。その中でもストーリー展開の軸となる大きなゲームが3つあります。1.ロバート(綺城ひか理)VS ロ
星組「ザ・ジェントル・ライアー」初日感想Part2 キャスト別の役どころなど
星組公演『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』について、各キャストの役どころや印象についてもまとめてみました。個人的には主役のアーサー(瀬央ゆりあ)は結構原作と印象が変わっている一方で、ロバート(綺城ひか理)やガートル
星組「ザ・ジェントル・ライアー」初日感想Part.1 原作との違いなど
星組公演『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』の初日の幕が開きました。宝塚バウホールでの公演が全日程公演中止となってしまったので、約20日遅れでの初日となりました。幸運にも初日の公演を観劇することができたので、早速感想
永久輝せあ主演「冬霞の巴里」よりギリシア悲劇「オレステイア」あらすじと配役を予習
宝塚花組で永久輝せあ主演の「冬霞の巴里(ふゆがすみのパリ)」が上演されます。「龍の宮物語」でデビューした指田珠子先生作・演出の第2作目ということで、個人的にも注目度の高い作品になりそうだなと。「冬霞の巴里」は19世紀末のパリが舞台の作品ですが、ギリシア悲劇の「オレステイア」がモチーフに使われるとのことなので、そのあらすじを簡単に予習してみました。
宝塚星組の礼真琴・舞空瞳主演で「王家に捧ぐ歌」が7年振りに再演されます。ヴェルディのオペラ「アイーダ」を基にした作品で、あらすじは基本的にオペラと同じですが、「王家に捧ぐ歌」の楽曲は全て宝塚オリジナルとなっています。2022年星組御園座公演
星組「ザ・ジェントル・ライアー」配役と各キャストの原作でのキャラクターまとめ
星組公演『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』の配役が発表されました。ほとんどがオスカー・ワイルドの原作「An ideal husband(理想の夫)」に名前のある人物なので、戯曲に忠実な作りになるのかな?という印象で
「プロミセスプロミセス」シェルドレイク(和希そら)の不倫隠ぺい術が完璧過ぎるという話
宙組公演「プロミセス、プロミセス」で和希そらが演じた人事部長シェルドレイクは、フラン(天彩峰里)をはじめ社内の女性と不倫を繰り返してきた悪い男です。なぜ奥さんにバレないのか?と思ってしまいますが、「プロミセス、プロミセス」劇中で明かされるシ
「プロミセスプロミセス」チャック(芹香斗亜)的ニューヨーク小ネタ集
宙組公演「プロミセス、プロミセス」は1960年代のニューヨークが舞台ということで、元在住者としてはニヤリとしてしまうポイントも多くありました。チャック(芹香斗亜)のアパートやシェルドレイク(和希そら)がフラン(天彩峰里)に渡した100ドルなど、作品にまつわる小ネタをまとめておきたいと思います。
星組新人公演「柳生忍法帖」の偏った感想と本公演とのトーンの違い
星組「柳生忍法帖」新人公演をライブ配信で観ました。全体としてお芝居が上手く高いレベルでまとまっていた新人公演だったなという印象です。また、新人公演を見ることで、改めて「柳生忍法帖」という話の構造や、本公演で演じているメンバーの役作りの意図が見えた部分もあり、その辺りも含めて感想を書いてみました。
宝塚星組「ザ・ジェントル・ライアー」の原作「理想の夫」結末までのネタバレあらすじ
瀬央ゆりあ主演で上演予定の宝塚星組公演『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』。この原作となるオスカー・ワイルドの戯曲「An ideal husband(理想の夫)」のあらすじを、完全ネタバレありで結末までまとめてみました。宝塚版「ザ・ジェントル・ライアー」では、主役がロバートではなくアーサー(瀬央ゆりあ)になるので、ストーリーの改変なども入ると思われます。あくまで原作「理想の夫」のあらすじということでご理解ください。
宝塚星組「柳生忍法帖」の腹落ち度が高まる?歴史背景の予備知識
宝塚星組公演「柳生忍法帖」を観劇して、舞台となっている歴史背景を自分の中でもう少し整理していけば、ストーリー展開の腹落ち感が高まったな、と感じた部分もあったので、柳生忍法帖の時代背景や1度ではパッと理解しにくい用語などをいくつか整理してみました。
宝塚宙組「プロミセス・プロミセス」キャストとミュージカル曲予習用動画まとめ
宙組芹香斗亜主演で上演されるブロードウェイ・ミュージカル「プロミセス・プロミセス」。1回だけの観劇予定なので、どの程度予習していくか悩んだのですが、せっかくなので楽曲は耳に馴染ませてから行こうかなと思い、英語版の歌詞で聴ける動画をまとめてお
2021年11月1日に宝塚大劇場にて星組公演「柳生忍法帖」「モア―・ダンディズム!」後に「愛月ひかるサヨナラショー」が開催されました。ライブ配信の記憶があるうちに、「愛月ひかるサヨナラショー」のセットリストなどを取り急ぎまとめました。「幸せ
宙組で再演「バロンの末裔」あらすじと登場人物・月組初演とのキャスト比較
宙組全国ツアー公演で再演される「バロンの末裔」の配役が発表されました。先日改めて月組初演版「バロンの末裔」を見てみましたが、ストーリーも各キャラクターもしっかりしていて、良い作品だなと。今回25年振りに宙組で再演されるということで、「バロン
やはり秀作!宝塚花組「月の燈影」あらすじとキャストなどを改めて
2002年に彩吹真央・蘭寿とむW主演で上演された宝塚花組『月の燈影(ほかげ)』。江戸時代後期を舞台にした日本物ですが、個人的に宝塚の江戸物の中で未だに一番好きな作品です。毎年夏になると『月の燈影』の季節だなぁと思い出してはいたんですが、数年
「龍の宮物語」で描かれる世界は、昔話の浦島太郎と同様に、地上と龍の宮で時間の流れる速さが大きく違うことが重要なポイントになっています。物語自体はそんなに複雑な構造ではないと思うのですが、龍の宮と地上を行き来する人物が2人(清彦・瀬央ゆりあと
礼真琴コンサート「VERDAD!!」第2幕セットリスト&衣装などまとめ
宝塚星組公演「VERDAD!!」のやたら詳しいセトリ、第2幕です。ザ・宝塚な1幕とガラリと変わり、第2幕は「宝塚の男役」の枠を取り払った、エンターテイナー礼真琴を魅せるステージ、という構成でした。
瀬央ゆりあ主演「ザ・ジェントル・ライアー」の登場人物を原作「理想の夫」からピックアップ
宝塚星組・瀬央ゆりあ主演でミュージカル・コメディ『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』の上演が発表されました。オスカー・ワイルドの戯曲「An ideal husband(理想の夫)」が原作とのことで、早速原文を読んでみ
ミュージカル「ジェイミー 」を観劇してきました。日本で宝塚以外のミュージカルを観るのもかなり久しぶりで、「ジェイミー」の作品についても殆ど予備知識の無い状態で見に行ったので、さらっとした感想ですが備忘録用に。観劇日のキャストはこちら一言で総
2022年2月に星組で「王家に捧ぐ歌」の再演が発表されましたね!「王家に捧ぐ歌」は星組での初演(2003年大劇場と2005年中日劇場での再演)、宙組での2015年の再演・2016年博多座公演、更に安蘭けい主演の外部版「アイーダ」と全て観てい
宝塚星組「VERDAD!!」第1幕セットリスト&衣装などまとめ
宝塚星組舞浜アンフィシアター公演「VERDAD!!-真実の音-」は星組トップスター礼真琴・初のコンサートでした。VERDAD!!のセトリ自体は公演プログラムに全て載っているのですが、数回観に行った記憶の備忘録用に、出番や衣装・個人的な見どこ
「龍の宮物語」山彦(天華えま)の人生を考えると泣けるという話
「龍の宮物語」で冒頭から「何か知っている感」を見せる清彦(瀬央ゆりあ)の親友、山彦(天華えま)について、後編では山彦視点で彼の人生を時系列で追ってみたいと思います。山彦がなぜ最後に号泣しているのか、時系列で追ってみると納得しかない!と感じました。
「龍の宮物語」山彦・天華えまの正体と清彦・瀬央ゆりあとの関係
「龍の宮物語」を紐解く上でかなり重要な登場人物、天華えま演じる「山彦」の正体と清彦(瀬央ゆりあ)との関係について勝手な考察を深掘りしまくってまとめてみたいと思います。
「龍の宮物語」の結末を考察~玉手箱を開けた清彦はどうなった?
宝塚星組公演「龍の宮物語」の結末考察、後編です。前編はこちらもし清彦が龍の宮に戻らず地上で玉手箱を開けていたら?玉姫(有沙瞳)に再会した清彦(瀬央ゆりあ)は、「玉手箱を開ければ玉姫から解放されるかもしれないと思ったが、二度と出会えないと思う
瀬央ゆりあ主演「龍の宮物語」の結末を考察~玉手箱は何を意味するのか?
「龍の宮物語」で重要な小道具として出てくる玉櫛笥(たまくしげ)の効力や主人公・清彦の行く末について、指田先生は敢えて観る側の想像の余地を残した作りにしているのかな?という気もするので、私なりの考察と解釈をしてみたいと思います。
宝塚星組「龍の宮物語」キャスト・配役をざっくり解説・整理してみる
2019年に宝塚バウホールで上演された、星組・瀬央ゆりあ主演の「龍の宮物語」。指田珠子先生のデビュー作ですが、なんとも言えない雰囲気と余韻を持つ秀作でした。龍の宮物語の内容については改めて散々語るとして、これから映像で見る、またはどんなだっ
「宝塚ミュージカル雑食観劇帖」を覗いていただきありがとうございます。ブログ主の紺(こん)と申します。このブログでは、私が小さい頃から観続けている宝塚歌劇を中心に、海外で観劇したミュージカルや舞台関連の情報や感想などを備忘録として残していきた
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2025年8月、宝塚雪組御園座公演で「パリのアメリカ人」が上演されます。この作品は1928年に発表されたガーシュインの交響曲から始まり、1951年のジーン・ケリー主演ミュージカル映画をベースに、2014年にパリでミュージカルとして初演。日本
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2024年9月22日宝塚大劇場にて星組公演「記憶にございません!」「Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)」の後に「舞空瞳サヨナラショー」が開催されました。ライブ配信の記憶が鮮明なうちに「舞空瞳サヨナ
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専科の瀬央ゆりあと花組メンバーで宝塚巴里祭2024が開催されます。宝塚巴里祭は2019年以来久しぶりの開催になるので、巴里祭とは?とイメージがわかない方もいるかもしれません。そこで過去の宝塚巴里祭のセットリストから、よく歌われている楽曲をラ
星組礼真琴主演でミュージカル『BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)』が上演されます。この作品は2013年初演のブロードウェイミュージカルで、2017年・2019年に日本でも川平慈英主演で上演されています。早速あらすじや楽曲を予習してみまし
星組・暁千星主演で『夜明けの光芒』が上演されます。これはチャールズ・ディケンズの小説「大いなる遺産」が原作となります。原作を読んでみましたが、主人公ピップの思索と成長物語の中に様々な登場人物が絡み合い、実はこれとこれが繋がっていたのか!とい
『カムフロムアウェイ』日本初演が開幕しました!このキャスト陣で上演されると発表された時からとても楽しみにしていて、早速観劇してきたのですが、感想を一言で表すなら「永遠に目が足りない」たぶん何度見ても全ては見切れない位に濃い舞台でした。改めて
2024年雪組全国ツアー公演で「仮面のロマネスク」が7年ぶりに再演されます。18世紀フランスの作家・ラクロの小説『危険な関係』を元に、柴田侑宏先生が1830年王政復古のパリに舞台を移して描いた作品で、1997年の初演以来4度目の再演となりま
水美舞斗、瀬央ゆりあ外部出演の舞台「HiGH&LOW THE 戦国」の公演期間も残りわずかとなり、日々劇中のお芝居も密度を増していっていることを実感します。今回の「ハイロー」では3つの国それぞれの「リーダー×相方」2人がメインキャラクターと
水美舞斗、瀬央ゆりあが外部出演する舞台「HiGH&LOW THE 戦国」の幕が開きました。早速観劇しましたが、芝居と殺陣だけでなく、歌も踊りも何でもありの総合エンターテインメントという感じで、普段見慣れているミュージカルとは色々異なるところ
星組「ME AND MY GIRL」が2023年10月、博多座で上演されます。ミーアンドマイガールは1930年代のロンドンを舞台にしたミュージカルで、宝塚歌劇でも何度も再演されてきた作品です。1987年の宝塚初演以来、長らく月組だけで上演さ
専科の瀬央ゆりあと花組メンバーで宝塚巴里祭2024が開催されます。宝塚巴里祭は2019年以来久しぶりの開催になるので、巴里祭とは?とイメージがわかない方もいるかもしれません。そこで過去の宝塚巴里祭のセットリストから、よく歌われている楽曲をラ
星組礼真琴主演でミュージカル『BIG FISH(ビッグ・フィッシュ)』が上演されます。この作品は2013年初演のブロードウェイミュージカルで、2017年・2019年に日本でも川平慈英主演で上演されています。早速あらすじや楽曲を予習してみまし
星組・暁千星主演で『夜明けの光芒』が上演されます。これはチャールズ・ディケンズの小説「大いなる遺産」が原作となります。原作を読んでみましたが、主人公ピップの思索と成長物語の中に様々な登場人物が絡み合い、実はこれとこれが繋がっていたのか!とい
『カムフロムアウェイ』日本初演が開幕しました!このキャスト陣で上演されると発表された時からとても楽しみにしていて、早速観劇してきたのですが、感想を一言で表すなら「永遠に目が足りない」たぶん何度見ても全ては見切れない位に濃い舞台でした。改めて
2024年雪組全国ツアー公演で「仮面のロマネスク」が7年ぶりに再演されます。18世紀フランスの作家・ラクロの小説『危険な関係』を元に、柴田侑宏先生が1830年王政復古のパリに舞台を移して描いた作品で、1997年の初演以来4度目の再演となりま
水美舞斗、瀬央ゆりあ外部出演の舞台「HiGH&LOW THE 戦国」の公演期間も残りわずかとなり、日々劇中のお芝居も密度を増していっていることを実感します。今回の「ハイロー」では3つの国それぞれの「リーダー×相方」2人がメインキャラクターと
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